JP2535068Y2 - カメラレンズのカバ−ユニット - Google Patents
カメラレンズのカバ−ユニットInfo
- Publication number
- JP2535068Y2 JP2535068Y2 JP1990403799U JP40379990U JP2535068Y2 JP 2535068 Y2 JP2535068 Y2 JP 2535068Y2 JP 1990403799 U JP1990403799 U JP 1990403799U JP 40379990 U JP40379990 U JP 40379990U JP 2535068 Y2 JP2535068 Y2 JP 2535068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens barrier
- camera
- support member
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラレンズの先端部
に装着するカメラレンズのカバ−ユニットに関するもの
である。
に装着するカメラレンズのカバ−ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】カメラレンズにはレンズの画角以外から
の有害光を防止するため、レンズフ−ドが取付けられて
いる。このレンズフ−ドのカメラレンズ先端部への取付
け方式には、ネジ込み方式、バヨネット方式、等が知ら
れているが、そのままレンズに取付けた状態では大きす
ぎて持ち運び等が不便であるため、取り外して逆にかぶ
せ、ケ−スに収納する等の方法がとられていた。
の有害光を防止するため、レンズフ−ドが取付けられて
いる。このレンズフ−ドのカメラレンズ先端部への取付
け方式には、ネジ込み方式、バヨネット方式、等が知ら
れているが、そのままレンズに取付けた状態では大きす
ぎて持ち運び等が不便であるため、取り外して逆にかぶ
せ、ケ−スに収納する等の方法がとられていた。
【0003】しかしながら、このようなレンズレンズフ
−ドは着脱が面倒であり、レンズフ−ドを紛失する心配
もあることから、レンズに対してレンズフ−ドを進退可
能となるように取り付けた内蔵式レンズフ−ドも知られ
ている。
−ドは着脱が面倒であり、レンズフ−ドを紛失する心配
もあることから、レンズに対してレンズフ−ドを進退可
能となるように取り付けた内蔵式レンズフ−ドも知られ
ている。
【0004】一方、カメラレンズにはレンズ面を保護す
るためレンズキャップが装着されているが、その着脱が
面倒であり紛失の恐れもある。このため、例えばコンパ
クトカメラ等において、カメラレンズの前面に開閉式の
レンズバリアを設けるようにしたものも知られている。
この開閉方式にはシャッタ式や観音開き式等が知られて
いるが、これらは構造的に複雑であり、交換式レンズ、
特に大口径のレンズに適用することは困難である。
るためレンズキャップが装着されているが、その着脱が
面倒であり紛失の恐れもある。このため、例えばコンパ
クトカメラ等において、カメラレンズの前面に開閉式の
レンズバリアを設けるようにしたものも知られている。
この開閉方式にはシャッタ式や観音開き式等が知られて
いるが、これらは構造的に複雑であり、交換式レンズ、
特に大口径のレンズに適用することは困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、カメラレン
ズのレンズフ−ドとレンズバリアを簡単な構成でユニッ
ト化し、このユニット部品をカメラレンズに簡易に装着
できるようにすると共に、レンズフ−ドとレンズバリア
に連係をもたせて必要時に瞬時に撮影可能となるような
カメラレンズのカバ−ユニットを提供しようとするもの
である。
ズのレンズフ−ドとレンズバリアを簡単な構成でユニッ
ト化し、このユニット部品をカメラレンズに簡易に装着
できるようにすると共に、レンズフ−ドとレンズバリア
に連係をもたせて必要時に瞬時に撮影可能となるような
カメラレンズのカバ−ユニットを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の第1の手段は、カメラレンズの先端部に装着
されるレンズバリア支持部材と、前記レンズバリア支持
部材に開閉可能に設けられ、かつ閉方向に付勢されたレ
ンズバリアと、前記レンズバリア支持部材に設けられた
係合ピンと、 前記レンズバリア支持部材の係合ピンと係
合するスパイラル状の送り溝が内面部に形成され、回転
によりカメラレンズの前後方向に移動するレンズフ−ド
と、 前記レンズバリア支持部材に、前記レンズフ−ドに
応動して前後方向に摺動するように設けられ、前進時に
前記レンズバリアを押し開くように構成したレンズバリ
アの押し出し手段、を備えたことを特徴とするものであ
る。本考案の第2の手段は、前記レンズバリア押し出し
手段が、後退方向に付勢力を有する押し出し環と、該押
し出し環の先端部に設けられ、前記レンズバリアの背面
部を押圧する押し出しピンを備えていることを特徴とす
るものである。本考案の第3の手段は、前記レンズバリ
ア支持部材は、カメラレンズ先端部に対して着脱可能に
設けられていることを特徴とするものである。本考案の
第4の手段は、前記レンズバリア支持部材に、レンズア
クセサリ−装着部を設けたことを特徴とするものであ
る。
の本考案の第1の手段は、カメラレンズの先端部に装着
されるレンズバリア支持部材と、前記レンズバリア支持
部材に開閉可能に設けられ、かつ閉方向に付勢されたレ
ンズバリアと、前記レンズバリア支持部材に設けられた
係合ピンと、 前記レンズバリア支持部材の係合ピンと係
合するスパイラル状の送り溝が内面部に形成され、回転
によりカメラレンズの前後方向に移動するレンズフ−ド
と、 前記レンズバリア支持部材に、前記レンズフ−ドに
応動して前後方向に摺動するように設けられ、前進時に
前記レンズバリアを押し開くように構成したレンズバリ
アの押し出し手段、を備えたことを特徴とするものであ
る。本考案の第2の手段は、前記レンズバリア押し出し
手段が、後退方向に付勢力を有する押し出し環と、該押
し出し環の先端部に設けられ、前記レンズバリアの背面
部を押圧する押し出しピンを備えていることを特徴とす
るものである。本考案の第3の手段は、前記レンズバリ
ア支持部材は、カメラレンズ先端部に対して着脱可能に
設けられていることを特徴とするものである。本考案の
第4の手段は、前記レンズバリア支持部材に、レンズア
クセサリ−装着部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本考案の実施例を示す概略構
成図であり、いづれも(A)はレンズバリアを閉じた状
態、(B)はレンズバリアを開けた状態を示したもので
ある。1はカメラボディに装着されるカメラレンズ、2
は撮影レンズ3を内装した内筒であり、この内筒2は図
示しない鏡胴に収納されている。本実施例のカメラレン
ズのフォ−カス調節機構は、いわゆる直進ヘリコイド方
式であり、図示しないフォ−カスリングを回転すること
により、鏡胴からフォ−カスリングと前記内筒2が異な
ったピッチで繰り出されるようになっている。
成図であり、いづれも(A)はレンズバリアを閉じた状
態、(B)はレンズバリアを開けた状態を示したもので
ある。1はカメラボディに装着されるカメラレンズ、2
は撮影レンズ3を内装した内筒であり、この内筒2は図
示しない鏡胴に収納されている。本実施例のカメラレン
ズのフォ−カス調節機構は、いわゆる直進ヘリコイド方
式であり、図示しないフォ−カスリングを回転すること
により、鏡胴からフォ−カスリングと前記内筒2が異な
ったピッチで繰り出されるようになっている。
【0008】また図中6は前記内筒2の先端に装着され
るカメラレンズのカバ−ユニットであり、レンズフ−ド
4と、レンズバリア支持環7と、該レンズバリア支持環
7に開閉可能となるように支持された複数のレンズバリ
ア8と、前記レンズフ−ド送り溝5に係合する係合ピン
9と、前記レンズバリア支持環7に摺動して前記レンズ
バリア8を押し開くための押し出し環10とが組み合わ
されている。
るカメラレンズのカバ−ユニットであり、レンズフ−ド
4と、レンズバリア支持環7と、該レンズバリア支持環
7に開閉可能となるように支持された複数のレンズバリ
ア8と、前記レンズフ−ド送り溝5に係合する係合ピン
9と、前記レンズバリア支持環7に摺動して前記レンズ
バリア8を押し開くための押し出し環10とが組み合わ
されている。
【0009】前記レンズフ−ド4は、前記内筒2に進退
可能となるように被せられている。図4はそのレンズフ
−ド4の展開図であり、レンズフ−ド内面には同図に示
すように、長さ方向にスパイラル状となるような送り溝
5が形成されている。この送り溝5は前記係合ピン9の
数に対応して複数、周方向に等間隔に形成されており、
それぞれの先端部5aと後端部5bは、互いに逆向きと
なるようにレンズフ−ド径方向に屈曲している。またレ
ンズフ−ド4の内面後端部には、レンズフ−ド先端方向
に延びる押し出し部4aが周方向に、等間隔となるよう
に形成されている。
可能となるように被せられている。図4はそのレンズフ
−ド4の展開図であり、レンズフ−ド内面には同図に示
すように、長さ方向にスパイラル状となるような送り溝
5が形成されている。この送り溝5は前記係合ピン9の
数に対応して複数、周方向に等間隔に形成されており、
それぞれの先端部5aと後端部5bは、互いに逆向きと
なるようにレンズフ−ド径方向に屈曲している。またレ
ンズフ−ド4の内面後端部には、レンズフ−ド先端方向
に延びる押し出し部4aが周方向に、等間隔となるよう
に形成されている。
【0010】前記レンズバリア支持環7は、前記内筒2
の先端部2aに挿入固定されており、そのレンズバリア
支持環7には、図5に示すごとくスリット17が周方向
に複数形成されている。このスリット17はレンズバリ
ア支持環7の長さ方向に延びている。
の先端部2aに挿入固定されており、そのレンズバリア
支持環7には、図5に示すごとくスリット17が周方向
に複数形成されている。このスリット17はレンズバリ
ア支持環7の長さ方向に延びている。
【0011】前記レンズバリア8は、図2に示すように
上下左右の4枚から構成されており、それぞれが前記レ
ンズバリア支持環7と一体構成された支持面11に、ピ
ン12によって枢着されている。この枢着ピン12には
それぞれバネ13が装着されており、このバネ13によ
って、レンズバリア8は常に閉じる方向に付勢されてい
る。
上下左右の4枚から構成されており、それぞれが前記レ
ンズバリア支持環7と一体構成された支持面11に、ピ
ン12によって枢着されている。この枢着ピン12には
それぞれバネ13が装着されており、このバネ13によ
って、レンズバリア8は常に閉じる方向に付勢されてい
る。
【0012】またレンズバリア8の一つには、先端部に
遮光板14が一体構成されており、すべてのレンズバリ
ア8が閉じたとき、先端部に生じる隙間を塞ぐようにな
っている。なお、各レンズバリア8の背面部の枢着ピン
12付近には、図3に示すように突片16が形成されて
おり、該突片16に後述の押し出しピン15が衝当する
ように構成されている。なお、突片16の形状は、押し
出しピン15が仮想線で示す押し出した状態で、レンズ
バリアがレンズに見合った画角以外の有害光をカットで
きるような角度をなすように形成されている。
遮光板14が一体構成されており、すべてのレンズバリ
ア8が閉じたとき、先端部に生じる隙間を塞ぐようにな
っている。なお、各レンズバリア8の背面部の枢着ピン
12付近には、図3に示すように突片16が形成されて
おり、該突片16に後述の押し出しピン15が衝当する
ように構成されている。なお、突片16の形状は、押し
出しピン15が仮想線で示す押し出した状態で、レンズ
バリアがレンズに見合った画角以外の有害光をカットで
きるような角度をなすように形成されている。
【0013】前記押し出し環10は、図5に示すように
前記レンズバリア支持環7に摺動可能となるように被冠
されている。該押し出し環10の前記支持環スリット1
7に対応する位置には、図3に示すように舌片10aが
形成されており、この舌片10aには押し出しピン15
が固定されている。また舌片10aの背面と、レンズバ
リア支持環7のスリット後端部17aの間には、引きバ
ネ18が装着されており、押し出し環10は、常にスリ
ット後端部17a方向に付勢された状態となっている。
前記レンズバリア支持環7に摺動可能となるように被冠
されている。該押し出し環10の前記支持環スリット1
7に対応する位置には、図3に示すように舌片10aが
形成されており、この舌片10aには押し出しピン15
が固定されている。また舌片10aの背面と、レンズバ
リア支持環7のスリット後端部17aの間には、引きバ
ネ18が装着されており、押し出し環10は、常にスリ
ット後端部17a方向に付勢された状態となっている。
【0014】前記係合ピン9は、前記レンズバリア支持
環7の後端突縁部7a(図1参照)に複数(例えば3箇
所)、周方向に等間隔となるように立設固定されてお
り、それぞれが前記レンズフ−ド4の送り溝5と高精度
で係合されている。この係合ピン9は頭部がテ−パ状に
形成され、前記送り溝5との間に砂塵逃がし用の空隙部
ができるようになっている。
環7の後端突縁部7a(図1参照)に複数(例えば3箇
所)、周方向に等間隔となるように立設固定されてお
り、それぞれが前記レンズフ−ド4の送り溝5と高精度
で係合されている。この係合ピン9は頭部がテ−パ状に
形成され、前記送り溝5との間に砂塵逃がし用の空隙部
ができるようになっている。
【0015】次に上記実施例の作動例を説明する。まず
前記レンズフ−ド4を手でもって一方向に回転させる
と、該レンズフ−ド内面の送り溝5が、前記レンズバリ
ア支持環7に固定された係合ピン9と係合しているた
め、その送り溝5に倣ってレンズフ−ド4が回転しつつ
内筒2の前方に送られる。
前記レンズフ−ド4を手でもって一方向に回転させる
と、該レンズフ−ド内面の送り溝5が、前記レンズバリ
ア支持環7に固定された係合ピン9と係合しているた
め、その送り溝5に倣ってレンズフ−ド4が回転しつつ
内筒2の前方に送られる。
【0016】前記レンズフ−ド4が前進し、その後端部
に形成された押し出し部4aが押し出し環10と当接す
ると、図3に示すように該押し出し環10も押し出し部
4aと当接した状態で前進する。そして押し出しピン1
5がレンズバリア背面の突片16に衝当すると、レンズ
バリア8は枢着ピン12を支点として押し開かれる。
に形成された押し出し部4aが押し出し環10と当接す
ると、図3に示すように該押し出し環10も押し出し部
4aと当接した状態で前進する。そして押し出しピン1
5がレンズバリア背面の突片16に衝当すると、レンズ
バリア8は枢着ピン12を支点として押し開かれる。
【0017】撮影を終了した後は、レンズフ−ド4を反
対方向に回転させると、レンズフ−ド4は前記送り溝5
に倣って後退する。これと同時にレンズフ−ド押し出し
部4aと当接する押し出し環10も引きバネ18の弾性
力によって後退する。また押し出しピン15もレンズバ
リア突片16から離れるため、レンズバリア8はバネ1
3の弾性力によって閉じることになる。なお、後退した
押し出し環10はレンズバリア支持環7の後端部7aに
係止される。
対方向に回転させると、レンズフ−ド4は前記送り溝5
に倣って後退する。これと同時にレンズフ−ド押し出し
部4aと当接する押し出し環10も引きバネ18の弾性
力によって後退する。また押し出しピン15もレンズバ
リア突片16から離れるため、レンズバリア8はバネ1
3の弾性力によって閉じることになる。なお、後退した
押し出し環10はレンズバリア支持環7の後端部7aに
係止される。
【0018】図6乃至図9は本考案の他の実施例を示し
たものである。まず図6は、内筒2の先端外周に雄ネジ
2bを形成し、レンズバリア支持環7の内面に雌ネジ7
bを形成することにより、カバ−ユニット6を内筒先端
に螺合するようにしたものである。その他の構成は上記
実施例と同じである。
たものである。まず図6は、内筒2の先端外周に雄ネジ
2bを形成し、レンズバリア支持環7の内面に雌ネジ7
bを形成することにより、カバ−ユニット6を内筒先端
に螺合するようにしたものである。その他の構成は上記
実施例と同じである。
【0019】この実施例によると、図7に示すごとく、
例えば市販のレンズフィルタ20を使用する場合、内筒
2の先端内面に形成されている雌ネジ2cに、フィルタ
枠21を螺合した後、前記カバ−ユニット6のレンズバ
リア支持環7を内筒2の先端外周に螺合することができ
る。なお図6の実施例において、レンズバリア支持環7
と内筒先端部との接続方式は、バヨネット方式、ビス止
め等、着脱可能な接続方式であれば任意である。
例えば市販のレンズフィルタ20を使用する場合、内筒
2の先端内面に形成されている雌ネジ2cに、フィルタ
枠21を螺合した後、前記カバ−ユニット6のレンズバ
リア支持環7を内筒2の先端外周に螺合することができ
る。なお図6の実施例において、レンズバリア支持環7
と内筒先端部との接続方式は、バヨネット方式、ビス止
め等、着脱可能な接続方式であれば任意である。
【0020】また図8は既存のカメラレンズに上記カバ
−ユニット6を装着できるようにした実施例である。即
ち、前記枢着ピン12近くの背面部に、外周に雄ネジを
形成した螺合部6aを突設し、その螺合部6aを内筒先
端内面に形成された雌ネジ2cに螺合するようになって
いる。なお、この雌ネジ2cはレンズフィルタ等を装着
するため既存のカメラレンズに一般的に形成されてい
る。
−ユニット6を装着できるようにした実施例である。即
ち、前記枢着ピン12近くの背面部に、外周に雄ネジを
形成した螺合部6aを突設し、その螺合部6aを内筒先
端内面に形成された雌ネジ2cに螺合するようになって
いる。なお、この雌ネジ2cはレンズフィルタ等を装着
するため既存のカメラレンズに一般的に形成されてい
る。
【0021】図8の実施例による場合、レンズ先端部に
例えばレンズフィルタ20等を装着するときは、図9に
示すごとく、従来と同じように内筒先端の雌ネジ2cに
フィルタ枠21を螺合し、そのフィルタ枠21の先端内
面に形成されている雌ネジ21bに、前記カバ−ユニッ
ト6の螺合部6aを螺合することができる。
例えばレンズフィルタ20等を装着するときは、図9に
示すごとく、従来と同じように内筒先端の雌ネジ2cに
フィルタ枠21を螺合し、そのフィルタ枠21の先端内
面に形成されている雌ネジ21bに、前記カバ−ユニッ
ト6の螺合部6aを螺合することができる。
【0022】上記した実施例は本考案の一例であり、例
えばレンズバリアの開閉機構はギャとピニオンの組み合
わせにより電動式で開閉するようにしてもよい。またレ
ンズフ−ドを引き出したとき、カメラのメインスイッチ
がONとなるような機構を付設してもよい。さらに、図
6乃至図9の実施例においてレンズフィルタに代えて、
クロ−ズアップレンズ、リングライト等のレンズアクセ
サリ−を装着するようにしてもよい。
えばレンズバリアの開閉機構はギャとピニオンの組み合
わせにより電動式で開閉するようにしてもよい。またレ
ンズフ−ドを引き出したとき、カメラのメインスイッチ
がONとなるような機構を付設してもよい。さらに、図
6乃至図9の実施例においてレンズフィルタに代えて、
クロ−ズアップレンズ、リングライト等のレンズアクセ
サリ−を装着するようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】以上説明した本考案によれば、レンズバ
リア支持部材にレンズバリア、係合ピン、レンズフ−
ド、レンズフ−ド押し出し手段の各部材を組み込むこと
によって予めユニット化することができ、このユニット
をカメラレンズの先端部に装着するため、取り付け作業
が簡単である。またレンズバリアは閉方向に付勢されて
いるため、不意にレンズバリアが開くことがない。また
レンズフ−ドの進退と連動してレンズバリアが開閉する
ため、必要時にカメラフ−ドを前進させるだけで瞬時に
レンズバリアを開いて撮影開始することができ、撮影後
はレンズフ−ドを後退させるだけでレンズバリアを閉じ
ることができる。さらにカバ−ユニットを着脱可能にす
ることによって、レンズフィルタ−、クロ−ズアップレ
ンズ、リングライト等のレンズアクセサリ−を装着する
こともでき、あるいはカメラレンズをカメラ本体に逆に
取り付けて接写することも可能となる。またレンズのク
リ−ニングも容易である。さらに既存のカメラレンズに
も取り付けることもでき、レンズの口径が大きいもの
や、画角の広いものい対しても組み込みが可能であり、
ユ−ザ−の目的に応じて種々の使い分けが可能となる。
リア支持部材にレンズバリア、係合ピン、レンズフ−
ド、レンズフ−ド押し出し手段の各部材を組み込むこと
によって予めユニット化することができ、このユニット
をカメラレンズの先端部に装着するため、取り付け作業
が簡単である。またレンズバリアは閉方向に付勢されて
いるため、不意にレンズバリアが開くことがない。また
レンズフ−ドの進退と連動してレンズバリアが開閉する
ため、必要時にカメラフ−ドを前進させるだけで瞬時に
レンズバリアを開いて撮影開始することができ、撮影後
はレンズフ−ドを後退させるだけでレンズバリアを閉じ
ることができる。さらにカバ−ユニットを着脱可能にす
ることによって、レンズフィルタ−、クロ−ズアップレ
ンズ、リングライト等のレンズアクセサリ−を装着する
こともでき、あるいはカメラレンズをカメラ本体に逆に
取り付けて接写することも可能となる。またレンズのク
リ−ニングも容易である。さらに既存のカメラレンズに
も取り付けることもでき、レンズの口径が大きいもの
や、画角の広いものい対しても組み込みが可能であり、
ユ−ザ−の目的に応じて種々の使い分けが可能となる。
【図1】本考案の実施例を示すカメラレンズ長さ方向の
部分断面図であり、(A)はレンズバリアを閉じた状
態、(B)はレンズバリアを開いた状態を示す。
部分断面図であり、(A)はレンズバリアを閉じた状
態、(B)はレンズバリアを開いた状態を示す。
【図2】本考案の実施例を示すカメラレンズの正面図で
あり、(A)はレンズバリアを閉じた状態、(B)はレ
ンズバリアを開いた状態を示す。
あり、(A)はレンズバリアを閉じた状態、(B)はレ
ンズバリアを開いた状態を示す。
【図3】本考案の実施例を示す部分拡大断面図である。
【図4】本考案の実施例を示すレンズレンズフ−ドの展
開図である。
開図である。
【図5】本考案の実施例を示すカメラレンズの径方向の
断面図である。
断面図である。
【図6】本考案の別の実施例を示すカメラレンズ長さ方
向の部分断面図である。
向の部分断面図である。
【図7】図6の実施例にレンズフィルタを取り付けた状
態のレンズ長さ方向の部分断面図である。
態のレンズ長さ方向の部分断面図である。
【図8】本考案のさらに別の実施例を示すカメラレンズ
長さ方向に部分断面図である。
長さ方向に部分断面図である。
【図9】図8の実施例にレンズフィルタを取り付けた状
態のレンズ長さ方向の部分断面図である。
態のレンズ長さ方向の部分断面図である。
1 カメラレンズ 2 内筒 4 レンズフ−ド 6 カバ−ユニット 7 レンズバリア支持環 8 レンズバリア 9 係合ピン 10 押し出し環 15 押し出しピン
Claims (4)
- 【請求項1】 カメラレンズの先端部に装着されるレン
ズバリア支持部材と、 前記レンズバリア支持部材に開閉可能に設けられ、かつ
閉方向に付勢されたレンズバリアと、前記レンズバリア支持部材に設けられた係合ピンと、 前記レンズバリア支持部材の係合ピンと係合するスパイ
ラル状の送り溝が内面部に形成され、回転によりカメラ
レンズの前後方向に移動するレンズフ−ドと、 前記レンズバリア支持部材に、前記レンズフ−ドに応動
して前後方向に摺動するように設けられ、前進時に前記
レンズバリアを押し開くように構成したレンズバリアの
押し出し手段、 を備えたことを特徴とするカメラレンズのカバ−ユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記レンズバリア押し出し手段は、後退
方向に付勢力を有する押し出し環と、該押し出し環の先
端部に設けられ、前記レンズバリアの背面部を押圧する
押し出しピンを備えていることを特徴とする請求項1に
記載のカメラレンズのカバ−ユニット。 - 【請求項3】 前記レンズバリア支持部材は、カメラレ
ンズ先端部に対して着脱可能に設けられていることを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラレンズの
カバ−ユニット。 - 【請求項4】 前記レンズバリア支持部材に、レンズア
クセサリ−装着部を設けたことを特徴とする請求項1、
請求項2又は請求項3に記載のカメラレンズのカバ−ユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990403799U JP2535068Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | カメラレンズのカバ−ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990403799U JP2535068Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | カメラレンズのカバ−ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491341U JPH0491341U (ja) | 1992-08-10 |
JP2535068Y2 true JP2535068Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=31881521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990403799U Expired - Fee Related JP2535068Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | カメラレンズのカバ−ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535068Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200468669Y1 (ko) * | 2012-01-19 | 2013-09-02 | 충 젠 장 | 렌즈 캡 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614195B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2011-01-19 | 京セラ株式会社 | カメラのレンズバリア装置 |
JP4812389B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2011-11-09 | パナソニック株式会社 | レンズフード装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244026A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Canon Inc | カメラのレンズカバ−装置 |
JPH0313923A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | フード連動バリア |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP1990403799U patent/JP2535068Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200468669Y1 (ko) * | 2012-01-19 | 2013-09-02 | 충 젠 장 | 렌즈 캡 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0491341U (ja) | 1992-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5294954A (en) | Rotatably controllable lens hood and cover unit | |
JPH0769507B2 (ja) | カメラの焦点調節操作切換機構 | |
JP2535068Y2 (ja) | カメラレンズのカバ−ユニット | |
US6213654B1 (en) | Camera | |
JP3445522B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH1020176A (ja) | 沈胴式交換レンズ鏡胴 | |
JP2000330179A (ja) | カメラ | |
JPH08313788A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH11119081A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP3863629B2 (ja) | ズーム機能付カメラ | |
JPH07159828A (ja) | カメラのレンズ繰出装置 | |
GB2012975A (en) | Protective cover for camera lenses | |
JP2011237595A (ja) | レンズ鏡筒 | |
US5805940A (en) | Compact camera with flip-up multi-lamp flash wheel | |
US5828910A (en) | Compact camera with flip-up multi-lamp flash wheel | |
JP2599807Y2 (ja) | カメラのレンズ鏡胴 | |
JPH09152543A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH11211966A (ja) | 沈胴式ズームレンズ鏡筒 | |
JPH03238430A (ja) | ズームレンズの絞り機構 | |
JP2536270Y2 (ja) | フード付きカメラレンズ | |
JPH06294921A (ja) | テレビジョンカメラのレンズ装置 | |
JPH10160995A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2503514Y2 (ja) | キャップレス交換レンズ鏡筒 | |
JP3706949B2 (ja) | レンズ交換式カメラのレンズ鏡筒着脱装置 | |
JP2757417B2 (ja) | レンズ鏡胴 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |