JP2538508Y2 - タンクドレン装置 - Google Patents
タンクドレン装置Info
- Publication number
- JP2538508Y2 JP2538508Y2 JP10343690U JP10343690U JP2538508Y2 JP 2538508 Y2 JP2538508 Y2 JP 2538508Y2 JP 10343690 U JP10343690 U JP 10343690U JP 10343690 U JP10343690 U JP 10343690U JP 2538508 Y2 JP2538508 Y2 JP 2538508Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- drain cap
- inner plug
- drain
- hole
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は背負型動力噴霧機の薬液タンク等の液体タン
ク用ドレン装置に関するもので、作業終了時、薬液交換
時等に薬液により作業者の手や機体を汚すことがなく、
薬液タンク内の残液回収を極めて効率的に行うことがで
き、さらに、ドレンキャップの紛失を防止できることを
特徴とする。
ク用ドレン装置に関するもので、作業終了時、薬液交換
時等に薬液により作業者の手や機体を汚すことがなく、
薬液タンク内の残液回収を極めて効率的に行うことがで
き、さらに、ドレンキャップの紛失を防止できることを
特徴とする。
従来、背負型動力噴霧機の薬液タンク等のドレン部に
はパッキングを有するドレンキャップが着脱自在に螺合
されていた。
はパッキングを有するドレンキャップが着脱自在に螺合
されていた。
そして、噴霧作業終了時あるいは薬液交換時等には前
記ドレンキャップを取外して薬液を回収したり、薬液タ
ンク内の洗浄を行っていた。
記ドレンキャップを取外して薬液を回収したり、薬液タ
ンク内の洗浄を行っていた。
前記従来のドレンキャップでは、ドレンキャップを緩
めはじめると同時に薬液タンク内の薬液が洩れはじめ、
周囲にまき散らされると同時に、作業者の手や機体等を
汚してしまうという欠点があった。さらに、ドレンキャ
ップが薬液タンクから完全に取外されるため、紛失する
場合があった。
めはじめると同時に薬液タンク内の薬液が洩れはじめ、
周囲にまき散らされると同時に、作業者の手や機体等を
汚してしまうという欠点があった。さらに、ドレンキャ
ップが薬液タンクから完全に取外されるため、紛失する
場合があった。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、薬液回
収時等に、薬液タンクからドレンキャップを完全に取外
す必要がない構成とすることにより、作業者の手や機体
等を汚さずに薬液タンク内の薬液回収を極めて効率的に
行うことができ、しかもドレンキャップを紛失するおそ
れのない薬液タンク等のドレン装置を提供することを目
的とする。
収時等に、薬液タンクからドレンキャップを完全に取外
す必要がない構成とすることにより、作業者の手や機体
等を汚さずに薬液タンク内の薬液回収を極めて効率的に
行うことができ、しかもドレンキャップを紛失するおそ
れのない薬液タンク等のドレン装置を提供することを目
的とする。
本考案は前記目的を達成するため、タンクの排出口の
内周面に嵌合されるとともにその内底部の周縁部に適数
の透孔が設けられた中栓体と、前記排出口の外周面に螺
合されるとともに前記透孔の閉塞面を有してその中央に
開口部が設けられたドレンキャップとからなる構成とし
たものであり、さらには前記中栓体の下端外周に、前記
タンクの排出口の下端に当接する鍔を設けたものであ
る。
内周面に嵌合されるとともにその内底部の周縁部に適数
の透孔が設けられた中栓体と、前記排出口の外周面に螺
合されるとともに前記透孔の閉塞面を有してその中央に
開口部が設けられたドレンキャップとからなる構成とし
たものであり、さらには前記中栓体の下端外周に、前記
タンクの排出口の下端に当接する鍔を設けたものであ
る。
本考案では、中栓体1が予めタンク2の排出口3に嵌
合され、さらに、前記排出口3にドレンキャップ8が螺
合されている。したがって、中栓体1の内底部に設けら
れた透孔5がドレンキャップ8の閉塞面9によって閉じ
られ、タンク2内に注入した薬液等が洩れたりすること
がない。
合され、さらに、前記排出口3にドレンキャップ8が螺
合されている。したがって、中栓体1の内底部に設けら
れた透孔5がドレンキャップ8の閉塞面9によって閉じ
られ、タンク2内に注入した薬液等が洩れたりすること
がない。
その後、薬液噴霧作業終了時等にタンク2内の残液を
回収しようとする場合には、前記ドレンキャップ8を緩
めればドレンキャップ8の閉塞面9が中栓体1の底部か
ら離されて中栓体1の透孔5の閉塞が解除され、タンク
2内の残留薬液等は透孔5からドレンキャップ8の中央
の開口部10を通って排出される。
回収しようとする場合には、前記ドレンキャップ8を緩
めればドレンキャップ8の閉塞面9が中栓体1の底部か
ら離されて中栓体1の透孔5の閉塞が解除され、タンク
2内の残留薬液等は透孔5からドレンキャップ8の中央
の開口部10を通って排出される。
すなわち、本考案ではドレンキャップ8を手で操作し
ても作業者の手や機体等を汚すこともなく、残液回収作
業を極めて効率的に行うことができる。
ても作業者の手や機体等を汚すこともなく、残液回収作
業を極めて効率的に行うことができる。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図において、1は軟質合成樹脂製等のシール性を
有する中栓体であり、タンク2の円筒状の排出口3の内
周面に圧入状に嵌合され、内底部4の周縁部に適数の透
孔5を設けて構成されている。
有する中栓体であり、タンク2の円筒状の排出口3の内
周面に圧入状に嵌合され、内底部4の周縁部に適数の透
孔5を設けて構成されている。
なお、前記中栓体1は、その底面部が前記排出口3の
下端と水平直線状となるように嵌合固定される。前記中
栓体1の嵌合固定は接着剤でも可能であるが、図面実施
例では取外し自在及び位置決めを確実とするため、前記
中栓体1の下端外周に前記排出口3の下端に当接する前
記排出口3の外径より若干径大の鍔6を一体に設けてい
る。なお、図中7は補強リブであり、前記中栓体1の前
記排出口3への圧入力を高めて抜け落ちを防止する。ま
た、図中11は前記排出口3の外周に構成された雄ネジで
ある。
下端と水平直線状となるように嵌合固定される。前記中
栓体1の嵌合固定は接着剤でも可能であるが、図面実施
例では取外し自在及び位置決めを確実とするため、前記
中栓体1の下端外周に前記排出口3の下端に当接する前
記排出口3の外径より若干径大の鍔6を一体に設けてい
る。なお、図中7は補強リブであり、前記中栓体1の前
記排出口3への圧入力を高めて抜け落ちを防止する。ま
た、図中11は前記排出口3の外周に構成された雄ネジで
ある。
また、図中8は前記タンク2の排出口3の外周面に螺
合されるドレンキャップであり、前記中栓体1の透孔5
の閉塞面9を有し、中央に開口部10が形成されている。
合されるドレンキャップであり、前記中栓体1の透孔5
の閉塞面9を有し、中央に開口部10が形成されている。
すなわち、前記ドレンキャップ8は、前記中栓体1の
透孔5の下方に位置する部分が水平な閉塞面9として構
成され、前記ドレンキャップ8を前記排出口3に締付け
ると、前記中栓体1の透孔5を閉塞する構成となってい
る。
透孔5の下方に位置する部分が水平な閉塞面9として構
成され、前記ドレンキャップ8を前記排出口3に締付け
ると、前記中栓体1の透孔5を閉塞する構成となってい
る。
図中12は前記ドレンキャップ8の内周に形成されて前
記タンク2の排出口3の外周の雄ネジ11と螺合する雌ネ
ジである。
記タンク2の排出口3の外周の雄ネジ11と螺合する雌ネ
ジである。
前記構成の本考案は、通常、第2図に示されているよ
うに、タンク2の排出口3の内周面に中栓体1が嵌合さ
れ、さらに、ドレンキャップ8が前記排出口3の外周の
雄ネジ11に螺合されて締付けられている。
うに、タンク2の排出口3の内周面に中栓体1が嵌合さ
れ、さらに、ドレンキャップ8が前記排出口3の外周の
雄ネジ11に螺合されて締付けられている。
すなわち、前記タンク2の排出口3にドレンキャップ
8をしっかりと螺合することによって、該ドレンキャッ
プ8の閉塞面9が中栓体1の透孔5を閉塞し、薬液を注
入しても洩れることがなく、薬液噴霧作業等を行うこと
ができる。
8をしっかりと螺合することによって、該ドレンキャッ
プ8の閉塞面9が中栓体1の透孔5を閉塞し、薬液を注
入しても洩れることがなく、薬液噴霧作業等を行うこと
ができる。
つぎに、薬液噴霧作業等の終了後にタンク2内の残留
薬液等を回収しようとする場合、あるいは薬液を交換す
る場合には、ドレンキャップ8を緩めれば、該ドレンキ
ャップ8の閉塞面9が中栓体1の底部から離されて、第
3図に示されたごとく、中栓体1の透孔5の閉塞が解除
され、ねじ部からの漏れは中栓体1の鍔6の外周で防止
され、タンク2内の残留薬液等は透孔5からドレンキャ
ップ8の中央の開口部10を通って排出される。すなわ
ち、本考案では、ドレンキャップ8を手で操作していて
も作業者の手を汚すこともなく、残液の回収作業を極め
て効率的に行うことができるものである。
薬液等を回収しようとする場合、あるいは薬液を交換す
る場合には、ドレンキャップ8を緩めれば、該ドレンキ
ャップ8の閉塞面9が中栓体1の底部から離されて、第
3図に示されたごとく、中栓体1の透孔5の閉塞が解除
され、ねじ部からの漏れは中栓体1の鍔6の外周で防止
され、タンク2内の残留薬液等は透孔5からドレンキャ
ップ8の中央の開口部10を通って排出される。すなわ
ち、本考案では、ドレンキャップ8を手で操作していて
も作業者の手を汚すこともなく、残液の回収作業を極め
て効率的に行うことができるものである。
なお、ドレンキャップ8のねじ部と閉塞面9との間に
Oリング等を配設することにより、ねじ部からの漏れを
一層効果的に防止することができる。
Oリング等を配設することにより、ねじ部からの漏れを
一層効果的に防止することができる。
本考案によれば、残液回収時等にドレンキャップを取
外してしまう必要がなく、作業者の手や機体等を汚さず
に作業を極めて効率的に行うことができ、しかもドレン
キャップを紛失することを防止できる等の効果が得られ
る。
外してしまう必要がなく、作業者の手や機体等を汚さず
に作業を極めて効率的に行うことができ、しかもドレン
キャップを紛失することを防止できる等の効果が得られ
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図はドレン装
置の分解斜視図、第2図は閉塞状態を示す縦断面図、第
3図は残液排出時状態を示す縦断面図である。 1……中栓体、2……タンク、3……排出口、4……内
底部、5……透孔、6……鍔、8……ドレンキャップ、
9……閉塞面、10……開口部。
置の分解斜視図、第2図は閉塞状態を示す縦断面図、第
3図は残液排出時状態を示す縦断面図である。 1……中栓体、2……タンク、3……排出口、4……内
底部、5……透孔、6……鍔、8……ドレンキャップ、
9……閉塞面、10……開口部。
Claims (2)
- 【請求項1】タンク2の排出口3の内周面に嵌合される
とともにその内底部4の周縁部に適数の透孔5が設けら
れた中栓体1と、前記排出口3の外周面に螺合されると
ともに前記透孔5の閉塞面9を有してその中央に開口部
10が設けられたドレンキャップ8とからなることを特徴
とするタンクドレン装置。 - 【請求項2】前記中栓体1の下端外周に、前記タンク2
の排出口3の下端に当接する鍔6が設けられてなること
を特徴とする請求項1記載のタンクドレン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343690U JP2538508Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | タンクドレン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343690U JP2538508Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | タンクドレン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460067U JPH0460067U (ja) | 1992-05-22 |
JP2538508Y2 true JP2538508Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31848310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343690U Expired - Lifetime JP2538508Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | タンクドレン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538508Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP10343690U patent/JP2538508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460067U (ja) | 1992-05-22 |
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