JP2534020Y2 - 電気温水器 - Google Patents
電気温水器Info
- Publication number
- JP2534020Y2 JP2534020Y2 JP1991098689U JP9868991U JP2534020Y2 JP 2534020 Y2 JP2534020 Y2 JP 2534020Y2 JP 1991098689 U JP1991098689 U JP 1991098689U JP 9868991 U JP9868991 U JP 9868991U JP 2534020 Y2 JP2534020 Y2 JP 2534020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- safety valve
- discharge nozzle
- valve device
- water heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面化粧台、流し台等
に使用される電気温水器に関するものである。
に使用される電気温水器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４に示すように、洗面化粧台、流し台
等のキャビネット７内に設けられ、温水が貯水されるタ
ンク１と、タンク１に設けられる安全弁装置２と、安全
弁装置２から排出される膨張水を集水する集水器３とを
備えてなる電気温水器が知られている。
等のキャビネット７内に設けられ、温水が貯水されるタ
ンク１と、タンク１に設けられる安全弁装置２と、安全
弁装置２から排出される膨張水を集水する集水器３とを
備えてなる電気温水器が知られている。
【０００３】この電気温水器の安全弁装置２としては、
常温水がタンク１内で加熱されて膨張することによるタ
ンク１内の水圧の上昇を、膨張水を排水することで降下
させるものであり、一定圧力で開閉する安全弁８と、安
全弁８の作動を確認する作動レバ−９と、膨張水を下方
に向かって排出する吐出用ノズル１０とを備えているも
のである。また、集水器３としては、下部に排水管１１
に通ずるＵ字管１５を有し、かつ上面１２を開放してな
るホッパ−１３からなるものであり、吐出用ノズル１０
の下方に設けられているものである。
常温水がタンク１内で加熱されて膨張することによるタ
ンク１内の水圧の上昇を、膨張水を排水することで降下
させるものであり、一定圧力で開閉する安全弁８と、安
全弁８の作動を確認する作動レバ−９と、膨張水を下方
に向かって排出する吐出用ノズル１０とを備えているも
のである。また、集水器３としては、下部に排水管１１
に通ずるＵ字管１５を有し、かつ上面１２を開放してな
るホッパ−１３からなるものであり、吐出用ノズル１０
の下方に設けられているものである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、タンク１の破裂等の危険を防止するために、膨張
水を安全弁装置２により排出することができるものであ
る。
ては、タンク１の破裂等の危険を防止するために、膨張
水を安全弁装置２により排出することができるものであ
る。
【０００５】しかしながら、この電気温水器において
は、安全弁装置２から排出される膨張水を、上面１２を
開放したホッパー１３からなる集水器３によって下方で
受け止めて集水するものである。
は、安全弁装置２から排出される膨張水を、上面１２を
開放したホッパー１３からなる集水器３によって下方で
受け止めて集水するものである。
【０００６】このため、この電気温水器においては、安
全弁８の作動を確認するために作動レバー９を開いた場
合等、膨張水が安全弁装置２の吐出用ノズル１０から勢
い良く排出され、集水器３の下面１４等に当たって跳ね
返り、開放された上面１２から集水器３外に飛び散るも
のである。また、排出される膨張水が高温のため、特に
冬場などキャビネット７内に結露水が発生し易く、キャ
ビネット７が膨潤するものである。
全弁８の作動を確認するために作動レバー９を開いた場
合等、膨張水が安全弁装置２の吐出用ノズル１０から勢
い良く排出され、集水器３の下面１４等に当たって跳ね
返り、開放された上面１２から集水器３外に飛び散るも
のである。また、排出される膨張水が高温のため、特に
冬場などキャビネット７内に結露水が発生し易く、キャ
ビネット７が膨潤するものである。
【０００７】そこで本考案は、上記従来の技術における
問題を解決するために考案されたものであり、すなわち
その課題は、排出される膨張水を集水器３外に飛散させ
ることなく、また、キャビネット７内に結露水を発生さ
せることのない電気温水器を提供することである。
問題を解決するために考案されたものであり、すなわち
その課題は、排出される膨張水を集水器３外に飛散させ
ることなく、また、キャビネット７内に結露水を発生さ
せることのない電気温水器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案の電気温水器にお
いては、膨張水をタンク１外に排出する安全弁装置２
と、安全弁装置２から排出される膨張水を集水する集水
器３とを備えてなる電気温水器において、安全弁装置２
は、一定圧力で開閉する安全弁８と、安全弁８の作動を
確認する作動レバ−９と、膨張水を排出する吐出用ノズ
ル１０とからなり、集水器３は、吐出用ノズル１０が嵌
挿される嵌挿孔５と、下部に排水口４と、を有する箱体
６からなり、吐出用ノズル１０を嵌挿孔５に嵌挿してな
ることを特徴とするものである。
いては、膨張水をタンク１外に排出する安全弁装置２
と、安全弁装置２から排出される膨張水を集水する集水
器３とを備えてなる電気温水器において、安全弁装置２
は、一定圧力で開閉する安全弁８と、安全弁８の作動を
確認する作動レバ−９と、膨張水を排出する吐出用ノズ
ル１０とからなり、集水器３は、吐出用ノズル１０が嵌
挿される嵌挿孔５と、下部に排水口４と、を有する箱体
６からなり、吐出用ノズル１０を嵌挿孔５に嵌挿してな
ることを特徴とするものである。
【０００９】なお、嵌挿孔５としては、何れの位置に形
成しても良いものである。
成しても良いものである。
【００１０】
【作用】本考案の電気温水器においては、少なくとも安
全弁装置２の吐出用ノズル１０の先端部が集水器３に包
囲されているものであり、膨張水は閉じられた排水経路
を経て、排水管１１に導かれるものである。特に、安全
弁８の作動を確認するために作動レバ−９を操作したと
きにおいては、安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水
器３の嵌挿孔５に嵌挿して、吐出用ノズル１０の先端部
を集水器３で包囲しているので、安全弁８の作動を確認
するために作動レバ−９を操作したときに吐出用ノズル
１０から勢い良く吐出する膨張水が集水器３外へ飛び散
ることなく集水器３内へ集水されるものである。また、
結露水を集水器３内に発生させて膨張水とともに排水す
ることができるため、キャビネット７内に結露水が発生
せず、キャビネット７の膨潤を防止することができるも
のである。
全弁装置２の吐出用ノズル１０の先端部が集水器３に包
囲されているものであり、膨張水は閉じられた排水経路
を経て、排水管１１に導かれるものである。特に、安全
弁８の作動を確認するために作動レバ−９を操作したと
きにおいては、安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水
器３の嵌挿孔５に嵌挿して、吐出用ノズル１０の先端部
を集水器３で包囲しているので、安全弁８の作動を確認
するために作動レバ−９を操作したときに吐出用ノズル
１０から勢い良く吐出する膨張水が集水器３外へ飛び散
ることなく集水器３内へ集水されるものである。また、
結露水を集水器３内に発生させて膨張水とともに排水す
ることができるため、キャビネット７内に結露水が発生
せず、キャビネット７の膨潤を防止することができるも
のである。
【００１１】
【実施例】以下、本考案を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【００１２】図１の電気温水器は、本考案の一実施例
で、洗面化粧台のキャビネット７内に設けられ、温水が
貯水されるタンク１（図４参照）と、タンク１に設けら
れて膨張水をタンク１外に排出する安全弁装置２と、安
全弁装置２から排出される膨張水を集水する集水器３と
を備えてなる電気温水器であり、安全弁装置２は、一定
圧力で開閉する安全弁８と、安全弁８の作動を確認する
作動レバ−９と、膨張水を排出する吐出用ノズル１０と
からなり、集水器３が、吐出用ノズル１０が嵌挿される
嵌挿孔５と、下部に排水口４と、を有する箱体６からな
り、安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水器３の嵌挿
孔５に嵌挿したものである。特に、安全弁８の作動を確
認するために作動レバ−９を操作したときにおいては、
安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水器３の嵌挿孔５
に嵌挿して、吐出用ノズル１０の先端部を集水器３で包
囲しているので、安全弁８の作動を確認するために作動
レバ−９を操作したときに吐出用ノズル１０から勢い良
く吐出する膨張水が集水器３外へ飛び散ることなく集水
器３内へ集水されるものとなっている。
で、洗面化粧台のキャビネット７内に設けられ、温水が
貯水されるタンク１（図４参照）と、タンク１に設けら
れて膨張水をタンク１外に排出する安全弁装置２と、安
全弁装置２から排出される膨張水を集水する集水器３と
を備えてなる電気温水器であり、安全弁装置２は、一定
圧力で開閉する安全弁８と、安全弁８の作動を確認する
作動レバ−９と、膨張水を排出する吐出用ノズル１０と
からなり、集水器３が、吐出用ノズル１０が嵌挿される
嵌挿孔５と、下部に排水口４と、を有する箱体６からな
り、安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水器３の嵌挿
孔５に嵌挿したものである。特に、安全弁８の作動を確
認するために作動レバ−９を操作したときにおいては、
安全弁装置２の吐出用ノズル１０を集水器３の嵌挿孔５
に嵌挿して、吐出用ノズル１０の先端部を集水器３で包
囲しているので、安全弁８の作動を確認するために作動
レバ−９を操作したときに吐出用ノズル１０から勢い良
く吐出する膨張水が集水器３外へ飛び散ることなく集水
器３内へ集水されるものとなっている。
【００１３】図２は、この電気温水器の安全弁装置２及
び集水器３を示すものであり、安全弁装置２としては、
常温水がタンク１内で加熱されて膨張することによるタ
ンク１内の水圧の上昇を、膨張水を排出することで降下
させることができるものであり、一定圧力で開閉する安
全弁８と、安全弁８の作動を確認する作動レバー９と、
膨張水を水平方向に向かって排出する吐出用ノズル１０
とを備えているものである。また、集水器３としては、
一側面に安全弁装置２の吐出用ノズル１０が嵌挿される
嵌挿孔５を有し、吐出用ノズル１０に対向する側面から
上面１２にかけて断面略円弧状に形成し、下面１４に封
水用のＵ字管１５を設け、Ｕ字管１５に排水口４を形成
してなるものであり、排出される膨張水及び結露水が断
面略円弧状の内面に沿ってスムーズに流れるものであ
る。
び集水器３を示すものであり、安全弁装置２としては、
常温水がタンク１内で加熱されて膨張することによるタ
ンク１内の水圧の上昇を、膨張水を排出することで降下
させることができるものであり、一定圧力で開閉する安
全弁８と、安全弁８の作動を確認する作動レバー９と、
膨張水を水平方向に向かって排出する吐出用ノズル１０
とを備えているものである。また、集水器３としては、
一側面に安全弁装置２の吐出用ノズル１０が嵌挿される
嵌挿孔５を有し、吐出用ノズル１０に対向する側面から
上面１２にかけて断面略円弧状に形成し、下面１４に封
水用のＵ字管１５を設け、Ｕ字管１５に排水口４を形成
してなるものであり、排出される膨張水及び結露水が断
面略円弧状の内面に沿ってスムーズに流れるものであ
る。
【００１４】図３は、本考案の別の実施例である電気温
水器の安全弁装置２及び集水器３を示すものであり、安
全弁装置２としては、一定圧力で開閉する安全弁８と、
安全弁８の作動を確認する作動レバー９と、膨張水を下
方に向かって排出する吐出用ノズル１０とを備えている
ものである。また、集水器３としては、上面１２に安全
弁装置２の吐出用ノズル１０が嵌挿される嵌挿孔５を有
し、下面１４に封水用のＵ字管１５を設け、Ｕ字管１５
に排水口４を形成してなるものである。
水器の安全弁装置２及び集水器３を示すものであり、安
全弁装置２としては、一定圧力で開閉する安全弁８と、
安全弁８の作動を確認する作動レバー９と、膨張水を下
方に向かって排出する吐出用ノズル１０とを備えている
ものである。また、集水器３としては、上面１２に安全
弁装置２の吐出用ノズル１０が嵌挿される嵌挿孔５を有
し、下面１４に封水用のＵ字管１５を設け、Ｕ字管１５
に排水口４を形成してなるものである。
【００１５】
【考案の効果】上述の如く、本考案の電気温水器におい
ては、少なくとも安全弁装置２の吐出用ノズル１０の先
端部が集水器３に包囲されているものであり、膨張水は
閉じられた排水経路を経て、排水管１１に導かれるもの
である。特に、安全弁８の作動を確認するために作動レ
バ−９を操作したときにおいては、安全弁装置２の吐出
用ノズル１０を集水器３の嵌挿孔５に嵌挿して、吐出用
ノズル１０の先端部を集水器３で包囲しているので、安
全弁８の作動を確認するために作動レバ−９を操作した
ときに吐出用ノズル１０から勢い良く吐出する膨張水が
集水器３外へ飛び散ることなく集水器３内へ集水される
ものである。また、結露水を集水器３内に発生させて膨
張水とともに排水することができるため、キャビネット
７内に結露水が発生せず、キャビネット７の膨潤を防止
することができるものである。
ては、少なくとも安全弁装置２の吐出用ノズル１０の先
端部が集水器３に包囲されているものであり、膨張水は
閉じられた排水経路を経て、排水管１１に導かれるもの
である。特に、安全弁８の作動を確認するために作動レ
バ−９を操作したときにおいては、安全弁装置２の吐出
用ノズル１０を集水器３の嵌挿孔５に嵌挿して、吐出用
ノズル１０の先端部を集水器３で包囲しているので、安
全弁８の作動を確認するために作動レバ−９を操作した
ときに吐出用ノズル１０から勢い良く吐出する膨張水が
集水器３外へ飛び散ることなく集水器３内へ集水される
ものである。また、結露水を集水器３内に発生させて膨
張水とともに排水することができるため、キャビネット
７内に結露水が発生せず、キャビネット７の膨潤を防止
することができるものである。
【図１】本考案の一実施例である電気温水器を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１の電気温水器を示す部分正面図である。
【図３】本考案の別の実施例である電気温水器を示す部
分正面図である。
分正面図である。
【図４】本考案の従来例である電気温水器を示す斜視図
である。
である。
１ タンク ２ 安全弁装置 ３ 集水器 ４ 排水口 ５ 嵌挿孔 ６ 箱体 ７ キャビネット ８ 安全弁 ９ 作動レバー １０ 吐出用ノズル １１ 排水管 １２ 上面 １３ ホッパー １４ 下面 １５ Ｕ字管
Claims (1)
- 【請求項１】膨張水をタンク１外に排出する安全弁装置
２と、安全弁装置２から排出される膨張水を集水する集
水器３とを備えてなる電気温水器において、安全弁装置
２は、一定圧力で開閉する安全弁８と、安全弁８の作動
を確認する作動レバ−９と、膨張水を排出する吐出用ノ
ズル１０とからなり、集水器３は、吐出用ノズル１０が
嵌挿される嵌挿孔５と、下部に排水口４と、を有する箱
体６からなり、吐出用ノズル１０を嵌挿孔５に嵌挿して
なることを特徴とする電気温水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098689U JP2534020Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098689U JP2534020Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 電気温水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547753U JPH0547753U (ja) | 1993-06-25 |
| JP2534020Y2 true JP2534020Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14226480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991098689U Expired - Lifetime JP2534020Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 電気温水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534020Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101239961B1 (ko) * | 2012-06-11 | 2013-03-06 | (주)한미홈케어 | 온수매트용 온수 공급기의 안전밸브 |
| JP5997649B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2016-09-28 | 株式会社コロナ | 貯湯装置の排水構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0320695Y2 (ja) * | 1985-10-28 | 1991-05-02 | ||
| JPH0281352U (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-22 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991098689U patent/JP2534020Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0547753U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |