JP2538362Y2 - 光学フィルタの自動変換回路 - Google Patents

光学フィルタの自動変換回路

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JP2538362Y2
JP2538362Y2 JP1989086815U JP8681589U JP2538362Y2 JP 2538362 Y2 JP2538362 Y2 JP 2538362Y2 JP 1989086815 U JP1989086815 U JP 1989086815U JP 8681589 U JP8681589 U JP 8681589U JP 2538362 Y2 JP2538362 Y2 JP 2538362Y2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は光学フィルタ自動変換回路に関するものであ
って、特にビデオカメラの使用場所の照明に伴う色温度
及び明るさ条件に基づくホワイトバランスの最適化のた
めの光学フィルタの自動変換回路に関する。
従来の技術 一般に人間の眼には或る照明条件(例えば、太陽の光
が蛍光灯、白熱灯等)下においても白色は白色に感じら
れる。上記白色の場合、光の3原色である赤色(以下R
という)、緑色(以下Gという)、青色(以下Bとい
う)の相対明るさが同等になる。
ところが、撮像素子であるビジコンやプランビコン等
の撮像管やCCD(チャージ カプルドデバイス)、MID
(MOSイメージデバイス)等はそれぞれ照明条件下にお
いてそれぞれのフィルタを通過したR,G,Bの相対利得が
異なるようになる。前記R,G,B相対利得は、第1図にお
いて示されているとおり標準照明の条件(曲線a)より
色温度が低い場合には(曲線b)、Rは利得が大きく、
Bは利得が小さく、色温度が高い場合には(曲線c)、
逆にBの利得が大きくRの利得が小さくなる。従ってビ
デオカメラから出力された白色映像信号は照明の色温度
が高いと青い色系統になり、低いと赤い色系統の色相に
なり正しい色を再現することができなかった。
そこで、電気的にR及びB信号処理用増幅器の利得を
制御して照明に伴う色温度変化に対応する正しい色を再
現する装置が紹介されたことがある。増幅器利得制御は
利得の小さい色は利得を大きくして増幅し、利得の大き
い色は増幅器利得を低下させて増幅させることにより如
何なる照明条件下においても白色である場合にはR,G,B
の相対利得を有するようにさせて色相を正しく合せた。
しかしながら、信号利得が基準となるGの利得と比較し
て差異が大きくなるようになれば電気的な補正、即ち増
幅度を大きくしなければならなかった。前記増幅度を大
きくすればノイズも共に増幅されるので全体的に画質が
悪くなる。そこで光学的色温度変換フィルタとして光学
的に波長に伴う透過特性を調節してR及びBのGに対す
る相対利得を変換するようになる。しかしながらフィル
タの特性は製作のときにR,G,Bに対する利得が決定され
るので電気的な補正におけるようにリニアなオートホワ
イトバランス補正は不可能であるので、電気的な補正の
補助役割に使用されていた。前記の如き動作でビデオカ
メラを動作させる人が色温度フィルタの変換を適切に選
ぶことが困難な問題点があった。また前記色温度フィル
タの適切な変換なしにオートホワイトバランスを取った
場合、電気的過大な補正に伴う画像信号の劣化が発生す
る問題点があった。
そこで照明条件に基づく改善されたホワイトバランス
を調節するための技術が特公昭63−31293号に記載され
ている。前記技術においては、光路上に進退可能な蛍光
灯補正及び色温度変換フィルタとしぼりとを具備して被
写体の照明条件に基づいて色温度が入射量を調節してい
る。しかし前記技術はそれぞれの光学フィルタ駆動手段
及びしぼり駆動手段等を具備しなければならないため、
回路構成が複雑になるのでコストが高くなる欠点があっ
た。
考案の目的 本考案の目的は前記の如き従来技術の問題点を解決し
ようとビデオカメラにおいて使用場所の照明による色温
度及び明るさ条件に基づいてホワイトバランス調整を自
動的に最適化することができる光学フィルタの自動変換
回路を提供することにある。
本考案の他の目的は構成が簡単でコストが低廉な光学
フィルタの自動変換回路を提供することにある。
考案の要約 前記目的を達成するために、本考案は入力されるR及
びB利得制御信号と輝度信号とをそれぞれバッファリン
グするバッファ手段と、該バッファ手段においてバッフ
ァリングされた輝度信号の平均値を求め、ホワイトバラ
ンスセット信号と垂直駆動信号に応じて前記輝度信号の
平均値をサンプリングするサンプルホールディング手段
と、該サンプルホールディング手段においてサンプリン
グされた輝度信号の平均値に基づいて少なくとも1つ以
上の色温度変換基準信号を発生する第1の基準信号供給
手段と、該色温度変換基準信号と前記バッファ手段にお
いてバッファリングされたR及びB利得制御信号とを比
較して少なくとも1つ以上の色温度変換フィルタの変換
を判断する第1比較手段と、少なくとも1つ以上の光量
調節基準信号を発生する第2基準信号供給手段と、該光
量調節基準信号と前記サンプリングされた輝度信号の平
均値とを比較して少なくとも1つ以上の光量調節フィル
タの変換を判断する第2比較手段と、前記第1及び第2
比較手段の判断に基づいて前記色温度変換及び光量調節
フィルタの位置変換を制御光学フィルタ制御手段と、該
光学フィルタ制御手段によるフィルタ位置変換後自動的
にホワイトバランスセット信号を発生するトリガー手段
と、前記ホワイトバランスセット信号の入力に応じて所
定時間のあいだだけ前記それぞれの手段に電源電圧を供
給する電源供給手段を具備してなることを特徴とする。
ここで色温度変換及び光量調節フィルタ及び光量調節
フィルタは1つの回転円板上に配置し、1つの駆動手段
で前記回転円板を駆動して光学フィルタの位置変換を制
御するのでより簡単な回路構成が可能となる。そして被
写体の照明条件に基づいて最も適合な光学フィルタが光
路上に位置されるようにするので、最適のホワイトバラ
ンスを提供することができるようになる。
以下本考案を添付図面を参照してより詳しく説明す
る。第2図は通常の電気的ホワイトバランス調整回路図
である。第2図において、R,G及びB信号はそれぞれの
R,G及び増幅器(1)(2)(3)に入力され、前記R
及びG増幅器(1)(2)において増幅されたR及びG
信号は、第1比較器(4)にそれぞれ入力され、前記G
及びB増幅器(2)(3)において増幅されたG及びB
信号は第2比較器(5)にそれぞれ入力される。外部か
ら供給される自動ホワイトバランスセット信号(WB:以
下WB信号という)によってイネーブルされるアップ/ダ
ウンカウンタ(6)に前記第1及び第2比較器(4)
(5)の出力が入力され、該アップ/ダウンカウンタ
(6)のデジタル出力はD/A変換器(7)において対応
されるアナログ信号に変換される。DC増幅器(8)にお
いては入力されるアナログ信号を増幅してR及びB利得
制御信号(RG)(BG)(以下RG及びBGという)をそれぞ
れ出力する。前記RG及びBG信号はそれぞれR及びB増幅
器(1)(3)に供給される。
従って、色温度が低いときにはR信号の利得がG信号
の利得より大きいので第1比較器(4)の出力によって
アップ/ダウンカウンタ(6)はアップカウンティング
するようになり、このカウント値に対応するアナログ信
号が増幅されR増幅器(1)の増幅利得を低くさせる方
向に制御すると共にB増幅器(3)の増幅利得を高くさ
せる方向に制御するようになるので、R,G及びB信号の
相対利得が1:1:1になるようになる。
色温度が高いときには前記技術と逆に作用してR,G,B
信号の相対利得が1:1:1になるように調整される。
第3図は本考案によるブロック図であって、前記RG及
びBG信号と輝度信号(Y:以下Y信号という)をそれぞれ
バッファリングするバッファ手段(10)と、前記バッフ
ァ手段(10)においてバッファリングされたY信号の平
均値を求め、入力されるWB信号と垂直駆動信号(VD)に
応じて前記Y信号の平均値をサンプリングしてホールデ
ィングするサンプルホールディング手段(20)と、前記
サンプルホールディング手段(20)においてサンプリン
グされたY信号の平均値に基づいて少なくとも1つ以上
の色温度変換基準信号を発生する第1基準信号供給手段
(30)と、前記第1基準信号供給手段(30)において発
生された色温度変換基準信号は前記バッファ手段(10)
においてバッファリングされたRG及びBG信号と比較して
少なくとも1つ以上の色温度変換フィルタの変換を判断
する第1比較手段(40)と、少なくとも1つ以上の光量
調節基準信号を発生する第2基準信号供給手段(50)
と、前記サンプルホールディング手段(20)においてサ
ンプリングされたY信号の平均値と前記第2基準信号供
給手段(50)から供給された光量調節基準信号とを比較
して少なくとも1つ以上の光量調節フィルタの変換を判
断する第2比較手段(60)と、前記第1及び第2比較手
段(30)(50)から出力される判断信号に応じて前記色
温度変換フィルタ及び光量調節フィルタの位置を変換さ
せる制御信号を発生する光学フィルタ制御手段(70)
と、前記光学フィルタ制御手段(70)による光学フィル
タ変換後、自動的にWB信号を発生するトリガー手段(8
0)と、前記WB信号の入力に応じて所定時間のあいだだ
け前記それぞれの手段に電源電圧を供給する電源供給手
段(90)を具備する。
ここで色温度変換及び光量調節フィルタは1つの回転
円板(100)上に配置し、該回転円板(100)はモーター
(101)によって回転されるように設けられ、前記モー
ター(101)は光学フィルタ制御手段(70)によって駆
動されるようにするのが好ましい。
本考案の実施例においては1つの回転円板(100)上
に4つの光学フィルタ100a〜100dを配置する。これらフ
ィルタの特性は表1のとおりである。
ここでNDは光量調節(ニュートラル デンシティ)単
位で、可視光線領域において波長選択性のないフィルタ
の光透過量に対する相対透過量単位である。
前記回転円板(100)は光学フィルタ制御手段(70)
によって駆動される光学フィルタ駆動用モーター(10
1)に軸結合される。
又前記回転円板(100)に配置された4つの光学フィ
ルタ100a〜100dの位置を感知するためのフィルタ位置感
知手段(102)を具備し、該フィルタ位置感知手段(10
2)では2ビットの位置感知信号を前記光学フィルタ制
御手段(70)に供給するように構成するのが好ましい。
光学フィルタ変換後、前記トリガー手段(80)から発
生されるWB信号は逆流防止用ダイオード(D1)(D2)を
経て前記電源供給手段(90)に供給され、かつ、前記ダ
イオード(D1)及びスイッチ(SW)を経て第2図の電気
的ホワイトバランス調整回路部に供給される。
第4図は第3図の1実施回路図であって、RG及びBG信
号はそれぞれR及びB信号利得を制御する信号で従来の
カメラ回路に影響を与えないようにするためにそれぞれ
第1及び第3バッファ(11,13)を介して緩衝出力す
る。Y信号が第2バッファ(12)を通じて緩衝された信
号で前記サンプルホールディング手段(20)の積分器
(21)を介して平均信号になる。前記平均信号はスイッ
チング手段(22)に出力する。このとき、外部のオート
ホワイトバランス用スイッチ(SW)が押されれば、外部
から供給されるWB信号がサンプリングパルス発生用エン
ドゲート(23)の第1入力端子に入力し、該エンドゲー
ト(23)第2入力端子では垂直駆動パルス(VD)を入力
して論理積する。前記オートホワイトバランス用スイッ
チが押されれば、前記電源供給手段(90)のタイマー用
単安定マルチバイブレーター(MM1)のトリガー端子
(T)にトリガー信号としてハイ状態のWB信号が供給さ
れる。そうすれば前記単安定マルチバイブレーター(MM
1)の反転出力端子()にロウが掛かるので時定数(V
R1,C1)によって定められた時間の間抵抗(R1,R2)を
通じて電源供給用トランジスタ(Q1)をオンし各部に電
源(Vcc1)を供給する。前記時間が過ぎればトランジス
タ(Q1)はオフ状態となり各部に供給される電源
(Vcc1)が遮断される。
前記単安定マルチバイブレーター(MM1)のリセット
端子(R)には供給電源(Vcc)が連結されいつでも動
作可能な状態であり、平常時ハイ状態にあるように抵抗
(R3)によって制御されている。
前記エンドゲート(23)はサンプリングパルスを垂直
周期に一致させるためのものとして該エンドゲート(1
5)の出力信号がポジティブ(正極性)信号であるとき
前記スイッチング手段(20)においてサンプリング動作
となる。前記スイッチんぐ手段(22)を通じたサンプリ
ング信号は信号ホールド用キャパシタ(C2)に印加され
蓄積するようになる。前記蓄積されたサンプリング信号
は次の回のサンプリング動作まで該信号値をホールド
し、このホールドされた電圧は電圧フロワー構成の増幅
器(24)の入力端子に印加される。前記増幅器(24)の
出力電圧が増幅器(24)の出力電圧が増幅器(24)の反
転入力端子に印加されると共に前記第1基準信号発生手
段(30)の可変抵抗(VR2)及び前記第2比較手段(6
0)の第3及び第4比較器(61,62)それぞれの入力端子
及び反転入力端子に供給される。前記可変抵抗(VR2
は前記増幅器(24)の電圧を前記第1比較手段(40)の
第1比較器(41)及び第2比較器(42)の第1及び第2
の基準信号の発生に用いてこれらの信号を適正レベルに
セットさせるために用いられる可変抵抗である。前記増
幅器(24)の出力電圧は可変抵抗(VR2)を通じて能動
抵抗手段、即ちトランジスタ(Q2,Q3)のバイアス抵抗
(R4,R5)にそれぞれ供給される。前記可変抵抗(V
R2)はトランジスタ(Q2,Q3)のベースに流れる電流を
可変設定し、増幅器(24)の出力変動が各トランジスタ
(Q2,Q3)のエミッタとコレクター間の電圧変動率を制
御する。即ちY信号の平均値が垂直周期でサンプリング
された後、該信号レベルに比例した出力信号を利用して
第1,第2比較器(41,42)の比較基準電圧を可変する。
前記比較基準電圧可変は過大過量の入射時にはホワイト
バランスの電気的補正を増してもビデオ信号の劣化が少
ないのでフィルタ変換動作をなるべく減らす。かつ入射
光量が少ない場合にはホワイトバランス補正を光学フィ
ルタに依存して電気的な調整範囲を減らして信号対雑音
比(S/N)の劣化を防いでいる。第5図には、色温度が
高い照明下でホワイト被写体を撮像する時ホワイトバラ
ンスを補正する過程が図示されている。線aは補正前の
相対利得を、線bは補正後の相対利得を示す。前記Y信
号平均値が高い場合増幅器(24)を通じてトランジスタ
(Q2,Q3)のベースに高い電圧が掛かるようになる。そ
こで前記トランジスタ(Q2,Q3)のエミッタ電位は上が
るようになるので基準レベル設定用受動抵抗手段、即ち
可変抵抗(VR3,VR4)を通じて第1,2比較器(41,42)の
入力端子に掛かる電圧は上昇するようになる。前記第1,
2比較器(41,42)の出力信号がハイ状態からロウ状態に
おとされるためには第1及び第3バッファ(11,13)の
出力信号値が大きくなければならない。前記第1,2比較
器(41,42)の出力信号がロウ状態であるのは色温度変
換フィルタの交換が行われるのである。
前記第2比較手段(60)の第3,4比較器(61,62)はそ
れぞれ基準電圧設定用可変抵抗(VR5,VR6)を通じて互
いに異なる電圧レベルを有する第1及び第2光量調節基
準電圧が設定されている。前記第3比較器(61)の入力
