JP2536741Y2 - 竪樋用のエルボ及びt形ジョイント - Google Patents

竪樋用のエルボ及びt形ジョイント

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JP2536741Y2
JP2536741Y2 JP3591391U JP3591391U JP2536741Y2 JP 2536741 Y2 JP2536741 Y2 JP 2536741Y2 JP 3591391 U JP3591391 U JP 3591391U JP 3591391 U JP3591391 U JP 3591391U JP 2536741 Y2 JP2536741 Y2 JP 2536741Y2
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臣久 鶴野
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、竪樋の接続に使用する
エルボまたはT形ジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】最も一般的な竪樋用のエルボは、両端に
若干拡径させた受け口が形成され、各受け口に竪樋の端
部を嵌合させて竪樋を接続するものである(実公昭57
−11059号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエルボにあっては、各受け口に竪樋の端部を
嵌合させると受け口の端面が表面に露出してしまう。つ
まり、エルボと竪樋の境に段差が形成されるので、竪樋
の接続部が外観的に目立ち、建物の美観を損なうという
問題があった。
【0004】尚、エルボの両端に若干縮径させた差込口
を形成して、この差込口を竪樋の端部に差し込むように
すると、エルボと竪樋の境の段差をなくすことができ
る。ところが、両端に差込口を成形する場合、通常の射
出成形ではコアの型抜きができないため、成形が非常に
困難になる。
【0005】本考案は上記従来の問題に着目し、接続部
が目立たないように竪樋を相互に接続させることができ
るエルボを提供することを第1の目的としている。ま
た、同様に、接続部が目立たないように竪樋を相互に接
続させると共に、竪樋を分岐させることができるT形ジ
ョイントを提供することを第2の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための手段として、本考案のエルボは、竪樋に差込可
能な第1差込口と第2差込口を有するL管形状の継手部
材と、前記第1差込口を貫通させて前記継手部材の外側
に装着可能な第1カバー部材と、前記第2差込口を貫通
させて前記継手部材の外側に装着可能な第2カバー部材
と、を備え、前記第1カバー部材及び第2カバー部材
が、竪樋と同一の断面形状に形成され、かつ、第1カバ
ー部材と第2カバー部材とが、互いに端面で接合可能に
形成されている。
【0007】上記第2の目的を達成するための手段とし
て、本考案のT形ジョイントは、竪樋に差込可能な第1
差込口と第2差込口と第3差込口を有するT管形状の継
手部材と、前記第1差込口を貫通させて前記継手部材の
外側に装着可能な第1カバー部材と、前記第2差込口を
貫通させて前記継手部材の外側に装着可能な第2カバー
部材と、前記第3差込口を貫通させて前記継手部材の外
側に装着可能な第3カバー部材と、を備え、前記第1カ
バー部材及び第2カバー部材及び第3カバー部材が、竪
樋と同一の断面形状に形成され、かつ、第1カバー部材
と第2カバー部材と第3カバー部材とが、互いに端面で
接合可能に形成されている。
【0008】更に、上記エルボとT形ジョイントは、継
手部材を軟質材で形成し、かつ、前記継手部材の各差込
口を蛇腹管形状に形成すれば、差込口を差し込ませた竪
樋との密着性を確保する上で好ましい。
【0009】
【作用】本考案のエルボを使用して竪樋を相互に接続さ
せる場合には、まず、継手部材の外側に第1カバー部材
を装着すると共に、継手部材の外側に第2カバー部材を
装着し、それから第1カバー部材と第2カバー部材を互
いに端面で接合する。
【0010】次に、第1カバー部材に貫通させた継手部
材の第1差込口を竪樋の端部に差し込ませると共に、第
2カバー部材に貫通させた継手部材の第2差込口を竪樋
の端部に差し込ませ、それから、第1差込口側の竪樋の
端面と第1カバー部材の端面とを突き合せると共に、第
2差込口側の竪樋の端面と第2カバー部材の端面とを突
き合せる。
【0011】このようにして、第1差込口を差し込ませ
た竪樋と、第2差込口を差し込ませた竪樋とを相互に接
続することができる。そして、第1差込口側の竪樋の端
面と第1カバー部材の端面とを突き合せると共に、第2
差込口側の竪樋の端面と第2カバー部材の端面とを突き
合せたことにより、エルボと各竪樋の境から段差をなく
すことができる。
【0012】本考案のT形ジョイントを使用して竪樋を
相互に接続させると共に、竪樋を分岐させる場合には、
まず、継手部材の外側に第1カバー部材を装着すると共
に、継手部材の外側に第2カバー部材を装着し、かつ、
継手部材の外側に第3カバー部材を装着し、それから、
第1カバー部材と第2カバー部材と第3カバー部材を互
いに端面で接合する。
【0013】次に、第1カバー部材を貫通した継手部材
の第1差込口を竪樋の端部に差し込ませると共に、第2
カバー部材を貫通した継手部材の第2差込口を竪樋の端
部に差し込ませ、かつ、第3カバー部材を貫通した継手
部材の第3差込口を竪樋の端部に差し込ませ、それか
ら、第1差込口側の竪樋の端面と第1カバー部材の端面
とを突き合せると共に、第2差込口側の竪樋の端面と第
2カバー部材の端面とを突き合せ、かつ、第3差込口側
の竪樋の端面と第3カバー部材の端面とを突き合せる。
【0014】このようにして、第1差込口を差し込ませ
た竪樋と、第2差込口を差し込ませた竪樋とを相互に接
続させることができると共に、第3差込口を差し込ませ
た竪樋を分岐させることができる。そして、第1差込口
側の竪樋の端面と第1カバー部材の端面とを突き合せる
と共に、第2差込口側の竪樋の端面と第2カバー部材の
端面とを突き合せ、かつ、第3差込口側の竪樋の端面と
第3カバー部材の端面とを突き合せたことで、T形ジョ
イントと各竪樋の境から段差をなくすことができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1〜図3に基
づいて詳述する。図1は第1実施例の竪樋用エルボEの
分解状態を示す斜視図、図2は前記エルボEの組立状態
を示す斜視図、図3は前記エルボEを使用して竪樋Tを
接続した状態を示す斜視図で、図中1は継手部材、2は
第1カバー部材、3は第2カバー部材である。
【0016】前記継手部材1は、竪樋Tに差込可能な第
1差込口11と第2差込口12を有する円形のL管形状
に形成されている。また、この継手部材1は、軟質塩化
ビニル樹脂やポリエチレン等の軟質材で形成され、各差
込口11,12の部分が蛇腹管形状に形成されている。
尚、前記第1差込口11と第2差込口12とは、同一径
に形成されている。
【0017】前記第1カバー部材2と前記第2カバー部
材3とは、同一形状に形成されている。すなわち、前記
第1カバー部材2(第2カバー部材3)は、矩形管状の
外筒21(外筒31)に円形管状の内筒22(内筒3
2)を内接させた形状に形成されており、この形状は、
竪樋Tと同一の断面形状となっている。また、前記内筒
22(内筒32)の内径は、蛇腹管形状に形成された第
1差込口11及び第2差込口12の山径とほぼ等しく形
成されており、第1カバー部材2(第2カバー部材3)
は、内筒22(内筒32)に第1差込口11(第2カバ
ー部材3の場合は第2差込口12)を貫通させて前記継
手部材1の外側に装着できるようになっている。尚、内
筒22(内筒32)の内径を、蛇腹管形状に形成された
第1差込口及び第2差込口の山径より若干小さくして、
内筒22(内筒32)に第1差込口11(第2カバー部
材3の場合は第2差込口12)を貫通させると、第1差
込口(第2差込口)の山が若干押し倒されるようにして
もよい。
【0018】更に、前記第1カバー部材2及び前記第2
カバー部材3は、一端面がほぼ45度の傾斜端面23,
33に形成されており、第1カバー部材2と第2カバー
部材3は、互いに傾斜端面23,33でほぼ直角に接合
できるようになっている。尚第1カバー部材2及び第2
カバー部材3は、射出成形等により竪樋Tとは別に成形
してもよいが、竪樋Tの端部を45度の角度で切断する
だけでも製造することができる。
【0019】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0020】本実施例のエルボEを使用して竪樋T,T
を相互に接続する場合には、まず、継手部材1に第1カ
バー部材2を装着すると共に、継手部材1に第2カバー
部材3を装着し、それから、第1カバー部材2と第2カ
バー部材3を互いに端面で接合する。
【0021】次に、第1カバー部材2に貫通させた継手
部材1の第1差込口11を竪樋Tの端部に差し込ませる
と共に、第2カバー部材3に貫通させた継手部材1の第
2差込口12を竪樋Tの端部に差し込ませ、それから、
第1差込口11側の竪樋Tの端面と第1カバー部材2の
端面とを突き合せると共に、第2差込口12側の竪樋T
の端面と第2カバー部材3の端面とを突き合せる。
【0022】このようにして、第1差込口11を差し込
ませた竪樋Tと、第2差込口12を差し込ませた竪樋T
とを相互に接続することができる。そして、第1差込口
11側の竪樋Tの端面と第1カバー部材2の端面とを突
き合せると共に、第2差込口12側の竪樋Tの端面と第
2カバー部材3の端面とを突き合せたことにより、図3
に示すようにエルボと各竪樋Tの境から段差をなくすこ
とができる。
【0023】また、本実施例のエルボEは、継手部材1
が軟質材で形成され、しかも継手部材1の第1差込口1
1と第2差込口12が蛇腹管形状に形成されているの
で、各差込口11,12を差し込ませた竪樋Tとの密着
性を確保することができ、それによって高い止水性が得
られる。従って、接続部が目立たないように竪樋T,T
を相互に接続することができる次に、本考案の第2実施
例を図4及び図5に基づいて詳述する。図4は第1実施
例のT形ジョイントJの分解状態を示す斜視図、図5は
前記T形ジョイントJの組立状態を示す斜視図で、図6
は前記T形ジョイントJを使用して竪樋Tを接続した状
態を示す斜視図で、図中4は継手部材、5は第1カバー
部材、6は第2カバー部材、7は第3カバー部材であ
る。
【0024】前記継手部材4は、竪樋Tに差込可能な第
1差込口41と第2差込口42と第3差込口43を有す
る円形のT管形状に形成されている。また、この継手部
材4は、軟質塩化ビニル樹脂やポリエチレン等の軟質材
で形成され、各差込口41,42,43の部分が蛇腹管
形状に形成されている。尚、前記第1差込口41と第2
差込口42と第3差込口43とは、同一径に形成されて
いる。
【0025】前記第1カバー部材5と前記第2カバー部
材6とは、同一形状に形成されている。すなわち、前記
第1カバー部材5(第2カバー部材6)は、矩形管状の
外筒51(外筒61)に円形管状の内筒52(内筒6
2)を内接させた形状に形成されており、この形状は、
竪樋Tと同一の断面形状となっている。また、前記内筒
52(内筒62)の内径は、蛇腹管形状に形成された第
1差込口11及び第2差込口12の山径とほぼ等しく形
成されており、第1カバー部材5(第2カバー部材6)
は、内筒52(内筒62)に第1差込口41(第2カバ
ー部材6の場合は第2差込口42)を貫通させて前記継
手部材4の外側に装着できるようになっている。尚、内
筒52(内筒62)の内径を、蛇腹管形状に形成された
第1差込口及び第2差込口の山径より若干小さくして、
内筒52(内筒62)に第1差込口41(第2カバー部
材6の場合は第2差込口42)を貫通させると、第1差
込口(第2差込口)の山が若干押し倒されるようにして
もよい。
【0026】更に、前記第1カバー部材5及び第2カバ
ー部材6は、一端面が軸方向に対してほぼ直角な直角面
53,63と、ほぼ45度の傾斜面54,64からなる
屈曲端面に形成されており、第1カバー部材5と第2カ
バー部材6は、互いに前記直角面53,63でほぼ一直
線上に接合できるようになっている。
【0027】前記第3カバー部材7は、矩形管状の外筒
71に円形管状の内筒72を内接させた形状に形成され
ており、この形状は、竪樋Tと同一断面形状となってい
る。また、前記内筒72の内径は、蛇腹管形状に形成さ
れた第3差込口43の山径とほぼ等しく形成されてお
り、第3カバー部材7は、内筒72に第3差込口43を
貫通させて前記継手部材4の外側に装着できるようにな
っている。尚、内筒72の内径を、蛇腹管形状に形成さ
れた第3差込口43の山径より若干小さくして、内筒7
2に第3差込口43を貫通させると、第3差込口43の
