JP2537488B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2537488B2
JP2537488B2 JP61012458A JP1245886A JP2537488B2 JP 2537488 B2 JP2537488 B2 JP 2537488B2 JP 61012458 A JP61012458 A JP 61012458A JP 1245886 A JP1245886 A JP 1245886A JP 2537488 B2 JP2537488 B2 JP 2537488B2
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NISUKA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、用紙反転ユニット上に、複写機、レーザ
プリンタ、液晶プリンタ、イオンプリンタ、印刷機等の
画像形成装置を載置して使用する画像処理装置に関す
る。
〔発明の技術的背景〕
一般に、画像形成装置、例えば、複写機において、用
紙に両面複写する場合には、片面に複写した用紙を、中
間トレイに一旦収容し、その後、この用紙を中間トレイ
から取り出して、複写機に再び搬送し、白紙面に複写す
ることにより、用紙に両面複写を行なうようになされて
いる。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、複写機の小形化に伴って、複写機内に
中間トレイを設けるスペースが少なくなり、複写機の小
形化の妨げとなっている。このため、中間トレイを複写
機が載置される用紙反転ユニット内に設けて、複写機の
小形化を計る事が考えられる。この場合、複写機と用紙
反転ユニットとは、別体であるため、用紙反転ユニット
から複写機への用紙の送り出しタイミングがずれたり、
用紙の白紙面への複写の際に、位置ずれが起り易い問題
が指摘されている。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
この発明の目的は、用紙反転ユニットから画像形成装置
への用紙の受け渡しを正確に行なうことのできる画像処
理装置を提供することである。
[発明の概要] この発明に係わる画像処理装置は、上述した目的を達
成するため、給紙口に供給される用紙に画像を形成し、
排紙口から画像が形成された用紙を排出する画像形成装
置と、この画像形成装置が連結されると共に、排紙口か
ら排出されてきた用紙を受け、用紙の姿勢を整合した
後、この用紙の表裏を反転した状態で、給紙口に再給紙
する用紙反転ユニットとを具備した画像処理装置であっ
て、前記用紙反転ユニット内には、表裏が反転され且つ
姿勢が整合された用紙の再給紙後の姿勢をレジストする
第1のレジスト手段が設けられ、前記画像形成装置内に
は、前記用紙反転ユニットから給紙口を介して搬送され
てきた用紙を、再びレジストする第2のレジスト手段が
設けられていることを特徴としている。
[発明の実施例] 以下に、この発明の一実施例について、添附図面を参
照して、詳細に説明する。
第1図に示すように、用紙反転ユニット即ち置き台1
の載置部2上に、画像形成装置、例えば複写機3が載置
されている。複写機3上にセットされた自動原稿送り装
置5により、自動的に送り出された原稿の画像は、複写
機3により用紙に複写され、この複写された用紙は複写
機3の側面に設けられたソータ7に収容されるようにな
されている。また、複写された用紙は、置き台1内を通
って用紙の表裏を反転された状態で、再度複写機3に供
給され、用紙の裏面にも複写されるようにして、両面複
写が出来るようにもなされている。この両面複写された
用紙も、ソータ7に収容されることになる。
上述した複写機3は、上面にプラテンガラス9を、一
側面に級紙カセット11,13及び手差しトレイ15を、他側
面に前述したソータ7を、そして、内部に再給紙搬送路
17、レジスト用スイッチMS1、一対の給紙ローラ19,20、
感光ドラム21、転写部23、定着部25、一対の排紙ローラ
27,28、等を備えている。尚、スイッチMS1は、これがオ
ンされてから所定時間経過すると、給紙ローラ19,20が
回転するように設けられている。
また、上述した自動原稿送り装置5は、上下に並んで
配設された一対の原稿トレイ29,31と、原稿トレイ29,31
から取り出された原稿を一枚ずつに分離する分離部33
と、一枚に分離された原稿をプラテンガラス9上に搬送
する搬送部35と、プラテンガラス9から搬出した複写済
みの原稿を反転させる反転部37と、この反転された原稿
を集積する排紙トレイ39とを備えている。
更に、上述した置き台1及びソータ7は、第2図乃至
第7図に示すように構成されている。このソータ7は、
置き台1にヒンジを介して開閉可能に取り付けられてい
る。
先ず、ソータ7の構成を第2図を参照して説明する。
複写機3の排紙ローラ27,28に対向して、ソータ7の
ハウジングには、複写機3から排出されてきた用紙を受
けるための受入れ口40が形成されている。この受入れ口
40に対向して、ハウジング内には、受入れ口40を介して
取り入れられた用紙を、更に内部に取り込むための一対
の入口ローラ41,43が配設されている。この入口ローラ4
1,43と受入れ口40との間には、用紙の先端がソータ7の
受入れ口40中に取り入れられたことを検出する入口セン
サSEN1が設けられている。
この受入れ口40、入口ローラ41,43の転接部を通り、
ほぼ水平に延出した状態で、取り入れ搬送路44が設けら
れている。この取り入れ搬送路44の中間部には、用紙を
そのまま取り入れ搬送路44を進ませるか、後述する給紙
搬送路80を進ませるかを切換える第1の切換えレバー45
が、また、後半部には用紙をソートするかノンソートす
るかを切換える第2の切換えレバー47が、夫々設けられ
ている。第1の切換えレバー45が設けられた取り入れ搬
送路44の部分からは、給紙搬送路80が下方に向かって延
出している。また、第2の切換えレバー47が設けられた
取り入れ搬送路44の部分からは、垂直下方にソート搬送
路46が延出している。更に、取り入れ搬送路44の終端部
には、一対の排紙ローラ63が互いに転接された状態で設
けられている。
前述した第2の切換えレバー47には、第1のソレノイ
ドSOL1が接続されている。この第1のソレノイドSOL1
は、消磁された状態で、取り入れ搬送路44を開放してお
り、受入れ口40を介して取り入れられた原稿が排紙ロー
ラ63に向けて搬送されるようにしている。一方、第1の
ソレノイドSOL1が励磁された状態で、第2の切換えレバ
ー47は取り入れ搬送路44を閉塞し、従って受入れ口40を
介して取り入れられた用紙は、ソート搬送路46にもたら
されることになる。
ソータ7のハウジング内には、第2図に示すように、
第1乃至第4のローラ49,51,53,55が配設されている。
ここで、これらローラ49,51,53,55には、搬送ベルト57
が巻回されている。尚、第1及び第2のローラ49,51間
の搬送ベルト57の部分は、前述したソート搬送路46を規
定している。また、第1及び第4のローラ49,55間の搬
送ベルト57の部分は、前述した給紙搬送路80の一部を規
定している。
この搬送ベルト57は、可逆転可能な第1のモータDM1
によって第1のローラ49が回転することにより、図中時
計方向及び反時計方向に沿って走行される。尚、第1の
ローラ49との間で搬送ベルト57を挟持するように第1の
圧接ローラ59が、また、第4のローラ55との間で搬送ロ
ーラ57を挟持するように第2の圧接ローラ61が、夫々設
けられている。
また、前述した第1の切換えレバー45は、この第1の
ローラ49の回転方向に応じて、取り入れ搬送路44を閉塞
したり、開放するように構成されている。即ち、この第
1の切換えレバー45は、第1のローラ49が時計方向に回
転された時に、取り入れ搬送路44を閉塞し、用紙を給紙
搬送路80にもたらすように付勢され、一方、第1のロー
ラ49が反時計方向に回転された時には、取り入れ搬送路
44を開放して、用紙をそのまま取り入れ搬送路44を搬送
されるように付勢されるようになされている。
前述した排紙ローラ63の内で、下側の排紙ローラに
は、これと同軸に、第1のタイミングプーリ65が固定さ
れている。この第1のタイミングプーリ65の下方には、
第2のタイミングプーリ67が配設されている。これら第
1及び第2のタイミングプーリ65,67には、タイミング
ベルト69が張設されている。尚、第1及び第2のタイミ
ングプーリ65,67の間隔は、ソート搬送路46よりも長く
設定されている。また、このタイミングベルト69は、第
1のモータDM1により、図中時計方向あるいは反時計方
向に走行可能になされている。
後述するソータの駆動機構により上下動可能に分配器
77が設けられている。この分配器77は上下方向に並んで
転接された一対の分配ローラ71,73と、一部がソート搬
送路46まで延出し、ソート搬送路46を搬送されてきた用
紙を、分配ローラ71,73の転接部にもたらす案内片75と
を備えている。ここで、一方の分配ローラ73には、タイ
ミングベルト69と噛み合うタイミングプーリ(図示せ
ず)が、同軸に固定されている。このような構成によ
り、タイミングベルト69が走行することにより、分配ロ
ーラ73は回転駆動されることになる。
一方、タイミングベルト69の外側に沿って、複数の、
例えば15枚のトレイ79−1〜79−15が等間隔に配設され
ている。第1乃至第15のトレイ79−1〜79−15は、夫々
第1乃至第15のビン1〜15を規定している。ここで、第
1のトレイ79−1は、ノンソートされた用紙を収容する
ビンを構成し、第2乃至第15のトレイ79−2〜79−15
は、ソートされた用紙を収容するビンを構成している。
このようにして、前述した分配器77の第1及び第2の
分配ローラ71,73の互いの転接部は、分配器77が上下方
向に沿って走行することにより、各ビンの入口に対向可
能になされている。
ここで、分配器77は、通常は、ノンソートを実行する
最上の位置にもたらされており、この最上の位置が分配
器77のホームポジションとして規定される。ハウジング
内には、この分配器77がホームポジションにあることを
検出するホームポジションセンサBHPが設けられてい
る。更に、ハウジング内には、分配器77を貫通する検出
路を有する第2のセンサSEN2が、また、各ビンにおける
用紙の不在を検出するビンエンプティセンサBESが、更
に、分配器77を上下動させるリミットスイッチMSWが、
設けられている。
前述した給紙搬送路80の下端には、スイッチバック搬
送路81が接続されている。このスイッチバック搬送路81
は給紙搬送路80と所定の鈍角を形成するように給紙搬送
路80に折曲されて接続されている。このスイッチバック
搬送路81の入口部には、ここに搬送されてきた用紙の後
端が通過したことを検出する第3のセンサSEN3が設けら
れている。
この給紙搬送路80は、一部を前述したように、第1及
び第4のローラの間に位置する搬送ベルト57の部分で構
成されると共に、第4図に示すように、他部分を逆”く
“の字上に形成された第1のガイド82の上半分と、この
上半分に対向する部分を有する第2のガイド84とから構
成されている。この第2のガイド84は、スイッチバック
搬送路81の延長線上に位置する部分を備えている。尚、
前述した第1のガイド82の下半分に対向して第3のガイ
ド88が配設されている。この第1のガイド82の下半分と
第3のガイド88とにより、前述したスイッチバック搬送
路81が規定されている。
また、このスイッチバック搬送路81の中途部の一側に
は、第1のモータDM1により、時計方向に回転される正
転ローラ83と反時計方向に回転される逆転ローラ85とが
並んで配設されている。一方、スイッチバック搬送路81
の中途部の他側には、正転ローラ83及び逆転ローラ85に
択一的に転接可能に、第1及び第2の圧接ローラ89、91
が配設されている。これら圧接ローラ87,89は、アーム8
6(第4図に示す)の両端に回動自在に取り付けられて
おり、このアームは、中央に取り付けられた支軸87によ
り揺動自在となされている。
そして、このアームには、アームを揺動するために、
第2のソレノイドSOL2が接続されている。このようにし
て、第2のソレノイドSOL2が励磁されている時は、アー
ムの揺動に応じて、正転ローラ83と第1の圧接ローラ89
とが転接し、第2のソレノイドSOL2が消磁されている時
は、逆転ローラ85と第2の圧接ローラ91とが転接される
ことになる。
即ち、第2のソレノイドSOL2の励磁に伴い、第1の圧
接ローラ89が正転ローラ83に転接される状態で、給紙搬
送路80から搬送されてきた用紙は、スイッチバック搬送
路81に送り込まれる。この用紙の後端が第3のセンサSE
N3により検出されると、第2のソレノイドSOL2が消磁さ
れ、第2の圧接ローラ91が逆転ローラ85に転接されるよ
うになる。このようにして、スイッチバック搬送路81に
もたらされた用紙は、逆転ローラ85の回転によりスイッ
チバック搬送路81から取り出され、置き台2に搬出され
る。
前述した搬送ベルト57には複数の透孔が形成されてい
る。また、搬送ベルト57の内側には、吸引ファンFANが
配設されている。このようにして、第2の切換えレバー
47によりソート搬送路46を搬送されてくる用紙は、搬送
ベルト57に吸引ファンFANの吸引力により吸引され、搬
送ベルト57の走行に応じて搬送されることになる。
次に第3図を参照してソータ7の分配器77の駆動機構
を説明する。
ソータ7のハウジング内の底部には、分配器77を駆動
するための第2のモータDM2が配設されている。この駆
動機構は、第2のモータDM2の駆動軸に取り付けられた
駆動タイミングプーリ95と、大径の第3のタイミングプ
ーリ99及びこれに同軸に取り付けられた小径の第4のタ
イミングプーリ101と、大径の第5のタイミングプーリ1
05及びこれに同軸に取り付けられた小径の第6のタイミ
ングプーリ107と、大径の第7のタイミングプーリ111及
びこれに同軸に取り付けられた小径の第1の歯車113
と、この第1の歯車113に噛合する大径の第2の歯車115
及びこれに同軸に取り付けられた更に大径のカム円板12
5と、カム円板125の外周縁に180度離間して取り付けら
れた一対のピン117,119と、これらピン117,119に選択的
に係合するゼネバ歯車127及びこれに同軸に取り付けら
れた第3の歯車129と、この第3の歯車129に噛合する小
径の第8のタイミングプーリ131とを備えている。
また、この駆動機構は、更に、駆動タイミングプーリ
95と、第3のタイミングプーリ99とに掛け渡された第2
のタイミングベルト97と、第4のタイミングプーリ101
と第5のタイミングプーリ105との間に掛け渡された第
3のタイミングベルト103と、第6のタイミングプーリ1
07と第7のタイミングプーリ111との間に掛け渡された
第4のタイミングベルト109と、第8のタイミングプー
リ131とこれの上方に配設された図示しないタイミング
プーリとの間に掛け渡され、前述した分配器77が取り付
けられた第5のタイミングベルト93とを備えている。こ
のようにして、第2のモータDM2の駆動力により、第5
のタイミングベルト93の走行に応じて分配器77は上下に
移動されることになる。
尚、前述したカム円板125の外周には、180度離間した
状態で、一対の凹所121,123が形成されている。各凹所1
21,123には、前述したリミットスイッチMSWのアクチュ
エータが落ち込み可能に設定されている。そして、この
アクチュエータが各凹所121,123に落ち込む毎に、リミ
ットスイッチMSWは第2のモータDM2の駆動を停止するよ
うに構成されている。そして、このアクチュエータが凹
所121,123に落ち込むタイミングは、分配器77が各ビン
に対向した時点に設定されている。このようにして、分
配器77は、各ビンに対向する毎に、停止されることにな
る。
また、第3図を参照して用紙搬送のための駆動機構を
説明する。
この駆動機構は、前述した第1のモータDM1の駆動軸
に取り付けられた小径の第9のタイミングプーリ133
と、大径の第10のタイミングプーリ137及びこれに同軸
に取り付けられた小径の第11のタイミングプーリ139
と、大径の第12のタイミングプーリ143及びこれに同軸
に取り付けられた小径の第4の歯車145と、この第4の
歯車に噛合する第5の歯車147とを備えている。この第
の歯車147には、これと同軸に第2図に示した第1のロ
ーラ49が取り付けられている。
この駆動機構は、更に、第9のタイミングプーリ133
と第10のタイミングプーリ137との間に掛け渡された第
6のタイミングベルト135と、第11のタイミングプーリ1
39と第10のタイミングプーリ143との間に掛け渡された
第7のタイミングベルト141とを備えている。このよう
にして、第1のモータDM1の駆動力は、これらタイミン
グプーリ,タイミングベルト,歯車を介して第1のロー
ラ49に伝達され、搬送ベルト57(第2図に示す)は走行
されることになる。
この第5の歯車147は、図示しない歯車を介して前述
した第1のタイミングプーリ65及びこれに同軸の排紙ロ
ーラ63に連結され、これらに駆動力を伝達するように構
成されている。
また、駆動機構は、更に、前述した第5の歯車147に
噛合する第6の歯車149およびこれに同軸に取り付けら
れた小径の第13のタイミングプーリ151と、前述した入
口ローラ41に同軸に取り付けられた小径の第14のタイミ
ングプーリ155と、これらタイミングプーリ151,155との
間に掛け渡された第8のタイミングベルト153とを備え
ている。このようにして、第1のモータDM1の駆動によ
り、入口ローラ41が回転されることになる。尚、この入
口ローラ41と第14のタイミングプーリ155の間には、第
1のモータDM1が逆方向に駆動された場合でも、入口ロ
ーラ41は所定の一方向にのみ回転されるように、ワンウ
ェイクラッチが設けられている。
更に、この駆動機構は、前述した第4の歯車145に噛
合する第7の歯車157とこの第7の歯車157に噛合する第
8の歯車158及びこれに同軸に取り付けられた小径の第1
5のタイミングプーリ159と、小径の中間タイミングプー
リ163と、小径の第16のタイミングプーリ167及びこれに
同軸に設けられた大径の第9の歯車169と、この第9の
歯車169に噛合された第10の歯車171及びこれに同軸に取
り付けられた第11の歯車173と、この第11の歯車173に上
下で夫々噛合された第13及び第12の歯車177,175とを備
えている。そして、この駆動機構は、第15のタイミング
プーリ159と中間プーリ163との間に掛け渡された第9の
タイミングベルト161と、中間タイミングプーリ163と第
16のタイミングプーリとの間に掛け渡された第10のタイ
ミングベルト165とを更に備えている。ここで、第11の
歯車173には、これと同軸に正転ローラ83が、そして、
第12の歯車175には、これと同軸に逆転ローラ85が取り
付けられている。このようにして、第1のモータDM1に
より、正転ローラ83及び逆転ローラ85が夫々駆動される
ことになる。
尚、第13の歯車177は、ソータ7が置き台1に装着さ
れた状態で、置き台1に設けられた歯車179に噛合さ
れ、これらの噛合を介して、第1のモータDM1の駆動力
は、置き台1側に伝達されるように構成されている。
ここで、搬送ベルト57の走行速度は、用紙を分類する
場合(第2図において反時計方向に沿って走行される場
合)の速度V1と、用紙をスイッチバック搬送路81へ搬送
する場合(時計方向に沿って走行される場合)の速度V2
と、用紙をスイッチバック搬送路81から置き台1へ転送
する場合の速度V3とにおいて、この一実施例において
は、以下のように設定されている。
V1>V2、かつ、V2<V3。
このように設定することにより、用紙を分類する場
合、即ち、用紙をソートしたりノンソートで一箇所にま
とめて収容する場合と、スイッチバックされた用紙を置
き台1に転送する場合には、高速で用紙は搬送され、動
作時間が短縮される一方、用紙をスイッチバック搬送路
81に送る場合には用紙は低速で搬送され、確実に用紙が
スイッチバックされるようになされている。
次に、置き台1の内部の構成を、第2図を参照して説
明する。
図示するように、置き台1のハウジングには、ソータ
7が置き台1に取り付けられた状態で、スイッチバック
搬送路81の出口に対向する部分に、用紙取り入れ口180
が形成されている。この取入れ口180に一端を連結さ
れ、後述する中間トレイ191に他端を開口された転送搬
送路181が、ハウジング内に設けられている。
この転送搬送部181の始端及び終端には、搬送ローラ1
83,185が設けられ、これらの搬送ローラ183,185には、
圧接ローラ187,189が夫々転接されている。また、転送
搬送路181の終端部には、ここを用紙の後端が通過した
ことを検出する第4のセンサSEN4が配設されている。こ
の中間トレイ191は、その載置部を転送搬送路181の出口
より下方にもたらされている。このようにして、複写面
を上向きになされて転送搬送路181を搬送されてきた用
紙は、既に中間トレイ191上に収容されている用紙中に
入り込むことなく、これら既に収容されている用紙の上
に載置されるようになされている。
この中間トレイ191の上方には、スポンジローラから
構成される送りローラ193が第3のソレノイドSOL3によ
り上下動可能に配設されている。また、中間トレイ191
上には、収容された用紙の側面を整合するための一対の
整合板277,279(詳しくは後述する)がホームポジショ
ンに在る事を検出するホームポジションセンサTHPが設
けられている。更に、中間トレイ191の下方には、整合
板277,279を移動させるためのステッピングモータから
構成される駆動モータPMが配設されている。
また、中間トレイ191の出口部付近の上方には、ピッ
クアップローラ195が中間トレイ191上に載置された用紙
に転接できるように上下動可能に配設されている。この
ピックアップローラ195の上昇に応じて下降し、ピック
アップローラ195の下降に応じて上昇して中間トレイ191
の出口部を開放可能に閉塞するストッパ197が配設され
ている。これらピックアップローラ195及びストッパ197
は、第4のソレノイドSOL4により上下動させられてい
る。尚、この中間トレイ191には、これの上に用紙が無
いことを検出するエンプティセンサTESが設けられてい
る。
この中間トレイ191の出口に一端を接続され、前述し
た複写機3の再給紙搬送路17の入口に他端を対向させら
れたフィードバック搬送路198が設けられている。この
フィードバック搬送路198の一端部には、これを挟むよ
うに分離ローラ199および給紙ローラ201が、互いに転接
した状態で設けられている。これら分離ローラ199及び
給紙ローラ201は、ワンウェイローラから構成されてい
る。
また、フィードバック搬送路198の他端部には、一対
の排出ローラ203,205が、互いに転接した状態で配設さ
れている。これら排出ローラ203,205が配設されたフィ
ードバック搬送路198の部分には、ここを用紙の後端が
通過したことを検出する第のセンサSEN5が設けられてい
る。尚、中間トレイ191からフィードバック搬送路198を
介して複写機3の再給紙搬送路17に用紙をもたらすため
の駆動源として、第3の駆動モータDM3が設けられてい
る。ここで、排出ローラ205には、電磁クラッチCLUが取
り付けられており、第3のモータDM3からの駆動力を任
意に断続できるようになされている。
前述した圧接ローラ187,189は、第4図に示すよう
に、転送搬送路181の一側を規定する一方のガイド207に
回転自在に取り付けられている。この一方のガイド207
は、軸209を中心に回動可能に設けられており、図中一
点鎖線で示すように軸209回りに回転されることによ
り、用紙のジャム解除が容易になされるようになってい
る。転送搬送路181の他側を構成する他方のガイド211に
は、円弧状のアーム213が取り付けられている。このア
ーム213の先端には、軸215を介してガイドアーム217が
回動自在に取り付けられている。そして、このガイドア
ーム217の先端には、送りローラ193が回転自在に取り付
けられている。尚、ガイドアーム217は、第3のソレノ
イドSOL3により上下動される。また、ガイドアーム217
は、ローラ185,189から排出される用紙のガイドを兼ね
ている。
また、前述した第1のモータDM1から駆動力を得て回
転する歯車179には、従動歯車219が噛合している。この
従動歯車219には、これと同軸にタイミングプーリ221が
取り付けられている。一方、前述した搬送ローラ183,18
5には、夫々に同軸にタイミングプーリ223,225が取り付
けられている。これらタイミングプーリ221,223,225に
は、タイミングベルト227が掛け渡されており、歯車179
の回転により搬送ローラ183,185が回転駆動されるよう
になされている。
搬送ローラ185には、更に別のタイミングプーリ(図
示せず)が同軸に取り付けられている。また、軸215に
は、これと同軸にタイミングプーリ231が取り付けられ
ている。これらタイミングプーリ231の間には、タイミ
ングベルト229が掛け渡されている。ここで、軸215に
は、更に別のタイミングプーリ(図示せず)が同軸に取
り付けられている。一方、前述した送りローラ193に
は、これと同軸にタイミングプーリ223が取り付けられ
ている。これらタイミングプーリ223の間には、タイミ
ングベルロ235が掛け渡されている。このようにして、
歯車179の回転により軸215及び送りローラ193も回転駆
動されることになる。
前述した中間トレイ191は、第5図に詳細に示すよう
に、両側部に支持軸237,239を備えている。これら支持
軸237,239は、軸受け241,243を介して置き台1内に起立
して設けられた一対のフレーム245,247に回転自在に支
持されている。尚、軸受け241,243は、ねじ249,251によ
りフレームに着脱自在に取り付けられている。
このように両側を回転自在に支持された中間トレイ19
1は、支持軸237,239の長さ分だけ横方向に移動自在にな
されている。この中間トレイ191は、調整板253をねじ25
5でフレーム245に固定することにより、その横方向の位
置を規定されることになる。
この調整板253は、固定部256及び支持部257をL字状
に連結した状態で備えている。この固定部256には、ね
じ255が挿入される長穴が形成されている。この長穴
は、中間トレイ191の両側への移動距離に応じた長さに
設定されている。そして、支持部257は、軸受け259に形
成された溝(図示せず)に嵌合するようになされてい
る。
一方、中間トレイ191は、第4図に示すように底部を
ローラ261が備えられたアーム263で支持されている。こ
のアーム263は、軸265を介してレバー267に回転自在に
取り付けられている。このレバー267を回動することに
より、ローラ261は中間トレイ191の底部に設けられたガ
イド269に接して転がり、中間トレイ191が軸237,239を
中心に回動することになる。このようにして、紙詰まり
した用紙を取り除き易くしている。
このような中間トレイ191は、第5図に示すように、
複数のリブ271を有する後方支持台273と、中央支持台27
5と、用紙のサイズに応じて横方向に移動自在な前述し
た整合板277,279と、ピックアップローラ195に対応して
設けられたパッド281等を備えている。尚、後方支持台2
73と中央支持台275とは、中間トレイ191の前後を夫々下
げるために、山状に形成されている。このようにして、
後方支持台273及び中央支持台275上に積載された用紙の
間に、ローラ185,189から排出されてくる用紙が入り込
まないことになる。また、山状に形成することにより、
複写機3の定着器から排出され、カールしている用紙を
自然な形で収容することができるようになる。
前述した整合板177,179は、中間トレイ191上に収容さ
れた用紙のサイズに応じて、用紙の両側を規制するよう
に横方向に沿って移動可能になされている。第6図及び
第7図を参照して、この整合板277,279の駆動機構を説
明する。
これら整合板277,279には、夫々にラック283,285が一
体に取り付けられている。これらラック283,285は、共
通のピニオン287に噛合している。このピニオン287に
は、これに同軸にプーリ289が取り付けられている。こ
のプーリ289にはワイヤ291が巻回され、このワイヤ291
は固定手段、例えばピン293によりプーリ289に固定され
ている。このワイヤ291の両端は、テンションばね295を
介して互いに連結されている。これらテンションばね29
5及びワイヤ291により条体が構成される。
一方、前述した駆動モータPMの駆動軸には、これと同
軸にプーリ299が取り付けられている。このプーリ299に
は、ワイヤ291が掛渡されている。このようにして、駆
動モータPMが駆動軸を回転することにより、条体を介し
てピニオン287は回転され、従って、整合板277,279は、
互いに離間するように、若しくは、互いに接近するよう
に、移動されることになる。
第4図に示すように、分離ローラ199は、これの中心
に回転軸301を一体に備えている。また、前述したフレ
ーム245,247には、軸303を中心に回動自在にアーム305
が取り付けられている。前述した回転軸301は、これら
アーム305に支持されている。ここで、レバー267を回動
して、中間トレイ191を傾斜させた際、アーム305に取り
付けられたレバー307がフレーム245のフランジ309に当
接するように設定されている。このようにして、アーム
305が軸303を中心に回動し、分離ローラ199が給紙ロー
ラ201から離間し、圧接が解除されるようになされてい
る。尚、アーム305の復帰は、図示しないスプリングに
より行われる。
また、給紙ローラ201は、これの中心に回転軸311を一
体に備えている。この回転軸311の両端には、アーム313
の一端が取り付けられている。このアーム313の他端に
は、前述したピックアップローラ195が回転自在に支持
されている。このピックアップローラ195は、回転軸311
から図示しないタイミングプーリ及びタイミングベルト
を介して駆動力を得て回転されている。また、アーム31
3には、レバー315が接続されていて、このレバー315に
は回転軸317が係合している。この回転軸317は第4のソ
レノイドSOL4に連結されている。このようにして、第4
のソレノイドSOL4が励磁されることにより、ピックアッ
プローラ195が上昇すると共にストッパ197が下降し、第
4のソレノイドSOL4が消磁されることにより、ピックア
ップローラ195が下降すると共にストッパ197が上昇する
ことになる。
更に、排出ローラ205は、これの中心に図示しない回
転軸を備えている。この回転軸には、電磁クラッチCLU
を介して第3のモータDM3の駆動力が伝達されている。
このようにして、電磁クラッチCLUが切れている場合に
は、排出ローラ205は第3のモータDM3と連結されない状
態となる。従って、紙詰まりした用紙は低負荷で取り除
くことができるようになる。また、電磁クラッチCLUを
切った時の排出ローラ205の停止までの時間が短く設定
されることになる。
以上のように構成された一実施例につき、以下に第8
図及び第9図に示したタイミングチャートを参照して、
用紙に両面複写を行なう動作を説明する。
複写機3から予め片面に複写された用紙が排出されて
くると、第2図に示した入口センサSEN1が用紙の先端を
検出する。この検出に応じて、第8図に示すように、第
1のモータDM1、駆動モータPMの駆動が開始されると共
に、第2及び第3のソレノイドSOL2,SOL3が励磁され
る。第1のモータDM1の駆動により、搬送ベルト57は第
2図において右回りに走行駆動される。ここで、第1の
切換えレバー45は、搬送ベルト57の右回りの回転に応じ
て第2図に示す位置にもたらされることになる。
また、第2のソレノイドSOL2の励磁により、第2図に
示すように、圧接ローラ89が正転ローラ83に圧接され
る。そして、第3のソレノイドSOL3の励磁により、送り
ローラ193が中間トレイ191上に落とされることになる。
一方、駆動モータPMの駆動により、整合板277,279がホ
ームポジションまで移動する。この移動によりホームポ
ジションセンサTHPがオンすると、駆動モータPMの駆動
が停止される。
一対の入口ローラ41,43の回転により、ソータ7に取
り込まれた用紙は、第1の切換えレバー45により下方に
方向を転換され、搬送ベルト57と第2の圧接ローラ61と
により給紙搬送路80を搬送される。そして、この用紙
は、第4図に示した第3のガイド88に沿って進行方向を
変更され、正転ローラ83と第1の圧接ローラ89とにより
スイッチバック搬送路81に引き込まれることになる。
このようにスイッチバック搬送路81に引き込まれた用
紙の後端が第3のセンサSEN3により検出されると、第2
のソレノイドSOL2が消磁される。このため、アーム86が
支軸87を中心に回動し、逆転ローラ85に第2の圧接ロー
ラ91が圧接されることになる。従って、用紙は逆方向に
搬送されることになる。この際、第2のガイド84がスイ
ッチバック搬送路81の延長線上から外れているので、ス
イッチバックされた用紙は、給紙搬送路80に戻ることな
く、転送搬送路181に送り込まれることになる。この用
紙は、他方のガイド211に当接し、その搬送方向を転換
される。尚、用紙の後端が第3のセンサSEN3を通過する
と、第2のソレノイドSOL2が励磁される。
転送搬送路181を搬送されてきた用紙の後端が、第4
のセンサSEN4を通過すると、この第4のセンサSEN4はオ
ンし、駆動モータPMを所定量だけ逆転させる。このよう
にして、整合板277,279は互いに接近させられることに
なる。この後、駆動モータPMは正転し、整合板277,279
は互いに離間させられることになる。即ち、整合板277,
279は左右に駆動されて、用紙の側方が揃えられること
になる。尚、駆動モータPMはこのように正逆転される
が、最終的には用紙のサイズに応じて設定されたパルス
分だけホームポジションから移動され、用紙の両側をガ
イドすることになる。
ここで、第6図及び第7図に示すように、駆動モータ
PMが駆動されると、プーリ299及びワイヤ291を介して、
プーリ289及びピニオン287が回転する。このようにし
て、一対のラック283,285に夫々固定された整合板277,2
79は移動することになる。しなしながら、例えば、設定
された用紙より大きなサイズの用紙が送られてきた場合
には、整合板277,279に過負荷が作用することになる。
この場合には、テンションばね295が伸び、ワイヤ291及
びプーリ299が互いにスリップして、駆動モータPMに負
荷が掛からないようになされている。
転送搬送路181にもたらされた用紙は、搬送ローラ185
及び圧接ローラ189を介して中間トレイ191上に、これか
ら複写される面を下方に向けて排出される。そして、こ
の用紙は、ガイドアーム217の下面に沿って案内され、
送りローラ193の回転により中間トレイ191内を搬送され
る。この用紙は、ストッパ197に当接することにより、
それ以上の前進を阻止され、用紙の先端がストッパ197
に接した状態で停止する。このように停止した用紙は、
エンプティセンサTESにより検出される。
尚、中間トレイ191上で整合板277,279により用紙が整
列されている間は、第3のソレノイドSOL3は消磁されて
おり、送りローラ193は上昇されている。従って、整列
中の用紙は送りローラ193からフリーな状態になされて
おり、整列動作が損われることはない。
このようにして、片面に複写された用紙は、中間トレ
イ191上に順次積み重ねられていくことになる。
片面への複写動作が終了し、引き続き用紙の裏面への
複写動作が開始されると、第9図に示すように、第4の
ソレノイドSOL4が励磁される。このため、ストッパ197
がフィードバック搬送路198から退避されると共に、ピ
ックアップローラ195が中間トレイ191上に積み上げられ
た用紙上に落下する。そして、第4のソレノイドSOL4が
励磁されてから所定時間経過後に、第3のモータDM3が
駆動される。このようにして、ピックアップローラ195
が用紙の送り出しを開始し、送り出された用紙は分離ロ
ーラ199で一枚ずつに分離されつつ給紙ローラ201により
フィードバック搬送路198を搬送されることになる。
フィードバック搬送路198を搬送されてきた用紙は、
その先端を第5のセンサSEN5で検出され、一対の排出ロ
ーラ203,205の互いの転接部に当接してたわむ。このよ
うにして用紙の姿勢はレジストされることになる。この
第5のセンサSEN5が用紙の先端を検出してから所定時間
検出後に、第3のモータDM3の駆動は停止される。この
第3のモータDM3の駆動停止から、更に所定時間経過後
に、電磁クラッチCLUが接続されると共に、第3のモー
タDM3が逆方向に回転駆動を開始される。この様にし
て、排出ローラ205が用紙を送り出す方向に回転し、用
紙は複写機3の再給紙搬送路17に向けて送り出されるこ
とになる。尚、第3のモータDM3が逆転したとしても、
ローラ195,199,201にはワンウェイローラが用いられて
いるので、逆転することは無い。
この後、再給紙搬送路17を搬送されてきた用紙が、そ
の先端を複写機3の入口センサSEN1により検出されると
共に、一対の給紙ローラ19,20の互いの転接部に当接す
る。このようにして、用紙はたわみ、再度レジストされ
ることになる。そして、レジスト用スイッチMS1が用紙
の先端を検出してから所定時間が経過すると、電磁クラ
ッチCLUは切られ、第3のモータDM3は駆動を停止され
る。この後、給紙ローラ19,20は回転されて、用紙は感
光ドラム21と転写部23との間に送り込まれ、用紙の裏面
に複写されることになる。
このような用紙の裏面への複写動作が繰り返し実行さ
れる。そして、エンプティセンサTESが中間トレイ191上
に用紙が無くなったことを検出すると、用紙の裏面への
複写動作が終了されることになる。
尚、用紙の裏面への複写時には、第一のモータDM1は
逆回転させられている。従って、搬送ベルト57は、第2
図において左方向に走行している。このため、第1の切
り換えレバー45は、下方に向けられている。このように
して、ノンソートモードの場合には、第1のソレノイド
SOL1の励磁により、第2の切り換えレバー47が切り換え
られて、裏面を、即ち両面を複写された用紙は、トレイ
79−1に収容されることになる。一方、ソートモードの
場合には、両面を複写された用紙は、分配器77を介して
トレイ79−1,79−2,79−3…に順次収容されていくこと
になる。
以上詳述にしたように、この一実施励によれば、以下
に述べるような効果が奏せられることになる。
まず、中間トレイから送り出された用紙は、置き台1
内に設けられた第1のレジスト手段としての一対の排出
ローラ203,205で一旦姿勢をレジストされことになる。
そして、このように、排出ローラ203,205でレジストさ
れた用紙は、これら排出ローラ203,205の回転により複
写機3内に送り込まれる。複写機3内に送り込まれた用
紙は、複写機3内に設けられた第2のレジスト手段とし
ての一対の給紙ローラ19,20により、再び姿勢をレジス
トされることになる。そして、これら給紙ローラ19,20
の回転により用紙は送り出されて、用紙の白紙面に複写
動作を受けることになる。
このようにして、置き台1と複写機3とが全く別部材
であるにもかかわらず、用紙の姿勢は正しくレジストさ
れることになる。特に、中間トレイ191から用紙を取り
出した際に、用紙がたとえ大きくスキュウしており、第
1のレジスト手段で100%姿勢をレジストできないとし
ても、複写機3に設けられた第2のレジスト手段によ
り、用紙の姿勢は再度レジストされることになるので、
複写動作を受ける際の用紙の姿勢は、正確に正されてい
ることになる。
また、用紙は、置き台1内において1回目のレジスト
を受けるので、置き台1から複写機3へ受け渡される際
に、用紙が紙詰まりし難くなる。更に、このように、一
旦レジストされた用紙が、置き台1から複写機3に受け
渡すように構成したので、受け渡しのタイミングが正確
に設定されることになる。
更に、排出ローラ205に電磁クラッチCLUを連結するよ
うに構成したので、この電磁クラッチCLUを切ることに
より、排出ローラ205は直ちに回転駆動を停止され、フ
リーな状態となる。このため、給紙ローラ19,20により
用紙を引き込む際の負荷が大幅に軽減され、画像を良好
に安定して形成することが出来るようになる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係わる画像処理装置
は、給紙口に供給される用紙に画像を形成し、排紙口か
ら画像が形成された用紙を排出する画像形成装置と、こ
の画像形成装置が連結されると共に、排紙口から排出さ
れてきた用紙を受け、用紙の姿勢を整合した後、この用
紙の表裏を反転した状態で、給紙口に再給紙する用紙反
転ユニットとを具備した画像処理装置であって、前記用
紙反転ユニット内には、表裏が反転され且つ姿勢が整合
された用紙の再給紙後の姿勢をレジストする第1のレジ
スト手段が設けられ、前記画像形成装置内には、前記用
紙反転ユニットから給紙口を介して搬送されてきた用紙
を、再びレジストする第2のレジスト手段が設けられて
いることを特徴としている。
従って、この発明によれば、用紙反転ユニットから画
像形成装置への用紙の受け渡しに際し、表裏が反転され
且つ姿勢が整合された用紙の再給紙で生じ得るスキュー
を除去して画像形成装置への用紙の受け渡しを正確に行
うことのできる画像処理装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は置き台、複写機、ソータ自動原稿送り装置を備
えたこの発明に係わる画像処理装置の全体構成を概略的
に示す側面図、 第2図はソータ及び置き台の用紙搬送のための構成を概
略的に示す側面図、 第3図はソータの駆動機構を具体的に示す側面図、 第4図は置き台の構成を具体的に示す側面図、 第5図は中間トレイの構成を一部切断して示す平面図、 第6図及び第7図は夫々中間トレイに設けられた整合板
の駆動機構を示す平面図及び側面図、 第8図及び第9図は、共に用紙の裏面の複写動作を説明
するためのタイミングチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出口 正信 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤー プ株式会社内 (72)発明者 河西 國夫 甲府市山宮町3167番地 日本精密工業株 式会社内 (72)発明者 下倉 利彦 甲府市山宮町3167番地 日本精密工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−125054(JP,A) 特開 昭60−208769(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙口に供給される用紙に画像を形成し、
    排紙口から画像が形成された用紙を排出する画像形成装
    置と、 この画像形成装置が連結されると共に、排紙口から排出
    されてきた用紙を受け、用紙の姿勢を整合した後、この
    用紙の表裏を反転した状態で、給紙口に再給紙する用紙
    反転ユニットとを具備した画像処理装置であって、 前記用紙反転ユニット内には、表裏が反転され且つ姿勢
    が整合された用紙の再給紙後の姿勢をレジストする第1
    のレジスト手段が設けられ、前記画像形成装置内には、
    前記用紙反転ユニットから給紙口を介して搬送されてき
    た用紙を、再びレジストする第2のレジスト手段が設け
    られていることを特徴とする画像処理装置。
JP61012458A 1986-01-23 1986-01-23 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2537488B2 (ja)

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JPS59138558A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Canon Inc シ−ト再搬送装置
JPS61130128A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 Canon Inc シ−ト積載装置

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