JP2532529B2 - 電動調理機 - Google Patents

電動調理機

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JP2532529B2
JP2532529B2 JP62298419A JP29841987A JP2532529B2 JP 2532529 B2 JP2532529 B2 JP 2532529B2 JP 62298419 A JP62298419 A JP 62298419A JP 29841987 A JP29841987 A JP 29841987A JP 2532529 B2 JP2532529 B2 JP 2532529B2
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和範 武智
克文 西尾
修一 船蔵
博 野々口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本体上に減速機構体を載置して使用する電
動調理機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の電動調理機においては、第4図〜第6
図に示すように、出力コネクター41の出力突起41aに入
力コネクター42の入力突起42aが乗り上げたり、不正規
の位置へ嵌合するといった誤嵌合を防ぐため、入力コネ
クター42をウォームギヤ43に対して上下方向に摺動自在
に取付け、かつ圧縮バネ44で付勢して正規の位置へ嵌合
させようとするものが一般的であった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構成においては、出力突起41aと
入力突起42aが不正規の位置で嵌合した場合には、正規
の位置に戻すことができず、そのままの状態で出力コネ
クター41を回転させた場合、出力突起41aと入力突起42a
を摩耗させたり、あるいは折ってしまうという問題があ
り、そのため、部品点数を増やさずに、誤嵌合を防ぐ構
成の開発が望まれていた。
本発明はこのような問題点を解決した電動調理機を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 回転軸を垂直方向に向けた電動機と、前記電動機を内
蔵する本体と、前記電動機の回転軸に取付けられ上面に
三角形状の出力突起を設けた出力コネクターと、前記出
力突起に嵌合する三角形状の入力突起を下面に設けた入
力コネクターと、この入力コネクターを下部に取付け、
かつ前記本体上に載置される減速機構体と、前記本体の
端側上面に水平方向となるように設けられた支持棒と、
前記減速機構体の側面に位置し下部に設けた切り欠き部
分を前記支持棒に嵌合させて前記減速機構体と前記本体
を連結する押しボタンと、前記押しボタンの両側面に前
記支持棒と同方向に突出させて設けられた軸部と、前記
減速機構体内側面に設けられ前記孔を軸支する孔とを備
え、前記孔の形状を前記減速機構体が前記本体上に正常
に載置された時の前記軸部の位置から下方に延長しさら
に下方に延長した部分を前記出力コネクター側および反
対側に延長した逆T字型とし、さらに前記押しボタンの
軸部近傍に前記出力コネクター側に向かって略水平方向
に受板を設け、この受板を上方に付勢するバネを前記減
速機構体内に取付けたものである。
作用 上記構成によれば、入力突起が出力突起の上に乗り上
げると、押しボタンは浮き上がることはないが、減速機
構体は上方に浮き上がる。押しボタンは浮き上がらず減
速機構体が上方に浮き上がると、減速機構体内側面の孔
は押しボタンの軸部より上方に移動することとなるが、
孔形状が逆T字型であるので、押しボタンの軸部は減速
機構体の孔の下端側に位置することとなる。そして、出
力突起が入力突起の間に滑り落ちて正常の嵌合状態とな
ると、減速機構体の浮き上がりがなくなり、押しボタン
の軸部は減速機構体の孔の上端側に位置するので、出力
突起と入力突起の摩耗や折れを未然に防止できる。ま
た、押しボタンの軸部近傍に出力コネクター側に向かっ
て略水平方向に受板を設け、この受板を上方に付勢する
バネを減速機構体内に取り付けたことにより、押しボタ
ンの下部が内側に付勢されて支持棒にしっかり嵌合する
ため、減速機構体の出力部側を持ち上げた時や入力突起
が出力突起の上に乗り上げた時に減速機構体が本体から
はずれてしまうことがない。さらに、押しボタンはバネ
により上側にも付勢されているため、減速機構体全体を
持ち上げた時に押しボタンが下に下がってしまい外観を
損ねてしまうといったこともない。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第3図において、1は電動調理器本体
で、この本体1の内部には電動機2が内蔵され、かつ電
動機2の回転軸3には上面に出力突起4aを形成した出力
コネクター4が取付けられている。また、本体1の側部
には台部5が一体的に形成されており、この台部5には
回転自在な回転軸受6が取付けられている。また回転軸
受6には着脱自在な回転板7が取付けられており、この
回転板7の上部には容器8が載置される。
また、前記本体1の上部には上ケース9、下ケース1
0、ギヤケース11等から構成された減速機構体12が載置
されている。下ケース10にはギヤケース11がクッション
ゴムを介して取付けられている。またギヤケース11には
ウォームギヤ13がボールベアリングを介して取付けられ
ており、ウォームギヤ13の下端には出力コネクター4の
出力突起4aに嵌合する入力突起14aを備えた入力コネク
ター14が取付けられている。そして出力突起4aと入力突
起14aは先端に行くほど先が狭くなるように断面三角形
に形成されている。
そして、本体1の台部5と反対側の上面には水平方向
となるように支持棒15が取り付けられている。押しボタ
ン16の両側には水平方向の軸部17が設けられ、上ケース
9および下ケース10で形成した孔18に軸支され、減速機
構体12の内側に押しボタン16が軸支されることとなる。
押しボタン16の切り欠き部分を支持棒15に嵌合させる
と、減速機構体12が本体1に連結される。また、孔18は
軸部17より幅を大きくするとともに、減速機構体12が本
体1上の正常の位置に載置されたときの軸部17の位置か
ら下方に延長しさらに下方に延長した部分を出力コネク
ター4側および反対側に延長して逆T字型とし、軸部17
が孔18内を移動できるように構成されている。
また、押しボタン16には略水平方向に受板19が設けら
れており、この受板19は下ケース10に取付けたバネ20と
当接している。そしてこのバネ20は押しボタン16を上方
向に付勢するとともに、押しボタン16の上部を外側に付
勢している。
前記下ケース10の上部は上ケース9で覆われ、かつ上
ケース9には嵌合段部が設けられており、そして前記本
体1に回転自在に取付けたクランプが嵌合段部に嵌合し
て、減速機構体12を固定するようになっている。21は減
速機構体12の出力部22に取付けられ、かつ容器8内に入
れた材料を攪拌調理する回転調理体である。
次に、前記電動調理機の操作および動作について説明
する。まず、容器8内に小麦粉や水等の調理する材料を
入れ、回転板7の上に載置する。そして、減速機構体12
の出力部22側を持ち上げ、出力部22に回転調理体21を取
付けて降ろす。この場合、出力コネクター4と入力コネ
クター14の位置によって、出力突起4aに入力突起14aが
乗り上げてしまう場合がある。この時、押しボタン16は
本体1側の支持棒15に嵌合しているので浮き上がること
はないが、減速機構体12は上方に浮き上がる。押しボタ
ン16は浮き上がらず減速機構体12が上方に浮き上がる
と、減速機構体12内側面の孔18は押しボタン16の軸部17
より上方に移動することとなるが、孔18の形状が逆T字
型であるので、押しボタン16の軸部17は減速機構体12の
孔18の下端側に位置することとなる。そして、出力突起
4aが入力突起14aの間に滑り落ちて正常の嵌合状態とな
ると、減速機構体12の浮き上がりがなくなり、押しボタ
ン16の軸部17は減速機構体12の孔18の上端側に位置し、
正常な元の状態に戻る。また、バネ20が押しボタン16の
上部を外側に付勢、つまり下部を内側に付勢しているた
め、押しボタン16が支持棒15にしっかりと嵌合して、減
速機構体12の出力部24側を持ち上げた時や、出力突起4a
が入力突起14aに乗り上げた場合などに減速機構体12が
本体1からはずれてしまうことがない。
次に、嵌合段部にクランプをかけて減速機構体12を固
定する。そして、電動機2に電源を投入すると、回転軸
3が回転し、その回転は出力コネクター4から入力コネ
クター14に伝達される。この時、出力突起4aと入力突起
14aが正規の状態に嵌合しているため、出力突起4aと入
力突起14aが摩耗したり折れたりすることはない。
そして、入力コネクター14の回転はウォームギヤ13に
伝わり、さらにギヤケース11内のギヤに伝わって、出力
部22に取付けられた回転調理体21が回転し、容器8内の
材料が攪拌調理される。
調理が終った後、減速機構体12を本体1からはずす時
は押しボタン16の上部を押して、押しボタン16と支持棒
15の嵌合をはずして持ち上げる。この時、バネ20が受板
19を上方に付勢して押しボタン16を正規の位置に押し上
げているため、押しボタン16が下に下がってしまい外観
を損ねてしまうといったことや、次に減速機構体12を本
体1に連結する時に手間取るといったことがなくなる。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、入力突起が出力突起の上に乗り上げて減速機構体が
上方に浮き上がっても、本体と嵌合して浮き上がること
のない押しボタンの軸部はこれを支える孔の形状が逆T
字型であるので、その孔に沿って移動することができ、
また、出力突起が入力突起の間に滑り落ちて正常の嵌合
状態となると、減速機構体の浮きがなくなり、押しボタ
ンの軸部は減速機構体の孔の上端側、すなわち元の位置
に戻る構成なので、出力突起と入力突起の摩耗や折れを
未然に防止できる。また、押しボタンの軸部近傍に出力
コネクター側に向かって略水平方向に受板を設け、この
受板を上方に付勢するバネを減速機構体内に取り付けた
ことにより、押しボタンの下部が内側に付勢されて支持
棒にしっかり嵌合するため、減速機構体の出力部側を持
ち上げた時や入力突起が出力突起の上に乗り上げた時に
減速機構体が本体からはずれてしまうことがない。さら
に、バネで押しボタンを正規の位置に押し上げているた
め、減速機構体を本体からはずした時に押しボタンが下
に下がってしまい外観を損ねるといったことや、減速機
構体を本体に連結する時に手間取るといったこともない
等、すぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動調理機の断面図、
第2図は同電動調理機の要部断面図、第3図は同電動調
理機の減速機構体の押しボタン側が浮いた状態を示す要
部断面図、第4図は従来例を示す電動調理機の要部断面
図、第5図は同電動調理機におけるコネクターの誤嵌合
を示す平面図、第6図は同電動調理機のコネクターが正
常に嵌合した状態を示す平面図である。 1……本体、2……電動機、3……回転軸、4……出力
コネクター、4a……出力突起、12……減速機構体、14…
…入力コネクター、14a……入力突起、15……支持棒、1
6……押しボタン、17……軸部、19……受板、20……バ
ネ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を垂直方向に向けた電動機と、前記
    電動機を内蔵する本体と、前記電動機の回転軸に取付け
    られ上面に三角形状の出力突起を設けた出力コネクター
    と、前記出力突起に嵌合する三角形状の入力突起を下面
    に設けた入力コネクターと、この入力コネクターを下部
    に取付け、かつ前記本体上に載置される減速機構体と、
    前記本体の端側上面に水平方向となるように設けられた
    支持棒と、前記減速機構体の側面に位置し下部に設けた
    切り欠き部分を前記支持棒に嵌合させて前記減速機構体
    と前記本体を連結する押しボタンと、前記押しボタンの
    両側面に前記支持棒と同方向に突出させて設けられた軸
    部と、前記減速機構体内側面に設けられ前記孔を軸支す
    る孔とを備え、前記孔の形状を前記減速機構体が前記本
    体上に正常に載置された時の前記軸部の位置から下方に
    延長しさらに下方に延長した部分を前記出力コネクター
    側および反対側に延長した逆T字型とし、さらに前記押
    しボタンの軸部近傍に前記出力コネクター側に向かって
    略水平方向に受板を設け、この受板を上方に付勢するバ
    ネを前記減速機構体内に取付けた電動調理機。
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