JP2540841Y2 - い草掘取機の掘取り刃揺動装置 - Google Patents
い草掘取機の掘取り刃揺動装置Info
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- JP2540841Y2 JP2540841Y2 JP1990126202U JP12620290U JP2540841Y2 JP 2540841 Y2 JP2540841 Y2 JP 2540841Y2 JP 1990126202 U JP1990126202 U JP 1990126202U JP 12620290 U JP12620290 U JP 12620290U JP 2540841 Y2 JP2540841 Y2 JP 2540841Y2
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Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、い草を土のついたまま株ごと根部から掘り
取ることができるい草掘取機の掘取り刃揺動装置に関す
る。
取ることができるい草掘取機の掘取り刃揺動装置に関す
る。
従来は、茎葉部を挾持して搬送するよう斜設した搬送
体の前部下方に掘取り刃を装備して構成する掘取機にお
いて、前記掘取り刃は固定式かあるいは単なる揺動式と
なっていた。
体の前部下方に掘取り刃を装備して構成する掘取機にお
いて、前記掘取り刃は固定式かあるいは単なる揺動式と
なっていた。
しかしながら、い草の成育状態は一様でなく、従来形
の掘取り刃では、ユーザーの要望する掘取り深さや掘取
角度で掘取ることができない、といった不具合を呈して
いた。
の掘取り刃では、ユーザーの要望する掘取り深さや掘取
角度で掘取ることができない、といった不具合を呈して
いた。
本考案は、そのような不具合を解決し、好適に実施で
きるように工夫したものであり、そのため、い草の茎葉
部を挾持して搬送するよう斜設した搬送体の前部下方に
掘取り刃を装備して構成するい草掘取機において、前記
掘取り刃の左右両側上方の支点軸に枢支した左右のブラ
ケットに対して、前記掘取り刃の左右両側部を上下調節
自在にして連結し、前記掘取り刃の左右両側部には伸縮
調節自在の左右のクランクロッドをそれぞれ連動連繋し
て、前記掘取り刃を左右両側から前後駆動するよう構成
したものである。
きるように工夫したものであり、そのため、い草の茎葉
部を挾持して搬送するよう斜設した搬送体の前部下方に
掘取り刃を装備して構成するい草掘取機において、前記
掘取り刃の左右両側上方の支点軸に枢支した左右のブラ
ケットに対して、前記掘取り刃の左右両側部を上下調節
自在にして連結し、前記掘取り刃の左右両側部には伸縮
調節自在の左右のクランクロッドをそれぞれ連動連繋し
て、前記掘取り刃を左右両側から前後駆動するよう構成
したものである。
従って、掘取り刃をブラケットに対し上下動させた
り、クランクロッドを伸縮調整して、掘取り刃を所望の
掘取り深さや掘取角度に調節したり、また、掘取り刃の
交換も容易に行うことができ、しかも、掘取り刃(A)
を左右両側から前後駆動することによって、掘取り刃
(A)を左右両側から強力にクランクロッドを介して左
右均等な力で前後に駆動させることができ、掘取り刃
(A)が一方にたわんだりせず、い草の根部は左右両側
から安定した切削を実施することができる。
り、クランクロッドを伸縮調整して、掘取り刃を所望の
掘取り深さや掘取角度に調節したり、また、掘取り刃の
交換も容易に行うことができ、しかも、掘取り刃(A)
を左右両側から前後駆動することによって、掘取り刃
(A)を左右両側から強力にクランクロッドを介して左
右均等な力で前後に駆動させることができ、掘取り刃
(A)が一方にたわんだりせず、い草の根部は左右両側
から安定した切削を実施することができる。
このように本考案は、掘取り刃(A)の左右両側上方
の支点軸(21)(21)に枢支した左右のブラケット(7
a)(7b)に対して、掘取り刃(A)の左右両側部(8
a)(8b)を上下調節自在にして連結し、掘取り刃
(A)の左右両側部(8a)(8b)には伸縮調節自在の左
右のクランクロッド(9)(9)をそれぞれ連動連繋し
て、掘取り刃(A)を左右両側から前後駆動するよう構
