JP2532642B2 - 接着力測定装置 - Google Patents
接着力測定装置Info
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- JP2532642B2 JP2532642B2 JP1014000A JP1400089A JP2532642B2 JP 2532642 B2 JP2532642 B2 JP 2532642B2 JP 1014000 A JP1014000 A JP 1014000A JP 1400089 A JP1400089 A JP 1400089A JP 2532642 B2 JP2532642 B2 JP 2532642B2
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- Japan
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- sample piece
- adhesive
- measuring device
- pressing
- plate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙などの試料片に接着剤を塗布した後に塗
布部に他の試料片を重ねて圧締し、圧締後にその接着部
の強度を測定する接着力測定装置に関するものである。
布部に他の試料片を重ねて圧締し、圧締後にその接着部
の強度を測定する接着力測定装置に関するものである。
近年、包装機などの包装工程が高速化され、接着剤塗
布から貼り合わせ、加熱,加圧の過程が数秒間という短
時間で終了し、包装完成品が該機械から排出される。
布から貼り合わせ、加熱,加圧の過程が数秒間という短
時間で終了し、包装完成品が該機械から排出される。
これに伴って、短時間で接着された後の数秒乃至数十
秒における接着強度を数値的に把握する必要性が高ま
り、本目的に沿った測定機として、例えば、特公昭57−
42184号公報に記載の技術などがある。
秒における接着強度を数値的に把握する必要性が高ま
り、本目的に沿った測定機として、例えば、特公昭57−
42184号公報に記載の技術などがある。
上記の特公昭57−42184号公報に記載の技術は、試料
片に接着剤塗布、塗布部の圧締及び試料片の接着強さ試
験の一連の動作を行う機構を具備しているが、円形のセ
グメントを回転して試料片を引っ張る構造であるため、
試料片がセグメントに巻かれていく過程で試料片の引張
方向が僅かに微かに変化する問題があった。
片に接着剤塗布、塗布部の圧締及び試料片の接着強さ試
験の一連の動作を行う機構を具備しているが、円形のセ
グメントを回転して試料片を引っ張る構造であるため、
試料片がセグメントに巻かれていく過程で試料片の引張
方向が僅かに微かに変化する問題があった。
試料片は引張試験中正しく直線方向に引張されるべき
である。
である。
又、円形のセグメントに巻き付けられた試料片に塗布
され圧締される接着剤の厚みは、セグメントの外周面が
曲面であるため、塗布部全体にわたって均一な厚みにな
らない問題があった。
され圧締される接着剤の厚みは、セグメントの外周面が
曲面であるため、塗布部全体にわたって均一な厚みにな
らない問題があった。
本発明はかかる課題を解決することを目的としたもの
であり、接着剤塗布後の試料片を平行な平面で挾圧して
圧締すると共に、圧締後の試料片を直線方向に正しく引
張するようにしたものである。
であり、接着剤塗布後の試料片を平行な平面で挾圧して
圧締すると共に、圧締後の試料片を直線方向に正しく引
張するようにしたものである。
上記目的を達成するために、第1試料片の一端を取り
付けるための第1試料片取付部材を有する移動台を、ス
ライドベース上に直線方向に摺動可能に設け、上記移動
台の摺動方向に、第1試料片に接着剤を塗布する接着剤
塗布部、接着剤を塗布された第1試料片に第2試料片を
圧締する圧締板を有する圧締部、第2試料片取付部材と
該第2試料片取付部材に加わる外力を測定する測定器と
を有する第2試料片取付台を順次配設した接着力測定装
置であって、前記移動台は前記第1試料片を載置するた
めの載置台を備え、該載置台上には該第1試料片の下面
を吸引し保持するための吸引口が設けられており、前記
第2試料片の一端は前記第2試料片取付部材に取り付け
られており、該第2試料片の他端は前記圧締部に設けら
れた、吸引口を備えた吸着板に吸着され保持されてお
り、前記圧締板は前記吸着板から進退可能に配置されて
いることを特徴とする。請求項2記載の発明は、前記移
動台の摺動方向の前後には、前記第1試料片に塗布され
た接着剤が垂れ落ちるのを防止するためののり受け台が
設けられていることを特徴とする。
付けるための第1試料片取付部材を有する移動台を、ス
ライドベース上に直線方向に摺動可能に設け、上記移動
台の摺動方向に、第1試料片に接着剤を塗布する接着剤
塗布部、接着剤を塗布された第1試料片に第2試料片を
圧締する圧締板を有する圧締部、第2試料片取付部材と
該第2試料片取付部材に加わる外力を測定する測定器と
を有する第2試料片取付台を順次配設した接着力測定装
置であって、前記移動台は前記第1試料片を載置するた
めの載置台を備え、該載置台上には該第1試料片の下面
を吸引し保持するための吸引口が設けられており、前記
第2試料片の一端は前記第2試料片取付部材に取り付け
られており、該第2試料片の他端は前記圧締部に設けら
れた、吸引口を備えた吸着板に吸着され保持されてお
り、前記圧締板は前記吸着板から進退可能に配置されて
いることを特徴とする。請求項2記載の発明は、前記移
動台の摺動方向の前後には、前記第1試料片に塗布され
た接着剤が垂れ落ちるのを防止するためののり受け台が
設けられていることを特徴とする。
上記のように構成された接着力測定装置の第1試料片
取付部材及び第2試料片取付部材にそれぞれ第1試料片
及び第2試料片の一側を固定し、第2試料片の他側を圧
締板に取り付ける。
取付部材及び第2試料片取付部材にそれぞれ第1試料片
及び第2試料片の一側を固定し、第2試料片の他側を圧
締板に取り付ける。
次に、移動台を接着剤塗布部の塗布位置に移動し第1
試料片に接着剤を塗布した後に、移動台を圧締部に移動
し、圧締板を降下して第2試料片を第1試料片に圧締す
る。
試料片に接着剤を塗布した後に、移動台を圧締部に移動
し、圧締板を降下して第2試料片を第1試料片に圧締す
る。
次に、移動台を後退し、第2試料片取付台に働く引張
力を測定器により計測し、接着力強度を測定する。
力を測定器により計測し、接着力強度を測定する。
本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図は接着力測定装置の正面図を示す。
同図において、水平な上面を有する共通台板1上にス
ライドベース2が設けられ、スライドベース2上に移動
台3が載置され、移動台3はスライドベース2の両側面
をガイドとして摺動可能である。
ライドベース2が設けられ、スライドベース2上に移動
台3が載置され、移動台3はスライドベース2の両側面
をガイドとして摺動可能である。
スライドベース2の上方には、スライドベース2の長
手方向に平行にボールスクリュウ4が設けられ、ボール
スクリュウ4は両端部近くを軸受5に支承され、右端部
はカプリング6を介してサーボモーター7に連結され
る。
手方向に平行にボールスクリュウ4が設けられ、ボール
スクリュウ4は両端部近くを軸受5に支承され、右端部
はカプリング6を介してサーボモーター7に連結され
る。
ボールスクリュウ4に螺合するボールナット8は移動
台3に固着される取付部材9に包持され、サーボモータ
ー7の正転或いは逆転により移動台3はスライドベース
2上を前進或いは後進する。
台3に固着される取付部材9に包持され、サーボモータ
ー7の正転或いは逆転により移動台3はスライドベース
2上を前進或いは後進する。
移動台3は、第2図の正面図、第3図の側面図及び第
4図の平面図に示すように、上部に第1試料片取付部材
10が設けられる。
4図の平面図に示すように、上部に第1試料片取付部材
10が設けられる。
第1試料片取付部材10は、四角形状に形成された載置
台11と載置台11の側面に設けられたクランプ12とを有
し、載置台11は水平面状に形成された上面11aに4個の
吸引口11bが設けられ、上面11a上に載置された第1試料
片T1(第4図参照)を吸着して載置し、第1試料片T1の
右端はクランプ12に挾持される。
台11と載置台11の側面に設けられたクランプ12とを有
し、載置台11は水平面状に形成された上面11aに4個の
吸引口11bが設けられ、上面11a上に載置された第1試料
片T1(第4図参照)を吸着して載置し、第1試料片T1の
右端はクランプ12に挾持される。
載置台11の両側にはのり受台13,14が設けられる。
なお、移動台3に取り付けられたL字形の管接手15は
一方が吸引口11bに連通し、他方が可撓管を経て負圧源
に連通し、吸引口11bを負圧にするためのものである
(第2図参照)。
一方が吸引口11bに連通し、他方が可撓管を経て負圧源
に連通し、吸引口11bを負圧にするためのものである
(第2図参照)。
又、移動台3の下面に設けられた2本の案内片16はス
ライドベース2の両側面に摺動可能に接触し、移動台3
をスライドベース2の長手方向に案内するものである
(第3図参照)。
ライドベース2の両側面に摺動可能に接触し、移動台3
をスライドベース2の長手方向に案内するものである
(第3図参照)。
移動台3の移動方向に接着剤塗布部17が共通台板1上
に設置され、架台18の側面に上下方向に摺動可能に設け
られるサドル19にホットメルトガン20が支持される。
に設置され、架台18の側面に上下方向に摺動可能に設け
られるサドル19にホットメルトガン20が支持される。
