JP2535221B2 - 放射線画像読取装置およびその使用方法 - Google Patents

放射線画像読取装置およびその使用方法

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JP2535221B2 JP1094902A JP9490289A JP2535221B2 JP 2535221 B2 JP2535221 B2 JP 2535221B2 JP 1094902 A JP1094902 A JP 1094902A JP 9490289 A JP9490289 A JP 9490289A JP 2535221 B2 JP2535221 B2 JP 2535221B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被写体の放射線画像が記録された蓄積性蛍
光体シート等の記録シートから放射線画像を読み取って
画像信号を得、この画像信号に画像処理を施す放射線画
像読取装置、及びこの放射線画像読取装置の使用方法に
関するものである。
(従来の技術) 記録された放射線画像を読み取って画像信号を得、こ
の画像信号に適切な画像処理を施した後、画像を再生記
録することが種々の分野で行われている。たとえば、後
の画像処理に適合するように設計されたガンマ値の低い
X線フイルムを用いてX線画像を記録し、このX線画像
が記録されたフイルムからX線画像を読み取って電気信
号に変換し、この電気信号(画像信号)に画像処理を施
した後コピー写真等に可視像として再生することによ
り、コントラスト,シャープネス,粒状性等の画質性能
の良好な再生画像を得ることの出来るシステムが開発さ
れている(特公昭61−5193号公報参照)。
また本出願人により、(X線,α線,β線,γ線,電
子線,紫外線等)を照射するとこの放射線エネルギーの
一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射すると
蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍
光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放
射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍光体に撮影記録し、
蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝
尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽発光光を光電的に読
み取って画像信号を得、この画像信号に基づき被写体の
放射線画像を写真感光材料等の記録材料、CRT等に可視
像として出力させる放射線記録再生システムがすでに提
案されている(特開昭55−12429号,同56−11395号,同
55−0163472号,同56−164645号,同55−116340号
等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真
システムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって
画像を記録しうるという実用的な利点を有している。す
なわち、放射線露光量に対して蓄積後に励起によって輝
尽発光する発光量が極めて広い範囲に渡って比例するこ
とが認められており、従って種々の撮影条件により放射
線露光量がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シー
トより放射される輝尽発光光の光量を読取りゲインを適
当な値に設定して光電変換手段により読み取って電気信
号(画像信号)に変換し、この画像信号を用いて写真感
光材料、CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として
出力させることによって、放射線露光量の変動に影響さ
れない放射線画像を得ることができる。
上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シートに照射さ
れた放射線の線量等に応じて最適な読取条件で読み取っ
て画像信号を得る前に、予め低レベルの光ビームにより
蓄積性蛍光体シートを走査してこのシートに記録された
放射線画像の概略を読み取る先読みを行ない、この先読
みにより得られた先読画像信号を分析し、その後上記シ
ートに高レベルの光ビームを照射して走査し、この放射
線画像に最適な読取条件で読み取って画像信号を得る本
読みを行なうように構成されたシステムがある。
ここで読取条件とは、読取りにおける輝尽発光光の光
量と読取装置との関係に影響を与える各種の条件を総称
するものであり、例えば入出力の関係を定める読取ゲイ
ン,スケールファクタ,あるいは読取における励起光の
パワー等を意味するものである。
また、光ビームの高レベル/低レベルとは、それぞ
れ、上記シートの単位面積あたりに照射される光ビーム
のエネルギーの大/小、もしくは、上記シートから発せ
られる輝尽発光光のエネルギーが上記光ビームの波長に
依存する(波長感度分布を有する)場合は、上記シート
の単位面積あたりに照射される光ビームのエネルギーを
上記波長感度分布で重み付けした後の重み付けエネルギ
ーの大/小をいい、光ビームのエネルギーを変える方法
としては、異なる波長の光ビームを用いる方法、レーザ
光源等から発せられる光ビームの強度そのものを変える
方法、光ビームの光路上にNDフィルタ等を挿入,除去す
ることにより光ビームの強度を変える方法、光ビームの
ビーム径を変えて走査密度を変える方法、走査速度を変
える方法等、公知の種々の方法を用いることができる。
また、この先読みを行なうシステムか先読みを行なわ
ないシステムかによらず、得られた画像信号(先読画像
信号を含む)を分析し、画像信号に画像処理を施す際の
最適な画像処理条件を決定するようにしたシステムもあ
る。この画像信号に基づいて画像処理を施す際の最適な
画像処理条件を決定する方法は、蓄積性蛍光体シートを
用いるシステムに限られず、例えば従来のX線フィルム
等の記録シートに記録された放射線画像から画像信号を
得るシステムにも適用されている。
上記読取条件及び/又は画像処理条件を定めるモード
として、たとえば、画像信号(先読画像信号を含む)の
ヒストグラムを作成しこのヒストグラムに基づいて読取
条件及び/又は画像処理条件をその都度自動的に定める
モード、記録シート上の全部又は一部の領域に対応する
画像信号(先読画像信号を含む)の平均的な値(平均
値,メジアン値等,以下「平均値」で代表することがあ
る。)を求めこの平均値を用いて読取条件及び/又は画
像処理条件を定めるモード(以下「平均測光モード」と
呼ぶ。また、この平均値を求める領域を、「測光領域」
と呼ぶ。)、被写体の撮影部位(被写体が人体の場合の
頭部,胸部,腹部等),撮影方法(通常撮影,造影撮
影,拡大撮影等)等の撮影条件毎に読取条件及び/又は
画像処理条件を予め定めて記憶しておくモード,読取条
件及び/又は画像処理条件を定める重要な要素をその都
度全てマニュアル入力するモード等種々のモードが知ら
れているが、各モードとも長所とともに短所を有し、各
モードの短所を補うために種々のモードが併用される場
合がある。
ここで、上記平均測光モードのうち、本発明の主題で
ある複数の測光領域を有する領域選択モードについて詳
細に説明する。
第3図は、蓄積性蛍光体シート上に蓄積記録された放
射線画像と、上記平均測光モードで用いられる複数(こ
の例では9つ)の測光領域を示した図である。
蓄積性蛍光体シート20のほぼ中央に人体の頭部を被写
体とする被写体像21a(放射線画像)が記録されてい
る。従ってこのときには、複数の測光領域22のうち中央
の測光領域22aを採用し、この測光領域22a内に対応する
画像信号(先読画像信号を含む)の平均値▲▼を求
め、可視画像を再生した際にこの平均値▲▼の濃度
をどのレベルにするかという所望とする出力濃度Doと,
この平均値▲▼を中心としてどの範囲の画像信号を
可視画像として再生するか(すなわち、どの様なコント
ラストの再生画像を必要とするか)という所望とする画
像信号範囲Lとをマニュアル入力する。これにより、上
記平均値▲▼と所望とする出力濃度Doと所望とする
画像信号範囲Lとから読取条件及び/又は画像処理条件
が求められ、この求められた読取条件及び/又は画像処
理条件を用いて読取りが行われ及び/又は画像処理が施
され、その後所望とする濃度及びコントラストを有する
可視画像が再生される。
第6図は、平均値▲▼、所望とする出力濃度Do、
所望とする画像信号範囲Lの関係を説明するための図で
ある。この図は前述した先読みを行なうシステムにおけ
るものである。図の横軸(右方)は先読みにより得られ
た先読画像信号Spのレベル、縦軸(上方)は、たとえば
第3図に示したシート20の全面から得られた先読画像信
号Spの各レベルの出現頻度、縦軸(下方)は、本読みに
より得られた画像信号SQのレベル、横軸(左方)は、該
画像信号SQに基づいて再生した可視画像の濃度レベルD
を表わしている。
第3図に示すシート20の全面を読み取って得た先読画
像信号Spの各レベルの出現頻度を表わすヒストグラム
が、第6図に示すように最大値Smaxと最小値Sminとに挾
まれたヒストグラム10として求められたとし、また第3
図に示す中央の測光領域22aの先読画像信号Spの平均値
▲▼が第6図に示すSoの位置にあるものとする。こ
のとき、所望とする画像信号範囲Lを指定すると、これ
によりSoを含みS1とS2とに挾まれた画像信号の範囲が定
められ、先読画像信号S1,S2を有する画素点から本読み
の際に画像信号のそれぞれ最小値Qmin,最大値Qmaxが得
られるように、即ち図の直線G1に沿うように読取条件が
定められる。この読取条件により得られた画像信号SQ
うち、上記先読画像信号Soに対応する画像信号Qoが可視
出力画像において所望とする出力濃度Doとなり、かつ、
画像信号SQの最小値Qmin,最大値Qmaxが可視出力画像に
おける適正濃度範囲のそれぞれ最小濃度Dminおよび最大
濃度Dmaxとして再生されるように、即ち直線G2に沿うよ
うに再生出力される。このように平均測光モード(領域
選択モード)においては、平均値Soが求められるととも
に、所望とする画像信号範囲Lおよび所望とする出力濃
度Doを指定することにより、適切な濃度およびコントラ
ストを有する可視画像を得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) 読取条件及び/又は画像処理条件を定めるモードとし
て上記領域選択モードを含む種々のモードが併用される
放射線画像読取装置において上記領域選択モードを使用
する場合、種々のモードのうち上記領域選択モードを用
いる旨、複数の測光領域のうち使用すべき測光領域(す
なわち、記録シート上のどこに主たる被写体像が存在す
るかという情報)、上記所望とする出力濃度Do、および
上記所望とする画像信号範囲Lがオペレータにより指定
される。これらの情報が放射線画像読取装置に入力され
た後、記録シートに記録された放射線画像の読取りが行
われる。
ところが、例えば、記録シートの中央に被写体像(放
射線画像)を記録したつもりが、実際は端にずれている
等、記録シート上の撮影位置がずれてしまう場合があ
る。例えば第3図に示すように、シート20の中央に被写
体像21aが存在するつもりで使用すべき測光領域として
中央の測光領域22aを指定したにもかかわらず、実際に
記録された被写体像は、第3図に実線で示す位置にずれ
ている場合がある。この場合、指定された中央の測光領
域22a内に対応する画像信号(先読画像信号を含む)の
平均値▲▼を求めても、求められた平均値▲▼
が被写体像を担持する画像信号の好ましい平均値から掛
け離れてしまう場合もあり、誤った平均値▲▼に基
づいて可視画像の濃度レベルが定められることとなり、
たとえば極端に低濃度の可視画像が再生されることにな
る。
本発明は、上記事情に鑑み、記録シート上の予定した
以外の位置に被写体像が記録されても正しい測光領域を
指定することのできる放射線画像読取装置、およびその
使用方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 第1図は、本発明の第一の放射線画像読取装置の構成
を明示した全体構成図である。
この図に示すように、本発明の第一の放射線画像読取
装置は、読取部1と、画像処理部2と、条件決定部3と
から構成されている。
上記読取部1は、蓄積性蛍光体シートに励起光を照射
して前記蓄積性蛍光体シートに蓄積された放射線画像を
表わす放射線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出
させこの輝尽発光光を受光する先読みを行なって前記放
射線画像の概略を表わす先読画像信号を得る先読手段1a
と、前記蓄積性蛍光体シートに前記励起光より高レベル
の励起光を照射して前記蓄積性蛍光体シートから発せら
れた輝尽発光光を受光する本読みを行なって前記放射線
画像を表わす画像信号を得る本読手段1bから構成されて
いる。
また、上記画像処理部2には、前記画像信号に画像処
理を施す画像処理手段2aが備えられている。
また、上記条件決定部3は、前記蓄積性蛍光体シート
上の複数の領域のうちいずれか一つの領域に対応する前
記先読信号の平均的な値を用いて前記本読みを行なう際
の読取条件、及び/又は前記画像処理を施す際の画像処
理条件を決定する領域選択モードを含む複数の読取条件
及び/又は画像処理条件決定モードを備え、これら複数
の読取条件及び/又は画像処理条件決定モードのうちの
一つのモードに基づいて前記読取条件及び/又は画像処
理条件を定める機能を有する。この条件決定部3は、 前記読取条件及び/又は画像処理条件を求めて本読手
段1b及び/又は画像処理手段2aに出力する条件演算手段
3aと、 前記複数の読取条件及び/又は画像処理条件決定モー
ドのうちの一つのモードを指定して、前記条件演算手段
3aに入力する第一の入力手段3bと、 前記先読画像信号に基づく画像を表示する表示手段3c
と、 前記領域選択モードの指定の有無を判断する判断手段
3dと、 前記第一の入力手段3bにおけるモードの指定とは独立
したタイミングで、前記複数の領域のうち前記読取条件
及び/又は画像処理条件の決定に用いる領域、該領域に
対応する前記画像信号の平均的な値の所望とする出力濃
度Do、および該平均的な値を中心とした所望とする画像
信号範囲Lを指定して前記条件演算手段3aに入力する第
二の入力手段3eとを備えている。
第1B図は、上記本発明の第一の放射線画像読取装置の
使用方法を明示したフローチャートである。前記先読み
を行なう前に、第一の入力手段3bにより前記領域選択モ
ード指定する(ステップ4)。
前記先読みを行なう(ステップ5)。
前記先読みを行なった後、前記判断手段3dに前記領域
選択モードの指定の有無を判断させる(ステップ6)。
判断手段3dにより前記領域選択モードが指定されてい
る旨の判断がなされた際に、表示手段3cに前記先読画像
信号に基づく画像を表示する(ステップ7)。
該画像の表示が行われた後に、第二の入力手段3eによ
り、前記複数の領域のうち前記読取条件及び/又は画像
処理条件の決定に用いる領域、該領域に対応する前記画
像信号の平均的な値の所望とする出力濃度Do、および該
平均的な値を含む所望とする画像信号範囲Lを指定する
(ステップ8)。
その後前記本読みを行なう(ステップ9)。
本発明の第一の放射線画像読取装置の使用方法は、以
上の各ステップにより構成される。
尚、本使用方法は上記第一の放射線画像読取装置にお
いて領域選択モードを使用する際の使用方法に関するも
のであるため、他のモードの使用方法は本発明の使用方
法を構成するものではない。
上記第一の放射線画像読取装置において領域選択モー
ドが使用されているか否かはステップ6において判断さ
れる。領域選択モード以外の他のモードが使用されてい
る場合は、本発明を構成するものではないため、ステッ
プ7には進まない。
本発明の放射線画像読取装置は、先読みを行なわずに
読み取った画像信号から画像処理条件を求めるものであ
ってもよい。この場合蓄積性蛍光体シートを用いる装置
である必要はない。
第1C図は、先読みを行なわない、本発明の第二の放射
線画像読取装置の構成を明示した全体構成図である。
第1C図に示す放射線画像読取装置も、第1A図に示す放
射線画像読取装置と同様に、読取部11と、画像処理部12
と、条件決定部13とから構成されている。
ただし、読取部11には先読手段はなく、第1A図に示し
た本読手段1bに対応する、蓄積性蛍光体シート,X線フイ
ルム等の記録シートに記録された放射線画像の読取りを
行なって前記放射線画像を表わす画像信号を得る読取手
段11aが備えられている。
また、上記画像処理部12は、第1A図の画像処理部2と
同様に、前記画像信号に画像処理を施す画像処理手段12
aが備えられている。
また、上記条件決定部13は、第1A図に示す条件決定部
3とほぼ同様の構成である。ただし、第1A図に示す条件
決定部3は読取条件及び/又は画像処理条件を求めるも
のであるが、これに代えて、第1C図に示す条件決定部13
は画像処理条件を定めるものである。
即ち、第1C図に示す条件決定部13は、 画像処理条件を求めて画像処理手段12aに出力する条
件演算手段13aと、 複数の画像処理条件決定モードのうちの一つのモード
を指定して、条件演算手段13aに入力する第一の入力手
段13bと、 画像信号に基づく画像を表示する表示手段13cと、 領域選択モードの指定の有無を判断する判断手段13d
と、 前記第一の入力手段13bによるモードの指定とは独立
したタイミングで、複数の領域のうち前記画像処理条件
の決定に用いる領域、該領域に対応する前記画像信号の
平均的な値の所望とする出力濃度Do、および該平均的な
値を含む所望とする画像信号範囲Lを指定して条件演算
手段13aに入力する第二の入力手段13eとを備えている。
第1D図は、上記本発明の第二の放射線画像読取装置の
使用方法を明示したフローチャートである。
前記読取りを行なう前に、第一の入力手段13bにより
前記領域選択モードを指定する(ステップ14)。
前記読取りを行なう(ステップ15)。
前記読取りを行なった後、判断手段13dにより前記領
域選択モードの指定の有無を判断させる(ステップ1
6)。
判断手段13dにより前記領域選択モードが指定されて
いる旨の判断がなされた際に、表示手段13cに前記画像
信号に基づく画像を表示する(ステップ17)。
該画像の表示が行われた後に、第二の入力手段13eに
より、前記複数の領域のうち前記画像処理条件の決定に
用いる領域、該領域に対応する前記画像信号の平均的な
値の所望とする出力濃度Do、および該平均的な値を含む
所望とする画像信号範囲Lを指定する(ステップ18)。
その後前記画像処理を施す(ステップ19)。
本発明の第二の放射線画像読取装置の使用方法は、以
上の各ステップにより構成される。尚、本使用方法は、
前述した本発明の第一の放射線画像読取装置の使用方法
と同様に、上記第二の放射線画像読取装置において領域
選択モードを使用する際の使用方法に関するものであ
る。
(作用) 本発明は、可視画像を得るに至る手順を分析した結
果、領域選択モードを含む複数の読取条件及び/又は画
像処理条件決定モード(本発明の第一の放射線画像読取
装置およびその使用方法の場合(以下、「第一の場合」
と称する。))または複数の画像処理条件決定モード
(本発明の第二の放射線画像読取装置およびその使用方
法の場合(以下、「第二の場合」と称する。))を有す
る放射線画像読取装置において領域選択モードを使用す
る場合に、先読み(第一の場合)または読取り(第二の
場合)の前に必要な情報は、領域選択モードを使用する
という情報のみであり、複数の測光領域のうちのどの測
光領域を用いるかという情報、所望とする画像信号範囲
L、および所望とする出力濃度Doは、先読み(第一の場
合)または読取り(第二の場合)の後でよいことに着目
することによりなされたものである。
これまでの放射線画像読取装置は、本発明における第
一の入力手段3b,13bと第二の入力手段3e,13eの機能がひ
とつになった(同一のタイミングでのみ入力される)入
力手段しか備えられておらず、したがって領域選択モー
ドを使用する旨の情報を入力する際に、それと同時に複
数の測光領域のうちのどの測光領域を用いるかという情
報、所望とする画像信号範囲L、および所望とする出力
濃度Doも入力する必要があった。
本発明の第一および第二の放射線画像読取装置は、互
いに独立したタイミングで入力することのできる上記第
一の入力手段3b,13bと第二の入力手段3e,13eとを備えて
おり、さらに上記表示手段3c,13cを備えているため、本
発明の使用方法に示すように、先読み(第一の場合)ま
たは読取り(第二の場合)の前には第一の入力手段3b,1
3bにより領域選択モードを使用するという情報のみを入
力し、先読み(第一の場合)または読取り(第二の場
合)の後に、この先読み(第一の場合)または読取り
(第二の場合)により得られた先読画像信号(第一の場
合)または画像信号(第二の場合)に基づく画像を表示
し、その表示を確認した後に測定領域等を指定すること
により蓄積性蛍光体シート上(第一の場合)または記録
シート上(第二の場合、尚該記録シートには蓄積性蛍光
体シートも含まれる)の予定した以外の位置に被写体像
が記録されても正しい測光領域を指定することができ、
適正な濃度レベルおよびコントラストを有する可視画像
を再生出力することができる。
尚、上記第一の入力手段3b,13bと第二の入力手段3e,1
3eは、かならずしもハードウェアとして独立した2つの
入力手段である必要はなく、機能上上記2つの入力手段
を備えていればよいものであることはもちろんである。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。蓄積性蛍光
体シートを用い、先読みを行なうシステムについて説明
する。
