JP2540115B2 - 組成物処理剤 - Google Patents
組成物処理剤Info
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- JP2540115B2 JP2540115B2 JP63059116A JP5911688A JP2540115B2 JP 2540115 B2 JP2540115 B2 JP 2540115B2 JP 63059116 A JP63059116 A JP 63059116A JP 5911688 A JP5911688 A JP 5911688A JP 2540115 B2 JP2540115 B2 JP 2540115B2
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- iron
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は防菌、防黴、廃水処理、防錆、石油改質およ
び繊維、プラスチック製品等の帯電防止剤等の広範囲の
用途に高度の有用性をもつ組成物に関するものである。
び繊維、プラスチック製品等の帯電防止剤等の広範囲の
用途に高度の有用性をもつ組成物に関するものである。
Fe3Cl8・xH2Oは公知の化合物である(例えば化学大辞
典、第1051〜1052頁:共立出版株式会社)が、該二価三
価鉄塩は二価鉄と三価鉄との錯塩であると考えられてい
る。そして該二価三価鉄塩は従来では二価鉄にもとづく
吸着作用が認められていた程度であり特に有用なものと
は認められていなかった。
典、第1051〜1052頁:共立出版株式会社)が、該二価三
価鉄塩は二価鉄と三価鉄との錯塩であると考えられてい
る。そして該二価三価鉄塩は従来では二価鉄にもとづく
吸着作用が認められていた程度であり特に有用なものと
は認められていなかった。
しかしながら本発明者は該二価三価鉄塩には生物活性
作用、イオン化抑制作用等の極めて興味のある作用が存
在するという驚くべき事実を発見し、このような作用は
該二価三価鉄塩にZnCl2を配合した時に安定化され顕著
になることを確認し本発明を完成したのである。
作用、イオン化抑制作用等の極めて興味のある作用が存
在するという驚くべき事実を発見し、このような作用は
該二価三価鉄塩にZnCl2を配合した時に安定化され顕著
になることを確認し本発明を完成したのである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明の二価三価鉄塩は、Fe3Cl8・xH2Oとして表され
るが、これはFeCl21当量とFeCl32当量との錯化合物であ
る。
るが、これはFeCl21当量とFeCl32当量との錯化合物であ
る。
本発明の二価三価鉄塩は例えば、二価鉄塩と三価鉄塩
の混合濃溶液に沸点で水酸化カリウムを加え、沈澱した
水酸化物を塩酸に溶かし、黄色溶液を酸化カルシウムと
濃硫酸上で蒸発することにより製造される。
の混合濃溶液に沸点で水酸化カリウムを加え、沈澱した
水酸化物を塩酸に溶かし、黄色溶液を酸化カルシウムと
濃硫酸上で蒸発することにより製造される。
上記二価三価鉄塩を用いて本発明の組成物を調製する
には単に上記二価三価鉄塩の水溶液にZnCl2を投入すれ
ばよい。
には単に上記二価三価鉄塩の水溶液にZnCl2を投入すれ
ばよい。
本発明の組成物は、単独もしくは複合体として前記し
たような広範囲な用途に用いられる。複合体とする場合
には本発明の組成物には更に付加物が配される。上記付
加物としては金属、植物繊維、化学製品等の広範囲な物
質が適用され、上記付加物は夫々の用途に応じて適宜選
択される。
たような広範囲な用途に用いられる。複合体とする場合
には本発明の組成物には更に付加物が配される。上記付
加物としては金属、植物繊維、化学製品等の広範囲な物
質が適用され、上記付加物は夫々の用途に応じて適宜選
択される。
更に本発明においては本発明の組成物により処理され
た金属が、本発明の組成物の有する作用を更に増幅ある
いは改変した状態で保有するに至ると言う事実が見出さ
れた。上記本発明の組成物により処理される金属として
は、鉄、胴、アルミニウム等がある。該金属を本発明の
組成物により処理するには粉末状、粒状、リボン状等の
細片を本発明の組成物の水溶液に浸漬した後該金属を該
水溶液から分離する。該処理において、炭素、あるいは
珪酸塩、酸化珪素等の珪素化合物、あるいはゼオライ
ト、川砂等の珪素含有物質を存在させると処理効果が増
強される。
た金属が、本発明の組成物の有する作用を更に増幅ある
いは改変した状態で保有するに至ると言う事実が見出さ
れた。上記本発明の組成物により処理される金属として
は、鉄、胴、アルミニウム等がある。該金属を本発明の
組成物により処理するには粉末状、粒状、リボン状等の
細片を本発明の組成物の水溶液に浸漬した後該金属を該
水溶液から分離する。該処理において、炭素、あるいは