山が若干押し倒されるようにしてもよい。
【0028】更に、前記第3カバー部材7は、一端面が
ほぼ45度の傾斜面73,74からなる山形端面に形成
されており、第1カバー部材5と第3カバー部材7は、
互いに傾斜面54,73で直角に接合できるようになっ
ており、第2カバー部材6と第3カバー部材7は、互い
に傾斜面64,74で直角に接合できるようになってい
る。
【0029】尚、第1カバー部材5及び第2カバー部材
6は、竪樋Tの端部を切断した後、一方の端面を屈曲端
面に加工するだけで製造することができる。また、第3
カバー部材7も、竪樋Tの端部を切断した後、一方の端
面を山形端面に加工するだけで製造することができる。
【0030】次に、第2実施例の作用を説明する。
【0031】本実施例のT形ジョイントJを使用して竪
樋T,Tを相互に接続すると共に、竪樋Tを分岐させる
場合には、まず、継手部材4に第1カバー部材5を装着
すると共に、継手部材4に第2カバー部材6を装着し、
それから、第1カバー部材5と第2カバー部材6を互い
に垂直端面53,63で接合する。また、継手部材4に
第3カバー部材7を装着し、それから、第3カバー部材
7と第1カバー部材5を互いに傾斜面73,54で接合
すると共に、第3カバー部材7と第2カバー部材6を互
いに傾斜面74,64で接合する。
【0032】次に、第1カバー部材5に貫通させた継手
部材4の第1差込口41を竪樋Tの端部に差し込ませる
と共に、第2カバー部材6に貫通させた継手部材4の第
2差込口42を竪樋Tの端部に差し込ませ、かつ、第3
カバー部材7に貫通させた継手部材4の第3差込口43
を竪樋Tの端部に差し込ませ、それから、第1差込口4
1側の竪樋Tの端面と第1カバー部材5の端面とを突き
合せると共に、第2差込口42側の竪樋Tの端面と第2
カバー部材6の端面とを突き合せ、かつ第3差込口43
側の竪樋Tの端面と第3カバー部材7の端面とを突き合
せる。
【0033】このようにして、第1差込口41を差し込
ませた竪樋Tと、第2差込口42を差し込ませた竪樋T
とを相互に接続させることができると共に、第3差込口
43を差し込ませた竪樋Tを分岐させることができる。
第1差込口41側の竪樋Tの端面と第1カバー部材5の
端面とを突き合せると共に、第2差込口42側の竪樋T
の端面と第2カバー部材6の端面とを突き合せ、かつ、
第3差込口43側の竪樋Tの端面と第3カバー部材7の
端面とを突き合せたことで、図6に示すようにT形ジョ
イントJと各竪樋Tの境から段差をなくすことができ
る。従って、接続部が目立たないように竪樋T,Tを相
互に接続することができると共に、竪樋Tを分岐させる
ことができる。
【0034】また、本実施例のT形ジョイントJは、継
手部材4が軟質材で形成され、しかも継手部材4の第1
差込口41と第2差込口42と第3差込口43が蛇腹管
形状に形成されているので、各差込口41,42,43
を差し込ませた竪樋Tとの密着性を確保することがで
き、それによって高い止水性が得られる。
【0035】以上、本考案の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本考案に含まれる。
【0036】例えば、第1実施例では、第1カバー部材
2と第2カバー部材3とがほぼ直角に接合可能なエルボ
Eを示したが、第1カバー部材2と第2カバー部材3と
は直角に接合させる必要はなく、例えば120度の角度
で接合できるようにしてもよい。
【0037】また、実施例では、各差込口11,12の
部分だけが蛇腹管形状に形成された継手部材1を使用し
たが、全体が蛇腹管形状に形成された継手部材を使用し
てもよい。
【0038】また、エルボEの第1カバー部材2及び第
2カバー部材3の断面形状は、第1実施例に示した形状
に限られないし、T形ジョイントJの第1カバー部材5
及び第2カバー部材6及び第3カバー部材7の断面形状
も、第2実施例に示した形状に限られず、竪樋Tと同一
断面形状であればその他の形状であってもよい。例え
ば、図7に示すように、円形管状の外筒81と円形管状
の内筒82をリブ83で連結した形状にしてもよいし、
図8に示すように、かまぼこ形の外筒91と円形管状の
内筒92をリブ93で連結した形状にしてもよい。
【0039】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の
考案のエルボにあっては、各差込口の端面と、各差込口
を差し込ませた竪樋の端面とを突き合わせることができ
るので、エルボと竪樋との境から段差をなくすことがで
きる。従って、接続部が目立たないように竪樋を相互に
接続することができるという効果が得られる。また、請
求項3記載の本考案のエルボにあっては、各差込口を差
し込ませた竪樋との密着性を確保することができ、その
結果、高い止水性を得ることができる。
【0040】また、請求項2記載の本考案のT形ジョイ
ントにあっては、各差込口の端面と、各差込口を差し込
ませた竪樋の端面とを突き合わせることができるのでT
形ジョイントと竪樋との境から段差をなくすことができ
る。従って、接続部が目立たないように竪樋を相互に接
続させると共に、竪樋を分岐させることができるという
効果が得られる。また、請求項4記載の本考案のT形ジ
ョイントにあっては、各差込口を差し込ませた竪樋との
密着性を確保することができ、その結果、高い止水性を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例のエルボの分解状態を示す斜
視図である。
【図2】該エルボの組立状態を示す斜視図である。
【図3】該エルボを使用して竪樋を接続した状態を示す
斜視図である。
【図4】本考案第2実施例のT形ジョイントの分解状態
を示す斜視図である。
【図5】該T形ジョイントの組立状態を示す斜視図であ
る。
【図6】該T形ジョイントを使用して竪樋を接続した状
態を示す斜視図である。
【図7】カバー部材の変形例を示す端面図である。
【図8】カバー部材の変形例を示す端面図である。
【符号の説明】
T 竪樋 E エルボ 1 継手部材 11 第1差込口 12 第2差込口 2 第1カバー部材 3 第2カバー部材 J T形ジョイント 4 継手部材 41 第1差込口 42 第2差込口 43 第3差込口 5 第1カバー部材 6 第2カバー部材 7 第3カバー部材

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪樋に差込可能な第1差込口と第2差込
    口を有するL管形状の継手部材と、前記第1差込口を貫
    通させて前記継手部材の外側に装着可能な第1カバー部
    材と、前記第2差込口を貫通させて前記継手部材の外側
    に装着可能な第2カバー部材と、を備え、前記第1カバ
    ー部材及び第2カバー部材が、竪樋と同一の断面形状に
    形成され、かつ、第1カバー部材と第2カバー部材と
    が、互いに端面で接合可能に形成されていることを特徴
    とするエルボ。
  2. 【請求項2】 竪樋に差込可能な第1差込口と第2差込
    口と第3差込口を有するT管形状の継手部材と、前記第
    1差込口を貫通させて前記継手部材の外側に装着可能な
    第1カバー部材と、前記第2差込口を貫通させて前記継
    手部材の外側に装着可能な第2カバー部材と、前記第3
    差込口を貫通させて前記継手部材の外側に装着可能な第
    3カバー部材と、を備え、前記第1カバー部材及び第2
    カバー部材及び第3カバー部材が、竪樋と同一の断面形
    状に形成され、かつ、第1カバー部材と第2カバー部材
    と第3カバー部材とが、互いに端面で接合可能に形成さ
    れていることを特徴とするT形ジョイント。
  3. 【請求項3】 継手部材が軟質材で形成され、かつ、前
    記継手部材の各差込口が蛇腹管形状に形成されている
    求項1記載のエルボ。
  4. 【請求項4】 継手部材が軟質材で形成され、かつ、前
    記継手部材の各差込口が蛇腹管形状に形成されている請
    求項2記載のT形ジョイント。
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JP6018002B2 (ja) * 2013-03-21 2016-11-02 三菱樹脂株式会社 樋エルボ継手
JP2020033845A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社Lixil 水路形成ユニット

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