JP2539221Y2 - 円盤型給水・給湯ヘッダ - Google Patents

円盤型給水・給湯ヘッダ

Info

Publication number
JP2539221Y2
JP2539221Y2 JP1109791U JP1109791U JP2539221Y2 JP 2539221 Y2 JP2539221 Y2 JP 2539221Y2 JP 1109791 U JP1109791 U JP 1109791U JP 1109791 U JP1109791 U JP 1109791U JP 2539221 Y2 JP2539221 Y2 JP 2539221Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
header
hot water
disk
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1109791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0499758U (ja
Inventor
有成 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Corp filed Critical Shimizu Corp
Priority to JP1109791U priority Critical patent/JP2539221Y2/ja
Publication of JPH0499758U publication Critical patent/JPH0499758U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2539221Y2 publication Critical patent/JP2539221Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、集合住宅の生産性向上
等を図るためのコンパクトな給水・給湯ヘッダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の給水・給湯ヘッダとしては、図2
にその略説図を図示するごとく、閉口先端の管状体10
の管壁10’に複数個の導出管1a,1b,1c・・・
を配設した、例えば直径25mm、長さ300mm程度
のロッド状のものがよく使用されていた。なお、同図で
は同ヘッダを組み込んだヘッダシステムが示されてお
り、図中2は給水立管、3は分岐管、Vは開閉
弁、Mは給水メータである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘッダはそのサイズが長大であるため、所要箇所にコ
ンパクトに設置することができないこと、供給液はそ
のロッド状体に縦長に配設された各所の供給液導出口か
ら導出液として取り出さねばならないために、供給液を
一定の集中領域から多数の導出管を介して導出すること
ができないこと、またそのヘッダの支持箇所を多数必
要とすること、さらにヘッダの基部に設けられた導出
管から導出される導出液とヘッダ先端部に設けられた導
出管から導出される導出液とでは、それらが同時に導出
された場合には、圧力差が生じてヘッダの先端部の導出
管からの導出液量は少なくなってしまういう問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するものであって、周囲側壁高さの低い円筒体、すな
わち中空円盤形状体の円周側壁に供給液導入管と複数の
導出液導出管とを周設してなることを特徴とする円盤型
給水・給湯ヘッダである。なお、通常供給液は一箇所の
供給液導入管から導入されるので太径のものとされ、ま
た導出液は多数の導出管から分配導出されるので細径の
ものとされる。また、供給液導入口は中空円盤形状体の
周囲側壁部に配設されてもよいが、周囲側壁に配設され
た多数の導出管への分配圧の均等化を図るために、導管
により中空円盤形状体内の中心部まで延設されて開口す
ることも好ましい。
【0005】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1に示すものは本考案のヘッダを採用した給水・
給湯システム略説図であり、給水立管2から分岐管3に
供給された供給液は、開閉弁V、及び給水メータ
Mを経て、本考案実施例の中空円盤型ヘッダ1の周囲側
壁に設けられた導入管1Aから円盤型ヘッダ内に供給さ
れる。そして、供給された冷水又は温水は周壁に配設さ
れた導出管1a,1b,1c・・から導出される。な
お、本例の中空円盤型ヘッダ1においては、円盤の直径
が100mm、導入管1Aの直径が20mm、そして各
導出管1a,1b・・の直径が10mmのものを使用し
た。
【0006】各導出管の接続先は、1aは流し用水栓,
1bは洗面器用水栓,1cは洗濯用水栓、1dは浴室用
水栓、そして1eはトイレ便器とした。図3(A)は前
記中空円盤型ヘッダ1の平面図、(B)はその側面図で
ある。なお、図3(C)に円盤型ヘッダの平面図を示す
ごとく、供給液導入管1Aを中空円盤形状体内の中心部
まで延設して開口したものも提案される。この場合、多
数の導出管1a,1b,1c・・から供給液が同時に導
出される場合においても導出口は導入口から略等距離に
あるため圧力差が生じなく、その結果各導出管からの冷
水・温水の導出量にバラツキが生じない。
【0007】本例の円盤型ヘッダは、そのサイズは長さ
が小さく、コンパクトで対称形状の座りの良好な円盤形
状であるため設置時に安定性があり、設置のための支持
も簡易なもので足り、例えば建造物の天井裏や二重床に
も簡単に設置できる。そして、導出液を少ない集中領域
から多数の導出管を介して導出することができ、また特
に供給液導入管が円盤形状体内の中心部に開口したもの
にあっては、多数の導出管から供給液が同時に導出され
る場合においても導出口は導入口から略等距離にあるた
め圧力差が生じなく各導出管からの冷水・温水の導出量
にバラツキが生じない。
【0008】
【考案の効果】上記のごとく、本考案の円盤型給水・給
湯ヘッダは、そのサイズは長さが小さく、全体としてコ
ンパクトで対称形状の座りの良好な円盤形状であるため
設置時に安定性があり、設置のための支持も簡易なもの
で足りる。よって、本例ヘッダは建造物の天井裏や二重
床にも簡単に設置できる。そして、導出液を少ない集中
領域から多数の導出管を介して導出することができる。
そしてまた供給液導入管が円盤形状体内の中心部に開口
させたものにあっては、多数の導出管から供給液が同時
に導出される場合においても導出口は導入口から略等距
離にあるため圧力差が生じなく各導出管からの冷水・温
水の導出量にバラツキが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のヘッダを採用した給水・給湯シ
ステム略説図。
【図2】従来の給水・給湯ヘッダを採用した給水・給湯
システム略説図。
【図3】(A)は中空円盤型ヘッダの平面図、(B)は
中空円盤型ヘッダの側面図、(C)は開口が中心部に位
置した中空円盤型ヘッダの平面図。
【符号の説明】
1:中空円盤型ヘッダ,1A:供給液導入管,1a:流
し用水栓への導出管,1b:洗面器用水栓への導出管,
1c:洗濯用水栓への導出管、1d:浴室用水栓への導
出管、1e:トイレ便器への導出管2:給水立管,3分
岐管,V、V:開閉弁、M:給水メータ、10:従
来の閉口先端の管状体ヘッダ、10’:管壁、

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁高さの低い円筒体、すなわち中空円盤
    形状体の周壁に供給液導入管と複数の供給液導出管とを
    周設してなることを特徴とする円盤型給水・給湯ヘッ
    ダ。
  2. 【請求項2】供給液導入管が太径のものであり、複数の
    供給液導出管が細径のものであることを特徴とする請求
    項1記載の円盤型給水・給湯ヘッダ。
  3. 【請求項3】供給液導入管の先端開口部が中空円盤形状
    体内の中心部に配設されてなることを特徴とする請求項
    1又は2記載の円盤型給水・給湯ヘッダ。
JP1109791U 1991-02-08 1991-02-08 円盤型給水・給湯ヘッダ Expired - Lifetime JP2539221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1109791U JP2539221Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 円盤型給水・給湯ヘッダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1109791U JP2539221Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 円盤型給水・給湯ヘッダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0499758U JPH0499758U (ja) 1992-08-28
JP2539221Y2 true JP2539221Y2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=31744415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1109791U Expired - Lifetime JP2539221Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 円盤型給水・給湯ヘッダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2539221Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0499758U (ja) 1992-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2539221Y2 (ja) 円盤型給水・給湯ヘッダ
JP3359542B2 (ja) 排水トラップ
CA2405240A1 (en) Drain stop and overflow mechanism for a bathtub
JP3542010B2 (ja) 便器の排水システム
CN216157272U (zh) 一种装配式卫浴间
KR100915343B1 (ko) 기계식 비데용 세척수 저장통
KR200240390Y1 (ko) 높이조절이 가능한 남성용 소변기
CN215305410U (zh) 一种恒温马桶坐垫
JPH045584Y2 (ja)
JP2002121787A (ja) 建築排水システム
JPH048865Y2 (ja)
US4323270A (en) Pipe fitting device for plumbing systems
CN113802887A (zh) 一种装配式卫浴间
JPH0412143Y2 (ja)
JP2000345601A (ja) 化粧室の構築構造
JPH0433026Y2 (ja)
JPH0738451Y2 (ja) 合成樹脂製汚水桝
JPH0738450Y2 (ja) 合成樹脂製汚水桝
JPS6214201Y2 (ja)
CN2911033Y (zh) 一种自动节水型坐便
GB2397357A (en) Soil pipe fitting
JP2841129B2 (ja) 排水ます
JPS5930075Y2 (ja) トイレット用芳香洗浄器
JP2547197Y2 (ja) 小便器のスプレーダ
BR202022000896U2 (pt) Ralo sifonado invisível