JP2533057Y2 - 電気接続箱等におけるコネクタの取付構造 - Google Patents

電気接続箱等におけるコネクタの取付構造

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JP2533057Y2
JP2533057Y2 JP1991101113U JP10111391U JP2533057Y2 JP 2533057 Y2 JP2533057 Y2 JP 2533057Y2 JP 1991101113 U JP1991101113 U JP 1991101113U JP 10111391 U JP10111391 U JP 10111391U JP 2533057 Y2 JP2533057 Y2 JP 2533057Y2
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JP
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connector
engagement
connector mounting
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backlash
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嘉久 夏目
康仁 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の電装回路に介設
されている電気接続箱等に付設されるコネクタの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5において、aは電気接続箱であり、
側壁a1 の上方にコネクタ取付用ブラケットbが立設さ
れている。ブラケットbには左右に一対の係合リブ
1 ,b1が上下方向に延長して設けられ、係合リブb
1 ,b1 間において後記するコネクタのロック腕の収容
空間Sを形成するように主板部b2 が内方へ後退して設
けられ、主板部b2 にロック係合部b3 が形成されてい
る。
【0003】cは電線乃至相手方端子金具との接続が軸
方向に貫通して為される形式の雌型スルーコネクタであ
り、複数の端子収容室が形成されると共に予め電線と接
続した端子金具が収容,係止されている。コネクタcの
背面には、前記ブラケットbに係合する取付部dが一体
に設けられ、該取付部dにおいてコネクタcの背面c1
から連結部d1 を介して間隔を存して設けられた基板部
2 の左右端に係合枠部d3 ,d3 を連設して前記係合
リブb1 ,b1 を受け入れる係合溝d4 ,d4を形成し
ている。そして、係合枠部d3 ,d3 間の収容空間S′
内において基板部d2 に立上り基部e1 を介して連設さ
れた片持ちの可撓ロック腕eが設けられる。可撓ロック
腕eには前記ブラケットbのロック係合部b3 に係入す
るロック用突起e2 が設けられている。
【0004】上記構成において、係合溝d4 ,d4 に係
合リブb1 ,b1 を受け入れるようにしてコネクタcを
ブラケットbに対して押し込んで取り付けた状態におい
て、両者間のガタにより使用時に異音を発生し、また電
気接続の安定を損うおそれがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
着目して為されたものであり、コネクタを異音を発しな
いように取付ブラケットに固定し得るようにしたガタ防
止機構を提出するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、電気接続箱等の側壁部分に設け
たコネクタ取付用ブラケットとコネクタの背面におい
て、一方に一対の係合リブを設けると共に他方に該係合
リブを受け入れる係合溝を形成した一対の係合枠を設
け、該側壁部分において該コネクタ取付用ブラケットに
おける該一対の係合リブ又は係合枠の延長方向に向けて
一対のガタ防止用支持リブを設けると共に該ガタ防止用
支持リブに中間部のテーパー状又は弧状の段部を介して
ガタ防止用突出部を設け、該クネクタ取付用ブラケット
に対する該コネクタの取付時において、該ガタ防止用支
持リブ上を移動する該コネクタの背面部分が該段部を介
して該ガタ防止用突出部に乗り上げて該ガタ防止用突出
部に当該することを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1において、Aは電気接続箱であり、その
側壁1の上方にコネクタ取付用ブラケット2が立設され
ている。ブラケット2には左右に一対の係合リブ2a,
2aが上下方向に延長して設けられ、係合リブ2a,2
a間においてコネクタBのロック腕3の収容空間Sを形
成するように主板部2bが内方へ後退して設けられ、主
板部2bにロック係合部2cが形成されている。
【0008】雌型のスルーコネクタBの背面には前記ブ
ラケット2に係合する取付部4が一体に設けられ、取付
部4においてコネクタBの背面から連結部4aを介して
間隔を存して設けられた基板部4bの左右端に係合枠部
4c,4cを連設して前記係合リブ2a,2aを受け入
れる係合溝4d,4dを形成している。そして、係合枠
部4c,4c間の収容空間S′内において片持ちのロッ
ク腕3が立上り基部3aを介して連設されている。
【0009】電気接続箱Aの側面1にはブラケット2の
係合リブ2aの延長方向に向けて2条のガタ防止用支持
リブ5,5が設けられ、ガタ防止用支持リブ5,5には
中間部のテーパー状又は弧状の段部5a,5aを介して
ガタ防止用突出部5b,5bが上記係合リブ2aと略平
行して設けられている(図4参照)。
【0010】上記構成において、係合溝4d,4dに係
合リブ2a,2aを受け入れつつコネクタBをブラケッ
ト2に対して押し込んで取り付けると、コネクタBの背
面の下端部6がガタ防止用支持リブ5,5の端部に緩く
当接して移動し、途中のテーパー状段部5a,5aによ
り外方へ送り出されると共にガタ防止用突出部5b,5
bに乗り上げて強く接触して移動し、この状態でロック
腕3の突起3bが主板部2bのロック係合部2cに係合
することによりガタが防止された状態で固定される(図
2,図3参照)。
【0011】
【考案の効果】本考案は上記した如くに、電気接続箱等
の側壁部分に設けたコネクタ取付用ブラケットとコネク
タの背面において、一方に一対の係合リブを設けると共
に他方に該係合リブを受け入れる係合溝を形成した一対
の係合枠を設け、該側壁部分において該コネクタ取付用
ブラケットにおける該一対の係合リブ又は係合枠の延長
方向に向けて一対のガタ防止用支持リブを設けると共に
該ガタ防止用支持リブに中間部のテーパー状又は弧状の
段部を介してガタ防止用突出部を設け、該コネクタ取付
用ブラケットに対する該コネクタの取付時において、該
ガタ防止用支持リブ上を移動する該コネクタの背面部分
が該段部を介して該ガタ防止用突出部に乗り上げて該ガ
タ防止用突出部に当該するようにして成るものであるか
ら、コネクタを電気接続箱等の側壁部分に設けたブラケ
ットに対して容易に取り付けることができると共に、取
付完了時においては該コネクタをガタを防止した状態で
整然と固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例についての電気接続箱とコネ
クタの分離状態の斜視図である。
【図2】同上の結合状態の側面図である。
【図3】同上の結合状態の平面図である。
【図4】同上のガタ防止用支持リブの拡大側面図であ
る。
【図5】従来例について電気接続箱とコネクタの分離状
態の斜視図である。
【図6】同上の結合状態の側面図である。
【符号の説明】
A 電気接続箱 B コネクタ 1 側壁部分 2 コネクタ取付用ブラケット 2a 係合リブ 4c 係合枠 4d 係合溝 5 支持リブ 5a 段部 5b 突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱等の側壁部分に設けたコネク
    タ取付用ブラケットとコネクタの背面において、一方に
    一対の係合リブを設けると共に他方に該係合リブを受け
    入れる係合溝を形成した一対の係合枠を設け、該側壁部
    分において該コネクタ取付用ブラケットにおける該一対
    の係合リブ又は係合枠の延長方向に向けて一対のガタ防
    止用支持リブを設けると共に該ガタ防止用支持リブに中
    間部のテーパー状又は弧状の段部を介してガダ防止用突
    出部を設け、該コネクタ取付用ブラケットに対する該コ
    ネクタの取付時において、該ガタ防止用支持リブ上を移
    動する該コネクタの背面部分が該段部を介して該ガタ防
    止用突出部に乗り上げて該ガタ防止用突出部に当該する
    ことを特徴とする電気接続箱等におけるコネクタの取付
    構造。
JP1991101113U 1991-12-09 1991-12-09 電気接続箱等におけるコネクタの取付構造 Expired - Lifetime JP2533057Y2 (ja)

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JPH0550685U JPH0550685U (ja) 1993-07-02
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KR200488514Y1 (ko) * 2014-12-30 2019-02-14 한국단자공업 주식회사 레버타입 커넥터
JP7411888B2 (ja) * 2020-01-31 2024-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 水栓
JP7472810B2 (ja) * 2021-02-02 2024-04-23 住友電装株式会社 コネクタ固定構造及び電気接続箱

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