JPH04105611U - ベ−ン形揺動モ−タ - Google Patents

ベ−ン形揺動モ−タ

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JPH04105611U
JPH04105611U JP1499591U JP1499591U JPH04105611U JP H04105611 U JPH04105611 U JP H04105611U JP 1499591 U JP1499591 U JP 1499591U JP 1499591 U JP1499591 U JP 1499591U JP H04105611 U JPH04105611 U JP H04105611U
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chambers
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龍男 土谷
邦夫 海老原
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黒田精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 同心円状に配設された外側のベーン構造部と
内側のベーン構造部との出力トルク差をなくす。 [構成] 内側の揺動ベ−ン構造部は、2枚のハネ15
b,15cが対向状に突設された内側ベーン15と、こ
れらが各々当接係止される対向状に配設された固定シュ
ー16,17によるダブルベーン構造にした。内側ベー
ン室8内に形成された対向する2室を一対とした2組の
室8a,8cと室8b,8dに各々へ流体圧を給排気さ
せる連通路は、一方室は内側ケーシングの穴通路26,
27と外側ケーシングの給排Bポート33とが環状通路
32を介して、他方室は内側ケーシングの穴通路28,
29と外側ケーシングの給排Aポート31とが環状通路
30を介して各々連通するロータリージョイント構造に
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内側の揺動ベーン構造部と外側の揺動ベーン構造部とを同心円状に 配設したベ−ン形揺動モ−タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の揺動モ−タで、特に出力軸の揺動範囲を最大360°以上としたベ−ン 形揺動モ−タとしては、例えば特公昭54−25592号公報で提案されたもの や、本件出願人が実開昭63−91707号で提案した構造のもの等がある。 前者はステ−タ中に同心状にロ−タを複数段配設し、各ロ−タ間およびロ−タ とステ−タ間に形成した油作動室を各系列に分けて連通すると共に、各系列の油 作動室に対応して各々に給・排油ポ−トを設け、最も内側のロ−タを出力軸に連 結した構造のものである。このベ−ン形揺動モ−タでは、複数のロ−タを同心円 的に設けているので長手方向に小型化できるメリットは有るが、油圧作動室を各 系列毎に連通させているので出力軸は必ず作動端まで揺動された後に停止し、当 該出力軸は各ロ−タの揺動角度をプラスした合計角度まで揺動して途中での中間 停止を行うことができない構造であった。
【0003】 また後者は、前者の課題を解決して揺動範囲が360°以上で中間位置での停 止が可能であると共に、長手方向に小型化できるベ−ン形揺動モ−タとして提案 したものである。このベ−ン形揺動モ−タでは、ケーシング内へ同心円状に配設 された複数の揺動ベーン構造を有し、内側の揺動ベーン構造のケーシングは外側 の揺動ベーン構造のケーシングに対して回動自在に支承されて回動軸を形成し、 当該回動軸に外側の揺動ベーン構造の揺動ベーンが取り付けられて各揺動ベーン 構造はそれぞれ独立した作動室内を揺動すると共に、最も内側の揺動ベーン構造 の揺動ベーンには出力軸が連結されて中間停止可能に構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 然しながら、実開昭63−91707号公報のように同心円状に配設された内 側ベーンと外側ベーンとは中心軸からの距離が異なるので、内外各ベーンの受圧 面積が同じで供給される流体圧が一定の場合には内外揺動ベーン構造による出力 トルクにアンバランスを生じ、回転位置によって取り出される出力トルクが異な るので使用する上できわめて都合が悪い。 この出力トルク差を無くすのには、例えば内側ベーンの径を大きくして出力ト ルクの小さい内側ベーンの受圧面積を外側ベーンの受圧面積より大きくすれば良 いが、内側のベーン構造部は外側のベーン構造部の軸心に同心円状に形成される ものであるから、受圧面積を大きくすると全体が大型化してしまう。 そこで本考案では、この従来の技術の課題を解決して内側ベーンの受圧面積を 大きくしないで内外各ベーン構造からほぼ等しい出力トルクを取り出すことがで きるようにしたベ−ン形揺動モ−タの提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨は、ケーシング内へ同心円状に配設された内外の揺動ベーン構造 部を有し、内側の揺動ベーン構造部のケーシングは外側の揺動ベーン構造部のケ ーシングに対して回動自在に支承されて回動軸を形成すると共に、当該回動軸に 外側の揺動ベーン構造部のベーンが取り付けられ、内側の揺動ベーン構造部のベ ーンには出力軸が連結されて中間停止可能に構成されたベ−ン形揺動モ−タにお いて、上記外側の揺動ベーン構造部はシングルベーン構造で構成され、上記内側 の揺動ベ−ン構造部は2枚のハネが対向状に突設された内側ベーンと、当該ハネ が各々当接係止される対向状に配設された固定シューによるダブルベーン構造で 構成され、このダブルベーン構造によって内側ベーン室内に形成された対向する 2室を一対とした2組の一方室と他方室の各々へ空気圧等の流体圧を給排気させ るための通路が上記内外の各ケーシングに設けられ、この通路は当該一方室の2 室へ各々連通する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側ケーシングに 形成された一方の給排ポートへ連通する環状通路を介して連通されると共に、他 方室の2室へ各々連通する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側ケー シングに形成された他方の給排ポートへ連通する環状通路を介して連通され、内 外のケーシング間の連通路をロータリージョイント構造にしたベ−ン形揺動モ− タである。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 このベ−ン形揺動モ−タは、第1図(A)(B)のように外側の揺動ベ−ン構 造部と内側の揺動ベ−ン構造部とが同心円状に配設されている。 外側の揺動ベ−ン構造部は、二つ割りした左右一対の各ハウジング1,2を長 尺のネジ3で一体に接合して円筒状に形成した外側のケーシングと、同じく左右 一対の2つ割りした各軸体4,5を長尺のネジ6で一体に接合して円筒状に形成 した内側のケーシングとが、外側のケーシングの軸心部を内側のケーシングが貫 通する態様で延在され、この両ケーシングの間に設けられた外側ベーン室7内に ベーンと固定シューとが収容されている。すなわち、外側ベーン室7には基部側 が各軸体4,5の外周面にネジ10aで固着されて先端部側が各ハウシング1, 2の内周面に向けて半径方向外側へ突設された軸線方向へ一定幅で延在する外側 ベーン10と、各軸体4,5の外周面と各ハウシング1,2の内周面の間で軸線 方向へ一定幅で延在されて両端部が各ハウジング1,2の内側面に各々ピン11 aで固着された外側固定シュ−(ストッパ)11とが設けられている。この外側 ベーン10と外側固定シュ−11には、一端が各ハウシング1,2の内周面へ他 端が各軸体4,5の外周面へ各々密封状に当接する方形状のベーンシール12と 方形枠状のシューシール13とが各々装着されている。
【0007】 また、内側の揺動ベ−ン構造部は上記した内側のケーシングである各軸体4, 5によって形成された内側ベーン室8内に、内側ベーン15と二つの内側固定シ ュ−16,17とが収容されている。この各軸体4,5は、両端外周部が各々軸 受9を介して外側のケーシングである各ハウシング1,2の両端内周部に支承さ れて回転自在に装着されている。 この内側ベーン15は、第2図のように基部側の円筒体15aが軸心部に挿通 される出力軸14の外周に嵌合状態で固着され、円筒体15aから各軸体4,5 の内周面に向けて半径方向外側へ各々対向状に突出された一対のハネ15b,1 5cが各々軸線方向に沿って一定幅で延在するダブルベーン構造である。また各 内側固定シュ−16,17は、各軸体4,5の内周面と円筒体15aの外周面の 間へ軸線方向に沿って一定幅で延在する態様で対向状に配備されている。尚、内 側ベーン15と内側固定シュ−16,17には、一端が各軸体4,5の内周面へ 他端が円筒体15の外周面へ各々密封状に当接する方形状のベーンシール18と 方形枠状のシューシール19とが各々装着されている。
【0008】 上記の各内側固定シュ−16,17は、軸線方向に沿った長手方向の両端部に 各々突設された各ピン筒16a,16b,16c,16dと、各ピン筒17a, 17b,17c,17dとが、図3のように内側ベーン室8の内側面から各軸体 4,5に各々穿設された各ピン穴4a,4b,4c,4bと、各ピン穴5a,5 b,5c,5dとに嵌合係止されて当該各軸体4,5に固着される。これらの各 ピン穴は、軸体4側の各ピン穴4a,4b,4c,4dと軸体5側の各ピン穴の うちのピン穴5a,5dは単なる有底穴であるが、軸体5側の各ピン穴のうちの ピン穴5b,5cは一端部が当該軸体5の外周面へ開口する態様で当該軸体5に 穿設された穴通路26,27に内底部で連通されている。また、軸体4には外周 面から内側ベーン室8へ連通する穴通路28,29が穿設されている。 上記した穴通路28,29は、図4のようにハウジング1の内周面に凹設され て軸体4の外周面に沿った環状通路30に各々連通され、この環状通路30はハ ウジング1に半径方向を貫通する態様で穿設された給排Aポート31に連通され ている。また上記した穴通路26,27は、図5のようにハウジング2の内周面 に凹設されて軸体5の外周面に沿った環状通路32に各々連通され、この環状通 路32はハウジング2に半径方向を貫通する態様で穿設された給排Bポート33 に連通されている。尚、上記した各穴通路26,27と各穴通路28,29とが 軸体4,5の外周に各々開口する両側位置には、図1のように環状通路30,3 2に収容される態様で環状のシール34,35が巻装されており、当該シール3 4,35によって流体の漏洩を防止している。
【0009】 上記のように内側ベーン15に装着された出力軸14は、両端側が各軸体4, 5との間に各々介在された軸受20,20によって回動自在に支承されていると 共に、当該各軸体4,5との間に各々介在されたシール21,21によって気密 に保持され、その両端部は各軸体4,5から各々突出されている。また、軸受2 0は、各軸体4,5にネジ止めされた蓋板22,23によって脱落しないように 固定されている。尚、蓋板22の外側には前記ハウシング1にネジ止めされて軸 受9の脱落を防止する蓋板24が被着されており、蓋板23の内側には前記ハウ シング2にネジ止めされて軸受9の脱落を防止する蓋板25が被着されている。
【0010】 上記した外側ベ−ン10と内側ベーン15による揺動出力は、軸体4から突出 する出力軸14の一方端部(図1で左側端部)によって外部に取り出されるが、 この出力軸14の揺動範囲は軸体5から突出する出力軸14の他方端部側(図1 で右側端部)に装着された強制停止手段によって規定され、当該強制停止手段は 内側ベーン15の揺動範囲を規制する第一の強制停止部分と、外側ベ−ン10の 揺動範囲を規制する第二の強制停止部分とが図6のように装着されている。 第一の強制停止部分は、出力軸14の端部に基部が固着されて軸半径方向へ延 在されたレバー36と、前記した蓋板23上の所定角度位置に取付けられてレバ ー36が各々当接して係止される一対の各ストッパー37,38とで構成されて いる。また第二の強制停止部分は、軸体5の端部外周面に基部が固着されて軸半 径方向へ延在されたレバー39と、ハウジング2の側面上の所定角度位置に取付 けられてレバー39が各々当接して係止される一対の各ストッパー40,41と で構成されている。尚、各ストッパー37,38は蓋板23上の所定角度位置毎 穿設された多数のタップ穴23aの任意な位置にねじ止めされ、各ストッパー4 0,41はハウジング2の側面上の所定角度位置毎穿設された多数のタップ穴2 aの任意な位置にねじ止めされて所望の揺動範囲が選択的に設定される。この実 施例図では、内側ベーン15が最大の揺動角度である90度まで揺動されるよう に第一の強制停止部分によって揺動範囲が規制され、外側ベーン10は最大の揺 動角度である270度の途中の90度まで揺動されるように第二の強制停止部分 によって揺動範囲が規制されている
【0011】 次に、上記した揺動形ベーンモータを使用する際には図7のように外側の揺動 ベ−ン構造部に対しては、切換弁42を介してハウジング1,2に穿設した(図 示しない)給排ポートの一方から外側ベーン10で区分された外側ベーン室7の 一方室7aへ空気圧が給気すると共に、当該外側ベーン室7の他方室7bから空 気圧を排気させる。これにより、外側ベーン10は矢印のように時計方向へ回動 されて当該外側ベーン10が外側固定シュー11に当接係止される最大270度 までの揺動が可能であり、切換弁42を切換えて給排気を逆にすれば反時計方向 へ回動される。この外側ベーン10の回動は、上記第二の強制停止部分によって 設定された所望の揺動範囲に規制されると共に、この揺動運動は内側ケーシング を構成する軸体4,5を介して出力軸14に伝達され、当該出力軸14を介して 外部へ取り出される。
【0012】 また内側の揺動ベ−ン構造部に対しては、内側ベーン15の各ハネ15b,1 5cと各固定シュー16,17で区分された内側ベーン室8の各室8a,8b, 8c,8dへ切換弁43から例えば前記給排Bポート33と環状通路32および 穴通路26,27を介して室8a,8cへ空気圧を給気すると共に、室8b,8 dから前記穴通路28,29と環状通路30および給排Aポート31を介して空 気圧を排気させる。これにより、内側ベーン15は矢印のように時計方向へ回動 されて当該内側ベーン15の各ハネ15b,15cが各固定シュー16,17に 各々当接係止される最大90度までの揺動が可能であり、切換弁43を切換えて 給排気を逆にすれば反時計方向へ回動される。この内側ベーン15の回動は、上 記第一の強制停止部分によって設定された所望の揺動範囲に規制されると共に、 この揺動運動は出力軸14に伝達されて外部へ取り出される。 更に、例えば外側ベーン10を始端部から終端部まで回動させた後に、内側ベ ーン15を始端部から終端部まで回動させると、出力軸14は最大で360度ま で回動されて途中の270度で中間停止が可能である。然も、上記ストッパーの 位置を任意に変更して各種の揺動範囲並びに中間停止を行うこともできる。
【0013】 そして本考案では、特にこれらの動作において前記した従来のベーン形揺動モ ータの欠点である外側ベーンの回動による出力トルクと内側ベーンの回動による 出力トルクとの違いを改善するための手段が施されている。 すなわち、内側の揺動ベ−ン構造部は2枚のハネ15b,15cが対向状に突 設された内側ベーン15と、当該ハネ15b,15cが各々当接係止される対向 状に配設された固定シュー(ストッパー)16,17によるダブルベーン構造に している。また、このダブルベーン構造によって内側ベーン室8内に形成された 対向する2室を一対とした2組の室8a,8cと室8b,8dの各々へ空気圧等 の流体圧を給排気させるために、当該室8a,8cへ各々連通する内側ケーシン グに形成された穴通路26,27が外側ケーシングに形成された一方の給排Bポ ート33へ連通する環状通路32を介して連通され、室8b,8dへ各々連通す る内側ケーシングに形成された穴通路28,29が外側ケーシングに形成された 他方の給排Aポート31へ連通する環状通路30を介して連通されるようにし. 内外のケーシング間の連通路をロータリージョイント構造にしている。
【0014】 これにより、内側の揺動ベ−ン構造部は内側ベーン15の2枚のハネ15b, 15cに各々流体圧力が作用するので、従来構造のように内側ベーンを大きくし て受圧面積を大きくしなくても出力トルクを2倍することが可能となり、外側の 揺動ベ−ン構造部との出力トルク差を無くすことができる。 尚、上記した実施例では一方の給排Aポート31へ連通する穴通路28,29 が直線状であるのに対し、他方の給排Bポート33へ連通する穴通路26,27 は鉤状に形成されているが、内側ベーン室8を強制停止手段側へ長くすることに よってこれを直線状にすることも可能である。
【0015】
【考案の効果】
前記した実施例でも明らかなとおり、本考案のベ−ン形揺動モ−タでは従来構 造と同一径のままで、内側の揺動ベ−ン構造部を作動させた際に2倍の出力トル クの取り出しが可能なために、外側の揺動ベ−ン構造部を作動させた際に取り出 される出力トルクとの差を無くして均一なトルクにすることができると共に、全 体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の実施例によるベ−ン形揺動モ
−タの全体縦断面図。 (B)は(A)のA−A線に沿う断面図。
【図2】上記ベ−ン形揺動モ−タにおける内側の揺動ベ
−ン構造部の分解斜視図。
【図3】上記内側の揺動ベ−ン構造部の要部説明図。
【図4】図1(A)のB−B線に沿う断面図。
【図5】図1(B)のC−C線に沿う断面図。
【図6】上記ベ−ン形揺動モ−タの右側面図。
【図7】上記ベ−ン形揺動モ−タの揺動状態を示す模式
図。
【符号の説明】
1,2 ハウジング 3,6 ネジ 4,5 軸体 7 外側ベーン室 8 内側ベーン室 9 軸受 10 外側ベーン 11 外側固定シ
ュ− 12,18 ベーンシール 13,19 シュ
ーシール 14 出力軸 15 内側ベーン 16,17 内側固定シュ− 21,34,35
シール 22,23,24,25 蓋板 26,27,2
8,29 穴通路 30,32 環状通路 31 給排Aポー
ト 33 給排Bポート 36,39 レバ
ー 37,38,40,41 ストッパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内へ同心円状に配設された内
    外の揺動ベーン構造部を有し、内側の揺動ベーン構造部
    のケーシングは外側の揺動ベーン構造部のケーシングに
    対して回動自在に支承されて回動軸を形成すると共に、
    当該回動軸に外側の揺動ベーン構造部のベーンが取り付
    けられ、内側の揺動ベーン構造部のベーンには出力軸が
    連結されて中間停止可能に構成されたベ−ン形揺動モ−
    タにおいて、上記外側の揺動ベーン構造部はシングルベ
    ーン構造で構成され、上記内側の揺動ベ−ン構造部は2
    枚のハネが対向状に突設された内側ベーンと、当該ハネ
    が各々当接係止される対向状に配設された固定シューに
    よるダブルベーン構造で構成され、このダブルベーン構
    造によって内側ベーン室内に形成された対向する2室を
    一対とした2組の一方室と他方室の各々へ空気圧等の流
    体圧を給排気させるための通路が上記内外の各ケーシン
    グに設けられ、この通路は当該一方室の2室へ各々連通
    する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側ケ
    ーシングに形成された一方の給排ポートへ連通する環状
    通路を介して連通されると共に、他方室の2室へ各々連
    通する内側ケーシングに形成された二つの穴通路が外側
    ケーシングに形成された他方の給排ポートへ連通する環
    状通路を介して連通され、内外のケーシング間の連通路
    をロータリージョイント構造にしたことを特徴としたベ
    −ン形揺動モ−タ。
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