JP2536874B2 - リニアモ−タ搬送路の分岐制御装置 - Google Patents

リニアモ−タ搬送路の分岐制御装置

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JP2536874B2 JP62171574A JP17157487A JP2536874B2 JP 2536874 B2 JP2536874 B2 JP 2536874B2 JP 62171574 A JP62171574 A JP 62171574A JP 17157487 A JP17157487 A JP 17157487A JP 2536874 B2 JP2536874 B2 JP 2536874B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、建造物内に配設された上下方向の垂直搬送
路の走行から、建造物各階の搬送路への走行に搬送体の
走行方向を転換する分岐装置を有するリニアモータ搬送
システムにおいて、システムに異常が発生したときなど
に、搬送体が暴走することを防止するため、搬送体が分
岐装置を通過した後に、分岐装置を上下方向の搬送路か
ら各階の水平方向の搬送路の方へ転換するようにしたも
のである。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、建造物内に搬送路を配設し、分岐装置を
介して、建造物の各階に搬送体を搬送するリニアモータ
搬送システムにおいて、搬送体の暴走を防止するように
したりリニアモータ搬送路の分岐制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示すように、リニアモータ搬送路1により建
造物2の各階3に搬送体4を搬送するためには、搬送路
1に設けられたステータ5によって搬送されるが、各階
3に搬送路1が連通するように、垂直搬送路1aと各階搬
送路1bとを連結するための分岐装置6が設けられてお
り、制御装置7によってステータ5及び分岐装置6を制
御して、建造物内のどこへでも搬送体4の搬送が行われ
るようになっている。搬送体4が垂直搬送路1aを上昇す
るときは、制御装置7によって搬送路1に設けられてい
るステータ5を駆動し、搬送体4の二次導体8に推力を
与えて垂直上昇能力を持たせることができるので垂直上
昇が可能であり、垂直搬送路1aを下降するときは、搬送
体4の二次導体8が移動することによって、ステータ5
から搬送体4の二次導体8にブレーキ力が作用し、搬送
体4にブレーキが加えられながら下降する。このように
して搬送体4は垂直に上下走行を行い、建造物内の搬送
が確実に行われる。また搬送路1の下端の各階搬送路1b
の終端の部分には、搬送体の衝突を緩和するためにクッ
ショクン9が取付けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のリニアモータによる
上下方向の搬送システムにあっては、リニアモータが正
常に作動しているときは上下の搬送も確実に行われる
が、停電とか電気駆動系統が故障した場合には極めて危
険な状態となる。即ち垂直搬送路1aにおいては、上昇さ
せることもできず、下降の際のブレーキも作動しないの
で、搬送体4は垂直搬送路1aを通過して自然落下し、分
岐装置15が各階側になっている階或いは最も下の階に達
する。この場合落下開始の場所が高いほど落下速度は速
いから、落下の際にクッション9に衝突したとき衝撃が
吸収されきれず、大きい衝撃力が発生し、システムが破
壊され安全性が保持できないという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、停電や故障等の場合にも搬送体を安全に誘
導することができるリニアモータによる上下方向の搬送
システムを得ることをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そして、この目的を達成するために、本発明にあって
はその達成を、第1図に示すように、建造物内に配設さ
れた上下方向の垂直搬送路12上の走行と、前記垂直搬送
路12と建造物各階13の各階搬送路14とを結ぶ走行とに、
搬送体11の走行方向を転換する分岐装置15を有するリニ
アモータ搬送システムにおいて、前記搬送体11が前記分
岐装置15を通過したことを確認する通過確認装置21と、
外通過確認装置21によって通過が確認された時、前記分
岐装置15を各階搬送路14側に切換える分岐切換装置22と
を設けることとした。
〔作用〕
次に本発明の作用を説明すると、通過確認装置21によ
り搬送体11の通過が確認されると、分岐切換装置22が作
動して、各階13に設けられた分岐装置15は、垂直方向か
ら各階搬送路14の側へ転換される。よって搬送体11は障
害があって落下が開始された場所から最も近い分岐装置
15のところから、各階搬送路14の方へ走行することにな
り、一番下の階まで落下して破壊するようなことがなく
なる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のリニアモータ搬送システムの構成図
で、建造物内に配設された上下方向の垂直搬送路12と、
垂直搬送路12から建造物各階13に敷設された各階搬送路
14とがあり、リニアモータ搬送体11(以下搬送体11とい
う)の垂直搬送路12上での走行と、垂直搬送路12から各
階搬送路14への走行とに、搬送体11の走行方向を転換す
る分岐装置15が設けられている。そして搬送体11が分岐
装置15を通過したことを検知する通過確認装置21と、通
過確認装置21によって通過が確認された時、分岐装置15
の転換方向を、垂直方向搬送路12から、各階搬送路14へ
の通路が形成されるように転換する分岐切換装置22とを
設ける。
第2図は分岐装置15の制御装置のブロック図で、図に
示すように、システム制御装置20からは分岐切換装置22
に指令が出され、これによって分岐駆動装置23へ信号が
送られるが、通常の作動では垂直搬送路側切換指示信号
25、各階搬送路側切換指示信号26が分岐駆動装置23へ伝
達されて分岐装置15が駆動される。そして通過確認セン
サ24からの信号が通過確認装置21を介して分岐切換装置
22へ入力されるようになっており、その信号はORゲート
27によって各階搬送路側切換指示信号26と合流してい
る。分岐駆動装置23から分岐装置15を駆動するのは分岐
装置15のモータ28へ電力駆動線28aが接続しており、垂
直搬送路側切換センサ29、各階搬送路側切換センサ30に
より分岐装置15の転換を確認して、それを分岐切換装置
22へフィードバックしている。
搬送体11が第1図のステータ31のところからステータ
36のところへ搬送される場合について説明すると、第3
図の流れ図に示すようにこの場合は、分岐装置15を下か
ら上へ搬送体11が通過するから、そのように分岐装置15
に搬送体の通過を指示する(S1)。そして分岐装置の通
過が可能かどうかを確認し、停止ステータ36に停止指示
を与え、発進、停止ステータ以外のステータに加減速を
指示し(S2)、準備完了を確認したら発進ステータ31に
発進を指示する(S3)。そして停止ステータ36に達する
まで加減速を繰り返えし(S4)、停止ステータ36に達し
たら停止する(S5)。その途中で分岐装置15を通過する
が、その状態は第4図の流れ図に示すように、分岐装置
15が垂直搬送路12側に切換わっているかどうかを確認し
(S11)、切換わっていなければ分岐切換装置22から垂
直搬送路12側へ分岐装置15を切換えるように指令を出
す。(S12)。搬送体11が分岐装置15を通過したことを
通過確認センサ24で検知したならば、その信号は通過確
認装置21に伝達され、分岐切換装置22からORゲート27を
介して分岐駆動装置23へ分岐装置15を各階搬送路14側へ
切換える信号を送出する(S13)。このようにして搬送
体11が分岐装置15を通過したとき、分岐装置15は必ず各
階搬送路14側に切換わっているから、何らかの異常が発
生した場合にも、搬送体11は現在位置から最も近い分岐
装置15のところから、その階の各階搬送路14へ誘導さ
れ、その搬送路の終端部に設けられたクッション17でエ
ネルギを吸収されて停止する。これによって搬送体11が
最も下の階まで落下して破壊するようなことがなくな
る。なお上記の実施例では搬送体11が分岐装置15を通過
したときは、必ず分岐装置15を各階搬送路14側へ転換す
るようにしたが、搬送体11が分岐装置15を上から下へ向
って通過したときには、その上方には搬送体が存在しな
い場合があるので、そのときは分岐切換装置22は作動せ
ず、下から上に向って通過したときのみ分岐切換装置22
を作動させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、リニアモータ
搬送体の走行方向を転換する分岐装置は、前記搬送体が
通過した後には各階搬送路側に転換されている。よって
何らかの障害等で前記搬送体が搬送路を落下することが
あっても、搬送体は垂直搬送路をそのまま落下せず、現
在位置から最も近い各階搬送路を走行することになるの
で、搬送体が最も下の階まで墜落して破壊されるような
ことがなく、安全性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例の
制御装置のブロック図、第3図は搬送体の走行の流れ
図、第4図は分岐装置を通過する場合の作動の流れ図、
第5図は従来のリニアモータ搬送システムを持つ建造物
の断面図である。 11……リニアモータ搬送体 12……垂直搬送路 13……建造物の各階 14……各階搬送路 15……分岐装置 21……通過確認装置 22……分岐切換装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建造物内に配設された上下方向の垂直搬送
    路(12)上の走行と、前記垂直搬送路(12)と建造物各
    階(13)の各階搬送路(14)とを結ぶ走行とに、搬送体
    (11)の走行方向を転換する分岐装置(15)を有するリ
    ニアモータ搬送システムにおいて、前記搬送体(11)が
    前記分岐装置(15)を通過したことを確認する通過確認
    装置(21)と、該通過確認装置(21)によって搬送体
    (11)の通過が確認されたとき前記分岐装置(15)を各
    階搬送路(14)側へ切換える分岐切換装置(22)とを設
    けたリニアモータ搬送路の分岐制御装置。
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JP2529661Y2 (ja) * 1989-11-09 1997-03-19 大成建設株式会社 搬送装置

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