JP2535079Y2 - 鋳物砂供給装置 - Google Patents
鋳物砂供給装置Info
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- JP2535079Y2 JP2535079Y2 JP2852791U JP2852791U JP2535079Y2 JP 2535079 Y2 JP2535079 Y2 JP 2535079Y2 JP 2852791 U JP2852791 U JP 2852791U JP 2852791 U JP2852791 U JP 2852791U JP 2535079 Y2 JP2535079 Y2 JP 2535079Y2
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- Japan
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- sand
- belt conveyor
- molding
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、鋳型造型設備への鋳物
砂供給装置に係り、より詳しくは鋳型造型空間に鋳物砂
を吹き込んで鋳型を造型するようにした鋳型造型設備に
おける砂吹込み装置に、所定量の鋳物砂を供給するのに
好適な装置に関する。
砂供給装置に係り、より詳しくは鋳型造型空間に鋳物砂
を吹き込んで鋳型を造型するようにした鋳型造型設備に
おける砂吹込み装置に、所定量の鋳物砂を供給するのに
好適な装置に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】一般に、上述した砂吹込み装置に
は、型ばらし装置から回収された鋳物砂がベルトコンベ
ヤによって供給されるが、ベルトコンベヤから供給され
る鋳物砂の中には砂塊が存在していて、鋳物砂を鋳型造
型空間内に吹き込む時に、その砂塊が砂吹込み装置の砂
噴出孔を閉鎖し、そのため、鋳物砂を鋳型造型空間内に
十分に充填することができず鋳物欠陥を誘発させてい
た。しかも、ベルトコンベヤのベルトの回転を止めて砂
吹込み装置への鋳物砂の供給を停止した時に、ベルトコ
ンベヤの先端部の鋳物砂が崩れて砂吹込み装置内に落下
し、そのため、所定量の鋳物砂を高精度に砂吹込み装置
に供給することができないなどの問題があった。本考案
は上記の問題を解消するためになされたものである。
は、型ばらし装置から回収された鋳物砂がベルトコンベ
ヤによって供給されるが、ベルトコンベヤから供給され
る鋳物砂の中には砂塊が存在していて、鋳物砂を鋳型造
型空間内に吹き込む時に、その砂塊が砂吹込み装置の砂
噴出孔を閉鎖し、そのため、鋳物砂を鋳型造型空間内に
十分に充填することができず鋳物欠陥を誘発させてい
た。しかも、ベルトコンベヤのベルトの回転を止めて砂
吹込み装置への鋳物砂の供給を停止した時に、ベルトコ
ンベヤの先端部の鋳物砂が崩れて砂吹込み装置内に落下
し、そのため、所定量の鋳物砂を高精度に砂吹込み装置
に供給することができないなどの問題があった。本考案
は上記の問題を解消するためになされたものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の鋳物砂供給装置においては、ベルトコンベヤ
の先端部上方付近に、この先端部上の鋳物砂の落下を防
止する上下回動可能なＬ字状のストッパと、ベルトコン
ベヤから落下した鋳物砂を案内するガイドとを配設し、
さらにベルトコンベヤの先端部下方付近に、砂塊を砕く
砂塊粉砕機構を設けてある。
に本考案の鋳物砂供給装置においては、ベルトコンベヤ
の先端部上方付近に、この先端部上の鋳物砂の落下を防
止する上下回動可能なＬ字状のストッパと、ベルトコン
ベヤから落下した鋳物砂を案内するガイドとを配設し、
さらにベルトコンベヤの先端部下方付近に、砂塊を砕く
砂塊粉砕機構を設けてある。
【０００４】
【作用】このように構成された鋳物砂供給装置において
は、ストッパを上方へ回動したのちベルトコンベヤを駆
動すると、ベルトコンベヤの先端から落下した鋳物砂
は、ガイドによって案内されたのち砂塊粉砕機構によっ
て砂塊を砕かれながら砂吹込み装置に供給される。所定
量の鋳物砂を鋳物砂吹込み装置に供給したのちは、ベル
トコンベヤの駆動を止めて鋳物砂の供給を停止するとと
もに、ストッパを下方へ回動してベルトコンベヤの先端
部を閉じ、ベルトコンベヤの先端部から鋳物砂が落下す
るのを防止する。
は、ストッパを上方へ回動したのちベルトコンベヤを駆
動すると、ベルトコンベヤの先端から落下した鋳物砂
は、ガイドによって案内されたのち砂塊粉砕機構によっ
て砂塊を砕かれながら砂吹込み装置に供給される。所定
量の鋳物砂を鋳物砂吹込み装置に供給したのちは、ベル
トコンベヤの駆動を止めて鋳物砂の供給を停止するとと
もに、ストッパを下方へ回動してベルトコンベヤの先端
部を閉じ、ベルトコンベヤの先端部から鋳物砂が落下す
るのを防止する。
【０００５】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
鋳型造型設備１においては、マッチプレート２と、マッ
チプレート２の上・下面にシリンダ３、４を介して当接
した上・下型枠５、６と、上・下型枠５、６の他端開口
部に嵌入した砂吹込み装置７とで、上・下造型空間８、
９が画成されており、砂吹込み装置７は、上ブローヘッ
ド１０と、昇降フレーム１１を介して昇降可能に設けた
下ブローヘッド１２と、上ブローヘッド１０および上昇
した下ブローヘッド１２とに連通接続した主ブローヘッ
ド１３と、主ブローヘッド１３の上端に装着したスライ
ドゲート１４付ホッパ１５とで構成されている。
鋳型造型設備１においては、マッチプレート２と、マッ
チプレート２の上・下面にシリンダ３、４を介して当接
した上・下型枠５、６と、上・下型枠５、６の他端開口
部に嵌入した砂吹込み装置７とで、上・下造型空間８、
９が画成されており、砂吹込み装置７は、上ブローヘッ
ド１０と、昇降フレーム１１を介して昇降可能に設けた
下ブローヘッド１２と、上ブローヘッド１０および上昇
した下ブローヘッド１２とに連通接続した主ブローヘッ
ド１３と、主ブローヘッド１３の上端に装着したスライ
ドゲート１４付ホッパ１５とで構成されている。
【０００６】また、砂吹込み装置７のホッパ１５の上方
には鋳物砂供給装置１６が配設されており、鋳物砂供給
装置１６においては、上下方向へ指向する四角筒体７が
固定配設されている。四角筒体１７は、右側中央付近
に、ベルトコンベヤ１８の先端が臨む開口１９を有して
おり、さらに、四角筒体１７における開口１９の上方位
置には、ベルトコンベヤ１８の先端部における鋳物砂の
落下を防止するＬ字状のストッパ２０が、上端部で支持
軸２１および軸受２２を介して上下回動自在に支持され
て装着され、支持軸２１の一端には、固定枢支したシリ
ンダ２３のピストンロッドの先端が、シリンダ２４を介
して連結されていて、ストッパ２０はシリンダ２３の伸
縮作動により、支持軸２１を支点いして上下に回動する
ようになっている。また、前記四角筒体１７内には、ベ
ルトコンベヤ１８の先端から搬出された鋳物砂を、四角
筒体１７内の下部中央側に案内する板状のガイド２５
が、上端部で左右に揺動可能に支持されて設けられてお
り、ガイド２５は、中央付近に四角筒体１７の側壁を貫
通するナット２６付調節ボルト２７を有している。
には鋳物砂供給装置１６が配設されており、鋳物砂供給
装置１６においては、上下方向へ指向する四角筒体７が
固定配設されている。四角筒体１７は、右側中央付近
に、ベルトコンベヤ１８の先端が臨む開口１９を有して
おり、さらに、四角筒体１７における開口１９の上方位
置には、ベルトコンベヤ１８の先端部における鋳物砂の
落下を防止するＬ字状のストッパ２０が、上端部で支持
軸２１および軸受２２を介して上下回動自在に支持され
て装着され、支持軸２１の一端には、固定枢支したシリ
ンダ２３のピストンロッドの先端が、シリンダ２４を介
して連結されていて、ストッパ２０はシリンダ２３の伸
縮作動により、支持軸２１を支点いして上下に回動する
ようになっている。また、前記四角筒体１７内には、ベ
ルトコンベヤ１８の先端から搬出された鋳物砂を、四角
筒体１７内の下部中央側に案内する板状のガイド２５
が、上端部で左右に揺動可能に支持されて設けられてお
り、ガイド２５は、中央付近に四角筒体１７の側壁を貫
通するナット２６付調節ボルト２７を有している。
【０００７】さらに、前記四角筒体１７の下部にはベル
トコンベヤ１８から落下した鋳物砂の塊を砕く砂塊粉砕
機構２８が装着されており、砂塊粉砕機構２８は、回転
軸２９、３０の先端に支持部材３１、３２を介して突設
した前後方向に指向する２対の棒材３３、３３、３４、
３４と、四角筒体１７の左外側面に装着したモータ３５
と、前記回転軸２９、３０とモータ３５の出力軸とを連
結する伝動手段（図示せず）とで構成されており、棒材
３３、３３と棒材３４、３４とは並ぶ方向が常ほぼ直角
の関係になるようにして設けられている。
トコンベヤ１８から落下した鋳物砂の塊を砕く砂塊粉砕
機構２８が装着されており、砂塊粉砕機構２８は、回転
軸２９、３０の先端に支持部材３１、３２を介して突設
した前後方向に指向する２対の棒材３３、３３、３４、
３４と、四角筒体１７の左外側面に装着したモータ３５
と、前記回転軸２９、３０とモータ３５の出力軸とを連
結する伝動手段（図示せず）とで構成されており、棒材
３３、３３と棒材３４、３４とは並ぶ方向が常ほぼ直角
の関係になるようにして設けられている。
【０００８】次にこのように構成された装置の作用につ
いて説明する。砂吹込み装置７の主ブローヘッド１３内
に所定量の鋳物砂を供給するには、予めナット２６付調
節ボルト７によってガイド２５の傾斜角度を調節して、
ベルトコンベヤ１８の先端から搬出された鋳物砂が塊粉
砕機構２８の回転軸２９、３０の中間付近に落下するよ
うにしておく。この状態の下に、スライドゲート１４を
開いてホッパ１５を主ブローヘッド１３に連通させると
ともに、シリンダ２３の伸長作動によりストッパ２０を
二点鎖線で図示するように上方へ回動させて、ベルトコ
ンベヤ１８の先端を解放し、砂塊粉砕機構２８のモータ
３５を駆動して棒材３３、３４をそれぞれ旋回させ、続
いてベルトコンベヤ１８を駆動して、図示しない型ばら
し装置から回収した鋳物砂をベルトコンベヤ１８の先端
から搬出させる。
いて説明する。砂吹込み装置７の主ブローヘッド１３内
に所定量の鋳物砂を供給するには、予めナット２６付調
節ボルト７によってガイド２５の傾斜角度を調節して、
ベルトコンベヤ１８の先端から搬出された鋳物砂が塊粉
砕機構２８の回転軸２９、３０の中間付近に落下するよ
うにしておく。この状態の下に、スライドゲート１４を
開いてホッパ１５を主ブローヘッド１３に連通させると
ともに、シリンダ２３の伸長作動によりストッパ２０を
二点鎖線で図示するように上方へ回動させて、ベルトコ
ンベヤ１８の先端を解放し、砂塊粉砕機構２８のモータ
３５を駆動して棒材３３、３４をそれぞれ旋回させ、続
いてベルトコンベヤ１８を駆動して、図示しない型ばら
し装置から回収した鋳物砂をベルトコンベヤ１８の先端
から搬出させる。
【０００９】ベルトコンベヤ１８から搬出された鋳物砂
は、ガイド２５に当って回転軸２９、３０中間付近に落
下したのち、旋回する棒材３３、３４によって塊を砕か
れながら、ホッパ１５を通って主ブローヘッド１３内に
落下する。所定量の鋳物砂が主ブローヘッド１３内に落
下すると、ベルトコンベヤ１８の駆動が止められて鋳物
砂の供給が停止されるとともに、シリンダ２３の収縮作
動によりストッパ２０を下方へ回動させてベルトコンベ
ヤ１８上先端部の鋳物砂が崩れ落ちるのを防止する。そ
の後、モータ３５の駆動を停止するとともにスライドゲ
ート１４を閉じて、主ブローヘッド１３への鋳物砂の供
給を完了する。
は、ガイド２５に当って回転軸２９、３０中間付近に落
下したのち、旋回する棒材３３、３４によって塊を砕か
れながら、ホッパ１５を通って主ブローヘッド１３内に
落下する。所定量の鋳物砂が主ブローヘッド１３内に落
下すると、ベルトコンベヤ１８の駆動が止められて鋳物
砂の供給が停止されるとともに、シリンダ２３の収縮作
動によりストッパ２０を下方へ回動させてベルトコンベ
ヤ１８上先端部の鋳物砂が崩れ落ちるのを防止する。そ
の後、モータ３５の駆動を停止するとともにスライドゲ
ート１４を閉じて、主ブローヘッド１３への鋳物砂の供
給を完了する。
【００１０】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように本考案
によれば、鋳物砂は砂塊粉砕機構によって塊を崩壊され
たのち砂吹込み装置に供給されるため、上・下ブローヘ
ッドの砂噴出孔が砂塊によって閉鎖されることはなく、
従って、鋳型造型空間内に鋳物砂を十分に吹込み充填す
ることができ、しかも、ベルトコンベヤ先端部の鋳物砂
の落下をストッパによって防止できるため、所定量の鋳
物砂を砂吹込み装置内に適確に供給することが可能にな
るなどの優れた実用的効果を奏する。
によれば、鋳物砂は砂塊粉砕機構によって塊を崩壊され
たのち砂吹込み装置に供給されるため、上・下ブローヘ
ッドの砂噴出孔が砂塊によって閉鎖されることはなく、
従って、鋳型造型空間内に鋳物砂を十分に吹込み充填す
ることができ、しかも、ベルトコンベヤ先端部の鋳物砂
の落下をストッパによって防止できるため、所定量の鋳
物砂を砂吹込み装置内に適確に供給することが可能にな
るなどの優れた実用的効果を奏する。
【図１】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】 ７ 砂吹込み装置 17 四角筒体 18 ベルトコンベヤ 19 開口 20 ストッパ 25 ガイド 28 砂塊粉砕機構
Claims (1)
- 【請求項１】 鋳型造型空間に鋳物砂を吹き込んで鋳型
を造型するようにした鋳型造型設備における砂吹込み装
置に所定量の鋳物砂を供給する鋳物砂供給装置であっ
て、前記砂吹込み装置７の上方に、上下方向へ指向する
四角筒体１７を固定配設し、この四角筒体１７の一側面
中央付近に、ベルトコンベヤ１８の先端が臨む開口１９
を形成し、この開口１９の上方位置に、前記ベルトコン
ベヤ１８の先端部上の鋳物砂の落下を防止するＬ字状の
ストッパ２０を上下回動可能に垂設し、前記四角筒体１
７内における前記ベルトコンベヤ１８の先端部と対向す
る位置に、ベルトコンベヤ１８から搬出された鋳物砂を
案内するガイド２５を設け、さらに、前記四角筒体１７
内における前記ベルトコンベヤ１８の先端部及び前記ガ
イド２５の下方位置に砂塊を砕く砂塊粉砕機構２８を装
着したことを特徴とする鋳物砂供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852791U JP2535079Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 鋳物砂供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852791U JP2535079Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 鋳物砂供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118247U JPH04118247U (ja) | 1992-10-22 |
| JP2535079Y2 true JP2535079Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31912603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2852791U Expired - Fee Related JP2535079Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 鋳物砂供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535079Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010131544A1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | 新東工業株式会社 | ダマ砕き装置及び調整砂の供給システム |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2852791U patent/JP2535079Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04118247U (ja) | 1992-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |