JP2537537Y2 - 空気調和機のパネルへのモール取付構造 - Google Patents

空気調和機のパネルへのモール取付構造

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JP2537537Y2
JP2537537Y2 JP1991082419U JP8241991U JP2537537Y2 JP 2537537 Y2 JP2537537 Y2 JP 2537537Y2 JP 1991082419 U JP1991082419 U JP 1991082419U JP 8241991 U JP8241991 U JP 8241991U JP 2537537 Y2 JP2537537 Y2 JP 2537537Y2
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JP
Japan
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edge
molding
panel
air conditioner
hole
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JP1991082419U
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一弘 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機のパネルへの
モール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】室内に設置される空気調和機において
は、その美観を向上するため空気調和機を構成する合成
樹脂製パネルの外面にポリカーボネート等からなるモー
ルが接着剤によって貼り付けられることがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
ては、モールの貼り付け作業に手数及び時間を要するの
みならず温度差によりモールが剥がれるおそれがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、パネルの縁部に複数の穴を設けるとともにモー
ルに上記縁部が嵌挿されるコ字形嵌込部と上記穴に係合
する係止爪を設け、上記縁部を上記コ字形嵌込部に嵌挿
したとき上記穴に係止爪が係合して上記モールが上記パ
ネルの縁部に装着されるようにしたことを特徴とする空
気調和機のパネルへのモール取付構造にある。
【0005】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、パネルの縁部をモールのコ字形嵌込部に嵌挿して穴
に係止爪を係合させることによってモールはパネルの縁
部に装着される。
【0006】
【実施例】本考案の1実施例が図1及び図2に示されて
いる。図2において、1は合成樹脂製の本体で、吸込グ
リル2、前面パネル3及びベース4からなる。本体1内
には熱交換器5、ファン6、ドレンパン7等が内蔵され
ている。吸込グリル2は前面パネル3にピン8を介して
回動可能に枢支されている。
【0007】空気調和機の運転時、熱交換器5には図示
しない室外機からの冷媒が循環し、ファン6が回転す
る。すると、室内空気は吸込グリル2を経て本体1内に
吸込まれ、熱交換器5を流過する過程で冷却又は加熱さ
れた後、ファン6によって付勢され、吹出口9から縦ル
ーバ10及び水平ルーバ11に案内されて室内に吹き出され
る。吸込グリル1の下部に形成された縁部12にはポリカ
ーボネイト等からなるモール13が装着されている。
【0008】モール13の縁部12への取付構造の詳細が図
1に示され、(A) はモール13を縁部12に装着した状態を
示す縦断面図、(B) は(D) のB−B線に沿う縁部12の断
面図、(C) は(E) のC−C線に沿うモール13の断面図
(D)は(B) のD矢に沿う縁部12の下面図、(E) は(C) の
E矢に沿うモール13の下面図、(F) は(E) のF矢に沿う
モール13の側面図である。図1に示すように、吸込グリ
ル1の縁部12には複数の穴14が穿設され、また、モール
13には縁部12が嵌挿されるコ字形嵌込部15と、穴14と係
合する爪16が一体成形されている。
【0009】しかして、コ字形嵌込部15に縁部12を嵌挿
すると、爪16の前端傾斜面16a が縁部12の上面に摺接す
ることによってコ字形嵌込部15の上脚15a 及び下脚15b
が拡開する。そして、縁部12の先端面12a が上脚15a と
下脚15b とを互いに連結する連結部15c の内面に当接す
ると同時に爪16が穴14内に整合し、上脚15a の復元力に
より爪16が穴14内に入り、縁部12は上脚15a 及び下脚15
b によって上下から挟圧される。
【0010】このようにしてモール13はこれを縁部12に
押し込むだけで容易、かつ、迅速に縁部12に装着され、
装着された後は、爪16を穴14から抜き取らない限り外れ
ない。そして、この装着状態で下脚15b の先端は吸込グ
リル2の前面と面一となって前方に露出し装飾効果を発
揮する。なお、図示のように爪16と対応する部位の連結
部15c に開口17を形成して置けば、爪16が設けられた部
位の上脚15a 、下脚15b の可撓性が増大するので、モー
ル13の装着がより容易となり、また、モール13の外し難
さも向上する。以上、本考案を吸込グリル2の下部の縁
部12に装着されるモール13に適用した例について説明し
たが、本考案は吸込グリル2の側方又は上方の縁部に装
着されるモール又は前面パネル3やベース4等の空気調
和機の本体を構成するパネルの縁部に装着されるモール
にも適用しうることは勿論である。
【0011】
【考案の効果】本考案においては、パネルの縁部に複数
の穴を設けるとともにモールに上記縁部が嵌挿されるコ
字形嵌込部と上記穴に係合する係止爪を設けたため、縁
部をコ字形嵌込部に嵌挿して穴に係止爪を係合させるこ
とによってモールはパネルに迅速、かつ、容易に装着さ
れる。そして、装着後は係止爪が穴に係合しているの
で、モールはパネルから外れることはない。また、縁部
はモールによって被覆されるので、縁部の切り口を削っ
て丸みを付す等の作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、 (A)はモールを縁部
に装着した状態を示す縦断面図、 (B)は(D) のB−B線
に沿う縁部の断面図、 (C)は(E) のC−C線に沿うモー
ルの断面図である。(D) は(B) のD矢に沿う縁部の下面
図、(E) は(C) のE矢に沿うモールの下面図、(F) は
(E) のF矢に沿うモールの側面図である。
【図2】空気調和機の縦断面図である。
【符号の説明】
2 パネル 12 縁部 14 穴 13 モール 15 コ字形嵌込部 16 爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの縁部に複数の穴を設けるととも
    にモールに上記縁部が嵌挿されるコ字形嵌込部と上記穴
    に係合する係止爪を設け、上記縁部を上記コ字形嵌込部
    に嵌挿したとき上記穴に係止爪が係合して上記モールが
    上記パネルの縁部に装着されるようにしたことを特徴と
    する空気調和機のパネルへのモール取付構造。
JP1991082419U 1991-09-14 1991-09-14 空気調和機のパネルへのモール取付構造 Expired - Lifetime JP2537537Y2 (ja)

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