JP2533094B2 - 自動化学分析装置 - Google Patents

自動化学分析装置

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JP2533094B2 JP61216839A JP21683986A JP2533094B2 JP 2533094 B2 JP2533094 B2 JP 2533094B2 JP 61216839 A JP61216839 A JP 61216839A JP 21683986 A JP21683986 A JP 21683986A JP 2533094 B2 JP2533094 B2 JP 2533094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、サンプル及び試薬が分注される複数個の反
応管を回転させながら各反応管の測光データを連続的に
得る自動化学分析装置に関する。
(従来の技術) 人体の血清等を対象として各種の化学分析を行うため
の装置として第4図(a),(b)に示すような測定を
行う自動化学分析装置が知られている。
回転テーブル(図示せず)上に設けられた環状ホルダ
2内には複数個の反応管1a乃至1が配置されている。
反応管はガラス等のように透光性を有するものから成
り、図示矢印Y方向に一定のサイクルで回転するように
構成されている。説明の都合上反応管の数は12個用いら
れる例を示しているが、実際の装置ではこの数倍用いら
れる。
環状ホルダ2の周囲の所定位置には各反応管に対する
洗浄装置、サンプル分注装置、第1試薬分注装置、第1
攪拌装置、第2試薬分注装置、第2攪拌装置(いずれも
図示せず)等が配置されており、A乃至Fの各位置にお
いて相対する反応管に対して所定の動作を行う。第4図
(a),(b)は共に反応管の停止状態を示しており、
例えば第4図(a)の停止状態では、A位置において反
応管1b,1c,1dに対して洗浄動作が行われることを示して
おり、A位置直前まで反応管に分注され混合されたサン
プル(血清等)及び試薬は洗い流される。同様にしてB
位置においては、1サイクル前A位置で洗浄された反応
管1aに対して新たなサンプルの分注動作が行われ、C位
置においては反応管1に対して第1試薬の分注動作が
行われ、D位置においては反応管1kに対して第1攪拌動
作が行われ、E位置においては反応管1iに対して第2試
薬の分注動作が行われ、F位置においては反応管1hに対
して第2攪拌動作が行われる。環状ホルダ2の矢印Y方
向に向う回転進路の途中には光源3及び測定器4から成
る測光系5が設けられ、光源3と測定器4を結ぶ光軸6
が回転進路を横切るようになっている。回転中反応管が
光軸6を遮ると、この反応管内の状態に応じてその遮る
度合が異なってくるので、測定器4はその度合に応じた
吸光度を測光データとして検出することができる。
第4図(a)の停止状態を所定時間維持した後,環状
ホルダは所定時間矢印Y方向に回転し各反応管の位置を
移動させた後再び停止する。
この回転は各反応管を1回転プラス1ピッチ分移動さ
せるように行なわれる。第4図(b)は第4図(a)の
位置から1回転プラス1ピッチ移動して停止状態にある
各反応管1a乃至1eの配置を示している。この停止状態に
おいても前述と同様に各位置A乃至Fにおいて各動作が
行われる。以後このように回転時間と停止時間の組合せ
を1サイクルとして同様な動作が繰り返されることによ
り1ピッチごとに新たに反応管が先に進むので連続的に
各反応管の測光を行なうことができる。第6図は一例と
して第4図(a)から第4図(b)の位置まで1サイク
ル回転(1回転プラス1ピッチ分)することによって得
られた測光データを示しており、縦軸は吸光度Q、横軸
は時間tである。第4図(a)の位置から矢印Y方向に
回転が開始すると、t1において先ず反応管1fの測光が行
われ、次いでt2において反応管1gの測光が行われ、以後
順にくり返されて最後のt13において再び反応管1fの測
光が行われることになる。
ところでこのような測光を行う場合、正確な測光デー
タを得るためには測光対象となるすべての反応管(この
場合は12個)が、等しい速度で回転することが望まれ
る。
しかしながら第4図(a)から第4図(b)の位置に
移動する場合、回転開始直後に最初に光軸6を遮る反応
管1f又はこれに隣接する1g、及び回転停止直前に最後に
光軸6を遮る反応管1f又はこれに隣接する1e等は、回転
機構の制約上他の反応管と同じ回転速度に保つことは不
可能であり必ず遅くなる。このためそれらの反応管の測
光データQ1,Q2及びQ12,Q13は反応管の中心からずれたポ
イントで得られたデータとなるので、正確さに欠けるこ
とになるため除外する必要がある。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の自動化学分析装置においては、回転
開始直後及び回転停止直前の位置にある反応管は正確な
測光データが得られないという問題がある。
本発明はこのような問題に対処してなされたもので、
回転開始直後及び回転停止直前の位置にある反応管でも
正確な測光データが得られる自動化学分析装置を提供す
ることを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、1サイクルにつ
き各反応管を1回転プラス2ピッチ以上回転させる回転
テーブルを備えたことを特徴としている。
(作用) 各反応管を1回転プラス2ピッチ以上例えば1回転半
1ピッチ回転させることにより、1サイクルにおける回
転角度を大きくとることができるので、回転開始直後及
び回転停止直前の位置にある反応管は共に1サイクルで
2回にわたって測光データを得ることができる。そして
これらのうち少なくとも1回分は一定の回転速度におい
て得られたデータなので正確なデータとみなせる。従っ
て正確な測光データを得ることができる。
(実施例) 第1図は本発明実施例の自動化学分析装置を示す概略
平面図で、駆動源(図示せず)によって回転制御される
回転テーブル10上には環状ホルダ12が設けられ、この環
状ホルダ12内には複数個例えば12個のガラス等の透光性
の反応管11a乃至11が配置されている。回転テーブル1
0の駆動によって環状ホルダ12が各反応管を図中矢印Y
方向に一定のサイクルで回転させる。回転進路の途中に
は光源13及び測定器14から成る測光系15が設けられ、光
源13と測定器14を結ぶ光軸16が回転進路を横切ってい
る。回転テーブル10は1サイクルにつき各反応管を1回
転半プラス1ピッチ回転させるように制御されている。
環状ホルダ12の周囲の所定位置には各反応管に対する
洗浄装置17,サンプル分注装置18,第1試薬分注装置19,
第1攪拌装置20,第2試薬分注装置21,第2攪拌装置22が
配置されている。図示のように回転テーブル10が停止し
ている状態で洗浄装置17はノズル17a,17b,17cによって
各相対する反応管11b,11c,11dの洗浄動作を行う。同様
にしてサイプル分注装置18はノズル18aによって反応管1
1aにサンプルの分注動作を行い、第1及び第2試薬分注
装置19,21は各ノズル19a,21aによって各反応管11,11i
に試薬分注動作を行ない、第1及び第2攪拌装置20,22
は各ノズル21a,22aによって各反応管11k,11h,の攪拌動
作を行う。23は恒温ユニットで回転テーブル10上の各反
応管の温度を一定に例えば37℃に保つためのものであ
る。
回転テーブル10の回転により各反応管が矢印Y方向に
回転して測定系15の光軸16を遮ると、この反応管内の状
態に応じてその遮る度合が異なってくるので、測定器14
はその度合に応じた吸光度を測定データとして検出す
る。第1図では一例として試薬を2種類分注する場合を
示したが、これは1種類でも良くまた3種類以上でも良
く、目的により適宜選択される。
測定器14の出力信号はA/D変換器24によってデジタル
信号に変換されてCPU25に加えられる。CPU25にはディス
プレイ26,プリンタ27,操作パネル28が接続されており、
操作パネル28を操作することにより測定結果をディスプ
レイ26に表示することができ、又はプリンタ27からプリ
ントアウトすることができる。
次に本実施例の作用を説明する。
第1図の回転テーブル10の停止状態と同一配置である
第2図(a)の状態から、各反応管11a乃至11は回転
テーブル10の駆動によって環状ホルダ12を介して1回転
半プラス1ピッチ回転された後第2図(b)の位置で停
止する。
反応管の総数をnとしたとき、元の位置から1回転半
プラス1ピッチ先に移動する総ピッチ数Pは、P=(1
回転ピッチ数)+(n/2)+1で示される。(但し、n
が偶数の場合)。本実施例の場合n=12なので、P=
(1回転ピッチ数)+7となり、第2図(a)の位置か
ら各反応管11a乃至11はすべて矢印Y方向に7ピッチ
