JP2537738Y2 - ウィンドモールの取付け構造 - Google Patents
ウィンドモールの取付け構造Info
- Publication number
- JP2537738Y2 JP2537738Y2 JP1989135011U JP13501189U JP2537738Y2 JP 2537738 Y2 JP2537738 Y2 JP 2537738Y2 JP 1989135011 U JP1989135011 U JP 1989135011U JP 13501189 U JP13501189 U JP 13501189U JP 2537738 Y2 JP2537738 Y2 JP 2537738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- molding
- window
- sectional shape
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、窓ガラスを支えるフランジのボディパネル
表面からの深さが長手方向に大きく変化する形状の自動
車用ボディパネル開口縁と窓ガラスとの隙間をシールす
るウィンドモールの取付け構造の改良に関するものであ
る。
表面からの深さが長手方向に大きく変化する形状の自動
車用ボディパネル開口縁と窓ガラスとの隙間をシールす
るウィンドモールの取付け構造の改良に関するものであ
る。
＜従来の技術＞ 従来、窓ガラスを支えるフランジのボディパネル表面
からの深さがピラー部で長手方向に大きく変化する場
合、そのボディパネル開口縁と窓ガラスとの隙間をシー
ルするウィンドモールは、フランジのボディパネル表面
からの深さに応じてその断面形状を変化させていた。し
かしながら、このように長手方向に断面形状を変化させ
た長尺のウィンドモールは、製作及び安定した取付けが
煩雑であり、製作工数及びその取付け工数が嵩み、コス
ト高となると言う問題点がある。
からの深さがピラー部で長手方向に大きく変化する場
合、そのボディパネル開口縁と窓ガラスとの隙間をシー
ルするウィンドモールは、フランジのボディパネル表面
からの深さに応じてその断面形状を変化させていた。し
かしながら、このように長手方向に断面形状を変化させ
た長尺のウィンドモールは、製作及び安定した取付けが
煩雑であり、製作工数及びその取付け工数が嵩み、コス
ト高となると言う問題点がある。
＜考案が解決しようとする課題＞ 以上のようなことから、製作及び取付けが容易であ
り、コストの安いウィンドモールの取付け構造が求めら
れている。
り、コストの安いウィンドモールの取付け構造が求めら
れている。
本考案は、上記課題を解決したウィンドモールの取付
け構造を提供することを目的としている。
け構造を提供することを目的としている。
＜課題を解決するための手段＞ 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、
本考案に係るウィンドモールの取付け構造は、窓ガラス
２を支えるフランジ1aのボディパネル１表面からの深さ
Ｙが長手方向Ｚに大きく変化する形状のボディパネル１
開口縁と窓ガラス２との隙間をシールするものであっ
て、長手方向Ｚに一定断面形状のウィンドモール３と窓
ガラス２との間に、長手方向Ｚに一定断面形状のモール
嵌合突出部4a及び一定断面形状のガラス保持溝4b並びに
変化断面形状の雨樋溝4cとを備えたガーニッシュ４を介
在させて、窓ガラス２と前記フランジ1aとの間隔を一定
にすると共にウィンドモール３の窓ガラス側の装飾リッ
プ3aで雨樋溝4cの上部壁を被ったものである。
本考案に係るウィンドモールの取付け構造は、窓ガラス
２を支えるフランジ1aのボディパネル１表面からの深さ
Ｙが長手方向Ｚに大きく変化する形状のボディパネル１
開口縁と窓ガラス２との隙間をシールするものであっ
て、長手方向Ｚに一定断面形状のウィンドモール３と窓
ガラス２との間に、長手方向Ｚに一定断面形状のモール
嵌合突出部4a及び一定断面形状のガラス保持溝4b並びに
変化断面形状の雨樋溝4cとを備えたガーニッシュ４を介
在させて、窓ガラス２と前記フランジ1aとの間隔を一定
にすると共にウィンドモール３の窓ガラス側の装飾リッ
プ3aで雨樋溝4cの上部壁を被ったものである。
＜作用＞ 上記のように構成されたウィンドモールの取付け構造
は、窓ガラス２を支えるフランジ1aのボディパネル１表
面からの深さが長手方向に大きく変化する場合でも、ウ
ィンドモール３はルーフからピラーまで一体の一定断面
形状の押出し成形品で対応出来るため、製作及び取付け
コストが低くなる。
は、窓ガラス２を支えるフランジ1aのボディパネル１表
面からの深さが長手方向に大きく変化する場合でも、ウ
ィンドモール３はルーフからピラーまで一体の一定断面
形状の押出し成形品で対応出来るため、製作及び取付け
コストが低くなる。
＜実施例＞ 実施例について図面を参考に説明すると、１はボディ
パネル、1aは窓ガラス２を支えるフランジであって、ボ
ディパネル１表面からの深さＹが長手方向Ｚに大きく変
化している（下方に向かって深くなる）。３は長手方向
Ｚに一定断面形状のウィンドモールであって、ボディパ
ネル１側にリップ3c,3d、及び窓ガラス２側に装飾リッ
プ3a・溝3bをそれぞれ備えている。４はウィンドモール
３と窓ガラス２との間に介在させるガーニッシュであ
る。4aはウィンドモール３の溝3bに嵌合させるモール嵌
合突出部であって、断面形状は長手方向Ｚに一定に形成
してある。4bは窓ガラス２を嵌合させ、保持させるガラ
ス保持溝であって、これも断面形状は長手方向Ｚに一定
に形成してある。4cはモール嵌合突出部4aの裏側に形成
した変化断面形状の雨樋溝で、該雨樋溝4cの上部壁を前
記装飾リップ3aが被っている。５は窓ガラス２とフラン
ジ1aとの間に介在させて、窓ガラス２を支える長手方向
Ｚに一定高さのダムである。なお、窓ガラス２と前記フ
ランジ1aとの間隔が一定になるようガーニッシュ４の高
さ、ガラス保持溝4bの位置をフランジ1aのボディパネル
１表面からの深さの変化に応じて変化させ（下方に向か
って大きくし）てある。
パネル、1aは窓ガラス２を支えるフランジであって、ボ
ディパネル１表面からの深さＹが長手方向Ｚに大きく変
化している（下方に向かって深くなる）。３は長手方向
Ｚに一定断面形状のウィンドモールであって、ボディパ
ネル１側にリップ3c,3d、及び窓ガラス２側に装飾リッ
プ3a・溝3bをそれぞれ備えている。４はウィンドモール
３と窓ガラス２との間に介在させるガーニッシュであ
る。4aはウィンドモール３の溝3bに嵌合させるモール嵌
合突出部であって、断面形状は長手方向Ｚに一定に形成
してある。4bは窓ガラス２を嵌合させ、保持させるガラ
ス保持溝であって、これも断面形状は長手方向Ｚに一定
に形成してある。4cはモール嵌合突出部4aの裏側に形成
した変化断面形状の雨樋溝で、該雨樋溝4cの上部壁を前
記装飾リップ3aが被っている。５は窓ガラス２とフラン
ジ1aとの間に介在させて、窓ガラス２を支える長手方向
Ｚに一定高さのダムである。なお、窓ガラス２と前記フ
ランジ1aとの間隔が一定になるようガーニッシュ４の高
さ、ガラス保持溝4bの位置をフランジ1aのボディパネル
１表面からの深さの変化に応じて変化させ（下方に向か
って大きくし）てある。
次に作用について説明する。窓ガラス２を支えるフラ
ンジ1aのボディパネル１表面からの深さが長手方向Ｚに
大きく変化しても、長手方向Ｚに一定断面形状のウィン
ドモール３と窓ガラス２との間に、長手方向Ｚに一定断
面形状のモール嵌合突出部4a及び一定断面形状のガラス
保持溝4b並びに変化断面形状の雨樋溝4cを備えたガーニ
ッシュ４を介在させて、窓ガラス２と前記フランジ1aと
の間隔を一定にしてあるため、ウィンドモール３はルー
フからピラーまで一体の一定断面形状の押出し成形品で
対応出来、製作も容易であり、且つ安定して取付けるこ
とが出来、コストが低減される。
ンジ1aのボディパネル１表面からの深さが長手方向Ｚに
大きく変化しても、長手方向Ｚに一定断面形状のウィン
ドモール３と窓ガラス２との間に、長手方向Ｚに一定断
面形状のモール嵌合突出部4a及び一定断面形状のガラス
保持溝4b並びに変化断面形状の雨樋溝4cを備えたガーニ
ッシュ４を介在させて、窓ガラス２と前記フランジ1aと
の間隔を一定にしてあるため、ウィンドモール３はルー
フからピラーまで一体の一定断面形状の押出し成形品で
対応出来、製作も容易であり、且つ安定して取付けるこ
とが出来、コストが低減される。
＜考案の効果＞ 本考案は、以上説明したように構成されているため、
ウィンドモール３は一体の長尺の一定断面形状の押出し
成形品で対応出来、製作も容易であり、且つ安定して取
付けることが出来る。
ウィンドモール３は一体の長尺の一定断面形状の押出し
成形品で対応出来、製作も容易であり、且つ安定して取
付けることが出来る。
また、窓ガラス２に当った雨水を集める雨樋溝4cの外
面が装飾リップ3aによって被われているので、外観・見
栄え上、ルーフ部1bのウィンドモール３の見栄え幅Ｐと
ピラー部1cのウィンドモール３の見栄え幅Ｑが略同一と
なり見栄えがよい。
面が装飾リップ3aによって被われているので、外観・見
栄え上、ルーフ部1bのウィンドモール３の見栄え幅Ｐと
ピラー部1cのウィンドモール３の見栄え幅Ｑが略同一と
なり見栄えがよい。
第１図は本考案の実施例のフロントピラー部分を示す第
５図のＡ−Ａ断面図、第２図はガーニッシュの斜視図、
第３図はガーニッシュの一部拡大斜視図、第４図はルー
フ部分を示す第５図のＢ−Ｂ断面図、第５図は自動車の
フロント窓ガラス部分を示す斜視図である。 １……ボディパネル 1a……フランジ 1b……ルーフ部 ２……窓ガラス ３……ウィンドモール 3a……ボディ側の装飾リップ 3b……溝 3c……リップ 3d……リップ ４……ガーニッシュ 4a……モール嵌合突出部 4b……ガラス保持溝 4c……雨樋溝 ５……ダム Ｐ……ルーフ部のウィンドモールの見栄え幅 Ｑ……ピラー部のウィンドモールの見栄え幅 Ｙ……フランジの深さ Ｚ……長手方向
５図のＡ−Ａ断面図、第２図はガーニッシュの斜視図、
第３図はガーニッシュの一部拡大斜視図、第４図はルー
フ部分を示す第５図のＢ−Ｂ断面図、第５図は自動車の
フロント窓ガラス部分を示す斜視図である。 １……ボディパネル 1a……フランジ 1b……ルーフ部 ２……窓ガラス ３……ウィンドモール 3a……ボディ側の装飾リップ 3b……溝 3c……リップ 3d……リップ ４……ガーニッシュ 4a……モール嵌合突出部 4b……ガラス保持溝 4c……雨樋溝 ５……ダム Ｐ……ルーフ部のウィンドモールの見栄え幅 Ｑ……ピラー部のウィンドモールの見栄え幅 Ｙ……フランジの深さ Ｚ……長手方向
Claims (1)
- 【請求項１】窓ガラス（２）を支えるフランジ（1a）の
ボディパネル（１）表面からの深さ（Ｙ）が長手方向
（Ｚ）に大きく変化する形状のボディパネル（１）開口
縁と窓ガラス（２）との隙間をシールするウィンドモー
ルの取付け構造において、長手方向（Ｚ）に一定断面形
状のウィンドモール（３）と窓ガラス（２）との間に、
長手方向（Ｚ）に一定断面形状のモール嵌合突出部（4
a）及び一定断面形状のガラス保持溝（4b）並びに変化
断面形状の雨樋溝（4c）とを備えたガーニッシュ（４）
を介在させて、窓ガラス（２）と前記フランジ（1a）と
の間隔を一定にすると共にウィンドモール（３）の窓ガ
ラス側の装飾リップ（3a）で雨樋溝（4c）の上部壁を被
ったことを特徴とするウィンドモールの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989135011U JP2537738Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | ウィンドモールの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989135011U JP2537738Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | ウィンドモールの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0373215U JPH0373215U (ja) | 1991-07-24 |
| JP2537738Y2 true JP2537738Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31682303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989135011U Expired - Lifetime JP2537738Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | ウィンドモールの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537738Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0517290Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1993-05-10 | ||
| JPS6332020U (ja) * | 1986-08-18 | 1988-03-01 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP1989135011U patent/JP2537738Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0373215U (ja) | 1991-07-24 |
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