JP2536433B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2536433B2
JP2536433B2 JP5270850A JP27085093A JP2536433B2 JP 2536433 B2 JP2536433 B2 JP 2536433B2 JP 5270850 A JP5270850 A JP 5270850A JP 27085093 A JP27085093 A JP 27085093A JP 2536433 B2 JP2536433 B2 JP 2536433B2
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JP
Japan
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video signal
channels
signal
recorded
recording
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JP5270850A
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俊彦 沼倉
啓二 叶多
雅士 水田
道雄 永井
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】既存のビデオテープレコーダの機構を用
いてより広帯域の映像信号の記録再生を行おうとする場
合に、単にそのまま映像信号を供給したのでは、例えば
FM記録のキャリアが上がってしまい、C/N、S/N
が劣化してしまう。
【0003】これに対して例えば回転ヘッドの回転速度
を2倍にして、ヘッドとテープの相対速度を上げて広帯
域の映像信号の記録が行えるようにすることも考えられ
るが、この場合には例えば画面の垂直方向の中央でヘッ
ドが切換ることになり、ヘッドの特性にアンバランスが
あると画面の上下で画質が異なることになって、鑑賞に
は不適当な画面になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述のような方
法で広帯域の映像信号の記録再生を行った場合には、い
ずれの場合も良好な画面を得ることができなくなる問題
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力映像信号
を1水平期間単位で時間軸伸張し、該伸張された映像信
号を第1及び第2のチャンネルに交互に分解し、上記第
1及び第2のチャンネルと各走査線の関係が1フレーム
内で完結するように記録される走査線数を調整し、上記
分解された映像信号をそれぞれの上記第1及び第2のチ
ャンネルごとに記録媒体に記録した映像信号を再生する
再生装置において、上記記録された映像信号を上記第1
及び第2にチャンネルより再生する再生手段(7a、7
b〜9a、7b)と、該再生された映像信号を上記1水
平期間単位で時間軸圧縮する圧縮手段(回路10)と、
該圧縮された映像信号を連続した信号に合成する合成手
段(回路10)とを有することを特徴とする再生装置で
ある。
【0006】
【作用】この装置によれば、映像信号を1水平期間単位
で時間軸処理すると共に、1水平期間単位で交互に2チ
ャンネルに分割し、それぞれのチャンネルごとに1フレ
ームで完結するように記録を行うようにしたので、広帯
域の映像信号を狭帯域のビデオテープレコーダで記録再
生できると共に、画面の上下で画質が異なってしまうよ
うなこともない。
【0007】
【実施例】第1の実施例の説明 図1において、記録側では例えば水平走査線数が112
5本の広帯域の映像信号が入力端子1に供給される。こ
の映像信号が時間軸伸張及びチャンネル分割回路2に供
給されて、図2の波形図Aに示すようなそれぞれ1水平
期間の映像信号V1 、V2 ‥‥が、波形図B、Cに示す
ように2倍に時間軸伸張され、2チャンネルに分割され
る。
【0008】これらの2チャンネルに分割された映像信
号がそれぞれ変調器3a、3b、記録アンプ4a、4b
を通じて、それぞれ記録ヘッド5a、5bに供給され
る。これによって上述の2チャンネルの映像信号がそれ
ぞれテープ6上の独立の記録トラックに記録される。
【0009】また再生側では、上述のテープ6の記録ト
ラックから再生ヘッド7a、7bにて独立に再生された
2チャンネルの映像信号が、それぞれ再生アンプ8a、
8b、復調器9a、9bを通じて取り出される。これら
の信号が時間軸圧縮及びチャンネル合成回路10に供給
されて、上述の記録側とは逆の手順で時間軸処理及びチ
ャンネル合成が行われる。そして合成された信号が出力
端子11に出力される。
【0010】従ってこの装置において、記録側で時間軸
伸張することにより、映像信号帯域幅を狭くすることが
でき、記録波長を長くすることができるので、例えばF
M記録のキャリアを下げることにより、C/N、S/N
を向上させることができる。
【0011】また1水平期間単位で交互に2チャンネル
に分割することにより、チャンネル間の特性のばらつき
等が生じても、画質の差は1水平走査線ごとに生じるこ
ととなり、大画面間の差となることがないので、この差
が目立って目障りになることがない。
【0012】こうして映像信号の記録再生が行われるわ
けであるが、上述の装置によれば、映像信号を1水平期
間単位で時間軸処理すると共に、1水平期間単位で交互
に2チャンネルに分割して記録を行うようにしたので、
広帯域の映像信号を狭帯域のビデオテープレコーダで記
録再生できると共に、画面の上下で画質が異なってしま
うようなこともない。
【0013】第2の実施例の説明 ところで例えば上述の水平走査線数が1125本の映像
信号において、この信号を図7に示すように4フィール
ドで一巡するサブサンプリングして信号帯域を圧縮する
ことが提案されている。そしてこのような信号を復元す
る場合には、メモリに貯えられた4フィールドの信号か
ら図8に示すように標本点のデータ変換及び内挿を行っ
て、映像信号を形成するようにしている。
【0014】すなわち図示のような3×3の9画素につ
いて、左側の図のように4隅と中心の5つの標本点に対
しては、その4隅のデータのそれぞれの1/8を中心の
データの3/2から減じるデータ変換を行う。また右側
の図のように4辺の中央の4つの標本点に対しては、そ
の4つのデータのそれぞれの1/4を加算して中心のデ
ータの内挿を行う。
