JP2540258Y2 - ベ−ン形揺動モ−タ - Google Patents

ベ−ン形揺動モ−タ

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JP2540258Y2
JP2540258Y2 JP1499591U JP1499591U JP2540258Y2 JP 2540258 Y2 JP2540258 Y2 JP 2540258Y2 JP 1499591 U JP1499591 U JP 1499591U JP 1499591 U JP1499591 U JP 1499591U JP 2540258 Y2 JP2540258 Y2 JP 2540258Y2
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龍男 土谷
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内側の揺動ベーン構造
部と外側の揺動ベーン構造部とを同心円状に配設したベ
−ン形揺動モ−タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の揺動モ−タで、特に出力軸の揺動
範囲を最大360°以上としたベ−ン形揺動モ−タとし
ては、例えば特公昭54−25592号公報で提案され
たものや、本件出願人が実開昭63−91707号で提
案した構造のもの等がある。前者はステ−タ中に同心状
にロ−タを複数段配設し、各ロ−タ間およびロ−タとス
テ−タ間に形成した油作動室を各系列に分けて連通する
と共に、各系列の油作動室に対応して各々に給・排油ポ
−トを設け、最も内側のロ−タを出力軸に連結した構造
のものである。このベ−ン形揺動モ−タでは、複数のロ
−タを同心円的に設けているので長手方向に小型化でき
るメリットは有るが、油圧作動室を各系列毎に連通させ
ているので出力軸は必ず作動端まで揺動された後に停止
し、当該出力軸は各ロ−タの揺動角度をプラスした合計
角度まで揺動して途中での中間停止を行うことができな
い構造であった。
【0003】また後者は、前者の課題を解決して揺動範
囲が360°以上で中間位置での停止が可能であると共
に、長手方向に小型化できるベ−ン形揺動モ−タとして
提案したものである。このベ−ン形揺動モ−タでは、ケ
ーシング内へ同心円状に配設された複数の揺動ベーン構
造を有し、内側の揺動ベーン構造のケーシングは外側の
揺動ベーン構造のケーシングに対して回動自在に支承さ
れて回動軸を形成し、当該回動軸に外側の揺動ベーン構
造の揺動ベーンが取り付けられて各揺動ベーン構造はそ
れぞれ独立した作動室内を揺動すると共に、最も内側の
揺動ベーン構造の揺動ベーンには出力軸が連結されて中
間停止可能に構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、実開昭6
3−91707号公報のように同心円状に配設された内
側ベーンと外側ベーンとは中心軸からの距離が異なるの
で、内外各ベーンの受圧面積が同じで供給される流体圧
が一定の場合には内外揺動ベーン構造による出力トルク
にアンバランスを生じ、回転位置によって取り出される
出力トルクが異なるので使用する上できわめて都合が悪
い。この出力トルク差を無くすのには、例えば内側ベー
ンの径を大きくして出力トルクの小さい内側ベーンの受
圧面積を外側ベーンの受圧面積より大きくすれば良い
が、内側のベーン構造部は外側のベーン構造部の軸心に
同心円状に形成されるものであるから、受圧面積を大き
くすると全体が大型化してしまう。そこで本考案では、
この従来の技術の課題を解決して内側ベーンの受圧面積
を大きくしないで内外各ベーン構造からほぼ等しい出力
トルクを取り出すことができるようにしたベ−ン形揺動
モ−タの提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の要旨は、ケーシ
ング内へ同心円状に配設された内外の揺動ベーン構造部
を有し、内側の揺動ベーン構造部のケーシングは外側の
揺動ベーン構造部のケーシングに対して回動自在に支承
されて回動軸を形成すると共に、当該回動軸に外側の揺
動ベーン構造部のベーンが取り付けられ、内側の揺動ベ
ーン構造部のベーンには出力軸が連結されて中間停止可
能に構成されたベ−ン形揺動モ−タにおいて、上記外側
の揺動ベーン構造部はシングルベーン構造で構成され、
上記内側の揺動ベ−ン構造部は2枚のハネが対向状に突
設された内側ベーンと、当該ハネが各々当接係止される
対向状に配設された固定シューによるダブルベーン構造
で構成され、このダブルベーン構造によって内側ベーン
室内に形成された対向する2室を一対とした2組の一方
室と他方室の各々へ空気圧等の流体圧を給排気させるた
めの通路が上記内外の各ケーシングに設けられ、この通
路は当該一方室の2室へ各々連通する内側ケーシングに
形成された二つの穴通路が外側ケーシングに形成された
一方の給排ポートへ連通する環状通路を介して連通され
ると共に、他方室の2室へ各々連通する内側ケーシング
に形成された二つの穴通路が外側ケーシングに形成され
た他方の給排ポートへ連通する環状通路を介して連通さ
れ、内外のケーシング間の連通路をロータリージョイン
ト構造にしたベ−ン形揺動モ−タである。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。このベ−ン形揺動モ−タは、第1図(A)
(B)のように外側の揺動ベ−ン構造部と内側の揺動ベ
−ン構造部とが同心円状に配設されている。外側の揺動
ベ−ン構造部は、二つ割りした左右一対の各ハウジング
1,2を長尺のネジ3で一体に接合して円筒状に形成し
た外側のケーシングと、同じく左右一対の2つ割りした
各軸体4,5を長尺のネジ6で一体に接合して円筒状に
形成した内側のケーシングとが、外側のケーシングの軸
心部を内側のケーシングが貫通する態様で延在され、こ
の両ケーシングの間に設けられた外側ベーン室7内にベ
ーンと固定シューとが収容されている。すなわち、外側
ベーン室7には基部側が各軸体4,5の外周面にネジ1
0aで固着されて先端部側が各ハウシング1,2の内周
面に向けて半径方向外側へ突設された軸線方向へ一定幅
で延在する外側ベーン10と、各軸体4,5の外周面と
各ハウシング1,2の内周面の間で軸線方向へ一定幅で
延在されて両端部が各ハウジング1,2の内側面に各々
ピン11aで固着された外側固定シュ−(ストッパ)1
1とが設けられている。この外側ベーン10と外側固定
シュ−11には、一端が各ハウシング1,2の内周面へ
他端が各軸体4,5の外周面へ各々密封状に当接する方
形状のベーンシール12と方形枠状のシューシール13
とが各々装着されている。
【0007】また、内側の揺動ベ−ン構造部は上記した
内側のケーシングである各軸体4,5によって形成され
た内側ベーン室8内に、内側ベーン15と二つの内側固
定シュ−16,17とが収容されている。この各軸体
4,5は、両端外周部が各々軸受9を介して外側のケー
シングである各ハウシング1,2の両端内周部に支承さ
れて回転自在に装着されている。この内側ベーン15
は、第2図のように基部側の円筒体15aが軸心部に挿
通される出力軸14の外周に嵌合状態で固着され、円筒
体15aから各軸体4,5の内周面に向けて半径方向外
側へ各々対向状に突出された一対のハネ15b,15c
が各々軸線方向に沿って一定幅で延在するダブルベーン
構造である。また各内側固定シュ−16,17は、各軸
体4,5の内周面と円筒体15aの外周面の間へ軸線方
向に沿って一定幅で延在する態様で対向状に配備されて
いる。尚、内側ベーン15と内側固定シュ−16,17
には、一端が各軸体4,5の内周面へ他端が円筒体15
の外周面へ各々密封状に当接する方形状のベーンシール
18と方形枠状のシューシール19とが各々装着されて
いる。
【0008】上記の各内側固定シュ−16,17は、軸
線方向に沿った長手方向の両端部に各々突設された各ピ
ン筒16a,16b,16c,16dと、各ピン筒17
a,17b,17c,17dとが、図3のように内側ベ
ーン室8の内側面から各軸体4,5に各々穿設された各
ピン穴4a,4b,4c,4bと、各ピン穴5a,5
b,5c,5dとに嵌合係止されて当該各軸体4,5に
固着される。これらの各ピン穴は、軸体4側の各ピン穴
4a,4b,4c,4dと軸体5側の各ピン穴のうちの
ピン穴5a,5dは単なる有底穴であるが、軸体5側の
各ピン穴のうちのピン穴5b,5cは一端部が当該軸体
5の外周面へ開口する態様で当該軸体5に穿設された穴
通路26,27に内底部で連通されている。また、軸体
4には外周面から内側ベーン室8へ連通する穴通路2
8,29が穿設されている。上記した穴通路28,29
は、図4のようにハウジング1の内周面に凹設されて軸
体4の外周面に沿った環状通路30に各々連通され、こ
の環状通路30はハウジング1に半径方向を貫通する態
様で穿設された給排Aポート31に連通されている。ま
た上記した穴通路26,27は、図5のようにハウジン
グ2の内周面に凹設されて軸体5の外周面に沿った環状
通路32に各々連通され、この環状通路32はハウジン
グ2に半径方向を貫通する態様で穿設された給排Bポー
ト33に連通されている。尚、上記した各穴通路26,
27と各穴通路28,29とが軸体4,5の外周に各々
開口する両側位置には、図1のように環状通路30,3
2に収容される態様で環状のシール34,35が巻装さ
れており、当該シール34,35によって流体の漏洩を
防止している。
【0009】上記のように内側ベーン15に装着された
出力軸14は、両端側が各軸体4,5との間に各々介在
された軸受20,20によって回動自在に支承されてい
ると共に、当該各軸体4,5との間に各々介在されたシ
ール21,21によって気密に保持され、その両端部は
各軸体4,5から各々突出されている。また、軸受20
は、各軸体4,5にネジ止めされた蓋板22,23によ
って脱落しないように固定されている。尚、蓋板22の
外側には前記ハウシング1にネジ止めされて軸受9の脱
落を防止する蓋板24が被着されており、蓋板23の内
側には前記ハウシング2にネジ止めされて軸受9の脱落
を防止する蓋板25が被着されている。
【0010】上記した外側ベ−ン10と内側ベーン15
による揺動出力は、軸体4から突出する出力軸14の一
方端部(図1で左側端部)によって外部に取り出される
が、この出力軸14の揺動範囲は軸体5から突出する出
力軸14の他方端部側(図1で右側端部)に装着された
強制停止手段によって規定され、当該強制停止手段は内
側ベーン15の揺動範囲を規制する第一の強制停止部分
と、外側ベ−ン10の揺動範囲を規制する第二の強制停
止部分とが図6のように装着されている。第一の強制停
止部分は、出力軸14の端部に基部が固着されて軸半径
方向へ延在されたレバー36と、前記した蓋板23上の
所定角度位置に取付けられてレバー36が各々当接して
係止される一対の各ストッパー37,38とで構成され
ている。また第二の強制停止部分は、軸体5の端部外周
面に基部が固着されて軸半径方向へ延在されたレバー3
9と、ハウジング2の側面上の所定角度位置に取付けら
れてレバー39が各々当接して係止される一対の各スト
ッパー40,41とで構成されている。尚、各ストッパ
ー37,38は蓋板23上の所定角度位置毎穿設された
多数のタップ穴23aの任意な位置にねじ止めされ、各
ストッパー40,41はハウジング2の側面上の所定角
度位置毎穿設された多数のタップ穴2aの任意な位置に
ねじ止めされて所望の揺動範囲が選択的に設定される。
この実施例図では、内側ベーン15が最大の揺動角度で
ある90度まで揺動されるように第一の強制停止部分に
よって揺動範囲が規制され、外側ベーン10は最大の揺
動角度である270度の途中の90度まで揺動されるよ
うに第二の強制停止部分によって揺動範囲が規制されて
いる
【0011】次に、上記した揺動形ベーンモータを使用
する際には図7のように外側の揺動ベ−ン構造部に対し
ては、切換弁42を介してハウジング1,2に穿設した
(図示しない)給排ポートの一方から外側ベーン10で
区分された外側ベーン室7の一方室7aへ空気圧が給気
すると共に、当該外側ベーン室7の他方室7bから空気
圧を排気させる。これにより、外側ベーン10は矢印の
ように時計方向へ回動されて当該外側ベーン10が外側
固定シュー11に当接係止される最大270度までの揺
動が可能であり、切換弁42を切換えて給排気を逆にす
れば反時計方向へ回動される。この外側ベーン10の回
動は、上記第二の強制停止部分によって設定された所望
の揺動範囲に規制されると共に、この揺動運動は内側ケ
ーシングを構成する軸体4,5を介して出力軸14に伝
達され、当該出力軸14を介して外部へ取り出される。
【0012】また内側の揺動ベ−ン構造部に対しては、
内側ベーン15の各ハネ15b,15cと各固定シュー
16,17で区分された内側ベーン室8の各室8a,8
b,8c,8dへ切換弁43から例えば前記給排Bポー
ト33と環状通路32および穴通路26,27を介して
室8a,8cへ空気圧を給気すると共に、室8b,8d
から前記穴通路28,29と環状通路30および給排A
ポート31を介して空気圧を排気させる。これにより、
内側ベーン15は矢印のように時計方向へ回動されて当
該内側ベーン15の各ハネ15b,15cが各固定シュ
ー16,17に各々当接係止される最大90度までの揺
動が可能であり、切換弁43を切換えて給排気を逆にす
れば反時計方向へ回動される。この内側ベーン15の回
動は、上記第一の強制停止部分によって設定された所望
の揺動範囲に規制されると共に、この揺動運動は出力軸
14に伝達されて外部へ取り出される。更に、例えば外
側ベーン10を始端部から終端部まで回動させた後に、
内側ベーン15を始端部から終端部まで回動させると、
出力軸14は最大で360度まで回動されて途中の27
0度で中間停止が可能である。然も、上記ストッパーの
位置を任意に変更して各種の揺動範囲並びに中間停止を
行うこともできる。
【0013】そして本考案では、特にこれらの動作にお
いて前記した従来のベーン形揺動モータの欠点である外
側ベーンの回動による出力トルクと内側ベーンの回動に
よる出力トルクとの違いを改善するための手段が施され
ている。すなわち、内側の揺動ベ−ン構造部は2枚のハ
ネ15b,15cが対向状に突設された内側ベーン15
と、当該ハネ15b,15cが各々当接係止される対向
状に配設された固定シュー(ストッパー)16,17に
よるダブルベーン構造にしている。また、このダブルベ
ーン構造によって内側ベーン室8内に形成された対向す
る2室を一対とした2組の室8a,8cと室8b,8d
の各々へ空気圧等の流体圧を給排気させるために、当該
室8a,8cへ各々連通する内側ケーシングに形成され
た穴通路26,27が外側ケーシングに形成された一方
の給排Bポート33へ連通する環状通路32を介して連
通され、室8b,8dへ各々連通する内側ケーシングに
形成された穴通路28,29が外側ケーシングに形成さ
れた他方の給排Aポート31へ連通する環状通路30を
介して連通されるようにし.内外のケーシング間の連通
路をロータリージョイント構造にしている。
【0014】これにより、内側の揺動ベ−ン構造部は内
側ベーン15の2枚のハネ15b,15cに各々流体圧
力が作用するので、従来構造のように内側ベーンを大き
くして受圧面積を大きくしなくても出力トルクを2倍す
ることが可能となり、外側の揺動ベ−ン構造部との出力
トルク差を無くすことができる。尚、上記した実施例で
は一方の給排Aポート31へ連通する穴通路28,29
が直線状であるのに対し、他方の給排Bポート33へ連
通する穴通路26,27は鉤状に形成されているが、内
側ベーン室8を強制停止手段側へ長くすることによって
これを直線状にすることも可能である。
【0015】
【考案の効果】前記した実施例でも明らかなとおり、本
考案のベ−ン形揺動モ−タでは従来構造と同一径のまま
で、内側の揺動ベ−ン構造部を作動させた際に2倍の出
力トルクの取り出しが可能なために、外側の揺動ベ−ン
構造部を作動させた際に取り出される出力トルクとの差
を無くして均一なトルクにすることができると共に、全
体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の実施例によるベ−ン形揺動モ
−タの全体縦断面図。 (B)は(A)のA−A線に沿う断面図。
【図2】上記ベ−ン形揺動モ−タにおける内側の揺動ベ
−ン構造部の分解斜視図。
【図3】上記内側の揺動ベ−ン構造部の要部説明図。
【図4】図1(A)のB−B線に沿う断面図。
【図5】図1(B)のC−C線に沿う断面図。
【図6】上記ベ−ン形揺動モ−タの右側面図。
【図7】上記ベ−ン形揺動モ−タの揺動状態を示す模式
図。
【符号の説明】
1,2 ハウジング 3,6 ネジ 4,5 軸体 7 外側ベーン室 8 内側ベーン室 9 軸受 10 外側ベーン 11 外側固定シ
ュ− 12,18 ベーンシール 13,19 シュ
ーシール 14 出力軸 15 内側ベーン 16,17 内側固定シュ− 21,34,35
シール 22,23,24,25 蓋板 26,27,2
8,29 穴通路 30,32 環状通路 31 給排Aポー
ト 33 給排Bポート 36,39 レバ
ー 37,38,40,41 ストッパー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内へ同心円状に配設された内
    外の揺動ベーン構造部を有し、内側の揺動ベーン構造部
    のケーシングは外側の揺動ベーン構造部のケーシングに
    対して回動自在に支承されて回動軸を形成すると共に、
    当該回動軸に外側の揺動ベーン構造部のベーンが取り付
    けられ、内側の揺動ベーン構造部のベーンには出力軸が
    連結されて中間停止可能に構成されたベ−ン形揺動モ−
    タにおいて、上記外側の揺動ベーン構造部はシングルベ
    ーン構造で構成され、上記内側の揺動ベ−ン構造部は2
    枚のハネが対向状に突設された内側ベーンと、当該ハネ
    が各々当接係止される対向状に配設された固定シューに
    よるダブルベーン構造で構成され、このダブルベーン構
    造によって内側ベーン室内に形成された対向する2室を
    一対とした2組の一方室と他方室の各々へ空気圧等の流
    体圧を給排気させるための通路が上記内外の各ケーシン
    グに設けられ、この通路は当該一方室の2室へ各々連通
    する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側ケ
    ーシングに形成された一方の給排ポートへ連通する環状
    通路を介して連通されると共に、他方室の2室へ各々連
    通する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側
    ケーシングに形成された他方の給排ポートへ連通する環
    状通路を介して連通され、内外のケーシング間の連通路
    をロータリージョイント構造にしたことを特徴としたベ
    −ン形揺動モ−タ。
JP1499591U 1991-02-25 1991-02-25 ベ−ン形揺動モ−タ Expired - Lifetime JP2540258Y2 (ja)

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