JP2538339Y2 - 球面作業ロボット装置 - Google Patents
球面作業ロボット装置Info
- Publication number
- JP2538339Y2 JP2538339Y2 JP7701491U JP7701491U JP2538339Y2 JP 2538339 Y2 JP2538339 Y2 JP 2538339Y2 JP 7701491 U JP7701491 U JP 7701491U JP 7701491 U JP7701491 U JP 7701491U JP 2538339 Y2 JP2538339 Y2 JP 2538339Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- arm
- tool
- shaft
- rotating shaft
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は加工した、あるいは加工
されるワ−ク表面の形状を確認できる形状測定装置を有
する球面作業ロボット装置に関するものである。
されるワ−ク表面の形状を確認できる形状測定装置を有
する球面作業ロボット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、球面作業ロボットに距離
センサ−を取り付け、その距離センサ−で加工したワ−
クの表面を測定しながら加工できる球面作業ロボット装
置として実願平2−81514号を考案した。
センサ−を取り付け、その距離センサ−で加工したワ−
クの表面を測定しながら加工できる球面作業ロボット装
置として実願平2−81514号を考案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、距離センサ−がツ−ル軸近傍部に固定
されているため、ワ−ク表面を測定しながら幅広い加工
ができるものゝツ−ル軸の進行方向(第2ア−ムの回動
方向)を一定にせねば加工面の測定ができず、また、ワ
−クの下方端部まで加工すると距離センサ−とワ−ク支
持棒とが干渉してしまいワ−ク表面を完全に測定できな
いという問題点があった。
技術においては、距離センサ−がツ−ル軸近傍部に固定
されているため、ワ−ク表面を測定しながら幅広い加工
ができるものゝツ−ル軸の進行方向(第2ア−ムの回動
方向)を一定にせねば加工面の測定ができず、また、ワ
−クの下方端部まで加工すると距離センサ−とワ−ク支
持棒とが干渉してしまいワ−ク表面を完全に測定できな
いという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、ベ−スに設置した回転自在の第
1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転
自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交す
るよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付け
られた第2ア−ムの先端部にその軸線が第2ア−ムの軸
線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸
を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸
の各々に回転駆動源に配置した球面作業ロボットにおい
て、前記作業軸に取り付けられているツ−ル軸とオフセ
ットされ、かつツ−ル軸先端とその軸線が交わるように
形状測定装置を回転自在にツ−ル軸近傍に取り付けたこ
とを特徴とするものである。
決することを目的とし、ベ−スに設置した回転自在の第
1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転
自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交す
るよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付け
られた第2ア−ムの先端部にその軸線が第2ア−ムの軸
線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸
を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転軸
の各々に回転駆動源に配置した球面作業ロボットにおい
て、前記作業軸に取り付けられているツ−ル軸とオフセ
ットされ、かつツ−ル軸先端とその軸線が交わるように
形状測定装置を回転自在にツ−ル軸近傍に取り付けたこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に図1乃至図6に示した第1実施例につい
て詳細に説明する。ベ−ス1には回転駆動源を有する第
1回転軸2が取り付けられている。該第1回転軸2には
L字型をした第1ア−ム3が取り付けられている。該第
1ア−ム3先端には前記第1回転軸2の軸線OAと直交
するような軸線OBを有し、回転駆動源を有する第2回
転軸4が回転自在に取り付けられている。該第2回転軸
4には第2ア−ム5が取り付けられており、その先端に
は前記軸線OBと平行に工具取付ア−ム6が取り付けら
れている。該工具取付ア−ム6の先端には第2ア−ム5
に平行移動可能で、かつ軸線OA上になるよう作業工具
7を有するツ−ル軸8が移動可能に取り付けられてい
る。
て詳細に説明する。ベ−ス1には回転駆動源を有する第
1回転軸2が取り付けられている。該第1回転軸2には
L字型をした第1ア−ム3が取り付けられている。該第
1ア−ム3先端には前記第1回転軸2の軸線OAと直交
するような軸線OBを有し、回転駆動源を有する第2回
転軸4が回転自在に取り付けられている。該第2回転軸
4には第2ア−ム5が取り付けられており、その先端に
は前記軸線OBと平行に工具取付ア−ム6が取り付けら
れている。該工具取付ア−ム6の先端には第2ア−ム5
に平行移動可能で、かつ軸線OA上になるよう作業工具
7を有するツ−ル軸8が移動可能に取り付けられてい
る。
【0006】又、工具取付ア−ム6先端には回転自在な
ブラケット9を介して常に軸線OAを通る平面内で、か
つ軸線OAとツ−ル軸8の先端との交点に向くように設
定された形状測定装置(CCDカメラ)10が取り付け
られている。
ブラケット9を介して常に軸線OAを通る平面内で、か
つ軸線OAとツ−ル軸8の先端との交点に向くように設
定された形状測定装置(CCDカメラ)10が取り付け
られている。
【0007】又、ツ−ル軸8の上にはそのツ−ル軸8と
同軸に減速機11を配した回転駆動源12が取り付けら
れており、その出力軸13は前記ブラケット9に固定さ
れている。つまり、形状測定装置10はツ−ル軸8の軸
線を中心とし、回転可能となっている。14は加工する
ワ−クであり、該ワ−ク14は軸線OA上を昇降可能な
ワ−ク支持棒15上に載置されている。
同軸に減速機11を配した回転駆動源12が取り付けら
れており、その出力軸13は前記ブラケット9に固定さ
れている。つまり、形状測定装置10はツ−ル軸8の軸
線を中心とし、回転可能となっている。14は加工する
ワ−クであり、該ワ−ク14は軸線OA上を昇降可能な
ワ−ク支持棒15上に載置されている。
【0008】次に動作について説明する。図4に示すよ
うにワ−ク14を右回り(時計回り)に加工したい場合に
は、形状測定装置10を回転させ、ツ−ル軸8の進行方
向とは逆向きに設定する。次いで第2ア−ム5、ツ−ル
軸8を作動させると加工が開始され、加工した面が測定
される。
うにワ−ク14を右回り(時計回り)に加工したい場合に
は、形状測定装置10を回転させ、ツ−ル軸8の進行方
向とは逆向きに設定する。次いで第2ア−ム5、ツ−ル
軸8を作動させると加工が開始され、加工した面が測定
される。
【0009】又、図5に示すように、反時計方向からワ
−ク14を加工したい場合には形状測定装置10を回転
させ、ツ−ル軸8の進行方向(第2ア−ム5の回動方
向)とは逆向きに設定する。
−ク14を加工したい場合には形状測定装置10を回転
させ、ツ−ル軸8の進行方向(第2ア−ム5の回動方
向)とは逆向きに設定する。
【0010】尚、ワ−ク14の下方を加工する場合など
にもワ−ク支持棒15との干渉を避けるために、ワ−ク
支持棒15に形状測定装置10が近づいた際、形状測定
装置10を回転させることによりワ−ク14の下方端部
近傍まで加工することができる。
にもワ−ク支持棒15との干渉を避けるために、ワ−ク
支持棒15に形状測定装置10が近づいた際、形状測定
装置10を回転させることによりワ−ク14の下方端部
近傍まで加工することができる。
【0011】図6、図7は本考案の第2実施例である。
工具取付ア−ム6の先端に上下動可能な移動ブラケット
16が取り付けられており、その移動ブラケット16の
前側方には回転駆動源17が取り付けられている。又、
移動ブラケット16下方には作業工具7を有するツ−ル
軸8が取り付けられている。又、ツ−ル軸8の中間部に
は回転筒18がツ−ル軸8に回転自在に取り付けられて
いる。その回転筒18にはブラケット9を介して形状測
定装置10がツ−ル軸8先端を向くように配置されてい
る。
工具取付ア−ム6の先端に上下動可能な移動ブラケット
16が取り付けられており、その移動ブラケット16の
前側方には回転駆動源17が取り付けられている。又、
移動ブラケット16下方には作業工具7を有するツ−ル
軸8が取り付けられている。又、ツ−ル軸8の中間部に
は回転筒18がツ−ル軸8に回転自在に取り付けられて
いる。その回転筒18にはブラケット9を介して形状測
定装置10がツ−ル軸8先端を向くように配置されてい
る。
【0012】前記回転筒18にはギヤ−19が固定され
回転駆動源17の回転軸20に固定されたギヤ−21が
噛合されており、回転駆動源17の作動によりギヤ−1
9が回転し、回転筒18がツ−ル軸8を中心に360°
以上回転できるようになっている。
回転駆動源17の回転軸20に固定されたギヤ−21が
噛合されており、回転駆動源17の作動によりギヤ−1
9が回転し、回転筒18がツ−ル軸8を中心に360°
以上回転できるようになっている。
【0013】従って、ツ−ル軸8の回動方向に合せて回
転駆動源17を作動し、回転筒18を自動的に回動して
形状測定装置10を所定位置に自動的に回動させること
ができる。
転駆動源17を作動し、回転筒18を自動的に回動して
形状測定装置10を所定位置に自動的に回動させること
ができる。
【0014】
【考案の効果】本考案は、ベ−スに設置した回転自在の
第1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回
転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交
するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付
けられた第2ア−ムの先端部にその軸線が第2ア−ムの
軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業
軸を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転
軸の各々に回転駆動源に配置した球面作業ロボットにお
いて、前記作業軸に取り付けられているツ−ル軸とオフ
セットされ、かつツ−ル軸先端とその軸線が交わるよう
に形状測定装置を回転自在にツ−ル軸近傍に取り付けて
あるので、常に加工したワ−クの表面を測定できるとと
もに、広範囲の加工を可能にできるという特徴を有する
ものである。
第1回転軸に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回
転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交
するよう第2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付
けられた第2ア−ムの先端部にその軸線が第2ア−ムの
軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業
軸を配置するとともに、前記第1回転軸および第2回転
軸の各々に回転駆動源に配置した球面作業ロボットにお
いて、前記作業軸に取り付けられているツ−ル軸とオフ
セットされ、かつツ−ル軸先端とその軸線が交わるよう
に形状測定装置を回転自在にツ−ル軸近傍に取り付けて
あるので、常に加工したワ−クの表面を測定できるとと
もに、広範囲の加工を可能にできるという特徴を有する
ものである。
【図1】本考案の第1実施例外観斜視図である。
【図2】図1の作業軸部一部切断正面図である。
【図3】図2の上面図である。
【図4】ワ−クを右回り加工時説明正面図である。
【図5】ワ−クを左回り加工時説明正面図である。
【図6】本考案の第2実施例要部正面図である。
【図7】図6の平面図である。
【符号の説明】 1 ベ−ス 2 第1回転軸 3 第1ア−ム 4 第2回転軸 5 第2ア−ム 6 工具取付ア−ム 7 作業工具 8 ツ−ル軸 9 ブラケット 10 形状測定装置(CCDカメラ) 12 回転駆動源 13 出力軸 14 ワ−ク 15 ワ−ク支持棒 16 ブラケット 17 回転駆動源 18 回転筒 19 ギヤ− 21 ギヤ−
Claims (1)
- 【請求項1】 ベ−スに設置した回転自在の第1回転軸
に第1ア−ムを取り付け、該第1ア−ムに回転自在で、
かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交するよう第
2回転軸を取り付け、該第2回転軸に取り付けられた第
2ア−ムの先端部にその軸線が第2ア−ムの軸線と直交
し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう作業軸を配置す
るとともに、前記第1回転軸および第2回転軸の各々に
回転駆動源に配置した球面作業ロボットにおいて、前記
作業軸に取り付けられているツ−ル軸とオフセットさ
れ、かつツ−ル軸先端とその軸線が交わるように形状測
定装置を回転自在にツ−ル軸近傍に取り付けたことを特
徴とする球面作業ロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7701491U JP2538339Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 球面作業ロボット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7701491U JP2538339Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 球面作業ロボット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520883U JPH0520883U (ja) | 1993-03-19 |
JP2538339Y2 true JP2538339Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=13621904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7701491U Expired - Lifetime JP2538339Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 球面作業ロボット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538339Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0605796D0 (en) * | 2006-03-23 | 2006-05-03 | Renishaw Plc | Apparatus and method of measuring workpieces |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP7701491U patent/JP2538339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520883U (ja) | 1993-03-19 |
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