JP2536420B2 - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2536420B2
JP2536420B2 JP5205680A JP20568093A JP2536420B2 JP 2536420 B2 JP2536420 B2 JP 2536420B2 JP 5205680 A JP5205680 A JP 5205680A JP 20568093 A JP20568093 A JP 20568093A JP 2536420 B2 JP2536420 B2 JP 2536420B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
print head
winding shaft
ribbon cassette
housing
Prior art date
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JP5205680A
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JPH0740638A (ja
Inventor
拓朗 高安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ等の印字装
置に使用する印字用のリボンカセットに係り、詳しくは
印字装置への装着性を改善したリボンカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のリボンカセットの一例を
示す要部拡大概略図である。このリボンカセットはプリ
ンタ等の印字装置に装着されるものである。リボンカセ
ットには、印字ヘッド3に媒体を沿わせるためのガイド
1と媒体とリボン8との剥離角度を確保するためのガイ
ド2が設けられている。印字ヘッド3に位置するリボン
8aは、ガイド1,2によって張った状態にされてい
る。
【0003】また、この例に示す印字装置には、図4で
は示していないが(図1参照)、印字ヘッド3を引き込
ませる引込機構(例えばカムの偏心半径を利用したも
の)が取り付けられている。この引込機構により、図4
に示すように印字ヘッド3を引き込ませた状態で、リボ
ンカセットを印字装置へ装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リボンカセットを印字装置へ装着する場合、引込機構が
カムの偏心半径等を利用するものであるため、印字ヘッ
ド3が引き込み動作をしても後退する距離が小さい。し
たがって、リボン8が印字ヘッド3に当たってしまい、
リボンカセットの装着が困難であった。
【0005】この装着性の悪さを克服するために、手動
によりさらに印字ヘッドを上昇させる機構や、ソレノイ
ドにより印字ヘッドを上下させる機構を印字装置に設け
たものがある。しかし、これらにも下記の問題があっ
た。
【0006】前者の機構では、下げ忘れが発生する可能
性がある。
【0007】後者の機構では、ストロークは伸びるが、
印字ヘッドに必要な、加圧を確保するため、ソレノイド
自体が大きいものになってしまう。
【0008】しかも、これらの機構を既存の印字装置に
取り付けることはもはや不可能である。また、これらの
機構を設けた印字装置は、装置が大型化すると共にコス
トが高くなるという問題もあった。
【0009】
【発明の目的】そこで、この発明の目的は、既存の印字
装置にも適用できると共に、装置の大型化及びコスト高
を招くことなく、印字装置への装着性を改善したリボン
カセットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリボンカ
セットは、上記目的を達成するためになされたものであ
り、印字用のリボンと、このリボンを巻回した巻回軸
と、この巻回軸から前記リボンを繰出して印字ヘッドを
通過させた後に巻取る巻取軸と、前記印字ヘッドに位置
する前記リボンを外部に出した状態で前記巻取軸,前記
巻回軸及び前記リボンを収容するハウジングとを備えた
ものである。
【0011】これに加え、前記印字ヘッドに位置する前
記リボンを前記印字ヘッドから離れた位置に係止させる
と共に係止された前記リボンを前記巻取軸の回転により
離脱させる係止部材を前記ハウジングに備えたものであ
る。
【0012】また、前記係止部材が、前記ハウジングに
植設された突起であるものとしてもよい。
【0013】
【作用】ハウジングには、巻回軸及び巻取軸と、これら
に巻回されたリボンとが収容されると共に、係止部材が
設けられている。リボンは、巻回軸から繰出されて、印
字ヘッドを通過した後、巻取軸に巻取られるようになっ
ている。リボンカセットを印字装置へ装着するときは、
印字ヘッドに位置するリボンが係止部材に係止して印字
ヘッドから離れている。したがって、リボンカセットを
印字装置へ装着する際、リボンが印字ヘッドに当たらず
に円滑に装着できる。
【0014】リボンカセットが印字装置に装着された
後、巻取軸がリボンを巻取り始める。すると、係止部材
に係止されていたリボンが、係止部材から離脱して印字
ヘッドに接する。
【0015】また、係止部材を突起とした場合は、ハウ
ジングの既存の型の一部を削るだけで形成される。
【0016】
【実施例】
【0017】図1はこの発明の一実施例を示す一部を切
り欠いた平面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は
図2の III-III線縦断面図である。以下、これらの図面
を参照して説明する。但し、図4と同一部分には同一符
号を付し説明を省略する。
【0018】リボンカセット20は、印字用のリボン8
と、リボン8を巻回した巻回軸6と、巻回軸6からリボ
ン8を繰出して印字ヘッド3を通過させた後に巻取る巻
取軸5と、印字ヘッド3に位置するリボン8aを外部に
出した状態で巻取軸5,巻回軸6及びリボン8を収容す
るハウジング7とを備えたものである。
【0019】これに加え、印字ヘッド3に位置するリボ
ン8aを印字ヘッド3から離れた位置に係止させると共
に係止されたリボン8aを巻取軸5の回転により離脱さ
せる係止部材としての突起9をハウジング7に備えたも
のである。
【0020】突起9は、リボン8aの係止を維持でき且
つ巻取軸5の回転によりリボン8aを容易に離脱でき
る、形状及び大きさである必要がある。例えば、突起9
の高さをリボン8の幅の約1/5 以下とし、突起9の先端
を丸くする。また、突起9はハウジング7 の既存の型の
一部を削るだけで形成される。
【0021】なお、ハウジング7には、リボン8の繰出
し及び巻取りを滑らかにするためのローラ15e、15
f、15g、15h、15iが設けられている。
【0022】また、印字装置には、印字ヘッドガイド1
0、カム11等から成る引込機構、巻取軸5及び巻回軸
6の中空部5c、6cに挿入してこれらに回転力を伝達
する回転軸(図示せず)と、リボン8a及び媒体(図示
せず)を印字ヘッド3と挟持するプラテン4とが設けら
れている。
【0023】次に、リボンカセット20を印字装置へ装
着する際のリボンカセット20の動作について説明す
る。
【0024】ハウジング7には、巻回軸6及び巻取軸5
と、これらに巻回されたリボン8とが収容されると共
に、突起9が設けられている。リボン8は、巻回軸6か
ら繰出されて、印字ヘッド3を通過した後、巻取軸5に
巻取られるようになっている。
【0025】リボンカセット20を印字装置へ装着する
前に、印字装置では、カム11を回転させて平面部11
kを印字ヘッドガイド10に当接させることにより、印
字ヘッド3を引き込ませておく。リボンカセット20を
印字装置へ装着するときは、印字ヘッド3に位置するリ
ボン8aが突起9に係止している。つまり、リボン8a
は、突起9とガイド1とより張られた状態にあり、印字
ヘッド3と離間するようになっている。したがって、リ
ボン8aが印字ヘッド3に当たらずに円滑に装着でき
る。
【0026】リボンカセット20が印字装置に装着され
た後、印字装置はメカイニシャライズにより、巻取軸5
を回転してリボン8を巻取り始める。すると、巻取軸5
の巻取りトルクにより、突起9に係止されていたリボン
8aが、突起9から離脱して印字ヘッド3に接する。こ
の状態が図2及び図3に仮想線で示したリボン8bであ
る。リボン8bは、従来と同様にガイド1とガイド2に
案内され、適正な剥離角度が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、リボン
を係止させる係止部材をハウジングに備えたことによ
り、リボンカセットを印字装置へ装着するときにリボン
が印字ヘッドに当たらないようにしたので、リボンカセ
ットの装着性を向上できる。この場合、リボンカセット
側での改善であるので、既存の印字装置にも適用できる
と共に、印字装置の大型化及びコスト高を防ぐことがで
きる。
【0028】また、係止部材を突起とした場合は、ハウ
ジングの既存の型の一部を削るだけで形成でき、さらに
簡単に装着性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部を切り欠いた平
面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2の III-III線縦断面図である。
【図4】従来例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
3 印字ヘッド 5 巻取軸 6 巻回軸 7 ハウジング 8 リボン 8a 印字ヘッドに位置するリボン 9 突起(係止部材) 20 リボンカセット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字用のリボンと、このリボンを巻回した
    巻回軸と、この巻回軸から前記リボンを繰出して印字ヘ
    ッドを通過させた後に巻取る巻取軸と、前記印字ヘッド
    に位置する前記リボンを外部に出した状態で前記巻取
    軸,前記巻回軸及び前記リボンを収容するハウジングと
    を備えたリボンカセットにおいて、 前記印字ヘッドに位置する前記リボンを前記印字ヘッド
    から離れた位置に係止させると共に,係止された前記リ
    ボンを前記巻取軸の回転により離脱させる係止部材を前
    記ハウジングに備えたことを特徴とするリボンカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記係止部材が、前記ハウジングに植設さ
    れた突起であることを特徴とするリボンカセット。
JP5205680A 1993-07-28 1993-07-28 リボンカセット Expired - Lifetime JP2536420B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5205680A JP2536420B2 (ja) 1993-07-28 1993-07-28 リボンカセット

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JP5205680A JP2536420B2 (ja) 1993-07-28 1993-07-28 リボンカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0740638A JPH0740638A (ja) 1995-02-10
JP2536420B2 true JP2536420B2 (ja) 1996-09-18

Family

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960514