JP2534895Y2 - 可動形ｘ線診断装置 - Google Patents

可動形ｘ線診断装置

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JP2534895Y2
JP2534895Y2 JP1989118688U JP11868889U JP2534895Y2 JP 2534895 Y2 JP2534895 Y2 JP 2534895Y2 JP 1989118688 U JP1989118688 U JP 1989118688U JP 11868889 U JP11868889 U JP 11868889U JP 2534895 Y2 JP2534895 Y2 JP 2534895Y2
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diagnostic apparatus
rope
ray diagnostic
ray
turning device
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カールハインツ、カウル
エドムント、ザツフアー
ハンスクリスチアン、ボツク
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シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
    • A61B6/447—Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units the source unit or the detector unit being mounted to counterpoise or springs

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行架台に一側で支持された高さ調整可能
な支柱を備え、この支柱がホルダーを介してＸ線源とＸ
線検出器とを担持する可動形Ｘ線診断装置に関する。
〔従来の技術〕
このようなＸ線診断装置は例えばドイツ連邦共和国特
許第1958905号明細書によって公知である。この公知の
Ｘ線診断装置においては、支柱は電動式駆動装置によっ
て高さを調整可能である。
〔考案が解決しようとする課題〕
支柱の高さ調整を行うためには電動式駆動装置に系統
電源または蓄電池から電気エネルギーが供給されなけれ
ばならない。系統電源からの電圧供給のためには導線と
この導線が導かれるエネルギー供給コネクタとが設けら
れなければならない。蓄電池からのエネルギー供給の場
合には、Ｘ線診断装置の走行架台は蓄電池の大きな重量
および寸法に応じて設計しなければならない。
本考案は、支柱の高さ調整を簡単かつ省スペース構成
にて電動式駆動装置を必要とすることなく容易に行うこ
とが出来るように、冒頭で述べた種類のＸ線診断装置を
構成することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本考案の可動形Ｘ
線診断装置においては、ロープの一端が支柱の下端部領
域に結合され、前記ロープはこのロープにばねにより作
られた垂直の重量平衡力が作用するように転向装置を介
して案内され、前記ばねはＸ線診断装置の走行架台の張
出部内に水平に張設されるものである。
支柱をロックするためのブレーキを設けることは有利
である。それによって、支柱は特にＸ線診断装置が傾倒
した場合には移動行程の任意の位置でロックすることが
出来る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第１図には、支柱３を介して走行架台に高さ調整可能
に取付けられ、Ｘ線源４とＸ線検出器５とを担持するホ
ルダー２を備えた可動形Ｘ線診断装置１が示されてい
る。支柱３の下部領域６にはロープ７が固定されてい
る。このロープ７は２個のローラを備えた第１の転向装
置８を介して第２の転向装置９へ案内されている。ロー
プ７は螺旋状ドラムとして構成された第２の転向装置９
の周囲に巻回され、そこから第３の転向装置10を介して
走行架台の下部領域の固定部11へ案内されている。第３
の転向装置10はローラとして構成され、走行架台の張出
部12内に水平に張設されたコイルばね13に結合されてい
る。張力を与えられたコイルばね13によってロープ７に
は、支柱３の重量とＸ線源４およびＸ線検出器５を有す
るホルダー２の重量とを平衡させる引張力が作用する。
第２の転向装置９の螺旋体14はコイルばね13の引張力と
関連して、支柱３を移動させるための力が支柱３の全移
動行程Ｓに亘って均一になるように形成されている。コ
イルばね13の引張力はその伸長量Ａに依存して変化する
ので、支柱３を移動させる際には転向装置９のトルク従
ってロープ７に作用する重量平衡力が一定となるように
転向装置９のてこH1、H2（第２図参照）も同様に変化さ
せる必要がある。このことは螺旋体14を形成することに
よって得られる。移動行程Ｓに沿って支柱３が移動する
際、螺旋体14は転向装置９の軸線を中心に回転する。そ
の際、ロープ７は円錐形に形成されたドラムに沿って案
内され、その場合に有効てこH1、H2が変化する。
支柱３のロックは第２図に一例が図示されているブレ
ーキ15によって行われる。このブレーキ15はブレーキ要
素16を有しており、このブレーキ要素16はコイルばね17
の力によってブレーキ板18に押付けられ、このブレーキ
板18は転向装置９に結合されている。コイルばね17の代
わりに、例えば永久磁石をブレーキ要素16に作用させる
ことも出来る。支柱がロックされる。電気機械式駆動装
置19に電源20の電圧がスイッチ21を介して供給される
と、ブレーキが解除される。その際、ブレーキ要素16の
押圧力が取除かれ、それによりブレーキ板18、従って転
向装置９が自由に回動可能になる。ブレーキ要素16の押
圧力はＸ線診断装置１における図示されていない操作手
段によっても取除くことが出来る。それゆえ、ブレーキ
は電気エネルギーを供給することなく解除することが出
来る。
