JP2542099B2 - 商品宅配方法 - Google Patents

商品宅配方法

Info

Publication number
JP2542099B2
JP2542099B2 JP2522690A JP2522690A JP2542099B2 JP 2542099 B2 JP2542099 B2 JP 2542099B2 JP 2522690 A JP2522690 A JP 2522690A JP 2522690 A JP2522690 A JP 2522690A JP 2542099 B2 JP2542099 B2 JP 2542099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
card
key
delivery
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2522690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03230295A (ja
Inventor
敏之 鈴木
達志 小林
慎一郎 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2522690A priority Critical patent/JP2542099B2/ja
Publication of JPH03230295A publication Critical patent/JPH03230295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542099B2 publication Critical patent/JP2542099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加入者が発注する商品に関する発注データ
に基づき商品を宅配する商品宅配方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、生活協同組合(生協)や農業共同組合(農協)
等では、複数の加入者(ユーザ)で構成する各ユーザグ
ループが一括して発注した商品をグループ単位で配達す
る商品販売方式を採用している。
すなわち、各ユーザが商品販売業者である生協や農協
に対して所望の商品をグループ単位で発注すると、商品
販売業者は各ユーザグループ毎に定期的に一括して商品
を配達する。一方、各ユーザグループには、選任された
グループ長がいて、各ユーザグループのユーザの発注を
まとめたり、各ユーザへの連絡や発注した商品の引き渡
し等を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した販売方式では、ユーザが不在でもグループ長
さえ居れば商品の発注及び納品を行うことができる等の
有利な点があるが、その反面、発注した商品が一括して
配達されるため、他のユーザの発注した商品を誤って引
き取ったり、他のユーザに自分の購入商品が見られるた
め、プライバシーが守れない等の対人関係や商品取引上
の問題を生じていた。
また、選任されたグループ長はグループに加入してい
る複数のユーザの発注した商品についての管理を行わな
ければならないので、その仕事量が多く負担が大きいと
いう問題もある。
よって本発明は、ユーザが不在でも個人単位で商品の
発注、商品の引き取りを可能にする商品宅配方法を提供
することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成された商品宅
配システムは、第1図(a)の基本構成図に示す如く、
宅配する商品を収納するための商品収納箱13を各ユーザ
宅に配置し、データが読み出し自在に書き込まれるユー
ザ用記憶媒体11と、ユーザが発注する商品についての発
注データを入力するための例えばキー入力部からなる発
注データ入力手段122、該発注データ入力手段により入
力した発注データを記憶する例えばRAMからなる記憶手
段12a−1、及び抜き取り自在に挿入された前記ユーザ
用記憶媒体に前記記憶手段に記憶している発注データを
書き込む例えばCPUからなる書き込み手段S143を有する
ユーザ用機器12とを各ユーザに所持させ、前記発注デー
タを収集して記憶する例えばRAMからなる収集記憶手段3
2a−1を有する配送員用機器32を、商品を宅配する宅配
業者の各配送員に所持させ、発注データが書き込まれた
前記ユーザ用記憶媒体をユーザに前記商品収納箱に収納
させ、前記商品収納箱に収納されている前記ユーザ用記
憶媒体を配送員に取り出させ、該取り出したユーザ用記
憶媒体に記憶されている発注データを前記配送員用機器
に読み込ませ前記収集記憶手段に収集させた後、前記ユ
ーザ用記憶媒体を前記商品収納箱に再収納させて商品の
発注を受けさせるようにしたことを特徴としている。
上記課題を解決するため本発明により成された商品宅
配方法はまた、第1図(b)の基本構成図に示す如く、
宅配される商品を収納するための商品収納箱13を各ユー
ザ宅に配置し、ユーザが発注する商品についての発注デ
ータを入力するための例えばキー入力部からなる発注デ
ータ入力手段122と、該発注データ入力手段により入力
した発注データを記憶する例えばRAMからなる記憶手段1
2a−1とを有するユーザ用機器12を各ユーザに所持さ
せ、前記発注データを収集して記憶する収集記憶手段を
有する配送員用機器32を、商品を宅配する宅配業者の各
配送員に所持させ、前記ユーザ用機器をユーザに前記商
品収納箱に収納させ、前記商品収納箱に収納されている
前記ユーザ用機器を配送員に取り出させ、該取り出した
ユーザ用機器の前記記憶手段に記憶されている発注デー
タを前記配送員用機器に読み込ませ前記収集記憶手段に
収集させた後、前記ユーザ用機器を前記商品収納箱に再
収納させて商品の発注を受けさせるようにしたことを特
徴としている。
〔作 用〕
上記構成において、ユーザはユーザ用機器12の発注デ
ータ入力手段122によって発注する商品についての発注
データを入力し、これをユーザ用機器の記憶手段12a−
1に記憶させ、更にこの記憶手段12aに記憶している発
注データを書き込み手段S143によってユーザ用記憶媒体
11に書き込み、このユーザ用記憶媒体11を宅配される商
品を収納する商品収納箱13に収納しておく。
一方、宅配業者の配送員は、商品収納箱13に収納され
ているユーザ用記憶媒体11に記憶されている発注データ
を自分が所持する配送員用機器32に読み込ませてその収
集記憶手段32a−1に記憶させて注文の発注を受ける。
又は、上記構成において、ユーザはユーザ用機器12の
発注データ入力手段122によって発注する商品について
の発注データを入力し、これをユーザ用機器の記憶手段
12a−1に記憶させ、このユーザ用機器12を宅配される
商品を収納する商品収納箱13に収納しておく。
一方、宅配業者の配送員は、商品収納箱13に収納され
ているユーザ用機器12の記憶手段12a−1に記憶されて
いる発注データを自分が所持する配送員用機器32に読み
込ませてその収集記憶手段32a−1に記憶させて商品の
発注を受ける。
従って、配送員は配送員用機器32の記憶手段32a−1
に収集した発注データにより受けた商品の発注に基づい
てユーザ宅に商品を宅配し商品収納箱13に収納すること
でユーザが不在でも納品を行うことができる。しかも、
商品収納箱13にはユーザ用記憶媒体12a−1又はユーザ
用機器12が収納されるようになっているので、ユーザが
不在でもユーザ用記憶媒体12a−1又はユーザ用機器12
の記憶手段32a−1に記憶されている発注データを収集
することで次の商品の注文を受けることができ、納品が
あるときには納品のついでに受注も一緒に行うことがで
きるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1. システム構成及び機能 第2図は本発明による商品宅配方法を実施するシステ
ムの全体構成を示す図である。同図において、1は商品
宅配システムに加入しているユーザ、2はユーザ1から
発注された商品を宅配する農協などの宅配業者、3は宅
配業者2が使っている配達員である。
各ユーザ1宅には、ICメモリカードからなる各ユーザ
用のユーザカード11と、このユーザカード11に書き込ま
れているデータを読み取ったり、同ユーザカード11にデ
ータを書き込んだりするための発注電卓12が配られてい
る。また、ユーザ1宅の例えば軒下には、商品収納箱13
が設置されている。
上記発注電卓12は、ユーザカード11からのメニューの
読み込み、ユーザカードへの注文(発注データ)の書き
込みに使用され、商品を片仮名、英数字表示するように
なっている。商品収納箱13は、商品、チラシ、ユーザカ
ード11、予約明細書を収納するために使用され、ユーザ
1が所持するユーザキー14で扉を施解錠できるようにな
っている。
一方、宅配業者2のオフィスには、パソコンからなる
ホストコンピュータ21とこのホストコンピュータ21と接
続されたリーダ・ライタ(R/W)22とが設置されてい
る。ホストコンピュータ21はメニューデータの作成の
他、受注データの集計などを行うために使用される。R/
W22はホストコンピュータ21との通信を行い、配送員3
が所持するICメモリカードからなる配送カード31へのメ
ニューの書き込み、配送カード31からの受注データ、入
庫時刻の読み込み、ユーザカード11、配送カード31の初
期設定の他、ユーザカード11については書き込み回数の
チェックを行うためなどに使用される。
また、配送員3は上記配送カード31の他にハンディタ
ーミナル(H・T)32を所持する。H・T32は、配送カ
ード31からのメニューの読み込み、配送カード31への受
注データ、入庫時刻の書き込み、ユーザカード11へのメ
ニューの書き込み、ユーザカード11からの受注データの
読み込みの他、予約明細書の発行などを行う。なお、配
送員3は受け持ちのユーザ1宅の商品収納箱13を施解錠
するマスタキー33を所持する。
以上の構成のシステムの運用手順の概略を第3図を参
照して説明すると、先ず宅配業者2のオフィスでは、第
3図(a)に示すように、各配送員3から配送カード31
を受け取り、これをR/W22に挿入する。このことによ
り、配送カード31からの受注データ、入庫時刻などの読
み込みとホストコンピュータ21へのデータ伝送が行われ
る。その後新メニュー、ユーザ氏名などのブロック(配
送区域)別データがホストコンピュータ21からR/W22へ
送られ、これらが配送カード31に書き込まれる。上記R/
W22とホストコンピュータ21との間の通信終了後に配送
カード31をR/W22から取り出す。以上の作業が各配送員
毎に繰り返される。
次に配送員3は、第3図(b)に示すように、宅配業
者2のオフィスで注文品、カタログ、チラシ、H・T32
及び配送カード31を受け取り、受け取った配送カード31
をH・T32に挿入する。このことによって、H・T32内の
旧メニューが消去され、また配送カードから新メニュー
及び現メニューが読み込まれる。また、配送カード31か
らユーザ氏名、ユーザコードなどの管理データが読み込
まれる。その後配送カード31をH・T32より抜き取り、
配送を開始する。
そして配送員3はユーザ1宅に到着後、商品収納箱31
をマスタキー33で解錠する。そして扉を開いた後、前回
の図示しない通い箱(商品を入れておくためのもの)を
回収する。続いて商品収納箱13の中に注文品、カタロ
グ、チラシを収納する。その後商品収納箱13の中に保管
してあるユーザカード11をH・T32に挿入する。このユ
ーザカード11の挿入により、H・T32は入庫時刻を読み
込むとともに、ユーザカードからの受注データの読み込
み、ユーザカードの受注データ及び現メニューの消去、
ユーザカードへの新メニューの書き込み及び予約明細書
の発行を行う。その後配送員3はユーザカード11をH・
T32から抜き取り、商品収納箱13の中に予約明細書、ユ
ーザカード11を収納して扉を閉じ、マスタキー33で施錠
する。以上の作業を担当する全てのユーザについて繰り
返し行う。
宅配を終わったところで配送カード31をH・T32に挿
入すると、配送カード31への受注データ、入庫時刻など
の書き込みが行われる。宅配業者2のオフィスに到着
後、配送員3は通い箱、配送カード31を渡して1回の搬
送業務を終了する。
最後に、ユーザ1は、第3図(c)に示すように、帰
宅後商品収納箱13をユーザキー14で解錠する。そして扉
を開けて、注文品、カタログ、チラシ、予約明細書及び
ユーザカード11を取り出し、その後商品収納箱13を施錠
する。続いてユーザ宅内において、発注電卓12にユーザ
カード11を挿入し、カタログ、チラシを見ながら発注す
る。発注終了後、発注電卓12からユーザカード11を抜き
取る。次に商品収納箱13をユーザキー14で解錠して扉を
開けた後、通い箱、ユーザカード11を収納して扉を閉
じ、ユーザキー14で施錠することで発注作業を終了す
る。
2. 各部構成及び機能 次に、各部の構成及び機能の詳細を以下説明する。
<ホストコンピュータ21> 宅配業者2のオフィスに設置されるホストコンピュー
タ21は、周知のとおりCPUやRAM、ROMのメモリなどを備
えたデータ処理装置であり、メニューデータの作成の
他、R/W22に設けたインターフェース(IF)を介してR/W
22から配送カード31からのデータの読み出し、及び配送
カード31へのデータの書き込みなどを行う。また、商品
供給業者に対して受注データをプリントアウトしたり、
商品供給業者に設置されているコンピュータに対して上
記受注データを通信回線を介して伝送したりする。
<R/W22> 宅配業者2のオフィスに設置されているR/W22は、第
4図(a)に示すように、配送カード31を挿入するカー
ド挿入孔221、配送カード31をカード挿入孔221から排出
するイジェクトスイッチSW1、カード検出ランプL1、カ
ード通信ランプL2を有する。そしてその内部には、第4
図(b)に示すように、CPU222と、配送カード31にデー
タを書き込む書込み部223と、配送カード31からデータ
を読み出す読出し部224と、上記ランプL1及びL2の駆動
を制御する表示出力部225と、ホストコンピュータ21と
の間でデータの授受を行うインターフェース(IF)226
とを備える。
<H・T32> H・T32は、配送カード31及びユーザカード11を用い
てデータの授受を行い、かつユーザ1からの注文データ
を注文リストとしてプリントアウトするもので、第5図
(a)及び(b)に示すように、操作ガイダンス表示、
メニュー(品番、品名、単価)表示、時間表示、ユーザ
コード、ユーザ名表示、エラーメッセージ表示を行う表
示部321、キー入力部322及び注文リストを発行するプリ
ンタ部323からなっている。なお、324はカード挿入孔、
325は電池ケース、326はACアダプタ用電源ジャックであ
る。
上記キー入力部322は、0〜9の10個のテンキーと13
個の機能キーとを有する。この機能キーとしては、電源
オンを行う「ON」キー、電源オフを行う「OFF」キー、
未訪問宅及びメニューの確認に使用する「戻り」キー及
び「送り」キー、注文データを配送カードに書き込むた
めの「完了」キー、未訪問宅の確認に使用する「未訪
問」キー、時計の確認及び設定に使用する「時計」キ
ー、時間の訂正及び特殊機能の解除に使用する「訂正」
キー、ユーザカードとの伝送開始に使用する「受注」キ
ー、注文リストの再発行に使用する「印字」キー、メニ
ューの確認に使用する「メニュー」キー、配送カードデ
ータを読み込むための「新メニュー」キー、及びユーザ
コードを入力するときに使用する「コード」キーが設け
られている。
そしてその内部には、第6図に示すように、各種のデ
ータを書き換え可能に記憶するRAM32a−1、制御プログ
ラムなど固定情報を記憶するROM32a−2、カレンダ・時
計32a−3及びA/D変換器32a−4を有するCPU32aが内蔵
されている。このCPU32aはROM32a−2に格納されている
制御プログラムに従って動作する。このCPU32aには、制
御線、データバス、アドレスバス及びIF32bを介して表
示部321を構成する表示器32cとプリンタ部323を構成す
るプリンタユニット32dが接続されるとともに、制御
線、データバス、アドレスバス及びIF32eを介してカー
ド挿入孔324内のカードコネクタ32fの一部分に接続され
ている。また、CPU32aには、カードコネクタ32fの他の
部分がカード有無検出用IF32g、カードVccオン/オフ用
IF32h及びカード種別検出用IF32iを介して接続されてい
る。更に、CPU32aには、キー入力部322を構成するキー
スイッチ32jが接続されている。
なお、32kはH・T32の各部に電源を供給する電源回路
であるが、この電源回路32kが供給している電源電圧を
検出するため検出信号がCPU32aのA/D変換器32a−4に入
力されている。このA/D変換器32a−4には、カード種別
を検出するためカードコネクタ32fの1つの端子電圧もI
F32iを介して入力されるようになっている。
以上の構成によりH・T32としては、電源電圧検出機
能、配送カード電池電圧検出機能、リーダ・ライタ機
能、データバックアップ機能、訪問時刻記録機能、メニ
ュー閲覧機能、オートパワーオフ機能、カード端子接続
チェック機能などを有する。
上記電源電圧検出機能は、電池の電圧を検出して、動
作電圧以下になる前に警告メッセージを表示し、このメ
ッセージが表示され場合は、電源電圧復帰するまで動作
しないようにするためのものである。
上記配送カード電池電圧検出機能は、配送カードのメ
モリバックアップ用電池電圧を検出し、この電圧が所定
値以下の場合メッセージを表示してカードへのリードラ
イトを禁止するためのものである。
上記リーダ・ライタ機能は、配送カードの管理デー
タ、メニューデータのリード、ユーザカードの注文デー
タのリード、ユーザカードへの新メニューデータのライ
ト、配送カードへの全注文データのライトを行うための
ものである。
上記データバックアップ機能は、データ(メニューデ
ータ、注文データなど)と時計をバックアップするため
のものである。
上記訪問時刻記録機能は、ユーザカード挿入時に自動
記録し、ユーザカードが無い場合は、ユーザコード入力
時に自動記録するためのものである。
上記メニュー閲覧機能は、現メニューデータを表示部
に表示して確認可能にするためのものである。
上記オートパワーオフ機能は、所定時間キー入力や動
作をしていない場合に自動的に電源を切り、電源の復帰
は電源「ON」キー入力で行うためのものである。
上記カード端子接続チェック機能は、カードのアドレ
スとデータ端子の接続をデータのリード/ライトを行う
前にチェックするためのものである。
以上の構成及び機能を有するH・T32は以下のように
操作される。
H・T32の受注操作 H・T32の受注操作はメニュー読み込み(登録)、受
注及び受注データの書き込みによって行う。
メニュー読み込みの手順は以下のように行われる。
電源投入 電源投入のため「ON」キーを操作する。
a)電源電圧が不足している場合は、「バッテリチャー
ジヲシテクダサイ」という表示を行う。
b)電源電圧が十分ある場合は、後述する又はに進
む。
配送カード要求 a)メニューデータ及び管理データが更新されていない
場合は、「ハイソウカードヲイレテクダサイ」という表
示を行う。なお、メニューデータなどの更新有無の判断
は、注文データの配送カード書き込み有無により判断す
る。
b)メニューデータなどが更新されている場合、「カー
ドヲイレテクダサイ」という表示を行う。
カードセット 配送カードを挿入する。
配送カードの挿入が確認されると、「シンメニューキ
ーヲオシテクダサイ」という表示を行う。
メニューデータの読み込み 「新メニュー」キーを押すと、「メニューヨミコミチ
ュウ」という表示を行い、メニューデータの読み込みが
行われる。
読み込みが終了すると、「カタログ○○○○バンヨミ
コミシュウリョウ」という表示を例えば5秒の所定時間
行ってから「カードヲヌイテクダサイ」という表示を行
う。このとき、終了合図としてブザーが所定回数断続鳴
動する。
カードを抜くと、「カードヲイレテクダサイ」という
表示を行う。
受注の手順は以下のように行われる。
電源投入 電源投入のため「ON」キーを操作すると、「カードヲ
イレテクダサイ」という表示を行う。
カードセット ユーザカードを挿入すると、カードセットの確認に応
じて「ジュチュウキーヲオシテクダサイ」 受注 「受注」キーを押す。
ユーザカード挿入時に「受注」キーを押すと「ショリ
チュウ」という表示が行われ、その時刻の記録、受注デ
ータの読み込みが行われる。カードの現在メニューデー
タ、受注データが消去されて新メニューデータが書き込
まれる。更に、注文リストが印字される。
印字中にプリンタを停止させるには、例えば1秒「訂
正」キーを押せばよい。
注文リストの印字後、「ジュチュウシュウリョウ、カ
ードヲヌイテクダサイ」という表示が行われる。カード
を抜くと、「カードヲイレテクダサイ」という表示が行
われる。
一度受注したユーザカードを再度受注しようとした場
合は、データを取り込まずに「ジュチュウズミカードヲ
ヌイテクダサイ」という表示が行われる。
電源オフ 「OFF」キーを押す。なお、「OFF」キーを押さなくて
もオートパワーオフ機能により例えば2分間キー入力が
なければ電源オフする。
上記、及びの操作を繰り返して組合員の受注デ
ータを取り込む。
受注データの書き込みの手順は以下のように行われ
る。
電源投入 電源投入のため「ON」キーを操作すると、と同様な
表示が行われる。
カードセット 配送カードを挿入する。
受注データの書き込み 「完了」キーを押す。
a)予定訪問が終了している場合、「チュウモンカキコ
ミチュウ」という表示が行われ、データ書き込みされ
る。
b)予定訪問終了していない場合、「ミホウモンアリマ
ス」という表示が行われる。この時点では書き込みは行
われない。
「戻り」キー、「送り」キー入力で未訪問宅を確認す
ることができる。
受注を行う場合、配送カードを抜き取り上記を行
う。
c)未訪問宅を承知で上記b)の状態から注文データの
書き込みを行わせる場合、「完了」キーを押しながら
「訂正」キーを同時に例えば1秒間押すと、所定の「×
×××○○○○」という表示が行われデータの書き込み
が行われる。
書き込みが終了すると、「カキコミシュウリョウカー
ドヲヌイテクダサイ」という表示が行われる。このと
き、終了合図としてブザーが2回断続鳴動される。
電源オフ 「OFF」キーを押す。
「OFF」キーを押さなくてもオートパワーオフ機能に
より所定時間キー入力がなければ電源オフする。その
後、電源オンすると「ハイソウカードヲイレテクダサ
イ」という表示が行われる。
未訪問宅の確認操作 未訪問宅の確認操作は以下のようにして行う。
○未訪問宅の確認 「未訪問」キーを押す。
a)未訪問宅がない場合、「ホウモンシュウリョウ」と
いう表示が行われる。
b)未訪問がある場合、「××××××○○○○」のよ
うに、ユーザコード、ユーザ氏名が表示される。また、
「戻り」キー、「送り」キーで検索することができる。
○解除 「訂正」キーを押す。
未訪問宅確認機能が解除され、上記のように「カー
ドヲイレテクダサイ」という表示が行われる。
メニューの確認操作 メニューの確認操作は以下のようにして行う。
○メニューの確認(現メニュー) 「メニュー」キーを押す。
メニュー表示モードとなり、メニューが例えば「0001
ブタニク200g400」のような表示が行われる。
「戻り」キー、「送り」キーを押すことで、メニュー
をスクロールできる。また、4桁の品番入力で、その品
番のメニューを表示する。このとき入力した品番に該当
するメニュー品番がない場合、「ガイトウスルヒンバン
ガアリマセンテイセイシテクダサイ」という表示が行わ
れる。この表示が行われる場合、「訂正」キーを押すこ
とでこの表示が行われる前の状態に復帰する。
○解除 「訂正」キーを押す。
メニュー確認モードが解除される。
エラー表示 エラーが生じたとき以下のような動作が行われる。
○カード抜け メニュー読み込み中にカードが抜けた場合、ブザーが
例えば3秒間鳴動されるとともに「ハイソウカードヲイ
レテクダサイ」という表示が行われる。
受注中にユーザカードが抜けた場合及び受注データ書
き込み中に配送カードが抜けた場合、「カードヲイレテ
クダサイ」という表示が行われるとともにブザーが例え
ば3秒間鳴動される。
○チェックコードエラー チェックコードエラーとなった場合には、接続不良と
みなし「カードヲイレナオシテクダサイ」という表示が
行われるとともにブザーが例えば3秒間鳴動される。
○データエラー データエラーとなった場合には、「カードイジョウ」
という表示が行われるとともにブザーが例えば3秒間鳴
動される。
<発注電卓12> 発注電卓12は、ユーザカード11を経由してメニューの
中から品番を選定して発注を行うためのもので、第7図
(a)乃至(c)に示すように、操作ガイダンス表示、
メニュー(品番、品名、単価)表示、注文数・金額表
示、エラーメッセージ表示を行う表示部121及びキー入
力部122からなっている。なお、123はカード挿入孔、12
4は電池ケース、125はACアダプタ用電源ジャックであ
る。
上記キー入力部121は、0〜9の10個のテンキーと8
個の機能キーとを有する。この機能キーとしては、電源
オンを行う「電源入」キー、電源オフを行う「電源切」
キー、注文データの確認又は訂正に使用する「戻り」キ
ー及び「送り」キー、注文合計金額表示をさせるための
「合計」キー、注文を終了させる(ユーザカードに注文
データを書き込む)ための「終了」キー、表示中の発注
を取り消すための「訂正」キー、注文を確定させるため
の「注文入力」キーが設けられている。
そしてその内部には、第8図に示すように、各種のデ
ータを書き換え可能に記憶するRAM12a−1、制御プログ
ラムなど固定情報を記憶するROM12a−2及びA/D変換器1
2a−3を有するCPU12aが内蔵されている。このCPU12aは
ROM12a−2に格納されている制御プログラムに従って動
作する。このCPU12aには、制御線、データバス、アドレ
スバス及び1F12bを介して表示部121を構成する表示器12
cが接続されるとともに、制御線、データバス、アドレ
スバス及びIF12dを介してカード挿入孔123内のカードコ
ネクタ12eの一部分に接続されている。また、CPU12aに
は、カードコネクタ12eの他の部分がカード有無検出用I
F12f及びカードVccオン/オフ用IF12gを介して接続され
ている。更に、CPU12aには、キー入力部122を構成する
キースイッチ12hが接続されている。
なお、12iは発注電卓12の各部に電源を供給する電源
回路であるが、この電源回路12iが供給している電源電
圧を検出するため検出信号がCPU12aのA/D変換器12a−3
に入力されている。
以上の構成により発注電卓12としては、注文機能、電
源電圧検出機能、リーダーライター機能、カード端子接
続チェック機能、オートパワーオフ機能などを有する。
上記電源電圧検出機能は、電池の電圧を検出して、動
作電圧以下になる前に警告メッセージを表示し、このメ
ッセージが表示された場合は、電源電圧復帰するまで動
作しないようにするためのものである。
上記カード端子接続チェック機能は、カードのアドレ
スとデータ端子の接続をデータのリード/ライトを行う
前にチェックするためのものである。
上記リーダーライター機能は、ユーザカードのメニュ
ーデータのリード、ユーザカードへの注文データのライ
トを行うためのものである。
上記オートパワーオフ機能は、所定時間例えば10分間
キー入力や動作をしていない場合に自動的に電源を切る
ためのものである。
以上の構成の発注電卓12は以下のように操作される。
発注操作 発注操作は以下のように行われる。
電源投入 「電源入」キーを押す。
a)電源電圧が不足している場合は、「ACアダプタヲセ
ツゾクシテクダサイ」という表示が行われる。(動作電
圧に達しない場合未表示) b)電源電圧が十分ある場合は、「ユーザカードヲイレ
テクダサイ」という表示が行われる。
ユーザセット ユーザカードを挿入する。
a)ユーザカードが挿入されると、「メニューヨミコミ
チュウ」という表示が行われ、ユーザカードデータが読
み込まれる。読み込みが終了すると、「カタログ0000バ
ンヒンバンヲイレテクダサイ」という表示が行われる。
このとき、終了合図としてブザーが2回断続鳴動され
る。
b)配達日データがある場合には、読み込みが終了する
と、「カタログ0000バンハイタツビ00/00」という表示
が例えば5秒間行われブザーが2回断続鳴動される。そ
の後、「ヒンバンヲイレテクダサイ」という表示が行わ
れる。
なお、ユーザカードが挿入されていないときには注文
することができない。
品番入力 品番4桁をテンキーで入力する。
4桁入力された時点でその品番の品名と単価が表示さ
れる。例えば「0」「0」「1」「5」とテンキー入力
すると、「0015ダイコン 1ポン100」という表示が
行われる。
入力した4桁の品番がユーザカードのメニューデータ
にない場合、「ガイトウスルヒンバンガアリマセンテイ
セイシテクダサイ」という表示が行われる。この表示が
行われた場合、訂正キーを押すとその品番を入力する前
の表示が行われる。
注文数入力 注文数をテンキーで入力する。(1桁又は2桁) 注文数が表示される。例えば「5」とキー入力された
ときは、「0015ダイコン 1ポン100 5」という表
示が行われる。
注文の確定(セット) 「注文入力」キーを押す。
「注文入力」キーを押されると注文が確定され金額が
「0015ダイコン 1ポン100 5¥500」という表示が
行われる。
「注文入力」キーを押したときに1品目金額が99,999
円を越えた場合は、この注文入力を無効とし、「キンガ
クオーバーテイセイシテクダサイ」という表示が行われ
る。また、合計金額が999,999円を越えた場合は、この
注文を無効とし、「ゴウケイキンガクオーバーテイセイ
シテクダサイ」という表示が行われる。これらの表示が
行われたとき、訂正キーを押すとその品番を注文入力す
る前の表示が行われる。
注文を続けた場合 上記,,の操作を繰り返す。
51品目の品番を入力すると、「コレイジョウノチュウ
モンハジカイニオネガイシマス」という表示が行われそ
れ以上は注文を受け付けない。この表示ができた場合
「訂正」キーを押すと、51品目目の品番を入力する前の
表示が行われる。
合計金額の確認 注文終了後「合計」キーを押す。
合計金額が例えば「ゴウケイキンガク ¥123456」の
ように表示される。
注文データの記録 「終了」キーを押す。
「チュウモンデータキロクチュウ」という表示が行わ
れ、注文データの品番が小さい順に書き込まれる。書き
込みが終了すると、「キロク シュウリョウ カードヲ
ヌイテクダサイ」という表示に変わる。このとき、終了
合図としてブザーが2回断続鳴動される。
カード抜き取り ユーザカードを抜き取る。
ユーザカードを抜き取ると、「アリガトウゴサイマス
デンゲンヲオキリクダサイ」という表示が行われる。
終了 「電源切」キーを押す。
ユーザカードを保護ケースに入れてポストに収納す
る。
訂正操作 訂正操作には、注文中の訂正、合計金額表示後の訂
正、注文記録後の訂正(「終了」キーを押した後の訂
正)、及び発注終了後の訂正(カードを抜き取り、電源
オフした後の訂正)がある。
○注文中の訂正 注文中の訂正 「訂正」キーを押す。
発注操作の上記,,のいずれかの状態でも注文
は取り消され、直前の表示に変えられる。
a)訂正した注文の前にすでに注文入力されている場
合、例えば前表示が0015、現表示がS0018のときには、
表示が「S0018ブタロース 200g300 2 ¥600」か
ら「0015ダイコン 1ポン100 5 ¥500」に変わ
る。
b)訂正した注文の前に注文入力されていない場合、例
えば現表示がS0018のときには、表示が「S0018ブタロー
ス 200g300 2 ¥600」とから「カタログ 0000バ
ンヒンバンヲ イレテクダサイ」に変わる。
○合計金額表示後の訂正 訂正したい品番表示の呼び出し a)「戻り」キー又は「送り」キーを押す。
b)品番4桁をテンキーで入力する。
上記a)又はb)の操作を行い、訂正したい品番の表
示を呼び出す。例えば表示が「ゴウケイキンガタ¥1234
56」から「S0018ブタロース 200g300 2 ¥600」
に変わる。
訂正 「訂正」キーを押す。
結果は、と同様で、発注操作の上記,,のい
ずれの状態でも注文は取り消され、直前の表示に変わ
る。
○注文記録後の訂正(「終了」キーを押した後の訂正) 「電源切」キーを押し一度発注操作を終了させた後、
後述する発注終了後の訂正と同様の訂正操作を行う。
○発注終了後の訂正(カードを抜取り、電源をオフした
後の訂正) 電源投入(と同様) 「電源入」キーを押す。
a)電源電圧が不足している場合には「ACアダプターヲ
セツゾクシテクダサイ」という表示が行われる(動作電
圧に達しない場合は未表示)。
b)電源電圧が十分にある場合は「ユーザカードヲイレ
テクダサイ」という表示が行われる。
カードセット(と同様) ユーザカードを挿入する。
ユーザカードが挿入されると、「メニューヨミコミチ
ュウ」という表示が行われ、ユーザカードのデータが読
み込まれる。
読み込みが終了すると、「カタログ○○○○バンヒン
バンヲイレテクダサイ」という表示が行われる。このと
き、終了の合図としてブザーが2回断続鳴動される。な
お、ユーザカードを挿入していなければ、注文すること
ができない。
訂正操作 上記合計金額表示後の訂正の項の手順、と同様の
操作を行う。訂正終了後に発注操作の、、及び
を行い発注を終了する。
エラー表示 エラーが生じたとき以下のような動作が行われる。
○カード抜け 操作中にユーザカードが抜けた場合、「ユーザカード
ヲイレナオシテクダサイ」という表示が行われるととも
にブザーが例えば3秒間鳴動される。
○チェックコードエラー チェックコードエラーとなった場合には、接続不良と
みなし「カードヲイレナオシテクダサイ」という表示が
行われるとともにブザーが例えば3秒間鳴動される。
○データエラー データエラーとなった場合には、「カードイジョウ
デンワレンラクシテクダサイ」という表示が行われると
ともにブザーが例えば3秒間鳴動される。
<配送カード31及びユーザカード11> 配送カード31はデータを保持するため電池からなる電
源を内蔵したメモリ容量512kビットのCMOSからなるSRAM
によって、ユーザカード11はメモリ容量128kビットのCM
OSからなるEEPROMによってそれぞれ構成されている。
配送カード31 配送カード31のカードデータフォーマットは、第9図
に示すように、配送員コード、ブロックコード、発行事
業所名、明細書タイトル(注文リスト)、チラシ・カタ
ログ回数表示、注文データ、配送管理フラグ、BCC2、新
メニューデータ、現メニューデータ、カードNo.を記憶
するエリアからなっている。
上記注文データは、ユーザ数(MAX100)と、各ユーザ
の注文データと、ENDマークとからなる。各ユーザの注
文データは、ユーザコードと、ユーザ名(カナ10文字)
と、ユーザ名(漢字6文字)と、注文品目数(MAX50)
と、注文品番及び注文数量からなる注文品目と、ENDマ
ークと、合計金額と、管理フラグ(1バイト=8ビッ
ト)と、入庫時刻と、ユーザ管理フラグ(1バイト=8
ビット)と、BCC1とからなっている。
上記新メニューデータは、カタログ番号と、メニュー
品目数(MAX900)と、配達日と、品番、品名及び単価か
らなるメニュー品目と、ENDマークと、BCC3とからなっ
ている。
現メニューデータは、カタログ番号と、メニュー品目
数(MAX900)と、配達日と、次回訪問日と、品番、品名
(カナ)、品目(漢字)及び単価からなるメニュー品目
と、ENDマークと、BCC4とからなっている。
ユーザカード11 一方、ユーザカード11のカードデータフォーマット
は、第10図に示すように、ユーザコード、メニュー部書
換え回数、注文部書換え回数、メニューデータ、注文デ
ータを記憶するエリアからなっている。
上記メニューデータは、カタログ番号と、メニュー品
目数(MAX900)と、配達日と、品番、品名及び単価から
なるメニュー品目と、ENDマークと、BCC1とからなって
いる。
上記注文データは、注文品目数(MAX50)、注文品番
及び注文数量からなる注文品目と、ENDマークと、合計
金額と、管理フラグ(1バイト=8ビット)と、BCC2と
からなっている、 管理フラグ 上記ユーザカード11及び配送カード31の管理フラグ
は、データのリードライト状態などの管理に用いる。
ユーザカード11の管理フラグは、第11図に示すよう
に、メニュー書き込みOKフラグ、受注済みフラグ、注文
済みフラグ、メニューBCCエラーフラグの4つのフラグ
からなる。
上記メニュー書き込みOKフラグは、H・Tが新メニュ
ーデータをユーザカードに正しく書いたとき「1」にさ
れ、発注電卓がユーザカードのメニューデータを読み込
み、注文データの書き込みをしたら「0」にされる。こ
のフラグでメニューデータの読み込み可否、すなわち発
注可否を判断する。フラグが「1」でなければ発注電卓
内にメニューデータを読み込まないが、注文済みフラグ
が「1」ならばメニューを読み込み発注できる。
上記受注済みフラグは、H・Tが注文データを読み込
んだら「1」にされ、発注電卓が注文データをカードに
書き込んだら「0」にされる。H・Tは注文データをク
リアーする代わりにフラグを「1」にする。
上記注文済みフラグは、発注電卓が注文データをカー
ドに書き込んだら「1」にされ、H・Tが注文データを
読み込んだら「0」にされる。
上記メニューBCCエラーフラグは、発注電卓がメニュ
ーを読み込みBCCエラーになったとき「1」にされ、フ
ラグが「1」の場合は、注文操作ができない。
上記配送カードのユーザ管理フラグは、第12図に示す
ように、カード有りフラク、訪問フラグ、受注有りフラ
グ、注文データBCCエラーフラグ、注文データ合計金額
エラーフラグ、メニュー期限切れフラグ、注文データ読
み込みエラーフラグの7つのフラグからなる。
上記カード有りフラグは、ハンディターミナル(H・
T)にユーザカードを挿入して、ユーザコードが確認で
きた場合に「1」にされる。このフラグでカードの有無
が判断される。フラグが立っていなければユーザカード
がリードライトされる。立っていれば受注済と判断され
る。
上記訪問フラグは、訪問した場合に「1」にされる。
訪問の定義は、カード有りフラグが「1」の場合とユー
ザコードが入力されて注文リストが印字された場合であ
る。
上記受注有りフラグは、注文データがあった場合に
「1」にされる。
上記注文データBCCエラーフラグは、H・Tが注文デ
ータを読み込みBCCエラーなった場合に「1」にされ
る。
上記注文データ合計金額エラーフラグは、注文データ
の合計金額と、H・Tで算出した合計金額が一致しない
場合に「1」にされる。
上記メニュー期限切れフラグは、ユーザカードとH・
Tの現メニューデータのチラシ、カタログ番号が異なる
場合に「1」にされる。
上記注文データ読み込みエラーフラグは、注文データ
読み込み途中でカードが抜かれた場合に「1」にされ
る。
上記配送カードの配送管理フラグは、第13図に示すよ
うに、書き込みOKフラグ、メニュー書換えフラグ、受注
フラグの3つのフラグからなる。
上記書き込みOKフラグは、H・Tのメモリ内注文デー
タが配送カードに正しく書き込まれた場合に「1」にさ
れる。
上記メニュー書換えフラグは、メニュー更新が必要な
場合に「1」にされる。フラグが「1」の場合、H・T
はユーザカードのメニューデータを新メニューデータに
書き換える。ただし、配達日はフラグに関係なく書き換
える。
上記受注フラグは、H・Tが配送カードの注文データ
を書き換えた場合に「1」にされる。R/Wがデータ読み
込み後に「0」にされる。フラグが「1」の場合はR/W
は注文データを読み込む。
3. H・T32の動作の詳細 <ゼネラルフローチャート図> H・T32の動作の詳細を、H・T32が内蔵するCPU32aが
予め定められた制御プログラムに従って行う仕事の概略
を示す第14図のゼネラルフローチャート図を参照して説
明する。
CPU32aはその電源投入によって動作を開始し、その最
初のステップS1において初期設定処理を行う。この初期
設定処理では、具体的にはXXXXXなどの仕事を行う。そ
の後ステップS2に進み、ここでストップモード状態にす
る信号を発生し、続くステップS3においてキー入力部32
2の「ON」キーの操作によって電源オンされたか否かを
キースイッチ32gの対応するスイッチ状態を監視するこ
とによって判定する。ステップS3の判定がNOのときはス
テップS2及びS3を繰り返し実行し、「ON」キーの操作を
待つ。
「ON」キーが操作され、ステップS3の判定がYESにな
るとステップS4に進み、ここで再度初期設定処理を行
う。その後ステップS5に進み、ここでCPU32a内のカレン
ダ・時計32a−3から時計データの読み取り処理を行
う。次にステップS6に進み、ここでキー入力部322のテ
ンキー以外のキー操作があるか否かをキースイッチ32g
の対応するスイッチ状態を監視することによって判定す
る。このステップS6の判定がYESのとき、すなわちテン
キー以外のキー操作があったときにはステップS7に進
み、判定がNOのとき、すなわちテンキー以外のキー操作
がないときにはステップS12に進む。
上記ステップS7においては、操作されたキーに応じた
メッセージ表示処理を行い、続くステップS8においてそ
のキー入力に応じたキー入力処理を行う。その後ステッ
プS9に進み、ここで「時計」キーのキー操作があるか否
かをキー入力部322のキースイッチ32gを監視することに
よって判定する。このステップS9の判定がYESのとき、
すなわち「時計」キーの操作があったときにはステップ
S10に進み、ここで時計を設定する時計設定表示処理を
行った後ステップS12に進む。またステップS9の判定がN
Oのとき、すなわち「時計」キーの操作がなかったとき
にはステップS11に進み、ここで「OFF」キーのキー操作
があったか否かを判定する。このステップS11の判定がY
ESのとき、すなわち「OFF」キーの操作によって電源オ
フされたときには上記ステップS2に戻り、ここでストッ
プモードにする。またステップS11の判定がNOのときは
上記ステップS8に戻る。
上記ステップS12においては、新メニュー読み込みが
必要であるか否かをRAM32a−1中に記憶されている配送
管理フラグ中の受注フラグが「1」になっているか否か
によって判定する。このステップS12の判定がYESのと
き、すなわち受注フラグ「1」で新メニューの読み込み
が必要なときにはステップS13に進み、判定がNOのと
き、すなわち受注フラグが「0」で新メニューの読み込
みが必要ないときにはステップS17に進む。ステップS13
においては新メニューデータの読み込み処理を行い、続
くステップS14において上記ステップS13での新メニュー
データの読み込み処理にエラーが有るか否かを判定す
る。そしてステップS14の判定がYESのとき、すなわちエ
ラーがあったときにはステップS15に進み、ここでエラ
ーがカード抜けが原因であるか否かを判定する。このス
テップS15の判定がYESのときはステップS12に戻り、判
定がNOのときはステップS16に進み、ここでデータエラ
ーであることを示す信号を出力してから後述するステッ
プS43に進む。
上記ステップS17においてはメッセージ表示処理を行
ってからステップS18に進む。ステップS18においてはキ
ー入力部322のキー操作がないか否かを判定し、このス
テップS18の判定がNOで何らかのキー操作が行われたこ
とが判定されたときにはステップS19に進む。ステップS
19においては「OFF」キーが操作されたか否かを判定
し、判定がYESのとき、すなわち電源オフされたときに
は上記ステップ2に戻り、判定がNOのときはステップS2
0に進む。ステップS20においては「未訪問」キーが操作
されたか否かを判定し、判定がYESのときにはステップS
21に進み、ここで未訪問処理を行った後上記ステップS1
2に戻る。そしてステップS20の判定がNOのときはステッ
プS22に進み、ここで「時計」キーが操作されたか否か
を判定し、この判定がYESのときはステップS23に進みこ
こで時計表示処理を行ってから上記ステップS12に戻
る。またステップS22の判定がNOのときはステップS24に
進み、ここで「印字」キーが操作されたか否かを判定
し、判定がYESのときはステップS25に進んで印字処理を
行ってから上記ステップS12に戻り、判定がNOのときは
ステップS26に進む。ステップS26においては「メニュ
ー」キーが操作されたか否かを判定し、この判定がYES
のときはステップS27に進んでメニュー表示処理を行っ
てから上記ステップS12に戻り、判定がNOのときはステ
ップS28に進む。ステップS28においては「コード」キー
操作が行われたか否かを判定し、この判定がYESのとき
はコードキー処理を行ってから上記ステップS12に戻
り、判定がNOのときは上記ステップS18に戻る。
上記ステップS18の判定がYESのとき、すなわちキー入
力がなかったときにはステップS30に進み、ここでカー
ドチェック処理を行う。そしてその後ステップS31に進
み、ここでカードが有るか否かをIF32gを介して入力さ
れるカード有無検出信号に基づいて判定する。ステップ
S31の判定がNOのとき、すなわちカードがないときには
上記ステップS18に戻り、判定がYESのとき、すなわちカ
ードがあるときにはステップS32に進む。ステップS32に
おいてはカードがユーザカードであるか否かをIF32iを
介して入力されるカード種別信号に基づいて判定し、こ
のステップS32の判定がNOのとき、すなわち配送カード
のときにはステップS33に進み、また判定がYESのとき、
すなわちユーザカードのときにはステップS41に進む。
ステップS33においてはH・T32のRAM32a−1に収集し
た注文データを配送カード31に書き込む注文データ書込
処理を行い、その後ステップS34に進む。ステップS34に
おいては上記ステップS33での注文データ書込処理にエ
ラーが有るか否を判定する。そしてステップS34の判定
がYESのとき、すなわちエラーがあったときには上記ス
テップS15に戻り、判定がNOのときにはステップS35に進
む。ステップS35においては電源オフする「OFF」キー処
理を行い、続くステップS36においてカードチェック処
理を行う。その後ステップS37に進み、ここでカードが
ないか否かの判定をIF32gを介して入力されるカード有
無検出信号に基づいて行う。このステップS37の判定がN
Oのとき、すなわちカードがあるときには上記ステップS
35に戻り、判定がYESのとき、すなわちカードがないと
きにはステップS38に進む。ステップS38においては「訂
正」キーが操作されたか否かを判定し、判定がNOのとき
には上記ステップS12に戻り、判定がYESのときはステッ
プS39に進み、ここでメッセージ表示処理を行い、続く
ステップS40において「OFF」キー処理を行ってから上記
ステップS12に戻る。
上記ステップS32の判定がYESでカードがユーザカード
であることが判定されて進むステップS41においては受
注処理を行う。その後ステップS42に進み、ここで上記
ステップS41の受注処理においてエラーがあるか否かを
判定し、このステップS42の判定がYESのときは上記ステ
ップS15に戻り、判定がNOのときはステップS43に進む。
ステップS43においては電源オフする「OFF」キー処理を
行い、続くステップS44においてカードチェック処理を
行う。その後ステップS45に進み、ここでカードがない
か否かの判定をIF32gを介して入力されるカード有無検
出信号に基づいて行う。このステップS45の判定がNOの
とき、すなわちカードがあるときには上記ステップS43
に戻り、判定がYESのとき、すなわちカードがないとき
には上記ステップS15に戻る。
<新メニューデータ読込処理> 先ず新メニューデータ読込処理について説明する。
今、配送員3が配送業者2のオフィスでH・T32、配
送カード31、チラシなどを受け取った時点では、H・T3
2のRAM32a−1内の受注フラグは「1」になっている。
従って、その後H・T32の「ON」キーを操作して電源を
オンし、何らのキー操作も行わないと、ステップS4、S5
を経てステップS12に進むが、このとき受注フラグが
「1」でステップS12の判定がYESとなり、ステップS13
に進んで新メニューデータ読込処理を行うが、この処理
は具体的には第15図に示すサブルーチンの実行によって
行う。すなわちステップS12の判定がYESで、新メニュー
読み込みが必要であることが判定されたときにはステッ
プS13aに進み、ここで表示部323の表示器32cに「ハイソ
ウカードヲイレテクダサイ」という表示を行わせる。そ
の後ステップS13bに進み、ここで配送カードが挿入され
たか否かをIF32hを介して入力されるカード有無検出信
号とIF32hを介して入力されるカード種別信号とに基づ
いて判定する。このステップSS13bの判定がNOのときは
ステップS13aに戻り、判定がYESのときはステップS13c
に進む。ステップS13cにおいては配送業者2のオフィス
のR/W22によって配送カード31内に書き込まれているデ
ータを読み込み、該読み込んだデータをRAM32a−1の所
定のエリアに書き込み登録してから第14図のゼネラルフ
ローチャート図のステップS14に進む。この新メニュー
データ読込処理により、ユーザ管理フラグ及び配送管理
フラグの全てが「0」にされているフラグデータがH・
T32内のRAM32a−1内の所定のエリアに新メニューデー
タとともに登録されることになる。
<受注処理> 次に受注処理について説明する。
既に新メニューデータを読み込んでいて受注フラグが
「0」になっていてステップS12の判定がNOのときには
ステップS17に進むが、このステップS17のメッセージ表
示処理では「カードヲイレテクダサイ」という表示を表
示部323の表示器32cに行わせる。
このメッセージ表示によって配送員3が訪問先のユー
ザ1宅でユーザカード11を挿入すると、ステップS18、S
30及びS31を経てステップS32に進み、このステップS32
の判定がYESになってステップS41に進み、ここで受注処
理を行うが、この処理は具体的には第16図のサブルーチ
ンの実行によって行う。すなわちH・T32にユーザカー
ドが挿入されたときにはステップ41aに進み、ここで表
示部323の表示器32cに「ジュチュウキーヲオシテクダサ
イ」という表示を行わせる。その後ステップS41bに進
み、ここでキー入力があるか否かを判定し、判定がNOの
ときはステップS41aに戻り、判定がYESのときはステッ
プS41cに進む。ステップS41cにおいては操作されたキー
が「OFF」キーであるか否かを判定し、判定がYESのとき
は上記ステップS2に戻り、判定がNOのときはステップS4
1dに進み、ここで「受注」キーであるか否かを判定す
る。この判定がNOのときはステップS41cに戻り、「受
注」キーが操作されるのを一定時間待つ。「受注」キー
が操作されステップS41dの判定がYESのときにはステッ
プS41eに進み、ここでユーザカードが挿入されているか
否かを判定する。この判定がNOのときはステップS41fに
進み、ここでブザーを鳴動してから上記ステップS12に
戻り、判定がYESのときはステップS41gに進む。
ステップS41gにおいては挿入されているユーザカード
からユーザコードなどを読み込み、読み込んだユーザコ
ードをH・T32のRAM32a−1に上記ステップS13cにおい
て登録したユーザコードとの対比を行いチェックする。
その後ステップS41hに進み、ここでステップS41gでのチ
ェックの結果登録されたユーザコードであるか否かを判
定する。このステップS41hの判定がNOのときはステップ
S41iに進み、ここで「トウロクサレテイマセン」という
エラー表示を表示器32cに行わせた後第14図のゼネラル
フローチャート図中の上記ステップS42に進む。
また上記ステップS41hの判定がYESのとき、すなわち
ステップS41gで読み出したユーザコードが登録されたも
のであるときにはステップS41jに進み、ここでユーザカ
ードが受注済のものであるか否かを判定する。この判定
はユーザ管理フラグのうちのカード有りフラグが「1」
であるか否かによって行い、ステップS41jの判定がYES
のときはステップS41kに進み、ここで表示器32cに「カ
ードヲヌイテクダサイ」という表示を行わせた後第14図
のゼネラルフローチャート図中の上記ステップS42に進
む。上記ステップS41jの判定がNOのときはステップS41l
に進み、ここでユーザ管理フラグ中のカード有りフラグ
及び訪問フラグを「1」にする。その後ステップS41mに
進み、ここでカレンダ及び時計32a−3から年月日時刻
データを読み込みこれを注文データ中の入庫時刻エリア
に書き込んで記憶する。続いてステップS41nに進み、こ
こでユーザカードからの受注データの読み込み処理を行
うとともに、ユーザカードの管理フラグ中の受注済フラ
グを「1」にするとともに、ユーザカードの管理フラグ
中の注文済フラグ及びメニューBCCフラグを「0」にす
る。その後ステップS41oに進み、ここで読み込んだ注文
済フラグ、注文合計金額、BCCなどのデータチェックを
行い、ユーザカードから読み込んだ管理フラグ中の注文
済フラグが「1」になっているときには注文データがあ
るとしてユーザ管理フラグ中の注文データ有りフラグを
「1」にする。
続くステップS41pにおいてはチェック結果がOKである
か否かの判定を行い、判定がNOのときはステップS41qに
進み、ここで異常の内容を示す表示を表示器32cに行わ
せる。その後ステップS41rに進み、ここでその異常の内
容に応じてユーザ管理フラグ中の注文データBCCフラ
グ、注文データ合計金額エラーフラグ或いは注文データ
読み込みエラーフラグを「1」にしてからステップS41s
に進み、ここでプリンタユニット32dによる印字動作を
行わせる。上記ステップS41pの判定がYESのときにはス
テップS41tに進み、ここでユーザカード中のカタログ番
号データと配送カードのカタログ番号データとの照合を
行い、この照合の結果が一致しているか否かを続くステ
ップS41uで判定する。このステップS41uの判定がYESの
ときは直ちに、判定がNOのときはステップS41vでユーザ
管理フラグ中のメニュー期限切れフラグを「1」にして
からステップS41wに進む。
ステップS41wにおいては配送管理フラグ中のメニュー
書換えフラグが「1」であるか否かを判定し、判定がYE
SのときはステップS41xに進み、ここで新メニューデー
タをユーザカードに現在書き込まれているメニューデー
タに代えて書き込むメニュー書き込み動作を行うととも
に、書き込みが正常に行われたときにはユーザ管理フラ
グ中のメニュー書き込みOKフラグを「1」にしてからス
テップS41sに進み、ステップS41wの判定がNOのときはス
テップS41xを飛ばしてステップS41sに進む。なお、上記
ステップS41xにおいてメニューの書換えが行われたとき
には、メニュー部書換え回数データのインクリメントも
同時に行われる。
上記ステップS41sの印字動作では、ステップS41rを介
して行われるときにはエラーの内容を印字した明細書
が、ステップS41w及びS41xを介して行われるときには注
文の内容を印字した明細書が発行される。この印字動作
の終了後は第14図のゼネラルフローチャート図中の上記
ステップS42に進む。
<注文データ書込処理> 次に注文データ書込処理について説明する。
配送員3が担当しているブロックのユーザ1宅を一応
訪問したところでH・T32の「NO」キーを操作して電源
オンしてから配送カード31を挿入すると、ステップS1
8、S30及びS31を経てステップS32に進み、このステップ
S32の判定がNOになってステップS33に進み、ここで注文
データ書込処理を行うが、この処理は具体的には第17図
のサブルーチンの実行によって行う。
すなわちH・T32に配送カード31が挿入されたときに
はステップS33aに進み、ここで表示部323の表示器32cに
「カンリョウキーヲオシテクダサイ」という表示を行わ
せる。その後ステップS33bに進み、ここでキー入力があ
るか否かを判定し、判定がNOのときはステップS33aに戻
り、判定がYESのときはステップS33cに進む。ステップS
33cにおいては操作されたキーが「OFF」キーであるか否
かを判定し、判定がYESのときは第14図のゼネラルフロ
ーチャート図の上記ステップS2に戻り、判定がNOのとき
はステップS33dに進み、ここで「完了」キーであるか否
かを判定する。この判定がNOのときは上記ステップS33a
に戻り、判定がYESのときはステップS33eに進む。ステ
ップS33eにおいては未訪問があるか否かをユーザ管理フ
ラグ中の訪問フラグが「1」でないものがあるか否かを
判定することによって判定する。
未訪問のユーザがなくステップS33eの判定がNOである