成したから、掘取り刃(A)をブラケット(7a)(7b)
に対し上下動させたり、クランクロッド(9)(9)を
伸縮調整して、掘取り刃(A)を所望の掘取り深さや掘
取角度に調整したり、掘取り刃(A)の交換ができるこ
とになって、い草の成育状態や、ユーザーの所望に応じ
て調節しながら、掘取り刃(A)を揺動させて確実良好
に掘取ることができることになり、しかも、掘取り刃
(A)を左右両側から前後駆動することによって、掘取
り刃(A)を左右両側から強力にクランクロッドを介し
て左右均等な力で前後に駆動させることができ、掘取り
刃(A)が一方にたわんだりせず、い草の根部は左右両
側から安定した切削を実施することができ、良好に作動
する簡単な構造にして好適に実施できるすぐれた特徴を
有する。
の支点軸(21)(21)に枢支した左右のブラケット(7
a)(7b)に対して、掘取り刃(A)の左右両側部(8
a)(8b)を上下調節自在にして連結し、掘取り刃
(A)の左右両側部(8a)(8b)には伸縮調節自在の左
右のクランクロッド(9)(9)をそれぞれ連動連繋し
て、掘取り刃(A)を左右両側から前後駆動するよう構
成したから、掘取り刃(A)をブラケット(7a)(7b)
に対し上下動させたり、クランクロッド(9)(9)を
伸縮調整して、掘取り刃(A)を所望の掘取り深さや掘
取角度に調整したり、掘取り刃(A)の交換ができるこ
とになって、い草の成育状態や、ユーザーの所望に応じ
て調節しながら、掘取り刃(A)を揺動させて確実良好
に掘取ることができることになり、しかも、掘取り刃
(A)を左右両側から前後駆動することによって、掘取
り刃(A)を左右両側から強力にクランクロッドを介し
て左右均等な力で前後に駆動させることができ、掘取り
刃(A)が一方にたわんだりせず、い草の根部は左右両
側から安定した切削を実施することができ、良好に作動
する簡単な構造にして好適に実施できるすぐれた特徴を
有する。
次に、第1図ないし第9図に示す本考案の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
下部両側に配備する左右の両クローラ(2a)(2b)の
一方のクローラ(2a)の上方にはメタル(13)(13)に
軸架する入力軸(4)を横設し、該入力軸(4)を支点
としてクローラ(2a)の前方側へ延出する左右の両フレ
ーム(14a)(14b)の先端部には下方にそり(15)を有
する分草体(1a)(1b)をそれぞれ連結し、両フレーム
(14a)(14b)に一体となって入力軸(4)中心に回動
できる操作杆(16)を機体後方へ延設し、該操作杆(1
6)の途中部位に設けた係止ピン(17)を、機体側に固
設した支持杆(18)の長手方向各部位に係合できるよう
にして、操作杆(16)後部のグリップ部に設けたレバー
(19)により前記係止ピン(17)をワイヤー(20)を介
して出退操作できるように装設して構成する。
一方のクローラ(2a)の上方にはメタル(13)(13)に
軸架する入力軸(4)を横設し、該入力軸(4)を支点
としてクローラ(2a)の前方側へ延出する左右の両フレ
ーム(14a)(14b)の先端部には下方にそり(15)を有
する分草体(1a)(1b)をそれぞれ連結し、両フレーム
(14a)(14b)に一体となって入力軸(4)中心に回動
できる操作杆(16)を機体後方へ延設し、該操作杆(1
6)の途中部位に設けた係止ピン(17)を、機体側に固
設した支持杆(18)の長手方向各部位に係合できるよう
にして、操作杆(16)後部のグリップ部に設けたレバー
(19)により前記係止ピン(17)をワイヤー(20)を介
して出退操作できるように装設して構成する。
前記両フレーム(14a)(14b)の前部には両ブラケッ
ト(7a)(7b)の上部を支点軸(21)(21)を介してそ
れぞれ枢支するとともに、一方のブラケット(7a)の上
部からは後部上方側へ分草棒(22)を延設し、横設した
掘取り刃(A)の両側部(8a)(8b)の上部を両ブラケ
ット(7a)(7b)に各ねじ孔(23)及びボルト(24)を
介し上下動調節自在にして連結し、前記入力軸(4)の
両端側の偏心輪(6)(6)に嵌合して揺動させること
ができる両クランクロッド(9)(9)の前端部を、前
記両側部(8a)(8b)の上部の軸(25)(25)にそれぞ
れ回動自由にして連結するが、両クランクロッド(9)
(9)の前部にはアジャスタ(26)をそれぞれ介装して
伸縮調節可能に構成する。
ト(7a)(7b)の上部を支点軸(21)(21)を介してそ
れぞれ枢支するとともに、一方のブラケット(7a)の上
部からは後部上方側へ分草棒(22)を延設し、横設した
掘取り刃(A)の両側部(8a)(8b)の上部を両ブラケ
ット(7a)(7b)に各ねじ孔(23)及びボルト(24)を
介し上下動調節自在にして連結し、前記入力軸(4)の
両端側の偏心輪(6)(6)に嵌合して揺動させること
ができる両クランクロッド(9)(9)の前端部を、前
記両側部(8a)(8b)の上部の軸(25)(25)にそれぞ
れ回動自由にして連結するが、両クランクロッド(9)
(9)の前部にはアジャスタ(26)をそれぞれ介装して
伸縮調節可能に構成する。
前記掘取り刃(A)の上方からクローラ(2a)の上方
側にかけてチェンあるいはウェーブベルト形の搬送体
(B)を斜設するが、前記入力軸(4)に設けたウォー
ムギヤ(5)に噛合するウォームホイル(5a)から駆動
軸(27)を上方に延設するとともに、自在継手(28)を
介して前記搬送体(B)に伝動連結する伝動軸(29)と
前記駆動軸(27)の上部とをスプロケットチェン(30)
を介して伝動連結し、前記搬送体(B)の前部上方に
は、回転する径大のスターホイル(31)を軸架し、前記
搬送体(B)に対設する挾扼杆(32)を弾圧支持する支
持枠(33)は、前記搬送体(B)の中間部より上方に延
出する逆U状の連結杆(34)に架着し、前記入力軸
(4)の後方上部に枢支したギヤケース(35)から上方
に延出する回転ねじ杆(36)の上部を、前記搬送体
(B)の後部より垂設するねじ管(37)に螺合するとと
もに、前記ギヤケース(35)からはハンドル杆(38)を
後方へ延設して構成する。
側にかけてチェンあるいはウェーブベルト形の搬送体
(B)を斜設するが、前記入力軸(4)に設けたウォー
ムギヤ(5)に噛合するウォームホイル(5a)から駆動
軸(27)を上方に延設するとともに、自在継手(28)を
介して前記搬送体(B)に伝動連結する伝動軸(29)と
前記駆動軸(27)の上部とをスプロケットチェン(30)
を介して伝動連結し、前記搬送体(B)の前部上方に
は、回転する径大のスターホイル(31)を軸架し、前記
搬送体(B)に対設する挾扼杆(32)を弾圧支持する支
持枠(33)は、前記搬送体(B)の中間部より上方に延
出する逆U状の連結杆(34)に架着し、前記入力軸
(4)の後方上部に枢支したギヤケース(35)から上方
に延出する回転ねじ杆(36)の上部を、前記搬送体
(B)の後部より垂設するねじ管(37)に螺合するとと
もに、前記ギヤケース(35)からはハンドル杆(38)を
後方へ延設して構成する。
前記搬送体(B)の下方となるクローラ(2a)の上方
には土落し装置(C)を装備するが、該土落し装置
(C)は、平面視倒ハ字状となる両回転帯状体(10a)
(10b)の外周に、上下方向及び横方向にそれぞれ接近
する多数の土落しピン(11)をそれぞれ植着し、土落し
ピン(11)が突出するようにして両回転帯状体(10a)
(10b)にそれぞれ掛装する泥詰まり防止兼案内用のベ
ルト群(39a)(39b)の後部をハ字状に開くようにして
延設し、前記駆動軸(27)に遊嵌したスプロケット(4
0)と、駆動軸(27)よりスプロケットチェン(41)を
介し伝動する伝動軸(42)に嵌着したスプロケット(4
3)により、前記回転帯状体(10a)を回転駆動できるよ
うにして、また、前記伝動軸(42)の下方から横方向に
延出するギヤケース(44)の上方に延出する伝動軸(4
5)のスプロケット(46)と、前記伝動軸(45)より後
方となる回転軸(47)のスプロケット(48)により、前
記回転帯状体(10b)を回転駆動できるようにして、右
側の回転帯状体(10b)及びベルト群(39b)は前記伝動
軸(45)を中心にして回動させながら、係止装置(50)
により係止して後部の横幅(W)を調節できるようにし
て構成する。
には土落し装置(C)を装備するが、該土落し装置
(C)は、平面視倒ハ字状となる両回転帯状体(10a)
(10b)の外周に、上下方向及び横方向にそれぞれ接近
する多数の土落しピン(11)をそれぞれ植着し、土落し
ピン(11)が突出するようにして両回転帯状体(10a)
(10b)にそれぞれ掛装する泥詰まり防止兼案内用のベ
ルト群(39a)(39b)の後部をハ字状に開くようにして
延設し、前記駆動軸(27)に遊嵌したスプロケット(4
0)と、駆動軸(27)よりスプロケットチェン(41)を
介し伝動する伝動軸(42)に嵌着したスプロケット(4
3)により、前記回転帯状体(10a)を回転駆動できるよ
うにして、また、前記伝動軸(42)の下方から横方向に
延出するギヤケース(44)の上方に延出する伝動軸(4
5)のスプロケット(46)と、前記伝動軸(45)より後
方となる回転軸(47)のスプロケット(48)により、前
記回転帯状体(10b)を回転駆動できるようにして、右
側の回転帯状体(10b)及びベルト群(39b)は前記伝動
軸(45)を中心にして回動させながら、係止装置(50)
により係止して後部の横幅(W)を調節できるようにし
て構成する。
また、前記搬送体(B)と土落し装置(C)の回転速
度と傾斜角度をV1、V2及びθ、θ′にするとともに、機
体の速度をV3として、 V1COSθ=V2COSθ′=V3となるように構成する。
度と傾斜角度をV1、V2及びθ、θ′にするとともに、機
体の速度をV3として、 V1COSθ=V2COSθ′=V3となるように構成する。
前記搬送体(B)の後部下方から右側クローラ(2b)
の上方にかけて収容部(D)を装設し、該収容部(D)
の上方には、前記搬送体(B)の終端部から第2搬送体
(3)及び挾扼杆(3a)を延設するが、該第2搬送体
(3)及び挾扼杆(3a)は排出方向を変更できるように
回動自在にしたり、また、第2搬送体(3)は前記搬送
体(B)をさらに後方へ延出して構成できるものであ
る。
の上方にかけて収容部(D)を装設し、該収容部(D)
の上方には、前記搬送体(B)の終端部から第2搬送体
(3)及び挾扼杆(3a)を延設するが、該第2搬送体
(3)及び挾扼杆(3a)は排出方向を変更できるように
回動自在にしたり、また、第2搬送体(3)は前記搬送
体(B)をさらに後方へ延出して構成できるものであ
る。
前記搬送体(B)の反対側となる機体側部の後方に操
作部(E)を配備するが、該操縦部(E)の下方のエン
ジン(51)と、両クローラ(2a)(2b)を駆動するHST
(52)付きのミッションケース(53)とをプーリベルト
(54)を介して伝動連結し、ミッションケース(53)よ
り突設した伝動プーリ(55)と、前記入力軸(4)に嵌
着した入力プーリ(12)にはベルト(56)を掛装して構
成する。
作部(E)を配備するが、該操縦部(E)の下方のエン
ジン(51)と、両クローラ(2a)(2b)を駆動するHST
(52)付きのミッションケース(53)とをプーリベルト
(54)を介して伝動連結し、ミッションケース(53)よ
り突設した伝動プーリ(55)と、前記入力軸(4)に嵌
着した入力プーリ(12)にはベルト(56)を掛装して構
成する。
なお、操縦部(E)には座席を設けて搭乗操縦ができ
るように構成することもできる。
るように構成することもできる。
従って、自走しながら、い草株を両分草体(1a)(1
b)の間に受入れるとともに、揺動する分草棒(22)に
よりスムーズに分草し、揺動する掘取り刃(A)により
い草の株ごと、根部から掘取ることができることによ
り、そのまま、スターホイル(31)により掻込むように
してい草の茎葉部を搬送体(B)と挾扼杆(32)により
挾扼して持上げながら搬送することになり、その際に、
泥土が付着したい草株の根部が土落し装置(C)の両回
転帯状体(10a)(10b)の間にはいると、両側から多数
の土落しピン(11)が根部内に突き刺さり、後方ではピ
ン先が両側方に離れるようになって根部から土を落とす
ことができることになり、泥土を落とされたい草の茎葉
部はさらに第2搬送体(3)により搬送されて収容部
(D)上へ放出され、収容部(D)に収容されながら連
続してい草の掘取りを行うことができることになる。
b)の間に受入れるとともに、揺動する分草棒(22)に
よりスムーズに分草し、揺動する掘取り刃(A)により
い草の株ごと、根部から掘取ることができることによ
り、そのまま、スターホイル(31)により掻込むように