移動した第2図(b)の位置で停止することになる。
この1回転半プラス1ピッチの回転中、測定系15の光
軸16を遮る各反応管の測光を連続的に行うことができ
る。第3図はこれによって得られた測光データを示すも
のである。第2図(a)の位置から矢印Y方向に回転が
開始すると、t′において先ず反応管11fの測光が行
われ、次いでt′において反応管11gの測光が行わ
れ、以後順にくりかえされて最後のt′19において反応
管11の測光が行われることになる。
このような一連の測光動作において第3図から明らか
なように1回転半プラス1ピッチの回転を行うことによ
り、回転開始直後に最初に光軸16を遮る反応管11fから
回転停止直前に最後に光軸16を遮る反応管11までの範
囲の7個の反応管11f,11g,11h,11i,11j,11k,11は1サ
イクル回転中2回にわたって測光が行われることになる
ので各々2つの測光データが得られる。
そして特に回転開始直後及び回転停止直前の位置にあ
る反応管11f,11及びこれらに隣接する反応管11g,11k
もその範囲に含まれ、これら反応管11f,11gはE1,E′
の2回にわたってまた反応管11k,11はE2,E2′の2回
にわたって測光データが得られる。各々の場合1回は他
の反応管の回転速度と等しい一定の回転速度において得
られたデータ(Q′,Q′及びQ′13,Q′14)なの
で、正確なデータとして採用することができる。
従って12個の反応管11a乃至11のすべてのデータを
1サイクル回転で得ることができる。
以後同様に回転時間と停止時間の組合わせを1サイク
ルとして、測光をくり返すことによりその都度第3図の
ような測光データを得ることができる。
以上の実施例においては1サイクルにつき各反応管を
1回転半プラス1ピッチ回転させる例について示した
が、これは望ましい一例を示したものであり、原理的に
は1回転プラス2ピッチ以上であれば効果が期待でき
る。また反応管の数も任意に選択することができる。
なお、本実施例のように1サイクル回転ごとに停止位
置が半回転プラス1ピッチ移動する配置においては、2
つの攪拌位置を近接して配置することが可能となるの
で、1つの攪拌装置によって第1及び第2の攪拌動作を
行わせることができる利点も得られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、回転開始直後及
び回転停止直前の位置にある反応管でも正確な測光デー
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の自動化学分析装置を示す概略平
面図、第2図(a),(b)は本発明の原理を説明する
概略図、第3図は本発明によって得られる特性図、第4
図(a),(b)は従来例を示す概略図、第5図
(a),(b)は自動化学分析装置の測光原理を示す概
略図、第6図は従来例によって得られる特性図である。 10……回転テーブル、11a乃至11……反応管、12……
環状ホルダ、13……光源、14……測定器,15……測光
系、16……光軸、17……洗浄装置、18……サンプル分注
装置、19,21……試薬分注装置、20,22……攪拌装置、17
a,17b,17c,18a,19a,20a,21a,22a……ノズル、23……恒
温ユニット、24……A/D変換器、25……CPU、26……ディ
スプレイ、27……プリンタ、28……操作パネル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル及び試薬が分注される複数個の反
    応管を回転テーブル上に環状に配置し、回転テーブルを
    一定のサイクルで回転させることによりこの回転進路を
    横切るように設けられた測光系によって各反応管の測光
    データを得る自動化学分析装置において、1サイクルに
    つき各反応管を1回転プラス2ピッチ以上回転させる回
    転テーブルを備えることによって、少なくとも回転開始
    直後及び回転停止直前の位置にある反応管の測光データ
    を2回にわたって得ることを特徴とする自動化学分析装
    置。
  2. 【請求項2】前記回転テーブルが各反応管を1回転半プ
    ラス1ピッチ回転させる特許請求の範囲第1項記載の自
    動化学分析装置。
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