JP2540840B2 - ビデオプロジエクタの自動輝度制限回路 - Google Patents

ビデオプロジエクタの自動輝度制限回路

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JP2540840B2
JP2540840B2 JP62041138A JP4113887A JP2540840B2 JP 2540840 B2 JP2540840 B2 JP 2540840B2 JP 62041138 A JP62041138 A JP 62041138A JP 4113887 A JP4113887 A JP 4113887A JP 2540840 B2 JP2540840 B2 JP 2540840B2
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limiting circuit
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雅之 大森
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3管式ビデオプロジエクタに使用して好適
なビデオプロジエクタの自動輝度制限回路に関する。
〔発明の概要〕 本発明は、3管式ビデオプロジエクタに使用して好適
な複数の陰極線管を有するビデオプロジエクタの自動輝
度制限回路において、夫々の陰極線管のカソード電流を
個別に検出すると共に夫々の陰極線管のカソード電流の
総和を検出し、カソード電流の個別検出出力のいずれか
が第一の所定値を越えたとき、又は上記個別のカソード
電流の検出出力の総和が第二の所定値を越えたとき輝度
制限を行なう様にしたことにより、良好な輝度の制御が
でき、ビデオプロジエクタの各回路の保護が良好になさ
れると共に夫々の陰極線管の確実な保護ができる様にし
たものである。
〔従来の技術〕
一般に、赤色,緑色及び青色の三色毎に別の陰極線管
を使用し、夫々の陰極線管から出力される像光を合成し
てスクリーンに投射してカラー画像とする3管式ビデオ
プロジエクタが提案されている。この3管式ビデオプロ
ジエクタの場合、画面の輝度を制御する自動輝度制限
(ABL)回路は、夫々の陰極線管に流すカソード電流を
加算して、この加算した値の平均値を検出し、検出した
カソード電流が所定値を越えたときに映像増幅回路にカ
ソード電流制限信号を供給してカソード電流を所定値以
上にならない様に構成されていた。この様に構成してあ
ることで、画面の輝度が高くなり過ぎによる温度上昇,
消費電力の増大等を防ぎ、このビデオプロジエクタの各
回路の保護を行なうと共に夫々の陰極線管に悪影響が及
ぶのを防止していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、近年ビデオプロジエクタは画面の輝度を高
くすることが要請されており、陰極線管の輝度特性を性
能の限界近くまで高く設定している。このため、上述し
た如く夫々の陰極線管に流すカソード電流を加算した値
の平均値だけを検出していたのでは、1色の陰極線管だ
けカソード電流が多く流れ、他の2色の陰極線管のカソ
ード電流が少ないときには輝度制限回路が作動せず、こ
のカソード電流の高い陰極線管が破損する虞れがあつ
た。
本発明は斯かる点に鑑み、単一の陰極線管にだけ多い
カソード電流が流れたときにも良好に輝度を制限するこ
とのできる自動輝度制限回路を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のビデオプロジエクタの自動輝度制限回路は例
えば第1図に示す如く、複数の陰極線管(3R),(3
G),(3B)を有するビデオプロジエクタの自動輝度制
限回路において、夫々の陰極線管(3R),(3G),(3
B)のカソード電流を個別に検出すると共に夫々の陰極
線管(3R),(3G),(3B)のカソード電流の和を検出
し、カソード電流の個別の検出出力のいずれかが第一の
所定値を越えたとき、又は上記個別のカソード電流の検
出出力の総和が第二の所定値を越えたとき輝度制限を行
なう様にしたものである。
〔作用〕
本発明によると、夫々の陰極線管のカソード電流を個
別に検出するため単一の陰極線管の輝度が高くなつたと
き輝度制限が行なわれ、夫々の陰極線管が確実に保護さ
れると共に、夫々の陰極線管のカソード電流の和を検出
するため全体の輝度が高くなつても輝度制限が行なわ
れ、このビデオプロジエクタの消費電力等全体の作動状
態が良好に保たれ、良好な輝度の制御ができる。
〔実施例〕
以下、本発明のビデオプロジエクタの自動輝度制限回
路の一実施例を添付図面を参照して説明しよう。
本例の自動輝度制限回路は、3管式のビデオプロジエ
クタに組込んだもので、第1図に示す如く構成する。こ
の第1図において、(1)は映像信号入力端子を示し、
この入力端子(1)に得られる映像信号を映像増幅回路
(2)に供給する。この映像増幅回路(2)は、供給さ
れる映像信号から赤色,緑色及び青色の原色信号を取り
出し、この赤色,緑色及び青色の原色信号を赤色,緑色
及び青色の陰極線管(3R),(3G)及び(3B)のカソー
ドにカソード電流として供給する。このようにすること
で、夫々の陰極線管(3R),(3G)及び(3B)から赤色
像光,緑色像光及び青色像光がスクリーン(図示せず)
に投射され、このスクリーン上で三原色の像光が重畳さ
れてカラー画像が得られる。
そして、本例においては映像増幅回路(2)が出力す
る赤色,緑色及び青色の原色信号を加算回路(4)に供
給する。この加算回路(4)は各色の原色信号を加算し
て出力する回路で、この加算信号を積分回路(5)を介
して第1の輝度制限回路(6)に供給する。この第1の
輝度制限回路(6)は三原色が合成された画面全体の平
均の輝度が一定レベルを越えたか否かを検出して検出値
が一定レベルを越えたとき輝度を制限させる信号を出力
する回路で、このようにして加算信号を積分回路(5)
を介してこの第1の輝度制限回路(6)に供給させるこ
とで、この輝度制限回路(6)には三原色が合成された
画面全体の輝度の平均値信号が供給される。また、加算
回路(4)が出力する加算信号をそのまま第2の輝度制
限回路(7)に供給する。この第2の輝度制限回路
(7)は三原色が合成された画面中の各部の輝度が一定
レベルを越えたか否かを検出して検出値が一定レベルを
越えたとき輝度を制限させる信号を出力する回路でこの
ようにして加算信号を直接第2の輝度制限回路(7)に
供給させることで、この輝度制限回路(7)には三原色
が合成された画面の輝度信号が供給される。また、映像
増幅回路(2)が出力する赤色,緑色及び青色の原色信
号を夫々別の積分回路(8R),(8G)及び(8B)に供給
する。そして、夫々の積分回路(8R),(8G)及び(8
B)の出力信号をOR(オア)回路(9)に供給する。こ
のOR回路(9)は夫々の積分回路(8R),(8G)及び
(8B)から供給される積分信号の中の最大レベルの信号
を出力する回路で、このOR回路(9)の出力信号を第3
の輝度制限回路(10)に供給する。この第3の輝度制限
回路(10)は夫々の陰極線管(3R),(3G),(3B)の
いずれかの輝度の平均値が一定レベルを越えたか否かを
検出して検出値が一定レベルを越えたとき輝度を制限さ
せる信号を出力する回路で、このようにしてOR回路
(9)の出力信号を第3の輝度制限回路(10)に供給さ
せることで、この輝度制限回路(10)には陰極線管(3
R),(3G),(3B)の中で最も輝度の高い色の平均値
信号が供給される。そして、第1,第2及び第3の輝度制
限回路(6),(7)及び(10)が出力する輝度制限信
号をOR回路(11)に供給する。このOR回路(11)は、い
ずれかの輝度制限回路から輝度制限信号が供給される
と、この輝度制限信号を出力する回路で、このOR回路
(11)が出力する輝度制限信号を映像増幅回路(2)に
供給する。この映像増幅回路(2)に輝度制限信号が供
給されると、夫々の陰極線管(3R),(3G)及び(3B)
に供給する原色信号を所定レベル低下させる。
本例の自動輝度制限回路は以上の様にして構成され、
以下動作を説明する。
まず、端子(1)から映像増幅回路(2)に供給され
る映像信号の輝度信号の平均値が規定値よりも高い場合
には、夫々の陰極線管(3R),(3G)及び(3B)に供給
するカソード電流が加算回路(4)で加算されると共に
積分回路(5)で積分されて平均化されてから第1の輝
度制限回路(6)に供給されるので、この第1の輝度制
限回路(6)でこの輝度信号の平均値が一定レベルより
高いことが検出される。この第1の輝度制限回路(6)
で輝度信号の平均値が一定レベルより高いことを検出す
ると、輝度制限信号を出力し、この輝度制限信号がOR回
路(11)を介して映像増幅回路(2)に供給され、この
映像増幅回路(2)で夫々の陰極線管(3R),(3G)及
び(3B)に供給する原色信号であるカソード電流を夫々
所定レベル低下させる。
また、端子(1)から映像増幅回路(2)に供給され
る映像信号の輝度信号の特定の箇所だけが規定値よりも
高い場合には、夫々の陰極線管(3R),(3G)及び(3
B)に供給するカソード電流の加算値が第2の輝度制限
回路(7)に供給されるので、この第2の輝度制限回路
(7)でこの輝度信号の特定の箇所が一定レベルよりも
高いことが検出される。この第2の輝度制限回路(7)
で輝度信号の特定の箇所が一定レベルよりも高いことを
検出すると輝度制限信号を出力し、この輝度制限信号が
OR回路(11)を介して映像増幅回路(2)に供給され、
この映像増幅回路(2)で夫々の陰極線管(3R),(3
G)及び(3B)に供給する原色信号であるカソード電流
を夫々所定レベル低下させる。
また、映像増幅回路(2)からいずれかの陰極線管
(3R),(3G)及び(3B)に供給するカソード電流だけ
が規定値よりも多い場合には、夫々の陰極線管(3R),
(3G)及び(3B)に供給するカソード電流が夫々別の積
分回路(8R),(8G)及び(8B)で積分されて平均化さ
れ、この積分信号がOR回路(9)を介して第3の輝度制
限回路(10)に供給されるので、この第3の輝度制限回
路(10)でいずれかのカソード電流だけが一定レベルよ
りも多いことが検出される。この第3の輝度制限回路
(10)でいずれかのカソード電流が一定レベルより多い
ことを検出すると輝度制限信号を出力し、この輝度制限
信号がOR回路(11)を介して映像増幅回路(2)で夫々
の陰極線管(3R),(3G)及び(3B)に供給する原色信
号であるカソード電流を夫々所定レベル低下させる。
本例の自動輝度制限回路はこのように第1の輝度制限
回路(6)で画面全体の平均の輝度を検出し、第2の輝
度制限回路(7)で画面中の各部の輝度を検出し、第3
の輝度制限回路(10)でいずれかの陰極線管の平均の輝
度を検出するため、種々の状態に対処した輝度の制限が
できる。例えば画面全体の輝度はそれほど高くなくても
赤色の陰極線管(3R)の輝度だけが非常に高くなつて規
定値を越え、この陰極線管(3R)を破損させる虞れがあ
るときには、第1の輝度制限回路(6)では一定レベル
を越えたことを検出しないが、第3の輝度制限回路(1
0)が積分回路(8R)からの積分信号によりこの赤色の
輝度が一定レベルを越えたことを検出して輝度制限信号
を出力し、輝度制限が行なわれ、陰極線管(3R)の破損
が防止される。また、夫々の陰極線管(3R),(3G),
(3B)単独では破損しない程度のビーム電流であつても
3管のビーム電流の合計値がこのビデオプロジエクタの
動作特性上、温度上昇,消費電力等で好ましくない値に
なつたときには第1の輝度制限回路(6)が一定レベル
を越えたことを検出し、輝度の制限が行なわれる。ま
た、画面中の特定の箇所だけ輝度が高いと画面が歪み画
質が悪化することがあるが、この場合には第2の輝度制
限回路(7)が特定の箇所の輝度が一定レベルを越えた
ことを検出して輝度制限信号を出力し、輝度制限が行な
われ、画面の歪みが防止され画質が維持される。
なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなくその他種々の構成が取り得ることは勿
論である。
〔発明の効果〕
本発明のビデオプロジエクタの自動輝度制限回路によ
ると、単一の陰極線管の輝度が高くなつたとき輝度制限
が行なわれて夫々の陰極線管が確実に保護されると共に
全体の輝度が高くなつても輝度制限が行なわれて、この
プロジエクタの各回路が保護され、良好な輝度の制御が
できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオプロジエクタの自動輝度制限回
路の一実施例を示す構成図である。 (2)は映像増幅回路、(3R),(3G)及び(3B)は夫
々陰極線管、(4)は加算回路、(5),(8R),(8
G)及び(8B)は夫々積分回路、(6),(7)及び(1
0)は夫々第1,第2及び第3の輝度制限回路、(9)及
び(11)は夫々OR回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の陰極線管を有するビデオプロジェク
    タの自動輝度制限回路において、 上記夫々の陰極線管のカソード電流を個別に検出すると
    共に上記夫々の陰極線管のカソード電流の総和を検出
    し、上記カソード電流の個別の検出出力のいずれかが第
    一の所定値を越えた時、又は、上記個別のカソード電流
    の検出出力の総和が第二の所定値を越えた時、輝度制限
    を行う様にしたことを特徴とするビデオプロジェクタの
    自動輝度制限回路。
JP62041138A 1987-02-24 1987-02-24 ビデオプロジエクタの自動輝度制限回路 Expired - Lifetime JP2540840B2 (ja)

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