フォーク状要素22は軸受23によってブレーキ板18に交
差して移動し得るように軸支されている。ブレーキ板18
の周縁部には切欠24が設けられており、Ｘ線診断装置１
が横方向へ傾倒するとこの切欠内にフォーク状要素22の
肩部25または26が係合し、それにより支柱３が移動しよ
うとするのがブロックされる。Ｘ線診断装置１の架台が
再度ほぼ水平方向へ向けられると、かかるブロックが解
除される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、支柱が重量平衡的に高さ調整可能で
あり、このために電気エネルギーを必要としない。この
ことは特に病棟でＸ線診断装置が運搬される際、Ｘ線源
とＸ線検出器とを備えた支柱がＸ線撮影の終了後すぐに
は最下位位置へ移動されない場合に有利である。従来の
技術においてはその場合支柱をその最下位位置へ移動さ
せるためにエネルギー供給ケーブルがエネルギー供給コ
ネクタに接続されなければならない。しかしながら、こ
のようなコネクタが場合によっては近くに存在するとは
限らず、それゆえＸ線診断装置は本来の運搬が行われる
前にかかるコネクタのところまで運搬されなければなら
ない。それに対して、本考案によるＸ線診断装置におけ
る支柱は電気エネルギーの供給を必要とすることなく移
動することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第１図は高さ調整可能な支柱を備えた本考案による可動
形Ｘ線診断装置を示す概略図、第２図は第１図に示した
Ｘ線診断装置の支柱をロックするために螺旋状ドラムと
ブレーキとを備えた転向装置を示す概略図である。 １……Ｘ線診断装置 ２……ホルダー ３……支柱 ４……Ｘ線源 ５……Ｘ線検出器 ６……支柱の下端部領域 ７……ロープ ８……第１の転向装置 ９……第２の転向装置 10……第３の転向装置 11……固定部 12……張出部 13……コイルばね 15……ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ハンスクリスチアン、ボツク ドイツ連邦共和国ウツテンロイト、ジー トルング９ (56)参考文献 実開 昭57−113398（ＪＰ，Ｕ)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】走行架台に一側で支持された高さ調整可能
    な支柱（３）を備え、この支柱がホルダー（２）を介し
    てＸ線源（４）とＸ線検出器（５）とを担持する可動形
    Ｘ線診断装置において、ロープ（７）の一端が前記支柱
    （３）の下端部領域（６）に結合され、前記ロープ
    （７）はこのロープ（７）にばね（13）により作られた
    垂直の重量平衡力が作用するように転向装置（８、９、
    10）を介して案内され、前記ばねは前記Ｘ線診断装置
    （１）の走行架台の張出部（12）内に水平に張設される
    ことを特徴とする可動形Ｘ線診断装置。
  2. 【請求項２】前記ロープ（７）は前記支柱（３）の下端
    部領域（６）から少なくとも１つの上部転向装置（８）
    と、第２の下部転向装置（９）と、前記ばね（13）に結
    合された第３の転向装置（10）とを介して前記走行架台
    のロープ固定部へ案内されることを特徴とする請求項１
    記載のＸ線診断装置。
  3. 【請求項３】前記ロープ（７）は螺旋状ドラムとして構
    成された転向装置（９）の周囲を案内されることを特徴
    とする請求項１または２記載のＸ線診断装置。
  4. 【請求項４】前記転向装置（９）の領域には前記支柱
    （３）をロックするためにブレーキ（15）が設けられる
    ことを特徴とする請求項１ないし３の１つに記載のＸ線
    診断装置。
  5. 【請求項５】前記Ｘ線診断装置（１）が横方向に傾倒す
    ると、前記ロックが掛かることを特徴とする請求項４記
    載のＸ線診断装置。
JP1989118688U 1988-10-13 1989-10-09 可動形ｘ線診断装置 Expired - Lifetime JP2534895Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP88117043.5 1988-10-13
EP88117043A EP0367836B1 (de) 1988-10-13 1988-10-13 Fahrbares Röntgendiagnostikgerät mit einer höhenverstellbaren Säule

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255919U JPH0255919U (ja) 1990-04-23
JP2534895Y2 true JP2534895Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=8199449

Family Applications (1)

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JP1989118688U Expired - Lifetime JP2534895Y2 (ja) 1988-10-13 1989-10-09 可動形ｘ線診断装置

Country Status (4)

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US (1) US4964152A (ja)
EP (1) EP0367836B1 (ja)
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DE (1) DE3877759D1 (ja)

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EP0367836B1 (de) 1993-01-20
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