ホットメルトガン20は先端のノズル21より熱融着性接
着剤を塗布するもので、塗布量の設定は、ノズル径、ア
プリケータタンク圧、吐出時間により行われる。
着剤を塗布するもので、塗布量の設定は、ノズル径、ア
プリケータタンク圧、吐出時間により行われる。
移動台3の移動方向には、接着剤塗布部17の先方に圧
締部22が配設される。
締部22が配設される。
圧締部22は、第5図の正面図及び第6図の側面図に示
すように、共通台板1に架台23が取り付けられ、架台23
の上部に設けられた支持梁24の先端に軸受筐25が設けら
れ、軸受筐25の内部に取り付けられた軸受26の内部に昇
降軸27が上下動可能に設けられ、昇降軸27の下端に下面
が水平面に形成された圧締板28が設けられる。
すように、共通台板1に架台23が取り付けられ、架台23
の上部に設けられた支持梁24の先端に軸受筐25が設けら
れ、軸受筐25の内部に取り付けられた軸受26の内部に昇
降軸27が上下動可能に設けられ、昇降軸27の下端に下面
が水平面に形成された圧締板28が設けられる。
又、支持梁24の下部に固着された吸着板取付台29の側
面に吸着板30が取り付けられる。
面に吸着板30が取り付けられる。
吸着板30には圧締板28が通過することができる孔30a
が設けられ、孔30aの周囲には複数の吸引口が設けら
れ、吸引口に連通する吸引管31により吸着板30の下面に
第2試料片を吸着するようになっている。
が設けられ、孔30aの周囲には複数の吸引口が設けら
れ、吸引口に連通する吸引管31により吸着板30の下面に
第2試料片を吸着するようになっている。
支持梁24の側面に取り付けられた逆L字状のブラケッ
ト32の上部にはシリンダー33が取り付けられ、シリンダ
ー33のピストン33aの先端にストッパー板34が取り付け
られる。
ト32の上部にはシリンダー33が取り付けられ、シリンダ
ー33のピストン33aの先端にストッパー板34が取り付け
られる。
一方、昇降軸27の上端に取り付けられた係止片35の先
端部がストッパー板34上に載置され、ピストン33aと共
に昇降するストッパー板34により昇降軸27が昇降する。
端部がストッパー板34上に載置され、ピストン33aと共
に昇降するストッパー板34により昇降軸27が昇降する。
係止片35の側面には感知プレート36が固着され、昇降
軸27と共に下降する感知プレート36が、ブラケット32に
設けられたセンサ37に近接したときに、圧締板28が載置
台上面11aに到達したことを検知する。
軸27と共に下降する感知プレート36が、ブラケット32に
設けられたセンサ37に近接したときに、圧締板28が載置
台上面11aに到達したことを検知する。
圧締部22の左側には、第2試料片取付部台38が共通台
板1上に配設される。
板1上に配設される。
第2試料片取付台38は、第7図の正面図及び第8図の
平面図に示すように、共通台板1に固着される架台39に
取付部材40を介して計測器41が取付られる。
平面図に示すように、共通台板1に固着される架台39に
取付部材40を介して計測器41が取付られる。
計測器41は引張力を測定するロードセルで、計測器41
の先端には、雄ねじ42の一側が取り付けられ、雄ねじ42
の他側には第2試料片取付部材43が設けられる。
の先端には、雄ねじ42の一側が取り付けられ、雄ねじ42
の他側には第2試料片取付部材43が設けられる。
第2試料片取付部材43は、雄ねじ42の先端に固着され
る下部クランプ44と、下部クランプ44に固着された雌ね
じに螺合する蝶ねじ45と、蝶ねじ45によって下部クラン
プ44に押し付けられる上部クランプ46と、上部クランプ
46と下部クランプ44との間に挿入されるばね47とによっ
て構成され、上部クランプ46と下部クランプ44との間に
第2試料片T2の一端を挿入して蝶ねじ45を締め付けるこ
とにより第2試料片T2の一端を把持するものである。
る下部クランプ44と、下部クランプ44に固着された雌ね
じに螺合する蝶ねじ45と、蝶ねじ45によって下部クラン
プ44に押し付けられる上部クランプ46と、上部クランプ
46と下部クランプ44との間に挿入されるばね47とによっ
て構成され、上部クランプ46と下部クランプ44との間に
第2試料片T2の一端を挿入して蝶ねじ45を締め付けるこ
とにより第2試料片T2の一端を把持するものである。
次に、以上のように構成された接着力測定装置の作用
を説明する。
を説明する。
(試験準備) 接着力測定に先立って、塗布型式(スポット塗布或い
はビード塗布)、試験モード(剪断或いは剥離)を選定
し、運転条件(塗布速度,測定速度,塗布後放置時間,
圧締時間,圧締後放置時間)を設定し、第1試料片T1を
第1試料片取付部材10に取り付け、第2試料片T2の端部
を第2試料片取付部材43に取り付けると共に第2試料片
T2を吸着板30に吸着する。
はビード塗布)、試験モード(剪断或いは剥離)を選定
し、運転条件(塗布速度,測定速度,塗布後放置時間,
圧締時間,圧締後放置時間)を設定し、第1試料片T1を
第1試料片取付部材10に取り付け、第2試料片T2の端部
を第2試料片取付部材43に取り付けると共に第2試料片
T2を吸着板30に吸着する。
移動台3は、第1図に示す右側の原点位置にあり、圧
締板28は上昇位置にある。
締板28は上昇位置にある。
(接着力測定) 動作開始により、移動台3は予め設定された一定の速
度で接着剤塗布部17に向って移動し、塗布方式がビート
の場合には、移動台3が接着剤塗布開始位置に位置調整
されたセンサ(図示せず)に検出されたときから接着剤
塗布完了位置に調整されたセンサ(図示せず)に検出さ
れるまで、ノズル21より接着剤が第1試料片T1に塗布さ
れる。
度で接着剤塗布部17に向って移動し、塗布方式がビート
の場合には、移動台3が接着剤塗布開始位置に位置調整
されたセンサ(図示せず)に検出されたときから接着剤
塗布完了位置に調整されたセンサ(図示せず)に検出さ
れるまで、ノズル21より接着剤が第1試料片T1に塗布さ
れる。
塗布方式がスポットの場合には、移動台3がノズル21
の下方に停止して第1試料片T1に接着剤が塗布される。
の下方に停止して第1試料片T1に接着剤が塗布される。
塗布方式がビートの場合に、接着剤が第1試料片T1の
端まで塗布されるとき余分の接着剤が垂れ落ちることが
あっても、第1試料片T1の前後にのり受け台13,14があ
るので、接着剤が共通台板1上に堆積することが防止さ
れる。
端まで塗布されるとき余分の接着剤が垂れ落ちることが
あっても、第1試料片T1の前後にのり受け台13,14があ
るので、接着剤が共通台板1上に堆積することが防止さ
れる。
又、第4図に示すように、スライドベース2の位置が
第1試料片T1の位置より離れているためスライドベース
2上に接着剤が垂れ落ちるおそれは全くない。
第1試料片T1の位置より離れているためスライドベース
2上に接着剤が垂れ落ちるおそれは全くない。
接着剤が塗布された後に、移動台3が圧締部22の圧締
板28の下方に至り、所定の放置時間放置される。
板28の下方に至り、所定の放置時間放置される。
所定の放置時間後に、シリンダー33が作動してピスト
ン33aと共に圧締板28が下降し、圧締板28が第2試料片T
2を第1試料片T1に圧締する。
ン33aと共に圧締板28が下降し、圧締板28が第2試料片T
2を第1試料片T1に圧締する。
タイマーで調整された圧締時間後にピストン33aが上
昇し、ストッパー板34の上昇に伴って圧締板28が上昇
し、所定の放置時間後に移動台が原点に向って所定の速
度で移動し、移動台3上の第1試料片T1は接着部を介し
て第2試料片T2を引張し、その引張力は測定器41によっ
て測定され、測定結果はマイコンに記憶され表示され
る。
昇し、ストッパー板34の上昇に伴って圧締板28が上昇
し、所定の放置時間後に移動台が原点に向って所定の速
度で移動し、移動台3上の第1試料片T1は接着部を介し
て第2試料片T2を引張し、その引張力は測定器41によっ
て測定され、測定結果はマイコンに記憶され表示され
る。
かくして接着部の接着力を測定した後に、移動台3は
原点に復帰して測定の全動作を終了する。
原点に復帰して測定の全動作を終了する。
以上説明したように、請求項1の接着力測定装置によ
れば、第1試料片取付部材には載置台が設けられてお
り、この載置台には吸引口が形成されている。したがっ
て、載置台上の第1試料片が不用意にずれたり、移動し
たりするのを防止することができ、載置台上に第1試料
片を確実に保持することができる。また、第2試料片取
付部材に一端を取り付けられた第2試料片の他端は、圧
締部に設けられた、吸引口を備えた吸着板に吸着され保
持されているので、第2試料片を確実に水平状態で維持
することができる。さらに、圧締板が吸着板から進退可
能に配置されており、この圧締板が吸着板により吸着さ
れ保持された状態にある第2試料片を第1試料片に確実
に圧締することができるので、第2試料片と第1試料片
との位置関係がずれた状態で接着されるのを防止するこ
とができる。
れば、第1試料片取付部材には載置台が設けられてお
り、この載置台には吸引口が形成されている。したがっ
て、載置台上の第1試料片が不用意にずれたり、移動し
たりするのを防止することができ、載置台上に第1試料
片を確実に保持することができる。また、第2試料片取
付部材に一端を取り付けられた第2試料片の他端は、圧
締部に設けられた、吸引口を備えた吸着板に吸着され保
持されているので、第2試料片を確実に水平状態で維持
することができる。さらに、圧締板が吸着板から進退可
能に配置されており、この圧締板が吸着板により吸着さ
れ保持された状態にある第2試料片を第1試料片に確実
に圧締することができるので、第2試料片と第1試料片
との位置関係がずれた状態で接着されるのを防止するこ
とができる。
請求項2記載の発明では、移動台の摺動方向の前後に
のり受け台を設けたので、第1試料片に塗布された接着
剤が垂れ落ちるのを防止することができる。
のり受け台を設けたので、第1試料片に塗布された接着
剤が垂れ落ちるのを防止することができる。
第1図〜第8図は本発明の実施例を示し、 第1図は接着力測定装置の正面図、 第2図は移動台の正面図、 第3図は移動台の側面図、 第4図は移動第の平面図、 第5図は圧締部の一部破断正面図、 第6図は圧締部の側面図、 第7図は第2試料片取付台の正面図、 第8図は第2試料片取付台の平面図である。 T1…第1試料片、T2…第2試料片、1…共通台板、2…
スライドベース、3…移動台、4…ボールスクリュウ、
7…サーボモーター、10…第1試料片取付部材、11…載
置台、12…クランプ、17…接着剤塗布部、20…ホットメ
ルトガン、21…ノズル、22…圧締部、27…昇降軸、28…
圧締板、33…シリンダー、38…第2試料片取付台、41…
計測器、43…第2試料片取付部材。
スライドベース、3…移動台、4…ボールスクリュウ、
7…サーボモーター、10…第1試料片取付部材、11…載
置台、12…クランプ、17…接着剤塗布部、20…ホットメ
ルトガン、21…ノズル、22…圧締部、27…昇降軸、28…
圧締板、33…シリンダー、38…第2試料片取付台、41…
計測器、43…第2試料片取付部材。
Claims (2)
- 【請求項1】第1試料片の一端を取り付けるための第1
試料片取付部材を有する移動台を、スライドベース上に
直線方向に摺動可能に設け、上記移動台の摺動方向に、
第1試料片に接着剤を塗布する接着剤塗布部、接着剤を
塗布された第1試料片に第2試料片を圧締する圧締板を
有する圧締部、第2試料片取付部材と該第2試料片取付
部材に加わる外力を測定する測定器とを有する第2試料
片取付台を順次配設した接着力測定装置であって、 前記移動台は前記第1試料片を載置するための載置台を
備え、該載置台上には該第1試料片の下面を吸引し保持
するための吸引口が設けられており、前記第2試料片の
一端は前記第2試料片取付部材に取り付けられており、
該第2試料片の他端は前記圧締部に設けられた、吸引口
を備えた吸着板に吸着され保持されており、前記圧締板
は前記吸着板から進退可能に配置されていることを特徴
とする接着力測定装置。 - 【請求項2】前記移動台の摺動方向の前後には、前記第
1試料片に塗布された接着剤が垂れ落ちるのを防止する
ためののり受け台が設けられていることを特徴とする請
求項1記載の接着力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014000A JP2532642B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 接着力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014000A JP2532642B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 接着力測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195231A JPH02195231A (ja) | 1990-08-01 |
JP2532642B2 true JP2532642B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=11848955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1014000A Expired - Lifetime JP2532642B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 接着力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532642B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185999B1 (en) | 1998-12-15 | 2001-02-13 | International Business Machines Corporation | Mini-tension tester |
CN104949913B (zh) * | 2015-06-30 | 2019-01-18 | 长安大学 | 先张法构件中钢绞线与混凝土间粘结应力测试装置及方法 |
CN107543790B (zh) * | 2017-09-04 | 2023-10-27 | 深圳创怡兴实业有限公司 | 海绵辊端部脱胶检测装置及其检测方法 |
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