JP2542083B2 - 多量の食料品等を輸送するための方法および装置 - Google Patents
多量の食料品等を輸送するための方法および装置Info
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
- A23L3/34—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
- A23L3/3409—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
- A23L3/3418—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor in a controlled atmosphere, e.g. partial vacuum, comprising only CO2, N2, O2 or H2O
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食料品および／もしくは切断されたもしくは
非切断の植物（本文では以下単に食料品等と称する）の
輸送における、もしくは輸送に関係する改良に係り、特
にその用途に適した装置であって、コンテナおよび関連
の手段と方法を含むが、それらに限定されるものではな
いもの、に関する。
非切断の植物（本文では以下単に食料品等と称する）の
輸送における、もしくは輸送に関係する改良に係り、特
にその用途に適した装置であって、コンテナおよび関連
の手段と方法を含むが、それらに限定されるものではな
いもの、に関する。
ニュージーランド特許明細書第205453号（米国特許第
4,642,996号、オーストラリア特許第567,966号およびそ
の他の之に等しい特許）において、船積上コンテナを用
いたシステムが開示され、このシステムにより呼吸する
食料品はコンテナ内に積み込まれ、それからコンテナは
充分に密封されて、食料品による呼吸にとって必要な程
度より少い雰囲気中の空気からの酸素がコンテナ内に拡
散され得ることを確認し、コンテナをガスで一杯にし
（好ましくは窒素のリッチなガスを用いる）、コンテナ
雰囲気中の酸素レベルを雰囲気空気のそれ以下に減少し
コンテナ内で少くとも二酸化炭素（CO2）と酸素レベル
（および好ましくは温度をも）とを監視している間コン
テナを輸送する、即ち（ａ）最適値もしくは設定値もし
くは値の範囲に対してのこのような監視状態に対応して
コンテナ内に雰囲気空気の正の浸出による酸素含有量の
調整、（ｂ）最適値もしくは設定値もしくは値の範囲に
対してのこのような監視状態に対応してコンテナ内に雰
囲気空気からの二酸化炭素を吸収することによる二酸化
炭素の含有量の調整、および（ｃ）最適値もしくは設定
値もしくは値の範囲に対してのこのような監視状態に対
応して、もし監視されるならば、冷凍温度の調整を必要
に応じて行うものである。
4,642,996号、オーストラリア特許第567,966号およびそ
の他の之に等しい特許）において、船積上コンテナを用
いたシステムが開示され、このシステムにより呼吸する
食料品はコンテナ内に積み込まれ、それからコンテナは
充分に密封されて、食料品による呼吸にとって必要な程
度より少い雰囲気中の空気からの酸素がコンテナ内に拡
散され得ることを確認し、コンテナをガスで一杯にし
（好ましくは窒素のリッチなガスを用いる）、コンテナ
雰囲気中の酸素レベルを雰囲気空気のそれ以下に減少し
コンテナ内で少くとも二酸化炭素（CO2）と酸素レベル
（および好ましくは温度をも）とを監視している間コン
テナを輸送する、即ち（ａ）最適値もしくは設定値もし
くは値の範囲に対してのこのような監視状態に対応して
コンテナ内に雰囲気空気の正の浸出による酸素含有量の
調整、（ｂ）最適値もしくは設定値もしくは値の範囲に
対してのこのような監視状態に対応してコンテナ内に雰
囲気空気からの二酸化炭素を吸収することによる二酸化
炭素の含有量の調整、および（ｃ）最適値もしくは設定
値もしくは値の範囲に対してのこのような監視状態に対
応して、もし監視されるならば、冷凍温度の調整を必要
に応じて行うものである。
本発明では、（その内容が本文中で参考のために組み
入れられている）上記特許明細書に開示されたシステム
が特にコンテナ内の二酸化炭素の存在の制御に関して従
来よりも更に改良され得ることが認知されるものであ
る。
入れられている）上記特許明細書に開示されたシステム
が特にコンテナ内の二酸化炭素の存在の制御に関して従
来よりも更に改良され得ることが認知されるものであ
る。
これはまた本発明に係るシステムが、加圧されたガス
もしくは液化ガスの輸送上の必要性を除去する欲望が存
在する場合の船積用「コンテナ」を使用するのに最も適
しているにも抱らず、このようなシステムは他の輸送ス
ペースにおいて、例えば航空機、船舶列車等の積み荷保
持において、等しく適切なものであり、したがって本明
細書の目的として、明細書で使用される用語「コンテ
ナ」は船積用コンテナのみならず、またこのような食料
品用の貯蔵空間を規定する手段に関するものである。
もしくは液化ガスの輸送上の必要性を除去する欲望が存
在する場合の船積用「コンテナ」を使用するのに最も適
しているにも抱らず、このようなシステムは他の輸送ス
ペースにおいて、例えば航空機、船舶列車等の積み荷保
持において、等しく適切なものであり、したがって本明
細書の目的として、明細書で使用される用語「コンテ
ナ」は船積用コンテナのみならず、またこのような食料
品用の貯蔵空間を規定する手段に関するものである。
上記特許明細書に開示されたようなシステムにおいて
は、吸収され得る二酸化炭素の量は、例えば消石灰を含
む洗浄装置のような二酸化炭素吸収媒体の一定量上に頼
み綱が設置される場合に一定である。更にまた何等かの
理由でコンテナの気体雰囲気の流れがこのような二酸化
炭素洗浄装置を通って送管され得ない場合には二酸化炭
素の増大の見込みがある。
は、吸収され得る二酸化炭素の量は、例えば消石灰を含
む洗浄装置のような二酸化炭素吸収媒体の一定量上に頼
み綱が設置される場合に一定である。更にまた何等かの
理由でコンテナの気体雰囲気の流れがこのような二酸化
炭素洗浄装置を通って送管され得ない場合には二酸化炭
素の増大の見込みがある。
したがって本発明の目的とする所は、コンテナの二酸
化炭素の含有量が万一所要のレベルを超えて上昇する場
合に、何等からの防御手段を支える方法と関連装置とを
提供することにある。
化炭素の含有量が万一所要のレベルを超えて上昇する場
合に、何等からの防御手段を支える方法と関連装置とを
提供することにある。
したがって、本発明は、その一つの特徴として、輸送
中の呼吸作用の結果として品質の低下を蒙り易い多量の
食料品を輸送する方法であって、該方法は、 （ａ）コンテナ内で該多量の呼吸している食料品を密
封もしくは実質的に密封する段階であって、呼吸してい
る食料品により完全な呼吸に必要とされるよりも少く、
周囲空気中の酸素が該コンテナ内に確実に十分に拡散し
得るようにし、該密封された又は実質的に密封されたコ
ンピュータ内で減少した酸素レベルを与えるように該コ
ンテナに低酸素もしくは無酸素のガスを噴流せしめ、こ
の噴流は上記密封又は実質的な密封の以前、密封中、も
しくは密封後に発生するようになっている密封方法の段
階；および （ｂ）（ｉ）該コンテナ内の酸素レベルを監視し、最
適値もしくは設定値もしくはそれらの値の領域に向けて
このような監視の段階に対応して、周囲空気の該コンテ
ナ内への正の注入により必要に応じて酸素レベルを自動
的に調整するプロセス、および （ii）該コンテナ内の二酸化炭素レベルを監視し、低
酸素ガスもしくは無酸素ガスを用いた噴流に依存するこ
となく、最適値又は設定値もしくはそれらの値の領域に
向かってこのような監視に対応して、必要に応じて二酸
化炭素レベルを調整するプロセスで、該調整は最初は該
コンテナ内の該空気の浄化手段によるものであるが、上
記二酸化炭素のレベルが第１の所定の値を越えるなら
ば、および次に上記二酸化炭素のレベルが第２のより高
い所定の値を越えるならば、周囲空気を該コンテナに正
の注入をすることによるもの、 であり、上記酸素レベルの調整プロセスと上記二酸化
炭素レベルの調整プロセスとを実行しながら、内部で呼
吸している食料品を有する該コンテナを輸送する段階、 とを具備することを特徴とする多量の食料品を輸送す
る方法、 を提供するものである。
中の呼吸作用の結果として品質の低下を蒙り易い多量の
食料品を輸送する方法であって、該方法は、 （ａ）コンテナ内で該多量の呼吸している食料品を密
封もしくは実質的に密封する段階であって、呼吸してい
る食料品により完全な呼吸に必要とされるよりも少く、
周囲空気中の酸素が該コンテナ内に確実に十分に拡散し
得るようにし、該密封された又は実質的に密封されたコ
ンピュータ内で減少した酸素レベルを与えるように該コ
ンテナに低酸素もしくは無酸素のガスを噴流せしめ、こ
の噴流は上記密封又は実質的な密封の以前、密封中、も
しくは密封後に発生するようになっている密封方法の段
階；および （ｂ）（ｉ）該コンテナ内の酸素レベルを監視し、最
適値もしくは設定値もしくはそれらの値の領域に向けて
このような監視の段階に対応して、周囲空気の該コンテ
ナ内への正の注入により必要に応じて酸素レベルを自動
的に調整するプロセス、および （ii）該コンテナ内の二酸化炭素レベルを監視し、低
酸素ガスもしくは無酸素ガスを用いた噴流に依存するこ
となく、最適値又は設定値もしくはそれらの値の領域に
向かってこのような監視に対応して、必要に応じて二酸
化炭素レベルを調整するプロセスで、該調整は最初は該
コンテナ内の該空気の浄化手段によるものであるが、上
記二酸化炭素のレベルが第１の所定の値を越えるなら
ば、および次に上記二酸化炭素のレベルが第２のより高
い所定の値を越えるならば、周囲空気を該コンテナに正
の注入をすることによるもの、 であり、上記酸素レベルの調整プロセスと上記二酸化
炭素レベルの調整プロセスとを実行しながら、内部で呼
吸している食料品を有する該コンテナを輸送する段階、 とを具備することを特徴とする多量の食料品を輸送す
る方法、 を提供するものである。
該コンテナは冷凍され、温度の自動調節装置の存在す
ることが好ましい。
ることが好ましい。
もう一つの特徴として、本発明は、呼吸作用により品
質の低下する可能性のある多量の呼吸している食料品を
輸送する装置であって、該装置は、 実質的に密封されることが可能であり、かつ輸送され
るべき食料品が搬送され得る上記食料品に関する気体性
環境を内包する輸送可能な手段； 呼吸作用に必要とされる量より少い、周囲空気からの
酸素が雰囲気に拡散し得るように、上記食料品を積荷し
た後に上記気体性環境を密封もしくは実質的に密封する
ための手段； 雰囲気の酸素含有量を周囲空気の含有量以下に減少さ
せるために、該環境を無酸素ガスもしくは低酸素ガスを
用いて噴流を可能ならしめる手段； 該環境の酸素含有量を監視するための手段； 該環境の二酸化炭素を監視するための手段； 万一酸素含有量が設定値以下となるか、もしくは設定
値以下に低下するならば、周囲空気が該環境中に正の注
入をひきおこすように上記酸素含有量を監視するための
該手段に応答する手段； 万一上記二酸化炭素含有量が第１の設定値を超過する
とすれば、少くとも二酸化炭素の若干量を浄化するため
の手段を通って、該環境内でガスの通過をひきおこすた
めの上記二酸化炭素を監視するための該手段に応答する
手段；および 万一前記二酸化炭素含有量が少くとも若干の環境から
二酸化炭素を浄化するための上記手段により、より高い
第２の設定値以下に維持されないとすれば、周囲の空気
の環境への正の注入をひきおこすごとき上記二酸化炭素
含有量を監視するための該手段に応答する手段； とを具備する装置、 が提供される。
質の低下する可能性のある多量の呼吸している食料品を
輸送する装置であって、該装置は、 実質的に密封されることが可能であり、かつ輸送され
るべき食料品が搬送され得る上記食料品に関する気体性
環境を内包する輸送可能な手段； 呼吸作用に必要とされる量より少い、周囲空気からの
酸素が雰囲気に拡散し得るように、上記食料品を積荷し
た後に上記気体性環境を密封もしくは実質的に密封する
ための手段； 雰囲気の酸素含有量を周囲空気の含有量以下に減少さ
せるために、該環境を無酸素ガスもしくは低酸素ガスを
用いて噴流を可能ならしめる手段； 該環境の酸素含有量を監視するための手段； 該環境の二酸化炭素を監視するための手段； 万一酸素含有量が設定値以下となるか、もしくは設定
値以下に低下するならば、周囲空気が該環境中に正の注
入をひきおこすように上記酸素含有量を監視するための
該手段に応答する手段； 万一上記二酸化炭素含有量が第１の設定値を超過する
とすれば、少くとも二酸化炭素の若干量を浄化するため
の手段を通って、該環境内でガスの通過をひきおこすた
めの上記二酸化炭素を監視するための該手段に応答する
手段；および 万一前記二酸化炭素含有量が少くとも若干の環境から
二酸化炭素を浄化するための上記手段により、より高い
第２の設定値以下に維持されないとすれば、周囲の空気
の環境への正の注入をひきおこすごとき上記二酸化炭素
含有量を監視するための該手段に応答する手段； とを具備する装置、 が提供される。
上記装置は環境温度を監視する手段を具備して、環境
の温度を監視する手段に対応して、設定値に対し環境温
度を少くとも下方向に調節するための手段を附加的に具
備することが好ましい。
の温度を監視する手段に対応して、設定値に対し環境温
度を少くとも下方向に調節するための手段を附加的に具
備することが好ましい。
コントローラはマイクロプロセッサを基礎とするユニ
ットで、これが上文に規定した如く、コンテナ、特に冷
凍された船舶の船積み用コンテナ内の二酸化炭素と酸素
のレベルを測定し、制御し、表示し、およびデータ記録
を行うものである。ガスレベルの制御は、コンテナに組
込まれ、コントローラに接続されたソレノイドバルブを
介して達成され得る。二酸化炭素の場合、バルブは次の
如く支えられる。
ットで、これが上文に規定した如く、コンテナ、特に冷
凍された船舶の船積み用コンテナ内の二酸化炭素と酸素
のレベルを測定し、制御し、表示し、およびデータ記録
を行うものである。ガスレベルの制御は、コンテナに組
込まれ、コントローラに接続されたソレノイドバルブを
介して達成され得る。二酸化炭素の場合、バルブは次の
如く支えられる。
（ｉ）バルブは、設定レベルを超過するコンテナ空気
の二酸化炭素（CO2）レベルを阻止するために浄化ユニ
ットを通ってコンテナ空気の通過を許容する如く支えら
れるし、また （ii）浄化作用の失敗の場合のように、二酸化炭素レ
ベルが万一より高い設定レベルを超過するとすれば、周
囲の空気のコンテナへの注入を許容する如くバルブが支
えられる。
の二酸化炭素（CO2）レベルを阻止するために浄化ユニ
ットを通ってコンテナ空気の通過を許容する如く支えら
れるし、また （ii）浄化作用の失敗の場合のように、二酸化炭素レ
ベルが万一より高い設定レベルを超過するとすれば、周
囲の空気のコンテナへの注入を許容する如くバルブが支
えられる。
酸素ガス（O2）の場合には、（ii）項の外部バルブは
コンテナ空気の酸素ガスレベルが、設定レベル以下に低
下するのを阻止する如く、周囲空気のコンテナ内への注
入を許容する。コントローラは携帯可能であるように意
図され、このようなコンテナの電源制御ボックス内に当
嵌る如く寸法と形状とを有している。
コンテナ空気の酸素ガスレベルが、設定レベル以下に低
下するのを阻止する如く、周囲空気のコンテナ内への注
入を許容する。コントローラは携帯可能であるように意
図され、このようなコンテナの電源制御ボックス内に当
嵌る如く寸法と形状とを有している。
第１図を参照すれば、コントローラは、固定記憶装置
２に格納されたプログラムに従って動作するマイクロプ
ロセッサ１を備えていることが図式化されている。マイ
クロプロセッサは読取り／書込みメモリ３とカセットユ
ニット４内の交換可能なカセットに対し、およびそれら
から読取りと書込みとを行う。気体ポンプ５は連続的に
コンテナから入口15を介して、および連続的に酸素検出
器６と二酸化炭素検出器７を介して、空気を引き入れ
る。出口16は標本化された空気をコンテナもしくはその
周囲に戻す。温度検出器８をコントローラそれ自身の温
度を近似的に監視する。アナログマルチプレクサ９はマ
イクロプロセッサによる命令に応じて３個の検出器出力
信号のいずれかをアナログ・ディジタル変換器10に送
る。選択された検出器信号はそれから共通のデータ／ア
ドレスバス11上にてマイクロプロセッサに送られる。
２に格納されたプログラムに従って動作するマイクロプ
ロセッサ１を備えていることが図式化されている。マイ
クロプロセッサは読取り／書込みメモリ３とカセットユ
ニット４内の交換可能なカセットに対し、およびそれら
から読取りと書込みとを行う。気体ポンプ５は連続的に
コンテナから入口15を介して、および連続的に酸素検出
器６と二酸化炭素検出器７を介して、空気を引き入れ
る。出口16は標本化された空気をコンテナもしくはその
周囲に戻す。温度検出器８をコントローラそれ自身の温
度を近似的に監視する。アナログマルチプレクサ９はマ
イクロプロセッサによる命令に応じて３個の検出器出力
信号のいずれかをアナログ・ディジタル変換器10に送
る。選択された検出器信号はそれから共通のデータ／ア
ドレスバス11上にてマイクロプロセッサに送られる。
マイクロプロセッサ１は、使用された検出器に依存し
て補正値を検出されたレベルに必要に応じて加えること
により実際のCO2レベルとO2レベルとを計算する。最も
新しい標本値に従うCO2とO2のレベルはそれからディス
プレイ装置12上に示され、適切な間隔をおいて、検知さ
れた温度と実時間クロック13に従う時間とに加えて、カ
セット上に格納され得る。マイクロプロセッサは実際の
CO2レベルとO2レベルとを予め設定された設定点と比較
するが、これらのレベルは特定の食料品に対して変化す
る好適なレベルである。コンテナバルブの動作は、バル
ブ制御ポート14を介してマイクロプロセッサにより制御
される。コントローラの、コンテナに取付けられ得る冷
凍ユニットのような他のデバイスおよび別のマイクロプ
ロセッサとの通信用に、外部ポート15が設けられてい
る。
て補正値を検出されたレベルに必要に応じて加えること
により実際のCO2レベルとO2レベルとを計算する。最も
新しい標本値に従うCO2とO2のレベルはそれからディス
プレイ装置12上に示され、適切な間隔をおいて、検知さ
れた温度と実時間クロック13に従う時間とに加えて、カ
セット上に格納され得る。マイクロプロセッサは実際の
CO2レベルとO2レベルとを予め設定された設定点と比較
するが、これらのレベルは特定の食料品に対して変化す
る好適なレベルである。コンテナバルブの動作は、バル
ブ制御ポート14を介してマイクロプロセッサにより制御
される。コントローラの、コンテナに取付けられ得る冷
凍ユニットのような他のデバイスおよび別のマイクロプ
ロセッサとの通信用に、外部ポート15が設けられてい
る。
コンテナにより通常輸送される食料品を二つの範疇
（カテゴリー）に類別することは実用的であり、このカ
テゴリーはコンテナ空気の容積分３％より大又はより小
の好適なCO2レベルを有している。それを超えて食料品
にとって許容できない損害の発生する各カテゴリーに対
して高いCO2限界が規定されている。好適なレベルが３
％より小である場合には上限は５％であり、好適なレベ
ルが３％より大である場合には、上限は５％プラス好適
なレベルである。コンテナ外部の、周囲空気は通常これ
らの上限よりかなり低い、容積分で約0.7％の二酸化炭
素含有量を有している。過剰なバルブ動作を避けるため
に、CO2とO2の設定点とCO2の上限とはそれぞれ±0.6、
±0.3および±0.5の不感帯を有する。例えば、CO2レベ
ルが設定点をこえて上昇する時、マイクロプロセッサ
は、レベルが0.5％だけ設定点を超過するまで動作しな
いし、かつレベルが低下する時は、レベルが0.5％だけ
設定点以下に低下するまで動作しない。その他の値のカ
テゴリー、限界および不感帯も勿論規定され得る。
（カテゴリー）に類別することは実用的であり、このカ
テゴリーはコンテナ空気の容積分３％より大又はより小
の好適なCO2レベルを有している。それを超えて食料品
にとって許容できない損害の発生する各カテゴリーに対
して高いCO2限界が規定されている。好適なレベルが３
％より小である場合には上限は５％であり、好適なレベ
ルが３％より大である場合には、上限は５％プラス好適
なレベルである。コンテナ外部の、周囲空気は通常これ
らの上限よりかなり低い、容積分で約0.7％の二酸化炭
素含有量を有している。過剰なバルブ動作を避けるため
に、CO2とO2の設定点とCO2の上限とはそれぞれ±0.6、
±0.3および±0.5の不感帯を有する。例えば、CO2レベ
ルが設定点をこえて上昇する時、マイクロプロセッサ
は、レベルが0.5％だけ設定点を超過するまで動作しな
いし、かつレベルが低下する時は、レベルが0.5％だけ
設定点以下に低下するまで動作しない。その他の値のカ
テゴリー、限界および不感帯も勿論規定され得る。
本発明を実施するマイクロプロセッサのプログラムの
その部分は第２図と第３図の流れ図を参照して説明され
る。
その部分は第２図と第３図の流れ図を参照して説明され
る。
第２図において、コンテナが解凍作用を受けていない
と仮定すれば、コンテナのCO2とO2レベルに関して動作
が行われ得る。その時マイクロプロセッサはCO2レベル
をCO2設定点およびそれからCO2上限値と比較するように
進行する。CO2上限を超えると、周囲空気はコンテナ内
に引込まれ、コンテナ空気のCO2レベルを低下させ、然
らざる時は、O2レベルはO2設定点と比較される。CO2上
限制限はかくしてO2レベル制御を優先（override）させ
る。それぞれの比較を行って必要ならばバルブを動作さ
せる場合に、プログラムの実施は第３図に示されるルー
チンに移行する。
と仮定すれば、コンテナのCO2とO2レベルに関して動作
が行われ得る。その時マイクロプロセッサはCO2レベル
をCO2設定点およびそれからCO2上限値と比較するように
進行する。CO2上限を超えると、周囲空気はコンテナ内
に引込まれ、コンテナ空気のCO2レベルを低下させ、然
らざる時は、O2レベルはO2設定点と比較される。CO2上
限制限はかくしてO2レベル制御を優先（override）させ
る。それぞれの比較を行って必要ならばバルブを動作さ
せる場合に、プログラムの実施は第３図に示されるルー
チンに移行する。
第３図を参照すれば、マイクロプロセッサは、対応す
る設定点からCO2とO2レベルの偏移に等しい誤差を計算
し、不感帯振幅より小さな誤差量に等しい制御値を計算
する。もしも制御値が負であれば、誤差は不感帯の範囲
内にあり、現在のバルブ状態は維持される。もしも制御
値が正であれば、誤差は不感帯の範囲外にあり次の如き
動作が行われ得る。もしもCO2レベルと設定点とが比較
されているならば、正の誤差は、望ましくなくレベルが
高く、かつ浄化用バルブが開放されるか、もしくは開放
状態に維持されるべきであることを示し、一方、説の誤
差が、レベルが設定点以下であり浄化バルブは閉止さ
れ、もしくは閉止状態を維持すべきことを示している。
もしもO2レベルと設定点とが比較されているならば、正
の誤差は、レベルが設定点を超えており外部バルブが閉
止されるべきことを示し、一方、負の誤差は、レベルが
好ましくなく近く、かつ外部バルブが開放されもしくは
開放状態を維持すべきことを示している。
る設定点からCO2とO2レベルの偏移に等しい誤差を計算
し、不感帯振幅より小さな誤差量に等しい制御値を計算
する。もしも制御値が負であれば、誤差は不感帯の範囲
内にあり、現在のバルブ状態は維持される。もしも制御
値が正であれば、誤差は不感帯の範囲外にあり次の如き
動作が行われ得る。もしもCO2レベルと設定点とが比較
されているならば、正の誤差は、望ましくなくレベルが
高く、かつ浄化用バルブが開放されるか、もしくは開放
状態に維持されるべきであることを示し、一方、説の誤
差が、レベルが設定点以下であり浄化バルブは閉止さ
れ、もしくは閉止状態を維持すべきことを示している。
もしもO2レベルと設定点とが比較されているならば、正
の誤差は、レベルが設定点を超えており外部バルブが閉
止されるべきことを示し、一方、負の誤差は、レベルが
好ましくなく近く、かつ外部バルブが開放されもしくは
開放状態を維持すべきことを示している。
本発明の特定の実施例の主要な特徴をこゝに説明する
ことにしよう。この実施例において、マイクロプロセッ
サ１はインテル社8085型ビット・プロセッサである。第
１図に示されたコントローラの他の部品は8255型プログ
ラマブル周辺機器インタフェースを介してデータ／アド
レスバスとインタフェースするが、たゞし、外部ポート
15はコントローラが別のマイクロプロセッサと接続する
ための8251型プログラム可能な通信インターフェースを
備えていることは例外である。マイクロプロセッサ・プ
ログラムが格納されるROM2は、２個の32K2732型EPROMを
具備し、一方RAM3は2K6116型スタテイックRAMを具備す
る。アナログマルチプレクサ９とアナログ・ディジタル
変換器10とはそれぞれ4051型およびADC0802型チップと
を具備している。特定のコンテナ負荷に対する設定点
は、上記の如く8251型インタフェースを介して手持ち型
コンピュータから入力された後にカセット内に格納さ
れ、もしもカセットが適所に置かれなければ、第２図の
ルーチンをコントローラは実行することができない。不
感帯の値（O2：±0.3％、CO2：±0.5％）はEOROMに格納
され負荷の間で変更されない。
ことにしよう。この実施例において、マイクロプロセッ
サ１はインテル社8085型ビット・プロセッサである。第
１図に示されたコントローラの他の部品は8255型プログ
ラマブル周辺機器インタフェースを介してデータ／アド
レスバスとインタフェースするが、たゞし、外部ポート
15はコントローラが別のマイクロプロセッサと接続する
ための8251型プログラム可能な通信インターフェースを
備えていることは例外である。マイクロプロセッサ・プ
ログラムが格納されるROM2は、２個の32K2732型EPROMを
具備し、一方RAM3は2K6116型スタテイックRAMを具備す
る。アナログマルチプレクサ９とアナログ・ディジタル
変換器10とはそれぞれ4051型およびADC0802型チップと
