JP2533792Y2 - 光カード再生装置 - Google Patents
光カード再生装置Info
- Publication number
- JP2533792Y2 JP2533792Y2 JP1987038369U JP3836987U JP2533792Y2 JP 2533792 Y2 JP2533792 Y2 JP 2533792Y2 JP 1987038369 U JP1987038369 U JP 1987038369U JP 3836987 U JP3836987 U JP 3836987U JP 2533792 Y2 JP2533792 Y2 JP 2533792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- pattern
- optical card
- track number
- lines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、それぞれ複数のラインからなる複数のト
ラックを、トラック幅方向に互いに平行に並べた記録領
域を有する光カードに記録されている情報を再生する光
カード再生装置に関するものである。
ラックを、トラック幅方向に互いに平行に並べた記録領
域を有する光カードに記録されている情報を再生する光
カード再生装置に関するものである。
従来の光カード再生装置で使用している光カードは、
例えば、特表昭58-500462号公報に開示されており、本
願人も種々の光カードを提案している。
例えば、特表昭58-500462号公報に開示されており、本
願人も種々の光カードを提案している。
光カードは、一般にカード長手方向に延在するトラッ
クを、カード幅方向に平行に複数形成して成るデータ記
録領域を具え、この記録領域に各トラックに対応してト
ラック番号を表すトラック番号パターンを記録したID部
と、データを書き込むデータ部とが設けられている。こ
こで、ID部のトラック番号パターンは、データ部におけ
るデータがトラック方向にのみ記録される場合には、ト
ラック番号パターンもトラック方向に形成され、また、
各トラックがその幅方向に複数のラインを有してなり、
各トラックにおいてデータが複数のラインに亘ってトラ
ック幅方向に記録される場合には、トラック番号パター
ンも複数のラインに亘ってトラック幅方向に形成され
る。そして、光カード再生装置も、このような光カード
に対応して構成されており、例えば、後者のように、各
トラックにおいてデータが複数のラインに亘ってトラッ
ク幅方向に記録される場合には、各トラックにおいて複
数のラインを同時に照明し、その像を検出してデータを
再生するように構成されている。
クを、カード幅方向に平行に複数形成して成るデータ記
録領域を具え、この記録領域に各トラックに対応してト
ラック番号を表すトラック番号パターンを記録したID部
と、データを書き込むデータ部とが設けられている。こ
こで、ID部のトラック番号パターンは、データ部におけ
るデータがトラック方向にのみ記録される場合には、ト
ラック番号パターンもトラック方向に形成され、また、
各トラックがその幅方向に複数のラインを有してなり、
各トラックにおいてデータが複数のラインに亘ってトラ
ック幅方向に記録される場合には、トラック番号パター
ンも複数のラインに亘ってトラック幅方向に形成され
る。そして、光カード再生装置も、このような光カード
に対応して構成されており、例えば、後者のように、各
トラックにおいてデータが複数のラインに亘ってトラッ
ク幅方向に記録される場合には、各トラックにおいて複
数のラインを同時に照明し、その像を検出してデータを
再生するように構成されている。
しかしながら、上述したように、各トラックがその幅
方向に複数のラインを有し、各トラックにおいてトラッ
ク番号パターンを複数のラインに亘ってトラック幅方向
に形成する場合、従来はそのトラック番号パターンのみ
をID部に形成しているため、ID部において光学ヘッドを
トラック幅方向に走査しながら各トラックのトラック番
号パターンを同時に読取るようにしてトラックをシーク
しようとすると、２つのトラックにまたがった位置でト
ラック番号パターンと同一パターンが検出される場合が
あり、これがためトラックを常に正確にシークできず、
データの記録再生が正確にできないという問題がある。
方向に複数のラインを有し、各トラックにおいてトラッ
ク番号パターンを複数のラインに亘ってトラック幅方向
に形成する場合、従来はそのトラック番号パターンのみ
をID部に形成しているため、ID部において光学ヘッドを
トラック幅方向に走査しながら各トラックのトラック番
号パターンを同時に読取るようにしてトラックをシーク
しようとすると、２つのトラックにまたがった位置でト
ラック番号パターンと同一パターンが検出される場合が
あり、これがためトラックを常に正確にシークできず、
データの記録再生が正確にできないという問題がある。
この考案は、このような問題点に着目してなされたも
ので、トラックを常に正確に認識できるよう適切に構成
した光カード再生装置を提供することを目的とする。
ので、トラックを常に正確に認識できるよう適切に構成
した光カード再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この考案は、それぞれ複数
のラインからなる複数のトラックを、トラック幅方向に
互いに平行に並べた記録領域と、 前記各トラックの端部に形成され、当該トラックを識
別するためのトラック番号パターンおよびそのトラック
番号パターンを認識するための各トラック共通の特定の
認識パターンとを有する光カードに対して、 前記記録領域の任意のトラックから情報を再生する光
カード再生装置であって、 少なくとも前記各トラックを構成する複数のラインを
同時に照明して、その像を検出するヘッド部と、 このヘッド部をトラック幅方向に移動させるシーク動
作時に、該ヘッド部の出力に基づいて前記認識パターン
を検出する認識パターン検出手段と、 この認識パターン検出手段が前記認識パターンを検出
したのに同期して、前記ヘッド部の出力に基づいて前記
トラック番号パターンを読み取るトラック番号パターン
読み取り手段とを有することを特徴とするものである。
のラインからなる複数のトラックを、トラック幅方向に
互いに平行に並べた記録領域と、 前記各トラックの端部に形成され、当該トラックを識
別するためのトラック番号パターンおよびそのトラック
番号パターンを認識するための各トラック共通の特定の
認識パターンとを有する光カードに対して、 前記記録領域の任意のトラックから情報を再生する光
カード再生装置であって、 少なくとも前記各トラックを構成する複数のラインを
同時に照明して、その像を検出するヘッド部と、 このヘッド部をトラック幅方向に移動させるシーク動
作時に、該ヘッド部の出力に基づいて前記認識パターン
を検出する認識パターン検出手段と、 この認識パターン検出手段が前記認識パターンを検出
したのに同期して、前記ヘッド部の出力に基づいて前記
トラック番号パターンを読み取るトラック番号パターン
読み取り手段とを有することを特徴とするものである。
この光カード再生装置では、それぞれ複数のラインか
らなる複数のトラックを、トラック幅方向に互いに平行
に並べた記録領域と、各トラックの端部に形成され、当
該トラックを識別するためのトラック番号パターンおよ
びそのトラック番号パターンを認識するための各トラッ
ク共通の特定の認識パターンとを有する光カードに対し
て、認識パターン検出手段が認識パターンを検出したの
に同期して、トラック番号パターン読み取り手段により
トラック番号パターンが読み取られるので、各トラック
を常に正確に認識できるようになる。
らなる複数のトラックを、トラック幅方向に互いに平行
に並べた記録領域と、各トラックの端部に形成され、当
該トラックを識別するためのトラック番号パターンおよ
びそのトラック番号パターンを認識するための各トラッ
ク共通の特定の認識パターンとを有する光カードに対し
て、認識パターン検出手段が認識パターンを検出したの
に同期して、トラック番号パターン読み取り手段により
トラック番号パターンが読み取られるので、各トラック
を常に正確に認識できるようになる。
第１図は、この考案に係る光カード再生装置のヘッド
部の一例の構成を示すものである。この例ではヘッド部
11内に光源12、照明レンズ13、結像レンズ14および光検
出器15を配置し、光源12からの光により照明レンズ13を
経て光カード16を斜め方向からスポット照明し、その像
を結像レンズ14を経て光検出器15上に結像させるように
する。
部の一例の構成を示すものである。この例ではヘッド部
11内に光源12、照明レンズ13、結像レンズ14および光検
出器15を配置し、光源12からの光により照明レンズ13を
経て光カード16を斜め方向からスポット照明し、その像
を結像レンズ14を経て光検出器15上に結像させるように
する。
光カード16は、第２図に示すように、カード長手方向
に延在するトラックを、カード幅方向に平行に複数形成
して成るデータ記録領域17を具え、この記録領域17に各
トラックに対応してその両端部にID部18a,18bが形成さ
れ、これらID部18a,18b間のデータ部19にデータが記録
されている。
に延在するトラックを、カード幅方向に平行に複数形成
して成るデータ記録領域17を具え、この記録領域17に各
トラックに対応してその両端部にID部18a,18bが形成さ
れ、これらID部18a,18b間のデータ部19にデータが記録
されている。
この例では、ヘッド部11および光カード16をID部18a
または18bにおいてトラックと直交する方向に相対的に
移動させて所望のトラックをシークし、そのトラックに
記録させているデータをヘッド部11および光カード16を
トラック方向に相対的に移動させて読取るものである。
または18bにおいてトラックと直交する方向に相対的に
移動させて所望のトラックをシークし、そのトラックに
記録させているデータをヘッド部11および光カード16を
トラック方向に相対的に移動させて読取るものである。
第３図は光カード16のトラックフォーマットの一例を
示すものである。この例では、各トラック20を20本のラ
インにほぼ等分割し、上方から数えて第10ラインに、ID
部18a、データ部19およびID部18bに亘って、等間隔の黒
色パターンから成るクロック発生用、フォーカスエラー
検出用およびトラッキングエラー検出用のクロックパタ
ーン21を形成する。また、ID部18a,18bには第1,3〜５お
よび15〜19ラインをもってトラック番号22を形成し、こ
こにトラックを識別するためのトラック番号を表わすト
ラック番号パターンを形成すると共に、第2,6〜8,12〜1
4および20ラインをもってパターン認識部23を形成し、
ここにトラック番号パターンを認識するための各トラッ
ク共通の固定の認識パターンを形成する。この例では、
この認識パターンを、第2,8,12および20ラインで白（２
値データの「１」）とし、第6,7,13および14ラインで黒
（２値データの「０」）とし、この認識パターンを読取
った時点でトラック番号部22のトラック番号パターンを
読取るようにする。なお、この認識パターンは各トラッ
ク20においてのみ存在し、これと同一パターンが２つの
トラックにまたがって存在することなはい。
示すものである。この例では、各トラック20を20本のラ
インにほぼ等分割し、上方から数えて第10ラインに、ID
部18a、データ部19およびID部18bに亘って、等間隔の黒
色パターンから成るクロック発生用、フォーカスエラー
検出用およびトラッキングエラー検出用のクロックパタ
ーン21を形成する。また、ID部18a,18bには第1,3〜５お
よび15〜19ラインをもってトラック番号22を形成し、こ
こにトラックを識別するためのトラック番号を表わすト
ラック番号パターンを形成すると共に、第2,6〜8,12〜1
4および20ラインをもってパターン認識部23を形成し、
ここにトラック番号パターンを認識するための各トラッ
ク共通の固定の認識パターンを形成する。この例では、
この認識パターンを、第2,8,12および20ラインで白（２
値データの「１」）とし、第6,7,13および14ラインで黒
（２値データの「０」）とし、この認識パターンを読取
った時点でトラック番号部22のトラック番号パターンを
読取るようにする。なお、この認識パターンは各トラッ
ク20においてのみ存在し、これと同一パターンが２つの
トラックにまたがって存在することなはい。
更に、データ部19において、各トラック20には複数の
フレーム24を設けると共に、隣接するフレーム間および
ID部18a,18bとフレーム24との間にはフレーム番号部25
を形成し、ここに各フレームを認識するためのフレーム
番号パターンを形成する。また、各フレームにおいて第
20ラインにはフレーム同期信号を得るための黒色のフレ
ーム同期ライン26を形成する。このようにして、この例
ではクロックパターン21の上方の第１〜８ラインおよび
下方の第12〜19ラインで各々８ビットから成るバイトを
構成して、これらデータを黒色のクロックパターン21に
同期して同時に読取るものである。
フレーム24を設けると共に、隣接するフレーム間および
ID部18a,18bとフレーム24との間にはフレーム番号部25
を形成し、ここに各フレームを認識するためのフレーム
番号パターンを形成する。また、各フレームにおいて第
20ラインにはフレーム同期信号を得るための黒色のフレ
ーム同期ライン26を形成する。このようにして、この例
ではクロックパターン21の上方の第１〜８ラインおよび
下方の第12〜19ラインで各々８ビットから成るバイトを
構成して、これらデータを黒色のクロックパターン21に
同期して同時に読取るものである。
第４図は光検出器15の一例の構成を示すものである。
光検出器15は、トラックの第１〜８ラインおよび第12〜
20ラインの各々に対応してトラックの幅方向に配列した
受光領域27-1〜27-17と、クロックパターン21に対応し
てトラック方向に配列した４対のクロック発生用受光領
域28-1〜28-8と、クロックーパタン21の像をそれぞれ受
光し得るようにトラック幅方向に離間して配置した１対
のトラッキング用受光領域29-1,29-2と、同様にクロッ
クパターン11の像をそれぞれ受光し得るようにトラック
方向に離間して配置した１対のフォーカス用受光領域30
-1,30-2とをもって構成する。なお、第４図に符号31で
示す円は、光検出器15上に結像される光カード16上のス
ポット像を表わす。
光検出器15は、トラックの第１〜８ラインおよび第12〜
20ラインの各々に対応してトラックの幅方向に配列した
受光領域27-1〜27-17と、クロックパターン21に対応し
てトラック方向に配列した４対のクロック発生用受光領
域28-1〜28-8と、クロックーパタン21の像をそれぞれ受
光し得るようにトラック幅方向に離間して配置した１対
のトラッキング用受光領域29-1,29-2と、同様にクロッ
クパターン11の像をそれぞれ受光し得るようにトラック
方向に離間して配置した１対のフォーカス用受光領域30
-1,30-2とをもって構成する。なお、第４図に符号31で
示す円は、光検出器15上に結像される光カード16上のス
ポット像を表わす。
このようにして、トラックのシーク動作においては、
ヘッド部11および光カード16をID部18aまたは18bにおい
てトラックと直交する方向に相対的に移動させながら、
光検出器15の受光領域27-1〜27-17の出力に基いてトラ
ック番号パターンを読取る。第５図はこのシーク動作に
おけるトラック番号パターンの読取回路の一例の構成を
示すものである。シーク動作においては、各トラック20
のトラック番号部22を構成する第1,3〜５および15〜19
ラインに対応する受光領域27-1,27-3,27-4,27-5,27-12,
27-13,27-14,27-15および27-16の出力を並列にラッチ回
路32に供給すると共に、パターン認識部23を構成する第
2,6〜8,12〜14および20ラインに対応する受光領域27-2,
27-6,27-7,27-8,27-9,27-10,27-11および27-17の出力を
並列にデータコンパレート回路33に供給する。データコ
ンパレート回路33は、入力信号の各々が所定の値になっ
た時点、すなわち所定の認識パターンが検出された時点
でラッチ回路32に検出信号を供給し、これによりラッチ
回路32においてその入力信号すなわちトラック番号パタ
ーンの信号をラッチしてそのトラック番号をコントロー
ラ34で認識する。
ヘッド部11および光カード16をID部18aまたは18bにおい
てトラックと直交する方向に相対的に移動させながら、
光検出器15の受光領域27-1〜27-17の出力に基いてトラ
ック番号パターンを読取る。第５図はこのシーク動作に
おけるトラック番号パターンの読取回路の一例の構成を
示すものである。シーク動作においては、各トラック20
のトラック番号部22を構成する第1,3〜５および15〜19
ラインに対応する受光領域27-1,27-3,27-4,27-5,27-12,
27-13,27-14,27-15および27-16の出力を並列にラッチ回
路32に供給すると共に、パターン認識部23を構成する第
2,6〜8,12〜14および20ラインに対応する受光領域27-2,
27-6,27-7,27-8,27-9,27-10,27-11および27-17の出力を
並列にデータコンパレート回路33に供給する。データコ
ンパレート回路33は、入力信号の各々が所定の値になっ
た時点、すなわち所定の認識パターンが検出された時点
でラッチ回路32に検出信号を供給し、これによりラッチ
回路32においてその入力信号すなわちトラック番号パタ
ーンの信号をラッチしてそのトラック番号をコントロー
ラ34で認識する。
このように、認識パターンを検出した時点でトラック
番号パターンを読取るようにすれば、認識パターンは上
述したように各トラック20内に１パターンしかなく、２
つのトラックにまたがった形で存在することはないの
で、トラック番号を確実に認識することができる。
番号パターンを読取るようにすれば、認識パターンは上
述したように各トラック20内に１パターンしかなく、２
つのトラックにまたがった形で存在することはないの
で、トラック番号を確実に認識することができる。
また、データ部19におけるデータの読取りにおいて
は、ヘッド部11および光カード16をトラック方向に相対
的に移動させ、受光領域29-1,29-2の出力の差に基いて
トラッキングサーボを行うと共に、受光領域30-1,30-2
の出力の差に基いてフォーカスサーボを行いながら、受
光領域28-1,28-3,28-5および28-7の出力の和と、受光領
域28-2,28-4,28-6および28-8の出力の和との差に基いて
得られるクロック信号に同期して、受光領域27-17の出
力から得られるフレーム同期信号の制御の下に受光領域
27-1〜27-16の出力を読取り、データを再生する。
は、ヘッド部11および光カード16をトラック方向に相対
的に移動させ、受光領域29-1,29-2の出力の差に基いて
トラッキングサーボを行うと共に、受光領域30-1,30-2
の出力の差に基いてフォーカスサーボを行いながら、受
光領域28-1,28-3,28-5および28-7の出力の和と、受光領
域28-2,28-4,28-6および28-8の出力の和との差に基いて
得られるクロック信号に同期して、受光領域27-17の出
力から得られるフレーム同期信号の制御の下に受光領域
27-1〜27-16の出力を読取り、データを再生する。
なお、この考案は上述した実施例にのみ限定されるも
のではなく、幾多の変形または変更が可能である。例え
ば認識パータンはデータコンパレート回路33を個別の回
路として設けることなく、コントローラ34自体で検出し
てトラック番号を認識するよう構成することもできる。
このようにすれば、回路構成を簡単にできる。また、ID
部18a,18bにおいてもトラッキングサーボを行うことが
できるので、認識パターンを検出し、かつトラッキング
エラー信号すなわち受光領域29-1と29-2との出力差が零
となった時点で、ヘッド部11と光カード16との相対移動
を停止させると共に、トラッキングサーボを閉ループと
して、トラック番号を認識することもできる。このよう
にすればさらに精度良くトラック番号を認識することが
できる。更に、上述した例では各トラック20の両端部に
ID部18a,18bを設けたが、一方の側にのみID部を設けて
もよい。
のではなく、幾多の変形または変更が可能である。例え
ば認識パータンはデータコンパレート回路33を個別の回
路として設けることなく、コントローラ34自体で検出し
てトラック番号を認識するよう構成することもできる。
このようにすれば、回路構成を簡単にできる。また、ID
部18a,18bにおいてもトラッキングサーボを行うことが
できるので、認識パターンを検出し、かつトラッキング
エラー信号すなわち受光領域29-1と29-2との出力差が零
となった時点で、ヘッド部11と光カード16との相対移動
を停止させると共に、トラッキングサーボを閉ループと
して、トラック番号を認識することもできる。このよう
にすればさらに精度良くトラック番号を認識することが
できる。更に、上述した例では各トラック20の両端部に
ID部18a,18bを設けたが、一方の側にのみID部を設けて
もよい。
以上述べたように、この考案によれば、それぞれ複数
のラインからなる複数のトラックを、トラック幅方向に
互いに平行に並べた記録領域と、各トラックの端部に形
成され、当該トラックを識別するためのトラック番号パ
ターンおよびそのトラック番号パターンを認識するため
の各トラック共通の特定の認識パターンとを有する光カ
ードに対して、認識パターンを検出したのに同期して、
トラック番号パターンを読み取るようにしたので、各ト
ラックを常に正確に認識することができる。
のラインからなる複数のトラックを、トラック幅方向に
互いに平行に並べた記録領域と、各トラックの端部に形
成され、当該トラックを識別するためのトラック番号パ
ターンおよびそのトラック番号パターンを認識するため
の各トラック共通の特定の認識パターンとを有する光カ
ードに対して、認識パターンを検出したのに同期して、
トラック番号パターンを読み取るようにしたので、各ト
ラックを常に正確に認識することができる。
第１図はこの考案に係る光カード再生装置のヘッド部の
一例の構成を示す図、 第２図は第１図に示す光カード再生装置で用いる光カー
ドの一例の構成を示す平面図、 第３図は第２図に示す光カードのトラックフォーマット
の一例を示す図、 第４図は第１図に示す光検出器の一例の構成を示す平面
図、 第５図はトラック番号パターンの読取回路の一例の構成
を示すブロック図である。 11……ヘッド部、12……光源 13……照明レンズ、14……結像レンズ 15……光検出器、16……光カード 17……データ記録領域、18a,18b……ID部 19……データ部、20……トラック 21……クロックパターン 22……トラック番号部、23……パターン認識部 24……フレーム、25……フレーム番号部 26……フレーム同期ライン 27-1〜27-17……受光領域 28-1〜28-8……クロック発生用受光領域 29-1,29-2……トラッキング用受光領域 30-1,30-2……フォーカス用受光領域 31……スポット像、32……ラッチ回路 33……データコンパレート回路 34……コントローラ
一例の構成を示す図、 第２図は第１図に示す光カード再生装置で用いる光カー
ドの一例の構成を示す平面図、 第３図は第２図に示す光カードのトラックフォーマット
の一例を示す図、 第４図は第１図に示す光検出器の一例の構成を示す平面
図、 第５図はトラック番号パターンの読取回路の一例の構成
を示すブロック図である。 11……ヘッド部、12……光源 13……照明レンズ、14……結像レンズ 15……光検出器、16……光カード 17……データ記録領域、18a,18b……ID部 19……データ部、20……トラック 21……クロックパターン 22……トラック番号部、23……パターン認識部 24……フレーム、25……フレーム番号部 26……フレーム同期ライン 27-1〜27-17……受光領域 28-1〜28-8……クロック発生用受光領域 29-1,29-2……トラッキング用受光領域 30-1,30-2……フォーカス用受光領域 31……スポット像、32……ラッチ回路 33……データコンパレート回路 34……コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれ複数のラインからなる複数のトラ
ックを、トラック幅方向に互いに平行に並べた記録領域
と、 前記各トラックの端部に形成され、当該トラックを識別
するためのトラック番号パターンおよびそのトラック番
号パターンを認識するための各トラック共通の特定の認
識パターンとを有する光カードに対して、 前記記録領域の任意のトラックから情報を再生する光カ
ード再生装置であって、 少なくとも前記各トラックを構成する複数のラインを同
時に照明して、その像を検出するヘッド部と、 このヘッド部をトラック幅方向に移動させるシーク動作
時に、該ヘッド部の出力に基づいて前記認識パターンを
検出する認識パターン検出手段と、 この認識パターン検出手段が前記認識パターンを検出し
たのに同期して、前記ヘッド部の出力に基づいて前記ト
ラック番号パターンを読み取るトラック番号パターン読
み取り手段とを有することを特徴とする光カード再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987038369U JP2533792Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光カード再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987038369U JP2533792Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光カード再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145669U JPS63145669U (ja) | 1988-09-26 |
| JP2533792Y2 true JP2533792Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=30850547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987038369U Expired - Lifetime JP2533792Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光カード再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533792Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60223037A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式情報記録・再生装置 |
| JPS61175943A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-07 | Sony Corp | 光学カ−ド |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP1987038369U patent/JP2533792Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63145669U (ja) | 1988-09-26 |
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