JP2536488B2 - カラ−写真の色修正方法 - Google Patents
カラ−写真の色修正方法Info
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- JP2536488B2 JP2536488B2 JP61196682A JP19668286A JP2536488B2 JP 2536488 B2 JP2536488 B2 JP 2536488B2 JP 61196682 A JP61196682 A JP 61196682A JP 19668286 A JP19668286 A JP 19668286A JP 2536488 B2 JP2536488 B2 JP 2536488B2
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- JP
- Japan
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- color
- original image
- mask
- light
- subject
- Prior art date
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Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/18—Processes for the correction of the colour image in subtractive colour photography
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー写真の製作の際に撮影されたカラーネ
ガ原画やカラーポジ原画等のカラー原画の色調をマスキ
ング手法により修正し良好なる色再現性を有したカラー
写真を得ることのできるカラー写真の色修正方法に関す
る。
ガ原画やカラーポジ原画等のカラー原画の色調をマスキ
ング手法により修正し良好なる色再現性を有したカラー
写真を得ることのできるカラー写真の色修正方法に関す
る。
特に本発明は分光特性の異なる複数の照明手段によ
り、それぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に
撮影したカラーネガ原画よりカラーポジ画像を得る際に
カラーネガ原画の色調から最適な色修正を行うことので
きる分光特性を有したカラーマスクを作成し、これを利
用して被写体の有する色調を忠実に再現したカラー画像
を得ることができるカラー写真の色修正方法に関する。
り、それぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に
撮影したカラーネガ原画よりカラーポジ画像を得る際に
カラーネガ原画の色調から最適な色修正を行うことので
きる分光特性を有したカラーマスクを作成し、これを利
用して被写体の有する色調を忠実に再現したカラー画像
を得ることができるカラー写真の色修正方法に関する。
(従来の技術) 従来よりカラーネガ原画よりカラーポジ画像を得るに
は予め設定された標準的な分光特性を有する投影焼付け
等の処理手段により行っている。
は予め設定された標準的な分光特性を有する投影焼付け
等の処理手段により行っている。
カラー写真の色再現性は使用フィルム、カラーペーパ
ー、露光、現像撮影条件等、種々の条件に依存してい
る。多くの場合、被写体の灰色部分が灰色として色再現
がなされたとき被写体各部が全体的に良好に色再現がな
されたと見做している。このような色再現を達成する為
に現像や焼付け等の各処理過程において最適なる条件を
設定している。
ー、露光、現像撮影条件等、種々の条件に依存してい
る。多くの場合、被写体の灰色部分が灰色として色再現
がなされたとき被写体各部が全体的に良好に色再現がな
されたと見做している。このような色再現を達成する為
に現像や焼付け等の各処理過程において最適なる条件を
設定している。
例えばカラーネガ原画をカラーペーパーに焼付ける際
にはマスキング等により色修正を行い良好なる色再現性
が得られるようにしている。
にはマスキング等により色修正を行い良好なる色再現性
が得られるようにしている。
一般に多くの被写体は常に一定の照明手段で照明され
ているとは限らず一画面に相当する被写体が各領域毎に
異った分光特性を有する照明手段で照明されている場合
がある。
ているとは限らず一画面に相当する被写体が各領域毎に
異った分光特性を有する照明手段で照明されている場合
がある。
例えば建築物等では人工光による室内と太陽光による
室外の被写体を同時に撮影する場合がある。又白熱電球
と螢光灯により各々照明された室内を撮影する場合等が
ある。このような場合、対象とする色再現を建築物の室
内の被写体を基準にするか、建築物の室内の被写体を基
準とするかで処理過程が異なり色再現性が部分的に異っ
たカラー写真となってくる。
室外の被写体を同時に撮影する場合がある。又白熱電球
と螢光灯により各々照明された室内を撮影する場合等が
ある。このような場合、対象とする色再現を建築物の室
