JP2537898Y2 - 周波数測定器 - Google Patents
周波数測定器Info
- Publication number
- JP2537898Y2 JP2537898Y2 JP8773490U JP8773490U JP2537898Y2 JP 2537898 Y2 JP2537898 Y2 JP 2537898Y2 JP 8773490 U JP8773490 U JP 8773490U JP 8773490 U JP8773490 U JP 8773490U JP 2537898 Y2 JP2537898 Y2 JP 2537898Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- frequency
- frequency measuring
- sound
- musical instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は楽器の調律用として利用される周波数測定
器に関する。
器に関する。
「従来の技術」 第3図に従来のこの種の周波数測定器の外観構造を示
す。ケース1の前面パネルには表示器2と、音名切替ス
イッチ3と、マイクロホン4とが設けられる。マイクロ
ホン4で楽器音をとらえ、楽器音を電気信号に変換し、
この電気信号の周波数を測定すると共に、音名切替スイ
ッチ3で選択した音名の基準周波数と比較し、そのズレ
量を表示器2に表示する構造となっている。なお、5は
オクターブ切替スイッチを示す。
す。ケース1の前面パネルには表示器2と、音名切替ス
イッチ3と、マイクロホン4とが設けられる。マイクロ
ホン4で楽器音をとらえ、楽器音を電気信号に変換し、
この電気信号の周波数を測定すると共に、音名切替スイ
ッチ3で選択した音名の基準周波数と比較し、そのズレ
量を表示器2に表示する構造となっている。なお、5は
オクターブ切替スイッチを示す。
「考案が解決しようとする課題」 従来の周波数測定器はマイクロホン4が前面パネルに
取付けられているものが多い、極くまれには側面に取付
けられたものも見られるが、その数は1個に限られてい
る。
取付けられているものが多い、極くまれには側面に取付
けられたものも見られるが、その数は1個に限られてい
る。
例えば、ギター、バイオリン、管楽器等の形状が小さ
い楽器を調律する場合は、表示器2の表示を見ながら楽
器を鳴らすことができるから、マイクロホン4は正面か
ら音を受けることができる。
い楽器を調律する場合は、表示器2の表示を見ながら楽
器を鳴らすことができるから、マイクロホン4は正面か
ら音を受けることができる。
これに対し、大きい楽器、例えばピアノ、ハープ等は
演奏者から周波数表示器の表示が見える位置に周波数測
定器を設置すると、音は背面側から到来することにな
り、マイクロホン4は正面から音を受けることができな
い不都合がある。つまり、マイクロホン4に入る音は他
で反射してきた音であり、直接波ではない。反射した音
は反射面の影響を受け、本来の周波数からわずかではあ
るが周波数のズレを生じる。よって直接波を受けて周波
数を測定した方が正確な測定を行うことができる。
演奏者から周波数表示器の表示が見える位置に周波数測
定器を設置すると、音は背面側から到来することにな
り、マイクロホン4は正面から音を受けることができな
い不都合がある。つまり、マイクロホン4に入る音は他
で反射してきた音であり、直接波ではない。反射した音
は反射面の影響を受け、本来の周波数からわずかではあ
るが周波数のズレを生じる。よって直接波を受けて周波
数を測定した方が正確な測定を行うことができる。
この考案の目的は、形状が小さい楽器でも、形状が大
きい楽器でもマイクロホンに直接波を与えて測定するこ
とができる周波数測定器を提供しようとするものであ
る。
きい楽器でもマイクロホンに直接波を与えて測定するこ
とができる周波数測定器を提供しようとするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 この考案では周波数測定器を収納したケースの前面と
背面の双方にマイクロホンを取付けると共に、これら二
つのマイクロホンを選択して使用する切替スイッチを設
けた構造の周波数測定器を提案する。
背面の双方にマイクロホンを取付けると共に、これら二
つのマイクロホンを選択して使用する切替スイッチを設
けた構造の周波数測定器を提案する。
この考案の周波数測定器によれば楽器の形状の大小に
関係なく、どの楽器でもマイクロホンに直接波を受けて
周波数を測定することができる。
関係なく、どの楽器でもマイクロホンに直接波を受けて
周波数を測定することができる。
よって、大型楽器でも正確な調律を行うことができる
利点が得られる。
利点が得られる。
「実施例」 第1図および第2図にこの考案の一実施例を示す。第
1図および第2図において、第3図と対応する部分には
同一符号を付して示す。
1図および第2図において、第3図と対応する部分には
同一符号を付して示す。
この考案においては、周波数測定器を収納するケース
1の前面板Fと、背面板Rにマイクロホン4Aと4Bを取付
ける。
1の前面板Fと、背面板Rにマイクロホン4Aと4Bを取付
ける。
マイクロホン4Aはケース1の前面側から到来する音波
を受ける向きに指向性を有し、マイクロホン4Bはケース
1の背面方向から到来する音波を受ける指向性を有す
る。
を受ける向きに指向性を有し、マイクロホン4Bはケース
1の背面方向から到来する音波を受ける指向性を有す
る。
マイクロホン4Aと4Bは切替スイッチ6に接続され、切
替スイッチ6によって選択されて周波数測定器を構成す
る回路基板7に接続される。
替スイッチ6によって選択されて周波数測定器を構成す
る回路基板7に接続される。
このように構成することにより、切替スイッチ6を切
り替えることによりマイクロホン4Aまたは4Bの何れかを
選択することができる。従って、音源の位置に応じてマ
イクロホン4A,4Bの何れかを選択することにより音源か
ら出された音の直接波を受ける状態で周波数を測定する
ことができる。
り替えることによりマイクロホン4Aまたは4Bの何れかを
選択することができる。従って、音源の位置に応じてマ
イクロホン4A,4Bの何れかを選択することにより音源か
ら出された音の直接波を受ける状態で周波数を測定する
ことができる。
「考案の効果」 上述したように、この考案によれば、周波数測定器を
収納したケースの前面側に音源がある場合でも、また背
面側に音源がある場合でも、どちらの場合でも直接波を
マイクロホン4Aまたは4Bで受けることができる。
収納したケースの前面側に音源がある場合でも、また背
面側に音源がある場合でも、どちらの場合でも直接波を
マイクロホン4Aまたは4Bで受けることができる。
従って、形状が小さい楽器、形状が大きい楽器の何れ
でも正確な調律を行うことができる利点が得られる。
でも正確な調律を行うことができる利点が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図はそ
の正面図、第3図は従来の技術を説明するための正面図
である。 1:ケース、2:表示器、3:音名切替スイッチ、4A,4B:マイ
クロホン、5:オクターブ切替スイッチ、6:切替スイッ
チ。
の正面図、第3図は従来の技術を説明するための正面図
である。 1:ケース、2:表示器、3:音名切替スイッチ、4A,4B:マイ
クロホン、5:オクターブ切替スイッチ、6:切替スイッ
チ。
Claims (1)
- 【請求項1】楽器音をマイクロホンによって電気信号に
変換し、この電気信号の周波数を測定して各音名の音に
規定された基準周波数と比較し、基準周波数と楽器音の
周波数とのズレを表示器に表示するように構成された楽
器調律用の周波数測定器において、 この周波数測定器を収納したケースの前面と背面の双方
に上記マイクロホンを設け、前面側に設けたマイクロホ
ンと、背面側に設けたマイクロホンを切替スイッチによ
って選択的に切替えて使用できるように構成した周波数
測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8773490U JP2537898Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 周波数測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8773490U JP2537898Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 周波数測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0444697U JPH0444697U (ja) | 1992-04-15 |
JP2537898Y2 true JP2537898Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31820360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8773490U Expired - Lifetime JP2537898Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 周波数測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537898Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP8773490U patent/JP2537898Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444697U (ja) | 1992-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |