JP2542113B2 - 引戸装置 - Google Patents

引戸装置

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JP2542113B2
JP2542113B2 JP2213745A JP21374590A JP2542113B2 JP 2542113 B2 JP2542113 B2 JP 2542113B2 JP 2213745 A JP2213745 A JP 2213745A JP 21374590 A JP21374590 A JP 21374590A JP 2542113 B2 JP2542113 B2 JP 2542113B2
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正人 横田
幸雄 魚住
六郎 安藤
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KOTSU SHISUTEMU KIKAKU KK
NARITA SEISAKUSHO KK
Kawasaki Motors Ltd
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KOTSU SHISUTEMU KIKAKU KK
NARITA SEISAKUSHO KK
Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の建築物や乗り物等に使用される引戸
に関するものである。
〔従来の技術〕 動力手段によって開閉される引戸としては、実開平2
−53478号公報記載の技術が知られている。
この技術は、左右にスライドして開閉する引戸の上方
に、スライド方向に沿ってネジ軸を設けると共に、この
ネジ軸に螺合する雌ネジ体を引戸に設け、このネジ軸に
動力手段としてのモータを接続して構成している。
しかし、この構成は一枚の引戸を開閉するもので、本
発明が対象とする複数の引戸を左右に開閉する引戸とす
るには、対称的にもう一つの引戸装置を設ける必要があ
り、モータ等を2つ必要とするのでコストダウンの要請
に反する。
また、両側の引戸は同期されていないので、各引戸の
動作にズレが生じ易くなる等の問題がある。
また、単一の動力手段で複数の引戸を同期的に連動さ
せるものとして、第5図に示す機構も知られている。
同図において、1は右側の引戸、2は左側の引戸を示
し、各引戸1,2は、両側に設けた車輪3により、建物に
固定されたガイドレール4に懸架されている。
なお、出入口は図示しないが、引戸1,2とほぼ同大き
さのものが引戸1,2の裏側に形成されている。
また、引戸1,2の上側には、スライド方向に沿ったベ
ルト5が両側の従動ホイール6,6間に設けられ、引戸1
の腕7がベルト5の上側と結合し、引戸2の腕8がベル
ト5の下側と結合している。
そして、ベルト5内には動力手段としての空気シリン
ダ9があり、そのピストンロッド9aの先端は前述の腕7
と結合している。
空気シリンダ9が圧縮空気によりピストンロッド9aを
第5図の状態から矢印に示す方向に延ばすと、腕7を介
して引戸1を右方に開く。
ピストンロッド9aの上記の移動は、同時にベルト5を
回動するので、腕8は腕7と反対方向の矢印方向に移動
し、腕8に固定された引戸2は、引戸1と同期して左方
に開く。
引戸1,2を閉めるときには、上記の逆方向の動作を行
えばよい。
また、別の従来例として、第6図に記載のものがあ
り、前述の空気シリンダ9の代わりに歯車装置付きモー
タ10を設け、該モータ10に駆動ホイール11と従動ホイー
ル6との間に掛けられたベルト5を駆動するものであ
る。
モータ10が回転すると、ベルト5が回動し、引戸1,2
を同時に開閉する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記技術にあっては、同期的に連動される機
構が複雑になり、保守の手数,信頼性の保持にも欠ける
問題がある。
本発明は、上記の従来技術における問題を解決するた
めに、単一の動力手段であって、しかも、簡単な機構で
同期的に駆動ができる引戸装置を提供することを第一の
目的とし、併せて、構造が簡単で安価に製作できる引戸
装置とすることを第二の目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の引戸装置は、 ネジが刻設され、単一の動力手段により回転駆動され
る駆動軸と、該駆動軸のネジに螺合する雌ねじを有する
被駆動子と、該被駆動子に連結され前記駆動軸の回転に
より左右反対方向に開閉する二枚の引戸とを備えた引戸
装置において、 前記駆動軸を構造体に回動可能に支持し、前記引戸の
一側を前記被駆動子により懸吊し、前記引戸の他側を、
前記駆動軸に嵌合し前記駆動軸の回転,停止に係わりな
くスライド可能な戸吊り軸受により懸吊する構成とす
る。
前記駆動軸は、前記単一の動力手段の一側に連結され
る右ネジの駆動軸と、前記単一の動力手段の他側に連結
される左ネジの駆動軸とすることができる。
或いは、カップリングの両側に連結される右ネジの駆
動軸と左ネジの駆動軸とにより構成され、前記単一の動
力手段を前記右ネジの駆動軸と左ネジの駆動軸とのうち
の何れか一方に連結する構成とすることができる。
或いは、同一方向のネジを有する2本の駆動軸とによ
って構成され、該2本の駆動軸のうち一方は前記単一の
動力手段に連結され、他方は反転装置を介して前記単一
の動力手段に連結される構成とすることができる。
〔作用〕
一つの動力手段によって、二つの駆動軸が同期して駆
動され、両引戸は、それぞれの駆動軸に螺合する被駆動
子により相互に反対方向に駆動され、駆動軸に沿ってス
ライド可能な戸吊り軸受により、反対方向にスライドす
る。
これによって、両引戸が同期的に連動して開閉する。
両引戸は、駆動軸に螺合する雌ネジと、駆動軸に沿っ
てスライド可能な戸吊り軸受により懸吊され、駆動軸は
構造体に回動可能に支持されているので、従来の引戸装
置にみられるようなガイドレールと、ガイドレール上を
走行する引戸の車輪が不要になる。
〔実施例〕
本発明の実施例について、図面を参照しながら説明す
ると、第1図は本発明の第一実施例を示す正面図であ
り、第1図において、引戸1,2の上部には壁に固定され
るモータから成る動力手段12と、右ネジが刻設され動力
手段12の右側に連結される駆動軸13と、左ネジが刻設さ
れ動力手段12の左側に連結される駆動軸14と、壁に固定
され、それぞれ駆動軸13,14を支承する軸受15が設けら
れる。
右側の引戸1には、駆動軸13に螺合する雌ネジを有
し、引戸1を懸吊する被駆動子16と、駆動軸13に沿って
スライド可能に設けられ、引戸1を懸吊する吊り軸受23
が設けられる。
左側の引戸2には、駆動軸14に螺合する雌ネジを有
し、引戸2を懸吊する被駆動子16と、駆動軸14に沿って
スライド可能に設けられ、引戸2を懸吊する吊り軸受23
が設けられる。
動力手段12は電動機から成り、正転及び逆転が可能で
あり、この動力手段12の回転によって、左右の駆動軸1
3,14は同期して同一方向に回転し、左右の駆動軸13,14
によって相互に反対方向に駆動力を受ける引戸1,2は、
スライド可能な戸吊り軸受23に支持されながら反対方向
に移動して、同時に開き、或いは同時に閉まる。
この第一実施例においては、動力手段12と駆動軸13,1
4を結合するための歯車装置は不要であり、図5及び図
6に見られるようなガイドレール4が不要であるので、
引戸装置全体の構造が簡単になる利点がある。
第2図は、本発明の第二実施例の引戸装置を示す正面
図であり、左右の駆動軸13,14をカップリング18によっ
て接続し、駆動軸13の右側に動力手段12を設けた構成と
している。
壁には駆動軸14の端部を支承する軸受15が設けられ、
引戸1,2にはそれぞれ被駆動子16と戸吊り軸受23が設け
られることは第一実施例と同様である。
左右の駆動軸13,14は、カップリング18を介在させる
ことなく一体的に形成してもよい。
この第二実施例の作用及び効果については第一実施例
と同様である。
第3図は、本発明の第三実施例の引戸装置を示す正面
図であり、左右両ネジの駆動軸を使用しないで、代わり
の右ネジの二本の駆動軸19,19′を使用した実施例であ
る。
左側の駆動軸19′は、カップリング18を介して延長軸
20に結合され、右側の駆動軸19と共に、反転装置21を経
て動力手段12に接続される。
この反転装置21は、例えば、相互に噛み合う一対の歯
車に出力軸を設けた歯車機構とし、相互に反対方向に回
転する二つの出力軸に左右の駆動軸19,19′を結合す
る。
右側の引戸1の被駆動子16は、第1図のものと同じで
あり、左側の引戸2に取付けられる被駆動子16′は被駆
動子16とは長さが相違するだけであり、右側の引戸1の
戸吊り軸受23は、第1図のものと同じであり、左側の引
戸2に取付けられる戸吊り軸受23′は、戸吊り軸受23と
は長さが相違するだけである。
動力手段12の回転により左右の駆動軸19,19′は相互
に逆方向に回転し、引戸1,2が開閉すること、及び引戸
装置の作用,効果は第一実施例と同様である。
第4図は、本発明の第四実施例の引戸装置を示す正面
図であり、第三実施例と同じ駆動軸19,19′の中間に動
力手段12を設け、右側の駆動軸19を動力手段12の右側に
直接に接続し、左側の駆動軸19′を反転装置22を介して
動力手段12の左側と接続したものである。
引戸1,2にそれぞれ取付けられる被駆動子16及び戸吊
り軸受23については第一実施例と同様である。
この第四実施例はカップリング18が不要になる点で第
三実施例よりも簡単な構成となる。
第四実施例の作用,効果は第一実施例と同様である。
〔発明の効果〕
本発明は、以上述べたように構成されているので、下
記に示すような効果を奏する。
(1)一つの動力手段により複数の駆動軸を回転するこ
とにより、複数の引戸を同期して開閉することができ
る。
(2)従来例の引戸装置では、引戸の幅寸法に引戸の開
閉ストロークをプラスした長さに相当する長いガイドレ
ールが必要であったが、引戸に戸吊り軸受を設けること
によりガイドレールが不要になり、引戸装置全体の構造
が簡単になりコンパクトになった。
(3)上記(1)及び(2)により引戸装置全体の構造
が簡単になり、被駆動子と吊り軸受が引戸を懸吊するの
で、従来例に見られるようなガイドレールとガイドレー
ルを走行する車輪が不要になり、製造費の削減や、保守
の手数の減少や、故障の減少による信頼性の向上等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の引戸装置の第一実施例を示す正面図、 第2図は本発明の引戸装置の第二実施例を示す正面図、 第3図は本発明の引戸装置の第三実施例を示す正面図、 第4図は本発明の引戸装置の第四実施例を示す正面図、 第5図は引戸装置の従来例を示す正面図、 第6図は引戸装置の他の従来例を示す正面図である。 1,2……引戸、4……ガイドレール、12……動力手段、1
3,14,19,19′……駆動軸、16,16′……被駆動子、23,2
3′……戸吊り軸受、21,22……反転装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 昌好 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番 18号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 横田 正人 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番 18号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 魚住 幸雄 兵庫県神戸市垂水区天の下町12番9号 (72)発明者 安藤 六郎 愛知県名古屋市瑞穂区田光町1丁目12番 地 株式会社成田製作所内 (56)参考文献 特開 昭48−32349(JP,A) 特公 昭42−18800(JP,B1) 実公 昭41−21573(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジが刻設され、単一の動力手段により回
    転駆動される駆動軸と、該駆動軸のネジに螺合する雌ね
    じを有する被駆動子と、該被駆動子に連結され前記駆動
    軸の回転により左右反対方向に開閉する二枚の引戸とを
    備えた引戸装置において、 前記駆動軸を構造体に回動可能に支持し、前記引戸の一
    側を前記被駆動子により懸吊し、前記引戸の他側を前記
    駆動軸に嵌合し、前記駆動軸の回転,停止に係わりなく
    スライド可能な戸吊り軸受により懸吊することを特徴と
    する引戸装置。
  2. 【請求項2】前記駆動軸は、前記単一の動力手段の一側
    に連結される右ネジの駆動軸と、前記単一の動力手段の
    他側に連結される左ネジの駆動軸とにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の引戸装置。
  3. 【請求項3】前記駆動軸は、カップリングの両側に連結
    される右ネジの駆動軸と左ネジの駆動軸とにより構成さ
    れ、前記単一の動力手段は前記右ネジの駆動軸と左ネジ
    の駆動軸とのうちの何れか一方に連結されることを特徴
    とする請求項1記載の引戸装置。
  4. 【請求項4】前記駆動軸は、同一方向のネジを有する2
    本の駆動軸とによって構成され、該2本の駆動軸のうち
    一方は前記単一の動力手段に連結され、他方は反転装置
    を介して前記単一の動力手段に連結されることを特徴と
    する請求項1記載の引戸装置。
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