JP2540601Y2 - 飲食物容器洗浄仕分け装置 - Google Patents

飲食物容器洗浄仕分け装置

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JP2540601Y2 JP1990024538U JP2453890U JP2540601Y2 JP 2540601 Y2 JP2540601 Y2 JP 2540601Y2 JP 1990024538 U JP1990024538 U JP 1990024538U JP 2453890 U JP2453890 U JP 2453890U JP 2540601 Y2 JP2540601 Y2 JP 2540601Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、食器等の飲食物容器の洗浄装置に関し、特
に、仕分け積み重ね装置に接続して使用される飲食物容
器の用途に応じた識別信号を発信することができる飲食
物容器洗浄装置に関する。
また、本考案は、飲食店や給食センター等で使用され
る自動飲食物容器洗浄装置に関し、特に、飲食物洗浄装
置へ一箇宛送られてくる皿等の食器について、その使用
目的を識別し、その識別信号を仕分け積み重ね装置に送
って、該仕分け積み重ね装置の仕分け積み重ね動作の制
御が行える自動飲食物容器洗浄仕分け積み重ね装置に関
する。
(ロ)従来の技術 飲食店や給食センタ等では、膨大な数の食器等の飲食
物容器が使用されている。しかも、これらの膨大な数の
飲食物容器は、使用後、洗浄されて繰り返して使用され
ているが、洗浄後の飲食物容器は、その使途に応じて仕
分けされ適宜の個数積み重ねられて、夫々、目的場所に
運ばれている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このような洗浄後の飲食物容器を、用途別に仕分けら
れ、適宜の個数積み重ねて、目的の場所に運搬される
が、多くの場合、飲食物容器の仕分けは人手を介して行
われるために、多くの人手と時間を要するので、問題と
されていた。
殊に、飲食カウンタ等における自動化は、飲食料金の
計算を簡単化させるために、例えば料金別に或は飲食物
別に容器を異にしているので、料金或は飲食物の種類に
応じて、飲食物容器の種類が増加するので、飲食物容器
の種類に応じて仕分けが行われる関係で多くの人手を要
し問題であった。
そこで、飲食物容器の裏側にバーコードを設けて、バ
ーコード読取り器により、例えば、洗浄装置で洗浄され
た飲食物容器の底部裏側に設けられているバーコードを
読み取って、飲食物容器の使途別の種類を識別して、仕
分けられ積み重ね器により、用途別に積み重ねられてい
る。仕分け装置が提案されている(実開昭63−14324号
公報参照)。
しかし、バーコードの読み取りは、バーコード読取り
器のレンズの曇り等に影響されるために、特に、水蒸気
の生じない箇所にバーコード読み取り領域を設ける必要
があので、厨房等に無造作に据え付けることができず、
また、バーコード読み取り専用の場所を要して問題とさ
れている。
本考案は、洗浄された飲食物容器をその使途に応じて
仕分けする場合の問題点を解消することを目的としてい
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、食器等の飲食物容器を、人手を介すること
なく、また、水蒸気や温度差に影響されることなく、飲
食物容器の使途を識別することができる飲食物容器仕分
け装置を提供するものである。
すなわち、本考案は、平行して並ぶ二条の該飲食物容
器搬送用の無端チェーンと、該無端チェーンの移動方向
に、飲食物容器の大きさより小さい間隔で前記二条の無
端チェーン間に掛け渡された前方及び後方一組の桟を複
数組備え、後方の桟には、飲食物容器より小さい間隔で
位置決めフィンガーが設けられている飲食物容器用のコ
ンベヤ搬送路と、該コンベヤ搬送路は、その上下に洗浄
液噴射ノズル及び洗浄用回転ブラシを備える洗浄工程及
びその上下に乾燥用気体噴射ノズルを備える乾燥工程、
並びにその下方に金属検出装置を備え、裏側に耐食性の
金属及び合金製のマークが付されている飲食物容器を検
出する金属検出工程を通って延びて設けられており、前
記飲食物容器搬送用の無端チェーンの搬出口は、飲食物
容器の移動停止ストッパーが設けられている飲食物容器
積み重ね装置に接続しており、前記飲食物容器搬送用の
無端チェーンは、前記洗浄工程と乾燥工程の間に至るま
では、進行方向が下方に傾斜して設けられ、前記洗浄工
程と乾燥工程の間からは、進行方向が上方に向いて傾斜
して設けられており、前記金属検出装置の出力端は前記
飲食物容器積み重ね装置の制御信号入力端に接続してい
ることを特徴とする飲食物容器洗浄仕分け装置にある。
本考案において、飲食物容器は、陶磁器、プラスチッ
ク等の飲食物用容器であり、その裏側の任意箇所に、そ
の種別を示すマークとして、アルミニウム、ステンレス
等の水蒸気に対し耐食性の金属又は合金製のマークが付
されている。この飲食物容器に付されたマークは、例え
ば、円、方形等の適宜の形状に形成されており、例え
ば、一定面積のマークの個数により、又はその面積の大
小により、飲食物容器に載置される飲食物の種類を識別
することができる。
本考案において、飲食物容器に付されたマークを検出
するために、洗浄装置内のコンベヤ装置のコンベヤ上走
路の上下方向に位置して、例えば、該上走路下方に、磁
気誘導型のセンサ、静電容量型のセンサ等の金属検出装
置が設けられる。
本考案においては、コンベヤ装置は、飲食物容器の移
動を確実かつ一定にするために、二本の平行に設けられ
ている移動体上に、飲食物容器の大きさより小さい間隔
で桟が横架されている。移動体上に載置された飲食物容
器は、金属検出装置によって正確に金属マークが検出す
ることができるように、桟の一定の位置に載置される。
このように移動体上の飲食物容器の位置決めを行うため
に、桟にはフィンガーが、飲食物容器の大きさより小さ
い間隔で設けられる。本考案において、飲食物容器の仕
分け積み重ね装置は、飲食物容器の移動路に沿って、従
来使用されている飲食物容器の積み重ね装置(例えば、
特公昭62−13244号公報参照)を複数配置して形成する
ことができる。
本考案において、飲食物容器の洗浄工程と飲食物容器
の積み重ね工程が、一つのハウジング内に形成されてい
る場合は、金属検出装置の出力端から直接に飲食物容器
積み重ね装置の制御信号入力端に送ることができる。
金属検出装置からの検出信号は、飲食物容器の積み重
ね装置に送られて、積み重ね装置が、所定の飲食物容器
のみを積み重ねることができるように、積み重ね装置の
駆動を制御する。この飲食物容器の積み重ね装置におけ
る対応する飲食物容器の積み重ねが容易に且つ正確に行
われるように、積み重ね装置には、対応する飲食物容器
が積み重ね位置に到着したときに、目的の飲食物容器を
停止できるように、飲食物容器の移動停止用ストッパー
が設けられている。
したがって、本考案の飲食物容器の洗浄装置に、例え
ば、押上タイプの飲食物容器の積み重ね装置が接続され
ている場合には、該積み重ね装置は、金属検出装置で検
出された目的の使途の飲食物容器の検出信号を受けて、
金属検出装置から飲食物容器積み重ね装置の積み重ね位
置までの、移動時間後に、飲食物容器の移動停止用スト
ッパーが飲食物容器の移動路に押し上げられ、送られて
くる飲食物容器を停止し、この停止された飲食物容器を
押上ロッドで押し上げて、飲食物容器のストッカー内に
保持させ、順次つみあげを行う。
本考案においては、飲食物容器についての仕分け及び
積み重ねを正確に行うために、コンベヤ装置におけるコ
ンベヤの移動と飲食物容器の仕分けを行う飲食物容器の
移動停止用部材の突き出し動作との間を同期させる必要
があり、そこで、コンベヤ装置のスプロケットの回転
軸、或はその他のコンベヤの駆動に係る回転軸には、例
えば、近接スイッチ等を設けたパルス信号発生装置が設
けられる。
このパルス発生装置からのタイミングパルス信号は、
飲食物容器移動停止用ストッパー部材及び飲食物容器押
上部材の突き出し動作が制御される。
ここで信号処理して、飲食物容器の仕分けを行うよう
に所定の位置に設けられている積み重ね装置の押出し部
材の作動装置を制御するようになっている。
(ホ)作用 本考案は、洗浄工程及び乾燥工程を経由する飲食物容
器搬送用のコンベヤ路の下方に金属検出装置を設け、そ
の選別信号を飲食物容器仕分け積み重ね装置に送って、
飲食物容器の仕分け積み重ねを行うようにしたので、コ
ンベヤ装置を運搬される飲食物容器の底部裏側に付され
た金属製のマークを読み取り、読み取ったマークに応じ
た信号を飲食物容器仕分け積み重ね装置に送り、このマ
ークを読み取られた飲食物容器は、所定の飲食物容器積
み重ね位置に至ったところで、移動停止用ストッパーに
より停止されて、押上部材により押し上げられて、飲食
物容器ストッカー内に積み重ねることができる。
このように、本考案においては、金属検出装置によ
り、飲食物容器の使途別の読み取りを行うので、水蒸気
の発生により影響されることなく、飲食物容器の使途別
のマークの読み取りを確実に行うことができるので、飲
食物容器の洗浄、仕分け及び種別による積み重ねを、一
貫して正確に行うことができる。
(ヘ)実施例 以下、添付図面を参照して、本考案の実施の態様の一
について説明するが、本考案は、以下の説明及び例示に
より何ら制限されるものではない。
第1図は、本考案の一実施例を示す概略の説明図であ
り、すし皿に適用した一例が示されている。第2図は、
第1図に示した実施例の内部について、その一部を破断
して示す概略の平面図であり、第3図は、第2図に示さ
れていないチェーンコンベヤについての部分的平面図で
ある。
第1図、第2図及び第3図において、すし皿洗浄仕分
け積み重ね装置1は、ハウジング2内に、汚れたすし皿
投入部3、洗浄部4、乾燥部5、金属検出部6及び仕分
け積み重ね部7が形成されている。これらの中、洗浄部
4、乾燥部5及び金属検出部6には、無端チェーン8及
び9の間に、二種類の桟10及び11が横架されたチェーン
コンベヤ12が設けられている。このチェーンコンベヤ12
の桟10及び11、その間にすし皿13を支持できるように、
すし皿13の大きさより小さい間隔で、無端チェーン8及
び9上に架設されている。
本例においては、すし皿13が桟10及び11の所定の箇所
に位置するように、後方の桟11には、位置決めフィンガ
ー14が二本設けられている。
本例において、洗浄部4には、チェーンコンベヤ12の
上走路15の上方及び下方に、上方及び下方に、ベルト駆
動の全周に羽毛を備える洗浄用回転ブラシ16が設けられ
ると共に、その下流側の上方及び下方に、洗浄ブラシ17
が洗浄される皿に接する面に向けて、該洗浄液噴射ノズ
ル17が設けられており、洗浄液を噴射ノズル17から噴射
しながら、洗浄用回転ブラシ16を回転させて、すし皿13
についての洗浄が行われる。本例において、洗浄液は次
亜塩素酸塩の60℃以上に加熱された加熱溶液が使用さ
れ、次亜塩素酸塩溶液タンクからの次亜塩素酸塩溶液
が、注入ポンプ(図示されていない)によって、噴出ポ
ンプ(図示されていない)により送出される60℃以上に
加熱された加熱水中にに混入される。
本例において、洗浄部4の下流側に位置する乾燥部5
には、チェーンコンベヤ12の上走路15の上方及び下方
に、乾燥ブロアー(図示されていない)に接続する乾燥
用空気吹き出しノズル18が設けられており、乾燥を行う
ときは、60度以上に加熱された空気が該吹き出しノズル
18から、洗浄されたすし皿13に吹きつけられ、洗浄され
たすし皿13の水切り及び乾燥が行われる。チェンコンベ
ヤ12は、水切りを良くするために、汚れた皿の投入部3
から洗浄部4の下流の洗浄部4と乾燥部5の中間点に至
るまでの間は、進行方向に下方に傾斜して設けられ、該
中間点を過ぎるところで上方に向けて傾斜して設けられ
ている。
本例においては、乾燥部5の下流に金属マーク検出部
6が設けられている。本例において、すし皿13は、金属
マークが付されているすし皿13と金属マークが付されて
いないすし皿13の二種類のすし皿を、金属マークの有無
により、種類別に仕分けし積み重ねる関係上、金属マー
クの検出のために磁気センサ19が設けられている。本例
において、磁気センサ19は、金属マークの検出を確実に
するために、チェーンコンベヤ12の上走路15の下方に、
すし皿の底部が通過する位置に近接する箇所に設けられ
ている。
