JP2534759Y2 - 車両用エンジンにおける吸気系通路部材の接続構造 - Google Patents

車両用エンジンにおける吸気系通路部材の接続構造

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JP2534759Y2
JP2534759Y2 JP124391U JP124391U JP2534759Y2 JP 2534759 Y2 JP2534759 Y2 JP 2534759Y2 JP 124391 U JP124391 U JP 124391U JP 124391 U JP124391 U JP 124391U JP 2534759 Y2 JP2534759 Y2 JP 2534759Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用エンジンの吸気
系に設けられる通路部材同士を接続する、水抜き機能を
備える接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭62−154266号公報
により、吸気系の上流側通路部材たるエアインテークダ
クトとその下流側の通路部材たるエアクリーナの接続構
造として、エアインテークダクトとエアクリーナとを、
エアクリーナに形成した流入側の接続口部にエアインテ
ークダクトの下流端の接続口部を外嵌させて接続すると
共に、エアインテークダクトの接続口部にエアクリーナ
の接続口部の開口端の下方に位置させて下方への窪み部
を形成し、該窪み部に水抜き穴を形成して水抜き機能を
得られるようにしたものは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のものでは、エア
インテークダクト自体に窪み部と水抜き穴とを形成して
いるため、ダクトの製造が面倒になり、コストが高くな
る不具合がある。
【0004】本考案は、以上の点に鑑み、通路部材自体
には面倒な加工を施さずに、通路部材同士を水抜き機能
を得られるように接続できる構造を提供することをその
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は、車両用エンジンの吸気系に設けられる第1と
第2の通路部材同士の接続構造であって、第1通路部材
に形成した接続口部を第2通路部材に形成した接続口部
に隙間を存して挿入し、該隙間を閉鎖するシール部材を
設けると共に、該シール部材に第1通路部材の接続口部
の開口端より下方に位置させて水抜き穴を形成したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】第2通路部材の接続口部に溜った水は、第1通
路部材の接続口部に侵入することなく、シール部材の水
抜き穴から排出される。又、シール部材により接続口部
の寸法誤差が吸収され、両通路部材の接続作業が容易に
なる。
【0007】尚、シール部材は小物部品であって水抜き
穴の形成は容易であり、通路部材自体に窪み部や水抜き
穴を形成するものに比し、コスト的に有利である。
【0008】
【実施例】本考案を図1に示すエアクリーナ1とエアイ
ンテークダクト2の接続に適用した実施例について説明
する。
【0009】エアクリーナ1は、車体に対する複数の取
付部3aを有するロアケース3と、ロアケース3上にビ
ス止めされるアッパケース4と、該両ケース3、4間に
挟持されるクリーナエレメント5とで構成され、ロアケ
ース3に下向きに開口する流入側の接続口部6を形成し
て、これにエアインテークダクト2をその下流端の接続
口部7において下方から接続し、一方、アッパケース4
に流出口4aを形成し、エアインテークダクト2からの
エアをロアケース3とクリーナエレメント5とアッパケ
ース4とを介して図示しないエンジンの吸気マニホルド
に供給するようにした。
【0010】エアクリーナ1の接続口部6は、図2に示
す如く、円形に形成されるエアインテークダクト2の接
続口部7より大きな長円形に形成されており、接続口部
6の下端に長円形のゴム製シール部材8を装着し、該シ
ール部材8に長径方向一側に偏倚した嵌合穴9を形成し
て、エアインテークダクト2の接続口部7を該嵌合穴9
に下方から嵌挿した。該ダクト2には、接続口部7の基
端に位置させて鍔部10が形成されており、該鍔部10
により該接続口部7のシール部材8に対する挿入深さを
規制するようにした。
【0011】該シール部材8の長径方向他側部には、三
日月状の窪み部11とその底面中央部に水抜き穴12と
が形成されており、エアクリーナ1内の水が該水抜き穴
12から排出されるようにした。該水抜き穴12は、接
続口部7の開口端より下方に位置しており、該開口端か
らエアインテークダクト2に水が侵入することはない。
本実施例の如く、被挿入側の接続口部6とシール部材8
とを長円形として、挿入側の接続口部7の挿入箇所を長
円形の長径方向一側に偏倚させれば、長径方向他側部に
水抜き穴12を形成するための大きなスペースを確保で
き、有利である。
【0012】図3は他の実施例を示し、このものではエ
アクリーナ1の接続口部6を水平姿勢のエアインテーク
ダクト2の接続口部7に装着したシール部材8に水平に
挿通し、接続口部6の下方のシール部材8の部分に水抜
き穴12を形成し、エアインテークダクト2内の水が接
続口部6に侵入することなく水抜き穴12から排出され
るようにした。
【0013】ところで、図3の実施例のように、下流側
の通路部材たるエアクリーナ1の接続口部6を上流側の
通路部材たるエアインテークダクト2の接続口部7に挿
入すると、空気流がシール部材8や接続口部6の開口端
に当って通気抵抗が大きくなる。これに対し、図1の実
施例のように、下流側の接続口部6に上流側の接続口部
7を挿入すれば、かかる不具合を生じず、更に下流側の
通路面積が拡大されるため、エア膨張によってエア中の
水分が分離され易くなり、有利である。
【0014】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、シール部材に水抜き機能を持たせられ、通路
部材には水抜きのための面倒な加工を施す必要がなく、
且つシール部材により接続口部の寸法誤差が吸収され
て、通路部材の接続作業が容易になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案実施の1例の部分截断側面図
【図2】図1のII−II線截断平面図
【図3】他の実施例の截断側面図
【符号の説明】
1 エアクリーナ、2 エアインテークダクト、
6、7 接続口部 8 シール部材、12 水抜き穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用エンジンの吸気系に設けられる第
    1と第2の通路部材同士の接続構造であって、第1通路
    部材に形成した接続口部を第2通路部材に形成した接続
    口部に隙間を存して挿入し、該隙間を閉鎖するシール部
    材を設けると共に、該シール部材に第1通路部材の接続
    口部の開口端より下方に位置させて水抜き穴を形成した
    ことを特徴とする車両用エンジンにおける吸気系通路部
    材の接続構造。
JP124391U 1991-01-21 1991-01-21 車両用エンジンにおける吸気系通路部材の接続構造 Expired - Fee Related JP2534759Y2 (ja)

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