JP2538280Y2 - 筆記部材 - Google Patents

筆記部材

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JP2538280Y2
JP2538280Y2 JP1990007022U JP702290U JP2538280Y2 JP 2538280 Y2 JP2538280 Y2 JP 2538280Y2 JP 1990007022 U JP1990007022 U JP 1990007022U JP 702290 U JP702290 U JP 702290U JP 2538280 Y2 JP2538280 Y2 JP 2538280Y2
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升三郎 加藤
吉見 金田
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Figla Co Ltd
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Figla Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、教室、事務所、会議室等において使用さ
れ、汎用の筆記具による書き込みとスポンジ等の字消具
による拭取り消去とが自在な繰返し使用できる筆記部材
に関するものであり、詳しくは、室内の壁面部へ別体と
して取付けるか、或いは一体的に組設させる大型のも
の、又は、脚部材等を設けて室内の適宜箇所へ設置させ
て使用する中型のもの、又は、机等へ載置するか、或い
は一体的に組設させて使用する小型のもの等の筆記部材
に関するものである。
[従来の問題点] 従来、この種の繰返し使用できる筆記部村は、特に多
人数での学習、営業事務、会議、或いは宣伝、伝言、掲
示等においては必要不可欠なものであることから、様々
な用途に応じて多種類が開発されており、筆記具にチョ
ークを使用する黒板や、フェルトペン等の汎用の筆記具
を使用する白板等が周知のものであるが、何れも、繰返
し使用できるという機能性は充足しているものの、近
年、強く要望される装飾性、デザイン性には極めて乏し
いものであり、更には、その使用形態が限られている為
に、日常生活における使用には余り適していないもので
あり、又、暗所において書かれた文字等が見難いといっ
た問題があった。
[考案の目的] 本考案は前記問題点に鑑みて、前記筆記部材を表面及
び裏面に加工を施した板硝子で形成することで、機能性
をより向上させたものである。
[考案の構成] 本考案の実用新案登録請求の範囲の構成は、フェルト
ペンによる書き込みとスポンジ等の字消具による拭取り
消去とを自在とした少なくとも一枚の有色透明、無色透
明若しくは不透明の板硝子であって、該板硝子の筆記面
たる表面に散光性の被覆処理により無反射加工を施し、
該板硝子の裏面へは発光塗膜を形成し、該板硝子を机若
しくはテーブル等に載置又は室内壁面へ取付けたことを
特徴とする筆記部材を構成する。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案は、教室、事務所、会議室等の室内の壁面部へ
別体として取付けるか、或いは一体的に組設させる大型
のもの、又は、キャスター付きの脚部材等を設けて室内
の適宜箇所へ移動自在に設置させて使用する中型のも
の、又は、机、テーブル等へ載置するか、或いは一体的
に組設させて使用する小型のもの等、多方面において使
用されるべき筆記部材に関するものであり、 本考案は、フェルトペン等の汎用の筆記具による書き
込みとスポンジ等の字消具による拭取り消去とを自在と
させた少なくとも一枚の板硝子2から成る筆記部材1で
あって、該板硝子2は有色透明又は無色透明であると共
に、該板硝子2の表面へ筆記部2aを形成し、裏面へは発
光塗膜による発光部2bを形成し、該板硝子2を机若しく
はテーブルに載置又は室内壁面部に組設したことを特徴
とするものである。
即ち、本考案の筆記部材1は、例えば、学校や塾等の
教室、会社や公共施設等の事務所、会議室等への室内の
壁面部へ別体として取り付けるか、或いは壁面部を構成
する建築材へ予め一体的に組設させて使用する大型のも
の、キャスター付きの脚部材等を設けて室内の適宜箇所
へ移動自在に設置させて使用する中型のもの、学習机、
テーブル等へ載置するか、或いは予め一体的に組設させ
て使用する小型等の筆記部材に関するものである。本考
案は、従来の黒板、白板等の如く、汎用のフェルトペン
等の筆記具による書き込みと、スポンジ、布等の字消具
による拭取り消去とを自在とさせた筆記部材1であり、
該筆記部材1は一枚の板硝子2をそのまま用いたり、或
いは合わせ板硝子や複層板硝子等から形成されるもので
ある。
前記板硝子2は、第1図及び第2図に図示の如く、例
えば長矩形状等の厚みを有した有色透明又は無色透明の
石英硝子や、不透明のガラスセラミックス、結晶化硝子
等であり、該板硝子2の表面の筆記部2aへはサンドブラ
スト、ショットブラスト、グライディング等の物理的処
理、エッチング、溶解、多孔化、強化等の化学的処理、
又は、それらの併用、印刷、蒸着、鍍金、塗装等による
散光性の被覆処理等で無反射加工を施したもので、該筆
記部2aは板硝子2の表面全体に亘っても、一部分のみに
ストライプ、図柄状等に形成させても良く、該板硝子2
の形状も自在であることから、デザイン性を鑑みた様々
な組合せが好ましい。
前記筆記部2aへ施した無反射加工は、室内の蛍光灯等
の照明具により生じる光反射を緩和させるものであり、
且つ、フェルトペン等の筆記具によって書き込まれた文
字や図柄が、スポンジ、布等の字消具により簡単に消去
できる程度の表面とさせたもので、書き込まれた文字や
図柄が見易く繰返し使用できる、筆記具による書き込み
の際の滑りが無くなる等の相乗効果が生じる。
又、学習等で長時間、目視する必要のある場合には、
前記板硝子2そのものを視力低下を防ぐ安定した色彩の
透明或いは不透明のものとさせ、逆に広告等に使用する
場合には、装飾的に目立つ鮮やかな色彩を現出させて使
用するものである。
次に、上記の如く筆記部2aを形成した板硝子2の裏面
に、発光物質を含有した発光塗膜を塗布することにより
発光部2bを形成する。或いはAC100V電源と接続された電
球、蛍光管、発光ダイオード等の電気的な照明具により
発光部2bを形成する等でもよい。この場合、板硝子は有
色透明又は無色透明とする。これにより板硝子2の裏面
に発光部2bを形成した効果が発揮される。又、発光部2b
を板硝子2の裏面に形成したことにより、発光塗膜の損
傷を防ぐことができる。
即ち、前記発光塗料により発光部2bが発光すると、前
記板硝子2の裏面から表面の筆記部2aを適宜に発光する
ので、暗所において使用した場合に、筆記部2aに書き込
まれた文字や図柄を鮮明に浮き上がらせて見易くさせる
ものであり、又、有色光を発光させて、例えば、伝言
用、宣伝用として屋外に設置させれぱ、幻想的雰囲気を
醸し出すので極めて効果的である。
本考案の筆記部材1は、単なる一枚の板硝子2だけで
はなく、二枚の板硝子2を接着性を有した樹脂等で合着
させて肉厚の合わせ板硝子としても良く、透明、不透明
の二枚の板硝子2の表面へ夫々筆記部2aを形成すると共
に、前記発光部2bを中間層と成る樹脂部分へ埋設させ
て、透明側の筆記部2aを暗室の状態で使用させ、不透明
側の筆記部2aを通常の状態で使用させれば良い。
かかる構成から成る板硝子2を、机、テーブル、箪笥
等の家具類3、又は大型店舗等の装飾壁、一般住宅等の
内外装部分を構成する窓硝子、ドア等の建物の壁面部4
へ組設させる。第4図に示す如く、例えば机若しくはテ
ーブル等へ載置させた場合には、食事時にテレビジョン
等から提供される各種の情報を即座に記載したり、或い
は仕事や学習等にも極めて便利なものであり、更にテー
ブルそのものは硝子素材の透明感で装飾的に使用させる
ことが可能である。
また、第5図に図示の如く、例えばドア等の室内壁面
へ組設させた場合には、生活時間帯の異なる家族間の伝
言等にも使用させることが出来、更には裏面へは発光部
2bが設けられているので、暗所においても見易いのであ
る。
本考案の筆記部材1は、硝子素材の使用されている車
輌等の窓、ショーウィンドー、ショーケース、画像処理
装置等のあらゆる処にそのまま使用できるものである。
[考案の効果] 本考案の筆記部材は、前述の如く、筆記部に無反射加
工を施した板硝子を使用したので、室内の照明具によっ
て生じる光反射を緩和しただけではなく、筆記具による
書き込みが容易である等の機能性を向上させたことは勿
論、硝子素材の透明感や色彩、更には発光部による装飾
的な相乗効果によって、実用性に加えて装飾性、デザイ
ン性にも優れたものであり、家具類や建物の壁面部へ組
設したことで、生活環境への適応範囲をより広げること
ができる極めて有意義な考案である。又、直接テーブル
等に書き込めるため、緊急時にメモ用紙が見つからない
場合は特に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図。第2図は本考案
の他の実施例を示すの断面概要図。第3図は本考案の実
施例を示す断面概要図。第4図は本考案を机に載置した
実施例を示す。第5図は本考案をドアに組設した実施例
を示す。 符号の説明 1……筆記部材、2……板硝子、2a……筆記部、2b……
発光部、3……家具類、4……壁面部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェルトペンによる書き込みとスポンジ等
    の字消具による拭取り消去とを自在とした少なくとも一
    枚の有色透明、無色透明若しくは不透明の板硝子であっ
    て、該板硝子の筆記面たる表面に散光性の被覆処理によ
    り無反射加工を施し、該板硝子の裏面へは発光塗膜を形
    成し、該板硝子を机若しくはテーブル等に載置又は室内
    壁面へ取付けたことを特徴とする筆記部材。
JP1990007022U 1990-01-30 1990-01-30 筆記部材 Expired - Lifetime JP2538280Y2 (ja)

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