端子と第4比較器(62)の反転入力端子にはY信号の平
均電圧が加えられ、この電圧の値をそれぞれ第1及び第
2光量調節基準電圧と比較してハイ又はロウ状態に前記
光学フィルタ制御手段(70)内のロジック手段(71)の
入力端子(B,C)に出力する前記入力端子(B,C)に入力
される信号は入射光量と比較結果で光量調節フィルタを
駆動するための入力信号に用いられる。前記入力端子
(B,C)に入力される信号によるフィルタ駆動を下の表
2のとおり表わす。
前記第1比較器(41)はRG信号電圧を第1色温度変換
基準電圧と比較して前記ロジック手段(71),入力端子
(A)に出力する。前記第2比較器(42)はBG信号電圧
を第2色温度変換基準電圧と比較して前記ロジック手段
(71)入力端子(D)に出力する。前記入力端子(A,
D)に入力される信号は色温度変換フィルタを駆動させ
るための入力信号で下記表3のとおり動作する。
前記入力信号A〜Dはロジック手段(71)において第
3図のように構成された光学フィルタの位置を示す2ビ
ット(bits)のフィルタ位置感知信号(E,F)とロジッ
ク結合する。前記フィルタ位置及びロジック手段(71)
のフィルタ位置感知信号(E,F)の関係は下記表4のと
おりである。
前記ロジック手段(71)はゲート素子を用いるかプロ
グラマブルロジックアレイ素子等のハードウェアに構成
されようが、又はマイクロプロセッサにおいて入出力ポ
ットを使用してソフトウェア的に処理が可能である。前
記ロジック手段(71)の動作は入力条件及びその条件に
基づく出力状態を下記表5の如く示す。
前記ロジック手段(71)の各入力条件のロジック状態
は26=64が存在するが実際的に起こり得る有用な入力条
件は11種の状態として動作進行が満足する。前記ロジッ
ク手段(71)の出力端子(H,I)から出力される信号は
2ビット制御信号で、停止及び左回転、右回転の3つの
動作制御モードで光学フィルタ駆動手段、即ち光学フィ
ルタ駆動用モータードライブ(72)を駆動する。又前記
回路手段(71)の出力端子(E1,F1)には単にフィルタ
感知信号(E,F)が図示しない内部のバッファ手段を通
して伝えることにより、前記出力端子E1,F1の信号はフ
ィルタ位置感知信号(E,F)と同一状態を有する。前記
ロジック回路手段(71)の出力端子(E1,F1)から出力
される信号はフィルタ位置表示手段、即ちLED駆動回路
(73)の入力端子(E2,F2)に入力されフィルタ位置を
表示するための信号となる。前記LED駆動回路(73)の
出力端子にそれぞれ4つの発光ダイオード(LED1〜LE
D4)カソード端子を連結し、これらのアノード端子に抵
抗(R8)を通じて供給電源(+Vcc)が印加される。前
記LED駆動回路(73)に印加される信号に応じて発光ダ
イオード(LED1〜LED4)を発光するようにして表示する
ようになる。前記発光ダイオード(LED1〜LED4)の発光
状態は下記表6の如き関係で動作する。
ロジック手段(71)の出力端子(G)に出力される信
号はフィルタ変換動作の有無状態に従ってハイ又はロウ
状態で出力する。
前記フィルタ変換動作の不必要な場合は、ロジック手
段(71)の出力端子からロウ状態の信号が出力されトリ
ガラブル単安定マルチバイブレーター(MM1)のリセッ
ト端子(R)に印加されることによりトランジスタ
(Q1)がターンオフされて各々の回路部に対する供給電
源Vcc1の印加が中断される。又、フィルタ変換動作が進
行される時、ロジック手段(71)の出力端子(J)から
出力される信号はトリガ手段(80)に印加され新しいホ
ワイトバランスセット信号を発生させることにより前記
フィルタが変換された時においてホワイトバランスを再
びとるようにしてある。これを更に詳細に説明すると、
ロジック手段(71)の出力端子(J)から出力される信
号がハイ状態からロウ状態に下がるとき前記単安定マル
チバイブレーター(MM2)はキャパシター(C3)及び抵
抗(R8)の時定数に基づくパルス幅をもつポジティブパ
ルスを発生する。前記単安定マルチバイブレーター(MM
2)の出力端子(Q)の信号がハイ状態からロウ状態に
下がると、単安定マルチバイブレーター(MM3)はトリ
ガされその出力端子(Q)では時定数(R9,C4)による
パルス幅をもつポジティブパルスが自動ホワイトバラン
スセット出力信号(L)として出力される。
そして、出力端子(J)の信号はモータドライバ(7
2)に対する出力イネーブル信号として動作する。即、
出力端子(J)の信号がハイ状態になるとき、モータド
ライバ(72)はロジック手段(71)の出力信号H,Iに応
答してモーター駆動信号K,Lを発生するようになる。
前述の如く回路構成がすこぶる簡単で照明の色温度条
件と光量の多少を判断してホワイトバランスが最適に合
うようにフィルタを自動的に選んでやりながら電気的な
補正量を照明条件に基づいて適当にすることにより画質
の良い製品と共に使用するのに便利な利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な色波長に基づく相対利得グラフ線図、
第2図は従来の電気的ホワイトバランス調整回路の構成
図、第3図は本考案による好ましき1実施例のブロック
図、第4図は第3図の1実施回路図、第5図はホワイト
被写体を撮像した場合のホワイトバランス補正を示した
相対利得グラフ線図である。 10……バッファ手段、20……サンプルホールディング手
段、30……第1基準信号供給手段、40……第1比較手
段、50……第2基準信号供給手段、60……第2比較手
段、70……光学フィルタ制御手段、80……トリガー手
段、90……電源供給手段、100……回転円板、100a〜100
d……光学フィルタ、101……光学フィルタ駆動用モータ
ー、102……フィルタ位置感知手段。

Claims (10)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるR及びB利得制御信号と輝度信
    号とをそれぞれバッファリングするバッファ手段と、 該バッファ手段においてバッファリングされた輝度信号
    の平均値を求め、ホワイトバランスセット信号及び垂直
    駆動信号に応じて前記輝度信号の平均値をサンプリング
    するサンプリング手段と、 該サンプリング手段にサンプリングされた輝度信号の平
    均値に応じて少なくとも1つ以上の色温度変換基準信号
    を発生する第1の基準信号供給手段と、 該色温度変換基準信号と前記バッファ手段においてバッ
    ファリングされたR及びB利得制御信号とを比較して少
    なくとも1つ以上の色温度変換フィルタの変換を判断す
    る第1比較手段と、 少なくとも1つ以上の光量調節基準信号を発生する第2
    基準信号供給手段と、 該光量調節基準信号と前記サンプリングされた輝度信号
    の平均値とを比較して少なくとも1つ以上の光量調節フ
    ィルタの変換を判断する第2比較手段と、 前記第1及び第2比較手段の判断に応じて前記色温度変
    換及び光量調節フィルタの位置変換を制御するととも
    に、前記色温度変換及び光量調節フィルタの位置変換後
    トリガー制御信号を発生する光学フィルタ制御手段と、 該光学フィルタ制御手段からの該トリガー制御信号の入
    力に応じて前記ホワイトバランスセット信号を発生する
    トリガー手段と、 該トリガー手段からの前記ホワイトバランスセット信号
    の入力に応じて所定時間の間だけ前記それぞれの手段に
    電源電圧を供給する電源供給手段とよりなる光学フィル
    タの自動変換回路。
  2. 【請求項2】前記第1基準信号供給手段は、前記電源供
    給手段の電源電圧供給線と接地線間に互いに直列に連結
    される受動抵抗手段と能動抵抗手段とを少なくとも1つ
    以上具備し、 前記能動抵抗手段の抵抗値が入力される輝度信号の平均
    値に基づいて可変されるようにして入射される光量に対
    応する能動抵抗手段の抵抗値によって供給電圧から分圧
    される電圧信号を色温度変換基準信号として供給するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の光学フィルタ
    自動変換回路。
  3. 【請求項3】前記第1比較手段は、前記R利得制御信号
    と色温度変換基準信号とを比較してハイ色温度変換フィ
    ルタ側でのフィルタ位置変換の可否を判断する第1比較
    器と、 前記B利得制御信号と色温度変換基準信号とを比較して
    ロウ色温度変換フィルタ側でのフィルタ位置変換の可否
    を判断する第2比較器とを有することを特徴とする請求
    項2記載の光学フィルタ自動変換回路。
  4. 【請求項4】前記第2基準電圧供給手段は互いに異なる
    電圧レベルを有する第1及び第2光量調節基準信号をそ
    れぞれ供給することを特徴とする請求項1ないし3のう
    ちいずれか一項記載の光学フィルタ自動変換回路。
  5. 【請求項5】前記第2比較手段は前記輝度信号の平均値
    と第1光量調節基準信号とを比較して第1光量調節フィ
    ルタでフィルタ位置変換を判断する第3比較器と、 前記輝度信号の平均値と第2光量調節基準信号とを比較
    して第2光量調節フィルタでフィルタ位置変換を判断す
    る第4比較器とを有することを特徴とする請求項4記載
    の光学フィルタ自動変換回路。
  6. 【請求項6】前記光学フィルタ制御手段は、前記第1な
    いし第4比較器出力信号と現在選ばれた光学フィルタの
    フィルタ位置感知信号を受け、これら信号に基づいて光
    学フィルタの位置変換制御信号を発生するとともに、前
    記フィルタ位置感知信号に応じて前記フィルタ位置表示
    信号を発生し、また、前記光学フィルタの位置変換制御
    信号の発生と同時に前記トリガー制御信号を発生し、さ
    らに、前記光学フィルタが変換を必要としない場合及び
    変換動作が完了された場合、前記電源供給手段をリセッ
    トするリセット信号を発生するロジック回路手段と、 該ロジック回路手段から前記フィルタ位置表示手段信号
    を受けてフィルタ位置を表示するフィルタ位置表示手段
    と、 前記位置変換制御信号を受けて光学フィルタを駆動する
    光学フィルタ駆動手段とを具備してなることを特徴とす
    る請求項5記載の光学フィルタ自動変換回路。
  7. 【請求項7】前記ロジック回路手段は、論理ゲート素
    子、プログラマブルロジックアレイ素子及びマイクロプ
    ロセッサ中のいずれか1つから構成することを特徴とす
    る請求項6記載の光学フィルタ自動変換回路。
  8. 【請求項8】前記光学フィルタは、前記光学フィルタ駆
    動手段によって駆動される光学フィルタ用モーターに軸
    結合された1つの回転円板上に色温度変換フィルタ及び
    光量調節フィルタを配置してなることを特徴とする請求
    項6記載の光学フィルタ自動変換回路。
  9. 【請求項9】前記色温度変換及び光量調節フィルタは1
    つのロウ色温度変換フィルタと3つのハイ色温度変換フ
    ィルタから構成し、 前記3つのハイ色温度変換フィルタは、同一色温度特性
    を有し、互いに異なる光量調節特性を有することを特徴
    とする請求項8記載の光学フィルタ自動変換回路。
  10. 【請求項10】前記光学フィルタは、対応するフィルタ
    の位置を感知するフィルタ位置感知手段を具備すること
    を特徴とする請求項9記載の光学フィルタ自動変換回
    路。
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