第2図は、放射線撮影装置の一例の概略を示した図で
ある。
この放射線撮影装置30の放射線源31から発せられた放
射線32は被写体33を透過した後蓄積性蛍光体シート20上
を照射し、これにより該シート20に被写体33の放射線画
像が蓄積記録される。
第3図は、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された被写
体像(放射線画像)を表わした図である。
放射線撮影装置30で撮影を行なう際には、シート20上
の、第3図に一点鎖線で示す中央の位置に被写体像21a
を得ることを予定して、被写体33の位置、シート20の位
置等の調整を行なったにもかかわらず、調整不充分なた
め、実際には第3図の右寄りの位置に被写体像21bが形
成されたとする。また第3図に破線で示す9つの領域22
は領域選択モードで用いられる各測光領域を示してい
る。
第4図は、本発明の第一の放射線画像読取装置の一実
施例を示した斜視図である。
放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート20
は、弱い光ビームによりシート20を走査して該シート20
に蓄積記録された放射線エネルギーの一部のみを放出さ
せる先読みを行なう先読手段40の所定位置にセットされ
る。
またこのセットと前後して、コンピュータシステム70
を構成するキーボード71から領域選択モードを使用する
旨がオペレータによりインプットされる。キーボード71
のこの機能が、本発明における第一の入力手段と観念さ
れる。尚、本発明の各手段と第4図に示す実施例におけ
る各機能とは容易に対応づけられるため、以下において
はこの対応づけについては特に明記しない場合がある。
また、この放射線画像読取装置は、後述する本読みにお
ける読取条件を定める種々のモードが備えられている
が、ここでは本発明の主題である領域選択モードを使用
する場合についてのみ説明する。
蓄積性蛍光体シート20が先読手段40の所定位置にセッ
トされ、かつキーボード71から領域選択モードを使用す
る旨のインプットが行なわれた後、該シート20は、モー
タ41により駆動されるエンドレスベルト等のシート搬送
手段42により、矢印Y方向に搬送(副走査)される。一
方、レーザー光源43から発せられた弱い光ビーム44はモ
ータ45により駆動され矢印方向に高速回転する回転多面
鏡46によって反射偏向され、fθレンズ等の集束レンズ
47を通過した後、ミラー48により光路を変えて前記シー
ト20に入射し副走査の方向(矢印Y方向)と略垂直な矢
印X方向に主走査する。シート20の励起光44が照射され
た箇所からは、蓄積記録されている放射線画像情報に応
じた光量の輝尽発光光49が発散され、この輝尽発光光49
は光ガイド50によって導かれ、フォトマルチプライヤ
(光電子増倍管)51によって光電的に検出される。上記
光ガイド50はアクリル板等の導光性材料を成形して作ら
れたものであり、直線状をなす入射端面50aが蓄積性蛍
光体シート20上の主走査線に沿って延びるように配さ
れ、円環状に形成された射出端面50bにフォトマルチプ
ライヤ51の受光面が結合されている。入射端面50aから
光ガイド50内に入射した輝尽発光光49は、該光ガイド50
の内部を全反射を繰り返して進み、射出端面50bから射
出してフォトマルチプライヤ51に受光され、放射線画像
を表わす輝尽発光光49がフォトマルチプライヤ51によっ
て電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ51から出力されたアナログ出力
信号Sは対数増幅器52で対数的に増幅され、A/D変換器5
3でディジタル化され、先読画像信号Spが得られる。
上記先読みにおいては、蓄積性蛍光体シート20に蓄積
された放射線エネルギーの広い領域にわたって読み取る
ことができるように、フォトマルチプライヤ51に印加す
る電圧値や対数増幅器52の増幅率等の読取条件が定めら
れている。
得られた先読画像信号Spは、コンピュータシステム70
に入力される。このコンピュータシステム70は、本発明
の条件決定部3(第1A図参照)の一例を構成するもので
あり、オペレータがこのコンピュータシステム70に必要
な指示等を入力するためのキーボード71、CPUおよび内
部メモリが内蔵された本体部72,補助メモリとしてのフ
ロッピィディスクが挿入されドライブされるドライブ部
73および、先読画像信号Spに基づく画像その他の必要な
情報を表示するための、画像表示用CRTディスプレイ74
から構成されている。
先読画像信号Spがコンピュータシステム70に入力され
た後、この先読画像信号SPに基づいて本読みの際の読取
条件を決定するモードが領域選択モードであるか否かが
判断され、領域選択モードを用いて読取条件を決定すべ
き場合には、CRTディスプレイ74に、先読画像信号Spに
基づく画像が表示される。このCRTディスプレイに表示
される画像はたとえば第3図に示したような画像であ
り、第3図のシート20の全面がCRTディスプレイ74の全
面に対応し、そのCRTディスプレイ74上に被写体像21bに
相当する画像と、9つの測光領域22に対応する領域が示
される。オペレータはこのCRTディスプレイ74上に表示
された画像を観察することにより予定した位置に被写体
像が得られているか否かを認識することができ、したが
って9つの測光領域のうちどの測光領域を用いるのが最
適かを知ることができる。ここでは第3図に示すように
被写体像21bが右寄りの位置にあり、したがってこの場
合中央の測光領域22aよりもむしろ右側の測光領域22bを
用いることが最適である。
オペレータにより、キーボード71から、測光領域とし
て第3図に示す測光領域22bを用いる旨、所望とする画
像信号範囲L、および所望とする出力濃度Doがインプッ
トされる。これらについては、既に第6図を用いて説明
したため、ここでは説明は省略する。
キーボード71のこれらの入力の機能が本発明の第二の
入力手段の一例と観念される。上記インプットの後、先
読画像信号Spの測光領域22b(第3図参照)内の平均値
▲▼が求められ、この平均値▲▼、上記所望と
する画像信号範囲L、および上記所望とする出力濃度Do
に基づいて本読み時の読取条件が求められる。この読取
条件は、平均値▲▼が第6図のSoに相当するものと
したとき本読み時に第6図の直線Gに沿った読取りを行
なうように、本読手段40′におけるフォトマルチプライ
ヤ21′に印加する電圧や増幅器26′の増幅率を定めるも
のであり、第6図を参照して前述したためここでは説明
しない。これらフォトマルチプライヤ21′に印加する電
圧や増幅器26′の増幅率等を制御する信号がコンピュー
タシステム70から出力され、この信号に基づいてこれら
印加電圧や増幅率等が制御される。さらに先読みの終了
した蓄積性蛍光体シート20が本読手段40′の所定位置に
セットされた後、本読みが行なわれる。この本読みにお
いては、上記先読みに使用した光ビームより強い光ビー
ム44′によりシート20が走査され、前述のようにして定
められた読取条件により画像信号SQが得られるが、本読
手段40′の構成は上記先読手段40の構成と略同一である
ため、先読手段40の各構成要素と対応する構成要素には
先読手段40で用いた番号にダッシュを付して示し、説明
は省略する。
A/D変換器53′でディジタル化されることにより得ら
れた画像信号SQは、画像処理手段54に送られる。画像処
理手段54では画像信号SQに適切な画像処理が施される。
この画像処理の施された画像信号は再生装置100に送ら
れ、この画像信号に基づく放射線画像が再生記録され
る。
上記実施例では、コンピュータシステム70で本読みの
際の読取条件を決定する装置について説明したが、本読
みの際は、先読画像信号Spにかかわらず所定の読取条件
で読取ることとし、コンピュータシステム70では、画像
処理手段54において画像信号SQに画像処理を施す際の画
像処理条件を決定し、第4図に破線で示すようにコンピ
ュータシステム70で求めた画像処理条件を画像処理手段
54に入力するようにしてもよく、また、コンピュータシ
ステム70で上記読取条件と画像処理条件の双方を決定す
るようにしてもよい。またキーボード71から入力された
所望とする出力濃度Doは、再生装置100に送り、該再生
装置100で放射線画像を再生記録する際に考慮してもよ
い。
尚、第4図を用いて説明した実施例では、先読手段40
と本読手段40′とが別々に構成されているが、前述した
ように先読手段40と本読手段40′の構成は略同一である
ため、先読手段40と本読手段40′とを一体にして兼用し
てもよい。この場合、弱い光ビームで走査して先読みを
行なった後、蓄積性蛍光体シート20を一回バックさせ、
再度、今度は強い光ビームで走査して本読みを行なうよ
うにすればよい。
先読手段と本読手段とを兼用した場合、先読みの場合
と本読みの場合とで光ビームの強度を切替える必要があ
るが、この切替えの方法としては、前述したように、レ
ーザー光源からの光強度そのものを切替える方法、光ビ
ームの光路上にNDフィルター等を挿入,除去することに
より光強度を切替える方法、光ビームのビーム径を変え
る方法、上記主走査の速度や上記副走査の速度を切替え
る方法等、公知の種々の方法を使用することができる。
また、本発明は先読みを行なわない装置にも適用でき
る。この場合は画像処理条件が求められる。また、この
装置は蓄積性蛍光体シートを用いる装置に限られずX線
フィルム等に記録されたX線画像を読み取る装置であっ
てもよい。
第5図は、X線フィルムに記録されたX線画像を読み
取るX線画像読取装置の一実施例の斜視図である。
所定位置にセットされた、X線画像が記録されたX線
フィルム80がフィルム搬送手段81により図に示す矢印
Y″方向に搬送される。
また、一次元的に長く延びた光源82から発せられた読
取光83は、シリンドリカルレンズ84により収束され、X
線フィルム上を矢印Y″方向と略直角なX″方向に直線
状に照射する。読取光83が照射されたX線フィルム80の
下方には、X線フィルム80を透過しX線フィルム80に記
録されたX線画像により強度変調された読取光83を受光
する位置に、上記X線画像のX″方向の各画素間隔に対
応した多数の固体光電変換素子が直線状に配置されたMO
Sセンサ85が設けられている。このMOSセンサ85は、X線
フィルムが読取光83により照射されながら矢印Y″方向
に搬送される間、X線フィルム80を透過した読取光をX
線画像のY″方向の各画素間隔に対応した所定の時間間
隔で受光する。
第5B図は、上記MOSセンサ85の等価回路を示した回路
図である。
多数の固体光電変換素子86に読取光83が当たって発生
するフォトキャリアによる信号は、固体光電変換素子86
内のキャパシタCi(i=1,2,……n)に蓄積される。蓄
積されたフォトキャリアの信号は、シフトレジスタ87に
よって制御されるスイッチ部88の順次開閉により順次読
み出され、これにより時系列化された画像信号が得られ
る。この画像信号は、その後プリアンプ89で増幅されて
その出力端子90から出力される。
出力されたアナログの画像信号は対数増幅器91で対数
的に増幅され、A/D変換器92でディジタル化され、画像
信号SQ′が得られる。
A/D変換器92から出力された画像信号SQ′は、コンピ
ュータシステム70′と画像処理手段54′とに入力され
る。このコンピュータシステム70′は前述した実施例
(第4図)におけるコンピュータシステム70とほぼ同一
に構成されており、第4図に示したコンピュータシステ
ム70の各構成要素に対応する構成要素には、第4図の番
号と同一の番号にダッシュを付して示し説明は省略す
る。ただし、このコンピュータシステム70′では、画像
信号SQ′に基づいて、該画像信号SQ′に画像処理を施す
際の画像処理条件が求められる。求められた画像処理条
件は画像処理手段54′に入力され、画像処理手段54′で
は、入力された画像処理条件に基づいて画像信号SQ′に
画像処理が施される。この画像処理の施された画像信号
は再生装置100に送られ、この画像信号に基づくX線画
像が再生表示される。
尚、上記実施例において、MOSセンサ85の代わりにCC
D、CPD(Charge Priming Device)等を用いることがで
きることはいうまでもない。またX線フィルムの読取り
においても、前述した蓄積性蛍光体シートの読取りと同
様に光ビームで2次元的に走査して読取りを行なっても
よいことももちろんである。また上記実施例ではX線フ
ィルム80を透過した光を受光しているが、X線フィルム
80から反射した光を受光するように構成することができ
ることももちろんである。
このように、本発明は、放射線画像が記録された記録
シートから前記放射線画像を読み取って画像信号を得、
画像信号に画像処理を施す放射線画像読取装置一般に適
用することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の放射線画像読取
装置は、第一および第二の入力手段および表示手段を備
えているため、先読み(第一の場合)または読取り(第
二の場合)の前には領域選択モードを使用する旨を第一
の入力手段から入力し、その他の領域選択モードに付随
する情報は表示手段に画像を表示した後に第二の入力手
段から入力することができ、この使用方法を用いること
により、記録シート上の予定した以外の位置に被写体像
が記録されても正しい測光領域を指定することができ、
適正な濃度レベルおよびコントラストを有する可視画像
を再生出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本発明の第一の放射線画像読取装置の構成を
明示した全体構成図、 第1B図は、上記第一の放射線画像読取装置の使用方法を
明示したフローチャート、 第1C図は、本発明の第二の放射線画像読取装置の構成を
明示した全体構成図、 第1D図は、上記第二の放射線画像読取装置の使用方法を
明示したフローチャート、 第2図は、放射線撮影装置の一例の概略を示した図、 第3図は、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された被写体
像(放射線画像)を表わした図、 第4図は、本発明の放射線画像読取装置の一実施例を示
した斜視図、 第5A図は、X線フィルムに記録されたX線画像を読み取
るX線画像読取装置の一実施例の斜視図、 第5B図は、MOSセンサの等価回路を示した回路図、 第6図は、先読みにより得られる先読画像信号、本読み
により得られる画像信号および可視出力画像の濃度との
対応を示した図である。 1,11……読取部、2,12……画像処理部 3,13……条件決定部 1a,40……先読手段、1b,40′……本読手段 2a,12a,54,54′……画像処理手段 3a,13a……条件演算手段 3b,13b……第一の入力手段 3c,13c……表示手段 3d,13d……判断手段 3e,13e……第二の入力手段 10……ヒストグラム 20……蓄積性蛍光体シート 49,49′……輝尽発光光 51,51′……フォトマルチプライヤ 52,52′,91……対数増幅器 53,53′,92……A/D変換器 70,70′……コンピュータシステム 71,71′……キーボード 72,72′……本体部、73,73′……ドライブ部 74,74′……CRTディスプレイ 100……再生装置、80……X線フィルム 85……MOSセンサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−162243(JP,A) 特開 昭61−156250(JP,A) 特開 昭62−296347(JP,A) 特開 昭62−82758(JP,A) 特開 昭62−58768(JP,A) 特開 昭62−48866(JP,A) 特開 昭64−18360(JP,A) 特開 昭64−50173(JP,A) 特開 平1−267636(JP,A) 特開 平2−205838(JP,A) 特開 平2−98793(JP,A) 特開 平2−269333(JP,A) 特開 昭61−214860(JP,A) 特開 昭61−189073(JP,A) 特開 昭61−195077(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して前
    記蓄積性蛍光体シートに蓄積された放射線画像を表わす
    放射線エネルギーの一部を輝尽発光光として放出させこ
    の輝尽発光光を受光する先読みを行なって前記放射線画
    像の概略を表わす先読画像信号を得る先読手段と、前記
    蓄積性蛍光体シートに前記励起光より高レベルの励起光
    を照射して前記蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽
    発光光を受光する本読みを行なって前記放射線画像を表
    わす画像信号を得る本読手段とを備えた読取部、 前記画像信号に画像処理を施す画像処理手段を備えた画
    像処理部、および 前記蓄積性蛍光体シート上の複数の領域のうちいずれか
    一つの領域に対応する前記先読信号の平均的な値を用い
    て前記本読みを行なう際の読取条件、及び/又は前記画
    像処理を施す際の画像処理条件を決定する領域選択モー
    ドを含む複数の読取条件及び/又は画像処理条件決定モ
    ードを備え、これら複数の読取条件及び/又は画像処理
    条件決定モードのうちの一つのモードに基づいて前記読
    取条件及び/又は画像処理条件を定める条件決定部から
    構成され、 前記条件決定部が、 前記読取条件及び/又は画像処理条件を求めて前記本読
    手段及び/又は画像処理手段に出力する条件演算手段
    と、 前記複数の読取条件及び/又は画像処理条件決定モード
    のうちの一つのモードを指定して、前記条件演算手段に
    入力する第一の入力手段と、 前記先読画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、 前記領域選択モードの指定の有無を判断する判断手段
    と、 前記第一の入力手段による前記モードの指定とは独立し
    たタイミングで、前記複数の領域のうち前記読取条件及
    び/又は画像処理条件の決定に用いる領域、該領域に対
    応する前記画像信号の平均的な値の所望とする出力濃
    度、および該平均的な値を中心とした所望とする画像信
    号範囲を指定して前記条件演算手段に入力する第二の入
    力手段とを有することを特徴とする放射線画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】前記先読みを行なう前に、前記第一の入力
    手段により前記領域選択モードを指定し、 前記先読みを行なった後、前記本読みを行なう前に、前
    記判断手段により前記領域選択モードの指定の有無を判
    断し、 前記判断手段により前記領域選択モードが指定されてい
    る旨の判断がなされた際に、前記表示手段に前記先読画
    像信号に基づく画像を表示し、 該画像の表示が行われた後に、前記第二の入力手段によ
    り、前記複数の領域のうち前記読取条件及び/又は画像
    処理条件の決定に用いる領域、該領域に対応する前記画
    像信号の平均的な値の所望とする出力濃度、および該平
    均的な値を中心とした所望とする画像信号範囲を指定
    し、 その後前記本読みを行なうことを特徴とする請求項1記
    載の放射線画像読取装置の使用方法。
  3. 【請求項3】記録シートに記録された放射線画像の読取
    りを行なって前記放射線画像を表わす画像信号を得る読
    取手段を備えた読取部、 前記画像信号に画像処理を施す画像処理手段を備えた画
    像処理部、および 前記記録シート上の複数の領域のうちいずれか一つの領
    域に対応する前記画像信号の平均的な値を用いて前記画
    像処理を施す際の画像処理条件を決定する領域選択モー
    ドを含む複数の画像処理条件決定モードを備え、これら
    複数の画像処理条件決定モードのうちの一つのモードに
    基づいて画像処理条件を定める条件決定部から構成さ
    れ、 前記条件決定部が、 前記画像処理条件を求めて前記画像処理手段に出力する
    条件演算手段と、 前記複数の画像処理条件決定モードのうちの一つのモー
    ドを指定して、前記条件演算手段に入力する第一の入力
    手段と、 前記画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、 前記領域選択モードの指定の有無を判断する判断手段
    と、 前記第一の入力手段による前記モードの指定とは独立し
    たタイミングで、前記複数の領域のうち前記画像処理条
    件の決定に用いる領域、該領域に対応する前記画像信号
    の平均的な値の所望とする出力濃度、および該平均的な
    値を中心とした所望とする画像信号範囲を指定して前記
    条件演算手段に入力する第二の入力手段とを有すること
    を特徴とする放射線画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記読取りを行なう前に、前記第一の入力
    手段により前記領域選択モードを指定し、 前記読取りを行なった後、前記画像処理行なう前に、前
    記判断手段により前記領域選択モードの指定の有無を判
    断し、 前記判断手段により前記領域選択モードが指定されてい
    る旨の判断がなされた際に、前記表示手段に前記画像信
    号に基づく画像を表示し、 該画像の表示が行われた後に、前記第二の入力手段によ
    り、前記複数の領域のうち前記画像処理条件の決定に用
    いる領域、該領域に対応する前記画像信号の平均的な値
    の所望とする出力濃度、および該平均的な値を中心とし
    た所望とする画像信号範囲を指定し、 その後前記画像処理を施すことを特徴とする請求項3記
    載の放射線画像読取装置の使用方法。
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