JP2536654Y2 - 水中用トレッドミル - Google Patents
水中用トレッドミルInfo
- Publication number
- JP2536654Y2 JP2536654Y2 JP1990128335U JP12833590U JP2536654Y2 JP 2536654 Y2 JP2536654 Y2 JP 2536654Y2 JP 1990128335 U JP1990128335 U JP 1990128335U JP 12833590 U JP12833590 U JP 12833590U JP 2536654 Y2 JP2536654 Y2 JP 2536654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- endless
- shaft
- drive source
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歩行訓練や心肺機能の状態測定等に使用さ
れる水中用トレッドミル(水中用負荷運動装置)の改良
に関するものである。
れる水中用トレッドミル(水中用負荷運動装置)の改良
に関するものである。
水中用トレッドミルは、水槽外の駆動源によって強制
駆動される無端帯回動装置を水槽内の底部に装設し、そ
の無端帯の掛回上面を、被訓練者が乗って歩行運動する
移動面として構成されるものであり、従来例としては、
例えば、特公昭60−34399号公報にみられるようなもの
が知られている。
駆動される無端帯回動装置を水槽内の底部に装設し、そ
の無端帯の掛回上面を、被訓練者が乗って歩行運動する
移動面として構成されるものであり、従来例としては、
例えば、特公昭60−34399号公報にみられるようなもの
が知られている。
従来の水中用トレッドミルは、上記文献によって確認
できるように、無端帯回動装置が水槽内の底部に一体的
に組付けて装設され、その無端帯回動装置の駆動輪軸が
水槽の側壁を貫通して外方に延出されて水槽外の電動機
に連動連結される専用装置であったので、無端帯回動装
置と水槽は一体不可分となり、著しくコスト高に付き、
無端帯回動装置の使用上自由度が低いという難点があっ
た。
できるように、無端帯回動装置が水槽内の底部に一体的
に組付けて装設され、その無端帯回動装置の駆動輪軸が
水槽の側壁を貫通して外方に延出されて水槽外の電動機
に連動連結される専用装置であったので、無端帯回動装
置と水槽は一体不可分となり、著しくコスト高に付き、
無端帯回動装置の使用上自由度が低いという難点があっ
た。
又、駆動輪軸が水槽側壁を貫通して外方に延出する部
分を水封しなければならないので、その部分の精度管
理、保守に手数と費用がかかり、且つ耐久性がよくない
という難点があった。
分を水封しなければならないので、その部分の精度管
理、保守に手数と費用がかかり、且つ耐久性がよくない
という難点があった。
本考案は、従来の技術における上記の難点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、従来の
ものに比べて著しくコスト低廉になるとともに耐久性も
向上された水中用トレッドミルを提供することにある。
されたものであって、その目的とするところは、従来の
ものに比べて著しくコスト低廉になるとともに耐久性も
向上された水中用トレッドミルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案における水中用ト
レッドミルは、台枠3に掛回装設された無端帯6を強制
駆動する駆動源部9を、台枠3の駆動輪4側の上方部位
に配設し、駆動源部9と駆動輪の軸7との間を所定長さ
を有する縦向きの伝動機構8で連動連結して無端帯回動
装置1を構成してなる水中用トレッドミルである。。
レッドミルは、台枠3に掛回装設された無端帯6を強制
駆動する駆動源部9を、台枠3の駆動輪4側の上方部位
に配設し、駆動源部9と駆動輪の軸7との間を所定長さ
を有する縦向きの伝動機構8で連動連結して無端帯回動
装置1を構成してなる水中用トレッドミルである。。
前記伝動機構8は、水槽2の水深より長い縦軸20と該
縦軸20を収納する筒ケース17とからなる。
縦軸20を収納する筒ケース17とからなる。
本考案における水中用トレッドミルは、必要な大きさ
の任意の水槽(浴槽やプールなどをも含む)の開口部か
ら無端帯回動装置1を水槽2内に定置し、水槽2内に必
要量の湯水を満たすだけで使用可能状態となる。
の任意の水槽(浴槽やプールなどをも含む)の開口部か
ら無端帯回動装置1を水槽2内に定置し、水槽2内に必
要量の湯水を満たすだけで使用可能状態となる。
しかして、台枠3の駆動輪4側の上方部位に配設さ
れ、水槽2内の湯水上面よりも上方の空間部に位置する
事となる駆動源部9を起動し、その出方が伝動機構8を
介して駆動輪4の軸7に伝達されるように操作すれば、
その動力によって無端帯6が強制回動され、無端帯6の
掛回上面に乗った被訓練者を歩行運動させる。
れ、水槽2内の湯水上面よりも上方の空間部に位置する
事となる駆動源部9を起動し、その出方が伝動機構8を
介して駆動輪4の軸7に伝達されるように操作すれば、
その動力によって無端帯6が強制回動され、無端帯6の
掛回上面に乗った被訓練者を歩行運動させる。
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図および第2図には、水中用トレッドミル即ち水
中で作動する無端帯回動装置1と、無端帯回動装置1を
入れた水槽2を示している。無端帯回動装置1と水槽2
の両者はそれぞれが別体独立に構成されている。
中で作動する無端帯回動装置1と、無端帯回動装置1を
入れた水槽2を示している。無端帯回動装置1と水槽2
の両者はそれぞれが別体独立に構成されている。
無端帯回動装置1は、台枠3に軸架される駆動輪4と
従動輪5とに無端帯6を掛回してなる無端帯回動部21
と、無端帯6を動力によって強制回転させる駆動源部9
と、駆動輪4の軸7を駆動源部9に連動連結する伝動機
構8とでなり、無端帯6の掛回上面に被訓練者が乗って
歩行運動するように構成される。
従動輪5とに無端帯6を掛回してなる無端帯回動部21
と、無端帯6を動力によって強制回転させる駆動源部9
と、駆動輪4の軸7を駆動源部9に連動連結する伝動機
構8とでなり、無端帯6の掛回上面に被訓練者が乗って
歩行運動するように構成される。
駆動源部9は、台枠3の駆動輪4側の部位から立設さ
れる支持枠10の上端に装設され、駆動源である電動機11
と、変速機12と、運転装置13などを備えている。
れる支持枠10の上端に装設され、駆動源である電動機11
と、変速機12と、運転装置13などを備えている。
伝動機構8は、前記変速機12の出力部から通常使用す
る水槽2の水深より長い縦軸20を垂下し、その下端に嵌
着するピニオンベベルギア14を、駆動輪の軸7の軸端部
に嵌着される受動ベベルギア15に常時噛合させて、縦向
きに構成されている。
る水槽2の水深より長い縦軸20を垂下し、その下端に嵌
着するピニオンベベルギア14を、駆動輪の軸7の軸端部
に嵌着される受動ベベルギア15に常時噛合させて、縦向
きに構成されている。
水中で回す時の軸や歯車は、低速回転時より高速回転
時の方が、多量の抵抗を生じ且つゴミや水垢の付着によ
る回転障害も起こりやすい為、減速機12を水没しない位
置に設置し、電動機11の高速回転を低減回転に変速して
から縦軸20にて水中の無端帯回動部21に伝えている。
時の方が、多量の抵抗を生じ且つゴミや水垢の付着によ
る回転障害も起こりやすい為、減速機12を水没しない位
置に設置し、電動機11の高速回転を低減回転に変速して
から縦軸20にて水中の無端帯回動部21に伝えている。
又、縦軸20に螺旋凹凸部22を形成し、駆動源部9に上
昇浸入しようとする水槽2内の水を、下方へ押し遣る。
昇浸入しようとする水槽2内の水を、下方へ押し遣る。
尚第1図中、16は伝動機構のピニオンベベルギア14と
受動ベベルギア15及びその近辺部分を収容するギアケー
スであり、17は前記縦軸20を収容する筒ケースである。
この筒ケース17は、駆動源部9を支える支持枠10を兼ね
るものとして設けられてもよい。18は無端帯6の掛回上
面側を支持する支持体であり、19は手摺りであり、23は
駆動源部9を収納する駆動ケースである。
受動ベベルギア15及びその近辺部分を収容するギアケー
スであり、17は前記縦軸20を収容する筒ケースである。
この筒ケース17は、駆動源部9を支える支持枠10を兼ね
るものとして設けられてもよい。18は無端帯6の掛回上
面側を支持する支持体であり、19は手摺りであり、23は
駆動源部9を収納する駆動ケースである。
ギアケース16内には水が満ちているため、ギアの噛み
合い騒音は発生しない。
合い騒音は発生しない。
駆動ケース23から垂下される縦軸20は、駆動ケース23
の貫通部分で水封状態に摺接している。
の貫通部分で水封状態に摺接している。
本考案の水中トレッドミルは、台枠に掛回装設された
無端帯を強制駆動する駆動源部を、前記台枠の駆動輪側
の上方部位に配設し、該駆動源部と前記駆動輪の軸との
間を所定長の縦向きの伝動機構で連動連結して無端帯回
動装置を水槽とは別個に構成し、この無端帯回動装置を
任意の水槽内に定置して使用するものである。
無端帯を強制駆動する駆動源部を、前記台枠の駆動輪側
の上方部位に配設し、該駆動源部と前記駆動輪の軸との
間を所定長の縦向きの伝動機構で連動連結して無端帯回
動装置を水槽とは別個に構成し、この無端帯回動装置を
任意の水槽内に定置して使用するものである。
それ故に、水槽の選択に自由度があり、例えば、既存
の浴槽などを何らの追加々工もなくその儘利用して水中
用トレッドミルとすることができるので、無端帯回動装
置が水槽に一体的に仕組まれていた従来の専用構造のも
のに比べると著しく製造コストが低減された。
の浴槽などを何らの追加々工もなくその儘利用して水中
用トレッドミルとすることができるので、無端帯回動装
置が水槽に一体的に仕組まれていた従来の専用構造のも
のに比べると著しく製造コストが低減された。
使用者にとっては、既設の水槽に本考案装置を載置す
る事も可能であるから、大幅に装置導入経費が安くなり
有利である。
る事も可能であるから、大幅に装置導入経費が安くなり
有利である。
又、無端帯回動装置が水槽とは別に単独に構成されて
いて、必要に応じて極く簡単に水槽外に出すことができ
るので、任意の種々の浴槽やプールなどに無端帯回動装
置を入れ替え装備して水中用トレッドミルを得ることが
でき、無端帯回動装置の使用上の自由度が極めて高くな
った。
いて、必要に応じて極く簡単に水槽外に出すことができ
るので、任意の種々の浴槽やプールなどに無端帯回動装
置を入れ替え装備して水中用トレッドミルを得ることが
でき、無端帯回動装置の使用上の自由度が極めて高くな
った。
従来の装置では、広い水槽の中央で水中用トレッドミ
ルを使用することは不可能であったが、本考案装置では
広い水槽の中央でも使用が可能である。
ルを使用することは不可能であったが、本考案装置では
広い水槽の中央でも使用が可能である。
又、無端帯回動装置を水槽から容易に出せるので、そ
れら双方のメンテナンスや清掃作業を容易に行うことが
できる。
れら双方のメンテナンスや清掃作業を容易に行うことが
できる。
さらに、従来のものとは異なって、無端帯回動装置側
から水槽の側壁を貫通して外方に延出される軸等の部材
