JP2539770Z - - Google Patents

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JP2539770Z
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は電子楽器装置に関する。 [従来技術] 従来、電子楽器において打楽器音等のリズム演奏パターンを変化させるために
、リズムパターンを少し変化させるフィルイン機能をもつものや、モード切り変
えにより、鍵盤操作で打楽器音を放音させるものが実現化されている。 [従来技術の問題点] しかしながら、上記フィルイン機能をもつものにあって、フィルインパターン
自体も固定されたものであるため、やはりリズムパターンを変化させることにつ
いて限界があり、上記鍵盤操作で打楽器音を放音させるものにあっては、鍵盤で
打楽器を放音させるモードの間は、鍵盤で通常の演奏を行うことができなかった
。 [考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
イントロ、フィルイン、ブレイク、エンディング等の演奏者が演奏したい打楽器
音の演奏パターンを自由に得ることができ、しかも複数の人間で鍵盤演奏と打楽
器音等の減衰音等の減衰音演奏とを並行して行うことのできる電子楽器装置を提
供することにある。 [考案の要点] 上記目的を達成するため、本考案によれば、電子打楽器と、電子鍵盤楽器と、
上記電子打楽器からの信号を上記電子鍵盤楽器に伝送する伝送手段とを備える電
子楽器装置であって、上記電子打楽器は、リズム演奏操作に従い打楽器音等の減
衰音の放音指示信号を発生する第1のリズム操作手段を備え、上記電子鍵盤楽器
は、メロディ演奏操作に従いメロディ音の放音指示信号を発生する鍵盤手段と、
この鍵盤手段からのメロディ音の放音指示信号に応答してメロディ音を発生放音 するメロディ音発生放音手段と、リズム演奏操作に従い打楽器音等の減衰音の放
音指示信号を発生する第2のリズム操作手段と、上記伝送手段を介して与えられ
る、上記電子打楽器の第1のリズム操作手段からの放音指示信号に応答して打楽
器音等の減衰音を発生放音するとともに、上記第2のリズム操作手段からの放音
指示信号に応答して打楽器音等の減衰音を発生放音する減衰音発生放音手段と、
を備えるとともに、上記電子打楽器および上記電子鍵盤楽器の少なくとも一方に
、上記第1のリズム操作手段に対する操作に応じて発生放音される打楽器等の減
衰音の種類を任意に切換選択する音色選択手段を備える、ことを特徴とする電子
楽器装置が提供される。 一態様において、上記第1のリズム操作手段は少なくとも1つのパッドを含み
、リズム演奏のためになされる該パッドに対する打撃操作に応答して打楽器音等
の減衰音の放音指示信号を発生し、同様に、上記第2のリズム操作手段も少なく
とも1つのパッドを含み、リズム演奏のためになされる該パッドに対する打撃操
作に応答して打楽器音等の減衰音の放音指示信号を発生する、ことを特徴とする
。 [実施例の構成] 以下考案の一実施例につき図面を参照して詳述する。 〈全体外観構成〉 第1図は実施例の電子楽器装置の平面図を示すものである。この電子楽器装置
は第1図の上部に示す電子打楽器8と下部に示す電子鍵盤楽器とから成り、電子
打楽器8からの信号は伝送手段としての伝送ケーブル9を介して電子鍵盤楽器に
伝えられる構成になっている。以下電子打楽器8をパッドリズム操作装置と呼ぶ
ことにする。電子鍵盤楽器の手前側には鍵盤1と放音部2とが設けられ、放音部
2の上方にはパワースイッチ3が設けられている。鍵盤1の上方には、左からパ
ッドリズム操作部4、コード選択キー5、リズム選択キー6及びメロディ音色選
択キー7が設けられており、パッドリズム操作部4には、4つのパッドスイッチ
A1、A2、A3、A4が設けられ、この各パッドスイッチA1〜A4の下縁に
はパッド音色選択スイッチA5、A6、A7、A8が設けられている。パッドス
イッチA1〜A4は、押打操作されることにより単発的な打楽器音等の減衰音が
放音部2により放音されるもので、パッド音色選択スイッチA5〜A8はこのパ ッドによる減衰音の音色をバスドラム、ロウボンゴ等に選択切り換えするもので
ある。 上記コード選択キー5は、上記鍵盤1の伴奏のコード演奏を指1本で自動的に
行うワンフィンガーモード、コードをおさえて自動的に行うフィンガーモード、
通常のメロディ演奏用とするノーマルモード等の各モードに切り変るものである
。リズム選択キー6は、自動リズム演奏の内容をロック、ディスコ等に選択切り
換えするものである。メロディ音色選択キー7は、鍵盤1で演奏されるメロディ
音の音色をピアノ音、ギター音等に選択指定するキーである。 この電子鍵盤楽器本体には、上記パッドリズム操作部4と全く同じ構成で、パ
ッドスイッチB1〜B4とパッド音色選択スイッチB5〜B8とを備えたパッド
リズム操作装置8が伝送ケーブル9を介して電気的に接続され、パッドスイッチ
B1〜B4が押打操作されることにより単発的な打楽器音等の減衰音が放音部2
より放音される。 上記パッドリズム操作部4及びパッドリズム操作装置8の各パッドスイッチの
うち、A1とB1、A2とB2、A3とB3、A4とB4は夫々同じパッド音色
の音が設定され、対応するパッド音色選択スイッチ、A5とB5、A6とB6、
A7とB7、A8とB8の各々のうち後に操作された方の音色で音色設定がなさ
れる。そして各パッド音色選択スイッチA5〜A8、B5〜B8の上には夫々発
光ダイオード10……が設けられており、後に操作された方のパッド音色選択ス
イッチに対応する発光ダイオード10が点灯され、現在の設定音色が示される。
このパッドスイッチのA1とB1、A2とB2、A3とB3、A4とB4の夫々
は、少なくともいずれか一方が操作されることによって減衰音の放音が行われる
。 〈全体回路構成〉 上記パッドスイッチA1〜A4、B1〜B4の押打操作に応じたパッドオン信
号は、A1とB1、A2とB2、A3とB3、A4とB4の夫々からのものが、
オアゲート15……を介して、第2図に示すパッドオンオフ検出部11に与えら
れてその押圧操作が検出される。このため、パッドスイッチA1〜A4とパッド
スイッチB1〜B4とは論理和の関係で出力制御される。このパッドオン信号は
、パッド音色選択スイッチA5〜A8、B5〜B8で指定された音色データとと
も にCPU12からリズム音発生部13に送られ、バスドラムやスネアドラムをは
じめとする打楽器音等の単発的な減衰音信号が発生され、サウンドシステム14
を通じてこの減衰音信号によるリズム音が放音されていく。 パッド音色選択スイッチA5〜A8、B5〜B8の操作はCPU12で検出さ
れ、対応する発光ダイオード10……が点灯される。また上記パッドスイッチA
1〜A4、B1〜B4の押打操作がパッドンオフ検出部11で検出されると、割
り込み指令信号がCPU12に与えられて、上記パッド減衰音の放音処理が優先
的に行われる。 [実施例の動作] 鍵盤演奏と減衰音演奏とを並行して行うには、まずパワースイッチ3をオンし
、電子鍵盤楽器本体に伝送ケーブル9を介してパッドリズム操作装置8を接続す
る。そして、パッドリズム操作装置8の各パッドスイッチB1〜B4の音色をパ
ッド音色選択スイッチB5〜B8又は本体側のパッド音色選択スイッチA5〜A
8で指定する。 この状態でパッドリズム操作装置8側の演奏者は、曲の進行にあわせてパッド
スイッチB1〜B4を夫々押打操作すればよく、パッドスイッチB1〜B4のオ
ン信号はパッド音色選択スイッチB5〜B8の音色データとともに伝送ケーブル
9を介して本体側に送られ、リズム減衰音が放音されていく。この時、本体側の
演奏者の鍵盤1の操作によりメロディ音が放音されるほか、この演奏者によって
パッドリズム操作部4のパッドスイッチA1〜A4が押打操作されても、同じよ
うにリズム減衰音が放音されていく。 こうして、一人が電子鍵盤楽器本体で鍵盤演奏を行い、もう一人がパッドリズ
ム操作装置8でリズム演奏を行うことができる。 なお、上記実施例では所定の論理関係で出力制御する手段は、オアゲート15
であったが、第3図に示すようなナンドゲート16を用いてもよい。第3図に示
す実施例は、パッドスイッチA1、B1(ほかのパッドスイッチも同じ構成)の
一端を接地し、他端をナンドゲート16に入力させるとともに、抵抗17、17
を介してhighレベルの電圧源に接続している。パッドスイッチA1、B1がとも
にオフのときは、ナンドゲート16の両入力端子にはhighレベル信号が与えられ
、 ナンドゲート16の出力はlow レベルであるが、パッドスイッチA1、B1の少
なくとも一方がオンされると、ナンドゲート16の入力端子の少なくとも一方に
low レベル信号が与えられて、ナンドゲート16の出力はhighレベルとなって、
パッド減衰音の放音が行われる。本実施例においても、パッドスイッチA1とパ
ッドスイッチB1とは論理和の関係で出力制御される。 なおパッドスイッチA1〜A4とパッドスイッチB1〜B4との出力の論理和
の処理はパッドンオフ検出部11内で行うようにしてもよく、CPU12内のフ
ロー処理により行うようにしてもよい。また、上記実施例では、パッドスイッチ
A1〜A4、B1〜B4は押打式のものであったが、単に押すだけの押圧式のも
のでもよく、押打の速度や強弱を検出して、それに応じて放音減衰音の音量をコ
ントロールできるようにしてもよく、要はスイッチング動作できればよく、パッ
ドリズム操作部4は電子鍵盤楽器本体に着脱自在でもよく、またパッドリズム操
作装置8の代わりにパッドリズム操作部4付きの電子鍵盤楽器を電子楽器本体に
接続してもよく、要は減衰音の放音指示ができれば、どのようなものを接続して
もよい。さらに、電子鍵盤楽器本体とパッドリズム操作装置8との接続は、電気
的なもののほか、赤外線やレーザー等の光、超音波、無線等どのようなものでも
よく、パッドリズム操作部4とパッドリズム操作装置8との各リズム音の音色は
異なる音色のものであってもよい。 [考案の効果] この考案によれば、(イ)複数の使用者の演奏操作に基づく、リズムを含む連
奏が可能であり、 (ロ)特に第1の使用者の第1のリズム操作手段に対するリズム演奏操作に基
づくリズムの楽音演奏と、第2の使用者の鍵盤手段に対するメロディ演奏操作に
基づくメロディの楽音演奏、 (ハ)あるいは第1の使用者の第1のリズム操作手段に対するリズム演奏操作
に基づくリズムの楽音演奏と、第2の使用者の第2のリズム操作手段に対するリ
ズム演奏操作に基づくリズムの楽音演奏、 (ニ)あるいは第1の使用者の第1のリズム操作手段に対するリズム演奏操作
に基づくリズムの楽音演奏と、第2の使用者の鍵盤手段に対するメロディ演奏操 作と第2のリズム操作手段に対するリズム演奏操作にそれぞれ基づくメロディの
楽音演奏とリズムの楽音演奏、が可能となる、という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 第1図は電子鍵盤楽器本体とこれに接続される電子打楽器(パッドリズム操作
装置8)を示す平面図、第2図は電子鍵盤楽器本体とパッドリズム操作装置(電
子打楽器)8の全体回路図、第3図は別の実施例を示す図である。 1……鍵盤、4……パッドリズム操作部、8……パッドリズム操作装置、9…
…伝送ケーブル、12……CPU、13……リズム音発生部、15……オアゲー
ト、16……ナンドゲート、A1〜A4、B1〜B4……パッドスイッチ、A5
〜A8、B5〜B8……パッド音色選択スイッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1)電子打楽器と、電子鍵盤楽器と、上記電子打楽器からの信号を上記電子鍵
    盤楽器に伝送する伝送手段とを備える電子楽器装置であって、 上記電子打楽器は、 リズム演奏操作に従い打楽器音等の減衰音の放音指示信号を発生する第1のリ
    ズム操作手段 を備え、 上記電子鍵盤楽器は、 メロディ演奏操作に従いメロディ音の放音指示信号を発生する鍵盤手段と、 この鍵盤手段からのメロディ音の放音指示信号に応答してメロディ音を発生放
    音するメロディ音発生放音手段と、 リズム演奏操作に従い打楽器音等の減衰音の放音指示信号を発生する第2のリ
    ズム操作手段と、 上記伝送手段を介して与えられる、上記電子打楽器の第1のリズム操作手段か
    らの放音指示信号に応答して打楽器音等の減衰音を発生放音するとともに、上記
    第2のリズム操作手段からの放音指示信号に応答して打楽器音等の減衰音を発生
    放音する減衰音発生放音手段と、 を備えるとともに、 上記電子打楽器および上記電子鍵盤楽器の少なくとも一方に、上記第1のリズ
    ム操作手段に対する操作に応じて発生放音される打楽器等の減衰音の種類を任意
    に切換選択する音色選択手段を備える、 ことを特徴とする電子楽器装置。 (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の電子楽器装置において、 上記第1のリズム操作手段は少なくとも1つのパッドを含み、リズム演奏のた
    めになされる該パッドに対する打撃操作に応答して打楽器音等の減衰音の放音指
    示信号を発生し、 同様に、上記第2のリズム操作手段も少なくとも1つのパッドを含み、リズム
    演奏のためになされる該パッドに対する打撃操作に応答して打楽器音等の減衰音
    の放音指示信号を発生する、 ことを特徴とする電子楽器装置。

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