JP2532417Y2 - 内燃機関の吸気ポート構造 - Google Patents

内燃機関の吸気ポート構造

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JP2532417Y2 JP1991053065U JP5306591U JP2532417Y2 JP 2532417 Y2 JP2532417 Y2 JP 2532417Y2 JP 1991053065 U JP1991053065 U JP 1991053065U JP 5306591 U JP5306591 U JP 5306591U JP 2532417 Y2 JP2532417 Y2 JP 2532417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の吸気ポート
構造に関し、特に、吸気ポートからの吸気流が燃焼室内
でタンブル流となるように構成された内燃機関における
吸気ポート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃焼を改善する手段として、
吸気行程で例えば、図15,16に示すような気筒内の
縦向きの旋回流、所謂タンブル流(タンブルスワール)
F(Fa,Fm)を発生させることが有効である。
【0003】例えば、図15,16は、かかるタンブル
流Fa,Fmを発生させるようにした内燃機関の1つの
気筒の構造を示し、図において、符号22はシリンダブ
ロック、24はシリンダボア、26はピストン、28は
シリンダヘッド、30は燃焼室である。そして、34は
燃焼室30の上壁部に形成されたペントルーフであっ
て、40′,42′は各気筒に2つずつ設けられた吸気
通路であり、各吸気通路40′,42′の吸気ポート4
4′には、それぞれ吸気弁58が設置されている。
【0004】ペントルーフ34は、各吸気通路40′,
42′からの吸気流を、各吸気通路40′,42′の延
長軸線上のシリンダボア24の内壁面に沿って下方に案
内しうるような斜面をそなえ、吸気通路40′,42′
からの吸気流は、このペントルーフ34の案内にも助け
られて、それぞれ矢印Fa,Fmで示すようなタンブル
流方向に進む。
【0005】この例では、一方の吸気通路42′のみに
インジェクタ66が設けられ、点火プラグ70はこのイ
ンジェクタ66を装備した吸気通路42′の吸気ポート
44′の近傍に配設されている。
【0006】また、タンブル流を促進するには、吸気ポ
ート44′の形状が重要であり、一般的には、図15,
16に示すように吸気ポート44′を直線状のストレー
トポートに形成したり、図19に示すように吸気ポート
44″を絞ったりすることで、流れを整流するように工
夫している。なお、図15,19において、符号40
F,42Fはストレートポートでない通常の吸気ポート
を示している。
【0007】そして、このような吸気ポート44′,4
4″の断面形状は一般には図17に示すような円形に形
成されるが、図18に示すような楕円形や長円形に形成
される他に略方形に形成されることもある。
【0008】このようにして発生するタンブル流(タン
ブルスワール)は、火炎電波速度や燃焼安定性の増大に
効果があり、熱発生量Q,筒内圧P,熱発生率dQにつ
いての実験データを示すと、例えば図20のようにな
り、標準(タンブル流を特に発生させない一般的な場
合)に比べてタンブルスワール(タンブル流を発生させ
た場合)の方が、熱発生量Q,筒内圧P,熱発生率dQ
のサイクル変動が小さく、燃焼安定性が良好であること
がわかる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、断面形状が円形や楕円形の吸気ポート44′の
場合には、タンブル流を強くするのに、吸気ポート4
4′をストレートポートに形成すると、吸気ポート4
4′がバルブシート60に対して鋭角的に進入する構造
となって、流路断面積が必然的に小さくなり、吸気ポー
ト44″を絞ることでも当然ながら流路断面積が小さく
なって、最大流量の低下を招くことになる。つまり、タ
ンブル流の強さ(タンブル強さ)を強くすると最大流量
(流量係数)は低下するという相反する関係にある。こ
のような最大流量の低下は、機関の全開性能の低下を招
き好ましくない。
【0010】ところで、タンブル流を強くするには、吸
気弁58の中心線を境界にして吸気ポートの上方のタン
ブル流側の流れ(図15,図19に示す矢印a参照)の
流量(流速)の方がこれと反対側の流れ(図15,図1
9に示す矢印b参照)の流量(流速)よりも大きい必要
がある。
【0011】そこで、このような流量(流速)の不均衡
を積極的に形成できれば、最大流量(流量係数)を低下
させることなくタンブル流の強さ(タンブル強さ)を強
くすることができる。
【0012】本考案は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、最大流量(流量係数)を低下させずにタンブル流
の強さ(タンブル強さ)を強くすることができるように
した、内燃機関の吸気ポート構造を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の内燃
機関の吸気ポート構造は、吸気ポートからの吸気流が燃
焼室内でタンブル流となるように構成された内燃機関に
おいて、該吸気ポートからの吸気流が該タンブル流を促
進しうるように、該吸気ポートが、そのタンブル流側半
部を他半部よりも拡幅され略三角形状の断面を有するよ
うに形成されて該吸気ポートの吸気流心をタンブル流側
へ偏心されていることを特徴としている。
【0014】
【0015】上記吸気ポートの形状を比較的容易に規定
する他の手段としては、吸気ポートのタンブル流側半部
を他半部よりも拡幅して、その最大幅部が該吸気ポート
に内接する位置でのバルブステムの断面中心よりも外方
に偏倚した位置に設け、該最大幅部から該他半部側端部
に亘って徐々に幅狭になるように形成することが望まし
い。
【0016】
【作用】上述の本考案の内燃機関の吸気ポート構造で
、吸気ポートの吸気流心がタンブル流側へ偏心されて
いるので、タンブル流を形成する流れの成分である吸気
ポートのタンブル流側半部からの吸気流成分が強くなる
一方で、タンブル流を阻止する成分となる吸気ポートの
他半部からの吸気流成分が弱くなって、吸気ポートの流
路断面積を縮小せずにタンブル流の強さを増加できるよ
うになる。しかも、吸気ポートの吸気流心のタンブル流
側への偏心は、吸気ポートのタンブル流側半部を他半部
よりも拡幅して略三角形状の断面を有するように形成す
ることで行なっているので、吸気ポートにおいて最大流
量を低下させることもない。
【0017】
【実施例】以下、図面により、本考案の実施例について
説明すると、図1〜図7は本考案の第1実施例としての
内燃機関の吸気ポート構造を示すもので、図1はその模
式的な縦断面図、図2はその吸気の流れ方向に直行する
面の模式的な断面図(図1のA−A矢視断面図)、図3
は本ポート構造の断面形状に対比するために示す従来の
吸気ポート構造の模式的な断面図(図1のA−A矢視断
面に対応する図)、図4は本ポート構造の要部断面形状
を座標上に示す図、図5は座標上から設定された本ポー
ト構造の断面形状の右半部を示す図、図6,7はいずれ
もその効果を示すグラフであり、図8〜図10は本考案
の第2実施例としての内燃機関の吸気ポート構造を示す
もので、図8はその模式的な縦断面図、図9はその吸気
の流れ方向に直行する面の模式的な断面図(図8のB−
B矢視断面図)、図10はその効果を示すグラフであ
り、図11〜図14はいずれも本考案の吸気ポート構造
の断面形状の変形例を示す断面図である。
【0018】第1実施例について説明すると、この吸気
ポート44にかかる内燃機関の各気筒の全体構造は、例
えば図15,16に示す従来例とほぼ同様に構成されて
おり、図1に示さない部分については、これらの図1
5,16を参照する。
【0019】つまり、この吸気ポート44にかかる内燃
機関の各気筒は、シリンダブロック22に形成されたシ
リンダボア24とピストン26とシリンダヘッド28と
で規定されて燃焼室30が形成され、この燃焼室30内
に、吸気通路40,42の各吸気ポート44が導かれ、
それぞれ吸気弁58が設置されている。
【0020】燃焼室30の上壁部には、ペントルーフ3
4が形成されて、ペントルーフ34には、各吸気通路4
0,42からの吸気流を、各吸気通路40,42の延長
軸線上のシリンダボア24の内壁面に沿って下方に案内
しうるような斜面がそなえられている。このペントルー
フ34の案内によっても、矢印Fで示すようなタンブル
流の発生が促進されるようになっている。
【0021】そして、この内燃機関の吸気ポート44
は、図1に示すように、直線状のストレートポートに形
成されており、このストレートポートの断面形状は、図
2に示すように、吸気ポート44のタンブル流側半部
(つまりタンブル流を形成する主成分流が流れる吸気ポ
ート44の上側半部)44aが、他半部(つまりタンブ
ル流を阻止するような成分流が流れる吸気ポート44の
下側半部)44bよりも拡幅されており、吸気ポート4
4の吸気流心がタンブル流側(つまり吸気ポート44の
上側半部44a)へ偏心されている。
【0022】これにより、吸気ポート44からの吸気流
が燃焼室30内でタンブル流Fを形成し易いようになっ
ている。
【0023】この実施例では、吸気ポート44は、略逆
三角形の断面を有するように形成されている。なお、図
2において、58Aはバルブステムを示す。
【0024】このような略逆三角形の吸気ポート44の
断面45の側部形状を座標上に表すと、例えば図4に示
すようになる。この図4において、xは吸気ポート断面
45の上端からの距離を示し、yは吸気ポート断面45
の左右中心線からの距離(幅)を示している。
【0025】なお、この図4における鎖線は、図3に示
すような従来の長円形断面の吸気ポート44′の断面4
5′の側部形状を示しており、この吸気ポート44の断
面45が上部(図4中左部)のタンブル流側半部44a
で拡幅して、その流心がタンブル流側半部44aへ偏心
していることがわかる。
【0026】また、図5は、図4の両端部を滑らかに連
続して、本吸気ポート44の断面全体の形状を完成させ
た状態を、従来の円形断面の吸気ポート44′の断面4
5′に併せて示している。
【0027】この図4,図5に示す吸気ポート44は、
その断面において、角部を面取りされた曲線状に形成さ
れ、その最大幅部(yの値が最大の部分)Pmが、吸気
ポート44に内接する位置でのバルブステム58Aの断
面中心(符号C参照)よりもさらにタンブル流側(xが
0の側)に偏心した位置に設けられている。
【0028】そして、吸気ポート44の幅は、この最大
幅部Pmから他半部側端部(xが大きくなる側の端部)
に亘って徐々に幅狭になるように形成されており、この
吸気ポート44と等しい流路断面積であって一般的な円
形又は楕円形又は長円形の断面形状を有する吸気ポート
44の断面形状45′と、この吸気ポート44の断面形
状45との交差点Pcは、ポート中心(x方向の中心)
よりもタンブル流側(xが0の側)に位置されている。
【0029】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸
気ポート構造は、上述のように構成されているので、吸
気ポート44のタンブル流側半部44aからの吸気流成
分が、吸気ポート44の他半部44bからの吸気流成分
よりも大幅に強くなる。
【0030】吸気ポート44のタンブル流側半部44a
からの吸気流成分はタンブル流を形成する流れの成分で
あり、吸気ポート44の他半部44bからの吸気流成分
はタンブル流を阻止する成分であるので、上述の流量の
不均衡により、吸気ポートの全体の流路断面積を縮小せ
ずに、つまり、吸気ポート44全体の吸気流の流量(流
速)を一定にしながらも、タンブル流の強さを増加でき
るようになる。
【0031】特に、吸気ポート44の最大幅部Pmを、
吸気ポート44に内接する位置でのバルブステム58A
の断面中心(符号C参照)よりもタンブル流側(xが0
の側)に位置させることや、一般的な円形又は楕円形又
は長円形の断面形状を有する吸気ポートの断面との交差
点Pcを、ポート中心(x方向の中心)よりもタンブル
流側(xが0の側)に位置されることに留意すること
で、バルブステム58Aによってタンブル流側の吸気流
が阻害されても、充分な吸気流がタンブル流側を流れる
ようになり、上述の効果を容易で且つ確実に得られる。
【0032】このような効果は、例えばタンブル強さに
対する流量係数を示す図6を参照してもわかる。図6に
おいて、黒点は従来の円形又は楕円形又は長円形又は略
方形の断面形状でストレートポートの吸気ポートの測定
値を示し、直線L1はこれらの測定値から得られる特性
を示しており、タンブル流の強さ(タンブル強さ)を強
くすると最大流量(流量係数)は低下するという相反す
る関係(トレードオフの関係)があることがわかる。こ
れに対して、点P1は本吸気ポート44のデータを示し
ており、タンブル流の強さ(タンブル強さ)を強くして
も最大流量(流量係数)は低下しないことがわかる。
【0033】また、図7は空燃に対する定速走行燃費
のデータについて、本吸気ポート44のもの(△印で示
す)と従来の一般的な円形又は楕円形又は長円形の断面
形状を有する吸気ポートのもの(○印で示す)とを対比
して示しており、最良燃費がLV2からLV1へと向上
することや、最大空燃の運転限界がLM2からLM1
へと向上することがわかる。
【0034】次に、第2実施例について説明すると、こ
の吸気ポート44Aにかかる内燃機関の各気筒の全体構
造は、第1実施例とほぼ同様であるので説明を省略する
が、この吸気ポート44Aは、図8に示すように、スト
レートポートではあるが、その上部(タンブル流側)が
極端にストレート化されておらずやや脹らみをもって形
成されている。
【0035】そして、吸気ポート44Aの断面は、図9
に示すように、略三角形ではあるが、面取りが大きく取
られて、第1実施例のものよりも円形に近いものになっ
ている。
【0036】本考案の第2実施例としての内燃機関の吸
気ポート構造は、上述のように構成されているので、上
述の第1実施例とほぼ同様の効果が得られ、例えばタン
ブル強さに対する流量係数については、図10に示すよ
うに、従来の円形又は楕円形又は長円形又は略方形の断
面形状でストレートポートの吸気ポートの特性(直線L
1参照)に対して、タンブル強さと流量係数とを高いレ
ベルに設定できることがわかる。
【0037】吸気ポート44の断面形状としては、図1
1〜図14に示すようなものも考えられる。
【0038】図11に示す吸気ポート44Bの断面形状
は、面取り部の小さい三角形状に形成されている。図1
2に示す吸気ポート441Cの断面形状は、各辺が半径
Rの曲線で構成して脹らみのある三角形状としてその角
部を小さく面取りしたものである。図13に示す吸気ポ
ート44Dの断面形状は、左右(幅方向)の2辺を半径
Rの曲線で構成して凹みのある三角形状としてその角部
を小さく面取りしたものである。図14に示す吸気ポー
ト44Eの断面形状は、左右(幅方向)の2辺の上部を
互いに並行にしてその下方を次第に幅狭にしていった形
状(ホームベース形状)である。
【0039】これらの各断面形状の吸気ポート44B,
44C,44D,44Eによっても、上述とほぼ同様の
効果が得られる。
【0040】なお、吸気ポート44の断面の規定を、中
心線CL(図5参照)を境界として、これよりも下方
(図5では中心線CLよりも右方)の面積S2が、これ
よりも上方(図5では中心線CLよりも左方)の面積S
1の一定割合(例えば95パーセント)以下になるよう
に、つまり、S2≦S1×0.95が成り立つように設
定すると規定しても、上述とほぼ同様の効果が得られ
る。
【0041】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の内燃機関
の吸気ポート構造によれば、吸気ポートからの吸気流が
燃焼室内でタンブル流となるように構成された内燃機関
において、該吸気ポートからの吸気流が該タンブル流を
促進しうるように、該吸気ポートが、そのタンブル流側
半部を他半部よりも拡幅され略三角形状の断面を有する
ように形成されて該吸気ポートの吸気流心をタンブル流
側へ偏心るという構成により、吸気ポートの形状を比較
的容易に規定しながら、最大流量を低下させずにタンブ
ル流の強さを強くできるようになり、走行燃費の向上や
運転限界の向上等の効果が得られる。
【0042】
【0043】さらに、吸気ポートのタンブル流側半部を
他半部よりも拡幅して、その最大幅部が該吸気ポートに
内接する位置でのバルブステムの断面中心よりも外方に
偏倚した位置に設け、該最大幅部から該他半部側端部に
亘って徐々に幅狭になるように形成することで、上述の
効果の得られる吸気ポートの形状を、比較的容易に規定
することができ、しかも、効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の模式的な縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の吸気の流れ方向に直行する面の模式的な断面
図(図1のA−A矢視断面図)である。
【図3】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の断面形状に対比するために示す従来の吸気ポ
ート構造の模式的な断面図(図1のA−A矢視断面に対
応する図)図である。
【図4】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の要部断面形状を座標上に示す図である。
【図5】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造を座標上から設定した場合の断面形状の右半部
を示す図である。
【図6】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の効果を示すグラフである。
【図7】本考案の第1実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の効果を示すグラフである。
【図8】本考案の第2実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の模式的な縦断面図である。
【図9】本考案の第2実施例としての内燃機関の吸気ポ
ート構造の吸気の流れ方向に直行する面の模式的な断面
図(図8のB−B矢視断面図)である。
【図10】本考案の第2実施例としての内燃機関の吸気
ポート構造の効果を示すグラフである。
【図11】本考案の内燃機関の吸気ポート構造の断面形
状の変形例を示す断面図(図1のA−A矢視断面に対応
する図)である。
【図12】本考案の内燃機関の吸気ポート構造の断面形
状の変形例を示す断面図(図1のA−A矢視断面に対応
する図)である。
【図13】本考案の内燃機関の吸気ポート構造の断面形
状の変形例を示す断面図(図1のA−A矢視断面に対応
する図)である。
【図14】本考案の内燃機関の吸気ポート構造の断面形
状の変形例を示す断面図(図1のA−A矢視断面に対応
する図)である。
【図15】従来の内燃機関の吸気ポート構造を燃焼室回
りと併せて示す模式的な縦断面図である。
【図16】従来の内燃機関の吸気ポート構造を燃焼室回
りと併せて示す模式的な斜視図である。
【図17】従来の内燃機関の吸気ポート構造の吸気の流
れ方向に直行する面の模式的な断面図(図15のC−C
矢視断面図)である。
【図18】従来の内燃機関の吸気ポート構造の吸気の流
れ方向に直行する面の模式的な断面の他の例を示す断面
図(図15のC−C矢視断面に対応する図)である。
【図19】従来の内燃機関の吸気ポート構造の他の例を
示す模式的な縦断面図である。
【図20】タンブル流による効果を示すグラフである。
【符号の説明】
22 シリンダブロック 24 シリンダボア 26 ピストン 28 シリンダヘッド 30 燃焼室 34 ペントルーフ 40,42 吸気通路 44,44A,44B,44C,44D,44E 吸気
ポート 44a 吸気ポートの上側半部(タンブル流側半部) 44b 吸気ポートの下側半部(他半部) 45 吸気ポートの断面 58 吸気弁 58A バルブステム F タンブル流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安東 弘光 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 元持 政行 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 岩知道 均一 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 村上 信明 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)考案者 秋篠 捷雄 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−39538(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気ポートからの吸気流が燃焼室内でタ
    ンブル流となるように構成された内燃機関において、 該吸気ポートからの吸気流が該タンブル流を促進しうる
    ように、該吸気ポートが、そのタンブル流側半部を他半
    部よりも拡幅され略三角形状の断面を有するように形成
    されて該吸気ポートの吸気流心をタンブル流側へ偏心さ
    れていることを特徴とする、内燃機関の吸気ポート構
    造。
  2. 【請求項2】 上記吸気ポートが、上記タンブル流側半
    部を上記他半部よりも拡幅されて、その最大幅部が該吸
    気ポートに内接する位置でのバルブステムの断面中心よ
    りも外方に偏倚した位置に設けられて、該最大幅部から
    該他半部側端部に亘って徐々に幅狭になるように形成さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の
    吸気ポート構造。
JP1991053065U 1991-03-28 1991-06-13 内燃機関の吸気ポート構造 Expired - Fee Related JP2532417Y2 (ja)

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