【0015】このように帯域圧縮(但し、依然としてビ
デオテープレコーダの帯域よりは広い)された信号を上
述の記録方法で記録する場合について検討すると、上述
の記録方法では1フレームの水平期間の数が奇数である
ために、水平期間ごとに分割されたチャンネルと水平期
間の順位との関係は図9に示すように2フレームで完結
するようになっている。
【0016】これに対してチャンネル間の特性にばらつ
きを生じ、例えば第1チャンネルの出力レベルが低下す
ると、このときのビデオテープレコーダからの出力信号
は各フィールドごとに図10に示すようになる。そして
このような信号がメモリに貯えられると信号の分布は図
11に示すようになり、この信号を上述のデータ変換及
び内挿して信号復元するとその信号の分布は図12に示
すようになる。ここで図からも明らかなように、復元さ
れた信号は垂直方向の2ラインごとにレベルが変動さ
れ、画面上でいわゆる縦すじとなって、極めて見苦しい
ものとなってしまうおそれがあった。
【0017】そこで上述のような帯域圧縮された信号を
上述の記録方法で記録する場合には、図3に示すように
チャンネルと水平期間との関係が1フレームで完結する
ようにチャンネル分割を調整する。すなわち上述の第9
図のように2フレームで完結するのではなく、例えば図
3のように1フレームで完結された各走査線とチャンネ
ルの関係が繰り返されるようにする。
【0018】これによれば、ビデオテープレコーダから
の出力信号は各フィールドごとに図4に示すようにな
り、この信号がメモリに貯えられると信号の分布は図5
に示すようになり、この信号を上述のデータ変換及び内
挿して信号を復元するとその信号の分布は図6に示すよ
うになる。
【0019】従って、この図からも明らかなように上述
の縦すじは解消される。なお横すじが発生されるが、横
すじは人間の視覚上、縦すじ程には目障りにならないも
のである。
【0020】こうしてこの例によれば、上述の第1の実
施例と同様の作用効果が得られると共に、さらに上述の
帯域圧縮された信号を記録再生し、復元した場合にも、
目障りな縦すじを発生することがない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号を1水平期間
単位で時間軸処理すると共に、1水平期間単位で交互に
2チャンネルに分割し、それぞれのチャンネルで1フレ
ームで完結するように記録を行うようにしたので、広帯
域の映像信号を狭帯域のビデオテープレコーダで記録再
生できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再生装置の一例の構成図である。
【図2】その説明のための波形図である。
【図3】本発明による再生装置の他の例の説明のための
図である。
【図4】他の例の説明のための図である。
【図5】他の例の説明のための図である。
【図6】他の例の説明のための図である。
【図7】他の例の説明のための図である。
【図8】他の例の説明のための図である。
【図9】他の例の説明のための図である。
【図10】他の例の説明のための図である。
【図11】他の例の説明のための図である。
【図12】他の例の説明のための図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 時間軸伸張チャンネル分割回路 3a、3b 変調器 4a、4b 記録アンプ 5a、5b 記録ヘッド 6 テープ 7a、7b 再生ヘッド 8a、8b 再生アンプ 9a、9b 復調器 10 時間軸圧縮チャンネル合成回路 11 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 道雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−97281(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号を1水平期間単位で時間軸
    伸張し、該伸張された映像信号を第1及び第2のチャン
    ネルに交互に分解し、上記第1及び第2のチャンネルと
    各走査線の関係が1フレーム内で完結するように記録さ
    れる走査線数を調整し、上記分解された映像信号をそれ
    ぞれの上記第1及び第2のチャンネルごとに記録媒体に
    記録した映像信号を再生する再生装置において、 上記記録された映像信号を上記第1及び第2にチャンネ
    ルより再生する再生手段と、 該再生された映像信号を上記1水平期間単位で時間軸圧
    縮する圧縮手段と、 該圧縮された映像信号を連続した信号に合成する合成手
    段とを有することを特徴とする再生装置。
JP5270850A 1993-10-28 1993-10-28 再生装置 Expired - Lifetime JP2536433B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5270850A JP2536433B2 (ja) 1993-10-28 1993-10-28 再生装置

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JP5270850A JP2536433B2 (ja) 1993-10-28 1993-10-28 再生装置

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JP60027423A Division JPH0752938B2 (ja) 1985-02-05 1985-02-14 記録装置及び記録再生装置

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JPH077714A JPH077714A (ja) 1995-01-10
JP2536433B2 true JP2536433B2 (ja) 1996-09-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0752938B2 (ja) * 1985-02-14 1995-06-05 ソニー株式会社 記録装置及び記録再生装置

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JPH077714A (ja) 1995-01-10

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