珪酸塩、酸化珪素等の珪素化合物、あるいはゼオライ
ト、川砂等の珪素含有物質を存在させると処理効果が増
強される。
以下に本発明を更に具体的に説明するための実施例に
ついて述べる。
ついて述べる。
実施例1(Fe3Cl8・xH2Oの製造) 0.4gの硫酸第一鉄(FeSO4・6H2O)と1.6gの硫酸第二
鉄(Fe2(SO4)3・9H2O)を4gの蒸留水に溶解し、該混
合溶液に沸点で0.2gの水酸化カリウムを加え、沈澱した
水酸化物を濃HClに溶かし、得られた黄色溶液を酸化カ
ルシウムと濃硫酸上で蒸発してFe3Cl8・xH2Oの結晶が得
られる。該結晶は更にメチルアルコールにより洗浄され
る。このようにして1.5gのFe3Cl8・xH2Oを得る。
鉄(Fe2(SO4)3・9H2O)を4gの蒸留水に溶解し、該混
合溶液に沸点で0.2gの水酸化カリウムを加え、沈澱した
水酸化物を濃HClに溶かし、得られた黄色溶液を酸化カ
ルシウムと濃硫酸上で蒸発してFe3Cl8・xH2Oの結晶が得
られる。該結晶は更にメチルアルコールにより洗浄され
る。このようにして1.5gのFe3Cl8・xH2Oを得る。
実施例2(ZnCl2配合Fe3Cl8原液の調製) 実施例1によって製造されたFe3Cl8・xH2Oの1gとZnCl
2(特級)0.1gとを混合して組成物を調製した。該組成
物を蒸留水50mlにとかして組成物水溶液を作成し、該組
成物水溶液にあらためて塩化第二鉄(FeCl3・6H2O)4g
を加え、更に濃塩酸50mlを加えて全量を100mlとする。
該組成物水溶液はFe3Cl8・xH2OとZnCl2とを蒸留水に別
々に添加することによっても作成されることは言うまで
もない。
2(特級)0.1gとを混合して組成物を調製した。該組成
物を蒸留水50mlにとかして組成物水溶液を作成し、該組
成物水溶液にあらためて塩化第二鉄(FeCl3・6H2O)4g
を加え、更に濃塩酸50mlを加えて全量を100mlとする。
該組成物水溶液はFe3Cl8・xH2OとZnCl2とを蒸留水に別
々に添加することによっても作成されることは言うまで
もない。
比較例1(Fe3Cl8比較原液の調製) 実施例1において、ZnCl2を添加することなく同様に
して比較原液を調製する。
して比較原液を調製する。
実施例3(絶縁油の回生) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液300ml中に銅
片(5cm×10cm)5枚を入れ、24時間後とり出して劣化
した絶縁油61に1片宛挿入し室温に10日間静置した。10
日後試験油の絶縁破壊電圧を測定した結果は次の通りで
あった。
片(5cm×10cm)5枚を入れ、24時間後とり出して劣化
した絶縁油61に1片宛挿入し室温に10日間静置した。10
日後試験油の絶縁破壊電圧を測定した結果は次の通りで
あった。
劣化判定基準を基にすれば処理によって新油段階ま
で、改質、改善されたことになる。しかし比較区におい
てはFe3Cl8が不安定であり、所定の効果が得られない。
で、改質、改善されたことになる。しかし比較区におい
てはFe3Cl8が不安定であり、所定の効果が得られない。
実施例4(繊維の帯電防止) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液11中にポリ
エステル生地100cm2を入れ、24時間後とり出して乾燥し
た後摩擦帯電圧および半減期を測定した結果は次の通り
であった。
エステル生地100cm2を入れ、24時間後とり出して乾燥し
た後摩擦帯電圧および半減期を測定した結果は次の通り
であった。
実施例5(原油の改質) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液に鉄片(5cm
×10cm)を入れ、24時間後、これをとり出して原油11中
に挿入した。2時間後処理原油の燃焼試験を行なった結
果、無処理原油と比較して油煙の生成、発火状況等明ら
かな改質が認められた。
×10cm)を入れ、24時間後、これをとり出して原油11中
に挿入した。2時間後処理原油の燃焼試験を行なった結
果、無処理原油と比較して油煙の生成、発火状況等明ら
かな改質が認められた。
該処理原油の分析結果は次の通りであった。水分(KF
法)172ppm,灰分0.01%以下,残留炭素0.23%,イオウ
分0.03%,窒素分0.08%,比重(15/4℃)0.7805,API度
(60゜F)49.72,動粘度(30℃)1.193Cst,引火点(TA
G)−39.0℃,流動点−42.5℃,発熱量11050Cal/g。
法)172ppm,灰分0.01%以下,残留炭素0.23%,イオウ
分0.03%,窒素分0.08%,比重(15/4℃)0.7805,API度
(60゜F)49.72,動粘度(30℃)1.193Cst,引火点(TA
G)−39.0℃,流動点−42.5℃,発熱量11050Cal/g。
比較として比較例1の比較原液にて処理をした鉄片で
処理した原油は無処理原油と全く変わらなかった。
処理した原油は無処理原油と全く変わらなかった。
実施例6(潤滑油の強化) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液に鉄製リン
グを入れ、24時間後とり出して潤滑油に挿入し、その潤
滑油の粘性摩擦抵抗試験を行なった。方法の概要を述べ
ると、373rpmの回転軸の上、下面にT.P.軟鋼ピースを接
触させ潤滑油を供給しつつピーク間に荷重をかけ、ピー
スの厚みの減少を測定するものである。8時間の回転試
験を行なった結果6.5kg荷重の場合、処理リングを入れ
たときの上面ピースの(厚みの減少)×(接触部の長
さ)の値は21×10-2[mm]2で、リングを入れない対照
区潤滑油の場合の30×10-2[mm]2に対し9×10-2[m
m]2(30%)の減少が認められ、また比較例1の比較
原液で同様に処理したリングを入れた場合の28×10
-2[mm]2に対し7×10-2[mm]2(25%)の減少が認
められた。
グを入れ、24時間後とり出して潤滑油に挿入し、その潤
滑油の粘性摩擦抵抗試験を行なった。方法の概要を述べ
ると、373rpmの回転軸の上、下面にT.P.軟鋼ピースを接
触させ潤滑油を供給しつつピーク間に荷重をかけ、ピー
スの厚みの減少を測定するものである。8時間の回転試
験を行なった結果6.5kg荷重の場合、処理リングを入れ
たときの上面ピースの(厚みの減少)×(接触部の長
さ)の値は21×10-2[mm]2で、リングを入れない対照
区潤滑油の場合の30×10-2[mm]2に対し9×10-2[m
m]2(30%)の減少が認められ、また比較例1の比較
原液で同様に処理したリングを入れた場合の28×10
-2[mm]2に対し7×10-2[mm]2(25%)の減少が認
められた。
実施例7(排水処理) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液51に鉄屑3kg
を入れ、48時間後とり出して予め充填した粗砂槽〔(厚
さ10cm)×(面積2.3m2〕の上部に充填し、これを処理
ユニットとした。該処理ユニットを三個直列に組合せ、
該組合せユニットに雑排水(屎尿水、台所廃水を含む)
を1日1tの割合で連続流入した。流入開始3日後より処
理水が澄明液に変り、以後安定した浄化処理作用が認め
られた。処理開始5日後の水質は次の通りであった。
を入れ、48時間後とり出して予め充填した粗砂槽〔(厚
さ10cm)×(面積2.3m2〕の上部に充填し、これを処理
ユニットとした。該処理ユニットを三個直列に組合せ、
該組合せユニットに雑排水(屎尿水、台所廃水を含む)
を1日1tの割合で連続流入した。流入開始3日後より処
理水が澄明液に変り、以後安定した浄化処理作用が認め
られた。処理開始5日後の水質は次の通りであった。
実施例8(防腐防黴) 実施例2で得られた原液の106倍の希釈液25ml中に0.1
gの鉄粉および醤油1mlを添加、撹拌後、一夜静置した。
静置後濾紙(No.5C)で濾過し、その濾液1mlを予め水で
2倍希釈した醤油11中に添加し、マグネチックスターラ
ーで連続的に撹拌した。
gの鉄粉および醤油1mlを添加、撹拌後、一夜静置した。
静置後濾紙(No.5C)で濾過し、その濾液1mlを予め水で
2倍希釈した醤油11中に添加し、マグネチックスターラ
ーで連続的に撹拌した。
室温(20℃〜25℃)で3週間撹拌を続けたところ、水
で2倍希釈したままの醤油(対照区)は細菌、カビの繁
殖が激しく腐敗状態となったのに対し、処理醤油は試験
期間中細菌、カビの繁殖は起こらず香味成分の生成が認
められた。比較として比較例1の比較原液を用いた場合
(比較区)には細菌、カビの繁殖が認められた。
で2倍希釈したままの醤油(対照区)は細菌、カビの繁
殖が激しく腐敗状態となったのに対し、処理醤油は試験
期間中細菌、カビの繁殖は起こらず香味成分の生成が認
められた。比較として比較例1の比較原液を用いた場合
(比較区)には細菌、カビの繁殖が認められた。
実施例9(防錆) 実施例2で得られた処理原液の106倍の希釈液200mlに
0.1gの鉄粉および0.1gの炭素粉を混入し、24時間後No.5
Cの濾紙で濾過した。この濾液150ml中に錆の付着した鉄
片(5cm×10cm)を入れて24時間浸漬処理した。次にこ
の処理鉄片を海水中に30日間放置したところ、この期間
中鉄片の表面は黒色を帯びた状態で錆の生成が進行しな
かった。対照として同様の海水浸漬を行なった鉄片が著
しい赤錆生成を起したことと対比して顕著な防錆効果が
認められた。また比較として比較例1の比較原液を用い
た場合には鉄片には赤錆発生が認められた。
0.1gの鉄粉および0.1gの炭素粉を混入し、24時間後No.5
Cの濾紙で濾過した。この濾液150ml中に錆の付着した鉄
片(5cm×10cm)を入れて24時間浸漬処理した。次にこ
の処理鉄片を海水中に30日間放置したところ、この期間
中鉄片の表面は黒色を帯びた状態で錆の生成が進行しな
かった。対照として同様の海水浸漬を行なった鉄片が著
しい赤錆生成を起したことと対比して顕著な防錆効果が
認められた。また比較として比較例1の比較原液を用い
た場合には鉄片には赤錆発生が認められた。
実施例10(脱臭) 4本のインピンジャーを直列に接続し、実施例2で得
られた処理原液の106倍希釈液を前段の3本のインピン
ジャーには350mlずつ充填し、最後段のインピンジャー
には150ml充填して脱臭装置を構成した。そしてインピ
ンジャーの発泡プレートから該希釈液の液面までの距離
を約8〜9cmとした。上記脱臭装置に下記の被処理ガス
を夫々送通して臭気濃度を測定した。臭気濃度とは処理
ガスを空気に希釈して臭気が感じられなくなった時の希
釈倍率を言う。結果を第1表に示す。
られた処理原液の106倍希釈液を前段の3本のインピン
ジャーには350mlずつ充填し、最後段のインピンジャー
には150ml充填して脱臭装置を構成した。そしてインピ
ンジャーの発泡プレートから該希釈液の液面までの距離
を約8〜9cmとした。上記脱臭装置に下記の被処理ガス
を夫々送通して臭気濃度を測定した。臭気濃度とは処理
ガスを空気に希釈して臭気が感じられなくなった時の希
釈倍率を言う。結果を第1表に示す。
第1表によれば本発明の組成物は顕著な脱臭効果を示
し、該効果は持続的なものであることが明らかになる。
なお比較として比較例1の比較原液を用いた場合は未処
理と実質的に変らなかった。
し、該効果は持続的なものであることが明らかになる。
なお比較として比較例1の比較原液を用いた場合は未処
理と実質的に変らなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 125/18 C10M 125/18
Claims (1)
- 【請求項1】Fe3Cl8とZnCl2との混合物からなることを
特徴とする組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63059116A JP2540115B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 組成物処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63059116A JP2540115B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 組成物処理剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59195287A Division JPS6172627A (ja) | 1984-03-06 | 1984-09-18 | 二価三価鉄塩配合物およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63241091A JPS63241091A (ja) | 1988-10-06 |
JP2540115B2 true JP2540115B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13104022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63059116A Expired - Lifetime JP2540115B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 組成物処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540115B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991017957A1 (fr) * | 1990-05-22 | 1991-11-28 | I.B.E. Co., Ltd. | Composition de sel ferreux |
TW541286B (en) * | 1999-12-26 | 2003-07-11 | Inst State Physics Of Natural | Novel aqueous composition and use of the same |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP63059116A patent/JP2540115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63241091A (ja) | 1988-10-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |