JP2537329Y2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JP2537329Y2
JP2537329Y2 JP1991013667U JP1366791U JP2537329Y2 JP 2537329 Y2 JP2537329 Y2 JP 2537329Y2 JP 1991013667 U JP1991013667 U JP 1991013667U JP 1366791 U JP1366791 U JP 1366791U JP 2537329 Y2 JP2537329 Y2 JP 2537329Y2
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JP
Japan
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ink
transfer roller
ink ribbon
impregnated body
operation unit
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JP1991013667U
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JPH04102868U (ja
Inventor
司 小林
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリンタ等に装着され
るインクリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンドレスのインクリボンを用い
て、このインクリボンに供給するインクを蓄えたインク
含浸体と、インク含浸体のインクをリボンへ転写する転
写ローラとを備えたインクリボンカセットが知られてい
る。そして、この種のインクリボンカセットで、印字濃
度を高めるために、インク含浸体に対する転写ローラの
圧接力をバネ部材により大きくしてインク転写量を増大
させるようにしたものが実開昭61−81966号公報
によって公知となっている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかしながら、上記公
知例のごときバネ部材を用いると、インク含浸体や転写
ローラの直径にばらつきがある場合に、バネ部材の変形
量が比較的大きくなるの で、インク含浸体に対する転写
ローラの圧力も大きく変化して、転写されるインク量の
ばらつきも大きくなり、印字濃度が安定しないという問
題がある。そこで本考案は、バネ部材を用いることな
く、インク転写量の増減を簡単に切り替えられて、印字
の濃淡の調整が容易にでき、且つインク含浸体や転写ロ
ーラの直径に多小ばらつきがあっても安定した印字濃度
を得られるインクリボンカセットの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のインクリボンカセットは、カセットケース
1内にインク含浸体2と、当該インク含浸体2及びイン
クリボン3との間に介装されてインク含浸体2のインク
をインクリボン3へ転写するための転写ローラ4を備え
たインクリボンカセットにおいて、転写ローラ4をイン
ク含浸体2の方向へ所要量移動可能となし、また、転写
ローラ4の近傍に、カセットケース1の外部へ露出した
操作部5と、当該操作部5を回転させたときにカセット
ケース1の内部で一体的に回転して転写ローラ4に巻き
掛けしたインクリボン3に接触して押圧することにより
転写ローラ4をインク含浸体2の方向へ移動させる押圧
部6とを有する切替レバー7を設置し、更に、上記の操
作部5が回転した位置で係止でき且つその解除も可能な
係止部8をカセットケース1に設けたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】切替レバー7の操作部5を一方向へ回転させる
と、押圧部6も一体的に回転してインクリボン3又は転
写ローラ4に接触し押圧することになり、これにより転
写ローラ4がインク含浸体2の方向へ移動して圧接力が
大きくなるのでインク転写量が増大する。このとき操作
部5はカセットケース1の係止部8によって係止され
る。次に、インク転写量を元の状態に減らすには、係止
部8との係止を解除して操作部5を逆方向へ回転させれ
ばよい。これによって押圧部6がインクリボン3又は転
写ローラ4から離れてインク含浸体2に対する転写ロー
ラ4の圧接力が弱まりインク転写量も減少する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について詳説す
る。まず、カセットケース1は、ケース本体1aと蓋体
1bとから成り、ケース本体1aの内部には、図1に示
すように、エンドレスのインクリボン3が収納されてい
る。このインクリボン3は、ケース本体1aの内部に設
けられたリボン収納室1cに不規則に折り重ねられた状
態で収納されていて、リボン収納室1cから板バネ9に
よりテンションを付与された状態で引き出されたのち、
転写ローラ4に巻き掛けされ、その後、ケース本体1a
の左側通路1dを通って一旦ケース外部へ露出したの
ち、再びケース本体1aの右側通路1eに入り、前記リ
ボン収納室1cの入口まで導かれ、同所に設置された駆
動ローラ10と従動ローラ11によってリボン収納室1
c内に繰り込まれるようになっている。尚、駆動ローラ
10は、プリンタに装填された場合にプリンタの回転軸
と連動する駆動軸12に取付けられていて、また従動ロ
ーラ11はスプリング13に附勢されて揺動自在な軸受
片14に取付けられていて、インクリボン3は駆動ロー
ラ10と従動ローラ11の間を通過するようになってい
る。
【0007】上記の転写ローラ4はその中心軸4aの両
端をケース本体1a及び蓋体1bに形成した長孔15に
嵌入して支持されており、インク含浸体2の方向へ所要
量移動可能となっている。
【0008】この転写ローラ4の近傍に切替レバー7が
設置されている。切替レバー7は、蓋体1bの外側に露
出して弾性変形が容易な操作部5(図2参照)と、ケー
ス本体1aの内部に位置する押圧部6とを有し、両者の
基端部を接続した支軸16が蓋体1bとケース本体1a
によって回動自在に支持されている。従って、操作部5
を回転させると、押圧部6も一体的に回転し、押圧部6
はその回転によって先端部をインクリボン3に接触させ
ることも、又、逆に離すことも可能となっている。蓋体
1bの外側に露出した操作部5の先端外面側にはツマミ
5aが突設されていて、又操作部5の先端内面側には蓋
体1bの外面を摺動する脚片5bが突設されている。蓋
体1bの外面で、操作部5の脚片5bの軌跡上には、斜
面17aと段部17bを有する突起17が係止部8とし
て設けられている。操作部5を一方へ回転させると、脚
片5bが斜面17aを昇ることにより突起17を乗り越
えて段部17bと係止することになり、このとき押圧部
6がインクリボン3を内側へ押圧して転写ローラ4をイ
ンク含浸体2の方向へ移動させ、インク含浸体2に対す
る転写ローラ4の圧接力を強めるようになっている。ま
た、操作部5の先端を持ち上げることにより、脚片5b
と段部17bとの係止状態を解消できるようになってお
り、これにより操作部5を逆方向へ回転させてインクリ
ボン3から押圧部6を離し、インク含浸体2に対する転
写ローラ4の圧接力を弱められるようになっている。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上の通りであり、バネ部材を
用いることなく、インク含浸体に対する転写ローラの圧
接力を強めてインク転写量の増大を図ることができ、且
つ、インク含浸体に対する転写ローラの圧接力を再び弱
めてインク転写量を減少させることができて、印字の濃
淡を容易に調整できる利点がある。そして、バネ部材を
使用せず、インクリボンのテンションを変化させること
によりインク含浸体に対する転写ローラの圧接力を調節
するので、インク含浸体や転写ローラの直径に多小のば
らつきがあっても、インク転写量が安定するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カセットケースの蓋体を外した状態の平面図で
ある。
【図2】切替レバーの操作部が係止した状態の要部断面
図である。
【符号の説明】
1 カセットケース 1a ケース本体 1b 蓋体 2 インク含浸体 3 インクリボン 4 転写ローラ 4a 中心軸 5 操作部 5b 脚片 6 押圧部 7 切替レバー 8 係止部 9 板バネ 10 駆動ローラ 11 従動ローラ 15 長孔 16 支軸 17 突起 17a 斜面 17b 段部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース1内にインク含浸体2
    と、当該インク含浸体2及びインクリボン3との間に介
    装されてインク含浸体2のインクをインクリボン3へ転
    写するための転写ローラ4を備えたインクリボンカセッ
    トにおいて、転写ローラ4をインク含浸体2の方向へ所
    要量移動可能となし、また、転写ローラ4の近傍に、カ
    セットケース1の外部へ露出した操作部5と、当該操作
    部5を回転させたときにカセットケース1の内部で一体
    的に回転して転写ローラ4に巻き掛けしたインクリボン
    3に接触して押圧することにより転写ローラ4をインク
    含浸体2の方向へ移動させる押圧部6とを有する切替レ
    バー7を設置し、更に、上記の操作部5が回転した位置
    で係止でき且つその解除も可能な係止部8をカセットケ
    ース1に設けたことを特徴とするインクリボンカセッ
    ト。
JP1991013667U 1991-02-18 1991-02-18 インクリボンカセット Expired - Lifetime JP2537329Y2 (ja)

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JPH04102868U JPH04102868U (ja) 1992-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59166967A (ja) * 1983-03-14 1984-09-20 Minolta Camera Co Ltd 磁性現像剤

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Publication number Publication date
JPH04102868U (ja) 1992-09-04

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