JP2540796B2 - 多重化電源装置の障害検出方式 - Google Patents
多重化電源装置の障害検出方式Info
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- JP2540796B2 JP2540796B2 JP60208458A JP20845885A JP2540796B2 JP 2540796 B2 JP2540796 B2 JP 2540796B2 JP 60208458 A JP60208458 A JP 60208458A JP 20845885 A JP20845885 A JP 20845885A JP 2540796 B2 JP2540796 B2 JP 2540796B2
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- voltage
- circuit
- supply circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多重化電源装置の障害検出方式に関する。
従来の技術 従来、この種の多重化電源装置の障害検出方式は、一
例を第３図に示すように、２つの直流電源供給回路101,
102のそれぞれの出力に整流手段103,104と電圧異常検出
回路105,106を備えている。直流電源供給回路101,102の
異常はそれぞれ電圧異常検出回路105,106で検出され、
アラーム信号ALA,ALBとして外部に伝えられるととも
に、電源供給回路101、または102の出力を停止する。整
流手段103,104はそれぞれ直流電源供給回路101,102の出
力が相手側の電圧異常検出回路105,106に回り込むこと
を防止している。
例を第３図に示すように、２つの直流電源供給回路101,
102のそれぞれの出力に整流手段103,104と電圧異常検出
回路105,106を備えている。直流電源供給回路101,102の
異常はそれぞれ電圧異常検出回路105,106で検出され、
アラーム信号ALA,ALBとして外部に伝えられるととも
に、電源供給回路101、または102の出力を停止する。整
流手段103,104はそれぞれ直流電源供給回路101,102の出
力が相手側の電圧異常検出回路105,106に回り込むこと
を防止している。
発明が解決しようとする問題点 この様な従来構成においては、直流電源供給回路101,
102の出力に挿入される整流手段103,104で発生する電力
損失の為に、効率が悪く、また、負荷変動が大きい場合
には出力の安定度も悪いという欠点がある。
102の出力に挿入される整流手段103,104で発生する電力
損失の為に、効率が悪く、また、負荷変動が大きい場合
には出力の安定度も悪いという欠点がある。
これに対して整流手段を削除してしまうと、どの電流
に障害が発生したか判別することが不可能となつてしま
う。
に障害が発生したか判別することが不可能となつてしま
う。
本発明は従来の技術に内在する上記諸欠点を解消する
為になされたものであり、従つて本発明の目的は、これ
まで電源供給回路の出力に挿入されていた整流手段を削
除できるような構成として、高効率で安定度の良い多重
化電源装置を実現できる新規な障害検出方式を提供する
ことにある。
為になされたものであり、従つて本発明の目的は、これ
まで電源供給回路の出力に挿入されていた整流手段を削
除できるような構成として、高効率で安定度の良い多重
化電源装置を実現できる新規な障害検出方式を提供する
ことにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る多重化電源装
置の障害検出方式は、電源供給回路とその出力側に接続
された電圧監視手段と電流検出手段とを有する電源装置
を同一負荷に少なくとも２台以上接続して成る多重化電
源装置において、前記電圧監視手段からの出力電圧異常
上昇検出信号と電流検出手段からの出力電源継続信号と
の論理積をもつて前記電源供給回路の異常を検出するこ
とを特徴とする。
置の障害検出方式は、電源供給回路とその出力側に接続
された電圧監視手段と電流検出手段とを有する電源装置
を同一負荷に少なくとも２台以上接続して成る多重化電
源装置において、前記電圧監視手段からの出力電圧異常
上昇検出信号と電流検出手段からの出力電源継続信号と
の論理積をもつて前記電源供給回路の異常を検出するこ
とを特徴とする。
実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。
照して具体的に説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロツク構成図であ
る。
る。
いま、電源供給回路201の出力電圧が異常上昇したと
すると、電圧異常検出回路205と206によつて異常が検出
され、電圧異常上昇検出信号AL1,AL2が出力される。一
方、電源供給回路201の出力電圧が上昇したことによ
り、負荷電流は電源供給回路201のみから供給され、電
源供給回路202は電流供給を行なわない。従つて、電流
検出回路203のみが出力電流継続信号ON1を送出する。従
つて、電圧異常上昇検出信号AL1,AL2と出力電流継続信
号ON1,ON2の論理積を論理積回路207,208でそれぞれとれ
ば、論理積回路207の出力のみが真となり、電源供給回
路201の異常を検出することができ、警報端子210を介し
て外部へ警報するとともに、電源供給回路201を停止さ
せる。
すると、電圧異常検出回路205と206によつて異常が検出
され、電圧異常上昇検出信号AL1,AL2が出力される。一
方、電源供給回路201の出力電圧が上昇したことによ
り、負荷電流は電源供給回路201のみから供給され、電
源供給回路202は電流供給を行なわない。従つて、電流
検出回路203のみが出力電流継続信号ON1を送出する。従
つて、電圧異常上昇検出信号AL1,AL2と出力電流継続信
号ON1,ON2の論理積を論理積回路207,208でそれぞれとれ
ば、論理積回路207の出力のみが真となり、電源供給回
路201の異常を検出することができ、警報端子210を介し
て外部へ警報するとともに、電源供給回路201を停止さ
せる。
第２図は電源供給回路201、電流検出回路203、電圧異
常検出回路205の詳細を入力未安定化電源300とともに示
している。第２図において直流電源供給回路201はトラ
ンス302、スイツチングトランジスタ303、ダイオード30
4,305、チヨークコイル306、コンデンサ307、２個の抵
抗器308,309、差動増幅器310、電圧比較器311、鋸歯状
波発生回路312、基準電圧源313からなる公知のスイツチ
ングレギユレータである。一方、電流検出回路203は抵
抗器314と、電圧比較器315と基準電圧源316とから構成
され、電圧異常検出回路205は電圧比較器317と基準電圧
源318とから構成される。出力電流は抵抗器314の電圧降
下として検出され、電圧比較器315により出力電流が流
れているときには出力電流継続信号ON1がハイレベルと
なる。一方、出力電圧は電圧比較器318により基準電圧
源318と比較され、出力電圧が異常上昇した場合には出
力電圧異常上昇検出信号AL1がハイレベルとなる様に構
成されている。従つて、第２図の電源回路を複数個用意
し、それらの出力を負荷に共通接続すれば、第１図で説
明したように出力電圧の異常を検出することができる。
常検出回路205の詳細を入力未安定化電源300とともに示
している。第２図において直流電源供給回路201はトラ
ンス302、スイツチングトランジスタ303、ダイオード30
4,305、チヨークコイル306、コンデンサ307、２個の抵
抗器308,309、差動増幅器310、電圧比較器311、鋸歯状
波発生回路312、基準電圧源313からなる公知のスイツチ
ングレギユレータである。一方、電流検出回路203は抵
抗器314と、電圧比較器315と基準電圧源316とから構成
され、電圧異常検出回路205は電圧比較器317と基準電圧
源318とから構成される。出力電流は抵抗器314の電圧降
下として検出され、電圧比較器315により出力電流が流
れているときには出力電流継続信号ON1がハイレベルと
なる。一方、出力電圧は電圧比較器318により基準電圧
源318と比較され、出力電圧が異常上昇した場合には出
力電圧異常上昇検出信号AL1がハイレベルとなる様に構
成されている。従つて、第２図の電源回路を複数個用意
し、それらの出力を負荷に共通接続すれば、第１図で説
明したように出力電圧の異常を検出することができる。
なお、第１図の実施例において、論理積回路をハード
ウエアで実現したが、これをソフトウエアによる論理計
算で行なつてもよい。また、論理計算を行なう際に入力
信号AL1,ON1に時間差があつてもよい。さらに、論理積
回路には電源供給回路の異常を検出した場合、出力を停
止する為の保持機能を有してもよい。
ウエアで実現したが、これをソフトウエアによる論理計
算で行なつてもよい。また、論理計算を行なう際に入力
信号AL1,ON1に時間差があつてもよい。さらに、論理積
回路には電源供給回路の異常を検出した場合、出力を停
止する為の保持機能を有してもよい。
発明の効果 本発明によれば、以上のような構成により、従来直流
電源供給回路の出力に挿入されていたダイオードを不要
化できるために、電源装置多重化時の電力損失と負荷変
動安定性を改善することができる。
電源供給回路の出力に挿入されていたダイオードを不要
化できるために、電源装置多重化時の電力損失と負荷変
動安定性を改善することができる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロツク構成図、第２
図は該実施例の要部の詳細図、第３図は従来の一例を示
すブロツク図である。 101,102,201,202……直流電源供給回路、103,104……整
流手段、105,106……電圧異常検出回路、107,209……負
荷、203,204……電流検出回路、205,206……電圧異常検
出回路、207,208,319……論理積回路、210,212……警報
端子、300……未安定化入力電源、302……トランス、30
4,305……ダイオード、306……チヨークコイル、307…
…コンデンサ、308,309,314……抵抗器、303……スイツ
チングトランジスタ、310……差動増幅器、311,315,317
……電圧比較器、312……鋸歯状波発生回路、313,316,3
18……基準電圧源
図は該実施例の要部の詳細図、第３図は従来の一例を示
すブロツク図である。 101,102,201,202……直流電源供給回路、103,104……整
流手段、105,106……電圧異常検出回路、107,209……負
荷、203,204……電流検出回路、205,206……電圧異常検
出回路、207,208,319……論理積回路、210,212……警報
端子、300……未安定化入力電源、302……トランス、30
4,305……ダイオード、306……チヨークコイル、307…
…コンデンサ、308,309,314……抵抗器、303……スイツ
チングトランジスタ、310……差動増幅器、311,315,317
……電圧比較器、312……鋸歯状波発生回路、313,316,3
18……基準電圧源
Claims (1)
- 【請求項１】電源供給回路と、該電源供給回路の出力側
に接続された電圧監視手段と、電流検出手段とを有する
電源装置の出力を同一負荷に少なくとも２台以上接続す
る多重化電源装置において、それぞれの電源装置で、電
圧監視手段からの出力電圧異常上昇検出信号と電流検出
手段からの出力電源継続信号との論理積をとることによ
りどの電源供給回路の異常であるかを特定することを特
徴とした多重化電源装置の障害検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60208458A JP2540796B2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 多重化電源装置の障害検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60208458A JP2540796B2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 多重化電源装置の障害検出方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6267615A JPS6267615A (ja) | 1987-03-27 |
| JP2540796B2 true JP2540796B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16556522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60208458A Expired - Lifetime JP2540796B2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 多重化電源装置の障害検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540796B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3001207B2 (ja) * | 1989-02-09 | 2000-01-24 | 日本電気株式会社 | コンバータ制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS567114A (en) * | 1979-06-28 | 1981-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | Electric power unit |
| JPS5622539A (en) * | 1979-07-30 | 1981-03-03 | Fujitsu Ltd | Power supply unit |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP60208458A patent/JP2540796B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6267615A (ja) | 1987-03-27 |
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