JP3045910U - 遊具兼用造波装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 波のみを起こすための造波装置のフロート部
に人間が乗り、上下動を楽しむ遊具兼用装置で、経済的
効果を上げる。 【解決手段】 造波装置のフロート部（１）に人間が乗
り、モーター（２）の回転運動を、上下運動に変換する
装置（３）を介して、フロー ト部（１）を上下させ造
波を行う遊具兼用装置である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この装置は、プール等に設置し、波を起こすと同時に、装置の造波部（フロー ト）に人が乗り、上下動を楽しむ遊具兼用の装置である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、造波装置は動く機械で、危険な物として実験水槽やプールにかくされた 状態で設置され、波のみを起こす装置であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。波のみを起こす装置であり、他に利用され ず、経済効果が少なかった。本考案は、この欠点を除くためになされたものであ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

プランジャー式造波装置のフロート部（１）に人間が乗り、モータ（２）の回 転運動を、上下運動に変換する装置（３）を介して、フロート部（１）を上下さ せ、造波を行う遊具兼用装置である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

フロート部（１）に人間が乗り、モーター（２）の回転運動を、上下運動に変 換する装置（３）を介して、フロート部（１）を上下させ、造波をすると同時に 上下運動を楽しむ。

【０００６】

【実施例】

プランジャー式造波装置のフロート部（１）に人間が乗り込めて、前面及び側 面が透明な板を使用した乗り物とし、モーター（２）により、回転しながら上下 するネジを有する装置（３）を介して、フロート部（１）を上下させる。 本案は、以上のような構造でこれを使用することにより、波が起こせるととも に、人間が水面近傍の上下運動を楽しめる遊具となる。フロート内部には多少の 水は入るものの、瞬間的には満水しないので安全は十分確保される。 第３図に示すように、フロートの形は、乗る姿勢により変化をもたせることが できる。

【０００７】

【考案の効果】

波のみを起こす造波装置を、同じ動力で遊具として利用するために、二重の経 済効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の中で人間の乗るフロートの形状を変化
させた図である。

【符号の説明】

１ フロート ２ モーター ３ 回転運動を上下運動に変換する装置 ４ 水槽壁

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 プランジャー式造波装置のフロート部
   （１）に人間が乗り、モータ（２）の回転運動を、上下
   運動に変換する装置（３）を介して、フロート部（１）
   を上下させ造波を行う遊具兼用装置。