ときにはステップS33fに進み、ここで配送カード31に注
文データを書き込む。その後ステップS33gに進み、ここ
で配送管理フラグ中の受注フラグを「1」にするととも
に、注文データが正常に書き込まれたときには配送管理
フラグ中の書き込みOKフラグを「1」にした後、ステッ
プS33hにおいて「カードヲヌイテクダサイ」という表示
を表示器32cに行わせてから第14図のゼネラルフローチ
ャート図のステップS34に進む。
未訪問のユーザがあってステップS33eの判定がYESの
ときはステップS33iに進み、ここで「ミホウモンアリ」
という表示を表示器32cに行わせる。その後ステップS33
jに進み、ここでキー入力があるか否かを判定し、この
判定がNOのときはステップS33iに戻り、判定がYESのと
きはステップS33kに進む。ステップS33kにおいては「送
り」キーであるか否かを判定し、この判定がNOのときは
ステップS33lに進み、ここで「戻り」キーであるか否か
を判定し、この判定もNOのときはステップS33mに進んで
「訂正」キーであるか否かを判定し、この判定もNOのと
きはステップS33nに進んで「OFF」であるか否かを判定
し、この判定がNOのときはステップS33oに進む。ステッ
プS33oにおいては、「完了」キーと「訂正」キーが同時
に操作されたか否かを判定し、この判定もNOのときは上
記ステップS33kに戻る。
今上記ステップS33k又はS33lの判定がYESのときはス
テップS33p、S33oにそれぞれ進んで表示を変更し、未訪
問ユーザ名を表示する。またステップS33mの判定がYES
のときはステップS33rに進んで「カードヲヌイテクダサ
イ」という表示を表示器32cに行わせた後、ステップS33
sに進んでカードがあるか否かを判定する。ステップS33
sの判定がYESのときはステップS33rに戻り、判定がNOの
ときは第14図のゼネラルフローチャート図のステップS1
2に戻る。更に上記ステップS33oの判定がYESのときは上
記ステップS33fに戻る。
4. 発注電卓12の動作の詳細 発注電卓12の動作の詳細を、発注電卓12が内蔵するCP
U12aが予め定められた制御プログラムに従って行う仕事
の概略を示す第18図のゼネラルフローチャート図を参照
して説明する。
CPU12aはその電源投入によって動作を開始し、その最
初のステップS101において電源回路12iからの電源電圧
検出信号に基づいて電源電圧が十分か否かを判定し、判
定がNOのときはステップS102に進んで「ACアダプタヲセ
ツゾクシテクダサイ」という表示を表示器12cに行わ
せ、判定がYESのときはステップS103に進む。ステップS
103においては、ユーザカードが挿入されているか否か
を判定し、判定がNOのときはステップS104において「ユ
ーザカードヲイレテクダサイ」という表示を表示器12c
に行わせ、判定がYESのときはステップS105に進む。ス
テップS105においては、ユーザカード11のデータをRAM1
2a−1に書き込むとともに、メニュー書き込みOKフラグ
を「0」にし、その後ステップS106に進んで「カタログ
○○○○ヒンバンヲイレテクダサイ」という表示を表示
器12cに行わせる。
その後ステップS111に進み、ここでキー入力を待ちス
テップS112乃至S116を実行し、品番3桁の入力がある
か、「訂正」キーの入力があるか、発注データがない
か、「合計」キー入力があるか、「送り」キー又は「戻
し」キー入力があるかを判定する。
上記ステップS112の判定がYESのとき、すなわち品番
3桁の入力があったときにはステップS117に進み、ここ
で品番、品名及び単価の表示を行った後ステップS118に
進み、ここでキー入力を持ちステップS119乃至S123を実
行し、注文数の入力があるか、「訂正」キーの入力があ
るか、発注データがないか、「合計」キー入力がある
か、「送り」キー又は「戻し」キー入力があるかを判定
する。
上記ステップS119の判定がYESのとき、すなわち注文
数の入力があったときにはステップS124に進み、ここで
品番、品名、単価及び注文数の表示を行った後ステップ
S125に進み、ここでキー入力を待ちステップS126乃至ス
テップS130を実行し、「注文」キー入力があるか、「訂
正」キー入力があるか、発注データがないか、「合計」
キー入力があるか、「送り」キー又は「戻し」キー入力
があるかを判定する。
上記ステップS126の判定がYESのとき、すなわち「注
文入力」キーの入力があったときにはステップS131に進
み、ここで金額を演算してからステップS132に進み、こ
こで品番、品名、単価、注文数及び金額を表示してから
上記ステップS111に戻る。
また上記ステップS113、S120及びS127の判定がYESの
とき、すなわち「訂正」キーが入力されたときにはステ
ップS133に進み、ここで表示されている注文の取り消し
を行い、続くステップS134において注文が既にあるか否
かを判定し、この判定がYESのときにはステップS135に
進んで一つ前の注文データを表示させてからステップS1
11に戻り、ステップS134の判定がNOのときはステップS1
06に戻る。
上記ステップS114の判定がYESのときは上記ステップS
111に戻り、上記ステップS121の判定がYESのときはステ
ップS118に戻り、上記ステップS128の判定がYESのとき
は上記ステップS125に戻る。また上記ステップS115、S1
22及びS129の判定がYESのとき、すなわち「合計」キー
入力があったときには後述するステップS136に進む。更
に上記ステップS116、S123及びS130の判定がYESのと
き、すなわち「送り」キー又は「戻し」キー入力がある
ときには後述するステップS151に進む。
上記ステップS136においては合計金額を演算し、続く
ステップS137において合計金額を表示させる。その後ス
テップS138に進み、ここでキー入力を待ちステップS139
乃至ステップS141を実行し、「終了」キーが入力された
か、「送り」キー又は「戻し」キーが入力されたか、或
いは品番が入力されたかを判定する。上記ステップS139
の判定がYESのときはステップS142に進み、ここで「デ
ンソウチュウ」という表示を表示器12cに行わせてから
続くステップS143でユーザカードに注文データを書き込
む。その後ステップS144に進み、ここでユーザカードが
挿入されているか否かを判定し、この判定がYESのとき
にはステップS145に進み、判定がNOのときは後述するス
テップS158に進む。上記ステップS145においては、書き
込みが終了したか否かを判定し、判定がNOで書き込みが
終了していないときには上記ステップS142に戻り、判定
がYESのときはステップS146に進む。
ステップS146においては受注済みフラグを「0」に
し、続くステップS147において「カキコミシュウリョウ
カードヲヌイテクダサイ」という表示を行う。続くス
テップS148においてはカードが抜かれるのを待ち、カー
ドが抜かれたら次のステップS149で「アリカドウゴザイ
マシタ デンゲンヲオキリクダサイ」という表示を行
い、次のステップS150で電源のオフを待ち、電源がオフ
されたら動作を終了する。
上記ステップS140の判定がYESのとき、すなわち「送
り」キー又は「戻し」キーの入力があったときにはステ
ップS151に進み、ここで注文データを戻り送りに応じて
呼び出し、その結果の注文データを次のステップS152で
表示する。そして次のステップS153においてキー入力を
待ちステップS154乃至S157を実行し、「送り」キー又は
「戻し」キーが入力されたか、「訂正」キーが入力され
たか、「合計」キーが入力されたか、或いは品番が入力
されたかを判定する。上記ステップS154がYESのときは
ステップS151に戻り、ステップS155がYESのときは上記
ステップS133に戻り、ステップS156がYESのときは上記
ステップS136に戻り、ステップS157がYESのときは上記
ステップS117に戻る。
上記ステップS158においては「カードヲイレナオシテ
「シュウリョウ」キーヲオシテクダサイ」という表示を
行った後ステップS159に進み、ここでカードの挿入及び
「終了」キーの入力を待ち、挿入及びキー入力があった
ら上記ステップS142に戻る。
なお、上述の実施例では、各ユーザ1宅には、ICメモ
リカードからなる各ユーザ用のユーザカード11と、この
ユーザカード11に書き込まれているデータを読み取った
り、同ユーザカード11にデータを書き込んだりするため
の発注電卓12が配られているが、第19図に示すように、
発注電卓12そのものを商品収納箱13内に収納するように
し、発注電卓12内のRAM12a−1に記憶した発注データを
H・T32内のRAM32a−1に直接読み込むようにして、ユ
ーザカード11を必要なくしてもよい。
また、上述の実施例では、R/W22が配送員3が所持す
る配送カード31へのメニューの書き込み、配送カード31
からの受注データなどを読み込むようにしているが、第
19図に示すように、配送カード31を介さずに直接H・T3
2にデータを書き込んだり、H・T32からデータを読み込
んだりするようにして配送カード31を必要なくするよう
にしてもよい。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、ユーザが不在で
居なくても、発注を受けた商品を宅配して確実に納品し
たり商品の発注を受けることができるので、グループに
よる商品販売方式におけるような納品時のトラブルや対
人関係上の問題を解消することができ、しかも納品があ
るときには納品のついでに受注も一緒に行うことができ
るので、納品、受注の作業の効率がよくなるなどの効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本発明による商品宅配方法を
実施するシステムの基本構成をそれぞれ示すブロック
図、 第2図は本発明による方法を実施するシステムの一実施
例を示す図、 第3図はシステムの運用手順を示す説明図、 第4図はR/Wの構成例を示す図、 第5図はH・Tの外観構成を示す図、 第6図はH・Tの内部構成を示すブロック図、 第7図は発注電卓の外観構成を示す図、 第8図は発注電卓の内部構成を示すブロック図、 第9図は配送カードのデータフォーマットを示す図、 第10図はユーザカードのデータフォーマットを示す図、 第11図はユーザカードの管理フラグを示す図、 第12図は配送カードのユーザ管理フラグを示す図、 第13図は配送カードの配送管理フラグを示す図、 第14図はH・Tのゼネラルフローチャート図、 第15図乃至第17図は第14図中のサブルーチンを示すフロ
ーチャート図、 第18図は発注電卓のゼネラルフローチャート図、 第19図は本発明の方法を実施するシステムの変形例を示
す図である。 11……ユーザカード(ユーザ用記憶媒体)、12……発注
電卓(ユーザ用機器)、122……キー入力部(発注デー
タ入力手段)、12a−1……RAM(記憶手段)、13……商
品収納箱、32……ハンディターミナル(配送員用機
器)、32a−1……RAM(記憶手段)、S143……CPU(書
き込み手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−279459(JP,A) 特開 昭63−317896(JP,A) 特開 平1−244090(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】宅配される商品を収納するための商品収納
    箱を各ユーザ宅に配置し、 データが読み出し自在に書き込まれるユーザ用記憶媒体
    と、ユーザが発注する商品についての発注データを入力
    するための発注データ入力手段、該発注データ入力手段
    により入力した発注データを記憶する記憶手段、及び抜
    き取り自在に挿入された前記ユーザ用記憶媒体に前記記
    憶手段に記憶している発注データを書き込む書き込み手
    段を有するユーザ用機器とを各ユーザに所持させ、 前記発注データを収集して記憶する収集記憶手段を有す
    る配送員用機器を、商品を宅配する宅配業者の各配送員
    に所持させ、 発注データが書き込まれた前記ユーザ用記憶媒体をユー
    ザにより前記商品収納箱に収納させ、 前記商品収納箱に収納されている前記ユーザ用記憶媒体
    を配送員に取り出させ、該取り出したユーザ用記憶媒体
    に記憶されている発注データを前記配送員用機器に読み
    込ませ前記収集記憶手段に収集させた後、前記ユーザ用
    記憶媒体を前記商品収納箱に再収納させて商品の発注を
    受けさせるようにした ことを特徴とする商品宅配方法。
  2. 【請求項2】宅配される商品を収納するための商品収納
    箱を各ユーザ宅に配置し、 ユーザが発注する商品についての発注データを入力する
    ための発注データ入力手段と、該発注データ入力手段に
    より入力した発注データを記憶する記憶手段とを有する
    ユーザ用機器を各ユーザに所持させ、 前記発注データを収集して記憶する収集記憶手段を有す
    る配送員用機器を、商品を宅配する宅配業者の各配送員
    に所持させ、 前記ユーザ用機器をユーザにより前記商品収納箱に収納
    させ、 前記商品収納箱に収納されている前記ユーザ用機器を配
    送員に取り出させ、該取り出したユーザ用機器の前記記
    憶手段に記憶されている発注データを前記配送員用機器
    に読み込ませ前記収集記憶手段に収集させた後、前記ユ
    ーザ用機器を前記商品収納箱に再収納させて商品の発注
    を受けさせるようにした ことを特徴とする商品宅配方法。
JP2522690A 1990-02-06 1990-02-06 商品宅配方法 Expired - Lifetime JP2542099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2522690A JP2542099B2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 商品宅配方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2522690A JP2542099B2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 商品宅配方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03230295A JPH03230295A (ja) 1991-10-14
JP2542099B2 true JP2542099B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=12160054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2522690A Expired - Lifetime JP2542099B2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 商品宅配方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542099B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6878900B2 (ja) * 2017-01-17 2021-06-02 日本精機株式会社 携帯型管理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62279459A (ja) * 1986-05-28 1987-12-04 Omron Tateisi Electronics Co 注文受付処理装置
JPS63317896A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 日本ケミコン株式会社 商品購入用注文電卓
JPH01244090A (ja) * 1988-03-22 1989-09-28 Emupetsuku Plant Kk 物品の無人受払箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03230295A (ja) 1991-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4752677A (en) Customer service system for use in IC card system
US5366404A (en) Auxillary coin dispenser with transaction data recording and transfer mechanisms
JP3124074B2 (ja) 情報自動販売機
JPS6260080A (ja) Icカ−ドシステム
JP2002342718A (ja) Icカード発行システム
JP2542099B2 (ja) 商品宅配方法
JP4692446B2 (ja) 電子マネーシステムおよびその制御方法
JPS5827257A (ja) 電子式キ−カ−ド
US20030055732A1 (en) Service management method, service management apparatus, service management network system, service management program, and computer program product storing the service management program
JP3060310B2 (ja) 注文データ収集装置
JPH0812678B2 (ja) 商品宅配システム
JP2893088B2 (ja) 商品宅配システムにおける注文データ収集装置
JPH07120373B2 (ja) 商品宅配システムにおける注文データ収集装置
JP3921055B2 (ja) Posシステム、サーバコンピュータ、pos端末メンテナンスシステム及びpos端末メンテナンス方法
JPH07120371B2 (ja) 商品宅配システムにおける注文データ収集装置
JPH07120372B2 (ja) 商品宅配システムにおける注文データ収集装置
JP3218263B2 (ja) Icカード及びカード処理装置
JP2004227479A (ja) 貸し出し機材と貸し出し機材管理システムと貸し出し機材管理プログラム
JP4759846B2 (ja) 表示部付き携帯端末
JPH10116303A (ja) 物品レンタル契約処理装置
JP3257748B2 (ja) 預入れ商品管理機能を有する電子式キャッシュレジスタ
JP2526154Y2 (ja) コンピュータ用ソフト自動販売機
JP2651313B2 (ja) 携帯型検針データ収集処理装置
JP3299876B2 (ja) カード式自動販売機のキー情報管理装置
JP2657293B2 (ja) 顧客管理機能付きタイムレコーダ