JP2541221Y2 - 尖足台 - Google Patents

尖足台

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JP2541221Y2
JP2541221Y2 JP1992093850U JP9385092U JP2541221Y2 JP 2541221 Y2 JP2541221 Y2 JP 2541221Y2 JP 1992093850 U JP1992093850 U JP 1992093850U JP 9385092 U JP9385092 U JP 9385092U JP 2541221 Y2 JP2541221 Y2 JP 2541221Y2
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JP
Japan
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training
foot
base plate
square bar
timber
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Application number
JP1992093850U
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English (en)
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JPH0652811U (ja
Inventor
登美雄 勝又
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Nipro Corp
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Nipro Corp
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は足の骨折、靱帯損傷、ア
キレス腱皮下断裂等が原因で足関節に機能障害を起こし
た患者が早期に日常生活動作を確立するために使用する
リハビリテ−ション用尖足台に関する。
【0002】
【従来の技術】足関節は人間の体重を荷重し、歩行とい
う移動手段を獲得するために大切な機能を有している。
その足関節が骨折、靱帯損傷、アキレス腱皮下断裂、炎
症、長期仰臥等が原因で機能障害を起こした患者の治療
として、一般に手術や外固定が実施されているが、その
後の機能障害として足関節の拘縮が問題になっており、
リハビリテ−ションにより機能回復を図っている。たと
えば、特開昭61-37155号公報には、寝たきり病人や神経
障害等により足に麻痺や痺れがある人の足関節が底屈位
を示し、足の甲がのびきった状態になるのを防止するた
めに、板からなる尖足予防板を支柱により垂直に固定
し、足裏の踵より爪先までを尖足予防板面に接して寝る
ようにした尖足予防板が紹介されている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】かかる患者の仰臥状態
における尖足予防とは別に、患者が早期に立つことがで
き、日常生活動作を確立し、職場復帰するために足関節
の可動域訓練のリハビリテ−ションが行われている。す
なわち、10度位に傾斜した板面に足をのせて立つ訓練で
あるが、この訓練は尖足底屈位から背屈への訓練が円滑
に移行できない欠点があった。本考案の目的は足関節に
機能障害を起こした患者が、手術や外固定によって治療
された後のリハビリテ−ションにおいて、尖足底屈位か
ら背屈への訓練の移行を円滑にするための簡易な尖足台
を提供することである。
【0004】すなわち、本考案は、両端が開口されたハ
ウジングと、該ハウジングの先端側足の踏板用台板の上
面の一端に設けられた上部角材と、該台板の他端下面に
設けられた下部角材とからなり、上部角材と下部角材の
高さが異なる尖足台であって、台板および/または角材
の少なくとも1ケ所に弾性ゴムシ−トが貼付されてなる
尖足台である。
【0005】
【作用】まず、最初に図1のその高さが下部角材3より
小さい上部角材2の端部に足の踵を接して台板4の傾斜
面に立つ訓練をし、この状態での立位訓練が終了した
後、次いで尖足台1を裏返して台板4の上面にきた下部
角材3の端部に足の踵を接して台板4の傾斜面に立つ訓
練を行う。この状態での立位訓練終了後、次に、図3の
ように足の爪先を下部角材3の端部に接して台板4の傾
斜面に立つ訓練を行う。この状態での立位訓練終了後、
次に、尖足台1を裏返して台板4の上面にきた上部角材
2の端部に足の爪先を接して台板4の傾斜面に立つ訓練
を行うことによって尖足底屈位から背屈への訓練の移行
を円滑に行うようにする。
【0006】
【実施例】以下、実施例にて本考案の一例を説明する。
図1および図2は足の踏板用台板4の上面の一端に設け
られたその高さhが下部角材3の高さHより小さい上部
角材2と、台板4の他端下面に設けられた下部角材3と
からなる尖足台1である。足の踏板用台板4はその上面
に足の爪先から踵が全て載せることができる広さを有す
る平板である。上部角材2と下部角材3はその高さが異
なっており、使用中に尖足台1が不安定にならないよう
な構造をしている。通常は尖足台1の幅方向に連続した
角材から形成されている。また足の爪先または踵が接す
る角材の表面は足が安定して立地できるようになってい
る。
【0007】角材は台板4の長さ方向の長さによってそ
の高さが随意変形される。たとえば下部角材3の高さH
は台板4の長さ方向のなす平地面の長さLとなす角度α
が約10度になるように形成し、上部角材2の高さhは図
3および図4に示すように台板4の長さ方向のなす平地
面の長さLとなす角度βが約5度になるように形成され
る。このように成形された尖足台をまず図1および図2
のように角度αが10度になるように傾斜させ、足の踵が
上部角材2の側面を押当てるようにして立つ訓練を行
う。この訓練が終了すると、次に尖足台を裏返しにして
図4のように設置し足の踵が下部角材3の側面を押当て
るようにして立つ訓練を行う。この訓練が終了すると、
次に尖足台を裏返しにして図2のように元の状態に戻
し、今度は足の爪先を上部角材2の側面に押当てるよう
にして立つ訓練を行う。この訓練が終了すると、次に尖
足台を再び裏返しにして図4のようにして足の爪先が下
部角材3の側面を押当てるようにして立つ訓練を行う。
すなわち、足の裏面が地面に対して−10度、−5度、+
5度、+10度の順序で立つ訓練を行うことによって、尖
足底屈位から背屈への訓練の移行を円滑に行おうとする
ものである。
【0008】なお、訓練中の転倒防止のために、台板お
よび/または角材の少なくとも1ケ所に弾性ゴムシ−ト
を貼付することができる。弾性ゴムシ−ト材料としては
天然ゴム、合成ゴム等が挙げられ、四角の小片を台板お
よび/または角材の数箇所に貼付したり、角材の底面全
体に細長い弾性ゴムシ−トを貼付したりして患者の転倒
を防止したりする。
【0009】
【考案の効果】本考案尖足台は次のような効果を有す
る。 (1)材料費が安く、簡単に製造できる。 (2)軽量で簡単に持ち運びができる。 (3)尖足の予防および矯正に使用できる。 (4)アキレス腱皮下断裂後の可動域訓練において、底
屈位での早期立位訓練が可能である。 (5)脳卒中後片麻痺患者の下腿三頭筋のストレッチに
より痙性が発生するのを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案尖足台の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】図1の本考案尖足台を裏返しにして使用した一
例を示す斜視図である。
【図4】図3の横断面図である。
【符号の説明】
1 尖足台 2 上部角材 3 下部角材 4 台板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】足の踏板用台板の上面の一端に設けられた
    上部角材と、該台板の他端下面に設けられた下部角材と
    からなり、上部角材と下部角材の高さが異なる尖足台で
    あって、台板および/または角材の少なくとも1ケ所に
    弾性ゴムシ−トが貼付されてなる尖足台。
JP1992093850U 1992-12-28 1992-12-28 尖足台 Expired - Lifetime JP2541221Y2 (ja)

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JPH0652811U JPH0652811U (ja) 1994-07-19
JP2541221Y2 true JP2541221Y2 (ja) 1997-07-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551452Y2 (ja) * 1976-02-10 1980-12-01
JPS5556615U (ja) * 1978-10-11 1980-04-17
JPH01180215U (ja) * 1988-06-13 1989-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0652811U (ja) 1994-07-19

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