JP2532382Y2 - 切り曲げ加工用プレス装置 - Google Patents

切り曲げ加工用プレス装置

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JP2532382Y2
JP2532382Y2 JP1990111614U JP11161490U JP2532382Y2 JP 2532382 Y2 JP2532382 Y2 JP 2532382Y2 JP 1990111614 U JP1990111614 U JP 1990111614U JP 11161490 U JP11161490 U JP 11161490U JP 2532382 Y2 JP2532382 Y2 JP 2532382Y2
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blade
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は切断加工と曲げ加工を同時に行う切り曲げ加
工用プレス装置に関する。
<従来の技術> 自動車のボデー、特にモノコック型式のボデーは、通
常、多数のボデーパネルを溶接接合することにより製作
される。ボデーパネルは一般にコイルを素材とする鋼板
プレス成形品であり、それぞれ複数の工程を経て形成さ
れている。例えば、第6図に示した乗用車用のフロアパ
ンは、ワーク(ブランク)1に対してフロアトンネル部
2等のドロー(絞り)工程,外周部全縁のトリム(抜
き)工程,フランジ部3のベンディング(曲げ)工程が
順に施されることにより完成する。これら各工程では、
当然のことながら、それぞれ異なったプレス型が用いら
れる。
<考案が解決しようとする課題> ところで、周知のように、プレス型やプレス装置はそ
の体格が大きく且つ大重量であり、製作コストも高い。
したがって、設備上および経済上の観点から、工程数す
なわちプレス型を削減することが要望されていた。
本考案は上記状況に鑑みなされたもので、トリム工程
とベンディング工程を同時に行うことのできる切り曲げ
加工用プレス装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> そこで、本考案ではこの課題を解決するために、 下型の上面に形成された下切刃と、 上記下切刃と所定の間隔をあけて前記下型の上面に形
成された下曲刃と、 上記下切刃と上記下曲刃との間に対峙するように上型
の下面に形成され、当該上型の上下動に伴いワークの切
断と曲げとを順次行う切曲刃と を具えてなり、 上記切曲刃が上記下曲刃と隣接する部位の近傍におい
て、当該下曲刃と上記下切刃との間に前記ワークの板厚
より大きな隙間を形成したことを特徴とする切り曲げ加
工用プレス装置を提案するものである。
<実施例> 本考案の一実施例を図面に基づき具体的に説明する。
第1図には本考案に係るプレス装置の一実施例を横断
面により示し、第2図には第1図中A部拡大視を示し、
第3図には第2図中B−B断面を示し、第4図と第5図
とにはプレス作業の手順を示してある。
第1図および第2図において、上型4の下面にはワー
ク1を下型5に押し付けるパッド6が複数のコイルスプ
リング7を介して取り付けられると共に、切曲刃8が一
体的に取り付けられている。また、下型5の上面には切
曲刃8をその間で囲むように対峙する下切刃9と下曲刃
10とが一体的に取り付けられている。切曲刃8は鋭角の
切断刃8aと円弧状の曲げ部8bとから成っており、切断刃
8aから曲げ部8bにかけて上方に向けたテーパとなってい
る。切曲刃8の図中左下端と下曲刃10の右上端とにはそ
れぞれ円弧状の面取りが形成されている。図中、11はト
リム後のスクラップを切断するスクラップカッタであ
る。
第3図に示すように、切曲刃8は下切刃9と下曲刃10
とに囲まれるが、下切刃9の角部と下曲刃10の角部との
間にはワーク1の板厚より若干大きい隙間t(本実施例
では板厚+0.3mm)が形成されている。図中、12は上型
4に取り付けられて切曲刃8と同時に上下する上切刃で
あり、上切刃12と当接する下曲刃10の側面(図中、下
方)には切断刃が形成されている。
以下、本実施例の作用を述べる。
本実施例のプレス装置では、上型4が下降すると、先
ず切曲刃8の切断刃8aと下切刃9とにより、第4図に示
すように、ワーク1からフランジ3の外周部の切断が開
始される。そして、第5図に示すように、切曲刃8の曲
げ部8bと下曲刃10とによりフランジ3の曲げが行われ、
スクラップ13はスクラップカッタ11に排出される。この
際、前述したように下切刃9の角部と下曲刃10の角部と
の間には隙間tが設けられているため、該部ではワーク
1が切断ではなく破断される。
プレスが終了すると、上型4が切曲刃8および上切刃
12と共に上昇する。次に、ワーク1を下型5から取り外
すのであるが、本実施例ではこの際下切刃9の角部と下
曲刃10の角部との間にワーク1の板厚より大きい隙間t
が設けられているため、フランジ3が下切刃9に引っ掛
かることが無く、作業が円滑に行える。
<考案の効果> 本考案に係る切り曲げ加工用プレス装置によれば、下
型の下切刃と下曲刃との間に対峙して上型の上下動に伴
いワークの切断と曲げとを順次行う切曲刃を具えるよう
にしたため、従来はそれぞれにプレス型が必要であった
トリム工程とベンディング工程とが単一のプレス型で行
うことができるようになり、設備に要するスペースやコ
ストの低減を図ることができるという効果を奏する。ま
た、下曲刃と下切刃との間にワークの板厚より大きな隙
間を形成することにより、加工後におけるワークの取り
出しが容易に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプレス装置の一実施例を示す横断
面図であり、第2図は第1図中A部拡大図であり、第3
図は第2図中B−B断面図であり、第4図と第5図とは
プレス作業の手順を示す説明図であり、第6図は乗用車
用のフロアパンを示す斜視図である。 図面中、 1はワーク(フロアパン)、3はフランジ、4は上型、
5は下型、6はパッド、8は切曲刃、9は下切刃、10は
下曲刃、12は上切刃である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型の上面に形成された下切刃と、 上記下切刃と所定の間隔をあけて前記下型の上面に形成
    された下曲刃と、 上記下切刃と上記下曲刃との間に対峙するように上型の
    下面に形成され、当該上型の上下動に伴いワークの切断
    と曲げとを順次行う切曲刃と を具えてなると共に、 上記切曲刃が上記下曲刃と隣接する部位の近傍におい
    て、当該下曲刃と上記下切刃との間に前記ワークの板厚
    より大きな隙間を形成したことを特徴とする切り曲げ加
    工用プレス装置。
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JPS5927664B2 (ja) * 1980-08-01 1984-07-07 本田技研工業株式会社 プレス装置

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