JP2540771Y2 - 移動自在型温水蓄熱装置 - Google Patents
移動自在型温水蓄熱装置Info
- Publication number
- JP2540771Y2 JP2540771Y2 JP1990073288U JP7328890U JP2540771Y2 JP 2540771 Y2 JP2540771 Y2 JP 2540771Y2 JP 1990073288 U JP1990073288 U JP 1990073288U JP 7328890 U JP7328890 U JP 7328890U JP 2540771 Y2 JP2540771 Y2 JP 2540771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- storage device
- hot water
- inner container
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は一般に各家庭或いは事務所にあって給温設備
として使用され、しかもこれら使用に応じてその都度所
望位置への移動を自在となす温水蓄熱装置に関するもの
である。
として使用され、しかもこれら使用に応じてその都度所
望位置への移動を自在となす温水蓄熱装置に関するもの
である。
（従来の技術） 従来、この種の移動自在型の温水蓄熱装置としては市
販に見当らず、一般に深夜電力の利用に伴う電気或いは
ガス等のヒーターによる熱源装置を有して屋外に据え付
けて使用される大型温水器構造をもって構成されてい
た。
販に見当らず、一般に深夜電力の利用に伴う電気或いは
ガス等のヒーターによる熱源装置を有して屋外に据え付
けて使用される大型温水器構造をもって構成されてい
た。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の構造のものにあって
は、風呂等の温排水の熱エネルギーを有効に利用するこ
とができず、更に、一定した屋外での据え付け構造のた
め、使用時の室内での蛇口までの長尺からなる給温配管
によって概して温度の低下を招き、使用に際して蛇口で
の開口後の暫時の間に、配管内に存在する温水が温度低
下した状態での流出があり、特に冬季寒冷時にあっては
その傾向を著しくして不快となし、また大型構造のため
その都度の使用に応じた移動を不可能となして不便を招
く等の問題を有するものであった。
は、風呂等の温排水の熱エネルギーを有効に利用するこ
とができず、更に、一定した屋外での据え付け構造のた
め、使用時の室内での蛇口までの長尺からなる給温配管
によって概して温度の低下を招き、使用に際して蛇口で
の開口後の暫時の間に、配管内に存在する温水が温度低
下した状態での流出があり、特に冬季寒冷時にあっては
その傾向を著しくして不快となし、また大型構造のため
その都度の使用に応じた移動を不可能となして不便を招
く等の問題を有するものであった。
本考案は従来構造の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、そのまま廃棄されていた風呂等の温排水の
熱エネルギーを回収して有効に利用でき、更に、冬季寒
冷時にあっても適度の加温によって供給する温水の温度
低下の憂いをなくし、同時にその都度の使用に際して比
較的小型構造による移動自在とすることとにより極めて
便利に使用できると共に、蓄熱器での温水による蓄熱機
能によって該蓄熱器自体での別途加温燃料を全く不要と
なし、且つ機械的不具合の生ずる憂いをなくして安全に
使用することのできる移動自在型温水蓄熱装置を提案す
ることを目的とするものである。
ものであり、そのまま廃棄されていた風呂等の温排水の
熱エネルギーを回収して有効に利用でき、更に、冬季寒
冷時にあっても適度の加温によって供給する温水の温度
低下の憂いをなくし、同時にその都度の使用に際して比
較的小型構造による移動自在とすることとにより極めて
便利に使用できると共に、蓄熱器での温水による蓄熱機
能によって該蓄熱器自体での別途加温燃料を全く不要と
なし、且つ機械的不具合の生ずる憂いをなくして安全に
使用することのできる移動自在型温水蓄熱装置を提案す
ることを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記目的を達成するため、着脱自在の蓋部材
により密閉される外容器の内部に、周囲に断熱層を保持
して内容器を設け、外部水源と接続可能な給水管および
蛇口に連る給温管とを前記内容器に通じて前記外容器の
外部にそれぞれ突設し、かつ該内容器に内装可能なステ
ンレス鋼材または銅材で構成した熱伝導容器からなる蓄
熱器を前記蓋部材の下面に取付けた移動自在型温水蓄熱
装置を特徴とするものである。
により密閉される外容器の内部に、周囲に断熱層を保持
して内容器を設け、外部水源と接続可能な給水管および
蛇口に連る給温管とを前記内容器に通じて前記外容器の
外部にそれぞれ突設し、かつ該内容器に内装可能なステ
ンレス鋼材または銅材で構成した熱伝導容器からなる蓄
熱器を前記蓋部材の下面に取付けた移動自在型温水蓄熱
装置を特徴とするものである。
（作用） 本考案はこのように構成されているため、前記蓄熱器
の機能によって例えば従来の温水器の給温配管の途中等
に連結して使用する場合等にあっては、該温水器からの
流出される温水によって蓄熱して再度適度に加温するこ
とにより蛇口までの温度低下の憂いをなくし、また内容
器より取り出して蓋部材側に取付けられた状態での蓄熱
器を廃棄される風呂等の湯中に予め沈めて蓄熱せしめ、
しかる後に内容器の内部に組込んだ状態をもってその後
の洗濯温水等として使用することができ、又、その都度
のこれら使用に際して比較的小型構造からなるため移動
自在となすこととにより極めて便利に使用でき、更に風
呂等の温排水の熱エネルギーを有効に利用できると共
に、蓄熱器自体での別途蓄熱のための加温燃料を全く不
要となし、且つ長期に亘って機械的不具合をなくして安
全に使用することができることとなる。
の機能によって例えば従来の温水器の給温配管の途中等
に連結して使用する場合等にあっては、該温水器からの
流出される温水によって蓄熱して再度適度に加温するこ
とにより蛇口までの温度低下の憂いをなくし、また内容
器より取り出して蓋部材側に取付けられた状態での蓄熱
器を廃棄される風呂等の湯中に予め沈めて蓄熱せしめ、
しかる後に内容器の内部に組込んだ状態をもってその後
の洗濯温水等として使用することができ、又、その都度
のこれら使用に際して比較的小型構造からなるため移動
自在となすこととにより極めて便利に使用でき、更に風
呂等の温排水の熱エネルギーを有効に利用できると共
に、蓄熱器自体での別途蓄熱のための加温燃料を全く不
要となし、且つ長期に亘って機械的不具合をなくして安
全に使用することができることとなる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第１図は本考案の移動自在型温水蓄熱装置の一部切欠き
縦断面図であって、（１）は蓋部材（８）によって密閉
した外容器であり、その内部に周囲に真空又はグラスウ
ール材等による断熱層（３）を保持して内容器（２）を
設けてある。（４）及び（５）は屋外の温水器（図示せ
ず）等の外部水源に接続可能な給水管と、蛇口（６）に
連る給温管であり、前記内容器（２）の内部に通じてそ
れぞれ外部に突出して設けてある。（７）は蓄熱器であ
り、耐食性のあるステンレス鋼材又は銅材等による熱伝
導容器内に潜熱蓄熱剤を内装してなるもので、前記蓋部
材（８）の下面に取付けて内容器（２）の内部に着脱自
在に備えてある。そして使用に応じて例えば前記給水管
（４）側をホース等により屋外の温水器（図示せず）に
接続して屋内等で使用するか、或いは内容器（２）より
取り出して蓋部材（８）に取付けた状態で蓄熱器（７）
を風呂等の湯中、高温槽或いは温排水中に沈めて蓄熱せ
しめて再度内容器（２）の内部に組込んで密閉した状態
をもって、その後の洗濯温水等として用いるものであ
る。尚（９）は着脱自在時の外容器（１）と蓋部材
（８）とのなすフック金具である。
第１図は本考案の移動自在型温水蓄熱装置の一部切欠き
縦断面図であって、（１）は蓋部材（８）によって密閉
した外容器であり、その内部に周囲に真空又はグラスウ
ール材等による断熱層（３）を保持して内容器（２）を
設けてある。（４）及び（５）は屋外の温水器（図示せ
ず）等の外部水源に接続可能な給水管と、蛇口（６）に
連る給温管であり、前記内容器（２）の内部に通じてそ
れぞれ外部に突出して設けてある。（７）は蓄熱器であ
り、耐食性のあるステンレス鋼材又は銅材等による熱伝
導容器内に潜熱蓄熱剤を内装してなるもので、前記蓋部
材（８）の下面に取付けて内容器（２）の内部に着脱自
在に備えてある。そして使用に応じて例えば前記給水管
（４）側をホース等により屋外の温水器（図示せず）に
接続して屋内等で使用するか、或いは内容器（２）より
取り出して蓋部材（８）に取付けた状態で蓄熱器（７）
を風呂等の湯中、高温槽或いは温排水中に沈めて蓄熱せ
しめて再度内容器（２）の内部に組込んで密閉した状態
をもって、その後の洗濯温水等として用いるものであ
る。尚（９）は着脱自在時の外容器（１）と蓋部材
（８）とのなすフック金具である。
（考案の効果） 以上説明したように本考案による温水蓄熱装置は内容
器（２）の内部に蓄熱器（７）を着脱自在に備えて構成
されるため、該蓄熱器によって冬季寒冷時にあっても蓄
熱による適度の加温によって温水の温度低下を防ぐこと
ができ、従って使用時の蛇口（６）での開口後に直ちに
温水の流出があり、またその都度の使用に応じて比較的
小型構造により移動を自在とすることとなり、更に従来
廃棄されていた風呂等の温排水の熱エネルギーを回収し
て有効に利用でき、蓄熱器（７）自体での別途蓄熱のた
めの加温燃料を全く不要となし、且つ長期に亘って機械
的不具合の生ずることがなく、便利に使用できる等、極
めて有用な移動自在型温水蓄熱器である。
器（２）の内部に蓄熱器（７）を着脱自在に備えて構成
されるため、該蓄熱器によって冬季寒冷時にあっても蓄
熱による適度の加温によって温水の温度低下を防ぐこと
ができ、従って使用時の蛇口（６）での開口後に直ちに
温水の流出があり、またその都度の使用に応じて比較的
小型構造により移動を自在とすることとなり、更に従来
廃棄されていた風呂等の温排水の熱エネルギーを回収し
て有効に利用でき、蓄熱器（７）自体での別途蓄熱のた
めの加温燃料を全く不要となし、且つ長期に亘って機械
的不具合の生ずることがなく、便利に使用できる等、極
めて有用な移動自在型温水蓄熱器である。
第１図は本考案の一実施例を示す移動自在型温水蓄熱装
置の一部切欠き縦断面図である。 （１）……外容器、（２）……内容器、（３）……断熱
層、（４）……給水管、（５）……給温管、（６）……
蛇口、（７）……蓄熱器、（８）……蓋部材。
置の一部切欠き縦断面図である。 （１）……外容器、（２）……内容器、（３）……断熱
層、（４）……給水管、（５）……給温管、（６）……
蛇口、（７）……蓄熱器、（８）……蓋部材。
Claims (1)
- 【請求項１】着脱自在の蓋部材により密閉される外容器
の内部に、周囲に断熱層を保持して内容器を設け、外部
水源と接続可能な給水管および蛇口に連る給温管とを前
記内容器に通じて前記外容器の外部にそれぞれ突設し、
かつ該内容器に内装可能なステンレス鋼材または銅材で
構成した熱伝導容器からなる蓄熱器を前記蓋部材の下面
に取付けたことを特徴とする移動自在型温水蓄熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990073288U JP2540771Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 移動自在型温水蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990073288U JP2540771Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 移動自在型温水蓄熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0432450U JPH0432450U (ja) | 1992-03-17 |
| JP2540771Y2 true JP2540771Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31611981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990073288U Expired - Fee Related JP2540771Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 移動自在型温水蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540771Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60106020U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-19 | 松下電工株式会社 | 給湯装置 |
| JPS63123950U (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-12 |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP1990073288U patent/JP2540771Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0432450U (ja) | 1992-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |