JP2538425B2 - スクリ―ン印刷機におけるスクリ―ンの交換方法及び装置 - Google Patents
スクリ―ン印刷機におけるスクリ―ンの交換方法及び装置Info
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- JP2538425B2 JP2538425B2 JP3021633A JP2163391A JP2538425B2 JP 2538425 B2 JP2538425 B2 JP 2538425B2 JP 3021633 A JP3021633 A JP 3021633A JP 2163391 A JP2163391 A JP 2163391A JP 2538425 B2 JP2538425 B2 JP 2538425B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてクリームはん
だ等をプリント基板に印刷するためのスクリーン印刷機
におけるスクリーンの交換方法及び装置に関する。
だ等をプリント基板に印刷するためのスクリーン印刷機
におけるスクリーンの交換方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリーン印刷機は、次に使用す
るスクリーンを取り付けたスクリーン枠を直ちに実印刷
位置に装着する機構を具備していないため、スクリーン
の交換作業は手作業に依存し、スクリーン交換を含む段
取りに時間がかかる問題があった。また、スクリーン印
刷機を連続稼働させることができない問題もあった。
るスクリーンを取り付けたスクリーン枠を直ちに実印刷
位置に装着する機構を具備していないため、スクリーン
の交換作業は手作業に依存し、スクリーン交換を含む段
取りに時間がかかる問題があった。また、スクリーン印
刷機を連続稼働させることができない問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑み、次に使用するスクリーンを取り付けたスクリーン
枠を自動的かつ迅速に実印刷位置に装着することが可能
で、スクリーン交換作業時間の短縮、ひいては連続稼働
の実現が可能なスクリーン印刷機におけるスクリーンの
交換方法及び装置を提供することを目的とする。
鑑み、次に使用するスクリーンを取り付けたスクリーン
枠を自動的かつ迅速に実印刷位置に装着することが可能
で、スクリーン交換作業時間の短縮、ひいては連続稼働
の実現が可能なスクリーン印刷機におけるスクリーンの
交換方法及び装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスクリーン印刷機におけるスクリーンの交
換方法は、横方向に摺動自在に設けられていて実印刷上
方位置と該実印刷上方位置から横方向に離間した交換位
置との間を移動する横方向スライド枠に対して、次に使
用するスクリーン枠を保管位置にて保持した昇降支持機
構から前記交換位置にてスクリーン枠を移し変え、前記
横方向スライド枠の移動によってスクリーン枠を前記実
印刷上方位置に移送した後、スクリーン枠を実印刷位置
で支持するための固定支持枠に対し上下手段によりスク
リーン枠を移し変えるようにしている。
に、本発明のスクリーン印刷機におけるスクリーンの交
換方法は、横方向に摺動自在に設けられていて実印刷上
方位置と該実印刷上方位置から横方向に離間した交換位
置との間を移動する横方向スライド枠に対して、次に使
用するスクリーン枠を保管位置にて保持した昇降支持機
構から前記交換位置にてスクリーン枠を移し変え、前記
横方向スライド枠の移動によってスクリーン枠を前記実
印刷上方位置に移送した後、スクリーン枠を実印刷位置
で支持するための固定支持枠に対し上下手段によりスク
リーン枠を移し変えるようにしている。
【0005】また、本発明のスクリーン印刷機における
スクリーンの交換装置は、横方向に摺動自在に設けられ
ていてスクリーン枠を保持して実印刷上方位置と該実印
刷上方位置から横方向に離間した交換位置との間を移動
する横方向スライド枠と、スクリーン枠を実印刷位置に
て支持する固定支持枠と、前記横方向スライド枠の前記
実印刷上方位置と固定支持枠との間でスクリーン枠を移
送する上下手段と、次に使用するスクリーン枠を保持し
た保管位置から前記横方向スライド枠の交換位置にスク
リーン枠を移送する昇降支持機構とを備えた構成として
いる。
スクリーンの交換装置は、横方向に摺動自在に設けられ
ていてスクリーン枠を保持して実印刷上方位置と該実印
刷上方位置から横方向に離間した交換位置との間を移動
する横方向スライド枠と、スクリーン枠を実印刷位置に
て支持する固定支持枠と、前記横方向スライド枠の前記
実印刷上方位置と固定支持枠との間でスクリーン枠を移
送する上下手段と、次に使用するスクリーン枠を保持し
た保管位置から前記横方向スライド枠の交換位置にスク
リーン枠を移送する昇降支持機構とを備えた構成として
いる。
【0006】
【作用】本発明においては、次に使用するスクリーン枠
を昇降支持機構の保管位置から横方向スライド枠の交換
位置、実印刷上方位置、及び固定支持枠上の実印刷位置
の順に迅速に移送して次のスクリーンによる印刷を短い
段取り時間で開始することができ、実質的なスクリーン
印刷動作の連続可能を実現できる。
を昇降支持機構の保管位置から横方向スライド枠の交換
位置、実印刷上方位置、及び固定支持枠上の実印刷位置
の順に迅速に移送して次のスクリーンによる印刷を短い
段取り時間で開始することができ、実質的なスクリーン
印刷動作の連続可能を実現できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るスクリーン印刷機におけ
るスクリーンの交換方法及び装置の実施例を図面に従っ
て説明する。
るスクリーンの交換方法及び装置の実施例を図面に従っ
て説明する。
【0008】図1乃至図6において、1は基台、2は基
台上に立設された本体フレーム、3は昇降支持機構、4
は本体フレームに対して横方向(水平方向、ここではY
方向であるとする)に摺動自在な横方向スライド枠であ
る。前記昇降支持機構3は次に使用するスクリーンを取
り付けたスクリーン枠5を保管位置P1にて保持する機
能と、交換位置P2に来た横方向スライド枠4にスクリ
ーン枠5を渡す機能とを持つ。前記横方向スライド枠4
はスクリーン枠5を交換位置P2から実印刷上方位置
(スクリーン印刷動作を実行するときのスクリーン枠位
置の上方位置)P3に移送する動作又はその逆の動作を
実行するものである。6は基台1上に配置されたX−Y
−θテーブル(X方向、これに直交するY方向に移動自
在で、さらにX−Y面内で回転自在な機構)であり、こ
の上には基板支持ピン7を一体化した基板支持昇降機構
8が配設されている。10はクリームはんだを印刷すべ
きプリント基板であり、該プリント基板10は基板支持
機構11にて位置決め支持されている。12は固定支持
枠であり、スクリーン枠5をスクリーン印刷動作を実行
する際の位置、すなわち実印刷位置P4に支持するもの
である。13はクリームはんだをスクリーン上に塗布す
るためのスキージであり、横方向(水平方向、ここでは
X方向であるとする)に移動自在なスキージ取り付けヘ
ッド14に対して昇降自在に取り付けられている。さら
に、使用済みのスクリーン枠5を交換位置P2から排出
位置P5に移すために排出用上下機構15が配設されて
いる。
台上に立設された本体フレーム、3は昇降支持機構、4
は本体フレームに対して横方向(水平方向、ここではY
方向であるとする)に摺動自在な横方向スライド枠であ
る。前記昇降支持機構3は次に使用するスクリーンを取
り付けたスクリーン枠5を保管位置P1にて保持する機
能と、交換位置P2に来た横方向スライド枠4にスクリ
ーン枠5を渡す機能とを持つ。前記横方向スライド枠4
はスクリーン枠5を交換位置P2から実印刷上方位置
(スクリーン印刷動作を実行するときのスクリーン枠位
置の上方位置)P3に移送する動作又はその逆の動作を
実行するものである。6は基台1上に配置されたX−Y
−θテーブル(X方向、これに直交するY方向に移動自
在で、さらにX−Y面内で回転自在な機構)であり、こ
の上には基板支持ピン7を一体化した基板支持昇降機構
8が配設されている。10はクリームはんだを印刷すべ
きプリント基板であり、該プリント基板10は基板支持
機構11にて位置決め支持されている。12は固定支持
枠であり、スクリーン枠5をスクリーン印刷動作を実行
する際の位置、すなわち実印刷位置P4に支持するもの
である。13はクリームはんだをスクリーン上に塗布す
るためのスキージであり、横方向(水平方向、ここでは
X方向であるとする)に移動自在なスキージ取り付けヘ
ッド14に対して昇降自在に取り付けられている。さら
に、使用済みのスクリーン枠5を交換位置P2から排出
位置P5に移すために排出用上下機構15が配設されて
いる。
【0009】図3に示すように、昇降支持機構3は昇降
本体20の両側にそれぞれ複数個の保持爪21を枢着
し、各保持爪21をエアーシリンダ22で開閉する機構
を備えている。保持爪21が図3の実線位置ではスクリ
ーン枠5を保持し、保持爪21が仮想線位置ではスクリ
ーン枠5を解放する。前記昇降本体20には垂直ガイド
ロッド23が固定され、該垂直ガイドロッド23は本体
フレーム2側に固定の横断部材24のブッシュ25によ
り摺動自在に支持される。そして、昇降本体20は横断
部材24に固定のエアーシリンダ26により昇降駆動さ
れるようになっている。換言すれば、昇降本体20はス
クリーン枠5を保持して保管位置P1から交換位置P2
の間を昇降するように駆動される。
本体20の両側にそれぞれ複数個の保持爪21を枢着
し、各保持爪21をエアーシリンダ22で開閉する機構
を備えている。保持爪21が図3の実線位置ではスクリ
ーン枠5を保持し、保持爪21が仮想線位置ではスクリ
ーン枠5を解放する。前記昇降本体20には垂直ガイド
ロッド23が固定され、該垂直ガイドロッド23は本体
フレーム2側に固定の横断部材24のブッシュ25によ
り摺動自在に支持される。そして、昇降本体20は横断
部材24に固定のエアーシリンダ26により昇降駆動さ
れるようになっている。換言すれば、昇降本体20はス
クリーン枠5を保持して保管位置P1から交換位置P2
の間を昇降するように駆動される。
【0010】図4に示すように、横方向スライド枠4は
本体フレーム2側に設けられたスライド溝(スライドレ
ール)に摺動自在に嵌合したスライダ30を外側面に一
体化したもので、内側面にはスクリーン枠5を挟持する
対向する二対のスクリーン枠挟持機構31が設けられて
いる。スクリーン枠挟持機構31はエアーシリンダ32
の伸縮するロッド先端にスクリーン枠5の側面に嵌合す
る嵌合部材33を固着したものである。すなわち、スク
リーン枠挟持機構31はエアーシリンダ32のロッドが
伸動したときはスクリーン枠5を保持し、ロッドが縮動
したときはスクリーン枠5を解放する。一方、本体フレ
ーム2に枢支されたプーリー35にはタイミングベルト
36が巻掛けられており、該タイミングベルト36が横
方向スライド枠4のベルト固定部37に固定されてい
る。そして、横方向スライド枠4のY方向駆動は図示し
ないタイミングベルト走行手段によりタイミングベルト
36を所定量走行させることにより実行され、横方向ス
ライド枠4は交換位置P2と実印刷上方位置P3間を移
動する。
本体フレーム2側に設けられたスライド溝(スライドレ
ール)に摺動自在に嵌合したスライダ30を外側面に一
体化したもので、内側面にはスクリーン枠5を挟持する
対向する二対のスクリーン枠挟持機構31が設けられて
いる。スクリーン枠挟持機構31はエアーシリンダ32
の伸縮するロッド先端にスクリーン枠5の側面に嵌合す
る嵌合部材33を固着したものである。すなわち、スク
リーン枠挟持機構31はエアーシリンダ32のロッドが
伸動したときはスクリーン枠5を保持し、ロッドが縮動
したときはスクリーン枠5を解放する。一方、本体フレ
ーム2に枢支されたプーリー35にはタイミングベルト
36が巻掛けられており、該タイミングベルト36が横
方向スライド枠4のベルト固定部37に固定されてい
る。そして、横方向スライド枠4のY方向駆動は図示し
ないタイミングベルト走行手段によりタイミングベルト
36を所定量走行させることにより実行され、横方向ス
ライド枠4は交換位置P2と実印刷上方位置P3間を移
動する。
【0011】図5及び図6に示すように、横方向スライ
ド枠4で実印刷上方位置P3に保持されたスクリーン枠
5を固定支持枠12上の実印刷位置P4に移すための上
下手段は、固定支持枠12の四隅下面に取り付けられた
下側エアーシリンダ40と、実印刷上方位置P3の上方
(例えば四箇所)に支持部材41で固定支持された上側
エアーシリンダ42とで構成されている。
ド枠4で実印刷上方位置P3に保持されたスクリーン枠
5を固定支持枠12上の実印刷位置P4に移すための上
下手段は、固定支持枠12の四隅下面に取り付けられた
下側エアーシリンダ40と、実印刷上方位置P3の上方
(例えば四箇所)に支持部材41で固定支持された上側
エアーシリンダ42とで構成されている。
【0012】図3に示すように、排出用上下機構15は
本体フレーム2の両側にそれぞれ複数個固定されたエア
ーシリンダ45A,45Bと、該エアーシリンダ45
A,45Bのロッド(又は昇降部)に固着された支え爪
46とからなっている。各支え爪46はスクリーン枠5
の側面及び底面に係合してこれを支持するものであり、
エアーシリンダ45A,45Bにより支え爪46を昇降
させることによってスクリーン枠5を交換位置P2から
排出位置P5に移すことができる。
本体フレーム2の両側にそれぞれ複数個固定されたエア
ーシリンダ45A,45Bと、該エアーシリンダ45
A,45Bのロッド(又は昇降部)に固着された支え爪
46とからなっている。各支え爪46はスクリーン枠5
の側面及び底面に係合してこれを支持するものであり、
エアーシリンダ45A,45Bにより支え爪46を昇降
させることによってスクリーン枠5を交換位置P2から
排出位置P5に移すことができる。
【0013】次に、上記実施例の全体動作を説明する。
今、使用中のスクリーン枠5が図6のように実印刷位置
P4に、次に使用すべきスクリーンを有するスクリーン
枠5が保管位置P1にあるものとする。実印刷位置P4
のスクリーン枠5を用いたスクリーン印刷動作が終了す
ると、上側エアーシリンダ42のロッドを縮動させてス
クリーン枠5の押えを解除するとともに下側エアーシリ
ンダ40のロッドを伸動させてスクリーン枠5を実印刷
上方位置P3に持ち上げる。このとき横方向スライド枠
4のスクリーン枠挟持機構31が持つ嵌合部材33は後
退位置である。次にエアーシリンダ32のロッドの伸動
により嵌合部材33がスクリーン枠5の側面に嵌合して
スクリーン枠5を保持する(図5の状態となる)。そし
て、横方向スライド枠4のY方向移動により使用済みの
スクリーン枠5は交換位置P2に移送される。その後、
図3に示す排出用上下機構15の支え爪46が交換位置
P2のスクリーン枠5を迎えるために上昇し、支え爪4
6もスクリーン枠5を支える。それから、横方向スライ
ド枠4側の挟持機構31はスクリーン枠5を解放し、ス
クリーン枠5はエアーシリンダ45A,45Bによる支
え爪46の下降にともなって排出位置P5に移される。
排出位置P5の使用済みスクリーン枠5は手作業等で適
宜取り出される。
今、使用中のスクリーン枠5が図6のように実印刷位置
P4に、次に使用すべきスクリーンを有するスクリーン
枠5が保管位置P1にあるものとする。実印刷位置P4
のスクリーン枠5を用いたスクリーン印刷動作が終了す
ると、上側エアーシリンダ42のロッドを縮動させてス
クリーン枠5の押えを解除するとともに下側エアーシリ
ンダ40のロッドを伸動させてスクリーン枠5を実印刷
上方位置P3に持ち上げる。このとき横方向スライド枠
4のスクリーン枠挟持機構31が持つ嵌合部材33は後
退位置である。次にエアーシリンダ32のロッドの伸動
により嵌合部材33がスクリーン枠5の側面に嵌合して
スクリーン枠5を保持する(図5の状態となる)。そし
て、横方向スライド枠4のY方向移動により使用済みの
スクリーン枠5は交換位置P2に移送される。その後、
図3に示す排出用上下機構15の支え爪46が交換位置
P2のスクリーン枠5を迎えるために上昇し、支え爪4
6もスクリーン枠5を支える。それから、横方向スライ
ド枠4側の挟持機構31はスクリーン枠5を解放し、ス
クリーン枠5はエアーシリンダ45A,45Bによる支
え爪46の下降にともなって排出位置P5に移される。
排出位置P5の使用済みスクリーン枠5は手作業等で適
宜取り出される。
【0014】使用済みスクリーン枠5が排出用上下機構
15に移し変えられるのとほぼ同じタイミングで、昇降
支持機構3により保管位置P1に保持された次に使用す
べきスクリーン枠5が昇降本体20の下降動作により交
換位置P2に向けて下降する。交換位置P2に到来した