本例においては、この磁気センサ19の出力側は、皿仕
分け積み重ね部7の皿停止装置20の入力側に接続されて
いる。本例において、皿停止装置20は、ソレノイド21に
より皿停止用部材22を上方に移動させ、皿案内ローラ23
上を滑り落ちる皿を、第1のストッカー24の積み重ね位
置25に停止させるものである。本例において、皿仕分け
積み重ね部7には、二基の第1皿積み重ねストッカー26
及び第2皿積み重ねストッカー27が設けられている。夫
々のストッカーには、皿戻り止め用の引っ掛け爪28を側
壁に備え、上下に開口している皿積み重ね円筒容器29
が、積み重ねられた皿の取り出しを容易にするために、
ハウジング2の天井部30より上方に突き抜けて設けられ
ている。その円筒容器29の夫々の下方開口部の下方には
皿停止位置が設定されており、第1の皿積み重ね停止位
置25は皿停止装置20の上流側に設定されており、第2の
皿積み重ね位置31は固定皿停止装置32の上流側に設定さ
れている。
皿停止位置に停止する皿13を夫々のストッカー内に押
し上げるために、夫々の皿積み重ねストッカーには専用
の第1の皿押上用ピストン33及び第2の押上用ピストン
34が設けられている。前記第1の皿押上用ピストン33
は、軸受33′に支持され、また第2の皿押上用ピストン
34は、軸受34′に支持されている。本例において、第1
及び第2の押上用ピストン間には、例えば1時間当たり
1200枚の皿を処理する場合では、約1秒の時間間隔で動
作するように、機械的にその時間的タイミングが調整さ
れている。
本例は以上のように構成されているので、使用済みの
汚れたすし皿5が、皿投入部3からすし皿洗浄仕分け積
み重ね装置1に投入されると、皿投入部3の送り車35
が、すし皿を一枚あて送り車35の溝36内に支持して、チ
ェーンコンベヤ12の桟10及び11上に載置させる。
汚れたすし皿13は、洗浄部4で、洗浄液噴射ノズル17
からの洗浄液の噴射及び洗浄用回転ブラシ16により洗浄
される。洗浄された皿13はチェーンコンベヤ12により傾
斜した姿勢で斜め下方に移動し、ついで斜め上方に傾斜
た姿勢で移動する。この移動の間に、乾燥用空気吹出し
ノズル18から60℃以上の温度に加熱されている空気が吹
き出されて、すし皿に付着している水を吹き飛ばすと共
に加熱蒸発させ、すし皿13の表面全体を滅菌された清浄
な状態にする。
このように清浄にされた皿13は、チェーンコンベヤ6
の移動により、金属マーク検出部6に送られ、磁気セン
サ19により、皿の裏側に設けられている金属マークの有
無を検出する。すし皿13の裏側に金属マークが付されて
いない場合は、皿停止装置20は動作しないので、すし皿
は第2の皿積み重ね停止位置31に送られ、固定皿停止装
置32により停止される。そこで、第2の押上用ピストン
34を上方に移動させて、すし皿13を第2の皿積み重ねス
トッカー27内に押し上げ、第2の皿積み重ねストッカー
27内の引っ掛け爪28を越えて停止し、ついで第2の押上
ピストン34下降させる。第2の皿積み重ねストッカー27
内に押し上げられた皿13は、引っ掛け爪28に支持され
て、第2の皿積み重ねストッカー27内に留どまり、次に
押し上げられた皿の上に積み上げられることになる。
すし皿13に金属マークが付されている場合は、磁気セ
ンサ19からの信号は皿停止装置20に送られ、皿停止装置
20のタイマー(図示されていない)を作動させ、所定時
間後に、皿停止装置20のソレノイドに電流を印加させ
る。1時間当たり1200枚の処理量の場合、ソレノイド21
が負荷されるのは約1秒後である。
ソレノイド21が負荷されると、皿停止用部材22は、皿
案内ローラ23より高く突き出されて、滑り落ちる皿を停
止させる。そこで、第1の皿押上ピストン33は押上動作
を開始し、第1の皿積み重ね停止位置25に停止する皿を
第1の皿積み重ねストッカー26内に押し上げる。
第1の皿積み重ねストッカー26内の引っ掛け爪28を越え
て停止し、ついで第1の押上ピストン33を下降させる。
第2の皿積み重ねストッカー26内に押し上げられた皿13
は、引っ掛け爪28に支持されて、第1の皿積み重ねスト
ッカー26内に留どまり、次に押し上げられた皿の上に積
み上げられることになる。
(ト)考案の効果 本考案は、二条の無端環状の移動体の上に桟を横架し
たコンベヤ運搬路を、洗浄工程及び乾燥工程を経由させ
て形成し、このコンベヤ運搬路の上走路下方に磁気セン
サ等の金属製のマーク検出装置を配置して、飲食物容器
の底部裏側に設けられている金属製のマークを検出する
ようにしたので、従来装置では、厨房室等において、水
蒸気による曇りのために、正確な検出が困難とされてい
る飲食物容器の底部裏側に設けられているマークの検出
が、正確かつ容易に行うことができることとなり、従来
の装置と比較して、使用済みの飲食物容器の洗浄、乾
燥、仕分け及び積み重ねの一貫した工程を、人手を要す
ることなく、自動的に正確且つ容易に行うことができ
る。
したがって、本考案は、飲食店及び給食センタ等にお
ける使用済みの飲食物容器の洗浄、乾燥、仕分け及び積
み重ねの各工程間における飲食物容器の移動に要した人
手を軽減することを可能にさせるものであり、飲食店及
び給食センター等における省力化に寄与するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す概略の説明図であ
り、すし皿に適用した一例が示されている。第2図は、
第1図に示した実施例の内部について、その一部を破断
して示す概略の平面図であり、第3図は、第2図に示さ
れていないチェーンコンベヤについての部分的平面図で
ある。 図中の符号について説明すると、1はすし皿洗浄仕分け
積み重ね装置、2はハウジング、3は汚れたすし皿投入
部、4は洗浄部、5は乾燥部、6は金属マーク検出部、
7は仕分け積み重ね部、8及び9は無端チェーン、10及
び11は桟、12はチェーンコンベヤ、13はすし皿、14は位
置決めフィンガー、15は上走路、16は洗浄用回転ブラ
シ、17は洗浄液噴射ノズル、18は吹き出しノズル、19は
磁気センサ、20は皿停止装置、21はソレノイド、22は皿
停止用部材、23は皿案内ローラ、24はストッカー、25は
積み重ね停止位置、26は第1の皿積み重ねストッカー、
27は第2の皿積み重ねストッカー、28は皿戻り止め用の
引っ掛け爪、29は皿積み重ね円筒容器、30は天井部、31
は第2の皿積み重ね停止位置、32は固定皿停止装置、33
は第1の皿押上用ピストン、34は第2の皿押上用ピスト
ン、35は送り車、36は送り車の溝である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行して並ぶ二条の該飲食物容器搬送用の
    無端チェーンと、該無端チェーンの移動方向に、飲食物
    容器の大きさより小さい間隔で前記二条の無端チェーン
    間に掛け渡された前方及び後方一組の桟を複数組備え、
    後方の桟には、飲食物容器より小さい間隔で位置決めフ
    ィンガーが設けられている飲食物容器用のコンベヤ搬送
    路と、該コンベヤ搬送路は、その上下に洗浄液噴射ノズ
    ル及び洗浄用回転ブラシを備える洗浄工程及びその上下
    に乾燥用気体噴射ノズルを備える乾燥工程、並びにその
    下方に金属検出装置を備え、裏側に耐食性の金属及び合
    金製のマークが付されている飲食物容器を検出する金属
    検出工程を通って延びて設けられており、前記飲食物容
    器搬送用の無端チェーンの搬出口は、飲食物容器の移動
    停止ストッパーが設けられている飲食物容器積み重ね装
    置に接続しており、前記飲食物容器搬送用の無端チェー
    ンは、前記洗浄工程と乾燥工程の間に至るまでは、進行
    方向が下方に傾斜して設けられ、前記洗浄工程と乾燥工
    程の間からは、進行方向が上方に向いて傾斜して設けら
    れており、前記金属検出装置の出力端は前記飲食物容器
    積み重ね装置の制御信号入力端に接続していることを特
    徴とする飲食物容器洗浄仕分け装置。
JP1990024538U 1990-03-12 1990-03-12 飲食物容器洗浄仕分け装置 Expired - Lifetime JP2540601Y2 (ja)

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