を具備している。特定のコンテナ負荷に対する設定点
は、上記の如く8251型インタフェースを介して手持ち型
コンピュータから入力された後にカセット内に格納さ
れ、もしもカセットが適所に置かれなければ、第２図の
ルーチンをコントローラは実行することができない。不
感帯の値（O2：±0.3％、CO2：±0.5％）はEOROMに格納
され負荷の間で変更されない。
「テレダイン」（テレダイン・アナリテイカル・イン
スツルメンツ社製品）型A5マイクロ燃料電池はコンテナ
内の酸素を容積分で25％まで検出し、かつ10％の読取確
度を有する。電池出力は、その補償が電池出力回路のサ
ーミスタを介して達成される温度依存型である。
スツルメンツ社製品）型A5マイクロ燃料電池はコンテナ
内の酸素を容積分で25％まで検出し、かつ10％の読取確
度を有する。電池出力は、その補償が電池出力回路のサ
ーミスタを介して達成される温度依存型である。
４個のフィラメントのガーマック型（米国Gowmac社製
品）熱伝導率電池は、容積分25％までのコンテナ内の空
気内の二酸化炭素の存在を検出するために使用される。
検出器の夫々のフィラメントは抵抗ブリッジの１アーム
を具備し、２個のフィラメントは気体測定用に用いら
れ、２個のフィラメントは基準用に用いられる。このよ
うな検出器は本来CO2を検知できないが、またコンテナ
空気のO2レベルとNO2レベルを表示するものである。し
たがってマイクロプロセッサは、検知されたO2レベルと
N2レベルの評価に従って導電率電池の出力を補償する。
CO2検出器はまた別の補償が、温度検出器８の出力を介
してマイクロプロセッサにより別の補償がそれに対して
行われ温度依存性がある。全体として、CO2レベルは１
％の確度を以て得られた。
品）熱伝導率電池は、容積分25％までのコンテナ内の空
気内の二酸化炭素の存在を検出するために使用される。
検出器の夫々のフィラメントは抵抗ブリッジの１アーム
を具備し、２個のフィラメントは気体測定用に用いら
れ、２個のフィラメントは基準用に用いられる。このよ
うな検出器は本来CO2を検知できないが、またコンテナ
空気のO2レベルとNO2レベルを表示するものである。し
たがってマイクロプロセッサは、検知されたO2レベルと
N2レベルの評価に従って導電率電池の出力を補償する。
CO2検出器はまた別の補償が、温度検出器８の出力を介
してマイクロプロセッサにより別の補償がそれに対して
行われ温度依存性がある。全体として、CO2レベルは１
％の確度を以て得られた。
「ヴァイサ」製（米国Wisa Precision Pumps社製品）
振動子型ポンプは0.2−0.5l/min.で検出器を介してコン
テナ空気を引き込む。空気はCO2検出器を通って通過す
る前にフイルタで濾過される。
振動子型ポンプは0.2−0.5l/min.で検出器を介してコン
テナ空気を引き込む。空気はCO2検出器を通って通過す
る前にフイルタで濾過される。
それぞれの検出器出力は毎秒約１回マイクロプロセッ
サにより読取られ、各レベルに対する運転平均は雑音を
克服するために計算され、検出器出力は先に述べたよう
に補償される。最新の平均値はコントローラの正面パネ
ル上に表示され、設定点と比較される。コンテナとコン
トローラとが使用される場合、コンテナのCO2とO2レベ
ルおよびコントローラ温度とは約８時間毎にカセット上
に記録される。所望ならば、第１図には図示されていな
いが、コンテナ内の別の通信用ポートを介してコンテナ
内の温度を監視し記録する装置が設けられている。
サにより読取られ、各レベルに対する運転平均は雑音を
克服するために計算され、検出器出力は先に述べたよう
に補償される。最新の平均値はコントローラの正面パネ
ル上に表示され、設定点と比較される。コンテナとコン
トローラとが使用される場合、コンテナのCO2とO2レベ
ルおよびコントローラ温度とは約８時間毎にカセット上
に記録される。所望ならば、第１図には図示されていな
いが、コンテナ内の別の通信用ポートを介してコンテナ
内の温度を監視し記録する装置が設けられている。
第４図（４（Ａ）,4（Ｂ）,4（Ｃ））は、ライン222
−335が第２図の流れ図に近似的に対応する、8085型ア
センブリ・ランゲージプログラムの一部分をリストにし
たものである。
−335が第２図の流れ図に近似的に対応する、8085型ア
センブリ・ランゲージプログラムの一部分をリストにし
たものである。
第５図（５（Ａ）,5（Ｂ）,5（Ｃ））は、ライン1134
−1168がCO2検出器温度に対するCO2レベル補償を実施あ
し、ライン1177−1200はO2レベルに一致してCO2レベル
補償を行い、ライン1219−1272は第３図の流れ図にほゞ
対応する、8085型アセンブリ・ランゲージプログラムの
一部分をリストにしたものである。
−1168がCO2検出器温度に対するCO2レベル補償を実施あ
し、ライン1177−1200はO2レベルに一致してCO2レベル
補償を行い、ライン1219−1272は第３図の流れ図にほゞ
対応する、8085型アセンブリ・ランゲージプログラムの
一部分をリストにしたものである。
本発明に係る装置と方法とは輸送産業において広汎な
応用を規定するものと思われる。
応用を規定するものと思われる。
第１図は、本発明を実施するのに使用し得るコントロー
ラのブロック図、 第２図はおよび第３図は、コントローラのマイクロプロ
セッサ・プログラムの部分に関する流れ図、 第４図（Ａ）、第４図（Ｂ）、第４図（Ｃ）は第２図に
対応する8085型アセンブリ・ランゲージ・プログラムの
リストを示す図、 第５図（Ａ）、第５図（Ｂ）、第５図（Ｃ）はCO2レベ
ル補償と第３図に対応する8085型アセンブラランゲージ
プログラムのリストを示す図、をそれぞれ示している。 本明細書で説明されるコントローラは上記明細書で述べ
られたコンテナ・システムと接続して使用するのが好適
であり、特にそのような明細書の第１−７図を参照し
て、それらの明細書の第８−10図に関連して述べられた
コントローラの代替物として用いられるのが好ましい。 １…マイクロプロセッサ、２…ROM、３…RAM、４…カセ
ット部、５…ポンプ、６…O2検出器、７…CO2検出器、
８…温度検出器、９…アナログマルチプレクサ、10…ア
ナログ・ディジタル・コンバータ、11…バス、12…ディ
スプレイ装置、13…クロック、14…バルブ制御ポート、
15…外部ポート。
ラのブロック図、 第２図はおよび第３図は、コントローラのマイクロプロ
セッサ・プログラムの部分に関する流れ図、 第４図（Ａ）、第４図（Ｂ）、第４図（Ｃ）は第２図に
対応する8085型アセンブリ・ランゲージ・プログラムの
リストを示す図、 第５図（Ａ）、第５図（Ｂ）、第５図（Ｃ）はCO2レベ
ル補償と第３図に対応する8085型アセンブラランゲージ
プログラムのリストを示す図、をそれぞれ示している。 本明細書で説明されるコントローラは上記明細書で述べ
られたコンテナ・システムと接続して使用するのが好適
であり、特にそのような明細書の第１−７図を参照し
て、それらの明細書の第８−10図に関連して述べられた
コントローラの代替物として用いられるのが好ましい。 １…マイクロプロセッサ、２…ROM、３…RAM、４…カセ
ット部、５…ポンプ、６…O2検出器、７…CO2検出器、
８…温度検出器、９…アナログマルチプレクサ、10…ア
ナログ・ディジタル・コンバータ、11…バス、12…ディ
スプレイ装置、13…クロック、14…バルブ制御ポート、
15…外部ポート。
Claims (11)
- 【請求項１】輸送中の呼吸作用の結果として品質の低下
を蒙り易い多量の食料品を輸送する方法であって、該方
法は、 （ａ）コンテナ内で該多量の呼吸している食料品を密封
もしくは実質的に密封する段階であって、呼吸している
食料品により完全な呼吸に必要とされるよりも少く、周
囲空気中の酸素が該コンテナ内に確実に十分に拡散し得
るようにし、該密封された又は実質的に密封されたコン
テナ内で減少した酸素レベルを与えるように該コンテナ
に低酸素もしくは無酸素のガスを噴流せしめ、この噴流
は上記密封又は実質的な密封の以前、密封中、もしくは
密封後に発生するようになっている密封方法の段階；お
よび （ｂ）（ｉ）該コンテナ内の酸素レベルを監視し、最適
値もしくは設定値もしくはそれらの値の領域に向けてこ
のような監視の段階に対応して、周囲空気の該コンテナ
内への正の注入により必要に応じて酸素レベルを自動的
に調整するプロセス、および （ii）該コンテナ内の二酸化炭素レベルを監視し、低酸
素ガスもしくは無酸素ガスを用いた噴流に依存すること
なく、最適値又は設定値もしくはそれらの値の領域に向
かってこのような監視に対応して、必要に応じて二酸化
炭素レベルを調整するプロセスで、該調整は最初は該コ
ンテナ内の該空気の浄化手段によるものであるが、上記
二酸化炭素のレベルが第１の所定の値を越えるならば、
および次に上記二酸化炭素のレベルが第２のより高い所
定の値を越えるならば、周囲空気を該コンテナに正の注
入をすることによるものであり 上記酸素レベルの調整プロセスと上記二酸化炭素レベル
の調整プロセスとを実行しながら内部で呼吸している食
料品を有する該コンテナを輸送する段階、 とを具備することを特徴とする多量の食料品を輸送する
方法。 - 【請求項２】上記コンテナは冷却された食料品で積載さ
れかつ該コンテナ内に温度の自動調節部を具備してな
る、請求項１記載の方法。 - 【請求項３】呼吸作用により品質の低下する可能性のあ
る多量の呼吸している食料品を輸送する装置であって、
該装置は、 実質的に密封されることが可能であり、かつ輸送される
べき食料品が搬送され得る上記食料品に関する気体性環
境を内包する輸送可能な手段； 呼吸作用に必要とされる量より少い、周囲空気からの酸
素が雰囲気に拡散し得るように、上記食料品を積荷した
後に上記気体性環境を密封もしくは実質的に密封するた
めの手段； 雰囲気の酸素含有量を周囲空気の含有量以下に減少させ
るために、該環境を無酸素ガスもしくは低酸素ガスを用
いて噴流を可能ならしめる手段； 該環境の酸素含有量を監視するための手段； 該環境の二酸化炭素を監視するための手段； 万一酸素含有量が設定値以下となるか、もしくは設定値
以下に低下するならば、周囲空気が該環境中に正の注入
をひきおこすように上記酸素含有量を監視するための該
手段に応答する手段； 万一上記二酸化炭素含有量が第１の設定値を超過すると
すれば、少くとも二酸化炭素の若干量を浄化するための
手段を通って、該環境内でガスの通過をひきおこすため
の上記二酸化炭素を監視するための該手段に応答する手
段；および 万一前記二酸化炭素含有量が少くとも若干量の環境から
の二酸化炭素を浄化するための上記手段により、より高
い第２の設定値以下に維持されないとすれば、周囲の空
気の環境への正の注入をひきおこすごとき上記二酸化炭
素含有量を監視するための該手段に応答する手段； とを具備する装置。 - 【請求項４】上記環境は食料品を呼吸させるための格納
空間を規定するコンテナ内にあるものである、請求項３
記載の装置。 - 【請求項５】該環境の温度を監視するための手段および
設定値に向けて該環境の温度を少くとも下方向に調節す
る如く該環境の温度を監視する該手段に応答する手段を
附加的に具備するものである、請求項３記載の装置。 - 【請求項６】コンテナの空気から二酸化炭素CO2を抽出
する手段と、周囲の空気をコンテナの空気と交換する手
段とを有し、食料品を呼吸させるための格納空間を規定
するコンテナ用ガスコントローラであって、該ガスコン
トローラは、 共通の通信用バスに接続されたマイクロプロセッサ、固
定記憶装置および読出し−書込み用記憶装置； コンテナ空気内の二酸化炭素のレベルを監視するための
二酸化炭素検出器； コンテナ空気内の酸素のレベルを監視するための酸素検
出器； 上記複数の検出器の出力を上記バスに接続するための手
段；および 上記抽出用手段と上記交換用手段を活性化または非活性
化せしめる制御信号を、上記マイクロプロセッサから出
力させるための、上記バスに接続された出力ポート； とを具備するものであり、 上記マイクロプロセッサは上記固定記憶装置に格納され
たプログラムを実施し、そのプログラムは （ａ）上記二酸化炭素および酸素のレベルを監視する； （ｂ）上記二酸化炭素レベルが設定された二酸化炭素の
レベルもしくは複数レベルの範囲を超過もしくは以下に
降下するならば上記抽出手段を活性化または非活性化せ
しめる； （ｃ）上記二酸化炭素レベルが設定された二酸化炭素の
上限もしくは、複数の上限の範囲を超過する、もしくは
以下に降下するならば、上記交換用手段を活性化もしく
は非活性化せしめる；および （ｄ）上記酸素レベルが設定された酸素レベルもしくは
複数レベルの範囲以下に降下もしくは以上に超えるなら
ば、上記交換用手段を活性化もしくは非活性化せしめ
る、 ことを特徴とするガスコントローラ。 - 【請求項７】上記活性化／非活性化作用はソレノイドバ
ルブの開放もしくは閉成を行うものである、請求項６記
載のガスコントローラ。 - 【請求項８】上記設定された二酸化炭素および酸素のレ
ベルは、上記コンテナ内の呼吸用食料品を輸送するため
の好適なレベルである、請求項６または７記載のガスコ
ントローラ。 - 【請求項９】上記設定された二酸化炭素の限界は、上記
コンテナ内で輸送されている食料品に容認できない損害
が発生する限界である、請求項６から８までのいずれか
に記載のガスコントローラ。 - 【請求項１０】上記検出器の出力を上記バスに接続する
ための上記手段は、アナログ・ディジタル変換器と直列
なアナログ・マルチプレクサを具備するものである、請
求項６から９までのいずれかに記載のガスコントロー
ラ。 - 【請求項１１】上記プログラムは所定の期間において、
上記二酸化炭素と酸素のレベルを上記バスを介して上記
マイクロプロセッサに接続された交換可能な記憶素子内
に記録するものである、請求項６から10までのいずれか
に記載のガスコントローラ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NZ225620A NZ225620A (en) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | Transporting comestibles in computer controlled atmosphere of reduced oxygen level |
| NZ225620 | 1988-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02167027A JPH02167027A (ja) | 1990-06-27 |
| JP2542083B2 true JP2542083B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=19922543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19068589A Expired - Lifetime JP2542083B2 (ja) | 1988-07-29 | 1989-07-25 | 多量の食料品等を輸送するための方法および装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4987745A (ja) |
| EP (1) | EP0353021B2 (ja) |
| JP (1) | JP2542083B2 (ja) |
| AT (1) | ATE87431T1 (ja) |
| AU (1) | AU621391B2 (ja) |
| DE (1) | DE68905702T2 (ja) |
| NZ (1) | NZ225620A (ja) |
| ZA (1) | ZA895673B (ja) |
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