JP2537253B2 - 高速アクセス用浮動ヘツド - Google Patents
高速アクセス用浮動ヘツドInfo
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- JP2537253B2 JP2537253B2 JP62317328A JP31732887A JP2537253B2 JP 2537253 B2 JP2537253 B2 JP 2537253B2 JP 62317328 A JP62317328 A JP 62317328A JP 31732887 A JP31732887 A JP 31732887A JP 2537253 B2 JP2537253 B2 JP 2537253B2
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- JP
- Japan
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- floating head
- high speed
- floating
- speed access
- head
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高速アクセス用浮動ヘツドに関し、もう
少し詳しくいうと、磁気記録再生装置の2個の電磁変換
素子が浮動状態に支持されている高速アクセス用浮動ヘ
ツドに関するものである。
少し詳しくいうと、磁気記録再生装置の2個の電磁変換
素子が浮動状態に支持されている高速アクセス用浮動ヘ
ツドに関するものである。
第2図、第3図は特開昭61−178786号公報に示された
ものと同様の従来の高速アクセス用浮動ヘツドであり、
図において、記録媒体(1)に係合する浮動ヘツド(2
A),(2B)は、いずれも浮動スライダー(2a)と電磁
変換素子であるコアー(2b)およびコイル(2c)からな
つている。そして浮動ヘツド(2A),(2B)をそれぞれ
支持する支持バネ(3A),(3B)がヘツド支持フレーム
(4)に結合され、浮動ヘツド(2A),(2B)が記録媒
体(1)の半径方向に高速アクセスされる。
ものと同様の従来の高速アクセス用浮動ヘツドであり、
図において、記録媒体(1)に係合する浮動ヘツド(2
A),(2B)は、いずれも浮動スライダー(2a)と電磁
変換素子であるコアー(2b)およびコイル(2c)からな
つている。そして浮動ヘツド(2A),(2B)をそれぞれ
支持する支持バネ(3A),(3B)がヘツド支持フレーム
(4)に結合され、浮動ヘツド(2A),(2B)が記録媒
体(1)の半径方向に高速アクセスされる。
ここで、磁気記録再生装置にとつて、記録媒体の目標
トラツクに浮動ヘツドを短時間に位置決めし、信号を記
録再生することは重要な性能である。したがつて、以上
のような従来装置にみられるような2個の浮動ヘツドを
用いて、すなわち浮動ヘツド(2A)は記録媒体(1)の
内周領域を、浮動ヘツド(2B)は外周領域のトラツクに
信号を記録,再生することで、記録,再生の短時間化を
図つていた。
トラツクに浮動ヘツドを短時間に位置決めし、信号を記
録再生することは重要な性能である。したがつて、以上
のような従来装置にみられるような2個の浮動ヘツドを
用いて、すなわち浮動ヘツド(2A)は記録媒体(1)の
内周領域を、浮動ヘツド(2B)は外周領域のトラツクに
信号を記録,再生することで、記録,再生の短時間化を
図つていた。
以上のような従来の高速アクセス用浮動ヘツドは、以
下に示す問題点があつた。
下に示す問題点があつた。
(イ)ヘツド支持フレームの熱変形、あるいは第2図に
示した各部品および図示してはいないが送り機構とスピ
ンドルモータ等の部品の組立誤差によつて、2個の浮動
ヘツドの浮動高さ(H)がそれぞれ異なつた状態になり
易く、記録再生特性も互いに異なる。
示した各部品および図示してはいないが送り機構とスピ
ンドルモータ等の部品の組立誤差によつて、2個の浮動
ヘツドの浮動高さ(H)がそれぞれ異なつた状態になり
易く、記録再生特性も互いに異なる。
(ロ)問題点(イ)項に述べた熱変形、組立誤差は、コ
ンタクトスタートストツプ時の記録媒体と浮動ヘツドの
接触状態を大きく変化させ、記録再生装置の信頼性、長
寿命化にとつて障害となる。
ンタクトスタートストツプ時の記録媒体と浮動ヘツドの
接触状態を大きく変化させ、記録再生装置の信頼性、長
寿命化にとつて障害となる。
この発明は以上のような問題点を解消するためになさ
れたもので、安定な記録再生特性をもち、高速に信号を
転送でき、しかも長寿命の高速アクセス用浮動ヘツドを
得ることを目的とする。
れたもので、安定な記録再生特性をもち、高速に信号を
転送でき、しかも長寿命の高速アクセス用浮動ヘツドを
得ることを目的とする。
この発明に係る高速アクセス用浮動ヘッドは、一端が
ヘッド支持フレームに固着され他端が高周波振動子の振
動モードの節線に固着された支持バネと、この高周波振
動子の両端であって、かつ振動モードの節にそれぞれ固
着された電磁変換素子とを備えたものである。
ヘッド支持フレームに固着され他端が高周波振動子の振
動モードの節線に固着された支持バネと、この高周波振
動子の両端であって、かつ振動モードの節にそれぞれ固
着された電磁変換素子とを備えたものである。
この発明においては、記録媒体の移動速度が零の場合
でも、あるいはその大小に関わらず、常に2個の電磁変
換素子の浮上高さが等しくなる。さらに各部品の熱変形
や組立誤差による悪影響が極めて小さい。
でも、あるいはその大小に関わらず、常に2個の電磁変
換素子の浮上高さが等しくなる。さらに各部品の熱変形
や組立誤差による悪影響が極めて小さい。
第1図はこの発明の一実施例を示し、図において、記
録媒体(1)の内周、外周領域をそれぞれ記録、再生す
る電磁変換素子(5A),(5B)が板状の高周波振動子
(6)の両端であつて振動モードの節に固着されてい
る。(7)はその高周波振動子(6)の節線である。支
持バネ(3)は高周波振動子(6)をその節線位置で支
持している。高周波振動子(6)の振動モードを(+)
は紙面上方へ、(−)は下方へのたわみとして表わして
いる。
録媒体(1)の内周、外周領域をそれぞれ記録、再生す
る電磁変換素子(5A),(5B)が板状の高周波振動子
(6)の両端であつて振動モードの節に固着されてい
る。(7)はその高周波振動子(6)の節線である。支
持バネ(3)は高周波振動子(6)をその節線位置で支
持している。高周波振動子(6)の振動モードを(+)
は紙面上方へ、(−)は下方へのたわみとして表わして
いる。
以上のように構成されたものでは、記録媒体(1)に
対する電磁変換素子(5A),(5B)でなる浮動ヘツドの
浮動高さは、高周波振動子(6)の振動状態で支配さ
れ、各部品の組立誤差や熱変形によるい悪影響をうけな
い。
対する電磁変換素子(5A),(5B)でなる浮動ヘツドの
浮動高さは、高周波振動子(6)の振動状態で支配さ
れ、各部品の組立誤差や熱変形によるい悪影響をうけな
い。
この発明は、以上の説明から明らかなように、一端が
ヘッド支持フレームに固着され他端が高周波振動子の振
動モードの節線に固着された支持バネと、この高周波振
動子の両端であって、かつ振動モードの節にそれぞれ固
着された電磁変換素子とを備えたので、2個の電磁変換
素子の浮動高さを等しく保つことができ、摩耗粉の発生
もなく、温度変化に強く、組立易く、信頼性の高い長寿
命のものが得られる。
ヘッド支持フレームに固着され他端が高周波振動子の振
動モードの節線に固着された支持バネと、この高周波振
動子の両端であって、かつ振動モードの節にそれぞれ固
着された電磁変換素子とを備えたので、2個の電磁変換
素子の浮動高さを等しく保つことができ、摩耗粉の発生
もなく、温度変化に強く、組立易く、信頼性の高い長寿
命のものが得られる。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図は従来の
高速アクセス用浮動ヘツドの斜視図、第3図は第2図の
ものの一部側面図である。 (1)……記録媒体、(3)……支持バネ、(4)……
ヘツド支持フレーム、(5A),(5B)……電磁変換素
子、(6)……高周波振動子、(7)……節線。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
高速アクセス用浮動ヘツドの斜視図、第3図は第2図の
ものの一部側面図である。 (1)……記録媒体、(3)……支持バネ、(4)……
ヘツド支持フレーム、(5A),(5B)……電磁変換素
子、(6)……高周波振動子、(7)……節線。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】一端がヘッド支持フレームに固着され他端
が高周波振動子の振動モードの節線に固着された支持バ
ネと、この高周波振動子の両端であって、かつ振動モー
ドの節にそれぞれ固着された電磁変換素子とを備えてな
る高速アクセス用浮動ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317328A JP2537253B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 高速アクセス用浮動ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317328A JP2537253B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 高速アクセス用浮動ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01159877A JPH01159877A (ja) | 1989-06-22 |
JP2537253B2 true JP2537253B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=18086983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62317328A Expired - Fee Related JP2537253B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 高速アクセス用浮動ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537253B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105542B2 (ja) * | 1987-12-02 | 1994-12-21 | 三菱電機株式会社 | ヘッド浮動装置 |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP62317328A patent/JP2537253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IBMRES.DEVELOP.Vol.29No.3May.1985(P.316〜323) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01159877A (ja) | 1989-06-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |