JP2541721B2 - 成形機の制御方法と制御装置 - Google Patents

成形機の制御方法と制御装置

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JP2541721B2 JP3353295A JP35329591A JP2541721B2 JP 2541721 B2 JP2541721 B2 JP 2541721B2 JP 3353295 A JP3353295 A JP 3353295A JP 35329591 A JP35329591 A JP 35329591A JP 2541721 B2 JP2541721 B2 JP 2541721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形機の制御方法と制御
装置に関し、一層詳細には成形機における樹脂の充填速
度を制御する成形機の制御方法と制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、射出成形機において、成形品の
形状により、成形機の負荷圧力(例:樹脂の充填機構を
駆動するための油圧式アクチュエータの油圧)と樹脂の
成形金型内への充填速度との関係、つまり圧力−速度特
性(以下、オーバーライド特性と記す)を変える必要が
ある。例えば、レンズのような肉厚成形品を成形する場
合は、低速射出が要求され、樹脂の充填工程においては
一定の充填速度で充填を行い、負荷圧力が最高に達する
直前で充填速度を急激に落とす必要がある。このような
オーバーライド特性を高オーバーライド特性と呼ぶ。一
方、リレーケースのような肉薄成形品を成形する場合
は、高速射出が要求され、樹脂の充填工程においては当
初高速で充填を行い、負荷圧力の上昇に伴い徐々に充填
速度を落とす必要がある。このようなオーバーライド特
性を低オーバーライド特性と呼ぶ。従来、成形機のオー
バーライド特性を変えるためには樹脂の充填機構を駆動
するための油圧式アクチュエータの油圧回路を変えて所
望のオーバーライド特性を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の成形機のオーバーライド特性の変更方式には次の
ような課題がある。オーバーライド特性は、樹脂の充填
機構を駆動するための油圧式アクチュエータの油圧回路
で決まってしまうので、それを変更するとなると油圧回
路を変える必要がある。しかし、油圧回路変更の作業を
行う間、成形機の運転を停止させなければならないた
め、経済的な損失が大きいという課題がある。また、油
圧回路の変更は面倒な作業であり、加えて高品質な成形
品を得るためには調整が難しいという課題もある。従っ
て、本発明は油圧回路の変更を行うことなくオーバーラ
イド特性の指定、変更を行うことが可能な成形機の制御
方法と制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は次の構成を備える。すなわち、制御方法は、
め成形品ごとに決定された成形機の充填工程の負荷圧力
と樹脂の充填速度との相関関係に基づき、成形すべき前
記成形品に対応して前記相関関係を選択的に決定し、前
成形機の前記負荷圧力を測定し、測定された該負荷圧
力に対して前記決定された相関関係にある前記充填速度
で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充填機構を制御する
ことを特徴とする。より具体的には、前記充填速度は、
測定された負荷圧力を基に、前記相関関係を有するよう
予め定められている演算式に則り、演算で求めるように
してもよいし、または前記充填速度は、測定された負荷
圧力を基に、前記相関関係を有するよう予め定められ、
記憶されている負荷圧力に対する充填速度のデータテー
ブルを検索して求めるようにしてもよい。一方、制御装
置は、成形機の負荷圧力を測定するための測定手段と、
成形品ごとに予め決定された成形機の充填工程の負荷圧
力と樹脂の充填速度との相関関係が記憶される記憶手段
と、成形すべき前記成形品に対応する前記相関関係を選
択的に決定し、測定された前記負荷圧力に対し、決定さ
れた該相関関係にある前記充填速度を求めると共に、求
められた充填速度で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充
填機構を制御する制御手段とを具備することを特徴とす
る。また、この制御装置において、前記記憶手段に記憶
される前記相関関係は演算式で記憶され、前記制御手段
は、前記演算式に則り、前記充填速度を演算で求めるよ
うにしてもよいし、または前記記憶手段に記憶される前
記相関関係は、前記負荷圧力に対する充填速度のデータ
テーブルとして記憶され、前記制御手段は、前記データ
テーブルを検索して前記充填速度を求めるようにしても
よい。
【0005】
【作用】作用について説明する。制御方法においては、
予め成形品ごとに決定された成形機の充填工程の負荷圧
力と樹脂の充填速度との相関関係に基づき、成形すべき
成形品に対応して相関関係を選択的に決定し、測定され
た負荷圧力に対して決定された相関関係にある充填速度
で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充填機構を制御する
ので、成形品に適 した所望のオーバーライド特性を得る
ことが可能となる。一方、制御装置においては、制御手
段が、成形すべき成形品に対応する相関関係を記憶手段
に記憶されている成形品ごとの複数の相関関係の中から
選択的に決定し、負荷圧力を基に、当該負荷圧力に対
し、決定された相関関係にある充填速度を求めると共
に、求められた充填速度で成形型内へ樹脂の充填を行う
よう充填機構を制御するので、成形品に適した所望のオ
ーバーライド特性を得ることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、本実施例においては、本発明
の制御方法を実施するに好適な射出成形機の制御装置を
例に挙げて説明する。図1のブロックダイアグラムにお
いて、12は射出スクリュであり、油圧ポンプ(油圧式
アクチュエータ)14で駆動される。射出スクリュ12
は加熱筒(不図示)内に配設され、油圧ポンプ14で駆
動されると、加熱筒内で溶融状態にある樹脂を成形金型
(不図示)内へ射出、充填する。油圧ポンプ14には流
量制御弁(不図示)を含む電子式のコントロール部が設
けられ、入力された制御信号によりコントロール部が流
量制御弁を作動させ、油圧ポンプ14の流量を制御す
る。この射出スクリュ12、油圧ポンプ14等で成形金
型内へ樹脂の充填を行うよう充填機構を構成する。な
お、本実施例においては、射出スクリュ12の前進速度
を樹脂の成形金型内への充填速度とみなし、当該前進速
度はセンサ(不図示)を介して測定可能になっている。
【0007】16は測定手段の一例である圧力センサで
あり、射出成形機の負荷圧力とみなされる、射出スクリ
ュ12を駆動するための油圧を測定する。なお、負荷圧
力としては、本実施例の油圧の他、加熱筒内における樹
脂圧力や、成形金型内における樹脂圧力であってもよ
い。また、射出スクリュ12を電動モータで駆動する場
合、例えばモータ電流からモータの負荷を求め、当該負
荷を基に演算またはデータテーブルの検索により負荷圧
力を求めるようにしてもよい。18は入力手段の一例で
あるキーボードであり、射出成形機の負荷圧力に対し、
予め定められた相関関係にある樹脂の充填速度を求める
ための演算式に必要な制御パラメータを入力可能になっ
ている。制御パラメータとしては、例えば、負荷圧力の
最高値、速度を変化させる負荷圧力の範囲、充填速度の
最高値がある。その他、キーボード18からは、射出成
形機の制御に必要な制御データ、制御コマンド等が入力
可能になっている。なお、入力手段としては、キーボー
ド18の他に、タッチパネル等のオペレータが操作する
入力手段や、ICカード等の外部メモリ、さらにはオン
ラインで入力することもできる。
【0008】20は演算機能および制御機能を有する制
御手段としてのマイクロプロセッサ(MPU)であり
め定められている演算式に則り、射出スクリュ12の
充填速度を演算で求める。また、制御手段としては、圧
力センサ16が測定した油圧を後述する該記憶手段に記
憶し、当該油圧値を基に、油圧値に対し、予め定められ
た相関関係にある射出スクリュ12の充填速度を演算機
能を使って求めると共に、求められた充填速度で成形金
型内へ樹脂の充填を行うよう油圧ポンプ14を制御して
オーバーライド特性を所望のパターンにする。なお、M
PU20は射出スクリュ12の充填速度を演算で求める
のではなく、後述する記憶手段に前記相関関係を有する
負荷圧力に対する充填速度のデータテーブルを予め記憶
しておき、圧力センサ16が測定した油圧値を基に、そ
のデータテーブルを検索して射出スクリュ12の充填速
度を求めるようにしてもよい。その他、MPU20は制
御プログラムに従って、射出スクリュ12の前進速度
(充填速度)の測定や射出成形機各部のコントロールを
行う。
【0009】22はカラーCRTディスプレイである。
ディスプレイ22には、キーボード18から入力された
制御パラメータ、コマンド、射出成形機の運転状況、M
PU20が処理した情報等が表示可能に成っている。2
4は記憶手段の一例であるRAMであり、圧力センサ1
6により測定された圧力値を記憶する。またMPU20
が射出スクリュ12の充填速度を演算で求めるのではな
く、予め定められた相関関係を有する負荷圧力に対する
充填速度のデータテーブルを検索して射出スクリュ12
の充填速度を求める場合、RAM24には当該相関関係
を有する負荷圧力に対する充填速度のデータテーブルが
予め記憶される。RAM24にはキーボード18を介し
てMPU20へ入力された各種データ、MPU20が処
理した情報、演算結果等が一時的に記憶される。なお、
記憶手段としては、RAM24の他、ICカード等の外
部メモリを用いることもできる。特に、前記データテー
ブルを記憶する場合、外部メモリを用いると書換え可能
であり、データの更新も容易となる。26はROMであ
り、MPU20のオペレーティングシステム、オーバー
ライド特性を所望のパターンとする制御プログラム、制
御データ等が予め記憶されている。なお、制御プログラ
ム、制御データについてはICカード等の外部メモリを
用いてもよい。
【0010】続いて、オーバーライド特性の演算制御の
一例について図2と共に説明する。図2のグラフにオー
バーライド特性の1モデルを示す。図2において、 PS: 負荷圧力(圧力センサ16が測定する油圧値)の最大値、 QS: 充填速度(射出スクリュ12の前進速度)の最大値、 PV: 負荷圧力に対し、充填速度を変化させる範囲、 Pt: オーバーライド特性を変化させる負荷圧力値、 Pa: グラフ上の任意の点Pにおける負荷圧力値、 Qa: 求めようとする点Pにおける充填速度、 である。なお、PS、QS、PVはキーボード18から
MPU20へ入力され、または予め定められており、P
aは圧力センサ16が測定してMPU20へ入力され
る。もちろんこれらの値はRAM24に記憶され、MP
U20が演算に際し読み出す。まずPtは次式で求めら
れる。
【0011】
【数1】
【0012】また、演算に使用される定数Cを次式で定
義する。
【0013】
【数2】
【0014】図2のグラフにおいて、負荷圧力Ptの前
後ではオーバーライド特性が変わるので、係数Kを次の
とおり定義する。
【0015】
【数3】
【0016】
【数4】
【0017】以上の演算でPt、C、Kが求まると、求
めようとする点Pにおける充填速度Qaは次式で求めら
れる。
【0018】
【数5】
【0019】この演算によって求められた充填速度Qa
で射出スクリュ12が前進するようMPU20が油圧ポ
ンプ14のコントロール部へ制御信号を送る。この動作
を連続的に繰り返し行うことによりオーバーライド特性
を所望のパターンとすることができる。なお、オーバー
ライド特性を決定するための演算式は上述の演算式に限
らない。つまり、成形品の形状、成形金型の構造等、種
々の成形条件に対応して負荷圧力値に対する充填速度を
決定する演算式を用いて所望のオーバーライド特性を任
意に実現することができる。
【0020】また、演算式によらず、RAM24に負荷
圧力−充填速度のデータテーブルを作成しておく場合
は、負荷圧力に対する充填速度を上述のような演算式で
予め求めておき、外部メモリまたはROM26にデータ
として記憶しておき、制御の際にMPU20が外部メモ
リまたはROM26から読み出し、RAM24にテーブ
ルを作成する。データテーブル方式の場合、MPU20
は圧力センサ16を介して測定した負荷圧力に対応する
充填速度QaをRAM24のテーブルから読み出し、当
該充填速度Qaで射出スクリュ12が前進するようMP
U20が油圧ポンプ14のコントロール部へ制御信号を
送る。この動作を連続的に繰り返し行うことによりオー
バーライド特性を所望のパターンとすることができる。
【0021】図3〜図5にオーバーライド特性の例を挙
げる。図3は、横軸に負荷圧力を、縦軸に充填速度を示
す(図4および図5においても同じ)。このグラフは急
激な変化が無く、低オーバーライド特性を示す。この例
はリレーケースやコップ等の肉薄成形品の成形に適した
オーバーライド特性である。図4は、高オーバーライド
特性を示し、点Rから急激に特性が変化している。この
例は、レンズ等の肉厚成形品の成形に適したオーバーラ
イド特性である。図5は、図3と図4の中間のオーバー
ライド特性を示し、点Sからの変化が図3と図4の中間
的な特性を示している。この例は、中肉厚成形品の成形
に適したオーバーライド特性である。この他、上述した
ようにオーバーライド特性は演算式を変えることによ
り、任意のものを設定することができるし、例えば一連
のオーバーライド特性の中に複数のパターンのオーバー
ライド特性(例えば低オーバーライド特性と高オーバー
ライド特性とを合わせ持つ特性)を有するようにしても
よい。つまり、充填速度を負荷圧力と相関関係を持たせ
ればよいのである。以上、本発明の好適な実施例につい
て種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定され
るのではなく、例えば成形機としては射出成形機に限定
されず、圧縮成形機、射出圧縮成形機、トランスファ成
形機等でも採用し得る等、発明の精神を逸脱しない範囲
で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る成形機の制御方法において
は、予め成形品ごとに決定された成形機の充填工程の負
荷圧力と樹脂の充填速度との相関関係に基づき、成形す
べき成形品に対応して相関関係を選択的に決定し、決定
された相関関係に基づき、測定された負荷圧力に対応し
充填速度で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充填機構
を制御するので、成形品に適した所望のオーバーライド
特性で成形を行うことが可能となり、品質のよい成形品
を製造することができる。一方、制御装置においては、
制御手段が、成形すべき成形品に対応する相関関係を記
憶手段に記憶されている成形品ごとの複数の相関関係の
中から選択的に決定し、負荷圧力を基に、当該負荷圧力
に対し、決定された相関関係にある充填速度を求めると
共に、求められた充填速度で成形型内へ樹脂の充填を行
うよう充填機構を制御するので、成形品に適した所望の
オーバーライド特性で成形が行え、成形品の品質の向上
が図れる。 また、成形品ごとのオーバーライド特性の変
更も容易に行えるので、成形品や成形金型等の変更によ
り、オーバーライド特性を変更しなければならない場合
であっても、油圧回路等の機械的部分の変更、調整等が
不要となるため、成形機の停止時間は短時間で済む等の
著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形機の制御装置の実施例を示し
たブロックダイアグラム。
【図2】オーバーライド特性の一例を示したグラフ。
【図3】他のオーバーライド特性の一例を示したグラ
フ。
【図4】他のオーバーライド特性の一例を示したグラ
フ。
【図5】他のオーバーライド特性の一例を示したグラ
フ。
【符号の説明】
12 射出スクリュ 14 油圧ポンプ 16 圧力センサ 18 キーボード 20 MPU 22 ディスプレイ 24 RAM 26 ROM

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め成形品ごとに決定された成形機の充
    填工程の負荷圧力と樹脂の充填速度との相関関係に基づ
    き、成形すべき前記成形品に対応して前記相関関係を選
    択的に決定し、 前記 成形機の前記負荷圧力を測定し、測定された該負荷
    圧力に対して前記決定された相関関係にある前記充填速
    度で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充填機構を制御す
    ることを特徴とする成形機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記充填速度は、測定された負荷圧力を
    基に、前記相関関係を有するよう予め定められている演
    算式に則り、演算で求めることを特徴とする請求項1記
    載の成形機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記充填速度は、測定された負荷圧力を
    基に、前記相関関係を有するよう予め定められ、記憶さ
    れている負荷圧力に対する充填速度のデータテーブルを
    検索して求めることを特徴とする請求項1記載の成形機
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記負荷圧力は前記充填機構を駆動する
    ための油圧式アクチュエータの油圧であることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の成形機の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記負荷圧力は前記充填機構における充
    填される樹脂圧力であることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の成形機の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記負荷圧力は前記成形型内における樹
    脂圧力であることを特徴とする請求項1、2または3記
    載の成形機の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記負荷圧力は前記充填機構を駆動する
    ための電動モータの負荷から求めることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の成形機の制御方法。
  8. 【請求項8】 成形機の負荷圧力を測定するための測定
    手段と、成形品ごとに予め決定された成形機の充填工程の負荷圧
    力と樹脂の充填速度との相関関係が記憶される 記憶手段
    と、成形すべき前記成形品に対応する前記相関関係を選択的
    に決定し、測定された 前記負荷圧力に対し、決定された
    相関関係にある前記充填速度を求めると共に、求めら
    れた充填速度で成形型内へ樹脂の充填を行うよう充填機
    構を制御する制御手段とを具備することを特徴とする成
    形機の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶される前記相関関係
    は演算式で記憶され、 前記制御手段は、前記演算式に則り、前記充填速度を演
    算で求めることを特徴とする請求項8記載の成形機の制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記憶される前記相関関
    係は、前記負荷圧力に対する充填速度のデータテーブル
    として記憶され、 前記制御手段は、前記データテーブルを検索して前記充
    填速度を求めることを特徴とする請求項8記載の成形機
    の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記負荷圧力は前記充填機構を駆動す
    るための油圧式アクチュエータの油圧であることを特徴
    とする請求項8、9または10記載の成形機の制御装
    置。
  12. 【請求項12】 前記負荷圧力は前記充填機構における
    充填される樹脂圧力であることを特徴とする請求項8、
    9または10記載の成形機の制御装置。
  13. 【請求項13】 前記負荷圧力は前記成形型内における
    樹脂圧力であることを特徴とする請求項8、9または1
    0記載の成形機の制御装置。
  14. 【請求項14】 前記負荷圧力は前記充填機構を駆動す
    るための電動モータの負荷から求めることを特徴とする
    請求項8、9または10記載の成形機の制御装置。
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