が一切存在しないので、それらが存在すると必要であっ
た水槽壁部の耐水圧性水封機構が不要になって、軸の水
封機構に係るコストの低減ができ、軸の水封機構に係る
耐久性が著しく向上され軸の水封機構に係るメンテナン
スが軽減され有利である。
から水槽の側壁を貫通して外方に延出される軸等の部材
が一切存在しないので、それらが存在すると必要であっ
た水槽壁部の耐水圧性水封機構が不要になって、軸の水
封機構に係るコストの低減ができ、軸の水封機構に係る
耐久性が著しく向上され軸の水封機構に係るメンテナン
スが軽減され有利である。
又、水槽の側壁を貫通する軸を有さないものであっ
て、且つ水封絶縁状態に包装した駆動源部等の電気的構
成部を無端帯回動部に一体的に構成するものに比せば、
本考案装置は駆動源部等の電気的構成部を水深より高い
位置に設けるので、漏電による感電事故や故障等が無く
安全であり、又高い信頼度が要求される水封絶縁状態に
包装する機構に係る部材も不要となるので、製作が容易
となり、製作コストも安価となる。
て、且つ水封絶縁状態に包装した駆動源部等の電気的構
成部を無端帯回動部に一体的に構成するものに比せば、
本考案装置は駆動源部等の電気的構成部を水深より高い
位置に設けるので、漏電による感電事故や故障等が無く
安全であり、又高い信頼度が要求される水封絶縁状態に
包装する機構に係る部材も不要となるので、製作が容易
となり、製作コストも安価となる。
第1図は本考案による水中トレッドミルの側断面、第2
図は第1図のA−A断面図である。 1……無端帯回動装置、2……水槽、3……台枠、4…
…駆動輪、6……無端帯、7……軸、8……伝動機構、
9……駆動源部、21……無端帯回動部
図は第1図のA−A断面図である。 1……無端帯回動装置、2……水槽、3……台枠、4…
…駆動輪、6……無端帯、7……軸、8……伝動機構、
9……駆動源部、21……無端帯回動部
Claims (1)
- 【請求項1】台枠3に掛回装設された無端帯6を強制駆
動する駆動源部9を、台枠3の駆動輪4側の上方部位に
配設し、駆動源部9と駆動輪4の軸7との間を所定長さ
を有する縦向きの伝動機構8で連動連結して無端帯回動
装置1を構成してなり、前記伝動機構8は、水槽2の水
深より長い縦軸20と該縦軸20を収納する筒ケース17とか
らなることを特徴とする水中用トレッドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128335U JP2536654Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 水中用トレッドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128335U JP2536654Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 水中用トレッドミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483237U JPH0483237U (ja) | 1992-07-20 |
JP2536654Y2 true JP2536654Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31875799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990128335U Expired - Lifetime JP2536654Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 水中用トレッドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536654Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016202752A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 株式会社ジャパンアクアテック | トレッドミルおよび水中歩行訓練装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641732Y2 (ja) * | 1976-02-07 | 1981-09-30 | ||
JPS57131438A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-14 | Sakai Iriyou Kk | Alternate moving and excercising apparatus for restoring walking function |
JPS6034399A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-21 | 横浜ゴム株式会社 | 海上流体荷役用中継施設 |
JPH02502159A (ja) * | 1987-02-12 | 1990-07-19 | エドモンズ メディカル システムズ,インコーポレーテッド | 水中トレッドミルを備えた訓練装置 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990128335U patent/JP2536654Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0483237U (ja) | 1992-07-20 |
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