新しいスクリーン枠5に対して後退位置にあったスクリ
ーン枠挟持機構31の嵌合部材33が前進してスクリー
ン枠5を挟持すると、昇降支持機構3側の保持爪21は
開いてスクリーン枠5を解放し、その後昇降本体20は
上昇限位置(保管位置P1に対応した高さ)に復帰し、
保持爪21もさらに次のスクリーン枠を保持できるよう
に閉じる。スクリーン枠5を挟持した横方向スライド枠
4は実印刷上方位置P3に移動する(図5の状態にな
る)。そして、下側エアーシリンダ40のロッドを伸動
させてスクリーン枠5を実印刷上方位置P3で支え、こ
のあと挟持機構31によるスクリーン枠5の挟持を解除
する。この結果、スクリーン枠5は下側エアーシリンダ
40のロッドの縮動に伴って下降し、固定支持枠12上
に載置される。その後、上側エアーシリンダ42のロッ
ドが伸動してスクリーン枠5を上から押えて固定する
(図6の状態になる)。スクリーン印刷動作は、図6の
ようにスクリーン枠5に張られた所要印刷パターンのス
クリーン5Aに位置合わせしたプリント基板10を実質
的に密着させ、スクリーン上面に接するように下降した
スキージ13のX方向移動によりクリームはんだを塗布
することにより行う。
15に移し変えられるのとほぼ同じタイミングで、昇降
支持機構3により保管位置P1に保持された次に使用す
べきスクリーン枠5が昇降本体20の下降動作により交
換位置P2に向けて下降する。交換位置P2に到来した
新しいスクリーン枠5に対して後退位置にあったスクリ
ーン枠挟持機構31の嵌合部材33が前進してスクリー
ン枠5を挟持すると、昇降支持機構3側の保持爪21は
開いてスクリーン枠5を解放し、その後昇降本体20は
上昇限位置(保管位置P1に対応した高さ)に復帰し、
保持爪21もさらに次のスクリーン枠を保持できるよう
に閉じる。スクリーン枠5を挟持した横方向スライド枠
4は実印刷上方位置P3に移動する(図5の状態にな
る)。そして、下側エアーシリンダ40のロッドを伸動
させてスクリーン枠5を実印刷上方位置P3で支え、こ
のあと挟持機構31によるスクリーン枠5の挟持を解除
する。この結果、スクリーン枠5は下側エアーシリンダ
40のロッドの縮動に伴って下降し、固定支持枠12上
に載置される。その後、上側エアーシリンダ42のロッ
ドが伸動してスクリーン枠5を上から押えて固定する
(図6の状態になる)。スクリーン印刷動作は、図6の
ようにスクリーン枠5に張られた所要印刷パターンのス
クリーン5Aに位置合わせしたプリント基板10を実質
的に密着させ、スクリーン上面に接するように下降した
スキージ13のX方向移動によりクリームはんだを塗布
することにより行う。
【0015】なお、上記実施例ては、保管位置及び排出
位置はそれぞれ1箇所であったが、それぞれ複数箇所と
してもよい。
位置はそれぞれ1箇所であったが、それぞれ複数箇所と
してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スクリーン枠の交換を自動的に迅速に実行でき、ロット
替え等にともなうスクリーン交換の段取り時間を大幅に
短縮することができる。この結果、スクリーン印刷機の
連続的な運転の実現を図ることができる。
スクリーン枠の交換を自動的に迅速に実行でき、ロット
替え等にともなうスクリーン交換の段取り時間を大幅に
短縮することができる。この結果、スクリーン印刷機の
連続的な運転の実現を図ることができる。
【図1】本発明に係るスクリーン印刷機におけるスクリ
ーンの交換方法及び装置の実施例を示す側面図である。
ーンの交換方法及び装置の実施例を示す側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】実施例における昇降支持機構部分の正断面図で
ある。
ある。
【図4】実施例における横方向スライド枠部分の平面図
である。
である。
【図5】実施例における上下機構部分の正断面図であ
る。
る。
【図6】実施例においてスクリーン枠が実印刷位置とな
った状態の正断面図である。
った状態の正断面図である。
1 基台 2 本体フレーム 3 昇降支持機構 4 横方向スライド枠 5 スクリーン枠 6 X−Y−θテーブル 10 プリント基板 12 固定支持枠 13 スキージ 15 排出用上下機構 22,26,32,40,42,45A,45B エア
ーシリンダ 31 スクリーン枠挟持機構 P1 保管位置 P2 交換位置 P3 実印刷上方位置 P4 実印刷位置 P5 排出位置
ーシリンダ 31 スクリーン枠挟持機構 P1 保管位置 P2 交換位置 P3 実印刷上方位置 P4 実印刷位置 P5 排出位置
Claims (3)
- 【請求項1】 横方向に摺動自在に設けられていて実印
刷上方位置と該実印刷上方位置から横方向に離間した交
換位置との間を移動する横方向スライド枠に対して、次
に使用するスクリーン枠を保管位置にて保持した昇降支
持機構から前記交換位置にてスクリーン枠を移し変え、
前記横方向スライド枠の移動によってスクリーン枠を前
記実印刷上方位置に移送した後、スクリーン枠を実印刷
位置で支持するための固定支持枠に対し上下手段により
スクリーン枠を移し変えることを特徴とするスクリーン
印刷機におけるスクリーンの交換方法。 - 【請求項2】 横方向に摺動自在に設けられていてスク
リーン枠を保持して実印刷上方位置と該実印刷上方位置
から横方向に離間した交換位置との間を移動する横方向
スライド枠と、スクリーン枠を実印刷位置にて支持する
固定支持枠と、前記横方向スライド枠の前記実印刷上方
位置と固定支持枠との間でスクリーン枠を移送する上下
手段と、次に使用するスクリーン枠を保持した保管位置
から前記横方向スライド枠の交換位置にスクリーン枠を
移送する昇降支持機構とを備えたことを特徴とするスク
リーン印刷機におけるスクリーンの交換装置。 - 【請求項3】 前記横方向スライド枠が前記スクリーン
枠を挟持及び解放自在なスクリーン枠挟持機構を備えて
いる請求項1記載のスクリーン印刷機におけるスクリー
ンの交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021633A JP2538425B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | スクリ―ン印刷機におけるスクリ―ンの交換方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021633A JP2538425B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | スクリ―ン印刷機におけるスクリ―ンの交換方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314546A JPH04314546A (ja) | 1992-11-05 |
JP2538425B2 true JP2538425B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12060475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3021633A Expired - Fee Related JP2538425B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | スクリ―ン印刷機におけるスクリ―ンの交換方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538425B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106985504B (zh) * | 2017-05-10 | 2022-06-14 | 福建屹立智能化科技有限公司 | 一种3d增材印花机网框自动装卸系统 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP3021633A patent/JP2538425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04314546A (ja) | 1992-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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