内の被写体を基準にするか、建築物の室内の被写体を基
準とするかで処理過程が異なり色再現性が部分的に異っ
たカラー写真となってくる。
即ち一画面内の一方の領域を基準に忠実に色再現を行
うと、他方の領域の色再現性は崩れてしまい、不自然な
カラー画像となってしまう。
うと、他方の領域の色再現性は崩れてしまい、不自然な
カラー画像となってしまう。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は異った分光特性を有する複数の照明手段によ
り、それぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に
撮影したカラーネガ原画やカラーポジ原画等のカラー原
画よりカラー画像を得るとき、被写体全体の色再現を被
写体の色調に合わせて忠実に再現することの出来るカラ
ー写真の色修正方法の提供を目的とする。
り、それぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に
撮影したカラーネガ原画やカラーポジ原画等のカラー原
画よりカラー画像を得るとき、被写体全体の色再現を被
写体の色調に合わせて忠実に再現することの出来るカラ
ー写真の色修正方法の提供を目的とする。
(問題点を解決する為の手段) 異った分光特性を有する複数の照明手段により、それ
ぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に撮影した
カラー原画を第1の感光手段と重ねて特定の分光特性を
有する光で露光してカラーマスクを作成し、次いで前記
カラーマスクと前記カラー原画とをカラーマスク作成時
と同様に重ね合わし、特定の分光特性を有する光で重ね
合わした双方を照明し、通過した光束を第2の感光手段
に投影露光しカラー画像を得るようにしたことである。
ぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面に撮影した
カラー原画を第1の感光手段と重ねて特定の分光特性を
有する光で露光してカラーマスクを作成し、次いで前記
カラーマスクと前記カラー原画とをカラーマスク作成時
と同様に重ね合わし、特定の分光特性を有する光で重ね
合わした双方を照明し、通過した光束を第2の感光手段
に投影露光しカラー画像を得るようにしたことである。
この他本発明の特徴とすることは実施例において記載
されている。
されている。
(実施例) 第1図,第2図は各々本発明の一実施例の一過程を示
す説明図である。このうち第1図は撮影されたカラーネ
ガ原画から色修正用のカラーポジ画像となるカラーマス
クを作るときの一方法の説明図であり、第2図は第1図
で示す方法により作成されたカラーマスクとカラーネガ
原画を重ね合わして最終的なカラーポジ画像を作成する
ときの説明図である。
す説明図である。このうち第1図は撮影されたカラーネ
ガ原画から色修正用のカラーポジ画像となるカラーマス
クを作るときの一方法の説明図であり、第2図は第1図
で示す方法により作成されたカラーマスクとカラーネガ
原画を重ね合わして最終的なカラーポジ画像を作成する
ときの説明図である。
第1図において1はカラーネガ原画であり、例えば建
築物の室内における螢光灯等の人工光により照明された
被写体と建築物の室外の太陽等の自然光により照明され
た被写体を同時に撮影したものである。即ち異った分光
特性を有する2つの照明手段で照明された被写体を撮影
したものである。2はインターネガフィルム等の低ガン
マフィルムの未露光カラー感光材料(第1の感光手段)
でカラーマスクとなるものである。3は光源、4は照明
光学系、5は色フィルターである。
築物の室内における螢光灯等の人工光により照明された
被写体と建築物の室外の太陽等の自然光により照明され
た被写体を同時に撮影したものである。即ち異った分光
特性を有する2つの照明手段で照明された被写体を撮影
したものである。2はインターネガフィルム等の低ガン
マフィルムの未露光カラー感光材料(第1の感光手段)
でカラーマスクとなるものである。3は光源、4は照明
光学系、5は色フィルターである。
一般に前述のような条件で得られたカラーネガ原画1
より通常の方法によりカラーポジ画像を作成すると、照
明手段の分光特性の違いにより被写体の各領域毎に色再
現性が異ってきて不自然なカラー写真となってしまう。
より通常の方法によりカラーポジ画像を作成すると、照
明手段の分光特性の違いにより被写体の各領域毎に色再
現性が異ってきて不自然なカラー写真となってしまう。
例えば建築物の室内の被写体が螢光灯で照明されてい
るときは被写体が受ける分光放射エネルギーの分光特性
は第3図(A)に示す如くになる。この為被写体のカラ
ーネガ原画のうち白色部分に相当するカラーネガ領域は
同図(A)の分光特性の補色に相当する同図(B)に示
すような分光特性のマゼンタに発色する。
るときは被写体が受ける分光放射エネルギーの分光特性
は第3図(A)に示す如くになる。この為被写体のカラ
ーネガ原画のうち白色部分に相当するカラーネガ領域は
同図(A)の分光特性の補色に相当する同図(B)に示
すような分光特性のマゼンタに発色する。
従って通常の焼付け方法によれば室内の白色部分が第
3図(C)に示す分光特性となり即ち緑色がかった色調
となってくる。
3図(C)に示す分光特性となり即ち緑色がかった色調
となってくる。
一方建築物の室外の被写体は第4図(A)に示すよう
な略白色の分光特性の太陽光で照明されているのでカラ
ーネガ原画1のうち白色部分に相当するカラーネガ領域
は同図(B)に示すように中灰色に発色する。
な略白色の分光特性の太陽光で照明されているのでカラ
ーネガ原画1のうち白色部分に相当するカラーネガ領域
は同図(B)に示すように中灰色に発色する。
従って通常の色再現方法に従えば室外の被写体は同図
(C)の分光特性の如く中灰色に色再現される。
(C)の分光特性の如く中灰色に色再現される。
このときカラーネガ原画1を特性曲線をもって表わす
と第6図(A),(B)の如くになる。横軸は露光量、
縦軸はカラー濃度である。同図(A)は室内、同図
(B)は室外の被写体を撮影した場合に相当する。室外
では同図(B)に示すように3色R,G,Bが平均的に発色
された濃度を有している。これに対して室内では同図
(A)に示すように緑色Gが多く発色し、他の赤色Rと
青色Bに比べて濃度が高くなっている。
と第6図(A),(B)の如くになる。横軸は露光量、
縦軸はカラー濃度である。同図(A)は室内、同図
(B)は室外の被写体を撮影した場合に相当する。室外
では同図(B)に示すように3色R,G,Bが平均的に発色
された濃度を有している。これに対して室内では同図
(A)に示すように緑色Gが多く発色し、他の赤色Rと
青色Bに比べて濃度が高くなっている。
従って例えば一様の色フィルターを用いて建築物の室
内の被写体の色再現を優先させ室内の緑色がかった色調
を軽減して画面全体の色再現を行うと室外の被写体は緑
色が少なくなり、緑色の補色であるマゼンタ発色に再現
されてくる。
内の被写体の色再現を優先させ室内の緑色がかった色調
を軽減して画面全体の色再現を行うと室外の被写体は緑
色が少なくなり、緑色の補色であるマゼンタ発色に再現
されてくる。
これは室外の被写体、例えば空がマゼンタになってし
まい大変不自然な色調のカラー写真となってしまう。従
って良好なる色再現を行うには第6図(C)に示すよう
に緑色の濃度が高くなった量ΔDだけ実質的に緑色を少
なくするか、又は赤色と青色の濃度を増加させるような
分光測定を有するカラーマスクにより色再現を行う必要
がある。
まい大変不自然な色調のカラー写真となってしまう。従
って良好なる色再現を行うには第6図(C)に示すよう
に緑色の濃度が高くなった量ΔDだけ実質的に緑色を少
なくするか、又は赤色と青色の濃度を増加させるような
分光測定を有するカラーマスクにより色再現を行う必要
がある。
そこで本実施例では、このように分光特性が異なる複
数の照明手段を用いた場合に照明手段の分光放射エネル
ギーの違いによるカラー濃度を補正する為に第1図に示
すように光源3からの光束のうちカラーネガ原画1に含
まれている補正すべき色調に対応した分光特性を有す
る、マゼンタを通過する色フィルター5を用いてマゼン
タ光によりカラーネガ原画1を照明し、このカラーネガ
原画1をインターネガ等の感光材料(第1の感光手段)
2に密着露光し、全体的に濃度の低い、淡いカラーマス
ク2′を得ている。
数の照明手段を用いた場合に照明手段の分光放射エネル
ギーの違いによるカラー濃度を補正する為に第1図に示
すように光源3からの光束のうちカラーネガ原画1に含
まれている補正すべき色調に対応した分光特性を有す
る、マゼンタを通過する色フィルター5を用いてマゼン
タ光によりカラーネガ原画1を照明し、このカラーネガ
原画1をインターネガ等の感光材料(第1の感光手段)
2に密着露光し、全体的に濃度の低い、淡いカラーマス
ク2′を得ている。
即ち第5図(A)に示すようなカラーネガ原画の一部
であるマゼンタに発色している室内の被写体に相当する
領域部分をマゼンタ光を用いて露光することによりカラ
ーマスクとして同図(B)に示すような分光特性を有し
た緑色にさせたカラー濃度の低いカラーポジ原画のカラ
ーマスクを作成している。そしてこの第5図(A)の分
光特性を有するカラーネガ原画1と同図(B)に示す分
光特性を有するカラーマスク2′とをカラーマスク2′
作成時と同じ重ね方で重ね合わせて第2図に示す色フィ
ルター6によりやや緑色光を減じたマゼンタ光、若しく
は色フィルター6を用いず白色光で照明して感光材料
(第2の感光手段)8面上に投影レンズ7によりカラー
ネガ原画1を投影し焼付けを行っている。
であるマゼンタに発色している室内の被写体に相当する
領域部分をマゼンタ光を用いて露光することによりカラ
ーマスクとして同図(B)に示すような分光特性を有し
た緑色にさせたカラー濃度の低いカラーポジ原画のカラ
ーマスクを作成している。そしてこの第5図(A)の分
光特性を有するカラーネガ原画1と同図(B)に示す分
光特性を有するカラーマスク2′とをカラーマスク2′
作成時と同じ重ね方で重ね合わせて第2図に示す色フィ
ルター6によりやや緑色光を減じたマゼンタ光、若しく
は色フィルター6を用いず白色光で照明して感光材料
(第2の感光手段)8面上に投影レンズ7によりカラー
ネガ原画1を投影し焼付けを行っている。
尚本実施例において色フィルター6を用いず白色光で
投影焼付けを行うとカラーマスク2′であるインターネ
ガのカラー濃度が著しく低い場合には完全に色修正され
ずにカラー画像が多少緑色がかってくる場合がある。そ
こで本実施例では色フィルター6を用いて完全なる白色
光のうちから、やや緑色を減じたマゼンタ光で照明する
ようにしている。これにより室内の白色部分の被写体が
完全に白色になるような色再現を行っている。
投影焼付けを行うとカラーマスク2′であるインターネ
ガのカラー濃度が著しく低い場合には完全に色修正され
ずにカラー画像が多少緑色がかってくる場合がある。そ
こで本実施例では色フィルター6を用いて完全なる白色
光のうちから、やや緑色を減じたマゼンタ光で照明する
ようにしている。これにより室内の白色部分の被写体が
完全に白色になるような色再現を行っている。
一方カラーネガ原画1のうち建築物の室外に相当する
部分はマゼンタ光で照明された為そのカラーポジ原画で
あるカラーマスク2′はやや緑色に発色している。
部分はマゼンタ光で照明された為そのカラーポジ原画で
あるカラーマスク2′はやや緑色に発色している。
従って室外の領域部分は緑色の色フィルターをかけて
焼付けたのと同じになる。
焼付けたのと同じになる。
しかしながら撮影焼付けを行う際には前述の如く完全
なる白色光でなく色フィルター6を用い、やや緑色を減
じたマゼンタ光で行っている。
なる白色光でなく色フィルター6を用い、やや緑色を減
じたマゼンタ光で行っている。
従って前述のカラーマスク2′の緑色部と光源のマゼ
ンタ光の分光特性が互いにバランスするので全体として
白色光に近い分光特性でカラーネガ原画1を照明し感光
材料(第2の感光手段)8に投影焼付けをすることがで
きる。
ンタ光の分光特性が互いにバランスするので全体として
白色光に近い分光特性でカラーネガ原画1を照明し感光
材料(第2の感光手段)8に投影焼付けをすることがで
きる。
即ち室外の被写体のうち白色部分は白色となるように
色再現を行ったカラー写真を得ることができる。
色再現を行ったカラー写真を得ることができる。
本実施例では以上のような方法により色再現性のバラ
ンスの崩れたカラーネガ原画1から良好な色再現性を有
したカラー画像を得ることを可能としている。
ンスの崩れたカラーネガ原画1から良好な色再現性を有
したカラー画像を得ることを可能としている。
尚本実施例において室外の被写体輝度が高く、即ちカ
ラー濃度が高く、逆に室内の緑色のカラー濃度があまり
高くないときで、室内の領域の色修正がカラーマスク
2′のみで良好に行なえる場合には、第2図において色
フィルター6は不要となり白色光でカラーネガ原画1を
照明し感光材料8に投影焼付けを行うようにしても良
い。
ラー濃度が高く、逆に室内の緑色のカラー濃度があまり
高くないときで、室内の領域の色修正がカラーマスク
2′のみで良好に行なえる場合には、第2図において色
フィルター6は不要となり白色光でカラーネガ原画1を
照明し感光材料8に投影焼付けを行うようにしても良
い。
この場合カラーマスク2′の淡い緑色による室外の被
写体は殆ど影響を受けずに良好なる色再現を有したカラ
ー写真を得ることができる。
写体は殆ど影響を受けずに良好なる色再現を有したカラ
ー写真を得ることができる。
尚本実施例においては被写体が2つの照明手段により
照明されている場合であったが、本発明はこれに限らず
白熱電灯、螢光灯、水銀ランプ、ナトリウムランプ等複
数の照明手段により部分的に照明された被写体を撮影し
たカラーネガ原画に対しても良好に適用することができ
る。
照明されている場合であったが、本発明はこれに限らず
白熱電灯、螢光灯、水銀ランプ、ナトリウムランプ等複
数の照明手段により部分的に照明された被写体を撮影し
たカラーネガ原画に対しても良好に適用することができ
る。
又本発明はカラーネガ原画からカラーポジ画像を得る
処理過程に限らず、カラーポジ原画からカラーポジ画像
を得る処理過程においても同様に適用することができ
る。
処理過程に限らず、カラーポジ原画からカラーポジ画像
を得る処理過程においても同様に適用することができ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば異った分光特性を有する
複数の照明手段により、それぞれ部分的に照明された被
写体を1枚の画面に撮影したカラー原画より画面全体の
色再現を良好に行ったカラー画像の得られるカラー写真
の色修正方法を実現することができる。
複数の照明手段により、それぞれ部分的に照明された被
写体を1枚の画面に撮影したカラー原画より画面全体の
色再現を良好に行ったカラー画像の得られるカラー写真
の色修正方法を実現することができる。
特に本発明においてはインターネガフィルムのような
低ガンマフィルムを使用することにより室外のような高
露光レベル部分には殆どマスク効果を持たせず、室内の
低露光レベル部分に対して重点的にマスク効果を持たせ
ることにより良好なる色再現を可能としたカラー写真の
色修正方法を実現している。
低ガンマフィルムを使用することにより室外のような高
露光レベル部分には殆どマスク効果を持たせず、室内の
低露光レベル部分に対して重点的にマスク効果を持たせ
ることにより良好なる色再現を可能としたカラー写真の
色修正方法を実現している。
第1図,第2図は各々本発明の一過程を示す一実施例の
説明図、第3図,第4図は各々異った分光特性の照明手
段で照明された被写体を撮影したカラーネガ原画からカ
ラーマスクを得るときの説明図であり(A)は光源の分
光特性、(B)はカラーネガ原画の分光特性、(C)は
カラーポジ画像の分光特性である。第5図(A)はカラ
ーマスクを作成するときの照明光の分光特性、第5図
(B)はカラーマスクの分光特性、第6図(A),
(B),(C)は各々一定の照明手段により得られるカ
ラーネガ原画の特性曲線の説明図である。図中1はカラ
ーネガ原画、2はインターネガ等の感光材料(第1の感
光手段)、2′はカラーマスク、3は光源、4は照明光
学系、5,6は各々色フィルター、7は投影レンズ、8は
感光材料(第2の感光手段)である。
説明図、第3図,第4図は各々異った分光特性の照明手
段で照明された被写体を撮影したカラーネガ原画からカ
ラーマスクを得るときの説明図であり(A)は光源の分
光特性、(B)はカラーネガ原画の分光特性、(C)は
カラーポジ画像の分光特性である。第5図(A)はカラ
ーマスクを作成するときの照明光の分光特性、第5図
(B)はカラーマスクの分光特性、第6図(A),
(B),(C)は各々一定の照明手段により得られるカ
ラーネガ原画の特性曲線の説明図である。図中1はカラ
ーネガ原画、2はインターネガ等の感光材料(第1の感
光手段)、2′はカラーマスク、3は光源、4は照明光
学系、5,6は各々色フィルター、7は投影レンズ、8は
感光材料(第2の感光手段)である。
Claims (1)
- 【請求項1】異った分光特性を有する複数の照明手段に
より、それぞれ部分的に照明された被写体を1枚の画面
に撮影したカラー原画を第1の感光手段と重ねて特定の
分光特性を有する光で露光してカラーマスクを作成し、
次いで前記カラーマスクと前記カラー原画とをカラーマ
スク作成時と同様に重ね合わし、特定の分光特性を有す
る光で重ね合わした双方を照明し、通過した光束を第2
の感光手段に投影露光しカラー画像を得るようにしたこ
とを特徴とするカラー写真の色修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61196682A JP2536488B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | カラ−写真の色修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61196682A JP2536488B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | カラ−写真の色修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352136A JPS6352136A (ja) | 1988-03-05 |
JP2536488B2 true JP2536488B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16361841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61196682A Expired - Lifetime JP2536488B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | カラ−写真の色修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536488B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63119056A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-23 | Hitachi Ltd | Atf制御装置 |
JPH04194038A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-14 | Gunze Ltd | 紡績糸の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51132832A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | Correction filters automatic control device |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP61196682A patent/JP2536488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352136A (ja) | 1988-03-05 |
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