JP2538653B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2538653B2
JP2538653B2 JP63241553A JP24155388A JP2538653B2 JP 2538653 B2 JP2538653 B2 JP 2538653B2 JP 63241553 A JP63241553 A JP 63241553A JP 24155388 A JP24155388 A JP 24155388A JP 2538653 B2 JP2538653 B2 JP 2538653B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、画像記録装置に関し、詳しくは、光源の温
度変動による補正制御装置を備え、光源の破壊を招くこ
となく、1つの光源の光出力が低下し、ある色の露光量
が低下しても色バランスが崩れることがなく、常に良好
な色バランスの画像を記録することのできる画像記録装
置に関する。
<従来の技術> 従来、プリント、印刷、複写等に用いられる感光材料
を露光する画像露光装置においては、半導体レーザ(以
下、LDともいう)あるいは発光ダイオード(以下LEDと
もいう)などの発光素子が光源として用いられる。これ
らの光源は第4図に示すように温度変化による光出力レ
ベルの変動が大きく、そのための補正制御が求められて
いた。
このため、光出力レベルは直接感光材料の露光量に影
響を与えるため、プリントあるいは複写により形成され
た画像に露光ムラなどが生じることから、温度変化にも
かかわらず光出力レベルを一定値に保つように補正制御
されていた。
この光出力レベルの補正制御機能はAPC(Automatic p
ower control:自動光出力制御)機能と呼ばれ、一般的
に受光素子(以下、PDともいう)を用いた光検出器で光
源の光出力レベルを検知し、その検知光出力レベルを予
め設定されている基準レベルと比較し、その比較出力値
をアナログ的あるいはデジタル的に前記光源の駆動回路
にフィードバックすることにより、駆動電流値を制御す
ることで光出力レベルが一定になるように補正する方式
で行なっている。例えば、光源として半導体レーザ(L
D)を用い、光検出器として受光素子(PD)を用いた場
合のAPCの機能回路200を第5図に示す。第5図に示すAP
C機能回路200は次のような回路構成を有する。
LD光源202の一方の端子は駆動源(LDドライバ)204に
抵抗R1を介して接続され、他方の端子は接地されてい
る。また、LD光源202の光線を受光できる位置にPD206が
配置され、PD206の一方の端子はオペアンプ207の入力側
−端子に接続され、他方の端子は接地される。オペアン
プ207の入力側+端子は接地される。オペアンプ207には
抵抗R2を介して負帰環が施されている。オペアンプ207
の出力端子は抵抗R3を介して比較器208の入力側−端子
に接続される。
比較器208の入力側+端子には所定負電圧−Vを可変
抵抗器VR1抵抗R4で分圧した電圧が基準電圧として入力
される。抵抗R4は接地される。
比較器208の出力端子は駆動源204に接続される。
ここで、LD202の光出力はPD206により検出され、PD20
6にLD202の光出力に応じた電流が流れる。PD206の電流
はオペアンプ207により電流/電圧(I/V)変換され、比
較器208の入力側−端子に入力される。この時、比較器2
08の入力側+端子は抵抗R4と可変抵抗器VR1とにより電
圧値が所定の基準レベルを保つように構成されており、
比較器208はこの基準レベルと入力側−端子の入力信号
とを比較し、比較結果を駆動源204にフィードバック
し、駆動源204の駆動電流を制御し、LD202の光出力レベ
ルが一定となるように制御する。比較器208において
は、+端子の基準レベルに対して、−端子の入力信号の
電圧が低い場合には、駆動源204の駆動電流を低下さ
せ、逆に前記電圧が高い場合には駆動電流を増加させる
ことにより、LD202の光出力レベルを一定に保つように
制御している。
<発明が解決しようとする課題> ところで、LDでは第5図に示すPAC制御によりLDの光
出力の定光量制御を行う場合、第4図に示すようにLDを
使用すると温度が上昇し、温度上昇すると光出力が低下
するため、LDの駆動電流を増加して光出力の低下を補償
するが、駆動電流を増加するとLDの温度はさらに上昇す
るため、温度上昇による光出力の低下を補償するために
はさらに駆動電流を増加しなければならず、ついには、
LDの定格電流を越えてしまい、最後にはLD破壊を招いて
しまう。
また、LDの破壊を防ぐため、ある所定の電流以上では
APC制御をせず、LD破壊を生じない所定の最大電流でLD
を駆動すると、光出力は光源の温度上昇に伴って低下
し、APC制御をしていない光源による露光量は低下して
しまい、グレイバランスすなわち色バランスが崩れてし
まい良好な画像が得られないという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、温
度変化等により光源の光出力が低下しても、所定量以上
の電流は流さないようにし、それに伴って生じる光出力
の低下は、露光量補正手段の補正内容を変更して露光時
間幅を増加して補い、露光量を一定にし、さらに光出力
が低下して露光時間幅調整では露光量を一定に保てなく
なった場合には、この露光量低下によって生じる色バラ
ンスの崩れを他の色の光源による露光量の同様の低下に
より補い、常に良好な色バランスの画像を記録すること
のできる画像記録装置を提供することにある。
<発明が解決しようとする課題> 上記目的を達成するために、本発明は、感光材料をカ
ラー走査露光する複数の光源と、これらの複数の光源の
それぞれに対応して配設され、各光源から射出される光
を走査速度に対して各光源毎に各色の画像濃度信号に応
じて画素毎にパルス状に変調する変調手段と、各光源の
光出力を検出する複数の光検出器と、各光検出器により
検出されたそれぞれの光出力に基づいてそれぞれの光源
の光出力を制御する定光出力制御手段と、前記光源に所
定以上の駆動電流を流さないよう制御する駆動電流制御
手段と、カラー画像濃度に応じて各光源により各画素の
露光量を決定し、該露光量から各画素の露光パルスの光
出力および/または露光時間幅を各光源の前記変調手段
に出力する露光量補正手段とを備え、 該露光量補正手段において、前記光源の駆動電流が上
限となった時に、生じる当該光源の前記光出力の低下を
前記走査速度を変えない範囲内で各画素の前記露光時間
幅の延長で補って当該光源による露光量を一定にすると
ともに、少なくとも1つの光源に光出力の低下による露
光量の低下が生じ、露光時間幅調整で露光量を一定にす
ることができなくなった場合に、グレイバランスをとる
ために他の光源による露光量を低下させないように前記
少なくとも1つの光源の光出力に応じて前記露光量補正
手段の補正内容を変更することを有することを特徴とす
る画像記録装置を提供するものである。
以下に、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に係る画像記録装置は、カラー感光材料を用い
る画像記録装置であって、電気的に処理された画像信号
に基づいて駆動される3色または4色の光源により前記
感光材料に露光する露光装置と、露光済感光材料を現
像、転写、漂白、定着等の処理を行い可視像を得る処理
装置を備えたものであればいかなるものでもよい。
本発明において、カラー感光材料とは、像様露光して
得られる潜像を現像、転写、定着等の処理をして可視像
を得ることのできるものであればどのようなものであっ
てもよい。
例えば、カラーペーパー、カラー反転ペーパー、直接
ポジカラー感光材料、カラー拡散転写感光材料、熱現像
カラー感光材料を挙げることができる。
上記カラー感光材料のハロゲン化銀乳剤としては塩化
銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などのい
ずれも用いることができるが、カラーペーパー、カラー
反転ペーパー、直接ポジカラーペーパーなどのプリント
用の場合は塩臭化銀乳剤(迅速処理のためには塩化銀が
90モル%以上)が好ましい。
ハロゲン化銀粒子としては、球状、立方体、8面体、
菱12面体、14面体、高アスペクト比の平板状などのいず
れでもよい。これらの粒子は均一な相からなる粒子であ
っても、多層構造からなる粒子であってもよい。
ハロゲン化銀乳剤は表面潜像型でも、内部潜像型でも
よい。内部潜像型乳剤の場合は処理工程において光また
は造核剤を作用させることにより直接ポジ画像を得るこ
とができる。
ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ分布としては多分散で
も単分散(好ましくは標準偏差/平均粒子サイズ≦15
%)でもよいが、後者のほうが好ましい。これらのハロ
ゲン化銀乳剤は単独で用いてもよいが、目的に応じて混
合して用いてもよい。
上記写真乳剤は、リサーチ・ディスクロージャー(R
D)vol.176 ItemNo.17643(I、II、III)項(1978年12
月)に記載された方法を用いて調製することができる。
また、乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および分光
増感を行ったものを使用する。このような工程で使用さ
れる添加剤はリサーチ・ディスクロージャー第176巻、N
o.17643(1978年12月)および同第187巻、No.18716(19
79年11月)に記載されており、その該当個所を後掲の表
にまとめた。
さらに、使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つ
のリサーチ・ディスクロージャーに記載されており、以
下に示す表にその記載個所を示した。
また、上記カラー感光材料には、種々のカラーカプラ
ーを含有させることができ、その具体例は前出のリサー
チ・ディスクロージャー(RD)No.17643、VII−C〜G
に記載された特許に記載されている。色素形成カプラー
としては、減色法の三減色(すなわち、イエロー、マゼ
ンタ、およびシアン)を発色現像で与えるカプラーが重
要であり、耐拡散性の、4当量または2当量カプラーの
具体例は前述RD17643、VII−CおよびG項記載の特許に
記載されたカプラーの外、下記のものを好ましく使用で
きる。
使用できるイエローカプラーとしては、公知の酸素原
理離脱型のイエローカプラーあるいは窒素原理離脱型の
イエローカプラーがその代表例として挙げられる。α−
ピバロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢
性、特に光堅牢性が優れており、一方α−ベンゾイルア
セトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。
使用できるマゼンタカプラーとしては、バラスト基を
有し、疎水性の5−ピラゾロン系およびピラゾロオゾー
ル系のカプラーが挙げられる。5−ピラゾロン系カプラ
ーは3−位がアリールアミノ基もしくはアシルアミノ基
で置換されたカプラーが、発色色素の色相や発色濃度の
観点で好ましい。
使用できるシアンカプラーとしては、疎水性で耐拡散
性のナフトール系およびフェノール系のカプラーがあ
り、好ましくは酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カ
プラーが代表例として挙げられる。また、湿度および温
度に対し堅牢なシアン色素を形成しうるカプラーは、好
ましく使用され、その典型例を挙げると、米国特許第3,
772,002号に記載されたフェノール核のメタ−位にエチ
ル基以上のアルキル基を有するフェノール系シアンカプ
ラー、2,5−ジアシルアミノ置換フェノール系カプラ
ー、2−位にフェニルウレイド基を有しかつ5−位にア
シルアミノ基を有するフェノール系カプラー、欧州特許
第161,626A号に記載の5−アミドナフトール系シアンカ
プラーなどである。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して
粒状性を改良することができる。このようなカプラー
は、米国特許第4,366,237号などにマゼンタカプラーの
具体例が、また欧州特許第96,570号などにはイエロー、
マゼンタもしくはシアンカプラーの具体例が記載されて
いる。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量
体以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色
素形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,820号な
どに記載されている。ポリマー化マゼンタカプラーの具
体例は、米国特許第4,367,282号などに記載されてい
る。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出する
カプラーもまた好ましく使用できる。
現像抑制剤を放出するDIRカプラーは前述のRD17643、
VII−F項に記載された特許のカプラーが有用である。
さらにまた、上記カラー感光材料には、現像時に画像
状に造核剤もしくは現像促進剤またはそれらの前駆体を
放出するカプラーを使用することができる。このような
化合物の具体例は、英国特許第2,097,140号、同第2,13
1,188号に記載されている。その他、特開昭60−185950
号などに記載のDARレドックス化合物放出カプラー、欧
州特許第173,302A号に記載の離脱後復色する色素を放出
するカプラーなどを使用することができる。
カラー拡散転写感光材料の場合、色素現像薬、拡散性
色素放出カプラー、拡散性色素放出レドックス化合物等
の、ハロゲン化銀の現像に対応または逆対応して拡散性
の色素画像を形成することできる化合物(色材)を用い
る。使用に適した色材は、例えばリサーチ・ディスクロ
ージャー17630号(1978)、同誌16475号(1977)、欧州
特許公開220,746A2号に記載されている。
上述したカプラーを用いたカラー感光材料は、代表的
には以下に示す処理工程を経て画像を形成する。
(1)発色現像→漂白定着→水洗(または安定化)→乾
燥 (2)黒白現像→水洗→反転→発色現像→漂白定着→水
洗(または安定化)→乾燥 (3)光かぶらせ→発色現像→漂白定着→水洗(または
安定化)→乾燥 (4)発色現像と光かぶらせ→発色現像→漂白定着→水
洗(または安定化)→乾燥 上記において漂白定着は漂白工程と定着工程に分割し
てもよい。
上記の(3)、(4)の処理工程は内部潜像型乳剤を
用いて直接ポジ画像を得るためのものであるが、造核材
を感光材料に内蔵させた場合には光かぶらせは不可欠で
はなく、(1)の処理工程で直接ポジ画像を得ることが
できる。
各処理工程で用いる処理液については、リサーチ・デ
イスクロージャー17643号(1978)、笹井明著「最新写
真処方便覧(写真工業別冊)」(写真工業出版社、昭和
58年刊)等に記載されている。
カラー拡散転写の場合には粘性現像液を用いることが
好ましい。この粘性現像液はハロゲン化銀の現像と拡散
転写色素像の形成に必要な処理成分を含有した液状組成
物であって、溶媒の主体は水であり、他に親水性溶剤、
親水性ポリマーを含んでいる。この粘性現像液およびそ
れを吸収する破壊的なポッドについては、例えば米国特
許第2,543,181号、同第3,152,515号に記載されている。
次に、熱現像カラー感光材料について説明する。熱現
像カラー感光材料は、熱現像により拡散性色素を放出す
る色素供与性化合物を含有するもので、基本的には支持
体上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与化合
物、還元剤(色素供与化合物が還元剤を兼ねる場合もあ
る)を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩そ
の他の添加剤を含有させることができる。
上記の熱現像感光材料は露光に対してネガの画像を与
えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジ
の画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポ
ジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種が
ある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出す
る色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用でき
る。
なお、拡散性色素を転写する方法には種々あり、例え
ば水などの水性溶媒により受像材料(色素固定要素)に
転写する方法、高沸点有機溶剤により色素固定要素に転
写する方法、親水性熱溶剤により色素固定要素に転写す
る方法、拡散性の色素の熱拡散性または昇華性を利用し
て色素受容性のポリマーを有する色素固定要素に転写す
る方式が提案されている。
また、拡散性の色素の受像材料への転写は、熱現像と
同時に行ってもよく、また熱現像の後に連続してもしく
は時間間隔をおいて行ってもよい。熱現像はごく微量の
水の存在下で行ってもよい。
以下に熱現像カラー感光材料および色素固定要素(受
像材料)を具体的に記述した文献を掲げる。米国特許第
4,463,079号、同第4,474,867号、同第4,478,927号、同
第4,507,380号、同第4,500,626号、同第4,483,914号、
特開昭58−149046号、同58−149047号、同59−152440
号、同59−154445号、同59−165054号、同59−180548
号、同59−168439号、同59−174832号、同59−174833
号、同59−174834号、同59−174835号、同62−65038
号、同61−23245号、欧州特許公開210,660A2号、同220,
746A2号など。
以下に、本発明に係る画像記録装置を添付の図面に示
す好適実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る画像記録装置の一実施例の露
光経路を示す線図である。
同図に示すように、本発明に係る画像記録装置10は、
複写専用の原稿画像の読取部12およびプリンター用のプ
リンターインターフェース14と、読取部12とプリンター
インターフェース14からのカラー画像信号の一方を選択
するデータセレクタ16と、本発明の最も特徴とする部分
であって、該データセレクタ16からの画像信号に応じ
て、各色の光源の露光量を決定する露光量補正手段18お
よび露光量補正手段18により決定された露光量の光を発
するよう制御する手段を備えた光源部20と、光源部20に
より射出された光ビームを副走査搬送される感光材料に
露光する露光部22とを有する画像露光装置30およびさら
に、図示しないが露光済感光材料を現像し、最終的に可
視像とする画像形成部を有している。
読取部12は、原稿Sを載置するための透明なガラス板
などからなる原稿台32と、原稿台32の全面の下方を一体
で走査する照明ランプ34と、第1の反射ミラー36と、照
明ランプ34の1/2の速度で同方向に移動して、照明ラン
プ34により照明され原稿Sにより反射され、原稿画像情
報を担持する光を同方向に反射するミラー38,40と、結
像レンズ42と、結像レンズ42を通過した光を各画素ごと
に3色例えば、赤(R)光、緑(G)光、青(B)光に
時分割しかつ光電変換し、3色の電気信号例えばR1,G1,
B1とするCCDセンサ44とを有し、この3色の電気信号R1,
G1,B1はデータセレクタ16に入力される。
プリンターインターフェース14は、コンピュータや各
種画像処理装置およびビデオ、光ディスク等の画像であ
っても適合する画像処理装置により処理されたカラー画
像信号を各画素の3色の電気信号R2,G2,B2として本発明
の画像記録装置10に取り込むものであって、この3色の
電気信号R2,G2,B2はデータセレクタ16に入力される。
データセレクタ16は複写用読取部12とプリンターイン
ターフェース14からのカラー画像信号の入力先を切換え
るものであるので、複写装置およびプリンタの両方の機
能を兼ね備えた画像記録装置には必要である。しかし、
本発明の画像記録装置はこれに限定されず、複写装置あ
るいはプリンタとしてのみ機能する画像記録装置であっ
てもよい。この場合はデータセレクタ16は設けなくても
よい。
本発明の特徴とする部分の1つである露光量補正手段
18は、読取部12またはプリンターインターフェース14か
らの各画素の入力画像信号(Ri,Gi,Bi)から各光源の露
光量を決定し、出力画像信号(Ci,Mi,Yi)に変換し、各
光源の光出力および/または露光時間幅として出力する
ものであって、例えば、画像信号の変換には3×3色補
正マトリックスや3次元補間などが用いられる。ここで
3×3色補正マトリックスによる色補正すなわち、露光
量の決定は次のように表わすことができる。
ここで、a11〜a33は、用いる感光材料、光源およびフ
ィルタ等の特性を考慮した補正係数である。
ここで、露光量をE、光源の光出力をP、光源の発光
時間すなわち露光時間をtとすると、E=P×tと表わ
すことができる。従って、LDなどの光源をデジタル信号
値に応じてパルス状に発光させるデジタル画像処理方式
において、光出力を一定に設定しておき各画素毎にデジ
タル信号値に相当する時間だけ連続発光させるパルス幅
変調(露光時間変調:PWM)では画像出力信号(Ci、Mi
Yi)はi画素のデジタル露光時間信号値に相当する。ま
た、露光時間は一定にしておきデジタル信号値に相当す
る光出力で各光源を発光させる発光パワー変調(強度変
調:PAM)では画像出力信号(Ci、Mi、Yi)はi画素のデ
ジタル光出力信号値に相当する。また、光出力信号およ
び露光1当りの露光時間を一定にしておき、各画素毎に
デジタル信号値に相当する回数だけ各光源を発光させる
露光回数変調(パルス数変調:PNM)の場合は、画像出力
信号(Ci、Mi、Yi)はi画素のデジタル露光回数信号値
に相当する。
さらに、本発明においては、画像出力信号(Ci、Mi
Yi)として{(PCi、tCi)、(PMi、tMi)、(PYi
tYi)}のような光出力Pと露光時間tとの組み合わせ
を各画素毎に各色の光源毎に出力してもよい。
本発明においては、後述する光源の温度上昇による光
出力の低下を該光源の駆動電流の増加で補うが、破壊防
止のため後述する駆動電流制御手段により、一定以上の
電流を流さないように構成されているために、前記光源
の光出力が低下してしまう。
従って、本発明の露光量補正手段18においては、光源
の駆動電流が上限となって、光出力の低下を招く場合に
は、必要なだけ露光時間幅を延長して、露光量は一定と
なるように補正内容を変更する。この補正内容の変更
は、当該光源に対してのみ行ってもよいし、同時に3色
または4色同様に光出力を低下し、露光時間幅を延長す
るよう変更してもよい。さらにある1つ光源の光出力が
低下してその光出力の低下を露光時間幅の延長で補うこ
とができず当該色の光源の露光量が低下する場合には、
他の色の光源の光出力も2色または3色同様に低下さ
せ、グレイバランスを崩さないように、最も低い光出力
の光源の光出力レベルに合わせるように露光量補正手段
18の補正内容を変更する。
例えば、上述の3×3色補正マトリックスを用いて露
光量を補正する場合には、aij(i、j=1〜3)の補
正係数を変更する。
本発明においては、露光量補正手段18として3×3色
補正マトリックス演算を行うもの、3次元補間を行うも
のを例示したが、これに限定されず、(R,G,B)入力信
号を(C,M,Y)出力信号に変換できるものであればいか
なるものでもよい。さらに、(R,G,B)フルカラー入力
信号に黒(BK)を加えて4色の信号を、(C,M,Y)フル
カラー出力信号と黒(BK)出力信号との4色の信号に変
換するよう構成してもよい。
本発明の露光量補正手段18は、各画素のC、M、Y各
光源の露光量(C、M、Y)を決定し、これらの露光量
に応じて各光源の光出力と露光時間幅または露光回数を
出力するが、これらの色補正の内容は露光量特性テーブ
ル(LUT:Look Up Table)としてテーブル化しておき、
光出力の低下に応じて、この露光量特性テーブルの内容
を書き換えるように構成してもよい。
光源部20には、露光量補正手段18から出力された各色
の発色量に応じた各色の光源の露光量出力信号(デジダ
ルバス幅値、デジタル光出力値、デジタル露光回数値)
を各光源の発光量に変調して、出力変調信号として各光
源の駆動源に流す電流値、時間幅を出力する変調回路46
C,46M,46Yと、各変調回路46C,46M,46Yからの出力変調信
号を受けて所定の発光量だけ発光する半導体レーザ(L
D)48C,48M,48Yと、その駆動源47C、47M、47Yと、各LD4
8C,48M,48Yから射出されるレーザ光を整形するコリメー
タレンズ50C,50M,50Yと、LD48Yから射出され、コリメー
タレンズ50Yで整形されたイエロー発色に対応する波長
のレーザ光(以下、Y発色用レーザ光という)を反射し
てポリゴンミラー60に向ける全反射ミラー52Yと、前記
Y発色用レーザ光を通過し、LD48Cから射出されコリメ
ータレンズ50Cで整形されたシアン発色に対応する波長
のレーザ光(以下、C発色用レーザ光という)を反射し
てポリゴンミラー60に向けるダイクロックミラー52C
と、前記Y発色用レーザ光およびC発色用レーザ光を通
過し、LD48Mから射出されコリメータレンズ50Mで整形さ
れたマゼンタ発色に対応する波長のレーザ光(以下、M
発色用レーザ光という)を反射してポリゴンミラー60に
向けるダイクロックミラー52Mとが設けられる。
また、光源部20には、各光源48C、48M、48Yから射出
されるレーザ光の光出力を検出する光検出器54C、54M、
54Yと、光検出器54C、54M、54Yに前記レーザ光の一部を
分岐するハーフミラー56C、56M、56Yと、光検出器54C、
54M、54Yにより検出された各光源の光出力に基づいて各
光源の光出力を一定となるように制御する定光出力制御
手段58C、58M、58Yとが設けられている。定光出力制御
手段58C、58M、58Yは、各光源の温度変動等により生じ
る光出力の変動を抑え、一定光出力となるように、例え
ば、第4図に示すような光出力−駆動電流特性の光源の
場合には温度上昇による光出力低下を駆動電流を増加し
て補うものである。
なお、レーザ光の検出器としては市販LDに通常用いら
れるフォトダイオードを54C、54M、54Yとして用いるこ
とも可能であり、この場合、ハーフミラー56C、56M、56
Yは不要である。
本発明において、光検出器54C、54M、54Yとしては、
光出力を好適に検出できるものであればいかなるもので
もよく、例えば、フォトダイオード、フォートダトラン
ジスタなどの受光素子(PD)およびこれらの受光素子を
用いた回路等を挙げることができる。
また、定光出力制御手段58C、58M、58Yからの出力信
号は変調回路46C、46M、46Yにフィードバックされ、一
定の光出力となる電流値を駆動源47C、47M、47Yに転送
する。定光出力制御手段58C、58M、58Yとしてはいかな
るものでもよいが、駆動源を直接制御する方式にしても
よく、例えば第5図に示すAPC回路を用いてもよい。
ここで、各光源48C、48M、48Yに流す駆動電流が各光
源の定格電流を越えて増加して、これらの光源が破壊に
到らないように変調回路46C、46M、46Yは所定以上の駆
動電流を各光源に流さないように制御する駆動電流制御
手段をも構成する。
変調回路46C、46M、46Yおよび定光出力制御手段58C、
58M、58Yの信号は、露光量補正手段18にフィードバック
されるように構成する。
走査露光部22には、全反射ミラー52Y、ダイクロック
ミラー52C、52Mにより一本の同一の光路とされたY発色
用レーザ光、C発色用レーザ光およびM発色用レーザ光
を一次元方向に偏向して主走査を行うポリゴンミラー60
と、ポリゴンミラー60により反射偏向されたカラー発色
用レーザ光の焦点を調整するfθレンズ62と、fθレン
ズ62を通過したレーザ光を感光材料66に向けて立下げる
長尺反射ミラー64とを有する。ここで感光材料66は図示
しない副走査搬送手段により主走査方向と略直交する方
向に副走査搬送される。
露光後、感光材料66は図示しない処理装置により現
像、漂白、定着処理された後、最終的に可視化された複
写画像が得られる。
以上、第1図に示す例では、露光制御装置30におい
て、定光出力制御手段58Y、58M、58Cおよび駆動電流制
御手段を有する変調回路46Y、46M,46Cはそれぞれ各光源
毎に独立に配設されているが、本発明はこれに限定され
るわけではなく、色補正を行うことができ、その情報を
光源48Y、48M、48Cに電流値および/または時間幅とし
て出力することができればいかなるものでもよい。第2
図に示すように、光検出器54Y、54M、54Cの信号を直接
露光量補正手段18に入力するよう構成し、その内容を書
き換えることにより露光量補正手段18に定光出力制御手
段および/または駆動電流制御手段の機能を持たせても
よい。
本発明の画像記録装置において、定光出力制御手段、
駆動電流制御手段による制御および露光量補正手段の補
正内容の変更は、各画素毎に行ってもよいが、複数画素
毎、あるいは1行毎あるいは複数行毎に行ってもよい。
光源の温度変動等による光出力の変動が小さい場合に
は、1頁毎あるいは数頁毎に行ってもよい。
例えば、各行毎に行う場は、前行の書込終了位置から
次行の書込開始位置までの間に、無彩色(3色等光出
力)露光を行ってグレイバランスをとりながら各種制御
を行うのがよい。
本発明に用いられる光源としては、半導体レーザ(L
D)、発光ダイオード(LED)などのように、使用に際し
て光源の温度が上昇し、温度上昇により光出力が低下
し、定光出力とするために駆動電流値を増加させる必要
のある光源であれば、いずれでもよい。
本発明において、光出力が低下して露光量が低下して
しまう場合には、2度書き等により副走査速度を低下さ
せて所定の温度で記録するように制御してもよい。
本発明の画像記録装置として、複写型であって、感光
材料としては、熱現像工程を必要とし、水等の画像形成
溶媒の存在下で、受像層を有する受像材料に画像を転写
形成するタイプのものを用いる装置を第3図に示す。
なお、上記画像形成溶媒としては、水が代表的に挙げ
られるが、この水は、いわゆる純水に限らず、広く慣習
的に使われる意味での水を含む。また、純水とメタノー
ル、DMF、アセトン、ジイソブチルケトンなどの低沸点
溶媒との混合溶媒でもよい。さらに、画像形成促進剤、
カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶剤等を含有させ
た溶液でもよい。
画像記録装置80を構成するハウジング82内には、感光
材料Aを収納した感光材料供給部84、原稿Sに担持され
た画像情報を読み取り、画像処理した後、感光材料Aを
露光して潜像を形成する画像露光装置30、および感光材
料Aに対して水を塗布する水塗布部86と、受像紙Cを収
納した受像紙供給部88と、感光材料Aに対して受像紙C
を重ね合わせる重ね合わせ部90と、感光材料Aおよび受
像紙Cに対して加熱処理を行う加熱現像転写部92と、感
光材料Aから受像紙Cを剥離する剥離部94とからなる画
像形成部がそれぞれ設けられる。
ハウジング82の上面部には原稿Sを載置する透明な原
稿台32が配置され、この原稿台32の下方には前記画像露
光装置30が配置される。画像露光装置30は第1図に示す
ものと同様のものを用いるので、詳細な説明は省略す
る。画像露光装置30は感光材料Aを露光する光軸が通過
する露光開口部96を除き隔壁98によって囲繞され、他の
部分と光学的に遮断される。露光開口部96にはシャッタ
ー装置100およびシャッター制御装置102を配置してもよ
い。
また、原稿台32の近傍には、光源34に照射され得るよ
うにホワイトバランス等の補正用の標準白色板104が備
えられている。
一方、前記感光材料供給部84はハウジング82内の左側
部に設けられ光密に保持される。
この感光材料供給部84には感光材料Aを巻装した取り
外し自在の感材マガジン106が装填される。
感光材料供給部84は感光材料Aをマガジン106から露
光位置108まで搬送するローラ対110a〜110dを有する。
この場合、ローラ対110a,110d間には感光材料Aを所定
長毎に切断するカッター112が配設される。また、ロー
ラ対110c,110d間に配設される露光台114は画像露光装置
30を囲繞する隔壁98の底面部に画成した露光用開口部96
に臨む。
露光位置108の前方(以下、前方とは感光材料等の進
行方向に関して下流側を示すものとする。)には、ロー
ラ対110cおよびガイド板からなる搬送路が設けられてい
る。
露光位置108では、感光材料Aに像様露光が行われ潜
像が形成され、潜像が形成された感光材料Aは前記配送
路を介して水塗布部86へ搬送される。
水塗布部86は、感光材料Aに形成された潜像の転写を
容易にするためのものであり、水を収容した水槽120
と、感光材料Aを水中に案内するガイド板118と、感光
材料Aをガイド板118に沿って搬送するローラ対110f
と、水を塗布されて膨潤した感光材料Aから余分な水を
掻き取るスクイズローラ対116とからなる。スクイズロ
ーラ対116は、ゴム等の弾性体からなり、周面にはポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)等の撥水成樹脂層を設
けておくのが好ましい。
水が塗布された感光材料Aは、スクイズローラ対116
により重ね合わせ部90に搬送される。
一方、ハウジング82の右側部には受像紙Cを供給する
受像紙供給部88が設けられている。該受像紙供給部88
は、巻回した受像紙Cを収納した受像紙マガジン122が
装填される。マガジン122内の受像紙Cはローラ対110g
により繰り出され、このローラ対110gの前方に配置され
たカッター124により所定長に切断される。
切断された受像紙Cは、ローラ対110hにより前記重ね
合わせ部90に搬送される。
重ね合わせ部90の前方には、重ね合わせた感光材料A
および受像紙Cを加熱し、感光材料A上の潜像を現像し
て受像紙C上に転写する加熱現像転写部92が設けられ
る。
加熱現像転写部92は、断熱性の隔壁126によって囲繞
されており、ハロゲンランプ128を内包する中空円筒状
の加熱ドラム130と、この加熱ドラム130の外周面に約27
0゜の角度で巻き付けられ、4つのベルト支持ローラ13
2,133,134,135によって支持されるエンドレスベルト136
とを含み、感光材料Aおよび受像紙Cを重ね合わせた状
態で加熱する。この加熱により、感光材料A上の潜像が
現像されるとともに受像紙C上に転写されて発色する。
隔壁126内には剥離部94が設けられ、該剥離部94は、
感光材料Aを受像紙Cから剥離するための第1剥離爪13
8と、受像紙Cを加熱ドラム130から剥離するための第1
剥離爪140と、受像紙Cを隔壁126外に排出するローラ14
2とからなる。
加熱現像転写部92の一方の前方には、剥離爪138によ
り受像紙Cから剥離された加熱後の感光材料Aを廃棄す
る廃棄トレイ144および該廃棄トレイ144内に感光材料A
を投入するローラ対110iが設けられる。該廃棄トレイ14
4は加熱現像転写部92の下方に設けられる。また、加熱
現像転写部92の他方の前方には、加熱後の受像紙Cを収
容する取り出しトレイ146および該取り出しトレイ146に
搬送するローラ対110j,110k,110lが設けられ、画像を転
写された受像紙Cは該取り出しトレイ146に導出され
る。
さらに、ローラ対110k,110l間には受像紙Cの画像の
色濃度を検出する色濃度検出ユニット148が配置され
る。当該色濃度検出ユニット148は受像紙Cの画像面を
照明する照明装置150と、この照明による受像紙Cから
の反射光を受光するカラーフォトセンサ152とからな
る。
本装置には、さらに、画像露光装置30の色補正手段18
と補正内容変更手段28とフォトセンサ152に接続されて
ハウジング82内の適所に配置された色濃度制御ユニット
154と、当該色濃度制御ユニット154、感光材料供給部8
4、画像露光装置30、画像露光装置30の駆動系(図示せ
ず)、感光材料の搬送系、特に、露光位置108の搬送ロ
ーラ対110c,110dの駆動系、受像紙供給部88、カッター1
12,124、シャッター制御装置102、水塗布部86、加熱現
像転写部92、剥離部94に接続されて装置全体を制御する
システム制御装置(図示せず)が備えられている。
以上、本発明の画像記録装置について、水等の画像形
成溶媒の存在下で受像層を有する受像材料に画像を加熱
現像転写するタイプの感光材料を用いた複写用画像記録
装置を代表例として説明したが、用いる感光材料に応じ
て、露光、現像、漂白、定着、転写などの工程のうち必
要な工程を実現する装置および部材等を装着したもので
あれば、どのようなタイプの感光材料を用いるものであ
ってもよい。
本発明に係る複写装置は以上のように構成されるが、
本発明はこれに限定されるわけではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更
が可能なことは勿論である。
<発明の効果> 以上、詳述したように、本発明によれば、使用中の温
度上昇により光出力が低下し、光出力の低下を駆動電流
の増加により補うことのできる光源を複数用いて、感光
材料を像様露光後現像してカラー画像を記録する際に、
前記光源の信頼性を下げることなく、3色バランスの良
好な画像を得ることのできる画像記録装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像記録装置の一実施例の露光
経路を示す線図である。 第2図は、本発明に係る画像記録装置の別の実施例の画
像露光装置の一部を示す線図である。 第3図は、本発明に係る画像記録装置の一実施例の説明
断面図である。 第4図は、本発明の画像記録装置に用いられる光源の光
出力特性を示すグラフである。 第5図は、APC回路の一例の線図である。 符号の説明 10……画像記録装置、 12……読取部、 14……プリンタインターフェイス、 16……データセレクタ、 18……露光量補正手段、 20……光源部、 22……露光部、 30……画像露光装置、 32……原稿台、 34……照明ランプ、 36,38,40……ミラー、 42……結像レンズ、 44……CCDセンサ、 46C,46M,46Y……変調回路、 47C,47M,47Y……駆動源、 48C,48M,48Y……半導体レーザ、 50C,50M,50Y……コリメータレンズ、 52C,52M……ダイクロックミラー、 52Y……全反射ミラー、 54C,54M,54Y……光検出器、 56C,56M,56Y……ハーフミラー、 58C,58M,58Y……定光出力制御手段、 60……ポリゴンミラー、 62……fθレンズ、 64……長尺全反射ミラー、 66……感光材料、 80……画像記録装置、 82……ハウジング、 84……感光材料供給部、 86……水塗布部、 88……受像紙供給部、 90……重ね合せ部、 92……加熱現像転写部、 94……剥離部、 96……開口、 98……隔壁、 100……シャッター、 102……シャッター制御装置、 104……白色板、 106……感材マガジン、 108……露光位置、 110a〜110l……ローラ対、 112,114……カッター、 114……露光台、 116……スクイズローラ、 118……ガイド板、 120……水槽、 122……受像紙マガジン、 126……隔壁、 128……ハロゲンランプ、 130……加熱ドラム、 132,133,134,135,……ベルト支持ローラ、 136……エンドレスベルト、 138,140……剥離爪、 142……ローラ、 144……廃棄トレイ、 146……取り出しトレイ、 150……照明装置、 152……カラーフォトセンサ、 154……色濃度制御ユニット、 S……原稿、 A……感光材料、 C……受像紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料をカラー走査露光する複数の光源
    と、これらの複数の光源のそれぞれに対応して配設さ
    れ、各光源から射出される光を走査速度に対して各光源
    毎に各色の画像濃度信号に応じて画素毎にパルス状に変
    調する変調手段と、各光源の光出力を検出する複数の光
    検出器と、各光検出器により検出されたそれぞれの光出
    力に基づいてそれぞれの光源の光出力を制御する定光出
    力制御手段と、前記光源に所定以上の駆動電流を流さな
    いよう制御する駆動電流制御手段と、カラー画像濃度に
    応じて各光源による各画素の露光量を決定し、該露光量
    から各画素の露光パルスの光出力および/または露光時
    間幅を各光源の前記変調手段に出力する露光量補正手段
    とを備え、 該露光量補正手段において、前記光源の駆動電流が上限
    となった時に、生じる当該光源の前記光出力の低下を前
    記走査速度を変えない範囲内で各画素の前記露光時間幅
    の延長で補って当該光源による露光量を一定にするとと
    もに、少なくとも1つの光源に前記光出力の低下による
    露光量の低下が生じ、露光時間幅調整で露光量を一定に
    することができなくなった場合に、グレイバランスをと
    るために他の光源による露光量を低下させるように前記
    少なくとも1つの光源の光出力に応じて前記露光量補正
    手段の補正内容を変更することを特徴とする画像記録装
    置。
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