JP2538967Y2 - 装着式トラップ - Google Patents
装着式トラップInfo
- Publication number
- JP2538967Y2 JP2538967Y2 JP2608693U JP2608693U JP2538967Y2 JP 2538967 Y2 JP2538967 Y2 JP 2538967Y2 JP 2608693 U JP2608693 U JP 2608693U JP 2608693 U JP2608693 U JP 2608693U JP 2538967 Y2 JP2538967 Y2 JP 2538967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trap
- drain pipe
- view
- receiving
- receiving gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は 浴室等への既設排水管
よりの下水臭気侵入防止に係わるものであり，詳しくは
既設の低落差垂直排水管部への落し込み装着式トラップ
に関するものである。
よりの下水臭気侵入防止に係わるものであり，詳しくは
既設の低落差垂直排水管部への落し込み装着式トラップ
に関するものである。
【０００２】
【従来の枝術】従来 浴槽 洗い場 洗面台 調理台な
どそれぞれの個体に付属の排水トラップが多く，既設の
低落差排水管へ簡単に装着できる排水トラップは見当た
らない。
どそれぞれの個体に付属の排水トラップが多く，既設の
低落差排水管へ簡単に装着できる排水トラップは見当た
らない。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べた既
設の低落差排水管は，道路の下水本管又は側溝と直結し
ている場合が多く，臭気および鼠虫が浴室などへ侵入し
易いと言う問題点があった。
設の低落差排水管は，道路の下水本管又は側溝と直結し
ている場合が多く，臭気および鼠虫が浴室などへ侵入し
易いと言う問題点があった。
【０００４】本考案は このような問題点にかんがみて
なされたものであり，既設の低落差排水管への対応，製
品の経済性，取り付け作業の簡便化をはかり，臭気など
の侵入防止を目的としている。
なされたものであり，既設の低落差排水管への対応，製
品の経済性，取り付け作業の簡便化をはかり，臭気など
の侵入防止を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに，本考案のトラップは垂直排水管の内側に密着しス
ライドできる短尺の円筒形とし，その内部に集水漏漏斗
部と受水樋を設けてトラップ機能を持たせ，既設垂直排
水管内部へ落し込み装着方式にした方が効果的である。
めに，本考案のトラップは垂直排水管の内側に密着しス
ライドできる短尺の円筒形とし，その内部に集水漏漏斗
部と受水樋を設けてトラップ機能を持たせ，既設垂直排
水管内部へ落し込み装着方式にした方が効果的である。
【０００６】また 既設低落差排水管対応として，加工
枝術も考慮し，円筒形の内側上部へ集水漏斗部と内側下
部へ受水体溢水部を設けトラップ機能を持たせ，上下相
互は接合一体化するとよい。
枝術も考慮し，円筒形の内側上部へ集水漏斗部と内側下
部へ受水体溢水部を設けトラップ機能を持たせ，上下相
互は接合一体化するとよい。
【０００７】また 本トラップの材料は，加工性，耐久
性などに優れたプラスチック射出成形品を採用するとよ
い。
性などに優れたプラスチック射出成形品を採用するとよ
い。
【０００８】
【作用】上記のように 垂直排水管内側の上部または下
部に装着された本トラップは，目皿を通った排水を集水
漏斗部下端が受水樋の半ばまで挿入されていることによ
り，受水体へ導水され 水流は受水体底部へ至り反転
し，受水樋上辺より溢水流下して 排水管下流をへて下
水管へ至る。 このため 受水樋部分が常時満水状態に
なるので臭気が遮断され，浴室などへの臭気の侵入が防
止出来る。
部に装着された本トラップは，目皿を通った排水を集水
漏斗部下端が受水樋の半ばまで挿入されていることによ
り，受水体へ導水され 水流は受水体底部へ至り反転
し，受水樋上辺より溢水流下して 排水管下流をへて下
水管へ至る。 このため 受水樋部分が常時満水状態に
なるので臭気が遮断され，浴室などへの臭気の侵入が防
止出来る。
【０００９】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると，
図１および図２において本トラップはプラスチックを射
出成形するため，成形上６集水漏斗部と８受水体円筒部
に２分割し，６漏斗部および８円筒部のそれぞれの上部
に接着部を設け，成形後に相互を接着し一体化して使用
する。
図１および図２において本トラップはプラスチックを射
出成形するため，成形上６集水漏斗部と８受水体円筒部
に２分割し，６漏斗部および８円筒部のそれぞれの上部
に接着部を設け，成形後に相互を接着し一体化して使用
する。
【００１０】図３より図６までに示される実施例では，
６集水漏斗下部の管部分を挟み込むように８受水体円筒
下部内側に１１受水樋を設け，受水を７溢水部上部より
溢水流下させる構造で，垂直排水管下部へ落とし込み装
着される。
６集水漏斗下部の管部分を挟み込むように８受水体円筒
下部内側に１１受水樋を設け，受水を７溢水部上部より
溢水流下させる構造で，垂直排水管下部へ落とし込み装
着される。
【００１１】図７より図１１まで示される実施例では，
６集水漏斗部の上端をフランヂ付とした他は，前記の実
施例とおなじで 垂直排水管上部へ装着される。
６集水漏斗部の上端をフランヂ付とした他は，前記の実
施例とおなじで 垂直排水管上部へ装着される。
【００１２】
【考案の効果】本考案は 以上説明したように構成され
ているので，以下に記載されているような効果を奏す
る。
ているので，以下に記載されているような効果を奏す
る。
【００１３】受水樋は常時水が満杯になっているので，
下水管または下水側溝よりの臭気は 完全に遮断でき
る。
下水管または下水側溝よりの臭気は 完全に遮断でき
る。
【００１４】集水漏斗部と受水樋との組み合わせ構造
上，鼠虫の侵入防止ができる。
上，鼠虫の侵入防止ができる。
【００１５】本トラップの構造からみて，比較的低落差
の排水管への適用も可能である。
の排水管への適用も可能である。
【００１６】更に このトラップはプラスチック射出成
形品であるので，加工性，耐久性，経済性などに優れて
いる。
形品であるので，加工性，耐久性，経済性などに優れて
いる。
【００１７】また このトラップは円筒形状であるの
で，洗い場などの目皿を外し 落とし込み装着でき，取
り外しも長尺金棒など，先が曲がっていれば，漏斗下部
を引っかけて引き上げられるなど，簡便に取りつけ取り
外しが出来る。
で，洗い場などの目皿を外し 落とし込み装着でき，取
り外しも長尺金棒など，先が曲がっていれば，漏斗下部
を引っかけて引き上げられるなど，簡便に取りつけ取り
外しが出来る。
【００１８】また このトラップは既設排水管を対象に
考案したが，新規の排水管でも適用できる。
考案したが，新規の排水管でも適用できる。
【図１】垂直排水管へ接合形トラップを落とし込み装着
した縦断面図である。
した縦断面図である。
【図２】接合形トラップの組み立て前の集合漏斗部と受
水体円筒部の斜視図である。
水体円筒部の斜視図である。
【図３】接合形トラップの縦断面図である。
【図４】接合形トラップの横断面図である。
【図５】図３の平面図である。
【図６】図４の平面図である。
【図７】垂直排水管上部にフランヂ付接合形トラップを
装着した縦断面図である。
装着した縦断面図である。
【図８】フランヂ付接合形トラップの縦断面図である。
【図９】フランヂ付接合形トラップの横断面図である。
【図１０】図８の平面図である。
【図１１】図９の平面図である。
１ 目皿 ２ 洗い場床面 ３ 目皿受部 ４ 排水管 ５ 接着部 ６ 集水漏斗部 ７ 受水樋溢水部上辺 ８ 受水体円筒部 ９ 受水樋底部 １０ 溢水流出口 １１ 受水樋
Claims (2)
- 【請求項１】浴室の洗い場などの既設垂直排水管部で，
排水管の内側に密着しスライド出来る 短尺の円筒を設
け その下端内側の一部に受水樋を設け また別製の集
水漏斗部の下端を 受水樋の深さの半ばまで挿入した
後，その上端部外側を受水用円筒上端内側へ接着剤又は
ネヂ その他の方法により接着させた，合成樹脂製の落
し込み装着式接合一体形トラップ構造体。 - 【請求項２】集水漏斗部上端外周からフランヂを張り出
した，請求項１の装着式接合一体形トラップ構造体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4569092U JPH0594363U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 装着式トラップ |
| JP4-45690 | 1992-05-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745070U JPH0745070U (ja) | 1995-12-19 |
| JP2538967Y2 true JP2538967Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=12726388
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4569092U Pending JPH0594363U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 装着式トラップ |
| JP2608693U Expired - Fee Related JP2538967Y2 (ja) | 1992-05-22 | 1993-04-09 | 装着式トラップ |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4569092U Pending JPH0594363U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 装着式トラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPH0594363U (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945475U (ja) * | 1972-07-26 | 1974-04-20 | ||
| JPS51133312A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-19 | Nippon Kokuen Kogyo Kk | Composite for forming electrooconductive coat on counting indicator tube |
| JPS5252345A (en) * | 1975-10-24 | 1977-04-27 | Hitachi Ltd | Average value operation circuit |
| DE2928347C2 (de) * | 1979-07-13 | 1981-11-26 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Aliphatische Ether des Hydroximethylcyclododecans, diese enthaltende Stoffkombinationen sowie ihre Verwendung zur Herstellung von Riechstoffkompositionen |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4569092U patent/JPH0594363U/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-09 JP JP2608693U patent/JP2538967Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0594363U (ja) | 1993-12-24 |
| JPH0745070U (ja) | 1995-12-19 |
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Legal Events
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