してい草の茎葉部を搬送体(B)と挾扼杆(32)により
挾扼して持上げながら搬送することになり、その際に、
泥土が付着したい草株の根部が土落し装置(C)の両回
転帯状体(10a)(10b)の間にはいると、両側から多数
の土落しピン(11)が根部内に突き刺さり、後方ではピ
ン先が両側方に離れるようになって根部から土を落とす
ことができることになり、泥土を落とされたい草の茎葉
部はさらに第2搬送体(3)により搬送されて収容部
(D)上へ放出され、収容部(D)に収容されながら連
続してい草の掘取りを行うことができることになる。
機体後方の操縦部では前記作業の状態を監視しながら
操縦できることになり、また、圃場内では未刈側のい草
を傷めないようにして回り刈りしながら掘取ることがで
きることになる。
操縦できることになり、また、圃場内では未刈側のい草
を傷めないようにして回り刈りしながら掘取ることがで
きることになる。
また、操作杆(16)を上下動させて掘取り部の上下調
節ができることになり、掘取り刃(A)は掘取り深さや
掘取り角度を調節したり交換も容易に行うことができる
ことになり、ハンドル杆(38)を回動させると、搬送体
(B)の傾斜角度を調節できることになる。
節ができることになり、掘取り刃(A)は掘取り深さや
掘取り角度を調節したり交換も容易に行うことができる
ことになり、ハンドル杆(38)を回動させると、搬送体
(B)の傾斜角度を調節できることになる。
第10図及び第11図は他の例である第1例を示し、前記
実施例とは同一符号で示すように略同様に構成するが、
掘取り刃(A)は縦刃(57a)(57b)を中間に立設して
多条掘取りができるように形成し、その後方には複数の
各搬送体(B1)(B2)(B3)を並設して、踏み代がなく
全面掘取り作業ができるように構成したものである。
実施例とは同一符号で示すように略同様に構成するが、
掘取り刃(A)は縦刃(57a)(57b)を中間に立設して
多条掘取りができるように形成し、その後方には複数の
各搬送体(B1)(B2)(B3)を並設して、踏み代がなく
全面掘取り作業ができるように構成したものである。
第12図ないし第17図は第2例ないし第7例をそれぞれ
示し、前記実施例とは同一符号で示すよう略同様に構成
するが、第12図に示す第2例では、引き抜きと主搬送を
目的とする搬送体(B)の下方に、例えば該搬送体
(B)より早い速度で茎部を傷めずに安定した搬送がで
きる下部搬送体(58)を斜設して有効に搬送できるよう
にしたものであり、第13図に示す第3例では、前記実施
例のそり(15)に代えてホイル(15a)を配備したもの
である。
示し、前記実施例とは同一符号で示すよう略同様に構成
するが、第12図に示す第2例では、引き抜きと主搬送を
目的とする搬送体(B)の下方に、例えば該搬送体
(B)より早い速度で茎部を傷めずに安定した搬送がで
きる下部搬送体(58)を斜設して有効に搬送できるよう
にしたものであり、第13図に示す第3例では、前記実施
例のそり(15)に代えてホイル(15a)を配備したもの
である。
また、第14図に示す第4例は、分草体(1a)の後方上
部に、い草の茎葉部の上部を切断できるカッター(59)
を配備したものであり、第15図に示す第5例では、搬送
体(B)の中間部上方にカッター(59)を配備し、第16
図に示す第6例では、搬送体(B)の後部上方で、排出
用搬送体(60)の前部下方にカッター(59)を配備し、
第17図に示す第7例では、搬送体(B)と下部搬送体
(58)の間の中間部にカッター(59)を配備して、不必
要となるい草の茎葉部の上部を切断して収容部に良好に
収容できるようにしたものである。
部に、い草の茎葉部の上部を切断できるカッター(59)
を配備したものであり、第15図に示す第5例では、搬送
体(B)の中間部上方にカッター(59)を配備し、第16
図に示す第6例では、搬送体(B)の後部上方で、排出
用搬送体(60)の前部下方にカッター(59)を配備し、
第17図に示す第7例では、搬送体(B)と下部搬送体
(58)の間の中間部にカッター(59)を配備して、不必
要となるい草の茎葉部の上部を切断して収容部に良好に
収容できるようにしたものである。
第1図は本考案の実施例である要部の側面図、第2図は
い草掘取機の概略側面図、第3図はその概略平面図、第
4図は第2図の一部を示し、第5図は第3図の一部を示
し、第6図は第2図の一部の拡大図、第7図は土落し装
置の平断面図、第8図はその一部の側断面図、第9図は
伝動図を示し、第10図は第1例を示し、第11図はその一
部の斜視図、第12図ないし第17図は第2例ないし第7例
をそれぞれ示す。 (A)…掘取り刃、(B)…搬送体 (7a)(7b)…ブラケット (8a)(8b)…側部 (9)…クランクロッド
い草掘取機の概略側面図、第3図はその概略平面図、第
4図は第2図の一部を示し、第5図は第3図の一部を示
し、第6図は第2図の一部の拡大図、第7図は土落し装
置の平断面図、第8図はその一部の側断面図、第9図は
伝動図を示し、第10図は第1例を示し、第11図はその一
部の斜視図、第12図ないし第17図は第2例ないし第7例
をそれぞれ示す。 (A)…掘取り刃、(B)…搬送体 (7a)(7b)…ブラケット (8a)(8b)…側部 (9)…クランクロッド
Claims (1)
- 【請求項1】い草の茎葉部を挾持して搬送するよう斜設
した搬送体(B)の前部下方に掘取り刃(A)を装備し
て構成するい草掘取機において、前記掘取り刃(A)の
左右両側上方の支点軸(21)(21)に枢支した左右のブ
ラケット(7a)(7b)に対して、前記掘取り刃(A)の
左右両側部(8a)(8b)を上下調節自在にして連結し、
前記掘取り刃(A)の左右両側部(8a)(8b)には伸縮
調節自在の左右のクランクロッド(9)(9)をそれぞ
れ連動連繋して、前記掘取り刃(A)を左右両側から前
後駆動するよう構成したことを特徴とする掘取り刃揺動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126202U JP2540841Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | い草掘取機の掘取り刃揺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126202U JP2540841Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | い草掘取機の掘取り刃揺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480306U JPH0480306U (ja) | 1992-07-13 |
JP2540841Y2 true JP2540841Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31873768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990126202U Expired - Lifetime JP2540841Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | い草掘取機の掘取り刃揺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540841Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7347758B2 (ja) * | 2020-06-01 | 2023-09-20 | 株式会社クボタ | 掘取機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523033U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-14 | ||
JPS55176774U (ja) * | 1979-06-07 | 1980-12-18 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP1990126202U patent/JP2540841Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480306U (ja) | 1992-07-13 |
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