JPH06261255A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH06261255A
JPH06261255A JP5042901A JP4290193A JPH06261255A JP H06261255 A JPH06261255 A JP H06261255A JP 5042901 A JP5042901 A JP 5042901A JP 4290193 A JP4290193 A JP 4290193A JP H06261255 A JPH06261255 A JP H06261255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sensitivity
level
output
comparator
Prior art date
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Pending
Application number
JP5042901A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Sekiguchi
浩伸 関口
Tsutomu Takai
務 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06261255A publication Critical patent/JPH06261255A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度切換えの自動設定が可能なカメラにお
いて、感度倍率が変動した時に、常に輝度信号(Y信
号)を所定の白色レベル付近に安定化できること。 【構成】 CCD1の出力信号から得られる輝度信号の
レベルをコンパレータ6,8にてそれぞれ第1,第2の
基準値(第1の基準値<第2の基準値)と比較し、その
比較結果により、CCDドライブ用パルスのフィールド
シフトパルスの周期を可変し、露光時間を変化させる感
度切換え可能なビデオカメラにおいて、前記第1,第2
の基準値を感度切換え回路5Aの出力に応じて変動させ
る手段(14〜16)を設け、映像が暗く感度を上げて
いく過程では前記コンパレータ6の−端子における第1
の基準値も上げていき、映像が明るく感度を下げていく
過程では前記コンパレータ8の+端子における第2の基
準値も下げていくようにした。これにより、CCDの感
度(露光時間)が変動した場合においても、常にY信号
を所定の白色レベル(例えば白100%レベル)付近に
設定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高感度(長時間露光)
撮影が行えるビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラには、固体撮像素
子としてCCD(Charge Coupled Device)が使われ
る。
【0003】図2はCCDの構成の一例を示している。
CCDは、被写体からの光を受光し電気信号に変換する
光電変換部21と、この光電変換部21に蓄積した信号
電荷がフィールドシフトパルスに同期して転送される垂
直転送部22と、垂直転送部22に転送された1画面分
の信号電荷が1ラインごとに転送される水平転送部23
と、水平転送された信号電荷を画素ごとに端子25から
出力する出力部24とから構成されている。
【0004】図3を参照して、長時間露光による高感度
動作を説明する。図3(a) は毎フィールドごとに出力さ
れる垂直ドライブパルス、図3(b) は光電変換部21か
ら垂直転送部22へ信号電荷を移すパルス(フィールド
シフトパルスと呼ばれる)、図3(c) はCCD出力信号
である。図3では、フィールドパルスを毎フィールド出
さずに4フィールドごとに出す例を示している。CCD
出力信号は図3(c) のように4フィールドごとに出力す
る。このCCD出力信号は、4フィールド期間33の間
に露光(蓄積)した信号を、1フィールド期間31に出
力するので、長時間露光した信号が得られる。しかし、
期間32は信号出力が無いのでメモリを用いて期間32
を期間31の信号でメモリ補間する必要がある。このよ
うにして光電変換部21で長時間露光を行い、高感度な
テレビジョン信号を得ることができる。
【0005】図4に従来の高感度切換えが行えるビデオ
カメラの構成を示す。図4において、被写体からの光は
CCD1に受光され電気信号に変換された後、相関二重
サンプリング回路(CDS回路)2にてランダム雑音が
除去され、信号処理回路3に送られる。信号処理回路3
からは輝度信号(Y信号)と色差信号を合成したビデオ
信号が出力端子4より出力される。一方、信号処理回路
3からのY信号は、露光時間(即ち感度)を切り換える
ための感度切換え回路(破線枠5にて示す)に供給され
る。この回路5を設けることによって、映像の明暗に応
じてフィールドシフトパルスの周期を変動し、映像が明
るい場合は1フィールドごとにフィールドシフトパルス
を発生させ、映像が暗い場合には数フィールドごとにフ
ィールシフトパルスを発生させることが可能となる。従
って、映像の暗さに応じてフィールドシフトパルスの周
期を変え、感度を上げることができる。信号処理回路3
からのY信号はコンパレータ6の+端子及びコンパレー
タ8の−端子に入力される。コンパレータ6の−端子に
は、入力端子7から輝度信号の白色100%レベルに対
し白70%に相当する直流値(DC値)が基準値として
与えられ、またコンパレータ8の+端子には、入力端子
9から輝度信号の白色100%レベルに対し白115%
に相当する直流値(DC値)が基準値として与えられ
る。従って、いま、ある明るさの映像がCCD1に入光
しており、コンパレータ6,8に入力されるY信号が白
70%のDC値を下回ると、コンパレータ6からはLレ
ベル信号が出力され感度アップ信号としてカウンタ11
のアップカウント端子(UP)に供給されカウンタ11
を内部クロックに基づいてアップカウントしていく。ま
た、入力されるY信号が白115%のDC値を上回る
と、コンパレータ8からはLレベル信号が出力され感度
ダウン信号としてゲートアレイ10内のカウンタ11の
ダウンカウント端子(DOWN)に供給され、カウント
11を内部クロックによりダウンカウントしていく。カ
ウンタ11からの出力は同じゲートアレイ10内にある
感度決定用デコーダ12へと入力され、ここでカウンタ
11のカウント値に応じた感度決定用デコード信号が出
力される。そして、この感度決定用デコーダ12からの
信号に基づいて、CCDドライバ13はCCDドライブ
用パルスの内のフィールドシフトパルスの周期を変動さ
せる。ここで、前記カウンタ11のカウント値がアップ
カウントされている状態ではフィールドシフトパルスの
周期を長くしCCD1における信号電荷の蓄積時間を長
くして感度を上げ、また前記カウント値がダウンカウン
トされている状態ではフィールドシフトパルスの周期を
短くしCCD1における信号電荷の蓄積時間を短くして
感度を下げるように制御する。その結果、初めに、Y信
号が白70%のDC値より低いレベルにあった場合は、
コンパレータ6の出力により自動的に感度が上昇してい
きY信号のレベルは白70%のDC値を越えるまでに上
がる。また、初めに、Y信号が白115%のDC値より
高いレベルにあった場合は、コンパレータ8の出力によ
り自動的に感度が下降していきY信号のレベルは白11
5%のDC値を越えるまでに下がる。従って、この自動
感度設定により、Y信号が低いレベルから上昇していく
場合と、Y信号が高いレベルから下降していく場合と
で、安定化されるY信号出力のレベルが異なってくるこ
とになる。
【0006】さらに、上記感度決定用デコーダ12にお
ける高感度モードの倍率の設定は2,4,6,8,1
0,12,14,16倍と決められているので、高感度
モードの各倍率間の比は、2,1.5,1.3,……,
1.1と一定でなく、感度の倍率が大きく設定される段
階では、感度倍率の相対的な変化も少なくなるので、Y
信号は白70%の基準値,115%の基準値近辺のみの
変動になってしまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のビ
デオカメラでは、高感度モードの感度倍率が変動した場
合、Y信号がコンパレータの基準値近辺のみに片寄って
変動してしまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、高感
度切換えの自動設定が可能なカメラにおいて、感度倍率
が変動した時に、常にY信号を所定の白色レベルとする
ことができるビデオカメラを提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるビデオカメラは、入力された光を電気信号に変換す
る固体撮像素子と、この固体撮像素子を駆動し電気信号
を出力させるものであって、フィールドシフトパルスの
周期に応じて前記固体撮像素子の信号電荷蓄積時間を制
御する駆動手段と、前記固体撮像素子の出力信号から得
られる輝度信号のレベルを第1,第2の基準値と比較
し、その比較結果に基づき前記輝度信号のレベルを制御
すべく、前記駆動手段のフィールドシフトパルスの周期
を可変するための感度制御手段と、前記輝度信号のレベ
ルを所定の白色レベルになるように、前記第1,第2の
基準値を前記制御手段の出力に応じて変動させる手段と
を具備したものである。
【0010】
【作用】本発明においては、高感度モードの倍率を変動
させるための感度アップ信号,感度ダウン信号の出力
(H,Lレベル)を決定する基準値(しきい値)を、感
度の倍率によって変動させる。これによって、高感度倍
率を変化させた時に、輝度信号(Y信号)が所定の白色
レベル(例えば白色100%レベル)付近で振れるよう
に安定化させることが可能となる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のビデオカメラを示すブロック図
である。図4と同一部分には同符号を付して説明する。
【0012】図1において、被写体からの光はCCD1
に受光され電気信号に変換された後、相関二重サンプリ
ング回路(CDS回路)2にてランダム雑音が除去さ
れ、信号処理回路3に送られる。信号処理回路3からは
輝度信号(Y信号)と色差信号を合成したビデオ信号が
出力端子4より出力される。一方、信号処理回路3で得
られるY信号は、露光時間(即ち感度)を切り換えるた
めの感度切換え回路(破線枠5Aにて示す)に供給され
る。感度切換え回路5Aは、2つのコンパレータ6,8
と、感度を決めるためのゲートアレイ10と、コンパレ
ータ6,8のそれぞれの基準値(DC値)を作成するた
めの抵抗分圧回路とから構成されている。
【0013】信号処理回路3からのY信号はコンパレー
タ6の+端子及びコンパレータ8の−端子に供給され
る。コンパレータ6の−端子には、ゲートアレイ10の
出力電圧を、抵抗回路14と抵抗15から成る分圧回路
にて分圧した第1の基準値(DC値)が加えられ、また
コンパレータ8の+端子には、ゲートアレイ10の出力
電圧を、抵抗回路14と抵抗16から成る分圧回路にて
分圧した第2の基準値(DC値)が加えられる。但し、
第1の基準値は第2の基準値より常に小さくなるように
設定されている。前記抵抗回路14は複数の抵抗を直並
列に接続して構成されている。
【0014】ゲートアレイ10は、カウンタ11と感度
決定用デコーダ12から成り、カウンタ11はコンパレ
ータ6又は8からの感度アップ信号又は感度ダウン信号
にてクロックのカウント値が増減するもので、そのカウ
ント出力を感度決定用デコーダ12に入力して感度決定
用デコード信号をCCDドライバ13に供給し、該デコ
ード信号に基づいてCCDドライバ13から出力するフ
ィールドシフトパルスの周期を変動させる。
【0015】このような構成においては、感度決定用の
デコーダ10からCCDドライバ13へ送り出されるデ
コード信号を用い、分圧回路14,15及び分圧回路1
4,16を通して、感度アップ信号,感度ダウン信号の
出力(H,Lレベル)を作り出すためのコンパレータ
6,8の入力DC値を決定する。図4の従来例では、コ
ンパレータ6の−端子には白70%のDC値を与え、コ
ンパレータ8の+端子には白115%のDC値を与えて
いたが、本実施例では、被写体の映像が暗くコンパレー
タ6により感度アップ信号を出力することにより、感度
を上げていった場合は、コンパレータ6の−端子のDC
値も上昇していく。また、被写体の映像が明るすぎコン
パレータ8により感度ダウン信号を出力することによ
り、感度を下げていった場合は、コンパレータ8の+端
子のDC値も下げていく。ここで、分圧回路14,15
の抵抗設定及び分圧回路14,16の抵抗設定によっ
て、コンパレータの入力DC値を、感度倍率が変動した
時でも、常にY信号が白100%を中心に振れるように
決めておく。
【0016】このようにすれば、高感度モードの感度倍
率が大きく設定されるよう変動した場合でも、Y信号が
白70%又は白115%の付近で変動することなく、常
にY信号が白100%の近辺で振れるように安定化でき
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高感
度切換えの自動設定が可能なカメラにおいて、感度倍率
が変動した時に、常にY信号を所定の白色レベル(例え
ば白100%レベル)付近に安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のビデオカメラを示すブロッ
ク図。
【図2】CCDの構成の一例を示す図。
【図3】長時間露光のタイミングチャート。
【図4】従来のビデオカメラを示すブロック図。
【符号の説明】
1…CCD(固体撮像素子) 3…信号処理回路 5A…感度切換え回路(感度制御手段) 6,8…コンパレータ 10…ゲートアレイ 11…カウンタ 12…感度決定用デコーダ 14…抵抗回路 15,16…抵抗 14〜16…基準値を変動させる手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された光を電気信号に変換する固体撮
    像素子と、 この固体撮像素子を駆動し電気信号を出力させるもので
    あって、フィールドシフトパルスの周期に応じて前記固
    体撮像素子の信号電荷蓄積時間を制御する駆動手段と、 前記固体撮像素子の出力信号から得られる輝度信号のレ
    ベルを第1,第2の基準値と比較し、その比較結果に基
    づき前記輝度信号のレベルを制御すべく、前記駆動手段
    のフィールドシフトパルスの周期を可変するための感度
    制御手段と、 前記輝度信号のレベルを所定の白色レベルになるよう
    に、前記第1,第2の基準値を前記制御手段の出力に応
    じて変動させる手段とを具備したことを特徴とするビデ
    オカメラ。
JP5042901A 1993-03-03 1993-03-03 ビデオカメラ Pending JPH06261255A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363826B1 (ko) * 1999-06-07 2002-12-06 히다치덴시 가부시키가이샤 넓은 다이내믹레인지의 영상신호를 생성하는텔레비젼신호처리장치와 그 신호처리장치를 가지는텔레비젼카메라 및 텔레비젼신호처리방법
WO2005027510A1 (ja) * 2003-09-10 2005-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 画像処理装置
JP2010224560A (ja) * 2006-02-10 2010-10-07 Fujifilm Corp デジタルカメラ

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