JP2534980Y2 - 水生雑草刈取機のコンベア操作装置 - Google Patents

水生雑草刈取機のコンベア操作装置

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JP2534980Y2
JP2534980Y2 JP4633991U JP4633991U JP2534980Y2 JP 2534980 Y2 JP2534980 Y2 JP 2534980Y2 JP 4633991 U JP4633991 U JP 4633991U JP 4633991 U JP4633991 U JP 4633991U JP 2534980 Y2 JP2534980 Y2 JP 2534980Y2
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JP
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conveyor
conveyors
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aquatic weed
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JP4633991U
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久一 坂本
昭彦 中矢
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水中から刈取った水草
等を舟体上のコンベアに積込むことの操作ができる水生
雑草刈取機のコンベア操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、上方に第2および第3コンベア
を装備して水上を走行できる舟体の前方には、終端部が
第2コンベアの始端部側上方に位置する第1コンベアや
刈刃等を装備する刈取枠を連設して構成する水生雑草刈
取機において、前記第2および第3コンベアの駆動は手
動で行うようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、その手
動操作はオペレータの目測で、しかも刈取り作業中に行
われれるため、第2コンベア上に積込まれる水草等を送
りすぎたりして谷が大きくできるいくつかの山状になっ
てしまい、最終的には全積込量が少なかったり、機体が
不安定となったり、山状が大きくなってしまうと、各装
置に影響が及んで破損が生じたりすることになり、ま
た、オペレータがその操作に気をとられて刈取り側やそ
の他のところにミスがでてしまう、といった不具合を呈
していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、自動的に均一状に積込みができるよう工
夫したものであり、そのため、第1コンベアの終端部の
近傍で第2コンベアの上方位には水生雑草を検出できる
複数のセンサを横並びに配備し、全てのセンサがオンす
ると第2および第3コンベアが作動するとともに、各セ
ンサの1つがオフになると第2および第3コンベアが停
止するように構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、水中で刈取られる水草等は第1コ
ンベアにより搬送されてその終端部から第2コンベアの
始端部側上方に落下し積込まれることになるが、第2コ
ンベアの横幅一杯にわたり均一状に積込まれるところ
で、全てのセンサがオンとなって、第2および第3コン
ベアが作動するとともに水草等は上面が均一状態で充分
な層となって搬送されることになり、その際に、上面が
均一状にならないで各センサのうちの1つがオフになる
と、第2および第3コンベアは停止することになって上
面が均一状になるまで積込まれることになり、そのよう
にして後方へ搬送しながら、第3コンベアの終端側にか
けて第2および第3コンベアの上方には均一状に多量の
水草等を積込むことができる。
【0006】
【実施例】図1ないし図4は本考案の実施例を示し、前
後方向に長い舟体4の中間部両側にはパドルホイル8、
8をそれぞれ軸架し、前記舟体4の中間部上方には第2
コンベア2を下部に装備した支持枠9を取付け、該支持
枠9の後方に接近して取付けた支持枠10の下部には、
始端部3aが第2コンベア2の終端部2bに接近するよ
うにした第3コンベア3を装備するとともに、後部には
上部を支点にして回動できる後部カバー11を装備し、
前記支持枠10は前部を支点にして両側の油圧シリンダ
12により回動できるよう傾斜変更自在にし、舟体4の
中央側上方には搭乗運転部Aを装備し、舟体4の前部に
嵌装する刈取枠6の前部には両側および下部に刈刃5を
それぞれ配備するとともに、刈取枠6の下部には終端部
1aが前記第2コンベア2の始端部2a側上方に位置す
る第1コンベア1を装備し、舟体4の上方部に後端部を
枢支13aした両リフトアーム13の前端部を前記刈取
枠6の前部の両側上方部にそれぞれ枢結するとともに、
舟体4側と両リフトアーム13の間に介装した両油圧シ
リンダ14により刈取枠6を昇降自在にして構成する。
【0007】前記第1コンベア1の終端部1aの後方側
近傍で前記第2コンベア2の始端部2a寄り側の上方位
には水生雑草を検出できる近接センサ式の3個のセンサ
7aを横並びに配備し、前記第3コンベア3の中間部上
方と前記後部カバー11の内面側上部には3個のセンサ
7b、7cをそれぞれ横並びに配備するが、各センサ7
a、7b、7cは、図4に示すようにエンジン15、ポ
ンプ16、ソレノイドバルブ17、油圧モータ18、第
2および第3コンベア2、3駆動用の手動スイッチ1
9、コントローラ20等からなる駆動回路に接続して、
全てのセンサ7aがオンすると第2および第3コンベア
2、3が作動するとともに、各センサ7aの1つがオフ
になると第2および第3コンベアが停止し、また、各セ
ンサ7bと7cがともにオンすると第2および第3コン
ベア2、3は停止し、第3コンベア3を上昇させて傾斜
させると第2および第3コンベア2、3の停止状態は解
除されて駆動されるように構成する。
【0008】したがって、水中で刈取られる水草等は第
1コンベア1により搬送されてその終端部1aから第2
コンベア2の始端部2a側上方に落下し積込まれること
になるが、第2コンベア2の横幅一杯にわたり均一状に
積込まれるところで、全てのセンサ7aがオンとなっ
て、第2および第3コンベア2、3が作動するとともに
水草等は上面が均一状態で充分な層となって搬送される
ことになり、その際に、上面が均一状にならないで各セ
ンサ7aのうちの1つがオフになると、第2および第3
コンベアは停止することになって上面が均一状になるま
で積込まれることになり、そのようにして後方へ搬送し
ながら、第3コンベア3の終端側にかけて第2および第
3コンベア2、3の上方には均一状に多量の水草等を積
込むことができることになり、また、後方の各センサ7
b、7cがともにオンすると、満杯状態となって第2お
よび第3コンベア2、3は停止することになり、他の運
搬船等に移しかえるため図2に仮想線で示すように支持
枠10と第3コンベア3を傾斜させると、第2および第
3コンベア2、3の停止状態は解除されて駆動されるこ
とになり、第2および第3コンベア2、3上の水草等を
他の運搬船等に移しかえることができることになる。
【0009】図5および図6は他の第1例を示し、前記
実施例とは同一符号で示すように略同様に構成するが、
第3コンベア3の始端部3aが第2コンベア2の終端部
2aの下方側にラップするようにして第3コンベア3お
よび支持枠10が第2コンベア2の終端部2aの軸21
を中心にして回動できるとともに、第2コンベア2も軸
21中心に回動できるように構成したものであり、第2
コンベア2から第3コンベア3への受け継ぎがスムーズ
になり、仮想線で示すように排出時にはコンベア間の空
間が大きくなって小石等が詰まりにくくなり、掃除もし
やすくなる。
【0010】図7は他の第2例を示し、前記実施例とは
同一符号で示すように略同様に構成するが、搭乗運転部
Aの後方部と後部カバー11との間にプッシュロッド2
2を介装し、第3コンベア3が水平状態になっている
と、水草等がこぼれないようにプッシュロッド22の支
持により後部カバー11を閉じておくことができること
になり、また、他の運搬船等に移しかえるため、仮想線
で示すように支持枠10および第3コンベア3を軸21
中心に回動させて傾斜させると、プッシュロッド22に
より後部カバー11を自動的に開くことができるように
構成したものである。
【0011】図8は他の第3例を示し、前記実施例とは
同一符号で示すように略同様に構成するが、後部カバー
11の内面には圧電センサ等のセンサ7dを装備し、後
方に移送されてきた水草等がセンサ7dに触れるとラン
プ23やブザー24を介してオペレータに警報できるよ
うにし、水草等を適量に積込むことができて機体を安定
化させることができるように構成したものである。
【0012】図9は他の第4例を示し、前記実施例とは
同一符号で示すように略同様に構成するが、第1コンベ
ア1の終端部1aの下方となる第2コンベア2の前方側
部位には、上端部をヒンジ25に枢支するとともに下端
部をストッパ26に係止することができる開閉自在のフ
ロントカバー27を架設したもので、第1コンベア1か
ら第2コンベア2に落下して山状となる水草等が舟体の
前方側により水上に落下するのを防止できることにな
り、また、清掃時にはフロントカバー27を開いて好適
に行なうことができる。
【0013】図10および図11は他の第5例を示し、
前記実施例とは同一符号で示すように略同様に構成する
が、第1および第2コンベア1、2はメッシュベルト製
であり、両リフトアーム13の基部側に固設したピン2
8と、支持枠9の前部両側の上部に固設したピン29に
は、長溝を有する連結バー30をそれぞれ嵌装して構成
し、作業時には図10に示すように支持枠9を下げた状
態にしておくことができ、図11に示すように刈取枠6
を上昇させると、連結バー30を介してリフトアーム1
3により支持枠9および第2コンベア2を持ち上げるこ
とができることになって、第2コンベア2の下方に噛み
こんだり詰まっている異物を容易に除去できることにな
る。
【0014】図12は他の第6例を示し、舟体4の両側
に配備した左右方向安定用の両浮体31a、31bを油
圧シリンダ32、32により下方向にあるいは上方に回
動させることができるように構成したものであって、下
方向に仮想線で示すように回動させるとWで示すように
幅狹にしてトラック等に良好に搭載できることになり、
また、図13に示す他の第7例では、両側の両浮体31
a、31bを油圧シリンダ32、32により横側方に移
動調節できるように構成したものである。
【0015】図14および図15は他の第8例を示し、
舟体4の両側に丸パイプ形浮体33a、33bを装備す
る構造があるが、舟体4の側面と浮体33a、33bと
の間にできる空間に発砲スチロール機34を装填したも
のであり、その間に水草等や塵耗が詰まらないようにし
てしかも軽量で低コストで製作できるものである。
【0016】図16および図17は他の第9例を示し、
舟体4の両側に丸パイプ形浮体33a、33bを装備す
る構造であるが、中空となる舟体4および両浮体33
a、33bの内部に発泡スチロール材35をそれぞれ装
填したものであり、内部に異物がはいらず軽量で低コス
トで製作できるものである。
【0017】
【考案の効果】このように本考案は、水中で刈取られる
水生雑草が第1コンベア1により搬送されて第2コンベ
ア2に積込まれる際に、全てのセンサ7aがオンすると
第2および第3コンベア2、3が作動するとともに、各
センサ7aの1つがオフになると第2および第3コンベ
ア2、3が停止することになるので、刈取った水草が山
状になって搬送されて、その頂上部のみをセンサが検出
した場合でも、満杯状態とは判断せず、第2および第3
コンベアを駆動しないため、第2コンベア2から第3コ
ンベア3の終端側にかけて均一状に多量の水生雑草を積
込むことができることになり、しかも、第2および第3
コンベア2、3の駆動を自動化してオペレータの手間を
省くことができることになり、また、水生雑草を積込ん
だ状態で機体は不安定になることなく作業性も一段と向
上させることができることになり、従来のように各部が
破損することなく好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である要部を示した側面図であ
る。
【図2】水生雑草刈取機を概略示した側面図である。
【図3】水生雑草刈取機を概略示した平面図である。
【図4】駆動回路を示した回路図である。
【図5】他の第1例を示した側面図である。
【図6】図5の一部を拡大して示した側面図である。
【図7】他の第2例を示した側面図である。
【図8】他の第3例を示した斜視図である。
【図9】他の第4例を示した側面図である。
【図10】他の第5例を示した側面図である。
【図11】図10の作動状態を示した側面図である。
【図12】他の第6例を示した正面図である。
【図13】他の第7例を示した正面図である。
【図14】他の第8例を示した正面図である。
【図15】図14の一部を示した斜視図である。
【図16】他の第9例を示した正面図である。
【図17】図16の一部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 第1コンベア 2 第2コンベア 3 第3コンベア 4 舟体 1a 終端部 2a 始端部 5 刈刃 6 刈取枠 7a センサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に第2および第3コンベア2、3を
    装備して水上を走行できる舟体4の前方には、終端部1
    aが第2コンベア2の始端部2a側上方に位置する第1
    コンベア1や刈刃5等を装備する刈取枠6を連設して構
    成する水生雑草刈取機において、前記第1コンベア1の
    終端部1aの近傍で前記第2コンベア2の上方位には水
    生雑草を検出できる複数のセンサ7aを横並びに配備
    し、全てのセンサ7aがオンすると第2および第3コン
    ベア2、3が作動するとともに、各センサ7aの1つが
    オフになると第2および第3コンベア2、3が停止する
    ように構成したことを特徴とするコンベア操作装置。
JP4633991U 1991-05-22 1991-05-22 水生雑草刈取機のコンベア操作装置 Expired - Lifetime JP2534980Y2 (ja)

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JPH0588229U JPH0588229U (ja) 1993-12-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103766067A (zh) * 2014-01-02 2014-05-07 黑龙江省畜牧机械化研究所 全液压控制式水草收割机
CN104604428A (zh) * 2015-02-16 2015-05-13 上海工程技术大学 一种多功能水生植物收集减容装置

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JPH0588229U (ja) 1993-12-03

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